長文問題の準備 (高校入試)
▢ 長文問題の準備 (高校入試)
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・下記の点に注意して、日ごろから準備したり、問題集の長文問題を解いてみましょう。
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〇 長文を読む時は、声を出さないで読みましょう(黙読)。声を出す癖をつけてしまうと、
・ 声を出して読めない試験の時に、いつもの実力が出せない可能性があります。
・ 試験問題の注意書きにも「声を出して読んではいけません」と書かれています。
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〇 まず、長文問題を読むには単語力が必要です。学校で習っていない単語を除いて、
・ 英文1文に意味がわからない単語が1語以上あると長文を読んで理解するのは厳しいと思われます。
・ その場合は、まず単語力を付けましょう。今まで教科書に出てきた単語の意味がすぐに出てくるようにしましょう。
・ ※「意味、何だっけ…」と少し考える単語も意味もわからない単語とします。
・・ この「意味、何だっけ…」という単語の方が、全く知らない単語より曲者(くせもの)です。
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見覚えがあるのに思い出せな単語は、思い出そうとして時間を浪費してしまいがちです。
・・ このような単語がある場合は、単語を見た時にすぐに意味が出てくるまで努力しましょう。
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〇 東京都立高校入試の英語の問題で使われる単語・熟語は、基本教科書で登場したものだけです。
・ 教科書で登場した単語だけしっかり覚えておくだけで十分です。
・ ※ 教科書で登場していない単語・熟語が問題文・解答例で使われる場合は、問題文の後ろの[注] として書かています。
・ ・ 問題に取り掛かる前に、この部分を目立つように囲んでしまいましょう。
・・・[注] の単語・熟語は、問題文の中だけでなく、回答の選択肢の中でも使われています。
・ ・「どこに書いてあったかな…」などと [注]を探すのは、テストの中で無駄な時間になります。
・ ・ … 英語の実力を示す以外の部分で時間を使ってはいけません。
・ ※ 単語・熟語は教科書に登場したものだけ覚えておけば十分と書きましたが、
・ ・ 余裕がある人は、教科書以外の他の単語も覚えておけば、この [注] の部分を見る機会を減らせるかもしれません。
・ ・ 英語は高校でも勉強します。教科書以外の単語・熟語を覚えておけば高校に入ってからの勉強に余裕が生まれます。
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〇 東京都立高校の入試問題では、正しい英文を書くことより、英文を読んだ時にを日本語で意味がすぐにわかる力の方が数倍重要です。
・ ※ 東京都立高校の入試問題では、英語を書く問題の割合は低いです。
・ ・ 日本語 ⇒ 英語 より、英語 ⇒ 日本語 の能力がより試されています(重要視されています)。
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〇 問題集などで長文問題を解たら、それで終わらせてしまわないようにしましょう。
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知らない単語が出てきた時は、覚える努力をしましょう。その時覚えたら、その後が楽になります。
・ ※ 問題の欄外に注釈があって日本語訳が載っているものは「知らない単語」と分類はしません。
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・ 注釈がある英単語の中には、あまり重要でないものも含まれています。
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〇 長文を読む時は、ただ読むだけでなく同時に意味を理解するよう努力しましょう。
・ 最初は読みながら同時に意味も理解するのは難しいですが、練習を繰り返していくうちに少しずつできるようになります。
・ 長文を1文ごとに正確に訳す必要は全くありません。書かれている内容がだいたい理解できることが大切です。
・ 覚えていない単語などは飛ばしましょう。抜けた部分は想像で補えればいいです。
・ 問題文を読んだ時に、本文で書かれている個所がすぐにわかり、答えを見つけ出すのに重要な語句を見つけ出すことが重要となります。
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〇 長文を読む時は、できるだけ速く読む努力をしょう。東京都立高校入試の試験問題は集中して必死にしないと全てが終わらない量があります。
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〇 長文問題を解く時だけでなく、教科書や他の資料などの英文を読む時もできるだけ速く読む癖をつけましょう。
・ ※ 日頃から速く読むことを意識していないと、どうしても自分が楽に読めるスピードで読んでしまいます。
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