不定詞 ⑧ ask / tell [人] to do 「[人]に~するようお願いする/言う」
▢ tell [人] to do: 「人」に~するよう言う [命令]
※ to+[動詞]の原形 は [不定詞] と呼びます。この[不定詞]は「~すること」と訳します…[不定詞]の名詞的用法
▢ tell [人] to do の直訳は、「[人]に[~すること(不定詞)]を言う」 ⇒ 「[人]に~するよう言う」 (命令)となります。
〇 関連情報:
※tell …「~を言う / 話す」⇒ コチラ
※tell …「教えるは teach だけではない」⇒ コチラ
※tell の変化 ⇒ コチラ
・The teacher told
Taro to wake up.
先生は太郎に起きるように言いました。
▢ 教科書の例
・Sawyer’s mother told
him to go to school. ③ L-07
ソーやの母親はソーヤに学校に行くよう言いました。
[書き換え]
・Sawyer’s mother said to him, ”Go to school!”
※ say/ speak / talk / tell の使い分け ⇒ コチラ・
▢ ask [人] to do: 「人」に~するよう頼む [お願い]
※ ask には「質問する、たずねる」という意味と「頼む、求める」という意味があり、この場合の ask は「頼む、求める」
※ to + [動詞]の原形 は [不定詞] と呼びます。この[不定詞]は「~すること」と訳します…[不定詞]の名詞的用法
▢ ask [人] to do の直訳は、「[人]に[~すること(不定詞)]を頼む」 ⇒ 「[人]に~するよう頼む」 (お願い)となります。
・Taro asked
Hanako to lend him some money.
太郎は花子にお金を貸すようお願いした。
▢ 教科書の例 ※最初の4行を追加しました(2020年11月13日)
・He asked an engineer, “Please make a tail for Winter." [直接話法] ③ L-04
彼は技師に「ウィンターに尾ひれを作ってあげてください」と頼みました。
※ tail と tale …[同音異義語] ⇒ コチラ
[書き換え] 上の教科書文を ask [人] to do の形に書き換えてみます。
⇒ He asked
an engineer to make a tail for Winter. [間接話法]
・Raj asked
a clerk to put a card in a present. ③ L-07
ラージは店員にカードをプレゼントに入れるよう頼みました。
・At first, I asked
my daughter to help me with the e-mail. ③ L-07
最初のうちは、私は娘にEメールを読むのを手伝うように頼みました。
[書き換え(例)] I asked my daughter, “Will you help me with the e-mail?"
※ at first の説明 ⇒ コチラ
・I see. Could you ask
him to call me?③ L-07
そうですか。ぼくに電話するように伝えていただけますか。
※ I see. ⇒ コチラ / Could you~? の詳しい説明 ⇒ コチラ / call ⇒ コチラ
・Jimmy asked
her to marry him, and she accepted.③ L-07
ジミーは彼女に結婚を申し込み、彼女は受け入れました。
・Could you ask
him to call me? ③ 付録
私に電話するよう伝えていただけますか。
※ Could you~? の詳しい説明 ⇒ コチラ
▢ ポイント
〇 “
_
“
_(スピーチマーク や クオテーションマークと呼ばれています)を使った話法を[直接話法]と言います。
※ 誰かが言った言葉をそのまま使って他の人に伝える時に使います。英語の勉強を始めたばかりの人はこちらの方が使いやすいと感じると思います。
例: [直接話法] My mother said to me, “Go to bed soon." 母が私に「早く寝なさい」と言いました。
〇 “
_
“ (スピーチマーク / クオテーションマーク)を使わない話法を[間接話法]と言います。
例: [間接話法] My mother told
me to go to bed soon. 母が私に早く寝るように言いました。
※ 誰かが言った言葉を自分の言葉に置き換えて他の人に伝える時に使います。最初は間接話法の方が難しく感じると思います。
〇 上記の二つの例のように[直接話法]と[間接話法]は言い換えることができます。
実際に言った言葉を聞いていない場合、[間接話法] ⇒ [直接話法] の言い換えは、実際に言った言葉を想像しなければなりません。
[間接話法] ⇒ [直接話法] の文は一つだけとは限りません。
※「依頼の文」はこちらを参照、丁寧な度合いによっていろいろな言い方ができます ⇒ コチラ
★ 他の[不定詞]関連のページ …不定詞にはいろいろな使い方があります。
▢ 不定詞 ① [to]+[動詞の原形]…まず形を覚えよう ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ② 名詞的用法 「~すること」① ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ③ 名詞的用法 「~すること」② ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ④ 形容詞的用法 [名詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑤ 副詞的用法「~するために」 ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑥ [疑問詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑦ want [人] to do / would like [人] to do 「[人]に~してもらいたい」 ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑧ ask/tell [人] to do 「「人」に~するようお願いする/言う」 ⇒ 本ページ
▢ 不定詞 ⑨ It is … for [人]+[不定詞] 「「人」にとって~することは…だ」⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑩ too ~ to「あまりに~すぎて…できない」「…するには~すぎる」⇒ コチラ