日野 無料英語教室 ひあら (無料塾)では、
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語順

[中学][高校][一般]
2つキムチ
 
  本日09月18日(水)帰宅していつものようにテレビをつけました。
 いつもは、朝見ていたNHKが映るのですが、今日はなぜかテレビ東京でした。
 いつものようにNHKにチャンネルを変えようとしたのですが、面白い番組だったのでそのまま観てしまいました。
 番組の内容は、東京に来ている外国人が何を食べるか一緒について行って取材するものでした。
 その人たちの中には片言の日本語を話す人が何人かいました。
 居酒屋に行った家族も少し日本語が話せるようで2つキムチ」と言って注文していました。
 何かを注文する時には「キムチ2つ」というのが、自然な日本語の語順だと思うのですが、
 日本語が片言なので、どうしても英語の語順で「2つキムチ」と言ってしまったのでしょう
 
 不自然なのは外国人だから …と考える人もいるかもしれませんが、意外とそうでもないんですよ。
 英文を日本語にする時に。「2つキムチ」のように、数字 ⇒ 名詞 と訳す日本人が多いのです。
 名詞 ⇒ 数字 とした方が自然な日本語になることが多いのですが、英語の語順で訳す人が多いのです。
 
 居酒屋に行ったその家族ですが、キムチの他に別な食べものも注文していたのですが、同じ語順で注文していました。
 その食べ物が思い出せないのです。「2つ枝豆」… だったかもしれません。
 枝豆は一番したの赤ちゃんが好きだったようです。
 エビフライは、おいしかったようでクロイちゃんが3尾全部ひとりで食べてしまいました。
 
  ・


Here We Go 1

[中学] What a big lantern! 1⃣ Unit 7 (P110)
 
What a big lantern! 「なんて大きなちょうちんなの」
 
□ ポイント
 1⃣ 単語熟語
 
  what [hwʌt][形容詞]「なんという」
   ※ what には [疑問詞]「何」などという意味があります。
 
  a big lantern
   a / an / the は [冠詞] と呼ばれています。
 
   big [biɡ][形容詞]「大きい」
 
   lantern [lǽntərn]「ランタン, ちょうちん」
    ※ lantern 自体はそれほど重要な単語ではありません
    ※ jack-o’-lantern「(ハロウィーンで使われる) カボチャのちょうちん」
 
 2⃣ 感嘆文
  感嘆文は「なんて~なんだ」という感嘆を表します
  感嘆文には、次の2種類があります。What から始まるものと How から始まるものの2種類があります。
   What a / an [形容詞][名詞]+[主語][動詞] !
   ㋐ How [形容詞]+[主語][動詞] !
    ※ 文の最後は「!」(ビックリマーク / エクスクラメーションマーク) を付けます。
    ※ 日常会話では、後半の [主語][動詞] を省略する場合が多いです。
・     中学教科書 Here We Go! に登場するのは、この省略した形のみです。
     What a beautiful flower!
       なんて美しい花なんだろう!
     How beautiful!
       なんてきれいなんだろう!
 
     ※ 下記に省略のない文を紹介します。この2つの文を覚えておけば、単語を入れ替えてさまざまな感嘆文を作ることができます。
      What a beautiful flower this is!
        これはなんて美しい花なんだなんだろう!
      How beautiful this flower is!
        この花はなんて美しいんだろう
       ※ How を使った感嘆文は、後半の[主語][動詞]の順番を間違えると疑問文になってしまうことがあります。
        見間違いに注意しましょう!
        [感嘆文] How beautiful this flower is!
        [感嘆文] How beautiful is this flower?
            この花はどれぐらい美しいですか
 

目的語

[高校][一般]
I think it easy to find the book. … 文法的に間違い?
 
 □ ある質問サイトに、日本では正しいものとして教えられているが、アメリカに住んでいるというある日本人の人が
  ネイティブの人に何人か質問したところ「この文は間違いであり、使っていることを聞いたことがない」ということだったらしいのです。
   アメリカといっても広く、生まれ育った場所や、住んでいる地区によって使われている英語が可能性があります。
  この投稿によってすぐに「間違えているので、使うべきでないと判断するのも正しくないように思われます。
   ※ 間違いといっているのは think の場合で、find などは使われているようです。
   ※ この投稿の詳細は(外部サイトにつながります)コチラ
 
    

 I think it easy to find the book. という英文は文法的に正しいです。
  英文が正しいかどうかと、使われているかどうかは別な場合があります。
  英語を母国語としている人に対して、この種の英語を使う場合は注意が必要な場合があります。
  注意を要する人(特定の人だけ注意すればいいです): 英語の上級者で、英語を使うときにほとんど間違いをしない人
   ※ 普通の日本人が英語を話したり英文を作ったりする時に、全く間違いをしない人はほとんどいません。
    文法的な間違いを10個しても11個しても、大きな違いはほとんどありません。
    また、英会話の先生でもなければネイティブの人が日本人に対して間違いをいちいち指摘することはありません。
    仮にこの英文が使われない英文だとしても、普通の日本人が使っても問題はないのです。

 □ 正しいかどうか不安な方は …
  ① 無理してこの種の英語を使わなくても is をつけて I think it's easy to find the book. という言い方を使えばいいのです。
  ② この種の英文を使う場合は、周りのネイティブの人に正しいかどうか、使う言い方かどうか聞いてみるのがいいと思います。
   アメリカの特定の場所では間違いとされていても、アメリカの他の場所やイギリスやオーストラリアなどでは普通に使われているかもしれません。
 
 □ この英文は正しいという証拠
  ●よく知られた英語の参考書にも[形式目的語 (仮目的語)]という項目に think it [補語] to ~ の説明があります。
  ● 家庭教師のトライでも紹介しています(外部サイトにつながります) ⇒ コチラ
  ● Michael Swan 著 Oxford University Press 出版の Practical English Usage (Forth Edition) には次のように書かれています。
    269 preparatory it: object … 仮目的語の項目(269)になります
    1 I find it difficult to talk to you.
    We can sometimes use it as a ‘preparatory object’.
    This happens when the object of a verb is an infinitive or a clause, and when this has an adjective or noun complement.
    For example, instead of saying ‘I find to talk to you difficult’, we prefer ‘I find it difficult to talk to you’.
    subject + verb + it + complement + infinitive/clause
    ・We found it tiring to listen to him.
    ・My blister made it a problem to walk.
    ・I thought it strange that she hadn’t written.
    ・George made it clear what he wanted.
 
 □ 補足説明
  I think it easy to find the book. という英文において
   ※ 上記の文で it は [形式目的語] または [仮目的語] と呼ばれ、
     to より後ろの部分を [真主語] または [意味上の主語] と呼ばれています。
   ※ 上記の文は [主語][動詞][目的語][補語]という形をしています。
 

目的語

[中学][高校]
I found the book easy. … 文法的に間違い?
 
 I found the book easy. が文法的に間違えていると思っている人が意外と多いようです。
  その人たちの多くは、the book の後の is が抜けていて、正しくは下記の英文だと思っています。
  I found [that] the book is easy.
 
   

  □ 実は、下記の両方の英文とも間違いではありません。
   ㋐ I found the book easy.
    その本が簡単だとわかった
   ㋑ I found [that] the book is easy.
    その本が簡単であることがわかった
    ※ that は、[接続詞]で省略が可能です
 
   ●まず、㋑ の英文に関してです。
    ㋑ I found [that] the is book easy.
     find の後、that+[主語][動詞] で「[主語]が[動詞]のことがわかる」という意味になります。
 
   ● 次に、㋐ の英文に関してです。
    ㋐ I found the book easy.
     find の後ろは [目的語]+[補語] という形をしています。
      ※ これは [主語] make [目的語][補語] や [主語] call [目的語][補語] と同じ形をしています。
        [動詞] A+B の詳しい説明は ⇒ コチラ
      ・She made him happy.
       彼は私を幸せにしてくれた
      ・We call the dog Pochi.
       私たちはその犬をポチと呼びます
 
    
 

目的語

[中学][高校]
I found the book easy.I found the book easily.
 foundfind の過去形です … find の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 □ 上の二つの文で違うのは、最後の単語です。
  easy [íːzi][形容詞]「易しい, たやすい, 簡単な, 楽な」
   ※ [形容詞] には [名詞]の前に置く使い方と、be動詞の後ろに置く使い方があります。
    この文には be動詞はありませんが、be動詞の後ろに置く使い方になります。
    [形容詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
  easily [íːzili][副詞]「容易に, たやすく, 手軽に, 苦もなく, 楽々と」
   easily easy + ly という形をしています … easy の 副詞形 と想像できます。
   ※ [副詞] には いくつかの働きがありますが、ここでは [動詞] found を説明しています。
    ⇒ どのように found したかを easily  が説明(情報を追加)しています。
 
 I found the book easy. という文が、
  正しくない文のように感じる方は、まず find の使い方を確認しましょう。
  find には、いくつかの重要な使い方があります … 詳しい説明は ⇒ コチラ
  ● I found the book easy. は [主語][動詞][目的語][補語]という形をしています。
   ※ [主語][動詞][目的語][補語] は毎回書くのは大変なので SVOC という書き方をよくします。
     ここで、注目したいのは O=C となることです。
    言い換えると、上の文では the book is easy と言えます。
     I found the book easy.She made him happy. と同じ文の構造をしています。
    [動詞] + A + B の詳しい説明は ⇒ コチラ



  I found the book easy.found は「~が分かった」という意味になります。
   何がわかったかというと the book = easy (the book is easy) ということです。
 
  I found the book easy. は、 I found [that] the book is easy.  と言い方もすることができます。
   that は [接続詞] と呼ばれるもので、後ろに [主語]+[動詞]と続きます。
    that の意味は「~であること」という意味になります。…細かくいうと「[主語]が[動詞] であること」となります。
 
 I found the book easily.found は「~を見つけた」という意味です。
  ※ 何を見つけたのかは found の後の the book になります。
  ※ どのように見つけたのかは easily となります。
  I found the book easily.  の意味は「その本を簡単に見つけた」となります。
 
    
  

省略

[一般]
▢ [省略] Paper or Plastic?
 
  英語では、明らかにわかることは省略することが多いのです。
 これは、その英語を使う場に居合わせることが多い人には当てはまることだと思います。
 ただ、省略された言い方を初めて聞いた場合は「何のこっちゃ?」となる場合もあるような気がします。
 
 今回の 「Paper or Plastic?」を初めて聞いたのは、英会話学校に通っていた時のことです。
 私が教わっていたのは、アメリカ人のM先生でした。ただその人は日本人の女性と結婚し、当時既に日本に20年以上住んでいました。
 日本に定住していましたが、時々アメリカに帰っていました。
 
  そのM先生が、久しぶりにアメリカに帰省してスーパーマーケットに行った時のことです。
 買ったものをレジに持っていき、お会計をしようとしていた時に、この「Paper or Plastic?」と聞かれたそうなのです。
 その質問をされた時に、何を質問されているかわからなかったそうです。
 紙幣は紙でできていて、クレジットカードはプラスチック製なので、
 支払いを「現金払いにするかクレジットカードにするか」質問されたかとも考えたそうです。
 その後の詳しい話は思い出せないのですが、その質問は結局
 買い物袋を紙袋にするかビニール袋にするかを聞いていたのです。
 省略しなければ、恐らく「Which would you like, a paper bag or a plastic bag?」ぐらいなのでしょうか。
 毎日、アメリカのスーパーマーケットに通っている人にとっては定番の質問なのだと思います。
 ただ、初めてその質問を聞いた人にとっては、言葉が省略されているため、アメリカ人でさえ「おやっ」と考えてしまうこともあるようなのです。
 
 単語
 ・ビニール袋: plastic bag
  最初に plastic bag と聞くと、何か硬い袋のようなイメージを持つかもしれません。
  また、plastic bag という英語を知らないと ビニール袋は英語で vinyl bag だと考えてしまうかもしれません。
 
   
 

動詞

[高校][一般]
Tom bought a book for Bob. は「トムはボブの代わりに本を買ってきてあげた」と解釈できるの?

・Tom bought a book for Bob. は、トムはボブに本を買ってあげた」と考えるのが普通です。
ただ、この文には[前置詞] for が使われていて、for には「…の代わりに, …に代わって」という意味があります。
そこで Tom bought a book for Bob. の for をこの意味で使われていると考え
「トムはボブの代わりに本を買ってきてあげた」と解釈できるのでは … と思う人がいるのです。
このように考えることは可能なのでしょうか。

▢ まず「トムはボブの代わりに本を買ってきてあげた」の意味は
ボブが何らかの事情で本を買いに行けないので、トムがボブの代わりに本を買って来てあげた … という意味です。
ここで、本の代金は誰が支払ったのでしょうか。
この日本語を読んだ時に、代金の支払いについては次のように考えるのが普通だと思われます。
事前にボブがトムに本の代金を渡しているか、トムが代金を肩代わりして支払い、本をボブに渡した時に本の代金をもらう

Tom bought Bob a book.動詞 buy の意味ですが、お金を出すのは Tom で、
・ bought は「(Tomが) 買ってあげた」と言っているのです。
Bob の代わりに本を買い Bob に後からお金をもらう意味はありません
Bob と a book を入れ替えて Tom bought a book for Bob. と言っても、それは変わらないのです。
次の説明を読めば、これが理解できると思います。
buy のように目的語を二つ取る動詞の詳しい説明は ⇒ コチラ

次のような場合には動詞は何を使えばいいのでしょうか
あなたは、何かを買いにコンビニに行こうとしています。
その場にいた他の人(友達など)に「コンビニに行くんだけど、何か買って来て欲しいものある?」
その時に buy を使って次のように言うと
I'm going to the convenience store now, so is there anything you’d like me to buy for you?
お金を支払うのは I (私)で、何か買ってきて買ってきたものを渡した時も代金を依頼した人には請求しないことを意味しています。

〇 それでは、買ってきたものを渡す時に依頼した人から代金をもらう場合は何と言うのででしょうか
答えは、buy ではなく get を使い次のように言うのです。
・I’m going to the convenience store now, so is there anything you’d like me to get for you?

Tom bought a book for Bob.buy が使われているため「トムはボブの代わりに本を買ってきてあげた」とは解釈できないのです。


・・・

仮定法

[中学][高校]
 
仮定法
 〇 仮定法には、[仮定法現在]・[仮定法過去]・[仮定法過去完了] があります。
  ※ 上記の3つ以外ににも if を使う場合があります。
  ※ 上記の3つを比べると現在・過去・未来 などという時制がひとつづつずれているのがはっきりすると思います。
 
  [仮定法現在]・[仮定法過去]・[仮定法過去完了] の形を覚えましょう
   ※ 最初のうちは、仮定法の文を作るときは、紙に下記の3つのパターンを書いてから始めるのがいいかもしれません。
 
   


〇 if +[主語][動詞]の部分と、if がない側の[主語][動詞]の部分の2つの部分から成り立っていることを意識しましょう
 〇 If から始めるパターンと、if が後半にくるパターンがあります。
  ※ If から始まるときは、If に続く文の区切りで「, (コンマ)」を付けます。
  ※ if が後半の場合は、if が目印となるため「, (コンマ)」は使いません。
   If it rains tomorrow, I will stay at home. … if が最初に来るタイプ (コンマ必要)
   ・I will stay at home if it rains tomorrow … if が後ろに来るタイプ (コンマ不要)
 

    

 ▢ [仮定法現在]
  〇未来のことを仮定するときに使います。
   未来のことを言っていますが「もし…なら」と if に続く動詞は現在形にします。
   ・If it rains tomorrow, I will stay at home.
    明日雨なら家にいるでしょう
    ※ 参考書などによっては if [主語][動詞] の方を、条件を述べているので [条件節] と呼んでいるものがあります。
 
    
 
 ▢ [仮定法過去]
  〇 ㋐ 現在と異なることを仮定したり、㋑ ありえそうにないことを仮定するときに使います。
  「もし(私が)鳥だったら…」というのが ㋐ の例になります。
   実際は人間なのですが、現実と異なることを仮定しています。
   日本語でも「鳥だったら」と過去形のような時制を使っています
  「もし、大谷翔平が訪ねてきたら…」というのが ㋑ の例になります。
  「大谷翔平が訪ねてくること」は、可能性としてゼロではありませんが、宝くじで高額当選するなど非常に確立が低い場合に使います。
 
  ・ If you had one million yen, what would you do?
   もし100万円もっていたら、何をしますか
  ・If I were a bird, I could fly high in the sky.
   もし私が鳥だったら、空高く飛べるのに
  ・ If I had a time machine, I could travel to the future.
   もし私がタイムマシーンを持っていたら、未来を旅行するのに
  ・ If I were a cat, I wouldn’t have to study for tests.
   もし私が猫だったら、テストのために勉強しなくていいのに
 
   
 
  〇 次のように wish を使った文も if は登場しませんが [仮定法過去] になります。
   : [主語A] wish [主語B][動詞]の過去形
    ※ [主語B] の後ろに[助動詞]がくる場合は、この[助動詞]を過去形にします。
   意味:「~だったらいいのに」… 実際とは異なることを願っています。
  ・ I wish I were a bird.
  ・ I wish you weren’t leaving. 「行かなければいいのに」
  ・ I wish I could go to the party.
 
   
 
 ▢ [仮定法過去完了] … 高校で学ぶ内容です (中学生は覚える必要はありません)
  〇 実際に過去の事実とは違うことを仮定するときに使います。
   実際には風邪をひいてパーティーには行っていないけど、「もしパーティーに行っていたら…」
   とか「もしあの飛行機に乗っていたら…」など過去の事実と違う仮定をするときに使います。
 
  ・If you had left earlier, you could have caught the last train.
もっと早く出発していたら、最終電車に間に合っただろう
 
    
 
   過去完了 ⇒ 過去 ⇒ 現在 ⇒ 未来
 

疑問文の種類

疑問文 5⃣ 疑問詞を使った疑問文 ③ [補足]
 
  下記に2つの英文があります。
  一方は does が使われているのに、もう一方には do や does などが使われていません
  なぜでしょうか?
 
 Who does Anne make happy?
  アンは誰を幸せにしますか
 Who makes Gilbert happy?
  誰がギルバートを幸せにしますか
 
▢ 質問(疑問文)にする前の形を考えてみます。
 Anne makes Gilbert happy.
  アンはギルバートを幸せにします
  登場人物が AnneGilbert の 2人がいます。
  ということは AnneGilbert それぞれを問う2種類の質問ができることになります。
 
   

 ㋐ まず Anne を問う質問を作ります(Anne が誰かわからない場合)
  Anne は [主語] なので、Anne を[疑問詞] の who に置き換え、
   最後をクエスチョンマークにしたら疑問文の完成です。
   [Who] makes Gilbert happy?
    Who が [主語] の場合は、三人称単数扱いなので注意が必要です … コチラ
      文が現在形の場合は、[動詞] に三単現の s を付ける必要があります。
 
   

 ㋑ 次に Gilbert を問う質問を作ります(Gilbert が誰かわからない場合)
  Gilbert を[疑問詞] の who に置き換えます。
   ・ Anne makes [who] happy.
  ② 上記の文を疑問文にします。三単現の [お助けマン] does の登場です。
   Does Anne make [who] happy?
    does を見れば三単現とわかるので makess はとり make にします。
  ③ 一番聞きたい [who] を文の先頭に移動します。
   [Who] does Anne make happy?
    ※ 文の最初は大文字にし、その他の不必要なところ (Does ⇒ does) は小文字にします。

・・・

 ▢ 上記の ㋐ と ㋑ の疑問文を見ればわかりますが、
  [主語] が Who に置き換わった疑問文は、do / does / did などの [お助けマン] の手助けは不要なのに対して
  [主語] 以外の部分 が Who に置き換わった疑問文は、do / does / did などの [お助けマン] の手助けが必要なのです。
   ※ 違う言い方をすれば、疑問文の中に [疑問詞] でない you などの [主語] がある場合は [お助けマン] の手助けが必要なのです。
 

語順


▢ Buy me something interesting to read. の語順
私に何か面白い読み物を買って

▢ 下記になります
① まず、命令文なので動詞の原形 Buy で始まります
[命令文] の説明は ⇒ コチラ

② buy は目的語を二つとることができます。目的語が me と something の場合、次の2通りが可能です
・Buy me something.
・Buy something for me.
[目的語] を2つ取る動詞の詳しい説明は ⇒ コチラ

※ me を最初にしている理由は something に追加情報があり長くなるるためです
③ something interesting の順番については下記になります。
・通常は [形容詞]+[名詞]という順番ですが、後ろに thing が付く場合は少し特殊で
・something+[形容詞]という形をとります
※ 不定詞の形容詞的用法についての説明は ⇒ コチラ

④ 最後に something to read は、不定詞の形容詞的用法になります
・ 順番は [名詞]+[不定詞]となります
※ 不定詞の形容詞的用法は厳密に言うと2つの意味があります。
詳細説明は ⇒ コチラ

文法

[高校]
□「医者に診てもらう」「医者に会う医者を見るsee a doctor
  ※ 日本語と英語で感覚が異なるので、
 
 ● 日本語で「医者に診てもらいに行った方がいい」は英語で次のように言います。
  You should go to see a doctor.
 
   ※「医者に診てもらう」は see a doctor と言います。聞きなれないと違和感があるのではないでしょうか。
    see a doctor を日本語で直訳すると「医者に会う」となります。
    日本語では「医者に診てもらう」と [受け身] のような響きがあるのに対して
    英語では「医者に会う」と [受け身] の響きはありません。
    どうして日本語と英語では表現が異なるのかは、考えても仕方のないことなので
    「日本語と英語で感覚の違う言い方」として覚えてしまいましょう。
 
 ●「私は医者に診てもらいに行った」を英語で別な言い方をすることも可能です。
  ㋐ You should go to see a doctor.
 
  ㋑ You should go and see a doctor.
   ※ ㋐ の to の代わりに and を使っています
 
  ㋒ You should go see a doctor.
   ※ ㋑ の表現で and を省略した言い方です。よく日常会話で使われます。
 
    
 
日本語と英語で異なる感覚コチラ
 

現在完了形

[中学][高校]
▢ [現在完了形][経験] I have been to Korea before. 「以前、韓国に行ったことがある」
  ※「行く」の過去分詞形は gonebeen です … 詳しい説明は ⇒ コチラ



 ▢ まず形を覚えましょう
  [現在完了形] は have+[過去分詞] / has+[過去分詞] という形をしています。
   ※ [過去分詞] は [動詞]の[過去分詞]の意味です。
 
 ▢ [現在完了形] の [疑問文] と [否定文]
  ● [現在完了形] の文を [疑問文] にするには、have や has を [主語] の前に移動します。
  ● [現在完了形] の文を [否定文](打ち消し)にするには have や has に not をつけます。
   下記の ㋑ [経験] を表す [現在完了形] の場合は、not をつける代わりに never を使う場合があります。
 ・
 ▢ [現在完了形] 3つの使い方 (3つの種類)
  [現在完了形] には次の3つの使い方があります。
   ㋐ [完了]「~したところです」「~しちゃった」
    ※ よく just (ちょうど) / already (すでに) / yet (まだ) などの単語と一緒に使われます。
   ㋑ [経験]「~したことがあります」
    ※ よく ever (今までに) / never (まだ一度も…ない) / once (1回), twice (2回), □ times (□回)
   ㋒ [継続]「~依頼ずっと…しています」「~の間ずっと…しています」
    ※ よく for (…の間) / since (…依頼ずっと) / How long ~? (どれぐらい長く)
 
   

▢ ㋐ [現在完了形][経験] … ここで詳しく説明する項目になります。
  ※ よく ever (今までに) / never (まだ一度も…ない) / once (1回), twice (2回), □ times (□回)
  ※ [現在完了形]の中で[経験] が一番理解しやすいかもしれません。
   have には「~ことがある」という意味があります(コチラ)。過去分詞形を「~した」と訳します。
   英語は日本語の順番と逆になることを考えれば [現在完了形]が「した」「ことがある」という意味になります。
   この[現在完了形][経験] に関しては英語と日本語との間に似た感覚があることがわかると思います。
 
   
 

現在完了形

[中学][高校]
▢ [現在完了形]「行く」の過去分詞 gonebeen
 ここで登場する been は「行く」という意味で使われている been です。
   [be動詞] の過去分詞の been のことには触れていないので注意してください。
 
・・・

▢ [現在完了形] の形は have+[過去分詞形] / has+[過去分詞形] という形をしています。
 [現在完了形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 [現在完了形]で使う「行く」go の過去分詞形は gone だけでなく been もあると考えましょう。
  go の変化を gowentgone / been と考えましょう
 
  ● それでは、gonebeen はどのように使い分けるのでしょうか?
 
 ▢ [現在完了形]で使う gonebeen には次のような特徴があります。
  gone … [主語] にあたる人/モノはその場にはいません
  「京都に行ったことがあります」という意味で gone を使い次のように言うのはおかしなことになります。
  ・[X] I have gone to Kyoto. … [誤り]「京都に行ってしまった(ここにいない)」と、ここにいる本人が言うのは変なのです。
 
   [A] Do you know where Taro is?
     太郎がどこにいるか知ってる?
   [B] He has gone to his hometown.
     帰省しちゃったよ
     ※  gone を使っているので、太郎は、このやり取りの場所にはいません。
 
   

  been … [主語]にあたる人はその場にはいます
  ・ I have been to Korea before.
   以前、韓国に行ったことがあります
    been を使っています。[主語] の I (私) は、話している場所にいます (韓国にはいません)。
 
・・

   [高校で学ぶ内容です]
  ・ I have just been to Kyoto.
    京都に行ってきたところです
    been を使っています。[主語] の I (私) は、話している場所にいます(京都にはいません)。
    ※ 上の文で Kyoto の部分が there など「~に」が含まれている場合は、[前置詞] to は不要になります。

   
 

現在完了形

[中学][高校]
▢ [現在完了形][完了] I have lost my bag. 「カバン失くしちゃった」
 
 ▢ まず形を覚えましょう
  [現在完了形] は have+[過去分詞] / has+[過去分詞] という形をしています。
   ※ [過去分詞] は [動詞]の[過去分詞]の意味です。
 
 ▢ [現在完了形] の [疑問文] と [否定文]
  ● [現在完了形] の文を [疑問文] にするには、have や has を [主語] の前に移動します。
  ● [現在完了形] の文を [否定文](打ち消し)にするには have や has に not をつけます。
   下記の ㋑ [経験] を表す [現在完了形] の場合は、not をつける代わりに never を使う場合があります。
 
 ▢ [現在完了形] 3つの使い方 (3つの種類)
  [現在完了形] には次の3つの使い方があります。
  [完了]「~したところです」「~しちゃった」
   ※ よく just (ちょうど) / already (すでに) / yet (まだ) などの単語と一緒に使われます。
  ㋑ [経験]「~したことがあります」
   ※ よく ever (今までに) / never (まだ一度も…ない) / once (1回), twice (2回), □ times (□回)
  ㋒ [継続]「~依頼ずっと…しています」「~の間ずっと…しています」
   ※ よく for (…の間) / since (…依頼ずっと) / How long? (どれぐらい長く)
 
   
 
▢ ㋐[現在完了形][完了] … ここで詳しく説明する項目になります。
  ※ よく just (ちょうど) / already (すでに) / yet (まだ) などの単語と一緒に使われます。
  ※ [完了] は、新しい情報を伝える時によく使われます … ニュース番組でよく使われます。
  ※「~しちゃった」という日本語が英語の感覚とぴったりくる場合があります。
 
    

  〇 例えば、次の文を例にして説明をします。
   ・I have lost my bag.
    カバン失くしちゃった
    ※ この英文を言った理由ですが
     まず「カバンを失くした」という新しい情報を伝えています。
     これを伝えることにより、「誰か私のカバン見かけていない」とか「どうしよう」のようなことも一緒に伝えています。
     日本語の「カバン失くしちゃった」と聞いた時に、どう感じるかで想像がつくかと思います。
    ※ この英文を普通の[過去形]で I lost my bag. と言うと、聞いた人の反応は
     「へ~、そうなんだ」とか「それで、それ見つかったの」などが予想されます。
 

疑問文の種類

[中学][高校]
Why を使った疑問文と、その答え方
 
 why [hwái|wái]「なぜ, どうして, なんのために」
 
 [疑問詞]の why は、主に下記の2つの使い方があります。
  ㋐ why は理由を聞く時に使われます。
  ㋑ why は勧誘・提案・意見・同意を表す場合にも使われます。
   A: You shouldn’t smoke here.
    ここではタバコをすってはいけない
   B: Why not?
    どうしていけないの(いいじゃないか
   A: Let’s go to see the movie.
     映画を観に行こう
   B: Why not?
    よし、行こう
 
 ▢ ㋐ の why を使って理由を聞く質問に対して、回答方法は次の2つの方法があります。
  この2つの回答方法があることはしっかり覚えておきましょう
   実際の英会話でも入試問題を解く場合も重要になってくる場合があります。
  Because を使う方法
  To [不定詞] を使う方法
 
    [Because を使った例]
   A: Why do you study English?
     なんで君は英語勉強しているの
   B: Because I want to see movies without subtitles.
     映画を字幕なしで観たいからさ
     [To 不定詞 を使った例]
   A: Why did you go to the park yesterday?
     映日なんで公園にいったの
   B: To play tennis.
     テニスをするためさ
 
  
 

文法


s が付くのは [三単現] だけではない! 複数形の s もお忘れなく
 
 I have two books. … 三人称単数ではないのに、book に s が付くのはなぜですか?
  確かに、I は [三人称] ではありません。なぜ books と s がついているのでしょうか。
 
  答えは、bookss [三単現] の s ではなく、複数形の s だからです。
 理解している人にとっては「なぜこのような質問をするの」と思うかもしれません。
 ただ、このような疑問を持つ生徒さんは少なからずいるのです。
 
  このように[複数形] と [三単現] の s を混同していまう原因の一つとして考えられるのは、
 学校で [複数形] や [三単現] の説明をする時には、そのことしか説明しないからだと思われます。
 [複数形] を説明する時は「将来勉強する [三単現] という時も s がつく」と言うことを言わないのだと思います。
 また、[三単現] を勉強する時に「[複数形] にも s をつけるのは覚えているよね」のような説明はないのだと思います。
 
 ここで、[複数形] と [三単現] の s について簡単に説明したいと思います。
ポイント ①
 [複数形] の s をつけるのは [名詞] です。
 [三単現] の s をつけるのは [動詞] です。
  [三単現] は [人称・数・] を短縮した言葉です。 [三人称単数現在]は長いので[三単現]という言葉が使われます。
    [三単現] が何を意味しているかを覚えておきましょう。
   また、 [人称・数・在] の全てがそろった時だけ s をつけることも覚えておきましょう。
 
ポイント ② … 実は、[複数形]や[三単現]は多くの時間を使うほど重要ではないのです。
 [複数形] や [三単現] の s を付け忘れると、とんでもないミスをしたかのように言う人がいますが、実は違います
 [複数形] や [三単現] の s を付け忘れても、ほとんどの場合は大きな問題にはなりません意味も伝わります
  ※ 日本語には、[複数形]に s をつけたり、[三単現]に s をつけるようなことはありません。それでもちゃんと意思疎通できているのです。
 
 例えば、正しく s をつけた場合と、付け忘れた場合を比べてみます。
 [複数形]
 私は本を2冊持っています
 〇 I have two books.
 X I have two book.
  ※ 忘れて s をつけなくても意味はわかります。
 
 [三単現]
 アンは毎日本を読みます。
 〇 Anne reads books every day.
 X Anne read books every day.
  ※ 忘れて s をつけなくても every day という言葉があるので意味が分かります。。
 
  Anne read books. の場合、read の過去形も read なので「s を付けないと過去形と間違えるではないか」という人がいるかもしれません。
  確かに、Anne read books. という文だけを読んだ時は、そのようなことが起きるかもしれません。
  ただ、会話で、過去のことであれば read は red (赤)と同じ発音なので、発音からも判断することができます。
  また日常生活は複数の文のやり取りで成り立っています。前後関係がなく、英文1文だけ登場することはまずありません。
  しかも、過去であれば yesterday と言った単語、習慣であれば every day と言った表現と一緒に使うのことが多いので、
  英語が過去なのが現在なのか他の言葉からも判断できるのです。
 
ポイント ③これからの英語は細かいミスは気にしない方向になってきています。
 東京都立高校入試問題では、s を付け忘れを厳しくチェックするような問題は出題されません。
 長文を読んでだいたいの意味を理解して、選択肢の中から正しいものを選ぶ形式が問題(配点)の大部分を占めます。
 試験問題を見ても、細かいところのミスは重要視していないことがわかります。
 以前は、高校の入学試験で[三単現]の s を付け忘れるとマイナス1点されていたので「学校の授業や定期試験でも指摘せざるをえなかった」という事情がありました。
 このように高校入試試験の出題方式も変わってきているため、中学でも本当は細かいミスを注意しなくてもいいようになってきているハズなのです。
 中学の定期試験でも、細かいところのミスは重要視しないようにする時がきています。
 1問3点の作文で、s を付け忘れると、マイナス1点されたりします。s の付け忘れは、それほど重大なミスではないことに気が付くべき時です。
 中学校でも細かいことを気にしなくなれば、「I have two books. … 三人称単数ではないのに、book に s が付くのはなぜですか?」という質問をする人も少なるなるかもしれません。
 至急!中一英語。I play tennis on Mondays.
という文章が教科書にありました。三人称単数?でないのに日にちにsがつくのはなぜですか?教えてください!

文法

[中学][高校][一般]
未来を表す5つの方法

 未来を表す方法はいくつかあります。状況によって使い分けをしています。
 「近い未来」などという「あやふや」な言葉を判断基準にしないで、自信を持って使い分けられるようにしたいものです。

 1⃣ [現在形]
  ※[現在形] を未来の意味で使うのは、次の2つがあります。
   ㋐ 時刻表, 計画表, 予定表 に載っているようなことは、未来のことであっても[現在形]を使います
    ・Her train arrives at 11:30.
    ・(彼女の乗った) 列車は11時半に到着します。
 
   

   ㋑ 条件や時を示す従属節の中で … 未来のことであっても[現在形]を使います
     条件は「if などを使った文」時は 「when を『~の時』という意味で使った文」と考えてください。
     ※ よく間違えて will をつけたり「will はつけなくていいのか」と質問される人が多かったりする [現在形] の使い方になります。
    ・If it rains tomorrow, I will stay at home.
     明日雨なら家にいます
     ※ 明日のことを言っていますが、[現在形]にしています … If it will rain tomorrow と will は使いません
    ・We hope you will have time to visit us, when you come to Japan.
     来日の折は私たちのところに立ち寄ってくださる時間があることを希望します
     ※ 日本にやってくるのは未来のことですが、[現在形]にしています … when you will come to Japan と will は使いません
    [比較]
    ・I don’t know when she will come back to Japan.
     日彼女がいつ日本に戻ってくるかわからない
     when が「~の時」という意味[接続詞]ではなく、「いつ」という[疑問詞]として使われているため will が使われています
 
    
 
 2⃣ will
  will には主に次の2つの使い方があります。
   その場で決めたことを言う時
    ・I will take these shoes.
     この靴いただくわ
 
   

   未来についての情報を教える時 (予報や予言を含む)
    ・I will be 10 years old next month.
     来月10歳になります
 
   
 
   will be going to の詳しい説明は ⇒ コチラ
   will の他の使い方も含めた説明コチラ
 
 3⃣ be going to
  ※ be going to には主に次の2つの使い方があります。
   以前に決めた未来のことを言う時 (日本語では「~するつもり」「~する予定」になります)
    ・We are going to have a party this weekend. Can you come to the party?
     今週末パーティーをするつもりなんだけど、来ることできる?
 
   
 
   状況からみてほぼ確実に起こる未来を言う時
    ・It is going to start raining soon.
     雨がもうすぐ降り出すぞ
 

   
 
 4⃣ [現在進行形]
  ※ 未来を表す[現在進行形]は「チケットを購入する」など未来のことを既にアレンジした時に使います。
    特に予約などをしない場合でも、誰かに会う場合であれば、相手に都合を聞き日時などを決めて行くようにした場合も[現在進行形]を使います。
  ※ 未来を表す[現在進行形]を使う場合は、通常未来を表す言葉も一緒に使います … 例:next week (来週)
  ※ 未来を表す [現在進行形] は、今日の午後、明日、来月などでも使用します。
   例えば、仕事で出張が決まり、飛行機などのチケットを手配しているのであれば、数か月先のことでも [現在進行形]を使用します・
 
    ・I’m going to the concert next month.
     来月コンサートに行くんだ
 
   
 
   未来を表す[現在進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 5⃣ [未来進行形]
  ※ [未来進行形] には主に次の3つの使い方があります。
   未来で進行している事
    ・This time tomorrow, I’ll be sleeping in bed.
     明日の今頃はベッドで寝ているところだろうよ
 
   

   決まってる」又は「起こることが予期できる」事
    ・We will soon be arriving at Tokyo Station. … [事の成り行き上当然起こることが予期される未来の事柄]
     [電車内のアナウンス] まもなく東京駅に到着します
 
   

   決定したか不明な時
    Will you be staying in this evening?
     今晩、家にいますか [とても丁寧な質問]…「私はただ単にあなたの予定を知りたいだけ」をそれとなく言っています。
 
   

   [未来進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 

冠詞

[高校]
enough timeという意味 で使われる the time
 
 次の ① と ② で time の前に the が付く時とつかない時があります。どうしてでしょうか
① I’m busy today. I don’t have time to watch TV.
② No matter how busy I am next week. I’ll find the time to see you.
 
 ※ 通常 time は、不可算名詞で無冠詞で使われることが多いようです(a long time など特定の表現では可算名詞)。
 
▢ time に the を付けthe time」で」「enough time」という意味で使うことができその場合 the はよく省略されます
 ※ 上記の ① の場合も I don’t have [the] time to watch TV. と言えると思われます。
  ※ 上記の ② の場合も I’ll find time to see you. と言えると思われます。
 
 ※ 次は辞書で見つけた①②と逆の例文です
 ・I didn’t have the time to read all those books. … 新英和大辞典
  その本を全部読む時間がなかった
 ・Have I got the [enough] time to catch the train? … 新英和大辞典
  列車に間に合うだろうか
 ・I haven’t the time to bother with such things. … 新英和大辞典
  そんな事にかまけている暇なんかない
 ・I’d like to go, but I don’t have (the) time.… 新編英和活用大辞典
  行きたいけど時間[暇]がありません
 ・I’ll try to find time to do it over the weekend.… ロングマン英和辞典
  週末にこれをする時間を見つけるようにしよう
 ・I will manage to find the time to see her.… プログレッシブ和英中辞典
  彼女に会うためには万障繰り合わせる
 
   
 
a が付いたりつかなかったりする timeコチラ

疑問文の種類


付加疑問文 (質問の文)
付加疑問文の形: 普通の文(平常文)の後に、コンマ2つの要素を付け加えて疑問文にしています



付加疑問文の日本語訳:「~だよね」「~じゃないよね」…などと、相手に確認したり、同意を得たりする時に使います



付加疑問文を会話の中で使うのは意外と難しいです。
付加疑問文を日常会話の中で使えるようになったら「英語の実力がある程度ついた」と考える目安になります。



付加疑問文の形: 本文の後に。コンマと2つの要素を付け足します。
● 2つの要素を作る時の注意点 (守るべきルール)
[前の要素]を打消しにする時は、必ず短縮形にします。
付加疑問文では am not の短縮形 ain’t [éint] を使う必要があります。



[後ろの要素]は必ず代名詞にします。
[代名詞] の説明は ⇒ コチラ



▢[前の部分(前の要素)]: 本文を疑問文にする時に、本文の中に [主語] の前に出す語が含まれている場合は、その語を使います。
・・ただし、 本文が肯定文の時(否定文でない時)は、[前の部分]は否定の形にします。本文が否定文の時は、[前の部分]は否定でない形にします。
しかも、否定の形にする時は、必ず短縮形にしなければなりません (つまり is not ではなく isn’t にする必要があります)。

● Shohei is a good baseball player. を疑問文にする場合は、is を [主語] の前に持って行きます。
・・・・・ ⇒ [付加疑問文] にする場合は、その is を[前の部分(前の要素)]に使います。



・・・・・
● Shohei plays baseball. を疑問文にする場合は、[お助けマン] does を [主語] の前に置きます。
・・・・・ ⇒ [付加疑問文] にする場合は、その does を [前の部分(前の要素)] に使います。に使います。





▢[後の部分(後の要素)]: [主語]が[代名詞]でない場合は、必ず[代名詞]にする必要があります。
例えば [主語] が Taro であれば、② は he にします。[主語]が Hanako であれば she にします。











不定詞

[重要]
Would you like something cold to drink? 「冷たい飲み物はいかがですか」
I would like something hot to eat. 「何か暖かい食べ物が欲しい」
 
 この2つの文は、参考書などで必ずと言って取り上げらている定番の文章です。
  この2つの文に絞って説明したいと思います。
  ※ この文が出てくる文法的な項目は「[不定詞]の[形容詞的用法]」になります。
 
ポイント
 Would you like something cold to drink? という1文の中にもいろいろな文法の要素が入っています。
  ポイントをつかんでこの1文をしっかり覚えておけば、いろいろなところで役に立ちます
 
 want = would like 「欲しい」「いただきたい」
  ※ want を would like は同じ意味ですが、would like の方がより丁寧(ていねい)な言い方になります。
   want = would like の詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ want を使った時と would like を使った時では、疑問文にする時の仕方が異なります。
 
  

[練習] 次の英文を[疑問文]にしてください。
  ※ [主語] は You にしています。答えは表示していません。

 ・ You want some water.

 ・ You would like some water.

 some / some-疑問文に使われている
  some は[肯定文]に、any は[疑問文] や [否定文] に使われると聞いたのに、
   なぜこの文では some が [疑問文]に使われているのでしょうか?
  some / any の詳しい説明は ⇒ コチラ



 something という特殊な単語
  後ろに thing が付く something / anything / nothing の説明は ⇒ コチラ
   ① something を cold などの [形容詞] と一緒に使いたい場合は、普通の[名詞]とは異なり、
    [形容詞] は、soething の後ろに置きます。
   ② something は「何か」「もの(こと)」という意味ですが、something cold を日本語にすると
    「何か」[冷たい]「もの」と、日本語を続けてではなく、分けて使うことがポイントとなります。
 
  
 
 something to drink / something to eat 「飲み物」「食べ物」
  □ 英語を学び始めたころに、「食べ物」と言って思いつくのは food で、「飲み物」と言ってまず思いつくのは drink ではないでしょうか。
   それでは、なぜ「飲み物」「食べ物」をこれらの fooddrink という単語を使わないで、わざわざこのような長い言い方をするのでしょうか?
    food はどちらかと言うと、日常生活で使う言葉というより「生命を維持したり成長するために取り入れる食料・飲食物」のような響きになります。
   一方、 drink には「飲む」という意味と、「飲み物, 飲料」という意味があります。ただ、drink には「お酒, アルコール性飲料」という意味もあるため、
    drink というより多少長くても something to drink を使った方が確実に「お酒」ではなく「飲み物」と伝えることができます。
   ・Do you want a drink?
    一杯どう? 
    ※ a drink は通常お酒を意味しています。日本語でも(大人が)、「いっぱい飲みに行こうか」と言っているのは、
     コーヒーやお茶、炭酸飲料などではなく「お酒」のことを言っています。
 
  

 
 [不定詞] の [形容詞的用法]
  [名詞]+[不定詞] というをしています。[不定詞]が前の[名詞]を説明しています。
  意味は、下記の ㋐ と ㋑ の2つの可能性があります。something to drink / something to eat  は、㋑ の意味で使われています
   [形容詞的用法]の日本語を「~するための[名詞]」や「~しなればならない[名詞]」しか覚えていない人が多いようです。
    特に下記の ㋑ の日本語を覚えておくことで応用範囲が広くなります
    [~すべき] ⇒ [名詞]
    ・I have a lot of things to do today.
     [私は]今日するべきことがたくさんあります。
 
   ・㋑ [~することができる] ⇒ [名詞]
    ・I have no book to read.
     私には読むことができる本がない
     ※ 読むことができない本とは、例えばフランス語で書かれている本とか、内容が「素粒子論」などという難しい本
      もしくは以前に既に読んでしまっている本などがあります。ですので、「読むことができる本」とは
      このような種類の本でないことを言っています。
  [形容詞的用法]と、[副詞的用法]は、時に混同・混乱しやすいです。別途説明します ⇒ コチラ [準備中]
 
  [不定詞] の [形容詞的用法] と呼ばれています … 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
  
 

時制

英語と日本語で異なる時制
 時制は、現在・過去・未来などと考えてください
 ※ この記事の投稿時(2023年07月)は、2件ですが随時追加していこうと思います。
 
 日本語と英語で時制が異なることがあります。
 英語を日本語にしたり、逆に日本語を英語にする時に、このことを意識していないと
 変な日本語になったり間違えた時制を使ってしまうことがあります
 
 ▢ I’m late. [現在形] ⇔ 遅れました [過去形]
  late [léit][形容詞]「遅れた」
  late と later と latest の記事は ⇒ コチラ

  I’m late. を日本語にするとき、am が現在形なので「遅れています」とすると不自然になるため
   「遅れました」と過去のよう訳す必要があります。
   逆に日本語が「遅れました」と過去の響きなのでI was late. と間違えてしまう場合があるので注意が必要です。
   ※ I was late. は文法的に誤りというわけではありませんが、意味は「今、遅れている」ではなく
   「過去のある時点で遅れていた」という意味になります。
 
   
 
 I’m lost. ⇔ 迷ってしまいました。
  lost [lɔːst][形容詞]「道に迷った」
   I’m lost. (Here We Go!) の記事は ⇒ コチラ

  I’m lost. を日本語にするとき、am が現在形なので「迷っています」とすると不自然になるため
   「迷ってしまいました」と過去のよう訳す必要があります。
   逆に日本語が「迷ってしまいました」なのでI was lost. と間違えてしまう場合があるので注意が必要です。
   ※ I was lost. が文法的に誤りというわけではありませんが、意味は「今、迷ってしまっている」ではなく
   「過去のある時点で迷っていた」という意味になります。
 
   

 I’m ready. [現在形] ⇔ 準備ができました [過去形]
 
 I teach English. [現在形] ⇔ 私は英語を教えています [現在進行形]
    [現在形] の英語を日本語にする時にそのまま[現在形]にすると不自然になるため、
   日本語を[現在進行形]のように訳すことがあるので注意が必要です。
   例えば、次の英文は[現在形]ですが、日本語を[現在形]と[現在進行形]として訳した場合を比較してみましょう。
   Ms. Brown teaches English. … [現在形] の形をしています。
    ブラウン先生は英語を教えます … [現在形]として日本語にしています。
    ブラウン先生は英語を教えています … [現在進行形] のように日本語にしています。
    ※ [現在形]として日本語にすると、不自然で、将来のことを言っている印象さえうけます。
     そこで、[現在進行形]のように訳すと、不自然さがなくなるのがわかるでしょうか。
     逆に「ブラウン先生は英語を教えています」という日本語を見て、Ms. Brown is teaching English. という英語にすると
     ブラウン先生は、英語を教えているところ … というような意味になってしまいます。
     日本語が [現在進行形] のようでも英語は[現在形]にした方がいい場合もあることは気に留めておきたいです。
 
 

不定詞

[中学][高校]
help+[]+[不定詞]「[人が]…するのを助ける」
 ※ [不定詞] の形は to+[動詞の原形] … 詳しくは ⇒ コチラ
 この help を使った形の [不定詞] では to をつけてもいいし、省略してもよいのです。
  … ということは、to が省略されることが多いのです
   to が省略された文章では、[動詞]が二つ使われていると思い、間違いではないかと感じる人が多いのです。
  ※ この to が省略された[不定詞]のことを「to なし [不定詞]」 と呼ばれることもあります[高校]
  文章の中に[]が含まれない形もあります(下記の例文参照ください)。
 help+[人]+withコチラ
 ※ この形は、中学教科書 Here We Go! 3⃣ Unit 01で登場します ⇒ コチラ

※ [人] の後ろにくるのは  [不定詞]です。[動名詞]は来ません。
  財布探すの手伝ってくれない?
 ・[] Can you help me [to] find my wallet? 
 ・[X] Can you help me finding wallet? … [動名詞]を使ったコチラの言い方はダメだよ。

例文
 ※ [注意] 下記の例文の中には、中学の教科書で出てこない単語や、
      これから学ぶ教科書の範囲で登場する単語も含まれることが考えられます。
 ※ [注意] 下記の例文の中には、[to] という書き方で、
      to を使っても使わなくてもいいことを示しています。
      to を使わないのも間違いでないことを覚えてください

・I helped her [to] lift the box.
 彼女が箱を持ち上げるのを手伝った
・Help me [to] lift it.
 私がそれを持ち上げるのを手伝ってくれ
・I helped my mother [to] do the dishes.
 母の食器洗いを手伝った
 do the dishes = wash the dishes詳しい説明は ⇒ コチラ
・It’s nice of you to help us [to] move today.
 今日は引越しを手伝ってくれてありがとうございました
・Go and help [to] wash the dishes.
 行って皿洗いのお手伝いをしなさい … Go and help wash the dishes. を見ても変だとは思わないで!
  ※ [人] が含まれない例文です。
・He helped [to] repair the car.
 彼は車の修理を手伝った
  ※ [人] が含まれない例文です … He helped repair the car. を見ても変だとは思わないで!
・I helped [to] change tires.
 タイヤの交換を手伝った
  ※ [人] が含まれない例文です … I helped change tires. を見ても変だとは思わないで!
 
   
 
不定詞詳しい説明は ⇒ コチラ
 
ask / tell [人] to do の詳しい説明は ⇒ コチラ
 

文法

[中学]
□ 形を覚えましょう

 
なぜ、形を覚えなければならないの?
  英語を聞いたり、読んだりする時に、形を覚えていないと内容を理解できない場合があります。
 英語をよく理解していない人たちの質問をみてみると、多くの場合が「形を覚えて」いないことが原因となっています。
 逆な言い方をすれば、形を覚えることで、疑問の多くはなくなるのです。
  日本語を英語にする場合も同じです。英語にする時にどの形を使えばいいかわからないため、
 英語で文章を作る時に非常に時間がかかる場合があります。
 時間がかかっても、また多少英語が間違えていても相手が理解できればいいです。
 形を理解していないために、何を言いたいのか理解できない英文になってしまう場合があります。
 
 [命令形]「~しなさい」「~してね」
 [主語]がなくて、[動詞]の[原形]で始まります
  [命令形](命令文) の詳しい説明は ⇒ コチラ

・・・

 [現在進行形]「~しているところです」
 am/is/are +[動詞]の -ing形
  ※ am/is/are を [be動詞]と呼ぶことがあります。
  [現在進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
  未来を表す[現在進行形] (Here We Go! では3年で登場) … 詳しい説明は ⇒ コチラ

 [過去進行形]「~しているところでした」
 was/were +[動詞]の -ing形
  ※ was/were を [be動詞]と呼ぶことがあります。
  [過去進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ

[未来進行形] [高校] … 中学生は覚える必要はありません
 will be +[動詞]の -ing形
  [未来進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ

・・・

 [受け身] (受動態)「~されている」
 am/is/are +[動詞]の[過去分詞形]「~されている」
 was/were +[動詞]の[過去分詞形]「~されていた」
  ※ am/is/are/was/were を [be動詞]と呼ぶことがあります。
  [受け身] の詳しい説明は ⇒ コチラ

・・・

 [不定詞]
 to+[動詞の原形]
  [不定詞] には次の3つの用法があります。
   ㋐ [不定詞] の [名詞的用法]「~すること」
   ㋑ [不定詞] の [副詞的用法]「~するために」
   ㋐ [不定詞] の [形容的用法]「~するための [名詞]」… 厳密には2つの意味があります。

・・・

 [動名詞]
 ・[動詞]の -ing形
  [動名詞] には次の2つの用法があります。
   ㋐ [動名詞]「~すること」
   [動名詞]+[名詞]「~するための [名詞]」
   [動名詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
   -ing がつく用法や単語をまとめてみました(英文の中に -ing を見かけたら、だいたいこの中になります) ⇒ コチラ

・・・

 [現在完了形]
 have/has +[動詞]の [過去分詞形]
  ※ [動詞]の[過去分詞形] を pp と表す場合があります (これは過去分詞形の英語 Past Participle  の頭文字です)
  ※ [現在完了形] には3つの用法があります。
   ㋐ [経験] …「~したことがある」
   ㋑ [完了] … 「~しちゃった」
   ㋐ [継続] … 「〇〇間(ずっと)~している」「〇〇依頼(ずっと)~している」

[現在完了形進行形] [中学] … 中学生は覚える必要はありません
 have/has +been+[動詞]の -ing形
 
 
 [過去完了形](高校) … 中学生は覚える必要はありません
 had +been+[動詞]の [過去分詞形]
 
 
 □ 感情を表す -ing形 と -ed形 の形容詞
   ※ 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
  ※ 整理して覚えていないと下記のような疑問を持つ可能性があります。
  ※「12月にスキーに行って私はわくわくしました」の文の答えは、I was excited to go skiing in December. なのですが、
    過去形が2つある理由と、過去形の文なのにスキーが現在進行形になっている理由を知りたいです。
 
 □ go +[動詞]の-ing形 ⇔ go to +[場所] … 詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ 上の疑問にも関連しています。
  ※「買い物に行く」と言う時、形を覚えていれば go shopping はすぐに思い浮かぶとおもうのですが、
    形を覚えていない場合「買い物」は shopping なので go to shopping と to をつけてしまう人が多いのです。
 
 
 □ [名詞]+[主語][動詞] … (関係代名詞の省略)
 
 
 
助動詞編
 Will you~?
  ※ 意味は次の二つの可能性があります。
  ㋐「あなたは~しますか (未来についての質問)」
  ㋑「~してくれますか」… 説明は ⇒ コチラ
 
 
 Can you~?
  ※ 意味は次の二つの可能性があります。
  ㋐「あなたは~することができますか(能力についての質問)」
  ㋑「~してくれますか」… 説明は ⇒ コチラ
 
 Can I ~?
  ㋐「~してもいいですか (許可を得る質問)」… 説明は ⇒ コチラ
   ※ may と同じ意味ですが、may の方が硬い言い方です。can は、相手が友達など近い関係の人に使います。
  ㋑「私は~できるでしょうか」という意味は、自分への質問や、クイズなど稀(まれ)・レアな使い方です。
 
 May I ~?
  「~してもいいですか (許可を得る質問)」… 説明は ⇒ コチラ
   ※ may と同じ意味ですが、may の方が硬い言い方です。can は、相手が友達など近い関係の人に使います。
 
 Shall I ~?
  「(私が)~しましょうか」… 話している人への申し出で使います。
  Shell I~? … 説明は ⇒ コチラ
 
 Shall we ~?
  「(いっしょに)~しましょうか」
  Shell we~? … 説明は ⇒ コチラ
 
 Let’s [動詞]
  「(いっしょに)~しよう」
 
 
 You must [動詞]
  ※ 意味は次の二つの可能性があります。
  ㋐「(あなたは)~しなければならない」
   ※「~しなさい」… [命令形]と置き換えできます。
  ㋐「~に違いない」
   ※ 論理的推論と呼ばれています。適当ではなく、根拠がある時に使います。
   ※ この must の反対は can’t「~のはずがない」になります。
 
 You must not [動詞]
  「(あなたは)~してはいけない (強い禁止)」… 説明は ⇒ コチラ
  「~するな」… Don’t で始まる [命令形]と置き換えできます。
 
 have to / has to [動詞]
 「~しなければならない」… 説明は ⇒ コチラ
 ※ 中学生は must は have to とほぼ同じと覚えてください。
 ※ 実は must と have to には使い分けがあります[高校以上] … 説明は ⇒ コチラ
 
 
 be going to [動詞]
  「~するつもり」
  「~しようとしている(確実に起こりそうな未来)」
   be going to は、ほぼ will と同じです (厳密に言うと使い分けがあります)
 
 be able to [動詞]
  「~することができる」
   be able to は、ほぼ can と同じです (厳密に言うと使い分けがあります)
 
 
 
 want to [動詞]
  「~したい」
 
 
 would like to [動詞]
  「~したい」
  ※ want to より丁寧な言い方です。
 
 
 
 Why don’t you [動詞]
 
 
 
 Why don’t we [動詞]
 
 
 □ 2語以上で構成されるイディオム・句動詞などと呼ばれる熟語類
 
 
 
 
 

動詞

be動詞の be (原形) を使う場合をまとめてみました
 
be (原形)を使う場合
  [命令形]
  [助動詞]の後ろ
  [不定詞]
  [動詞A]+[動詞B]
  used to [動詞の原形]
 
  [命令形]
  [命令形]は、[主語]がなく [動詞]の原形で始ります。
  [命令形]の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
   Be kind to ole people. (お年寄りには親切にしなさい)
 
   
 
  [助動詞]の後ろ
  ※ [助動詞]の後ろは[動詞]の原形になります。
  [助動詞]の説明は ⇒ コチラ
 
   ・It will be cloudy tomorrow. (明日は曇りでしょう)
 
   
 
  [不定詞]
  ※ [不定詞]の形は to+[動詞の原形]
  [不定詞]の説明は ⇒ コチラ
 
   ・Ken has grown up to be an artist. (ケンは成長して画家になりました)
 
   
 
  [動詞A]+[動詞B]
  ※ [動詞]を2つ続けるときは、後ろの[動詞]の形を変える必要があります。
  ※ 後ろの形は[不定詞]か[動名詞]になります。どちらかは前の[動詞]によって決まります。
 
   ・I want to be an artist. (画家になりたい)
 
   
 
  used to [動詞の原形] [高校]
  ※ used to [動詞の原形]は「(以前)~したものだった」という意味になります。

   ・Ken used to be a fisherman. (ケンは以前漁師でした)
 
   
 
 

文法

[中学][高校]
▢ 説明用語「近い未来
 
 英語で未来のことを表すのにいくつかの言い方があります。
 例えば「来週京都に行く」という未来のことを表すにも、英語では次のような言い方が考えられます。
 1⃣ I will go to Kyoto next week.
 2⃣ I will be going to Kyoto next week.
 3⃣ I am going to go to Kyoto next week.
 4⃣ I am going to Kyoto next week.
 
 ネイティブの人は、これらの英文をその時の状況などによって無意識で使い分けています
  日本人が上記の 1⃣ ~ 4⃣ を使いこなすためには、どういう状況でどれを使うかという「使いこなすための説明」が必要になってきます。
 その説明の時に「近い未来」という言葉が使われていることをときどき見かけます。
  この「近い未来」という言葉だけで説明を終わらせている場合は注意が必要です。
 この説明だけを信じて、いろいろな状況で上記の 1⃣~4⃣ を使いこなそうとすると、この「近い未来」という言葉は全く役に立たないのです。
 たとえば、「5分後」「明日」「来週」「来月」「来年」という時を表す表現を見たときに、どれが「近い未来」で、どれが「近い未来」でないのかを判断することは無理だからです。
 同じ「来月 (next month)」という言葉を使っても上記の 1⃣ ~ 4⃣ を使う場合があります。
 1⃣ I will go to Kyoto next month.
 2⃣ I will be going to Kyoto next month.
 3⃣ I am going to go to Kyoto next month.
 4⃣ I am going to Kyoto next month.
 
 近い未来」は、何十年も前から使われていると言葉だと思われます。曖昧な説明でも、(    ) がある試験では、それほど問題にならなかったのかもしれませんが、
 実際に外国人と会話しなければならない状況では当然 (   ) があるハズもなく「この時に「近い未来」ってどういうこと?」と問題になってくるのだと思われます。
 
 ▢ 英語で似たような表現がいくつかある場合、それらの使い分けは「近い未来」というような曖昧(あいまい)な表現ではなく、
 どのような状況で、どの表現を使うかという詳しい説明が必要になってきます。
 ※ 1⃣ will と 3⃣ be going to の使い分けについて … 詳しい説明は ⇒ コチラ
 ※ 4⃣ 未来を表す[現在進行形]の詳しい説明はは ⇒ コチラ (準備中)
 ※ 2⃣ [未来進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ (準備中)
 
   
 
   
 

省略

[高校]
and / but / or: 表現が and や but や or でつながる時
表現が and や but や or でつながる時、繰り返しになる単語や句がよく省略されます

▢ 例(括弧内が省略された語・句です):
・a knife and (a) fork
ナイフとフォーク
※ ナイフとフォークでセットなので [NG] a knife and a fork のように a を繰り返しません。
※ また、順番を変えて a fork and knife とは通常いいません。
・ 男女と言っても女男と言わないのに似ているかもしれません … 詳しい説明 ⇒ コチラ
・modern (furniture) and antique furniture
近代家具とアンティーク家具
・these men and (these) women

・in Italy, (in) Spain or (in) Switzerland
イタリア又はスペインまたはスイスで
・ripe grapes and (ripe) bananas
完熟ブドウと完熟バナナ
・Please write firmly with a black or blue ball-point pen, in block capitals.
ブロック体の大文字で、黒か青のボールペンでしっかり書いてください
・Please fill in the written form with a blue or a black ball point pen.
申請書は黒か青のボールペンで記入してください。
※ ネットのWblio辞書には上記のように省略されない形で表示されました









省略

[高校]
when: [主語]+[be動詞]の省略
 when の後の [主語]+[be動詞]はよく省略されます (特に when が 「いつでも」という意味の場合)。
 ※ 下記の例文を見ていただければわかりますが、when の中の[主語]と、when ではない[主語]+[動詞]の[主語]は同じです。
 
   

    ▢ [ことわざ] When in Rome, do as the Romans do. の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
例文
 ・Don’t forget to signal when turning right. (= … when you are turning right.)
  右に曲がる時は合図するのを忘れないで
 ・Climb when ready. (= … when you are ready.)
  準備ができたら登ってください
 ・the disposition of ice to melt when heated (= … when it is heated.)
  加熱すると解ける氷の性質
 ・Liquid converts to gas when heated. (= … when it is heated.)
  液体を熱すると気体になる
 When in Rome, do as the Romans do. (= When you are in Rome, do as the Romans do.)
  [ことわざ] 郷に入っては郷に従え
 When asked a direct question, he dodges. (= When he is asked a direct question, …)
  あからさまに質問されると, 彼はごまかす
 ・He froze when asked such a personal question. (= He froze when he was asked …)
  そういう個人的な質問をされると彼は急に口をつぐんだ
 

文法

目的語を二つ取る動詞
動詞の中には[目的語]を二つ取ることができる動詞があります。
※「~に」「~を」にあたるのが[目的語]になります
・・※ [目的語]について詳しい説明は ⇒ コチラ

▢ 目的語をを二つ取る動詞の例
give / send / show / teach など
buy / cook / make など

ポイント
二つの[目的語]の順番によって[前置詞]が必要になります。
「彼女プレゼントあげた」と「プレゼント彼女あげた」を例に説明します。
▢ 」「」の場合 … [前置詞]は 不要


 」「」の場合 [A … [前置詞]が 必要
」() の順番 … 鬼が出たら「()は外(so to)」⇒」は so to と覚えましょう
※ so には「だから」という意味があります。「鬼、so(だから) to」となります。

・・・

例文
・I gave her a birthday present.
私は彼女誕生プレゼントあげた。
・I gave a birthday present to her.
私は誕生プレゼント彼女あげた。
・My friend sent me this picture.
友達が私この写真送ってくれました。
・My friend sent this picture to me.
友達がこの写真送ってくれました。
・I’ll show you some pictures.
あなた何枚かの写真お見せしましょう。
・I’ll show some pictures to you.
何枚かの写真あなたお見せしましょう。
・Anne teaches us English.
アンは私たち英語教えています。
・Anne teaches English to us.
アンは英語私たち教えています。

「~」「~」の場合 B… [前置詞] 必要
・動詞が buy / cook / make の時は、使用する[前置詞]は for になります。
どの動詞の時にfor を使うかは、アイドルグループのような「BCM48」で覚えましょう。
※「BCM48」は「ボ(B)ク(C)モ(M)フォー(for)や(8)」の意味です。B・C・M にあたる動詞は下記になります。
: Bbuy「~を買う」
ク: Ccook「~を料理する」
モ: Mmake「~を作る」

例文
buy
・He bought her the hat.
彼は、女その帽子買ってあげた。
・He bought the hat for her.
彼は、その帽子彼女買ってあげた。

cook
・Our father cooked us a good breakfast.
お父さんは私たちおいしい朝食作ってくれた。
・Our father cooked a good breakfast for us.
お父さんは、おいしい朝食私たち作ってくれた。

・▢ make
・She made him a cup of coffee.
彼女は彼コーヒー一杯入れてくれた。
・She made a cup of coffee for him.
彼女はコーヒー一杯彼入れてくれた。

 

接続詞

 [中学][高校] [中学]を追加しました(2024年02月24日)
 ※ 2024年度(令和6年度) 東京都立高校入試問題の問題文の中の4つの文に使われていました
 ・

▢ [接続詞]+[主語の省略]+[動詞]の -ing形
 [説明] 上のタイトルだけみたただけでは、何のことかわかりずらいかもしれません。文章にすると次のようになります。
  下の「文章の構成を表した数式のような文章」で
   [接続詞] 前と後ろの[主語]が同一の場合 [接続詞]の後ろの[主語]を省略し、[接続詞]+[動詞]-ing[形]とすることができます
      ※ [動詞]の主語が何かを意識することがとても重要なことがあります ⇒ コチラ
   [主語]+[動詞1] [接続詞] [主語]+[動詞2] [主語]+[動詞1] [接続詞] [動詞2] –ing
      ※ 上記の[接続詞]のところには、when, while, before, after を使うことができます。
 
   上記の説明を読んでも、まだピンとこないかもしれませんので例文で確認してみましょう。
   [例文] 長い道のりを歩いて大変疲れている。
    [省略なし] I am very tired after I took a long walk.
          [ after のすぐ後ろの I を削除し、took ⇒ taking とします]
    [省略アリ] I am very tired after taking a long walk.
    ※ After を前に持ってきた文も可能です。
     [省略なし] After I took a long walk, I am very tired.
     [省略アリ] After taking a long walk, I am very tired.
 
    

 [接続詞] の前と後ろで[主語]が一致しない場合は、省略することはできません
   [省略なし] I went to bed before my mother came back home. (母が帰宅する前に私は寝ました)
   [省略ダメ] I went to bed before coming back home. (私は帰宅前に寝ました)
   ※ [省略ダメ] の文は文法的には誤りではありませんが、上の文と同じ意味にはなりません
    これは、この種の[主語]が省略された文章を聞いたり、読んだりした時に
     coming を行った[人]は went の [人]と同一と考えてしまうからです。
     [省略ダメ] の文の意味は「私は帰宅前に寝ました」というよくわからない意味の文章になっています。


 ※ [接続詞]の確認・復習は ⇒ コチラ
 
 ▢ 例文
 ・Be cautious when crossing the road. (道路を横断するときは用心しなさい)
  = Be cautious when you cross the road.
 ・You should stop the habit of watching television while eating.(食事をしながらテレビを見る癖はやめなさい)
  = You should stop the habit of watching television while you eat.
  ※ for / during / while「~の間」⇒ コチラ
 ・Brush your teeth before going to bed.(就寝前に歯を磨きなさい)
  = Brush your teeth before you go to bed.
 ・After doing my homework, I went to bed. (宿題を済ませてから寝た)
  After I did my homework, I went to bed.

 ▢ -ing がつく用法や単語をまとめてみました ⇒ コチラ
 
  ※ [ご参考] この記事で説明しているのは、文法的に [分詞構文] と呼ばれています。
   学校の授業や教科書、参考書で[分詞構文]という言葉が使われることがあるため名前を紹介しておきます。
   [分詞構文]という言葉自体は、説明の時に使われるので「覚えておいた方がいい」というぐらいのものですです。
    文法用語を覚えるより、この記事の内容と関わる必要が出てきた時に次のことの方が重要になってきます。
   ① 英文の意味がわかる。
   ② 英文を作る時に、どういう時に[主語]が省略できるかがわかる (どういう時に[主語]を省略してはいけないか理解している)。
   ③ 日本語から[主語]を省略した英文を作成できる (実際に海外などと英文でやり取りする時も使う場合があります)。
    実際にこの記事の内容が、[分詞構文]なのか[動名詞]なのか他の何かなのか、よくわかっていなくても上記の重要な①②③はできます。

   ※ 文法用語は、勉強している側(教わる側)が用語と内容を理解していれば説明が楽になり時間短縮になるという一面(良い面)がありますが、
     勉強している側(教わる側)が用語をよく理解していない場合、何を説明されているのかわからず、
     授業や英語がよく理解できな生徒を作ってしまう原因のひとつとも考えられます
(悪い面)。
    また、[分詞構文]という用語も含めて、文法用語の多くは日常生活で使われることはありません。
    実際に学習する内容より、文法用語を説明の中で使うことで「英語をより難しく感じさせてしまう」という悪い面もあると思われます。
    必要以上に文法用語を使わなくなってきていることは、新しく使われるようになった教科書 Here We Go! を1年~3年まで通して読んでみればわかることかと思われます。
    この傾向は、長く観察していけばより顕著になっていくことと思われます。

疑問文の種類

[高校]
特殊な疑問文 [修辞疑問 (rhetorical question)]
 形は疑問文の形をしていますが、内容的・意味的には平常文(普通の文)になります。
 ※ ここでは、下記の A・B・C の 3つのタイプの疑問文を紹介しています。
 疑問文の種類コチラ
 
: 答えを期待しない質問
  ※ 通常、疑問文は情報を求めていますが、このタイプの疑問文は情報を求めていません
  ※ 明らかな答えがある質問は、何かに注意を求める向ける方法として英語だけでなく日本語でも使われています。
 ・Do you know what time it is? (何時か知ってる?) …「遅い」と言うことを相手に行っています。
 ・I can’t find my coat. (俺のコートが見つかんないよ) – What’s this, then? (じゃ、これ何?) …「ここにコートがあるだろう」と言う意味です。
 
  
 
 〇 このタイプの質問は反意語的に(反対の意味として)よく使われます
 ・What’s the use of asking him? (彼に尋ねてどうなる?) …「聞く意味ないでしょ」という意味です
 ・Have you lost your tongue? (舌失くしたの?) …「なんで黙ってるんだ」と言う意味です
 ・What do you think you’re doing? (自分が何をしていると思っているの) …「何やってるんだよ」という意味です
 ・What do you think you are? (何様だと思っているんだ) …「えらそうにしやがって」というような意味です
 Why don’t you take a taxi? (なんでタクシーに乗らないの) …「タクシーを使った方がいいのじゃない」という意味です
  ※ 2012年02月実施の東京都立高校入試問題本文でも「~したらどう」という意味の Why don’t you~? が使われています。
  ※ [疑問詞]+do you think の詳しい説明 ⇒ コチラ

  
 
 
B: Why should ~? / How should ~?提案・要求・指示をはっきり拒否する為に使われます
 ・Ann’s very unhappy. – Why should I care? (アンはとてもふさぎ込んでいる – なぜ私が心配しなければならないの)
 ・What time does the movie start? – How should I know? (映画は何時に始まるの – 知ってるはずがないでしょう)
 
  
 
C: 否定形の Yes / No の質問話し手が「Yes」の答えや肯定的な反応を望むことを示す時にしばしば使われます。
 ・Didn’t I tell you it would rain? (雨が降るって言ってなかったけ) …「雨が降るって言ったよね」という意味です。
 ・Don’t touch that! (それに触らないで) – Why shouldn’t I? (なんでダメなの) …「触ってもいいでしょ」という意味です。
 ・Isn’t the answer obvious?(答えは明らかでは「ない「ですか) … 「明らかでしょ」という意味です。
  ※ くだけた日本語で言うと「答えは明らかじゃない?」と、否定の「ない」を使って言っているのと同じ言い方になります。
 ・Isn’t it hot in here? (ここ暑くない?) …「熱いですよね」という意味になります。