洋画と邦画
この記事は、英語とは特に関係ありません。この記事がが正しい前提で読まないようお願いします。
□ 洋画と邦画
これは、私 個人の「洋画と邦画を観る比率」に関しての記事になります。
ずっと以前は、映画館でも自宅でも観る映画は、ほぼ100%洋画の時期がありました。
ハリウッド映画の迫力に対して、日本の映画にはそういいうモノがなく、なんとなく楽しめなかったからです。
映画に関して言うと、以前は「日本の映画よりアメリカの映画が優れている」… というような感覚を持っていたかもしれません。
たとえば、以前の邦画は、特殊撮影があったとしても「頑張って作ったな感」はあっても「子供騙しに毛が生えた」ような感じでした。
それに加えて、ハリウッド映画には、本物としか思えない特殊撮影を楽しみながら英語の勉強もできる … と考えていました。
実は、私の場合、現在では邦画を観る比率の方がずっと高くなっているのです。
日本の映画を観始めるきっかけとなったのは、草彅 剛さん主演の「黄泉がえり」でした。
特殊撮影はハリウッドほどではありませんでしたが、ストーリーの面白さに「日本映画もやるやん」と思ったのを記憶しています。
それでも当時、迫力のあるハリウッド映画は映画館で観ても、邦画はDVDなどがリリースされてからで十分と思っていました。
同じようにアニメも、以前はDVDリリース後で十分と思っていました。
その気持ちが変わったのが、新海 誠監督の「君の名は。」でした。
最近は面白そうな映画で、どうしても観たい映画であれば、あれば邦画でもアニメでも映画館で観にいくようにしています。
同じように、韓国映画を観るきっかけになったのが「猟奇的彼女」です。
驚くほどストーリーが良く考えられていて、観終わった後に「韓国映画恐るべし」と思いました。
それから、ずっと韓国映画を観ている時期もありました。
ただ、ずっと韓国映画を精力的に観ていて気づいたのは、他の国の映画と同じように「面白いものもあれば、そうでないものもある」ということでした。
邦画と韓国映画に共通しているのは、自分が面白いと思う映画はストーリーがいいことです。
韓国映画はストーリーがいいので、サスペンス物は、結末が簡単に予想できない面白いものが多い … という印象を持っています。
ハリウッド映画に少し興味がなくなってきた理由の一つに、目新しさがなくなってきたように感じていることがあります。
何かのテレビ番組で聞いたことになりますが、どうやらハリウッド映画は「ネタ」がなくなってきているようなのです。
スーパーマンや、バットマン、スパイダーマンにしても、以前観たようなストーリーのものを俳優を変えて作り直している感じがあります。
以前観た時から何年か経っていたら、ストーリーなども忘れている場合もあり、作りなおした新作であっても楽しめることはあると思います。
ただ、思い返すとストーリーや展開が同じような感じになっていることは否定できないように思えます。
そのためか、ハリウッドは日本の漫画やアニメなどに注目し、いいモノがあればハリウッドで実写版で作ろうとしているようなのです。
確かに、日本の漫画やアニメの新しいモノの中には、新鮮なストーリーや展開があるものが多いように思えます。
邦画の場合は「こう来たかぁ…」と、想像もしていなかった展開になることが多いのです。
「ネタ切れで、映画が作れない」という時代にならず、これからもずっと私たちを楽しませてくれる邦画であって欲しいです。