「b と d」「p と q」 がはっきりしなかったり、間違える場合
▢ 「b と d」「p と q」 がはっきりしなかったり、間違える場合
※ どちらがどちらかを見つける「手がかり」について説明しますが、他にもっと良い方法があるかもしれません。
「探していないと見つからないもの」の記事 ⇒ コチラ
「b と d」や「p と q」は膨らんでいる方が右か左かの違いしかないため、迷ったり、間違えたりしても不思議ではありません。
迷ったり、間違えたりする場合は、
迷った時に、どちらかがわかる方法(手がかり)を知っていればいいのです。
最初は時間がかかるかもしれませんが、かまいません。
それを繰り返しているうちに、そういった方法(手がかり)を使わなくても次第に書けるようになると思います。
㋐「b と d」
㋑「p と q」
▢ まず、㋐ の「b と d」場合について説明します。
「ビー」(B / b) は「バ」「ビ」「ブ」「ベ」「ボ」の音の単語に使われます。
「ディー」(D / d) は「ダ」「ディ」「ドゥ」「デ」「ド」の音の単語に使われます。
そこで、
「ビー」(B / b) は、カタカナの「ビ」を使って b か d なのかを判断します。
「ディー」(D / d) は、カタカナの「デ」使って b か d なのかを判断します。
① 下のイラストのように、カタカナの飛び出している側(部分)に線を付け加えます(追加した線がわかるように赤線にしています)。
② 右か左かどちらが膨らんでいるかわかるだけで十分ですが、線を追加したカタカナの中に「b」と「d」の文字が含まれています。
● ㋐ もし、「ビー」の大文字「B」が間違えずに書ける場合は、
① 下のイラストのように、大文字の B を書きます。
② その後にBの上の「左右反転したC (赤いところ)」の部分を取り除けば、小文字の「b」になります。
逆に、小文字の「b」と「d」の上に赤い部分を加えて大文字の「B」になった方が小文字の「ビー (b)」になります。
小文字の「d」は、その逆の向きになります。
▢ 次に、㋑ の「p と q」場合について説明します。
㋑「p と q」
「ビー」(P / p) は、カタカナの「ピ」を使って p か q なのかを判断します。
① 下のイラストのように、カタカタの飛び出している側(部分)に線を付け加えます(追加した線がわかるように赤線にしています)。
② 膨らんでいる側がどちらかで判断します ⇒「ピー」は「p」になります。
「キュー」(Q / q) は、数字の「キュー」「9」と同じ側が膨らんでいることで、
「キュー」は「q」になります。
▢「ビー」「ディー」は「b」「d」なのか「p」「q」で迷う場合
「上下」という言葉があります(「下上」とは言いません)。「上」が前で、「下」が後ろです。
アルファベットでは、「b」と「d」は前、「p」と「q」は後ろです。
漢字の前後ろとアルファベット前後ろを組み合わせて判断します
下の表で
● 漢字の上は縦棒が上に向いています ⇔ アルファベットの「b」と「d」も縦棒が上を向いています。
● 漢字の下は縦棒が下に向いています ⇔ アルファベットの「p」と「q」も縦棒が上を向いています。
※ アルファベット(子音を中心) ⇒ コチラ
※ アルファベット(母音) ⇒ コチラ