英語を始めましょう [一般]
[一般][この記事は現在学校で英語を勉強している人は対象としていません]
▢ 英語を始めましょう [一般]
● はじめに
中学・高校生は、現在学校で英語を勉強している人が多いと思います。ここでは、そういった中学・高校生ではなく
「英語を始めたいけれど、何をどう始めて、その後どう進めて行っていいかわからない」という一般の方向けの内容になります。
中学だけであれば 通常3年間は英語の勉強をしています。その後、高校・大学と進めばもっと長く英語の勉強をしていることになります。
ただ「英語があまり好きではなかった」とか、「英語の先生があまり好きでなかった」などの理由であまり英語を勉強してこなかった人もいるかと思います。
そういった人が、何かのきっかけで「英語でもやろうかな…」と思った時に「何をどうすればいいかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
勉強したこともほとんど忘れてしまったなどの理由で、英語をほぼゼロの状態から始める人のためのヒントを書いています。
● 必要なところだけ読んでください。
全てを読んで理解する必要はありません。自分が必要だと思うところだけ、興味を持ったところだけ読めば十分です。
必ずしも正しいという前提では読まないでください。よいと思うところは取り入れ、疑問に思うところは自分なりに考えてみるのも面白いと思います。
● 勉強を始めるにあたって
勉強した全てのことを、細かいところまで一度に完璧に覚えようとしないようにしましょう。
勉強をする時は、まず大きなところを覚え、細かいところは余裕がでてきたら徐々に覚えていけばいいです。
例えば、ダンスを覚える時でも、最初は振付を覚え、それを覚えたら徐々に指先などの細かいところにも気を配ることができるようになるものです。
英語の例で言えば、a や an や the などは、間違えてもいいのです。
英語を勉強するにあたり、どこで満足するか、どこで妥協するかによって上達できるレベルは異なります。
英語の必要性は人それぞれです。全ての人が完璧な英語を身に着けることは必ずしも必要ありません。
自分の必要とする英語を身に着ければいいと思います。詳しい説明は ⇒ コチラ
● 教科書・テキスト
教科書・テキストに関する記事は ⇒ コチラ
● 話すことと聞き取りすることは別のこと
「話すこと」と「聞き取りすること」は分けて考えましょう … 詳しくは ⇒ コチラ
▢ 英語の勉強の進め方
それでは、実際の英語の勉強について説明します。できていると思うところは飛ばしてもかまいません。
①
アルファベット
アルファベットは、最低読んで書けるようにしておきたいです。
どのように英語を勉強するにしても、読むことと、最低メモ書き(パソコン入力を含む)をすることは必要です。
英会話学校に通ったり、インターネットで英会話を学ぶにしても、教科書(テキスト)を使う場合がほとんどです。
教科書を使わなくても、覚えたことや、疑問に思ったことをメモ書きなどで何かに書き留めておく必要が出てきます。
[紙の辞書、電子辞書にかかわらず] 辞書やインターネットで単語や不明点を調べる場合も、アルファベットは必要です。
※ アルファベットの説明ページ(母音・子音をクリック)は ⇒ コチラ
②
英語独特の発音とつづり
ローマ字と異なり、英語には英語特有なつづりと発音があります。
この英語特有なつづりと発音は「このようなつづりの場合はこのような発音になる」という「傾向」になります。
この特有なつづりと発音については、まとめていますので、そのような単語に出会った時に参照してみてください ⇒ コチラ
[例]「(私たちは) 試合に勝った」という英文 We won the game. の 4つの単語にも英語らしいつづりと発音が含まれています。
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③
単語の仕分け
新しく出てきた単語を全て同じように覚えようとすると大変な労力が必要になります。単語を3つに分類しましょう。
A: 自分でも積極的に使用する基本的な単語 (話す時、作文で使用)
B: 聞いたり見たりした時に意味がわかる単語 (聞き取りや、何かを読む時に使用)
C: 覚えない単語 (必要になったら調べればいいと割り切り、あえて覚えないようにする)
※「話すことと聞き取しすることは別なこと」と関係しています … 詳しくは ⇒ コチラ
※ 単語の仕分けについて、
・単語の仕分け① ⇒ コチラ
・単語の仕分け② ⇒ コチラ
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④
単語・熟語を覚えること
資格試験を受けるのでなければ、単語や熟語はテキストに出てきたものをすこしずつ覚えていけば十分です。
一つには単語や熟語は、単独で覚えるより、ストーリー性があるものや文章の中で出てきた方が覚えやすく思い出しやすいものです。
もし資格試験などのために単語や熟語を別に覚える必要がある場合は下記の注意が必要です。
英語の勉強には「記憶することと忘れることの戦い」という一面があります。
丸暗記したことは短時間で忘れやすいものです。
● よく使う基本的な単語・熟語は、普通に英語を勉強する中で頻繁にお目にかかるため覚えるために別な時間を作る必要はありません。
● あまりお目にかからない単語・熟語は、なるべく何かと関連付けたり、コジツケなどの覚え方をするのをお勧めします。
単語の中には、何回見ても、覚えるために時間を使っても覚えられないものが出てきます。覚え方を工夫するとすんなり入ってくる場合もあるのです。
英語の勉強に多くの時間を使うことができればいいのですが、仕事をしながら空いた時間で英語を勉強するような場合は、時間の使いかたも重要になってきます。
前の項目で述べた「使わない単語は覚えない」ようにすることも一つの時間節約方法です。
覚え方を工夫するのは、時間がかかりそうに思える場合もありますが、長い目で見た場合に、時間の節約になっている場合も多いのです。。
「ただがむしゃらに努力する」より少し工夫したほうが効率がいい場合もあります。
※ 詳しくは「覚えること、忘れること」という記事を参照してみてください ⇒ コチラ
⑤ 英文法の重要さ
子供が言語を学ぶのと違い、大人が英語を勉強するには「実際に使うための英文法」が必要になります。
一つには、似た表現がある場合に、丸暗記ではなく頭で使い分けを理解していないと使いこなすことができないことがあります。
他には、子供が間違いをした場合、大人は根気よく間違いを正してくれますが、大人が勉強する場合は同じ間違いを繰り返していると英会話の先生でさえ
間違いを指摘したり修正したりしてくれないことが多いためです。この時に手助けになってくれるのが「 使うための英文法」なのです。
※ 英文法の重要さについて詳しくは ⇒ コチラ
⑤-01 日本語と英語では、語順が違います … 詳しくは ⇒ コチラ
⑤-02 主語を意識しましょう … 詳しくは ⇒ コチラ
※ 説明の中に [人称(にんしょう)] や [〇人称] という言葉が登場し、意味がよくわからない場合 … [人称]の優しく詳しい説明は ⇒ コチラ
⑤-03 代名詞を覚えましょう … 詳しくは ⇒ コチラ
※ 代名詞は、「私は」の時は I を使い、「私の」の時は my を使う…というものです。
代名詞は必死で覚える必要はありません。英語を勉強する中で頻繁に登場するた特に努力しないでも覚えることができると思います。
※ -self という再帰代名詞は、少し特殊で、あまり頻繁に登場しません。テキストなどに出てきた時は注意しましょう ⇒ コチラ
⑤-04 be動詞を覚えましょう … be動詞の超詳しい説明は ⇒ コチラ
⑤-04-01 be動詞の変化を覚えましょう
⑤-05 一般動詞 (be動詞意外の動詞)を覚えましょう … 詳しくは ⇒ コチラ
※ どうして動詞をbe動詞と一般動詞に分けるのでしょうか ⇒ 質問や打消しの文にする時にやり方が異なり別々に覚えた方がいいためです。
※ お助けマン: 質問や打ち消しの分の時に登場する「お助けマン」も覚えましょう … 「お助けマン」の詳しい説明は ⇒ コチラ
⑤-06 助動詞 を覚えましょう … 詳しくは ⇒ コチラ
※ 助動詞は人にお願いしたり、会話やMail(メール)などのやり取りの中では重要になってきます。
続きます ・・・