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名詞

[中学][高校]
数えられる名詞は …
 
 英文の中で数えられる名詞を使うときは、次の㋐・㋑・㋒うの3つのうちのどれかにしなければなりません。
 どれも選択しないのは、通常「間違い」と考えられます … チェックになります。
 
 ㋐ 名詞の前に a / an または the を付ける
 ㋑ 名詞の前に mythis / that などをつける
  ※ my の他に your / our / his / her / its / their を使うことがあります。
  ※ this や that の代わりに these や those を使うことがあります。
 ㋒ 名詞を複数形にする
 
 〇 上記を踏まえて、下記の英文は正しいでしょうか?
  I like cat.
 
 〇「別に変じゃないけど」…と思う人がいるかもしれません。
  cat は数えられる名詞なので、上の説明では、㋐ または ㋑ または ㋒ にしなければなりません。
  どれを選ぶかで、意味合いや聞いた感じが変わってきます。
 ㋐ I like a cat.
  ※ cat の最初の発音が母音ではないため、I like an cat. とは言えません。
  ※ 文法的には間違いではありませんが「私は猫が好き」と言いたいときは一般的な言い方ではありません。
 ㋐ I like the cat.
  ※ 訳は「私はその猫が好きだ」もしくは「私は猫というものが好きだ」という感じになります。
 ㋑ I like my cat.
  私は私の猫が好き
 ㋑ I like your cat. とも言えます。
  君の猫が好き
 ㋒ I like cats.
  猫が好き
  
  
  
  
  
  

 例外
  列車 train は数えられる名詞です、通常は a train / the train / our train / trains などとしなければなりませんが、
  「そこへ電車で行った」などと、交通手段を言うときは、train の前に何もつけず、複数形にもしません。
  ・We went there by train.
 
   
 
 冠詞
  a / an / the は冠詞と呼ばれています。
  冠詞は、英語の文法の中でも一番難しいものの一つです。
  何年も英語を勉強していても、冠詞の使い方を迷うこともあります。
  ただ、冠詞を正しくつかえなくても重要な問題にならないことがほとんどです。
 
  冠詞は難しいと書きましたが、中には覚えるだけの簡単なものもあります。
  比較的簡単なものから覚え、じょじょにできるようになっていけばいいです。
   ※「楽器を演奏する」場合は、楽器の前には the をつける … などが比較的簡単なものです。
   冠詞の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
   

名詞

▢ [名詞A]+[名詞B]

TBSテレビ系で2013年02月に放送された「王様のブランチ」の中で、「ガール・グループ」という言葉が使われていました。
その番組を観た時は「英語に近い表現にしているな」ぐらいにしか思っていませんでした。
インターネットの質問コーナーで、同じ番組を観た方から「ガールズ・グループ」ではないのか質問されていたので解答させてもらいました。
回答したそのままではないですが、まとめましたので紹介させていただきます。
・※ 実際の質問のページは (外部のWeb Pageが開きます) ⇒ コチラ


▢「ガールズ・グループ」ではなく、「ガール・グループ」なのは下記の2つが関係しています。
「ガール・グループ」というのは [名詞A]+[名詞B]という形をしています。
日本語の中で複数形で使われているかどうか … この場合だと「ガール」と「ガールズ」になります

の説明になります。
英語では [名詞A]+[名詞B]という形の場合は、前の[名詞A]は[形容詞]として使われ、複数形にしないで使うことが多いのです。
例えば、dog food「ドッグフード」は、dogs food「ドッグズフード」 とは言いません。リンゴの木 apple tree「アップルツリー」 も apples tree 「アップルズツリー」とは言いません
※ [名詞A]+[名詞B]の使い方の時は、前の[名詞A]は happy と同じ[形容詞]のように使われています。
そのため、前の前の[名詞A]は happys と happy に s を付けないのと同じように s を付けない…と考えるとわかりやすいかもしれません。
※ 正しい英語 dog food「ドッグフード」や apple tree「アップルツリー」を聞いた時に違和感がないのは、㋑ に関係しています。
・・・・ 日本語では普通「ドッグズ」や「アップルズ」という複数形にした言い方はしないのですんなり入ってきます。



 の説明になります。
・・・「ガール」と「ガールズ」はどうでしょうか。日本語では両方使っていると思います。
※「ガールズグループ」と言う言い方もこれまで聞いてきたと思います。これを「ガールグループ」と聞くと違和感を感じてしまいます。
※ ただし、woman’s group という言い方があるので girl’s group「ガールズグループ」 という言い方もありそうです。



正しいと思って、間違えたカタカナ語を使っている例を紹介します。
「靴屋」や「靴箱」はカタカナで何というでしょうか「シューズストア」と「シューズボックス」でしょ…と思う方も沢山いると思います。
実は「靴屋」は英語で shoe store「シューストア」で「靴箱」は shoe box「シューボックス」なのです。
※ これは ㋐ の [名詞A]+[名詞B]という使い方をする場合、前の[名詞A]は単数形にするからなのです。
※ 日本語では靴は「シューズ」とは言いますが「シュー」ということはあまりありません。そのため、
「シューズストア」と「シューズボックス」という言い方になっていると思われます。



▢ [名詞A]+[名詞B]の使い方の中には、[名詞A]]が複数形のように見えるものがあります。
・a sports store (運動具店)
・sports wear (スポーツウェア)
※ 辞書を引くとわかりますが、sport は[名詞]で、sportsという複数形がありますが、sports という[形容詞]も存在しているのです。