▢ 英語と日本語で異なる時制
※ 時制は、現在・過去・未来などと考えてください
※ この記事の投稿時(2023年07月)は、2件ですが随時追加していこうと思います。
日本語と英語で時制が異なることがあります。
英語を日本語にしたり、逆に日本語を英語にする時に、このことを意識していないと
変な日本語になったり、間違えた時制を使ってしまうことがあります。
▢ I’m late. [現在形] ⇔ 遅れました [過去形]
・late [léit][形容詞]「遅れた」
※ late と later と latest の記事は ⇒ コチラ
〇 I’m late. を日本語にするとき、am が現在形なので「遅れています」とすると不自然になるため
「遅れました」と過去のよう訳す必要があります。
逆に日本語が「遅れました」と過去の響きなので、I was late. と間違えてしまう場合があるので注意が必要です。
※ I was late. は文法的に誤りというわけではありませんが、意味は「今、遅れている」ではなく
「過去のある時点で遅れていた」という意味になります。
▢ I’m lost. ⇔ 迷ってしまいました。
・lost [lɔːst][形容詞]「道に迷った」
※ I’m lost. (Here We Go!) の記事は ⇒ コチラ
〇 I’m lost. を日本語にするとき、am が現在形なので「迷っています」とすると不自然になるため
「迷ってしまいました」と過去のよう訳す必要があります。
逆に日本語が「迷ってしまいました」なので、I was lost. と間違えてしまう場合があるので注意が必要です。
※ I was lost. が文法的に誤りというわけではありませんが、意味は「今、迷ってしまっている」ではなく
「過去のある時点で迷っていた」という意味になります。
・
▢ I’m ready. [現在形] ⇔ 準備ができました [過去形]
▢ I teach English. [現在形] ⇔ 私は英語を教えています [現在進行形]
[現在形] の英語を日本語にする時にそのまま[現在形]にすると不自然になるため、
日本語を[現在進行形]のように訳すことがあるので注意が必要です。
例えば、次の英文は[現在形]ですが、日本語を[現在形]と[現在進行形]として訳した場合を比較してみましょう。
・Ms. Brown teaches English. … [現在形] の形をしています。
ブラウン先生は英語を教えます … [現在形]として日本語にしています。
ブラウン先生は英語を教えています … [現在進行形] のように日本語にしています。
※ [現在形]として日本語にすると、不自然で、将来のことを言っている印象さえうけます。
そこで、[現在進行形]のように訳すと、不自然さがなくなるのがわかるでしょうか。
逆に「ブラウン先生は英語を教えています」という日本語を見て、Ms. Brown is teaching English. という英語にすると
ブラウン先生は、今英語を教えているところ … というような意味になってしまいます。
日本語が [現在進行形] のようでも、英語は[現在形]にした方がいい場合もあることは気に留めておきたいです。