疑問文の作り方
▢ 通常の文を疑問文の形にしましょう
▢ 疑問文 (質問の文)
※ 疑問文 (質問の文)は、通常相手から情報を得るために使われます。
例: どんなスポーツが好きですか?
※ 疑問文 (質問の文) の中には、情報・答えを求めていないものもあります … 詳しくは ⇒ コチラ
例: 今、何時だと思ってるの? / 映画観るってのはどう?
■ 相手に質問をするには次のような方法があります。
㋐ 文章を疑問 (質問) の形にする。
㋑ 通常の文の語尾を上げる … 詳しくは ⇒ コチラ
㋒
付加疑問文 … 詳しくは ⇒ コチラ
※ ㋑ ㋒ に関しては別途説明します。ここでは
㋐
について説明します。
■ ㋐ 疑問 (質問) の形にする方法
※ Yes / No で答えるタイプの疑問文の作り方になります。
※ 疑問文の種類に関する詳しい説明は ⇒ コチラ
通常の文を疑問文(質問の文)にするには、▢▢ を主語の前に出します(置きます)。
※ 何を主語の前に持っていくか (何を主語の前に置くか)は次に説明します。
(何が ▢▢ にあたるかの説明になります)
▢ 文章の中に次の語がある場合は、その語を[主語]の前に出します
※ [主語]の前に置く▢▢は以下の語になります。
1⃣ am / is / are / was / were (be と been はこの中に入っていません)
※ be動詞を使う英語の詳しい説明は ⇒ コチラ
[通常文] Anne is happy. (アンは幸せです)
[疑問文] Is Anne happy? (アンは幸せですか)
※ be動詞の is を 主語 Anne の前に出します。
2⃣ 助動詞 (will / can / may / must / would / could / should など)
※ [助動詞]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
[通常文] Rikako can swim. (璃花子は泳ぐことができます)
[疑問文] Can Rikako swim? (璃花子は泳ぐことができますか)
※ 助動詞 can を 主語 Rikako の前に出します。
3⃣
現在完了形の have / has
(高校で学ぶ過去完了形の had も含まれます)
※ 現在完了形の説明・復習は ⇒ コチラ
※ have / has は現在完了形の場合と一般動詞の場合があるので注意しましょう。
[通常文] Tom has finished his homework. (トムは宿題を終えました)
[疑問文] Has Tom finished his homework? (トムは宿題を終えましたか)
※ 現在完了形の
has を主語 Tom の前に出します。
▢ 4⃣ 文章の中に上記の 1⃣ 2⃣ 3⃣ がない場合は「お助けマン」を主語の前に置きます。
※「お助けマン」のより詳しい説明は ⇒ コチラ
※「文章の中に上記の 1⃣ 2⃣ 3⃣ がない場合」とは、一般動詞のみの場合です。
※ 3つの「お助けマン」の正体は、Do / Does / Did です。言い換えると、[主語]の前に置く ▢▢ は
Do / Does / Did になります。
それぞれの「お助けマン」の役割は
・Does: [三単現] に使われます
※ [三単現] の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
[通常文] Kei plays tennis. (圭はテニスをします)
[疑問文] Does Key play tennis? (圭はテニスをしますか)
※ Does だけで[三単現]とわかるので、Does を使った場合は、動詞の後ろに[三単現]の s は不要です。
・Do :
[三単現] 以外の現在に使われます
[通常文] Japanese people love rice. (日本人はご飯が大好きです)
[疑問文] Do Japanese people love rice? (日本人はご飯が大好きですか)
・Did:
過去に使われます
[通常文] Naomi went there yesterday. (昨日ナオミはそこに行きました)
[疑問文] Did Naomi go there yesterday. (昨日ナオミはそこに行きましたか)
※ Did だけで過去だとわかるので、Did を使った場合は、一般動詞は過去形にする必要はありません (一般動詞は原形)。
▢ 関連ページ
・疑問文の種類 ⇒ コチラ
・疑問文 ① 「~ですか」などの質問の文 ① ⇒ コチラ
・疑問文 ② 「~ですか」などの質問の文 ② ⇒ コチラ
・疑問文 ③ 疑問詞を使った疑問文 ① ⇒ コチラ
・疑問文 ④ 疑問詞を使った疑問文 ② ⇒ コチラ
・疑問文 ⑤ Why を使った疑問文と、その答え方 ⇒ コチラ・
・お助けマン ⇒ コチラ