日野 無料英語教室 ひあら (無料塾)では、
 経済的に苦しいご家庭の子供さんたちのために無料で英語をお教えいたします

 無料教室だから「やらないよりはまし」ではなく、高い確率で確実に英語の実力を上げることができます。

 ■ 新しい投稿は、上部の [HOME] ⇒ [新規投稿] をクリックしてください。

動詞と目的語

2023-08-15

動詞目的語

NEW CROWN 2 128ページの 付録の補足説明です

[目的語] とは何でしょう。
[目的語] は、[動詞] から見た時に「〇〇」「〇〇」の「〇〇」が [目的語]にあたります。
※ 下の説明の ② の中に具体的な例と説明を参照してください。

▢ [目的語]から [動詞] を見ると、[動詞]は次の3つに分類できます。
[目的語] が不要な [動詞] … [自動詞]
・・※ この [動詞]の中には、「~を」「~に」は入っていないと考えてください。
・・・They smile. (彼らは微笑む)
・・・※ They smile at me. (彼らは私に微笑む) のように [前置詞]+[名詞 (または[代名詞])]が続くことがあります。
・・


[目的語] が必要な [動詞] … [他動詞]
・・※ この [動詞]の中には、「~を」「~に」が含まれていると考えてください。
・・ ・Anne takes. (アンは~に乗ります) では不完全な文になります … 何を言っているのかよくわからない文になります。
・・・ そこで Anne takes a taxi.(アンはタクシー乗ります) とすると意味がわかる文になります。
・・・・※ この「〇〇」の 「〇〇 」にあたる a taxi が [目的語] と言われています


※ [補足説明]
take は上記の例のように take+[乗物]で「乗物に乗る」という意味の他にも、
take a bath「入浴する」 や take a shower「シャワーを浴びる」などや
take+[人/物] で「[人]を連れて行く/ [物]を持って行く」などいろいろな使い方があります。
take には[目的語]を必要としない使い方もありますが、上記の例のように
Anne takes. だけで [目的語] がないと、意味が解らない場合がほとんどです。


③ [目的語] を二つとる [動詞]
・・「〇〇」「▢▢」という2つの [目的語] をとる [動詞] があります。
・・※ [目的語] を2つとる [動詞] はそれほど数がありません。
・・・ [目的語] を2つとる主な [動詞] は、高校までにだいたいお目にかかることになります。
・・・2つの [目的語] は順番を入れ替えることができる場合があります。
・・・[目的語] を2つとる [動詞] の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ



▢ [自動詞] と [他動詞]
① の [目的語] が必要ない[動詞] を [自動詞] と言います。
② の [目的語] が必要な [動詞] を [他動詞] と言います。
・・授業の説明の中で [自動詞][他動詞] という言葉が使われることがあります。
・・・ 説明を聞いた時に、[他動詞] は [動詞] の中に「~を」や「~に」が含まれているもの、
・・・ [自動詞] はそれらが含まれていないものと理解できればいいです。
・・・※ [自動詞]一覧や、[他動詞]一覧 というものはありません。
・・・・個々の[動詞]ごとに「どういう使い方をするか」ということを覚える必要があります。
・・・・[例][高校] discuss は「~を議論する」と言う意味で「~」や「~について」という意味が含まれているので
・・・・・ We discussed the matter. (その件について議論した) と言わなければいけないところを、間違えて
・・・・・X We discussed about the matter. と about を付けてしまう人が多いのです。
・・・・・・※ これは[自動詞][他動詞]や[目的語]という言葉を知っていることとは全く関係なく、単語ごとに覚えておくことが必要となります。




覚えておきたいこと
辞書で[動詞]を調べると
・・・[自動詞] は (自) や [Vi] などと表示されています。
・・・[他動詞] は (他) や [Vt] などと表示されています。
[動詞] の多くは、①[自動詞] と ②[他動詞] の両方の使い方があります。 
● [動詞] の中に「~を」や「~に」が含まれているかどうかは ( [目的語] が必要かどうかは)、考えみればわかることもあります。
・・ 例えば look ですが、意味を考えて「何を」に当たる [目的語] が必要かどうか判断するのは難しい場合が多いと思います。
・・ ほとんどは、個々の[動詞] ごとに覚えておく必要があります。
・・ Look! (見て!) と[目的語] なしでも使うことができる … と個々の単語ごとに覚える必要があります]
・・※ [目的語] が必要かどうかの例としてよく使われる単語に次のようなものがあります (意図的に日本語訳の中に「~を」は入れていません)
・・・lay「横たえる」と lie「横たわる」
・・・raise「上げる」と rise「上がる」
・・・・※「どちらの単語がどの意味かを結びつける」問題と、どちらが[目的語]が必要かという問題があります。
・・・・・「私は横たえる」「私は横たわる」と言った時に、
・・・・・ 全員が「よく考えてみれば不完全な文かどうか本当にわかるかどうか」という問題があります。
・・・・※ lay, lie, raise, rise と日本語の結び付け方・覚え方についての詳しい説明は ⇒ コチラ

● [目的語] と 似ているものに [補語] があります。
・・[目的語] と [補語] の「違い・見分け方」の詳しい説明は ⇒ コチラ