目的語[O]・補語[C]
▢ 目的語 ⇒ O、補語 ⇒ C
●[目的語]は英語で object [ɔbdʒikt]、[補語]は complement [kɔmpləmənt]と言います。
・「目的語」「補語」を説明の時に何回も書くのは大変で時間もかかるので、時間と労力の節約を兼ね
・英語の頭文字を使い [目的語]を O、[補語]を C と書くことがよくあります。
▢ [be動詞] は 「= (イコール)」と考えるとわかりやすくなる場合があります …覚えていて損はないです!
・● 飛行機での会話です。
・・キャビンアテンダント:「 お飲み物はいかがですか」
・・搭乗客: 「じゃ~ 俺はオレンジジュース」の意味で I am orange juice. と言っていませんか。
・・これは I = orange juice …「私」=「オレンジジュース」という意味になります。時々聞く笑い話です。もしかしたら「あるある」なのかもしれません。
・・英語で正しくは I’d like orange juice, please. などと言います。want = would like ⇒ コチラ
・
・
・
▢ [補語] か [目的語] かの簡単な判断
・[単語]が、[主語] = [単語] の関係の場合、その[単語]は[補語]です ⇒ [主語] = [補語]
・[単語]が、[主語] ≠ [単語] の場合、その[単語]は[目的語]です ⇒ [主語] ≠ [目的語]
・「= (イコール)」かどうかは、[単語]が、[主語] am/is/are [単語] と言えかどうかで判断します。
・★ [主語] am/is/are [単語] と言える ⇒ [単語]は[補語] です。
・★ [主語] am/is/are [単語] と言えないと言えない ⇒ [単語]は[目的語] です。
・・・He feels happy.(彼は楽しく感じている) [happy] は、 He is happy. と言えるのでhappy は[補語]です。
・・・He made a mistake. (彼は間違いをしました) の[(a) mistake]は He is a mistake. と言えないのでmistakeは [目的語]です。
・・・※ 上の文で feels や made は [動詞]です。He は [動詞]の前にあるので[主語]になります。
・・・
・He や feels / made が [補語][目的語]かどうかとは考えないでください。
▢ こんな時に役立ちます…の例
・たとえば、[動詞]の make には
・● 二つの[目的語]をとる使い方と
・●「AをBにする」という使い方があります。下記に例文を示します。
・[上]・ My mother made me
a dress. (母は私にワンピースを作ってくれました)
・[下]・ My mother made me
happy. (母は私を幸せにしてくれた)
・・両方の文とも My mother = me ではないので、me は[目的語]になります。
・・上の文で a dress は、I (me) = a dress ではないので、a dress は[目的語]になります。
・[上] の文の二つの目的語を入れ替えると下記のようになります。
・・※ 入れ替えについての詳しい説明は ⇒ コチラ
・・My mother made me
a dress.
・・My mother made a dress for me.
・次に
・[下]・ My mother made me
happy. (母は私を幸せにしてくれた)
・・・※ My mother = me ではないので、me は[目的語]になります。
・・・※ happy は、I (me) = happy なので、happy は[補語]になります。
・入れ替えはできないので、
・X My mother made happy
me. と言うことはできません。
・※ me を I に置き換えていることの説明は ⇒ コチラ
・※ [動詞]の後ろに、二種類の語句があり、後ろの語句が[補語]の場合は入れ替えができません。
・※ make は二つの[目的語]をとることができる[動詞]で、[上]の文は後ろの語句も[目的語]なので、二つの[目的語]は入れ替えることができます。
・※ [目的語]を二つとる[動詞] ⇒ コチラ
・※ 説明のために、毎回黒板などに[主語][動詞][目的語][補語]と書くのは時間もかかるので、
・・ S・V・O・C などと書くことが多くなります。S・V・O・Cが日本語で何を示すのか理解しておきましょう。
・
・