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日本語訳

 [高校][一般]
どっち?彼が正しいとは思わない」「彼は正しくないと思う
 
 次の二つの言い方のうち、あなたはどちらの言い方をしますか?
  ㋐「彼が正しいとは思わない
  ㋑「彼は正しくないと思う
 
  二つの言い方を比べてみて「あれ、どっちだっけ」とか「わけがわからなくなってきた」… などと思う人もるのではないでしょうか。
  正解 … とは言わないかもしれませんが、日本語では ㋑ の方が好まれています
  どうしてかというと、同じ内容のことを英語にしようとした時に、㋑ の言い方をする人が多いからです。
  ※ 英語をよく学ばれている人は、どちらが英語らしい表現か知っているため、英語では ㋐ のように英作文する人が多いと思われます。
 
 ● ここで、日本語を勉強中の外国人の人から ㋐ と ㋑ はどちらが正しいか聞かれたとします。
  答えは、恐らく「どちらも間違いと言うわけではないけど…」というような言い方になるのではないでしょうか。
  それに付け加えて「どちらかと言うと、㋑ の言い方の方が多いかな…」と言う人もいるかもしれません。
 
 ポイント(両者の違い)は、思う(think) という単語と打ち消し(not) という単語を使う時に㋐ 思う(think)の方を打ち消すか
   ㋑ 思う(think)ではない方を打ち消すか … ということになります。
 
 ● 英語では下記のようになります。
   I don’t think he is right.彼が正しいとは思わない
   I think he is not right.彼は正しくないと思う
   ※ 英語学習でこのポイントをまだ学んでいない人が、自由に作文をすると ㋐ ではなく ㋑ の文を作る人が多いのです。
     これは、日本語では ㋑ の言い方をするからなのです。
 
 英語を学んでいる人がよく疑問に思うことは次のようなことです。
     I don’t think he is right.彼が正しいとは思わない
     I think he is not right.彼は正しくないと思う
  Q: ㋐ と ㋑ ではどちらが正しいのでしょうか。
  A: どちらも間違いとは言えないが、㋐ の方がよく使われると思います。
  ※ そこで「どうして ㋑ ではなく ㋐ の表現がいいのですか」と疑問に思い、質問する人も多いのです。
    答えは、外国人の人が「日本語で ㋐ ではなく ㋑ の表現の方がいいのですか」と聞かれた時の答えと同じなのです。
    日本語では ㋑ の表現の方が自然に聞こえ、英語では ㋐ の表現が自然に聞こえるからなのです。
    日本語と英語で、自然に聞こえる言い方が異なるため理解しづらい事情はありますが
    言語学者を目指しているのでなければ英語では ㋐ の言い方が自然」と覚えた方が次のステップにすんなり進むことができると考えます。
 
   

 日本語と英語で異なる感覚についての記事は ⇒ コチラ
 

その他

お父さんは何をされているんですか?

① 「お父さんは何をされているんですか?」… この質問は何を知りたいと思って聞いているのでしょうか

② それでは、質問に対して適切と思われる回答を次の中から選んでみましょう。
A: 父は、疲れて今寝ています。
B: 普通のサラリーマンです。
C: 元気です。

※ 日常生活を考えてみましょう。道路を歩いていたら知らない人から声をかけられて、
いきなり「お父さんは何をされているんですか?」ということは 、まずありえません。
「お父さんは何をされているんですか?」は、誰かとやり取りをしている会話の流れで出てくる質問です。
英語の参考書の例文などでは、会話の一部を取り出して、唐突に例文が示されるようななことがよくあります。
おそらく、上記の質問が出てくる状況は下記のような感じでしょうか。

[何かの面接にて] … 最近は、このような質問はあまりしないのかもしてません
(もしかしたら、この種類の質問は聞いてはいけないことになっているかもしれません)
A (面接官): 家族構成を教えてください
B (面接者): 父と母と、姉と私の4人家族です。
A (面接官): お父さんは何をされているんですか。
B (面接者): お父さんは、今家でお留守番をしています。
※ このやり取りの中で A(面接官) は期待していた答えを得られたのでしょうか。
もし、B(面接者) の回答が聞きたかったものでない場合は、違う言い方に質問の形を変えて言う場合もあります。

③ 適切と思われる回答は、B の「普通のサラリーマンです」になります。
お父さんは何をされているんですか?」は通常、職業を聞いています
ただし、上記の A(面接官) と B(面接者) のやり取りのように、B(面接者) が、
A(面接官)の期待する答えをしなかった場合(質問の意味を取り違えているように感じた場合)は、
「お父さんの職業は何ですか」と、別な言い方で聞くのが一般的なやり取りと思われます。




□ 以下は アメリカ人と日本人の会話の例です。
・・※ What do you do? の意味がわからないと、このようなやり取りになります。

A (American): What do you do?
・・・・・・・・ 何をされているんですか。
B (Japanese): I’m good, thank you.
・・・・・・・・元気です (質問を How are you? と勘違い)
A (American): What do you do for living?
・ 何をして生計を立てているんですか。
B (Japanese): ・・・
・・・・ (無言)
A (American): What is your job?
お仕事はなんすか
B (Japanese): Ah! I’m a high school student.
・・・・・・・・ あ~ 高校生です。

※ What do you do for living? は「何をして生計を立てていますか (お仕事は何ですか)」という意味です。
「お仕事は何ですか」を尋ねるのに、What do you do? より「よりわかりやすく」する為に上記のやり取りでは使われています。
What is your job?文法的には間違いではありませんが、通常はあまり使われません
たた、What do you do for living? などと言っても相手が理解していないような感じの場合は使われます。


1⃣ What do you do? / 2⃣ How do you do? / 3⃣ How are you? の記事 ⇒  コチラ


英作文

□「~に行く」を表す go tovisit
 
 英文を作る時に「~に行く」「~へ行く」と言いたい時に、次の2つの言い方を思い浮かべられるようにしましょう。
 ※ go to と visit では多少意味が異なる場合があります。下記参照ねがいます。
 
 go to [場所]
   go の意味は「行く」です。「~へ」「~に」と言いたい時は、[前置詞] to を使います
  go to [場所]: ある場所から別な場所に移動することを意味しています。
   go to get to の違いについては ⇒ コチラ
  ※「買い物に行く」という意味で、日本語につられて go to shipping と間違える人が多いです。
   go to の後ろは [場所] になります。shopping は[場所]ではありません。 正しくは go shopping です … 詳しい説明は ⇒ コチラ
  go の変化: go ⇒ went [wént] ⇒ gone [ɡɔːn] / been [bin]

   ・Let’s go to a movie.
    映画見に行こう
   ・I’ll go to bed after I finish studying.
    勉強が終わったら寝よう
   ・He went to Kyoto on business.
    彼は仕事で京都見物に行った.
 
   
 
 visit [場所] 又は [人]
  visit [場所]: 短い時間その[場所]に行くことを意味しています。
  visit [人]: [人] に会いに行き、その [人] といっしょに時間を過ごすことを意味しています。
  visit は「訪問する」という日本語を使う場合もあります。
  visit には「~へ」「~に」という意味が含まれています ⇒ visit の後ろには必ず [場所]か[人]を続ける必要があります。
   「行こう~」という意味で Let’s visit! は誤りになります。
 
   ・We couldn’t visit anywhere because of the rain.
    雨のためにどこへも行けなかった
   ・I visited Uncle Bob.
    ボブおじさんを訪ねた
   ・While I stayed in New York, I visited museums every day.
    ニューヨークにいる間,私は毎日美術館に行っていた
   visit an art museum
    美術館に行く
 
   visit の教科書(NEW CROWN と Here We Go!)の文コチラ
 
   
 

代名詞

[中学][高校]
one / another / other(s) / the other(s)  [追記予定]
 ※ 中学の教科書 Here We Go! では、3年で登場する表現になります(下記)。
  ・The school is divided into two groups. One has seven classed in the morning and the other has six in the afternoon. 3⃣ Unit 01
 
 □ 登場する単語

  one [wʌn]「[another, the other(s)と対照して] 一方(のもの), 1つ, 1人」
   one には、他に数字の1 という意味や、「~なもの, ~な人」という意味もあります。
 
  another [ənʌðər]「もう一つのもの, もう一人の人」
   anotheran+other という形をしています。
   another の前には an や the がついたりしません。また anothers と複数形になることはありません
 
  other [ʌðər]「もう一方の人, もう一方のもの, 残りの人たち, 残りのもの」
   other には、前に the が付くパターンと付かないパターンがあります。
    また other の後ろに-s が付くパターン(複数形)と付かないパターン(単数形)があります
    other の前に the が付く時は、日本語では「その」をつけて「その他(そのほか)」とします(残り全部という意味)
    other の前に the が付かない時は、日本語では「その」はつけないで「他(ほか)」とします(残り全部という意味にはなりません)
 
□「波平さんには子供が二人いて、一人はカツオくんで、もうひとりはワカメちゃんです」… などを英語で言いたいことがあります。
   上記のような日本語を英語で言う時の表現方法について説明します。

・  

 2種類 「一つは…、その他は…」
  One is a dog; the other is a seal.
   2つあって、One is … と始めたら、残りは1つしかないので other に the をつけて the other とします。
・  
 
 
 3種類㋐ 「一つは…、もう一つは、その他は…」
  One is a dog; another is a cat; the other is a seal.
   3つあって、One is … と始めたら、もう1つはという意味で another is … と続け
   残りは1つしかないので other に the をつけて the other とします。
   ※ seal [síːl]「アザラシ」… あまり重要な単語ではありません。興味がなければ覚える必要ありません。
 
・  
 
 
 3種類㋑ 「一つは…、もう一つは、その他は…」
  One is a dog; another is a cat; the others are seals.
   3つあって、One is … と始めたら、もう1つはという意味で another is … と続け
   残りは1つしかないので the をつけますが、のこりが複数のため others をつけて the others とします。
 
・  
 

Here We Go 2

[中学] I’m sure you like playing basketball now. 2⃣ Unit 2 (P24)
 
I’m sure [that] you like playing basketball now. 「私は、あなたが今はバスケットボールをするのが好きだと確信しています」
 
ポイント
 
 1⃣ 単語
  I’mI am の短縮した形です。
   ※日常会話では、短縮できるものは通常短縮します … 通常は I am と言うより I’m と言います。
 
  sure [ʃúər][重要]「~を確信している」
   I’m sure that ~ で「きっと~だ
    that は省略することができます … that は通常省略されていると考えてください。
    ※ 最初のうちは that が省略されていない方がわかりやすいです。
 
  like [láik] like は次の二つの意味を覚えておきましょう。ここでは ㋐ の意味で使われています。
   ㋐ [動詞]「~が好き
   ㋑ [前置詞]「~のような
    like の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
  playing … [動詞] play を -ing形 にしたものです。この文章で playing は [動名詞] になります。
   [動名詞 の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
  basketball [bǽskᶦətbɔːɫ][名詞]「バスケットボール」
   ※ basketball に興味がある人以外は、この単語を見たり聞いたりした時に「バスケットボール」とわかれば十分です。
 
  now [náu][副詞]「今, 目下, 現在」
   ※ now には他に「[文の初めで使われて] さて、ところで」という意味もあります。2⃣ U04
 
 2⃣ like+[動名詞]: like playing
  ※ [動詞]を2つ続けて使う場合は、後ろの[動詞]の形を変えることが必要です。
  ※ 中学生は like の後ろの [動詞] は [不定詞]にする形と [動名詞]にする形の両方が可能でと覚えてください。
   ※ [不定詞]の場合と[動名詞]の場合では意味が異なる場合があります[高校で学ぶ内容] … 詳しい説明は ⇒ コチラ
  playing basketball の意味は「バスケをすること」となり、
    You like playing basketball now. の意味は「あなたが今はバスケをすることが好き」という意味になります。
 
    
 
 3⃣ I’m sure [that]+[主語][動詞] …「きっと~だ
  この文章には [主語]と[動詞]が2つづつあります。
  ※ この文章のメインの [動詞] は [述語動詞] と呼ばれることがあります。
  that の 後ろの [主語][動詞] は「[主語]が[動詞]すること」というために使われています。
  that は省略することができますthat は通常省略されていると考えてください。
  ※ 慣れる(なれる)までは that が省略されていない方がわかりやすいです。
  surecertain「確信して」「きっと~する」の詳しい説明(高校で学ぶ内容含む) ⇒ コチラ
  ※ 今までに登場した同じような形のものに I think [that] があります … 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 4⃣ [重要][接続詞] that「~ということ」 この 2⃣ Unit 2で学ぶ内容
  that +[主語]+[動詞]で「[主語]が[動詞]すること」という意味になります。that 単独では「~こと」という意味です。
  that には「それ, あれ」という意味もあります。
  ※ [関係代名詞] の that は、中学3年(Here We Go!)で学びます (1・2年生は気にしなくいいです)。
  ※ I’m sure you like playing basketball now.の I’m sure の後に that が省略されています。
   ⇒ I’m sure [that] you like playing basketball now.
    ※ 会話では 省略できるものは省略しますが、慣れる(なれる)までは、省略された that を補って考えた方が理解しやすいと思います。
     最初のうちは that が省略されていることに気が付くことが大切になってきます。
     定期試験では、that が省略された文章を示して、どこに that が省略されているか答えさせる質問が考えられます。
  [接続詞] の説明コチラ

・・・

不定詞

[重要]
Would you like something cold to drink? 「冷たい飲み物はいかがですか」
I would like something hot to eat. 「何か暖かい食べ物が欲しい」
 
 この2つの文は、参考書などで必ずと言って取り上げらている定番の文章です。
  この2つの文に絞って説明したいと思います。
  ※ この文が出てくる文法的な項目は「[不定詞]の[形容詞的用法]」になります。
 
ポイント
 Would you like something cold to drink? という1文の中にもいろいろな文法の要素が入っています。
  ポイントをつかんでこの1文をしっかり覚えておけば、いろいろなところで役に立ちます
 
 want = would like 「欲しい」「いただきたい」
  ※ want を would like は同じ意味ですが、would like の方がより丁寧(ていねい)な言い方になります。
   want = would like の詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ want を使った時と would like を使った時では、疑問文にする時の仕方が異なります。
 
  

[練習] 次の英文を[疑問文]にしてください。
  ※ [主語] は You にしています。答えは表示していません。

 ・ You want some water.

 ・ You would like some water.

 some / some-疑問文に使われている
  some は[肯定文]に、any は[疑問文] や [否定文] に使われると聞いたのに、
   なぜこの文では some が [疑問文]に使われているのでしょうか?
  some / any の詳しい説明は ⇒ コチラ



 something という特殊な単語
  後ろに thing が付く something / anything / nothing の説明は ⇒ コチラ
   ① something を cold などの [形容詞] と一緒に使いたい場合は、普通の[名詞]とは異なり、
    [形容詞] は、soething の後ろに置きます。
   ② something は「何か」「もの(こと)」という意味ですが、something cold を日本語にすると
    「何か」[冷たい]「もの」と、日本語を続けてではなく、分けて使うことがポイントとなります。
 
  
 
 something to drink / something to eat 「飲み物」「食べ物」
  □ 英語を学び始めたころに、「食べ物」と言って思いつくのは food で、「飲み物」と言ってまず思いつくのは drink ではないでしょうか。
   それでは、なぜ「飲み物」「食べ物」をこれらの fooddrink という単語を使わないで、わざわざこのような長い言い方をするのでしょうか?
    food はどちらかと言うと、日常生活で使う言葉というより「生命を維持したり成長するために取り入れる食料・飲食物」のような響きになります。
   一方、 drink には「飲む」という意味と、「飲み物, 飲料」という意味があります。ただ、drink には「お酒, アルコール性飲料」という意味もあるため、
    drink というより多少長くても something to drink を使った方が確実に「お酒」ではなく「飲み物」と伝えることができます。
   ・Do you want a drink?
    一杯どう? 
    ※ a drink は通常お酒を意味しています。日本語でも(大人が)、「いっぱい飲みに行こうか」と言っているのは、
     コーヒーやお茶、炭酸飲料などではなく「お酒」のことを言っています。
 
  

 
 [不定詞] の [形容詞的用法]
  [名詞]+[不定詞] というをしています。[不定詞]が前の[名詞]を説明しています。
  意味は、下記の ㋐ と ㋑ の2つの可能性があります。something to drink / something to eat  は、㋑ の意味で使われています
   [形容詞的用法]の日本語を「~するための[名詞]」や「~しなればならない[名詞]」しか覚えていない人が多いようです。
    特に下記の ㋑ の日本語を覚えておくことで応用範囲が広くなります
    [~すべき] ⇒ [名詞]
    ・I have a lot of things to do today.
     [私は]今日するべきことがたくさんあります。
 
   ・㋑ [~することができる] ⇒ [名詞]
    ・I have no book to read.
     私には読むことができる本がない
     ※ 読むことができない本とは、例えばフランス語で書かれている本とか、内容が「素粒子論」などという難しい本
      もしくは以前に既に読んでしまっている本などがあります。ですので、「読むことができる本」とは
      このような種類の本でないことを言っています。
  [形容詞的用法]と、[副詞的用法]は、時に混同・混乱しやすいです。別途説明します ⇒ コチラ [準備中]
 
  [不定詞] の [形容詞的用法] と呼ばれています … 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
  
 

時制

英語と日本語で異なる時制
 時制は、現在・過去・未来などと考えてください
 ※ この記事の投稿時(2023年07月)は、2件ですが随時追加していこうと思います。
 
 日本語と英語で時制が異なることがあります。
 英語を日本語にしたり、逆に日本語を英語にする時に、このことを意識していないと
 変な日本語になったり間違えた時制を使ってしまうことがあります
 
 ▢ I’m late. [現在形] ⇔ 遅れました [過去形]
  late [léit][形容詞]「遅れた」
  late と later と latest の記事は ⇒ コチラ

  I’m late. を日本語にするとき、am が現在形なので「遅れています」とすると不自然になるため
   「遅れました」と過去のよう訳す必要があります。
   逆に日本語が「遅れました」と過去の響きなのでI was late. と間違えてしまう場合があるので注意が必要です。
   ※ I was late. は文法的に誤りというわけではありませんが、意味は「今、遅れている」ではなく
   「過去のある時点で遅れていた」という意味になります。
 
   
 
 I’m lost. ⇔ 迷ってしまいました。
  lost [lɔːst][形容詞]「道に迷った」
   I’m lost. (Here We Go!) の記事は ⇒ コチラ

  I’m lost. を日本語にするとき、am が現在形なので「迷っています」とすると不自然になるため
   「迷ってしまいました」と過去のよう訳す必要があります。
   逆に日本語が「迷ってしまいました」なのでI was lost. と間違えてしまう場合があるので注意が必要です。
   ※ I was lost. が文法的に誤りというわけではありませんが、意味は「今、迷ってしまっている」ではなく
   「過去のある時点で迷っていた」という意味になります。
 
   

 I’m ready. [現在形] ⇔ 準備ができました [過去形]
 
 I teach English. [現在形] ⇔ 私は英語を教えています [現在進行形]
    [現在形] の英語を日本語にする時にそのまま[現在形]にすると不自然になるため、
   日本語を[現在進行形]のように訳すことがあるので注意が必要です。
   例えば、次の英文は[現在形]ですが、日本語を[現在形]と[現在進行形]として訳した場合を比較してみましょう。
   Ms. Brown teaches English. … [現在形] の形をしています。
    ブラウン先生は英語を教えます … [現在形]として日本語にしています。
    ブラウン先生は英語を教えています … [現在進行形] のように日本語にしています。
    ※ [現在形]として日本語にすると、不自然で、将来のことを言っている印象さえうけます。
     そこで、[現在進行形]のように訳すと、不自然さがなくなるのがわかるでしょうか。
     逆に「ブラウン先生は英語を教えています」という日本語を見て、Ms. Brown is teaching English. という英語にすると
     ブラウン先生は、英語を教えているところ … というような意味になってしまいます。
     日本語が [現在進行形] のようでも英語は[現在形]にした方がいい場合もあることは気に留めておきたいです。
 
 

動名詞

▢「メガフェプス」 改め「メラフェプス」… [動名詞]が大好きな[動詞]
  後ろに[不定詞]ではなく[動名詞]がくる主な[動詞]の頭文字をとって並べたのが
  megafeps – メフェプス なのです。
 誰が言い始めたのか知りませんが、下記が誰でも知っているぐらい有名です。
 
▢ megafeps – メガフェプス
 m: mind ~ing(気にかける)
 e: enjoy ~ing(楽しむ)
 g: give up ~ing(諦める)
 a: avoid ~ing(避ける)
 f: finish ~ing(終わらせる)
 e: escape ~ing(逃れる)
 p: practice ~ing(練習する)
 s: stop ~ing(やめる)
 
 1回見たら忘れて、代わりに次のフェプスを覚えましょう
 ※ メガフェプス もそうですが、メラフェプスに意味はありません。
  響きよくて覚えやすいので多くの人に使われて来ているのだと思います。
 
・  
 
▢ megafeps – メガフェプス 改め melafepsフェプス
 ※ give up の代わりに look froward to が入っているのが「megafeps – メガフェプス」と異なる点です。
 give upup は [前置詞]です。[前置詞]の後ろは、[名詞]か[動名詞]しか来ません
  覚えるための一覧に入れて覚えなくても give up の後ろに [不定詞] がくることはありえないのです。
   [前置詞]+[動名詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 look forward to は、多くの人が間違えて、後ろに [動詞の原形]を使ってしまうのです。
   look forward toto は [不定詞] の to と勘違いする人が多いのです。give up の代わりに look forward to を入れない理由がないのです。

   m: mind ~ing(気にかける)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   e: enjoy ~ing(楽しむ)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   l: look forward to ~ing(楽しみにする)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   a: avoid ~ing(避ける)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   f: finish ~ing(終わらせる)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   e: escape ~ing(逃れる)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   p: practice ~ing(練習する)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   s: stop ~ing(やめる)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 ※ 中学生は、最低青色になっている mind / enjoy / finish / stop の4つを覚えましょう。
  この中でも enjoy は、最重要単語です。
 ※ 東京都立高校入試では、look forward to が良く使われていますが、意味がわかればOKです。
   (look forward to は、問題文でメールなどのやり取りの最後に挨拶として使われているのがほとんどです)。
  東京都立高校入試では、look forward toを使って作文をする必要はありません。
 
・  
 
 ▢ melafeps – メラフェプス の例文
 
  A: Would you mind taking our picture?
    私たちの写真を撮っていただけますか
  B: No, not at all.
    はい
 ・I enjoyed working with them. 2⃣ Unit 6 (教科書)
  いっしょに作業するのが楽しかったです
 ・I am looking forward to seeing you. 2⃣ Unit 3 (教科書)
  会うのを楽しみにしているよ
 ・He could not avoid laughing.
  彼は笑い出さずにはいられなかった
 ・Did you finish packing? 2⃣ Unit 3 (教科書)
  荷造りは終わった?
 ・He narrowly escaped being killed.
  危うく死を免れた.
  escape は[不定詞]を取らず、[動名詞]をとるというだけで、
   [動名詞]を取る使いかたより escape from などを使う使い方の方が多いです。
 practice playing the violin
  バイオリンの練習をする
 practice playing tennis
  テニスの練習をする
 ・Will you please stop talking!
  話をやめてください
  stop は「~するのをやめる」という時に [動名詞] しかとることができません
    stop の後ろに [不定詞] が来ている文を見たことがあるかもしれませんが、
    これは「~するのをやめる」という使い方ではなく「~するために」という意味の [不定詞]です。
    stop の後ろの [不定詞] は「~するために」という意味です。
    ※「stop の後ろには [動名詞] も [不定詞] もとることができるが、意味が異なる」という説明をする場合があります。
      ただし、厳密に言うと stop がとるのは [動名詞] のみなのです。
      重要なのは分類などではなく、英文を読んだり聞いたりした時に意味がわかり、日本語を正しい英語にできればいいのです。
 
   

・  
 
 次に紹介するのが、高校生向けの「melafepsdaicon – メラフェプスダイコン」
 
 melafepsdaicon – メラフェプスダイコン
  m: mind ~ing(気にかける)
  e: enjoy ~ing(楽しむ)
  l: look forward to ~ing(楽しみにする)
  a: avoid ~ing(避ける)
  f: finish ~ing(終わらせる)
  e: escape ~ing(逃れる)
  p: practice ~ing(練習する)
  s: stop ~ing(やめる)
  d: deny ~ing(否定する)
  a: admit ~ing(認める)
  i: imagine ~ing(想像する)
  con: consider ~ing(熟考する)
 
    

不定詞

[中学][高校]
help+[]+[不定詞]「[人が]…するのを助ける」
 ※ [不定詞] の形は to+[動詞の原形] … 詳しくは ⇒ コチラ
 この help を使った形の [不定詞] では to をつけてもいいし、省略してもよいのです。
  … ということは、to が省略されることが多いのです
   to が省略された文章では、[動詞]が二つ使われていると思い、間違いではないかと感じる人が多いのです。
  ※ この to が省略された[不定詞]のことを「to なし [不定詞]」 と呼ばれることもあります[高校]
  文章の中に[]が含まれない形もあります(下記の例文参照ください)。
 help+[人]+withコチラ
 ※ この形は、中学教科書 Here We Go! 3⃣ Unit 01で登場します ⇒ コチラ

※ [人] の後ろにくるのは  [不定詞]です。[動名詞]は来ません。
  財布探すの手伝ってくれない?
 ・[] Can you help me [to] find my wallet? 
 ・[X] Can you help me finding wallet? … [動名詞]を使ったコチラの言い方はダメだよ。

例文
 ※ [注意] 下記の例文の中には、中学の教科書で出てこない単語や、
      これから学ぶ教科書の範囲で登場する単語も含まれることが考えられます。
 ※ [注意] 下記の例文の中には、[to] という書き方で、
      to を使っても使わなくてもいいことを示しています。
      to を使わないのも間違いでないことを覚えてください

・I helped her [to] lift the box.
 彼女が箱を持ち上げるのを手伝った
・Help me [to] lift it.
 私がそれを持ち上げるのを手伝ってくれ
・I helped my mother [to] do the dishes.
 母の食器洗いを手伝った
 do the dishes = wash the dishes詳しい説明は ⇒ コチラ
・It’s nice of you to help us [to] move today.
 今日は引越しを手伝ってくれてありがとうございました
・Go and help [to] wash the dishes.
 行って皿洗いのお手伝いをしなさい … Go and help wash the dishes. を見ても変だとは思わないで!
  ※ [人] が含まれない例文です。
・He helped [to] repair the car.
 彼は車の修理を手伝った
  ※ [人] が含まれない例文です … He helped repair the car. を見ても変だとは思わないで!
・I helped [to] change tires.
 タイヤの交換を手伝った
  ※ [人] が含まれない例文です … I helped change tires. を見ても変だとは思わないで!
 
   
 
不定詞詳しい説明は ⇒ コチラ
 
ask / tell [人] to do の詳しい説明は ⇒ コチラ
 

文法

[中学]
□ 形を覚えましょう

 
なぜ、形を覚えなければならないの?
  英語を聞いたり、読んだりする時に、形を覚えていないと内容を理解できない場合があります。
 英語をよく理解していない人たちの質問をみてみると、多くの場合が「形を覚えて」いないことが原因となっています。
 逆な言い方をすれば、形を覚えることで、疑問の多くはなくなるのです。
  日本語を英語にする場合も同じです。英語にする時にどの形を使えばいいかわからないため、
 英語で文章を作る時に非常に時間がかかる場合があります。
 時間がかかっても、また多少英語が間違えていても相手が理解できればいいです。
 形を理解していないために、何を言いたいのか理解できない英文になってしまう場合があります。
 
 [命令形]「~しなさい」「~してね」
 [主語]がなくて、[動詞]の[原形]で始まります
  [命令形](命令文) の詳しい説明は ⇒ コチラ

・・・

 [現在進行形]「~しているところです」
 am/is/are +[動詞]の -ing形
  ※ am/is/are を [be動詞]と呼ぶことがあります。
  [現在進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
  未来を表す[現在進行形] (Here We Go! では3年で登場) … 詳しい説明は ⇒ コチラ

 [過去進行形]「~しているところでした」
 was/were +[動詞]の -ing形
  ※ was/were を [be動詞]と呼ぶことがあります。
  [過去進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ

[未来進行形] [高校] … 中学生は覚える必要はありません
 will be +[動詞]の -ing形
  [未来進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ

・・・

 [受け身] (受動態)「~されている」
 am/is/are +[動詞]の[過去分詞形]「~されている」
 was/were +[動詞]の[過去分詞形]「~されていた」
  ※ am/is/are/was/were を [be動詞]と呼ぶことがあります。
  [受け身] の詳しい説明は ⇒ コチラ

・・・

 [不定詞]
 to+[動詞の原形]
  [不定詞] には次の3つの用法があります。
   ㋐ [不定詞] の [名詞的用法]「~すること」
   ㋑ [不定詞] の [副詞的用法]「~するために」
   ㋐ [不定詞] の [形容的用法]「~するための [名詞]」… 厳密には2つの意味があります。

・・・

 [動名詞]
 ・[動詞]の -ing形
  [動名詞] には次の2つの用法があります。
   ㋐ [動名詞]「~すること」
   [動名詞]+[名詞]「~するための [名詞]」
   [動名詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
   -ing がつく用法や単語をまとめてみました(英文の中に -ing を見かけたら、だいたいこの中になります) ⇒ コチラ

・・・

 [現在完了形]
 have/has +[動詞]の [過去分詞形]
  ※ [動詞]の[過去分詞形] を pp と表す場合があります (これは過去分詞形の英語 Past Participle  の頭文字です)
  ※ [現在完了形] には3つの用法があります。
   ㋐ [経験] …「~したことがある」
   ㋑ [完了] … 「~しちゃった」
   ㋐ [継続] … 「〇〇間(ずっと)~している」「〇〇依頼(ずっと)~している」

[現在完了形進行形] [中学] … 中学生は覚える必要はありません
 have/has +been+[動詞]の -ing形
 
 
 [過去完了形](高校) … 中学生は覚える必要はありません
 had +been+[動詞]の [過去分詞形]
 
 
 □ 感情を表す -ing形 と -ed形 の形容詞
   ※ 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
  ※ 整理して覚えていないと下記のような疑問を持つ可能性があります。
  ※「12月にスキーに行って私はわくわくしました」の文の答えは、I was excited to go skiing in December. なのですが、
    過去形が2つある理由と、過去形の文なのにスキーが現在進行形になっている理由を知りたいです。
 
 □ go +[動詞]の-ing形 ⇔ go to +[場所] … 詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ 上の疑問にも関連しています。
  ※「買い物に行く」と言う時、形を覚えていれば go shopping はすぐに思い浮かぶとおもうのですが、
    形を覚えていない場合「買い物」は shopping なので go to shopping と to をつけてしまう人が多いのです。
 
 
 □ [名詞]+[主語][動詞] … (関係代名詞の省略)
 
 
 
助動詞編
 Will you~?
  ※ 意味は次の二つの可能性があります。
  ㋐「あなたは~しますか (未来についての質問)」
  ㋑「~してくれますか」… 説明は ⇒ コチラ
 
 
 Can you~?
  ※ 意味は次の二つの可能性があります。
  ㋐「あなたは~することができますか(能力についての質問)」
  ㋑「~してくれますか」… 説明は ⇒ コチラ
 
 Can I ~?
  ㋐「~してもいいですか (許可を得る質問)」… 説明は ⇒ コチラ
   ※ may と同じ意味ですが、may の方が硬い言い方です。can は、相手が友達など近い関係の人に使います。
  ㋑「私は~できるでしょうか」という意味は、自分への質問や、クイズなど稀(まれ)・レアな使い方です。
 
 May I ~?
  「~してもいいですか (許可を得る質問)」… 説明は ⇒ コチラ
   ※ may と同じ意味ですが、may の方が硬い言い方です。can は、相手が友達など近い関係の人に使います。
 
 Shall I ~?
  「(私が)~しましょうか」… 話している人への申し出で使います。
  Shell I~? … 説明は ⇒ コチラ
 
 Shall we ~?
  「(いっしょに)~しましょうか」
  Shell we~? … 説明は ⇒ コチラ
 
 Let’s [動詞]
  「(いっしょに)~しよう」
 
 
 You must [動詞]
  ※ 意味は次の二つの可能性があります。
  ㋐「(あなたは)~しなければならない」
   ※「~しなさい」… [命令形]と置き換えできます。
  ㋐「~に違いない」
   ※ 論理的推論と呼ばれています。適当ではなく、根拠がある時に使います。
   ※ この must の反対は can’t「~のはずがない」になります。
 
 You must not [動詞]
  「(あなたは)~してはいけない (強い禁止)」… 説明は ⇒ コチラ
  「~するな」… Don’t で始まる [命令形]と置き換えできます。
 
 have to / has to [動詞]
 「~しなければならない」… 説明は ⇒ コチラ
 ※ 中学生は must は have to とほぼ同じと覚えてください。
 ※ 実は must と have to には使い分けがあります[高校以上] … 説明は ⇒ コチラ
 
 
 be going to [動詞]
  「~するつもり」
  「~しようとしている(確実に起こりそうな未来)」
   be going to は、ほぼ will と同じです (厳密に言うと使い分けがあります)
 
 be able to [動詞]
  「~することができる」
   be able to は、ほぼ can と同じです (厳密に言うと使い分けがあります)
 
 
 
 want to [動詞]
  「~したい」
 
 
 would like to [動詞]
  「~したい」
  ※ want to より丁寧な言い方です。
 
 
 
 Why don’t you [動詞]
 
 
 
 Why don’t we [動詞]
 
 
 □ 2語以上で構成されるイディオム・句動詞などと呼ばれる熟語類
 
 
 
 
 

前置詞

[中学][高校]
文が [前置詞] で終わる3つの場合

[前置詞]の後ろには、通常[名詞]などが来ます。ただし、文が[前置詞]で終わる例が3つあります。
 ※ 次の ① ~ ③ を説明していますが、中学でお目にかかるのは ① [疑問文] のみと思います。
 中学でも ② [不定詞]の形容詞用法 と③ [関係代名詞] も学びますが、文が [前置詞] で終わる文は出てこないと思います。
 ※ これらは、語順として[前置詞]の後ろに[名詞]などが来ないだけで、別な場所に該当する[名詞]などが存在します。
 [前置詞]の説明は ⇒ コチラ

 ● [前置詞]の後ろには、通常 [名詞]などがきます。
・・・
 ● 文の最後が[前置詞]で終わることがあります。
 
   

① [疑問文]:
・Who did you go to the party with?
 そのパーティに誰と行ったの?
 ※ [疑問文]では、上記のように [前置詞]で終わる言い方が(特に会話では)主流になっていますが、下記のように [前置詞]で終わらない言い方も可能です。
   ただし、この言い方を日常会話で親しい人に使うとかしこまった・固い・場違いな印象を与える可能性があります。。
  To whom did you go to the party?
  ・With whom do you wish to speak?
   [電話で] どなたにおかけでしょうか? … 丁寧な言い方でよく使われます。
  To whom am I speaking?  … 詳しい説明は ⇒ コチラ
   [電話で] どちら様でしょうか? … 丁寧な言い方でよく使われます。
  To whom it may concern
   関係当事者殿 … (こちらは疑問文ではありません)ビジネスなどの文章でよく使う表現です
 
・What are you talking about?
 何話してるの
・Where are you from?
 どこの出身ですか
・What is butter made from?
 バターは何から作られるのか
 
 ● [前置詞]で終わる[疑問文]があります。
 
   
 
② [不定詞]の形容詞的用法:
 [不定詞]の形容詞的用法 の説明は ⇒ コチラ
 
・I have no pen to write with.
 書くペンがない
・Can you give me a sheet of paper to write on?
 書くことができる紙を1枚くれますか。
 (紙を一枚ください。書くために使います … ChatGPTの訳)
・Can you give me a sheet of paper to write on
 書くことができる紙1枚くれない
・There was no chair to sit on.
 座る椅子がなかった
・I have a lot of things to think about.
 私には考えるべきことが沢山ある
・Do you have anything to talk about?
 話すべきことはありますか
・He has three children to take care of.
 彼には面倒をみなければならない子供が3人いる
 
 ● [不定詞]を使った文の中には [前置詞] で終わるモノがあります。
 
   
 
③ [関係代名詞]を使った場合:
・Anne is the person who I went to the party with.
 アンがパーティに一緒に行った人です
・Do you have any homework I can help with
 私が手伝うことができる宿題はありますか
・This is the book I told you about.
 これが話してた本です
 
 ※ [関係代名詞] を使った文では、(会話では特に)上記のように[前置詞]で終わる形が多いですが、
  [前置詞]+[関係代名詞]という形も可能です。
 [前置詞]+[関係代名詞] の場合は、
  [関係代名詞]は省略できない
  ㋐「[関係代名詞]には that を使えない」や
  ㋑「先行詞が人の場合は、who ではなく whom を使う」など注意点があります。
  ・Anne is the person who I went to the party with.
  ・Anne is the person with whom I went to the party.
 
  ・This is the book I told you about.
  ・This is the book about which I told you.
 
● [関係代名詞]を使った文の中には [前置詞] で終わるモノがあります。
 
  
 

熟語

[中学][高校]
give up「やめる, あきらめる, 断念する」
 give up の後ろには[動名詞]しか来ないと学ぶかもしれませんが、
   give up の up が[前置詞]なので、後ろには [名詞]又は[動名詞]しか来ないのは明らかです。
  詳しい説明( [前置詞]+[動名詞])は ⇒ コチラ
 
例文
・Don’t give up without a fight!
 やりもしないであきらめるな
give up smoking / give up drinking
 禁酒する / 禁酒する
・My husband is trying to give up smoking.
 夫が禁煙しようとしている
・She was unhappy at having to give up her job.
 彼女は仕事をやめなければならないことに不満だった
give up an attempt
 企てを断念する
・I gave up eating meat last year.
 去年肉を食べるのをやめました
 
 
「中止」に関する単語・熟語 ⇒ コチラ
 

高校入試

長文問題の準備 (高校入試)

下記の点に注意して、日ごろから準備したり、問題集の長文問題を解いてみましょう

〇 長文を読む時は、声を出さないで読みましょう(黙読)。声を出す癖をつけてしまうと、
声を出して読めない試験の時に、いつもの実力が出せない可能性があります。
試験問題の注意書きにも「声を出して読んではいけません」と書かれています。

〇 まず、長文問題を読むには単語力が必要です。学校で習っていない単語を除いて、
英文1文に意味がわからない単語が1語以上あると長文を読んで理解するのは厳しいと思われます。
その場合は、まず単語力を付けましょう。今まで教科書に出てきた単語の意味がすぐに出てくるようにしましょう。
※「意味、何だっけ…」と少し考える単語も意味もわからない単語とします。
この「意味、何だっけ…」という単語の方が、全く知らない単語より曲者(くせもの)です。
見覚えがあるのに思い出せな単語は、思い出そうとして時間を浪費してしまいがちです。
このような単語がある場合は、単語を見た時にすぐに意味が出てくるまで努力しましょう。



東京都立高校入試の英語の問題で使われる単語・熟語は、基本教科書で登場したものだけです。
教科書で登場した単語だけしっかり覚えておくだけで十分です。
・ 
教科書で登場していない単語・熟語が問題文・解答例で使われる場合は、問題文の後ろの[注] として書かています
・ ・
 問題に取り掛かる前に、この部分を目立つように囲んでしまいましょう。
[注] の単語・熟語は、問題文の中だけでなく、回答の選択肢の中でも使われています
・ ・
「どこに書いてあったかな…」などと [注]を探すのは、テストの中で無駄な時間になります。
… 英語の実力を示す以外の部分で時間を使ってはいけません。
・ 
※ 単語・熟語は教科書に登場したものだけ覚えておけば十分と書きましたが、
・ ・
 余裕がある人は、教科書以外の他の単語も覚えておけば、この [注] の部分を見る機会を減らせるかもしれません。
・ ・
英語は高校でも勉強します。教科書以外の単語・熟語を覚えておけば高校に入ってからの勉強に余裕が生まれます。



〇 東京都立高校の入試問題では、正しい英文を書くことより、英文を読んだ時にを日本語で意味がすぐにわかる力の方が数倍重要です。
※ 東京都立高校の入試問題では、英語を書く問題の割合は低いです。
・ ・ 日本語 ⇒ 英語 より、英語 ⇒ 日本語 の能力がより試されています(重要視されています)



〇 問題集などで長文問題を解たら、それで終わらせてしまわないようにしましょう。
知らない単語が出てきた時は、覚える努力をしましょう。その時覚えたら、その後が楽になります。
※ 問題の欄外に注釈があって日本語訳が載っているものは「知らない単語」と分類はしません。
注釈がある英単語の中には、あまり重要でないものも含まれています。

〇 長文を読む時は、ただ読むだけでなく同時に意味を理解するよう努力しましょう。
最初は読みながら同時に意味も理解するのは難しいですが、練習を繰り返していくうちに少しずつできるようになります。
長文を1文ごとに正確に訳す必要は全くありません書かれている内容がだいたい理解できることが大切です。
覚えていない単語などは飛ばしましょう。抜けた部分は想像で補えればいいです。
問題文を読んだ時に、本文で書かれている個所がすぐにわかり、答えを見つけ出すのに重要な語句を見つけ出すことが重要となります。

〇 長文を読む時は、できるだけ速く読む努力をしょう東京都立高校入試の試験問題は集中して必死にしないと全てが終わらない量があります。

〇 長文問題を解く時だけでなく、教科書や他の資料などの英文を読む時もできるだけ速く読む癖をつけましょう
日頃から速く読むことを意識していないと、どうしても自分が楽に読めるスピードで読んでしまいます



助動詞

[中学][高校]
must 「~にちがいない」 と can’t 「~のハズがない
  must には「~しなければならない」/ can’t には「~できない」という意味があります。
    ここでは、これらと異なった使い方を説明しています。

 must (~にちがいない)
 ▢ can’t (~のハズがいない)

  ※ この意味の must と can’t の使い方は「論理的推測(logical deduction」と呼ばれています。
   あてずっぽうで適当に言っているのではなく、何らかの根拠があって推測する場合に使われます
  論理的推測(logical deduction)という言葉は覚える必要はありません

 must の詳しい説明コチラ
 ▢ can の詳しい説明コチラ

例文 (must)
 ※ 中学生では習っていない単語や表現などが含まれている文章があります。
 ・You haven’t eaten anything today. You must be hungry.
  今日は何も食べていないじゃないか。お腹が空いているに違いない
 ・She must be at least 60.
  彼女は少なくとも60歳にはなっているはずだ
 ・He must be joking.
  冗談を言っているに決まっている
 ・Judging from the big footprints and the wide stride, it must be a very big animal.
  大きな足跡と長い歩幅から見ると~大きな動物に違いない.
 
  
 
例文 (can’t)
 ※ 中学生では習っていない単語や表現などが含まれている文章があります。
 ・You’ve just had lunch. You can’t be hungry already.
  君は昼飯を食べたところだ. お腹がすいているハズがない
 ・It cannot be true.
  それが本当であるはずはない
 ・It can’t be him.
  彼であるはずはない
 

 
□ 過去 (~だったに違いない / ~だったハズがない) [高校] … 高校で学ぶ内容です。中学生は覚える必要はありません
 ※ must も can’t も [助動詞]です。[助動詞]の後ろの[動詞]は[原形]にしなければなりません。
   [助動詞]の後ろに[have+過去分詞形]を使うことで、過去の意味を持たせています。
  また [助動詞] の後ろは have なので[動詞]の[原形] になので問題ない形なのです。
 
 must have+過去分詞 (~だったにちがいない)
 ▢ can’t have+過去分詞 (~だったハズがいない)
 
 例文 (must have + pp)
 ・I must have dropped my wallet in the taxi.
  財布をタクシーの中で落としたにちがいない
 ・He must have taken the long way home.
  いちばん遠回りをして帰宅したに違いない
 ・Something must have happened to her.
  彼女に何か起こったに違いない
 ・I must have dozed off.
  うとうとしていたに違いない
 ・The suspect must have run away.
  容疑者は逃亡したに違いない
 
 例文 (can’t have + pp)
 ・He can’t have told a lie.
  彼がうそをついたはずがない
 ・She cannot have said so.
  そんなことを言ったはずがない
 ・She cannot have done such a thing.
  彼女がそんなことをしたはずがない
 

単語 (高校)

[中学][高校][一般] … 順次追加していく予定です。
 
迷わないために (言い方を決めておく)
 
 使う単語が複数あり使いわけがはっきりしない場合、使いわけを決めておけば迷わないものがいくつかあります。
 自分が使い分けを決めていれば迷わないということで、他の人がこの使い方と違う使い方をしても指摘をしたり疑問に思ったりする必要はありません
 下記の使い分けは、適当に決めたわけではなく、信頼できる辞書や文法書をもとに紹介しています。
 使い分けを知っておけば、英会話や英文を作る時に「あれ、どっち使うんだっけ」と迷って無駄な時間を使う必要がなくなります
 特に英語で会話をしている時は、疑問に思って気持ちがほんの少しそちらにそれた間にも会話が進んでいて話についていけないこともあります。
 ※ 作文は、学校の定期試験や英語の発表の原稿などもありますが、高校入試などの作文も含まれます。自分で使う言い方を決めておくのは有効です。

料理するcookmake
 cook は火を使う料理に使います。
 make は火を使わない料理に使います。
  ※ 火を使う料理でも make を使う英語を見たり聞いたりする場合があっても気にしないようにしましょう。
  火を使わないで料理する場合は、make を使えばとりあえず心配ありません
 「料理する」cook と make の説明は ⇒ コチラ
 
 ・What’s the best way to cook trout?
  マスを料理する一番いい方法は何ですか
  I’m going to make a cake for Tom’s birthday.
  トムの誕生日にはケーキを作ってあげるつもりよ

・  

映画を観るseewatch
 see は映画館など公共の場で映画を観る時に使います。
 watch は自宅のテレビなど公共の場以外で映画を観る時に使います。
  seewatch の使い分けは意外と複雑です。上記の使い分けでは十分とは言い切れません (別途説明予定)。
  ※ 映画館など、公共の場で観る場合、seeを使えばとりあえず安心です。
    英語を母国語としている人が異なる使い方をしても気にしないで、最初のうちは上の使い分けに従えばOKです。
  ※ 2024年02月に行われた東京都立高校の英語の入試問題の問題文の中に「歌舞伎を観る」の表現が11回登場しました。
    その11回の全ての表現は、ここで説明している使い分けと同じ使い方をしていました
  ※ 2024年02月に行われた東京都立高校の入試問題  ⇒ コチラ (東京都教育委員会のサイトが開きます)

 ・Let’s see a movie in the city.
  映画を見に町へ行きましょう
 ・Let’s finish there and watch the rest of the movie tomorrow.
  そこまでにして, 映画の残りはあした見よう

・  

 ▢ 下記の会話のように、家で映画を観る場合に see を使うことがあります [予告編]
  A: Did you see the horror movie on television last night?
    昨日の夜,テレビであのホラー映画を見た?
  B: I only watched a bit. I was too scared to see the whole film alone.
    少しだけね. 怖いからひとりでは映画の全部は見られなかった

買い物をするgo shoppingdo the shipping
 go shopping は、趣味や楽しみのためなどで自分の欲しいものを買う時に使います。
 do the shipping は、食べ物など日用品を買う為にスーパーなどで買い物をする時に使います。
  ※ go shipping は日常品の買い物をする意味で使っている英文を見かける場合もあるかもしれませんが、
    自分で英文を作る場合は、上記の使い分けをしましょう。
  go shipping と do the shipping の説明は ⇒ コチラ
 
 ・Do you want to go shopping tomorrow afternoon?
  あしたの午後買い物に行きたい?
 ・Who does the shopping in your family-you or your wife?
  お宅ではだれが買い物をするのですか-あなたですか奥さんですか
 
   

 
④「~に偶然出くわす, 偶然見つける」の come across は、モノに使い、人には使わない
 「偶然会う」に関係する言い方はいくつかあります … 詳しくはコチラ
 come across が [人]に使われることに違和感を感じる人がいます。
 [人] に使えると考えている人も、群衆など知らない人にあうことに使えても
 友人などに偶然あう時に使うことに違和感を感じる人がいます。
 聞いた人に違和感を感じさせないために、come across はモノだけに使い、
 「[人]に偶然出くわす」場合は、bump into など他の表現を使いましょう。
 
 

⑤「を楽しみにする」の I look forward to I am looking forward to
 ビジネスや挨拶状などのやり取りでは I look forward to を使い、 I am looking forward to の使用は避けるようにしましょう。
 ※ これは、イギリスの語学学校でビジネスレターの書き方の時に教わったことです。
   フォーマルなやり取りでは I look forward to を使用した方が無難(安全)なのです。

  他方、親しい友達同士などに対しては I am looking forward to を使いましょう
  … 下記の東京都立入試問題に使われている例を見れば理解できると思います。
 
 □ 下記は東京都立高校入試問題で look forward to が使われている文を抜き出したものです。
  使われていた状況も簡単に追記しています。
  ※ 東京都立高校入試問題の長文問題でよくあるパターンは高校生と外国から来た交換留学生のやり取りです。
    同級生・クラスメートなので、やり取りは「友達同士の日常会話」であることが多いです。
  ※ 2022年には1回、2023年には5回登場していますが、全て I am looking forward to という形が使われています。
  東京都立高校入試問題では、look forward to を使って作文する問題は出題されませんlook forward to を見かけた時に意味が分かれば十分です。

  2022年2月実施 東京都立高校入試問題
   [簡単な説明] Riku がクラスメートだった友達 Tony にあてた Mail の最後に書かれた文です。
  ・I’m looking forward to seeing you again.
 
   2023年2月実施 東京都立高校入試問題
   [簡単な説明] 高校生の Hiroto の家にホームステイしている留学生 Mike が Hiroto に言った言葉です。
  ・I'm looking forward to having a good time.
 
   [簡単な説明] アメリカに帰国した Mike が Hiroto に送った Mail の文章の1文です。
  ・I'm looking forward to seeing you in Tokyo next spring.
 
   [簡単な説明] Hiroto がMike に送った返信のMailの文です。
  ・I'm looking forward to it.
   ※ it は 来春会った時にいくつかの場所に遊びにいくこと

   [簡単な説明] 美術部の高校1年の同級生何人かとアメリカからの留学生のBobの美術教室での会話で Bobが言った文です。
  ・I'm looking forward to seeing your picture in the exhibition.
 
   [簡単な説明] Bobの日記に書かれた1文です。
  ・I'm looking forward to the exhibition.

 
 
⑥ 「になりたい」を表す I want to beI want to become
 「私は先生になりたい」を ㋐ I want to become a teacher. と言っても ㋑ I want to be a teacher. と言ってもOKです。
 ただし、㋑ I want to be a teacher. の言い方の方がよく使われます
 まず、両方の英文を見たり聞いたりした時に意味がわかることが大切です。
 自分で英文にする場合は、become ではなく be を使い、㋑ I want to be ~ と言うようにしましょう
 ※ 英語の勉強を始めたばかりのころは「~になりたい」を言うのに become を使いたいと思う傾向があります。
   これは「~になりたい」というのに be を使うことに違和感があるからだと思います。
 
  東京都立高校入試問題
   2022年02月に実施された東京都立高校入試問題においても、
  「~になりたい」という意味で問題文に記載されていた4回全てwant to be でした。
   2023年02月に実施された東京都立高校入試問題においても、
  「~になりたい」という意味で問題文に記載されていた4回全てwant to be でした。
   want to become という表現は1回もありませんでした。
   東京都立高校の英語の問題に関しては、他の文章や単語や表現に関しても、状況に応じた適切なものが使われていると感じています(考えます)。

 

まぎらわしい単語

▢「[物を] 忘れるforgetleave
 Q:「[物を]忘れる」という英単語は何を使うのでしょうか。
 A: forgetleave という単語を使います。
  forgetleave には使い分けがあります。
 
forgetleave の使い分け
 ただ単に[物]を持ってくるのを忘れた場合は forget を使います。
 [物]を[場所]に置き忘れた時は leave を使います。
 ・Oh damn! I’ve forgotten my wallet. … [場所]については言っていません
  くそ、財布を忘れてしまった
 ・Oh damn! I’ve left my wallet at home. … どこに忘れたか [場所] について言っています
  くそ、家に財布を家に忘れてしまった
 
・・・
 
例文
・I have left my umbrella somewhere.
 傘をどこかへ置き忘れた
・I left my umbrella in/on the train.
 列車の中にかさを忘れた
・I think I left my umbrella at the store.
 店に傘を置き忘れたようだ
・Someone left their book on the table.
 誰かがテーブルの上に本を忘れていった
・I forgot to bring my book.
 本を忘れてきた
・I left my bag on [in] the airplane.
 機内にバッグを忘れた
・I nearly forgot my umbrella.
 傘を忘れるところだった
・I forgot my umbrella.
 かさを忘れてきた
 

まぎらわしい単語

▢「料理するcookmake
Q:「料理をする」という英単語は何を使うのでしょうか。
A: cookmake という単語を使います。
cookmake には使い分けがあります。

cookmake の使い分け
㋐ 熱を使って食事などを作る時は cook を使いましょう。
㋑ 熱を使わないで食事などを作る時は make を使いましょう。
※ 熱を使っているのに make を使っている例を Web などで見かけることがあります。
下記の説明を読むと理由がわかるかもしれません。
※ 自分で cook と make を使う時は、上の ㋐と㋑ のルールで使い分けましょう。
・ Web などで熱を使っているのに make を使っている例を見かけた時は,
(特に最初のうちは)「熱を使う時も make を使うんだ」ぐらいで流しておきましょう。







● 下記の使い分け Longman Dictionary of Contemporary English, Fifth Edition (英英辞典)からの引用になります。
・・※ 英英辞典のため説明は英語のみです。日本語は英語を翻訳して追加しています。
㋐ cook: to prepare a meal or food for eating by using heat
・ 熱を使うことによって食べるための食事や食べ物を準備すること
・・・・・・I offered to cook a meal for her.
・・・・・Cook in a hot oven for 25 minutes.
㋑ make: to make a meal or a particular dish by cooking it or getting all the parts ready
調理することもしくは全ての食材を準備することによって、食べ物や特定の食事をを作ること

● 下記の使い分けCollins COBUILD Advanced Dictionary of English (英英辞典)からの引用になります。
・・Cook is used when referring to the preparation of food using a process involving heat.
・・If preparation only involves assembling ingredients which may have previously been co1oked, then make is used.
・・cook は熱に関係する過程を使っている食事の準備に関係している時に使われます。
・・もし食材(前段階で火を使っている場合あり)を混ぜたり合わせたりするだけの準備の場合は、make が使われます。
・Who made this salad? It’s delicious! (このサラダ誰が作ったの、うまい)
・・・Oh, I just threw it together while I was cooking/making the rest of the dinner. (他の夕飯を作る時に急いで作っただけだよ)

cookmake は、[目的語]を二つとる[動詞]です
〇 cook と make は[目的語]を二つとる[動詞]です ⇒ 二つの[目的語]を入れ替えることができます … 詳しくは ⇒ コチラ
・He made himself a cup of coffee. ⇔ He made a cup of coffee for himself.

例文
・do the cooking
炊事をする
・She is only fair at cooking.
料理の腕前はまあまあだ
・home cooking
家庭料理
・If it is necessary, I can cook dinner tonight.
もし必要なら,私が今晩の食事を作りましょう
・She cooks after a manner.
彼女はどうにか料理ができる
Cook over medium heat.
中火で調理してください
cooking with pressurized steam
加圧蒸気による調理
cook potatoes to rags
ジャガイモがぽろぽろするまで煮る
・He made himself a cup of coffee. / He made a cup of coffee for himself.
彼は自分のコーヒーを入れた.
・What can you make with flour?
小麦粉で何が作れますか
・I’ll just make some fresh coffee.
いれたてのコーヒーを用意します
・I’m going to make a cake for Sam’s birthday.
サムの誕生日にはケーキを作ってあげるつもりよ


動詞

be動詞の be (原形) を使う場合をまとめてみました
 
be (原形)を使う場合
  [命令形]
  [助動詞]の後ろ
  [不定詞]
  [動詞A]+[動詞B]
  used to [動詞の原形]
 
  [命令形]
  [命令形]は、[主語]がなく [動詞]の原形で始ります。
  [命令形]の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
   Be kind to ole people. (お年寄りには親切にしなさい)
 
   
 
  [助動詞]の後ろ
  ※ [助動詞]の後ろは[動詞]の原形になります。
  [助動詞]の説明は ⇒ コチラ
 
   ・It will be cloudy tomorrow. (明日は曇りでしょう)
 
   
 
  [不定詞]
  ※ [不定詞]の形は to+[動詞の原形]
  [不定詞]の説明は ⇒ コチラ
 
   ・Ken has grown up to be an artist. (ケンは成長して画家になりました)
 
   
 
  [動詞A]+[動詞B]
  ※ [動詞]を2つ続けるときは、後ろの[動詞]の形を変える必要があります。
  ※ 後ろの形は[不定詞]か[動名詞]になります。どちらかは前の[動詞]によって決まります。
 
   ・I want to be an artist. (画家になりたい)
 
   
 
  used to [動詞の原形] [高校]
  ※ used to [動詞の原形]は「(以前)~したものだった」という意味になります。

   ・Ken used to be a fisherman. (ケンは以前漁師でした)
 
   
 
 

名詞

▢ [名詞A]+[名詞B]

TBSテレビ系で2013年02月に放送された「王様のブランチ」の中で、「ガール・グループ」という言葉が使われていました。
その番組を観た時は「英語に近い表現にしているな」ぐらいにしか思っていませんでした。
インターネットの質問コーナーで、同じ番組を観た方から「ガールズ・グループ」ではないのか質問されていたので解答させてもらいました。
回答したそのままではないですが、まとめましたので紹介させていただきます。
・※ 実際の質問のページは (外部のWeb Pageが開きます) ⇒ コチラ


▢「ガールズ・グループ」ではなく、「ガール・グループ」なのは下記の2つが関係しています。
「ガール・グループ」というのは [名詞A]+[名詞B]という形をしています。
日本語の中で複数形で使われているかどうか … この場合だと「ガール」と「ガールズ」になります

の説明になります。
英語では [名詞A]+[名詞B]という形の場合は、前の[名詞A]は[形容詞]として使われ、複数形にしないで使うことが多いのです。
例えば、dog food「ドッグフード」は、dogs food「ドッグズフード」 とは言いません。リンゴの木 apple tree「アップルツリー」 も apples tree 「アップルズツリー」とは言いません
※ [名詞A]+[名詞B]の使い方の時は、前の[名詞A]は happy と同じ[形容詞]のように使われています。
そのため、前の前の[名詞A]は happys と happy に s を付けないのと同じように s を付けない…と考えるとわかりやすいかもしれません。
※ 正しい英語 dog food「ドッグフード」や apple tree「アップルツリー」を聞いた時に違和感がないのは、㋑ に関係しています。
・・・・ 日本語では普通「ドッグズ」や「アップルズ」という複数形にした言い方はしないのですんなり入ってきます。



 の説明になります。
・・・「ガール」と「ガールズ」はどうでしょうか。日本語では両方使っていると思います。
※「ガールズグループ」と言う言い方もこれまで聞いてきたと思います。これを「ガールグループ」と聞くと違和感を感じてしまいます。
※ ただし、woman’s group という言い方があるので girl’s group「ガールズグループ」 という言い方もありそうです。



正しいと思って、間違えたカタカナ語を使っている例を紹介します。
「靴屋」や「靴箱」はカタカナで何というでしょうか「シューズストア」と「シューズボックス」でしょ…と思う方も沢山いると思います。
実は「靴屋」は英語で shoe store「シューストア」で「靴箱」は shoe box「シューボックス」なのです。
※ これは ㋐ の [名詞A]+[名詞B]という使い方をする場合、前の[名詞A]は単数形にするからなのです。
※ 日本語では靴は「シューズ」とは言いますが「シュー」ということはあまりありません。そのため、
「シューズストア」と「シューズボックス」という言い方になっていると思われます。



▢ [名詞A]+[名詞B]の使い方の中には、[名詞A]]が複数形のように見えるものがあります。
・a sports store (運動具店)
・sports wear (スポーツウェア)
※ 辞書を引くとわかりますが、sport は[名詞]で、sportsという複数形がありますが、sports という[形容詞]も存在しているのです。



Here We Go 1

Here We Go! Unit 02/04
 
in the clubon the team
 
 1⃣ [be動詞]+[場所を表す言葉]
  [be動詞]+[場所を表す言葉] は「~がある」「~がいる」と訳すことができます
   ※ [場所を表す言葉] は、通常 [前置詞]+[名詞句] 又は、here / there などのように [前置詞]の意味が含まれる単語になります。
   ・the brass band は「吹奏楽部」という意味ですが、[前置詞] in を前に付けて in the brass band とすると、
    「吹奏楽部」「吹奏楽部」という意味になります。
    ※ [be動詞] の超詳しい説明コチラ
    「~がある」「~がいる」を表す3つの言い方 ⇒ コチラ
 
  所属しているのが club か team で使う前置詞が in / on と異なるので注意が必要です。
 
  ● Ryoma is in the brass band. は「涼真は吹奏楽部にいます」「涼真は吹奏楽部に入っています」という意味になります。
 
   
 
  ● Ryoma is on the soccer team. は「涼真はサッカーチームにいます」「涼真はサッカーチームに入っています」という意味になります。
 
   
 
  club の時は、[前置詞] in を使いますが、team の時は [前置詞] on を使います。
  ※ team の時は、アメリカ英語では [前置地] on を使うのに対して、イギリス英語では in を使います。
   定期試験で in the tennis team などと解答し、on でないために減点された場合は交渉の余地があります。
   ただし、生徒より長く生きていていろいろな知識・知恵がある先生を説得するのはそれなりの大変さがあります。
 
   
 
 2⃣ ずっと使える表現です。
  I am in the [tennis] club. / I am on the [tennis] team. は一度覚えておけば、高校入試の作文問題も含めてずっと使うことができます。
   上記の英文で [tennis] の部分を自分が入っている部活やチームに代えて使います。

  ※Here We Go! 1⃣ U-02 (Page 39)の Word Board の中に次の表現があります。自分が入っている部活動があれば参考にしてみてください。
   art club (美術部) / brass band (吹奏楽部) / Kendo club (剣道部) / soccer team (サッカー部) / table tennis team (卓球部)
   basketball team (バスケットボール部) / drama club (演劇部) / science club (科学部) / swim team (水泳部)
     team [tíːm]「チーム, 選手団」
 
教科書の例
・Is he in the brass band? 1⃣ U-04 (P68)
 彼は吹奏楽部に入っているの?
・I’m on the school team. 1⃣ U-02 (P43) 音声の内容より
 私は学校のチームに入っているんだ
・But I’m in the drama club. 1⃣ U-02 (P43) 音声の内容より
 でも、私は演劇部なんです。
  ※ この日本語を読んで英語にする時に、I’m the drama club. としないように注意が必要です。
   I’m the drama club. は I = the drama club という意味になってしまいます。
・I’m on the table tennis team. 1⃣ U-02 (P43) 音声の内容より
 私は卓球部に入っているんだ

どの時 in で、どの時 on かわからない?
 インク」と「オンチ」で覚えましょう
  ※ インクイン (in) ラブ
  ※ オンチオン (on) ーム

  
● ラブの時はインインクと覚えてね!
・  

  ームの時はオンオンチと覚えてね!

  

熟語

help [] with … 「[]を…手伝う(助ける)」
 ※ [人]を入れないで、help with … 「…を手伝う」という言い方もあります。
 ※ 熟語というわけではありませんが、help [] with はよく使われるので例文をいくつか確認して覚えてしまいましょう
 ※ help を使った他の重要な表現: help+[]+[不定詞]「[が]…するのを助ける」… 詳しい説明は ⇒ コチラ


教科書の例
 ・I helped a teacher with an art and crafts class. 2⃣ U-06
  ぼくは図工の授業で船体のお手伝いをしました。

例文
  ※ 下記の例文の中には、中学で学ばない単語や文法が含まれています … [] と表示しています。
 ・My father helped me with my homework.
  父が宿題を助けてくれた
 ・Can I help with your work?
  仕事をお手伝いしましょうか
 ・She helped her mother with the work in the kitchen.
  母の台所仕事を手伝った
 help with the dishes
  皿洗いを手伝う
 ・You’re an angel to help with the children.
  子供たちの面倒見てくれて, ほんとにいい子ね
 ・Is there anything I could help you with?
  何か私に手伝えることはありますか?
 ・Thanks for helping me with my essay. []
  小論文を手伝ってもらってありがとう
 ・Can you help me with the computer?
  コンピュータをやるのを手伝ってくれませんか
 ・Can you help me with this work?
  この仕事を手伝ってくれますか
 ・Do you need any help with your work?
  君の仕事に手伝いが必要ですか
 ・Please help me with my homework after you have finished supper.
  夕食が終ってから宿題を手伝ってください
 ・Let me help you with those packages. []
  荷物をお持ちしましょう
 ・He planned to help me with my work.
  彼は私の仕事を手伝ってくれるつもりだった
 ・Can I help you with those bags?
  その荷物をお持ちしましょうか
 

文法

[中学][高校]
▢ 説明用語「近い未来
 
 英語で未来のことを表すのにいくつかの言い方があります。
 例えば「来週京都に行く」という未来のことを表すにも、英語では次のような言い方が考えられます。
 1⃣ I will go to Kyoto next week.
 2⃣ I will be going to Kyoto next week.
 3⃣ I am going to go to Kyoto next week.
 4⃣ I am going to Kyoto next week.
 
 ネイティブの人は、これらの英文をその時の状況などによって無意識で使い分けています
  日本人が上記の 1⃣ ~ 4⃣ を使いこなすためには、どういう状況でどれを使うかという「使いこなすための説明」が必要になってきます。
 その説明の時に「近い未来」という言葉が使われていることをときどき見かけます。
  この「近い未来」という言葉だけで説明を終わらせている場合は注意が必要です。
 この説明だけを信じて、いろいろな状況で上記の 1⃣~4⃣ を使いこなそうとすると、この「近い未来」という言葉は全く役に立たないのです。
 たとえば、「5分後」「明日」「来週」「来月」「来年」という時を表す表現を見たときに、どれが「近い未来」で、どれが「近い未来」でないのかを判断することは無理だからです。
 同じ「来月 (next month)」という言葉を使っても上記の 1⃣ ~ 4⃣ を使う場合があります。
 1⃣ I will go to Kyoto next month.
 2⃣ I will be going to Kyoto next month.
 3⃣ I am going to go to Kyoto next month.
 4⃣ I am going to Kyoto next month.
 
 近い未来」は、何十年も前から使われていると言葉だと思われます。曖昧な説明でも、(    ) がある試験では、それほど問題にならなかったのかもしれませんが、
 実際に外国人と会話しなければならない状況では当然 (   ) があるハズもなく「この時に「近い未来」ってどういうこと?」と問題になってくるのだと思われます。
 
 ▢ 英語で似たような表現がいくつかある場合、それらの使い分けは「近い未来」というような曖昧(あいまい)な表現ではなく、
 どのような状況で、どの表現を使うかという詳しい説明が必要になってきます。
 ※ 1⃣ will と 3⃣ be going to の使い分けについて … 詳しい説明は ⇒ コチラ
 ※ 4⃣ 未来を表す[現在進行形]の詳しい説明はは ⇒ コチラ (準備中)
 ※ 2⃣ [未来進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ (準備中)
 
   
 
   
 

前置詞

[中学][高校]
▢ [前置詞] without
[前置詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ

次の3つのパターンを覚えましょう

1⃣ without+[名詞]「~なしに」

例文
without a break
中断することなく
without delay
猶予もなく, 即刻, ぐずぐずしないで
without difficulty / without any difficulty
楽々と, やすやすと, 造作なく
・do without a car
車なしでやっていく
without effect
なんの効果もなく, 効きめなく
without exception
例外なく
・There is no rule without exceptions.
[ことわざ] 例外のない規則はない
・No smoke without fire.
[ことわざ] 火のない所に煙は立たぬ
・Men cannot exist without oxygen.
酸素がなければ人間は生きられない


2⃣ without+[動名詞]「~することなしに」

例文
・She passed by me without saying a word.
彼女は一言も言わずに私のそばを通り過ぎて行った
・Please get on without waiting for me.
私を待たないで先に乗ってください
without her helping me
彼女が私を手伝ってくれないと
・He went out without saying good-bye.
彼はさようならとも言わずに出て行った
・it goes without saying that …
…は言うまでもない
・Is there a way to lose weight without giving up any of our favorite food?
・・好物をあきらめないで減量する方法はありますか

3⃣ without+[]+[動名詞]「[]が ~することなしに」

例文
・She hoped she might slip into her office without anyone noticing.
だれにも気づかれずにそっとオフィスに入れたらいいなと彼女は思った
・He stole out of the house without his family noticing it.
彼は家の人に気づかれずにこっそり家を抜け出した







省略

[高校]
and / but / or: 表現が and や but や or でつながる時
表現が and や but や or でつながる時、繰り返しになる単語や句がよく省略されます

▢ 例(括弧内が省略された語・句です):
・a knife and (a) fork
ナイフとフォーク
※ ナイフとフォークでセットなので [NG] a knife and a fork のように a を繰り返しません。
※ また、順番を変えて a fork and knife とは通常いいません。
・ 男女と言っても女男と言わないのに似ているかもしれません … 詳しい説明 ⇒ コチラ
・modern (furniture) and antique furniture
近代家具とアンティーク家具
・these men and (these) women

・in Italy, (in) Spain or (in) Switzerland
イタリア又はスペインまたはスイスで
・ripe grapes and (ripe) bananas
完熟ブドウと完熟バナナ
・Please write firmly with a black or blue ball-point pen, in block capitals.
ブロック体の大文字で、黒か青のボールペンでしっかり書いてください
・Please fill in the written form with a blue or a black ball point pen.
申請書は黒か青のボールペンで記入してください。
※ ネットのWblio辞書には上記のように省略されない形で表示されました









省略

[高校]
when: [主語]+[be動詞]の省略
 when の後の [主語]+[be動詞]はよく省略されます (特に when が 「いつでも」という意味の場合)。
 ※ 下記の例文を見ていただければわかりますが、when の中の[主語]と、when ではない[主語]+[動詞]の[主語]は同じです。
 
   

    ▢ [ことわざ] When in Rome, do as the Romans do. の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
例文
 ・Don’t forget to signal when turning right. (= … when you are turning right.)
  右に曲がる時は合図するのを忘れないで
 ・Climb when ready. (= … when you are ready.)
  準備ができたら登ってください
 ・the disposition of ice to melt when heated (= … when it is heated.)
  加熱すると解ける氷の性質
 ・Liquid converts to gas when heated. (= … when it is heated.)
  液体を熱すると気体になる
 When in Rome, do as the Romans do. (= When you are in Rome, do as the Romans do.)
  [ことわざ] 郷に入っては郷に従え
 When asked a direct question, he dodges. (= When he is asked a direct question, …)
  あからさまに質問されると, 彼はごまかす
 ・He froze when asked such a personal question. (= He froze when he was asked …)
  そういう個人的な質問をされると彼は急に口をつぐんだ
 

前置詞

[高校]
▢ [前置詞] bywith はどちらか迷う一つだと思います
 
 たとえば「金槌で釘を打つ」と言う時に、次の文の [・・・] の中には by と with のどちらがはいるでしょうか。
 ・I hit a nail [・・・] a hammer.
 
 ・I hit a nail [by] a hammer. と思う人も多いと思います … 実際このように使う人も見かけます。
 
  正解は、
 ・I hit a nail [with] a hammer. と、答えは with になります。
  nail [néil]「釘(くぎ) / 爪(つめ)
  hammer [hǽmər]「金槌(かなづち), ハンマー」
 
 
 
bywith の使い分けですが、次のように考えるとわかりやすいと思います。
  by は [] 又は [行動]
  with は [道具]
 
  bywith か不確かな時は、by using を使うことで、上で説明している [行動] にすることができます
  × I hit a nail by a hammer. … このままでは間違いですが、using を追加することで正しい文にすることができます。
   I hit a nail by using a hammer.
 
 ▢ 例
 ・I killed the cockroach with a slipper. (スリッパでゴキブリを殺した)
 ・I killed the cockroach by using a slipper. (スリッパを使ってゴキブリを殺した)
 ・I killed the cockroach by hitting it. (叩いてゴキブリを殺した)
 ・[I killed the cockroach by a slipper. は NG です]
 ・tighten a screw with a screwdriver
  ねじ回しでねじを締める
 ・He gained his purpose by (using) flattery.
  おべっかを使って目的を達した
 ・open a can of fruit with a can opener
  缶切りでフルーツの入った缶を開ける
 
・ 
 

カジュアルな言い方 / 硬い言い方

[中学][高校]
begin / startcommence「始まる, 開始する」
 
ポイント
● commence は形式ばった言い方になります。
begin / start / commence とも、後ろに [不定詞] も [動名詞] も使うことができます
  ※ [不定詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ [動名詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
  ・She began to run. / She began running.
   彼女は走りだした
  ・I started to play the piano when I was 3. / I started playing the piano when I was 3.
   私は3歳の時にピアノを弾き始めた
  ・I have commenced to study law. / I have commenced studying law.
   法律の勉強を始めた
 
・・・
 
 begin [biɡín]「始まる, 始める」
  begin の変化: begin [biɡín] ⇒ began [biɡǽn] ⇒ begun [biɡʌn] … 同じように変化する動詞 ⇒ コチラ
  beginstart が同じ意味で使われる場合
   ・I began / started teaching when I was 24.
    私は24の時教え始めた
   ・If Anne doesn’t come soon, let’s begin / start without her.
    もしアンがすぐに来なければ、彼女なしで始めよう
  かしこまった場合は begin が好まれます: 下記の2つの例を比べてください
   ・Can we begin by discussing matters arising from the last meeting?
    前回の会議で取り上げられた問題を討議することから始めましょうか
   ・It’s started to rain.
    雨が降ってきた
 
  教科書の例
   ・The race began. 2⃣ U-03
    レースが始まりました
 
 start [stáːrt]「~を始める, ~することを始める」
  start が使われ begin が使えない場合を3つ紹介します
   旅に出発する時:
    ・I think it best to start at once.
     すぐ出発するのが最善だと思う
   [機械が]動き出す時:
    ・The car won’t start.
     車が動こうとしない
   何かをスタートさせる時:
    ・How do you start the washing machine?
     どうやって洗濯機を動かすんですか
 
・・・
 
  教科書の例
   ・When you were a third-year high school student, you started to train in Canada. 2⃣ U-06
    あなたは高校3年生の時、カナダでトレーニングをし始めましたね。
 
 commence [kəméns]「開始する, 着手する, し始める」
  ※ 発音は「ゴメンス」というより「カメンス」に近いです。
  ※ 2022年06月発売の映画 アンチャーテッド(原題: UNCHARTED)の中のカジノのシーンで会場に次のアナウンスが流れます
  ・Would you please take your seats? The auction will be commencing very soon.
   どうぞお席におつきください。オークションがすぐ始まります
 
  例文
  ・Work will commence on Monday.
   仕事は月曜日に開始される
  ・She commenced studying law. / She commenced to study law.
   彼女は法律を勉強し始めた
  ・The business of the day commenced.
   その日の仕事が始まった

▢「早くして~」というお客に、「ごめん、始めます」と店員
 
・・・

英語学習 (中学)

[中学][高校][一般]
▢ 1⃣ What do you do? / 2⃣ How do you do? / 3⃣ How are you?
 この3つの表現は、英語を学び始めたころはどれがどれか混乱しがちです。
 ※ この3つの表現のうち 2つは do you do を使っています。
   最初の do は [お助けマン] の do で、2つ目の do は「する」とい意味です。
   [お助けマン] の説明コチラ
   「~する」の do の説明は ⇒ コチラ
 ※ この3つの表現のうち 2つは How を、残り1つは What を使っています。
 [疑問詞] の説明は ⇒ コチラ
 
▢「お父さんは何をされているんですか」… この質問は何を聞いているのでしょうか
 「山で柴刈りをしています」(今現在していることを答える) というのは、質問に対する答えになっていません
 実はこの質問は、仕事は何かを聞いています
 英語では、What does your father do? になります。
  your father の代わりに you を使うと、What do you do? 「(あなたは) 何をされているんですか」になります。
 「(あなたは) 何をされているんですか」が職業を聞いているということがわかれば、それを英語にした What do you do? の意味がわかると思います。
 
 1⃣ What do you do?「(あなたは) 何をされているんですか
  ※「あなたの仕事は何ですか」と言う意味です。
  仕事を聞くのに、通常 What your job? という言い方はしません
   What do you do? と質問された後に、意味がわからずキョトンとしていると What is your job? と聞かれることがあります。
  ※ 仕事を聞いていることをはっきりさせるために、What do you do for living? / What do you do for a living? と言う言い方もします。
 
  
 
 2⃣ How do you do?はじめまして
  ※「はじめまして」は、通常 Nice to meet you. とい言い方をよくします。
   Nice to meet you. の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
  
 
 3⃣ How are you?お元気ですか
  ※元気な場合の答えは、I’m good. / I’m fine. などを使います。
   I’m good. の方が答えとしてよく使われI’m fine. と言うのは少数派です。
  答えに [be 動詞] am が含まれるので、質問にも [be 動詞] が含まれます
    3つの質問1⃣2⃣3⃣ のうち [be 動詞] が含まれるのは 3⃣ の How are you? だけなことから 3⃣ の意味を判断できます
 
  
 

単語

[中学][高校]
▢ まぎらわしい単語 ⑥ saw / sew / sow / so
 ※ [ɔː][オー] と [óu][オウ] の発音コチラ
 
 saw [sɔː]
  ㋐「see の過去形
   ※ see の変化 ⇒ コチラ
  ㋑「のこぎり
   jigsaw (糸のこぎり) や chain saw (チェーンソー) から saw =「のこぎり」を連想してもいいです
 
・・・
 
 sew [sóu]「<衣服を> 縫う」
 
 ・sew a button on a shirt 3⃣ Page 124 (Active Words)
  シャツにボタンを縫いつける
 
・・・
 
 sow [sóu]「<種を> まく」
  ※ [ことわざ] You reap what you sow.「結果は努力次第だ」「自業自得」コチラ
 
・・・
 
 so [sóu]「そう, その」「それから, そこで」「たいへん, に,非常に, とても」
 

単語

[中学][高校]
[動詞] do … 働き者の [動詞]
 
ポイント
 1⃣ do の変化: do ⇒ did ⇒ done [dʌn] / [三単現] does
 
 2⃣ 5つの主な働き
   [疑問文] や [否定文(打消しの文)] の時に使う「お助けマン」[中学]
   ※ 次の例文で、どのように [お助けマン] が使われるか確認してみましょう。
   ・ You like tomatoes. (あなたはトマトが好きです) … [平常文(普通の文)][お助けマン]は出てきません。
   Do you like tomatoes?  (あなたはトマトが好きですか?) … [疑問文][お助けマン] が登場
    [お助けマン] の詳しい説明コチラ
 
   正確にどの行動について話しているか言わない時 (言うことができない時) [中学]
   ※ 次の例文と教科書の例で、do の使われ方を確認してみましょう。
   Do something. (何かやって)
   ・ What do you do during the summer vacation? (夏休みの間は何をするの) 1⃣ U-03
    ※ What の後の do は [お助けマン] です。you の後の do がこの do です。
 
   

   [仕事] 関係の語句 (job や work 等)と共に使用 [中学][高校]
   ※ 次の教科書の例で、do の使われ方を確認してみましょう。
   do my homework (宿題をする) 1⃣ U-03 (Page 48)
   ・I think you did a great job. (よくやったと思うよ) 2⃣ U-02
   ・I’ll just do the dishes before we go.
    行く前に私が皿を洗ってしまいましょう
    「皿を洗う」は wash the dishes とも言います(教科書ではコチラが登場)
 
   

  
 do+ -ing [中学][高校]
   ● 中学生は、ここの ㋓の説明を理解しようとしたり覚えようとしたりする必要はありません
     中学ではほぼ登場しない表現のため、もし教科書などで出てきた時は、その都度丸覚えするぐらいでいいです。
 
   ※ この言い方は「ある程度時間がかかったり繰り返し行われるたりする行動」をいう時に使われます。
   ※ この表現では、仕事や余暇のことを話す時に -ing は [名詞] として使われています。
   ※ この言い方には、通常 -ing の前に the, my, some, much, a bit of などが付きます
   ※ 次のような語と一緒に do が使われることもあります: cleaning / washing / cooking / gardening / skiing など
   ※ -ing の後に [目的語] は続きません … I’ll do some watching TV.  とは言いません (TVが目的語に該当します)。

   ・I like listening to the radio when I’m doing the ironing.
    アイロンがけをしている時にラジオを聞くのが好きです
   ・do the shopping for dinner / do some shopping for dinner
    夕食の買い物をする
   ・I went to town to do some shopping
    買い物をしに町へ出かけた
    go shopping は「趣味などで買い物に行く」時に使います。
     go -ing の詳しい説明は ⇒ コチラ
     go shoppingdo the shopping の記事 (こちらは学校の勉強というより、実際に英語を使う時) ⇒ コチラ 
   Do the washing.
    洗濯をしてくださいね
 
   
 
   特定の語句と共に使用 (決まった言い方) [中学][高校]
   do と共に使われる語句: good / harm / business / one’s best / somebody a favor / sport / some exercise / one’s hair
     ●[高校do harm to「に危害を加える, 損害を与える」
     ●[高校do away with「捨てる, 処分する, 廃止する」
   中学では、do one’s best を熟語として覚えれば十分です (他は高校で学びます)。
   ※ 次の教科書の例で、do の使われ方を確認してみましょう。
    ・The important thing is doing your best. (大切なことは全力を尽くすことだよ) 2⃣ U-02
     ※ do one’s best で「最善を尽くす」
    do harm to a person’s image (人の印象に傷をつける)