some / any の使い分け
▢ some / any とも「いくらかの, 多少の」の意味で使われます。
通常、
● some (some-) は、肯定文に使われます。
● any (any-) は、疑問文・否定文に使われます。
※ some や any を無理に日本語にすると、不自然な日本語になる場合があります。
▢ 教科書の例
・Yes. I see some plastic bags. ① L-04
はい。いくつかのビニール袋が見えます。
※ ビニール袋は、vinyl bag ではなくplastic bag です。
・Do you see any birds? ① L-04
あなたに鳥が何羽か見えますか。
▢ some が 疑問文に使われる場合があります。
● [申し出] 「~はどうですか」という時
・Would you like some more cake? (もう少しケーキを召し上がりませんか)
※ would like の説明 ⇒ コチラ
● [Yes の答えを期待する時]
・Have you brought some paper and a pen? (ペンと紙は持って来ましたか)
※ brought: bring の過去分詞形 … take / bring の説明 ⇒ コチラ
▢ 教科書の例
・Would you like some scrambled eggs? [申し出] … ③ L-06
スクランブルエッグはいかがですか。
※ would like の説明 ⇒ コチラ
・Could you give me some advice? [Yes の答えを期待] ③ L-07
アドバイスをしてくれないかな?
※「依頼」を表す Could you ~? ⇒ コチラ
・Can I ask you something? [Yes の答えを期待] ③ L-07
頼みがあるんだ
▢ any が肯定文で使われる場合もあります。
この場合、「何でも (いつでも / 誰でも / どこでも)」等の意味になります。
▢ 教科書の例
・Let’s fight for anyone’s right to take any seat on any bus.
だれもがどのバスのどの座席にも座れる権利を求めてたたかおう。
・Black people were free to sit anywhere.
黒人たちはどこでも自由に座ることができるようになりました。
▢ some+[名詞] の訳し方 ⇒ コチラ