[重要単語] like「~が好きである, ~を好む」「~に似た, ~のような」
[中学][高校]
▢ [重要単語] like [láiki]「~が好きである, ~を好む」「~に似た, ~のような」
※ 中学生の人は、下記で説明されている項目は学校で学ぶまで、読んだり理解したりする必要はありません。
学校で学んでいない内容は、不安になったり覚えようとする必要はありません (興味があれば、予習として読んでもいいです)。
※ 説明の中に、[動名詞]や[不定詞]という文法用語が出てきますが、学校で学ぶでは、理解する必要はありません。
▢ ポイント
1⃣ like には次の2つの重要な使い方があります。
㋐ [動詞]「~が好きである, ~を好む」… 2⃣ で説明
※ like の変化(規則動詞): like ⇒ liked ⇒ liked
㋑ [前置詞]「~に似た, ~のような」… 5⃣ で説明
■下のイラストの I like animals like cats. は「猫のような動物が好きだ」という意味です。
2⃣ ㋐ [動詞]「~が好きである, ~を好む」について
※ like の中には「~が」「~を」が含まれています ⇒ [目的語] が必要です ⇒「〇〇が」の「〇〇」にあたるモノが必要です。
※ [目的語] の詳しい説明は ⇒ コチラ
・ I like. は「私は~が好きである」という意味なので不完全な文になります ⇒
like
には「何」にあたる語・語句が必要です。
※ [高校] We’ll have lunch whenever you like.「好きなときにいつでも昼食を取れます」のように、[目的語] が不要な使い方もあります。
※ [目的語] が不要な場合もありますが、[目的語] が必要な場合の方が圧倒的に多いです。
・[例文] I like spring.「春は好きだな」1⃣ U-01 … 説明は ⇒ コチラ
3⃣ like+[動詞の-ing形] … 「~することが好きである」
※ like+[動詞の-ing形] の [動詞の-ing形] は[動名詞] と呼ばれています。
※ [動名詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
※ like+[動名詞] の代わりに like+[不定詞] とも言うことができます。
※ [動名詞]を使う場合と[不定詞]を使う場合では少し意味が異なります。
・ I don’t like
playing basketball. 2⃣ U-02
バスケットボールをするのは好きじゃないよ。
■下のイラストの I like
watching baseball. は「野球を観ることが好きだ」という意味です。
・
4⃣ want = would like / want to = would like to
● want [wɔnt]「~が欲しい、~を望む」
※ want [wɔnt] の発音 ⇒ コチラ
・What do you want for Christmas?「クリスマスには何が欲しい?」1⃣ U-06
●
want to+[動詞(の原形)] …「~がしたい、~したがる」
※ to+[動詞の原形] は [不定詞] と呼ばれています。
※ [動名詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
・I want
to go to China.「(私は)中国 に行きたいです」1⃣ Page 10
・Do you want
to try it?「やってみたい?」1⃣ U-03
※ 会話では、I would like を通常 I'd like と短縮して言います。
・[例文] I'd like bacon.「ベーコンがいいです」1⃣ U-06
※ want = would like の詳しい説明 ⇒ コチラ
※ want to do / want to be
の詳しい説明 ⇒ コチラ
・
5⃣ ㋑ [前置詞]「~に似た, ~のような」について
※ 同じような意味の言い方に、like も含めて下記の3つがあります(3つとも Here We Go! の教科書に出てきます)
●
like「~に似た, ~のような」
・ They’re like yo-yos. 「ヨーヨーみたいなものだよ」1⃣ U-03
●
for example / [高校] for instance「たとえば」
・Also, you can play many kinds of sports, for example, tennis, basketball, and volleyball. 2⃣ U-04
また、テニスやバスケットボール、バレーボールなど、さまざまなスポーツをすることができます。
※ 上記の文中の for example の代わりに such as を使うこともできます。
●
such as
「例としてあげると, たとえば」
※ 都立高校入試の問題文の中に登場する可能性が高いです(問題文の中で見かけた時に意味がわかるようにしたいです)
・There are many more attractions, such as a zoo, a castle, and horse carriage rides. 2⃣ U-04
ほかにも、動物園やお城、馬車など、多くの見どころがあります。
※ 上記の文中の such as の代わりに for example を使うこともできます。
※ such as の詳しい説明は ⇒ コチラ
・
■
like「~に似た, ~のような」の例文
・It looked something like this.
ちょっとこれに似ていました
・Look, hold it like this. ※ 何かやり方を示す時にこのような表現がよく使われます
ほら, このようにつかみなさい
・She cried like a baby.
彼女は赤ちゃんのように泣いた
※ 英語には like を使った決まった表現がたくさんあります。下記は一例です
・She swims like a fish.
彼女は水泳がうまい
・swim like a fish
魚のように泳ぐ
・eat like a horse
もりもり食う
・eat like a pig
豚のようにがつがつ食う … 映画「千と千尋の神隠し」を思いだせばイメージが付くかもしれません
・sleep like a baby
赤子のように眠る
・sleep like a log
死んだようにぐっすり眠る