▢「チコちゃんに叱られる」と英語
世の中には、特に知らなくてもいいことがたくさんあります。
NHKの「チコちゃんに叱られる」で紹介される情報の中にも「勉強になる」と思えるものもあります。
一方で、知っていてもそれほど役に立たないものもあるように思えます。
英語においても、同じことが言えます。
理由や理屈を知っていると、応用がきく場合があります。
ただ、理由を知っても英語学習に対して役に立たないものも多いのです。
例えば、同じ単語なのに全く関係ないと思える意味を持つものがあります。
「発行する」という意味と「問題」という意味を持つ issue という単語があります。
「意味する」という意味と「意地の悪い」という意味を持つ mean という単語があります。
このような単語が、どうしてこのような意味を持つようになったのには、だいたい経緯や歴史などがあります。
それを調べると、もともとはラテン語だったりフランス語だったり英語以外の言語が元になっていたりします。
もとは〇〇というラテン語の〇〇という意味の単語と、
▢▢というフランス語の▢▢という別々の意味の単語が長い間に同じつづりになった
という歴史や理由があったとします。
疑問に思って質問サイトで質問をすると回答してくれる人がいるわけです。
その回答を聞いた時に、質問者の返信が「あ、そう」というのを見かけたことがあります。
不思議なものを見た時に疑問を持つのは自然なことです。
それらのことを調べたり人に聞くこと自体は悪いこととは思えません。
ただ、調べるにしても人に聞くにしても時間も労力も必要になってきます。
それらを全て調べて、答えがわかったとしても「あ、そう」で終わるものも多いと思われます。
全てを疑問に思って調べようとするより、そのものとして覚えた方がずっと合理的だということも多いと思うのです。
英語に関しては、特に単語の意味の成り立ちのようなことを調べることに、「あ、そう」と言うことが多い気がします。
英語学習に関しては「時間と労力を使ってまですることかどうか」を考えた方がいいように思えます。
「チコちゃんに叱られる」で紹介されている情報のほとんどが、それまで疑問に思ったり調べたりしてこなかったことなのです。
理由などを知らないでも、特に不便や不自由を感じないで生活してくることができたのです。
「チコちゃんに叱られる」と英語
英作文 [東京都立高校入試問題]
・[中学]
▢ 英作文 [東京都立高校入試問題]
・
・東京都立高校の入試問題で英作文の問題があります。
・お題に合ったことで経験したことがあれば、そのことを思い出して書く方が簡単です。
・ただ、都合よくお題に合った経験を経験していない場合も考えられます。
・その場合も含め、作文は実際の自分の経験や生活とは切り離して考えた方がいい場合が多いように思えます。
・
・▢ 都立高校入試の作文を3文書くために
・・〇 日本語で、考えられるできるだけたくさんのお題を準備します
・・① 次のようなお題を作ります
・・・最近感動したこと
・・・最近悲しかったこと
・・・最近残念だったこと
・・・最近ワクワクしたこと
・・・近くのお勧め観光地
・・・友達を連れていきたい場所
・・・中学生活の思い出
・・・学校行事で印象に残ったこと
・
・・② 日本語で3文作成します。
・・・※ 英語にした時に簡単な文になる方がいいです
・・・・ 複雑な文や難しい表現や単語は避けた方が英文にしやすいです。
・
・・③ 英語で3文作成します。
・・・※ なるべく簡単なものの方がいいです。
・・・※ どうしても自分で英文ができない場合は誰かに聞くなどしてもOKです。
・・・・ 入試本番と違い、調べたり英文を作る時間は十分あります。
・・・・ 入試本番と異なり、辞書や教科書をみたりネットで調べることもできるのがいい点です。
・
・
・▢ 東京都立高校入試、作文の情報です
・・2024年02月に行われた入試も含めて過去5年間の問題は、
・・アメリカやカナダなどに帰国したクラスメートからEメールが届き、
・・そのEメールに返信する内容を書くことになります。
・・どのような、内容を書かなければならないかは、返信メールの中に書かれています。
・
・・・
東京都立高校一般入試 2024年度(令和6年度) 2⃣
▢ 東京都立高校一般入試 2024年度(令和6年度) 2⃣ [詳細編] [工事中]
東京都立高校入試で、英語を聞いたり英文を読んだ時にだいたいの意味がわかることが大切です。
実際に、入試問題を解いてみて気が付い点がいくつかあるので紹介したと思います。
思ったより、情報量が多かったため、完成まで少し時間をいただきます(2024年02月24日)。
▢ リスニング
▢ 単語 など
・ heard [həːrd] という「聞く」hear の過去形が使われています。
聞いた時に hard [háːrd]「難しい、一生懸命に、硬い」と間違いやすいので注意が必要です。
・make [人][形容詞] という言い方が登場しています … 詳しい文法的な説明は ⇒ コチラ
▢ 英作文(長文問題の一部) [4点x3文]
作文を始める前の文(何を書くかについての文)は I’ll tell you about a thing that moved my heart recently. でした。
これを読んだ時に、意味がよく理解できなかった人もいるかもしれません。
考えられる理由は下記になります
① 関係代名詞 that が使われた少し長い文
② moved という単語が使われていますが、move という意味が思い出せなかった可能性があります。
move という単語が「~を感動させる」という意味と結びつかない人もいたかもしれません‥‥‥
※ move 「~を感動させる」という単語は 2⃣ Unit 3 の Suhh’s White Horse という物語の中で登場しています(下記)。
・The sound moved the hearts of all the people of Mongolia.
③ 何を書かなければならないかということがわかった人も、何を書いていいかすぐに思いつかなかった可能性があります。
▢ 文法編 (長文問題)
▢ 関係代名詞
関係代名詞はHere We Go! 3⃣ (中学3年) の後半で学びます。授業の進みぐらいによっては入試の少し前に学校で学ぶことが考えられます。
少し早めに関係代名詞の勉強を開始して関係代名詞を含む文に慣れておくのがいいと思います。
前の英作文の説明の中に書いていますが、何を書くべきかの英文の中に関係代名詞が使われていました。
※ 入試試験を受ける前に、関係代名詞を含んだ文(省略された文も含む)を数多く読んで慣れておく必要があると思います。
※ 関係代名詞は省略できる場合があります。関係代名詞が省略された場合は難易度が少し上がります・
※ 関係代名詞が含まれる文は、説明が追加されるため長い文になる傾向があります。
※ 2024年度(令和6年度) の入試問題では、関係代名詞 that / which / who が使われた文が複数ありました(10個前後)
※ 関係代名詞
の説明は ⇒ コチラ
▢ 接続詞 when
2024年度(令和6年度) の入試問題では、長文問題の本文と選択肢 の中に接続詞の when が13回使われていました。
※ When が文の最初に使われているパターンと、中ほどに使われているパターンの両方がありました。
※ 接続詞 when が使われている文は、意味がすぐにわかるようにしておく必要があります。
※ 接続詞 when
は
Here We Go! 2⃣ Unit 2 で登場します ⇒ コチラ
▢ [接続詞]+[主語の省略]+[動詞]の -ing形
※ この項目の詳しい説明は ⇒ コチラ
※ 2024年度(令和6年度) の入試問題では、下記の文で使われていました。
※ 多くの文で使われています。読んだ時に意味がわかることが大切です。
※ 太文字の部分が省略がある箇所で、次の行の [・・]内に省略しない形を記入しています。
・Before coming to Japan, I studied Japanese for the first time.
[Before I came to Japan, I studied Japanese for the first time.]
・We will have to take a train after getting off the bus.
[We will have to take a train after we get off the bus.]
・After returning to my country, my parents enjoyed watching kabuki in English on the Internet.
[After my parents returned to my country, they enjoyed watching kabuki in English on the Internet.]
・Oliver wanted to join his school’s Drama Club after seeing kabuki.
[Oliver wanted to join his school’s Drama Club after he saw kabuki.]
※ 省略のない文もありました。上記と同じように省略した形を [・・]内に記入しています
・After I saw kabuki in Japan, I became interested in Drama, and I want to join the Drama Club in my school.
[After seeing kabuki in Japan, I became interested in Drama, and I want to join the Drama Club in my school.]
▢ 現在完了進行形
2024年度(令和6年度) の入試問題では、現在完了進行形が使われた文は2つ含まれていました。
※ 中学で学ぶ内容で been が含まれるものは、この現在完了進行形のみです。
※ 都立高校の入試で現在完了進行形を使って何か英文を作る必要はありません。
※ 都立高校の入試で現在完了進行形ををみかけたら、現在進行形と同じ意味のように理解すればとりあえずOKです。
※ 現在完了進行形の説明は ⇒ コチラ
▢ 仮定法過去 は登場しませんでした (Here We Go! では 3年の最後の2Unitで登場します)
・授業の進捗を考慮したのか、試験の問題として 仮定法過去はあまり適していないのかもしれません。
▢ 単語・熟語・表現など
・want to do「~したい」… 入試問題の中の長文は友達動詞の会話ややり取りが多いため would like to より want to がより使われていると思われます。
・something special / something interesting という表現がいくつか登場しています … 後ろに -thing が付く単語の詳しい説明は ⇒ コチラ
・How did you solve your problem? … 試験問題の中には少し難しい単語が登場しています。
※ solve
と problem は Here We Go! 3⃣ Unit 5 (Page 73)の下記の文の中で登場しています。
・However, that was a problem we couldn’t solve so easily.
しかしながら、それは自分たちでそう簡単に解決できない問題でした
※ problem と we の間に関係代名詞 that が省略されています。
・I had a similar feeling when I did a presentation in my social studies class.
・similar「似ている」は Here We Go! 3⃣ Page 121 の Active Words の中で登場しています。受験した時にまだ学校で習っていない可能性があります。
※ 入試試験を作る人は、入学試験問題に使う単語が受験時までに教科書に登場しているかどうかは気にしていないようです (中学で学ぶ単語かどうかだけ確認)。
・We don’t have to take the fastest way.
※ have to や don’t have to は意味を押させておきたい表現です … 詳しくは ⇒ コチラ
・Which one should
we take?
※ should
は試験問題文の中で12回登場しています。… should の説明は ⇒ コチラ
・「歌舞伎を観る」という時に、see と watch が使い分けられていました … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・became interested in「興味を持つようになる」という言い方 … 変化を表す become ⇒ コチラ
・in
front of は、試験問題文の中で7回登場
・My parents are going to see kabuki at a theater. I won’t be able to go with them,
・未来を表す be going to (2回)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
・「~することができる」を表す be able to … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・will be able to / won’t be able to … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・「~に到着する」という意味で arrive at / arrive inと get to が使われています
・まぎらわしい単語の定番 experience 登場 (4回) … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・important「重要な」(7回)
・It’s important to hear different points of view
・She made some origami for Jack, such as a paper balloon and a crane.
※ 復活で使用された such as「例えば」… Here We Go! では 10回ほど登場しています。
・Four days later, the party was held. 「4日後にパーティが催されました」 … 教科書にこの held の使い方は出てこないので、意味がわからない人がいたかもしれません。
※ パーティを催す時に have / give / throw / hold という単語を使いますが、中学で使う単語は have ぐらいと思われます。
・She invited
neighbors. … これらの単語も中学生には少し難しいかもしれません。
※[重要単語] invite「招待する」(5回) 3⃣ Unit 6 / neighbor「隣人」(3回)
・while you were in Japan, we visited many places.
※[重要単語] visit「招待する」(2回)
・[重要単語] enjoy (8回) … 8回登場のうち 7回が enjoy
-ing という形で出てきました … enjoy の 詳しい説明は ⇒ コチラ
・「見つける」find の過去形 found (3回)
・practice singing … practice は[動名詞] を好む動詞です … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・right と left … 地図の問題が出た時に、どちらが右でどちらが左か判断できるように日頃から訓練しておきましょう。
・I hope so. …「そう思う」という定番の言い方。
・How about you? …「あなたはどう?」 日常会話と入試試験でよく使われる定番の言い方です。
・I’m glad (1回) と be happy (7回) … 「うれしい」を表す2つの形容詞です。両方覚えておきたい単語です。
・a lot of
・all the other rabbits
・new one
・once a month
・a member of
・these days
・Actually
・I want chances to talk to students about it [不定詞]の形容詞的用法
・Yumi was happy to see their smiles. [不定詞]の副詞的用法
・You are kind to teach us English.
・If you want to speak Japanese, please talk to me.
・That sounds good.
・usually / often
・One day,
・She was good at English, and she was interested in going abroad
・in English
・on the Internet 数回
・during the summer vacation
・take care of
・I want people to eat ice cream made from milk from my farm.
・What do you want to do in the future?
・
▢ 見誤りやすい単語
・入試試験問題の中に見誤りやすそうな単語を見つけました。
意味を取り間違えると間違えた解答を選択する可能性があります。
・something (12回) sometimes (6回)
・difficult (4回) と different (2回) … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・difficult という意味で hard 登場 (3回) … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・Later (2回) と letter (0回)
・change (5回) と chance (5回)
東京都立高校一般入試 2024年度(令和6年度) 1⃣
▢ 東京都立高校一般入試
・
・本日2024年02月21日、東京都立高校の一般入試がありました。
本日は、冬の東京にしては珍しく雨でした。受験された方は、お疲れ様でした。
・
英語の問題がインターネットから入手できましたので、さっそく解いてみましたので少しご報告いたします。
・
▢ 出題形式は、前年までと同じでした。
・
▢ リスニングが10分。残りの問題を40分で解く必要があります。分量は以前と変わらず多いです。中学生が本当に全部終わるのだろうか…と思うぐらいの内容と量です。
・ 試験の時だけ、問題集を解く時だけ頑張ろう … などと言っている量ではありません。日頃から英文を全力で読む習慣をつけておく必要があります。
・
▢ 新しい教科書で勉強した中学生が受ける最初の入学試験だったため、難しくなることも予想されました。
・ 前年までと比べて、明らかに難しくなった…とはっきり言える感じではありませんでした。
・ ただ、broadcast など、日常生活であまり使われない英単語も注釈なしに、問題本文に使われていました。
・ 前の教科書では登場してないため、一時期問題本文に使われなくなっていた such as が再登場していました(新しい教科書では 10回程度登場しています)。
・ 個人的には、前年までより多少レベルが上がっているかもしれない … という印象でした。
・
▢ お詫びがいくつかあります。
・「 won’t は、問題文の中では使われない」と記事に書いていましたが、won’t be able to という形で問題文の中に使われていました … 記事は ⇒ コチラ
・
・「~になりたい」は「want to become より want to be という形で登場する」と記事に書いていましたが、
・
I want to become a farmer. という形で問題文の中に登場していました … 記事は ⇒ コチラ
・
・「looking forward to は、今まで作文問題の中のやり取りの最後の回答に直接関係ない部分にしか使われていませんでした。
・・今回、She was looking forward to going to a school during the homestay. という形で問題文の中に登場していました … 記事は ⇒ コチラ
・
▢ 問題文を内容を確認しています。別途、使える情報として提供させていただくつもりです。
・
・
・
仮定法
[中学][高校]
□ 仮定法
〇 仮定法には、[仮定法現在]・[仮定法過去]・[仮定法過去完了] があります。
※ 上記の3つ以外ににも if を使う場合があります。
※ 上記の3つを比べると現在・過去・未来 などという時制がひとつづつずれているのがはっきりすると思います。
▢ [仮定法現在]・[仮定法過去]・[仮定法過去完了] の形を覚えましょう。
※ 最初のうちは、仮定法の文を作るときは、紙に下記の3つのパターンを書いてから始めるのがいいかもしれません。
〇 if +[主語][動詞]の部分と、if がない側の[主語][動詞]の部分の2つの部分から成り立っていることを意識しましょう。
〇 If から始めるパターンと、if が後半にくるパターンがあります。
※ If から始まるときは、If に続く文の区切りで「, (コンマ)」を付けます。
※ if が後半の場合は、if が目印となるため「, (コンマ)」は使いません。
・If it rains tomorrow, I will stay at home. … if が最初に来るタイプ (コンマ必要)
・I will stay at home if it rains tomorrow … if が後ろに来るタイプ (コンマ不要)
▢ [仮定法現在]
〇未来のことを仮定するときに使います。
未来のことを言っていますが「もし…なら」と if に続く動詞は現在形にします。
・If it rains tomorrow, I will stay at home.
明日雨なら家にいるでしょう
※ 参考書などによっては if [主語][動詞] の方を、条件を述べているので [条件節] と呼んでいるものがあります。
▢ [仮定法過去]
〇 ㋐ 現在と異なることを仮定したり、㋑ ありえそうにないことを仮定するときに使います。
「もし(私が)鳥だったら…」というのが ㋐ の例になります。
実際は人間なのですが、現実と異なることを仮定しています。
日本語でも「鳥だったら」と過去形のような時制を使っています。
「もし、大谷翔平が訪ねてきたら…」というのが ㋑ の例になります。
「大谷翔平が訪ねてくること」は、可能性としてゼロではありませんが、宝くじで高額当選するなど非常に確立が低い場合に使います。
・ If you had one million yen, what would you do?
もし100万円もっていたら、何をしますか
・If I were a bird, I could fly high in the sky.
もし私が鳥だったら、空高く飛べるのに
・ If I had
a time machine, I could travel to the future.
もし私がタイムマシーンを持っていたら、未来を旅行するのに
・ If I were a cat, I wouldn’t have to study for tests.
もし私が猫だったら、テストのために勉強しなくていいのに
〇 次のように wish を使った文も if は登場しませんが [仮定法過去] になります。
〇 形: [主語A] wish [主語B][動詞]の過去形
※ [主語B] の後ろに[助動詞]がくる場合は、この[助動詞]を過去形にします。
〇 意味:「~だったらいいのに」… 実際とは異なることを願っています。
・ I wish I were a bird.
・ I wish you weren’t leaving. 「行かなければいいのに」
・ I wish I could go to the party.
▢ [仮定法過去完了] … 高校で学ぶ内容です (中学生は覚える必要はありません)
〇 実際に過去の事実とは違うことを仮定するときに使います。
実際には風邪をひいてパーティーには行っていないけど、「もしパーティーに行っていたら…」
とか「もしあの飛行機に乗っていたら…」など過去の事実と違う仮定をするときに使います。
・If you had left earlier, you could
have caught the last train.
もっと早く出発していたら、最終電車に間に合っただろう
過去完了 ⇒ 過去 ⇒ 現在 ⇒ 未来
疑問文 5⃣ 疑問詞を使った疑問文 ③ [補足] Who does Anne make happy? / Who makes Gilbert happy?
▢ 疑問文 5⃣ 疑問詞を使った疑問文 ③ [補足]
下記に2つの英文があります。
一方は does が使われているのに、もう一方には do や does などが使われていません。
なぜでしょうか?
・Who does Anne make happy?
アンは誰を幸せにしますか
・Who makes Gilbert happy?
誰がギルバートを幸せにしますか
▢ 質問(疑問文)にする前の形を考えてみます。
・Anne makes Gilbert happy.
アンはギルバートを幸せにします
登場人物が Anne と Gilbert の 2人がいます。
ということは Anne と Gilbert それぞれを問う2種類の質問ができることになります。
㋐ まず Anne を問う質問を作ります(Anne が誰かわからない場合)
① Anne は [主語] なので、Anne を[疑問詞] の who に置き換え、
最後をクエスチョンマークにしたら疑問文の完成です。
・[Who] makes Gilbert happy?
※ Who が [主語] の場合は、三人称単数扱いなので注意が必要です … コチラ
文が現在形の場合は、[動詞] に三単現の s を付ける必要があります。
㋑ 次に Gilbert を問う質問を作ります(Gilbert が誰かわからない場合)
① Gilbert を[疑問詞] の who に置き換えます。
・ Anne makes [who] happy.
② 上記の文を疑問文にします。三単現の [お助けマン] does の登場です。
・ Does Anne make [who] happy?
※ does を見れば三単現とわかるので makes の s はとり make にします。
③ 一番聞きたい [who] を文の先頭に移動します。
・ [Who] does Anne make happy?
※ 文の最初は大文字にし、その他の不必要なところ (Does ⇒ does) は小文字にします。
・・・
▢ 上記の ㋐ と ㋑ の疑問文を見ればわかりますが、
㋐ [主語] が Who に置き換わった疑問文は、do / does / did などの [お助けマン] の手助けは不要なのに対して
㋑ [主語] 以外の部分 が Who に置き換わった疑問文は、do / does / did などの [お助けマン] の手助けが必要なのです。
※ 違う言い方をすれば、疑問文の中に [疑問詞] でない you などの [主語] がある場合は [お助けマン] の手助けが必要なのです。
He XXXXXXXXX walk soon. 「彼はすぐに歩けるようになるでしょう」
[中学][助動詞]
▢ 日本語に合う英語にするため [・・・・] に入る適切な語句は何番でしょうか。
彼はすぐに歩けるようになるでしょう
・He [・・・・・・・] walk soon.
① will
can
② will be able to
③ is going to can
④ can be going to
▢ 答えは、② の will be able to になります。
・He [will
be able to] walk soon.
※ [助動詞] の will と can を続けて二つ使うことができません。
どうしても [助動詞]を2つ使う必要がある場合は、後ろの [助動詞] を違う形にする必要があります。
[助動詞]を2つ使う必要がある場合の順番ですが、好きな順番ではなく決まった順番があります。
▢ 補足説明です (正しくない選択肢の説明)
● [助動詞]を、そのままの形で2つ続けるのは ダメなのです。
① の will can は [助動詞] が二つ続くので正しくありません。
● be going to や be able to の後ろに続くことができるのは [動詞] の原形 です。
③ is going to の後ろに [助動詞] の can を置くことはできません。
● will と can の [助動詞] を2つ使う場合は正しい語順があります。
④ will
be able to と言えても can
be going to とは言えません。
これは、日本語でも「~できるようになるだろう」とは言えても「~だろうできるようになる」とは言わないのと同じです。
・
・
This is the most beautiful sunset I’ve ever seen.
・
・
▢ This is the most beautiful sunset I've ever
seen. 「これは今まで見たなかで一番美しい夕日です」
・
・〇 問題です。
・この英文の中にある sunset
を This の後ろに置き、次のようにすることは可能でしょうか。
・・This sunset is the most beautiful I’ve ever seen.
・
▢ 最初の文には、[関係代名詞] が省略されています。
・[関係代名詞] の基礎については ⇒ コチラ
・
・〇 英文の中で [名詞][主語][動詞] となっている部分を見つけます。
・・下記の部分が該当します
・・・sunset I’ve ever seen
・・・[名詞] sunset
・・・[主語] I
・・・[動詞] have ever seen
・・※ 上記の sunset
の後に、[関係代名詞] that が省略されています。省略しないで全部を書くと下記のようになります。
・・・ [関係代名詞] の前が最上級のため、使う [関係代名詞] は which より that の方が適しています (高校で学ぶ内容)。
・
・・This is the most beautiful sunset [that] I’ve ever seen.
・
・〇 この文で を This の後ろに移動します。
・・This sunset is the most beautiful [that] I’ve ever seen.
・・※ この英文の [関係代名詞] that の前に注目してみます。
・・・ that の前の単語は beautiful という [形容詞] になります。
・
・〇 [関係代名詞] の前は必ず [名詞] でなればならないのですが、
・・ この英文の場合、[関係代名詞] の前が [形容詞] となるため正しくない文となります。
・
▢ 今回のポイント
・① 省略されている [関係代名詞] の場所を見つけるには
[名詞][主語][動詞] の順番の箇所を見つけること。
・② [関係代名詞] が使われている英文が正しいかどうかを確認する1つのポイントは [関係代名詞] の前に [名詞] があることを確認する。
・
・
Buy me something interesting to read. 「私に何か面白い読み物を買って」
・
▢ Buy me something interesting to read. の語順
・私に何か面白い読み物を買って
・
・▢ 下記になります
① まず、命令文なので動詞の原形 Buy で始まります
・※ [命令文] の説明は ⇒ コチラ
・
② buy は目的語を二つとることができます。目的語が me と something の場合、次の2通りが可能です
・Buy me something.
・Buy something for me.
・※ [目的語] を2つ取る動詞の詳しい説明は ⇒ コチラ
・
・※ me を最初にしている理由は something に追加情報があり長くなるるためです
③ something interesting の順番については下記になります。
・通常は [形容詞]+[名詞]という順番ですが、後ろに thing が付く場合は少し特殊で
・something+[形容詞]という形をとります
・※ 不定詞の形容詞的用法についての説明は ⇒ コチラ
・
④ 最後に something to read は、不定詞の形容詞的用法になります
・ 順番は [名詞]+[不定詞]となります
・※ 不定詞の形容詞的用法は厳密に言うと2つの意味があります。
・詳細説明は ⇒ コチラ
・
・
want と won’t
・
・
▢ want と won’t
・※ 文書の場合は区別がくきますが、発音が似ているのでリスニングの時にどちらが使われたか判断するのが難しいも00のの一つです。
・
・▢ 東京都立高校入試の場合は、won’tは出ないと考えてください。
・・※ 2023年02月に行われた入試試験では won’t は、長文問題・リスニング問題共に使われていません。
・・※ 都立高校の入試問題の場合は、英語の実力を確認するためのもので、
・・・ いわゆる「ひっかけ問題」のような問題は出題されないと考えてください。
・
・・▢ want [wánt | wɔːnt | wɔnt]「欲しい」
・・・※ want と would like の説明は ⇒ コチラ
・・・※ want にはいくつかの発音があります。want の発音は
・・・・㋐ 母音と n の発音が続く
・・・・㋑「オー」と伸ばす発音
・
・・・・・
・
・・▢ won’t
[wóunt] will not の短縮形
・・・※ will の詳しい説明は ⇒ コチラ
・・・※ won’t の発音は「オウ」と「ウ」が入る発音。
・・・※ won’t / wouldn’t の説明は ⇒ コチラ
・
・・・・・
・
・
「医者に診てもらう」「医者に会う・医者を見る」see a doctor
[高校]
□「医者に診てもらう」「医者に会う・医者を見る」 see a doctor
※ 日本語と英語で感覚が異なるので、
● 日本語で「医者に診てもらいに行った方がいい」は英語で次のように言います。
・You should go to see a doctor.
※「医者に診てもらう」は see a doctor と言います。聞きなれないと違和感があるのではないでしょうか。
see a doctor を日本語で直訳すると「医者に会う」となります。
日本語では「医者に診てもらう」と [受け身] のような響きがあるのに対して
英語では「医者に会う」と [受け身] の響きはありません。
どうして日本語と英語では表現が異なるのかは、考えても仕方のないことなので
「日本語と英語で感覚の違う言い方」として覚えてしまいましょう。
●「私は医者に診てもらいに行った」を英語で別な言い方をすることも可能です。
㋐ You should go to
see a doctor.
㋑ You should go and see a doctor.
※ ㋐ の to の代わりに and を使っています
㋒ You should go see a doctor.
※ ㋑ の表現で and を省略した言い方です。よく日常会話で使われます。
▢ 日本語と英語で異なる感覚 ⇒ コチラ
書き換え [01] 私の姉はテニス部です
[中学][高校]
▢ 書き換え [01] 私の姉はテニス部です
「私の姉はテニス部です」は厳密に言うと次のようになります。
・「私の姉はテニス部にいます」
・「私の姉はテニス部に入っています」
・「私の姉はテニス部員です」
・「私の姉はテニス部に所属しています」
※ 日本語では「きょうだい」のことを言う時に「姉」とか「妹」など、年上か年下かを意識した言い方をします。
一方、英語では、どちらが年上か年下かは通常言いません。「姉」でも「妹」でも my sister でいいのです。
英語を日本語にする場合は、前後関係で年上か年下かを判断するか、わからない場合は適当に「姉」「妹」をするしかありません。
● 次の3つの英語を紹介します。
㋐ My sister is in the tennis club.
姉はテニス部にいます / 姉はテニス部に入っています・
※ この文では [be動詞]+[場所を表す表現]が使われています … 詳しくは ⇒ コチラ
この表現では [前置詞] in が使われます … 覚え方など詳しくは ⇒ コチラ
㋑ My sister is a member of the tennis club.
姉はテニス部テニス部員です。
※ 中学教科書 Here We Go! では下記の文で member という単語が登場します。
・You should become a member of the broadcasting club. 2⃣ Unit 05 (Page69)
(あなたは)放送部員になるべきです。
㋒ My sister belongs to the tennis club.
姉はテニス部に所属しています。
※ belong という単語は、中学教科書 Here We Go! では登場しません。
最近の中学の教科書は、日常会話が中心の内容になっています。
belong は、日常会話で使われるというより、少し硬い表現と言えます。
日常会話では ㋐ の表現が一番ナチュラルだと思います。
※ 英会話では、言いやすい、覚えやすい表現を1つ覚えておけば十分です。
いつも使うのが同じ表現で、たまには違う言い方をしたい時は他の言い方も覚えましょう。
※ 複数の言い方ができる良いこともあります。
まず、同じ意味のことを複数の言い方ができれば表現の幅が広がります。
学校の勉強では、英語で複数の言い方ができるということは、定期テストで書き換え問題に出題されやすいということです。
※ 東京都立高校の入試問題について。
・ 書き換え問題はありません。
・ また belong という単語は習っていないので問題文の中ででてくるのは ㋐ 又は ㋑ になります。
・ 長文問題やリスニング問題で ㋐ ㋑ の表現が出てきたら意味がわかればOKです。
・ 作文では、㋐ または ㋑ の言い方ができれば Okです。
※「私の姉はテニス部です」を英語にする時に、日本語をそのまま英語にして次のような英文にしないよう注意しましょう。
・My sister is the tennis club.
・英文は「私の姉 = テニス部」という意味になります。
[現在完了形][経験] I have been to Korea before. 「以前、韓国に行ったことがある」
[中学][高校]
▢ [現在完了形][経験] I have been to Korea before. 「以前、韓国に行ったことがある」
※「行く」の過去分詞形は gone と been です … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・
▢ まず形を覚えましょう
[現在完了形] は have+[過去分詞] / has+[過去分詞] という形をしています。
※ [過去分詞] は [動詞]の[過去分詞]の意味です。
▢ [現在完了形] の [疑問文] と [否定文]
● [現在完了形] の文を [疑問文] にするには、have や has を [主語] の前に移動します。
● [現在完了形] の文を [否定文](打ち消し)にするには have や has に not をつけます。
下記の ㋑ [経験] を表す [現在完了形] の場合は、not をつける代わりに never を使う場合があります。
・
▢ [現在完了形] 3つの使い方 (3つの種類)
[現在完了形] には次の3つの使い方があります。
㋐ [完了]「~したところです」「~しちゃった」
※ よく just (ちょうど) / already (すでに) / yet (まだ) などの単語と一緒に使われます。
㋑ [経験]「~したことがあります」
※ よく ever (今までに) / never (まだ一度も…ない) / once (1回), twice (2回), □ times (□回)
㋒ [継続]「~依頼ずっと…しています」「~の間ずっと…しています」
※ よく for (…の間) / since (…依頼ずっと) / How long ~? (どれぐらい長く)
▢ ㋐ [現在完了形][経験] … ここで詳しく説明する項目になります。
※ よく ever (今までに) / never
(まだ一度も…ない) / once (1回), twice (2回), □ times (□回)
※ [現在完了形]の中で[経験] が一番理解しやすいかもしれません。
have には「~ことがある」という意味があります(コチラ)。過去分詞形を「~した」と訳します。
英語は日本語の順番と逆になることを考えれば [現在完了形]が「した」「ことがある」という意味になります。
この[現在完了形][経験] に関しては英語と日本語との間に似た感覚があることがわかると思います。
[現在完了形]「行く」の過去分詞 gone と been
[中学][高校]
▢ [現在完了形]「行く」の過去分詞 gone と been
※ ここで登場する been は「行く」という意味で使われている been
です。
[be動詞] の過去分詞の been のことには触れていないので注意してください。
・・・
▢ [現在完了形] の形は have+[過去分詞形] / has+[過去分詞形] という形をしています。
※ [現在完了形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
▢ [現在完了形]で使う「行く」go の過去分詞形は gone だけでなく been もあると考えましょう。
※ go の変化を go ⇒ went ⇒ gone / been と考えましょう。
● それでは、gone と been はどのように使い分けるのでしょうか?
▢ [現在完了形]で使う gone と been には次のような特徴があります。
▢ gone … [主語] にあたる人/モノはその場にはいません。
「京都に行ったことがあります」という意味で gone を使い次のように言うのはおかしなことになります。
・[X] I have gone to Kyoto. … [誤り]「京都に行ってしまった(ここにいない)」と、ここにいる本人が言うのは変なのです。
[A] Do you know where Taro is?
太郎がどこにいるか知ってる?
[B] He has gone to his hometown.
帰省しちゃったよ
※ gone を使っているので、太郎は、このやり取りの場所にはいません。
▢ been … [主語]にあたる人はその場にはいます。
・ I have been to Korea before.
以前、韓国に行ったことがあります
※ been を使っています。[主語] の I (私) は、話している場所にいます (韓国にはいません)。
・・・・
[高校で学ぶ内容です]
・ I have just been to Kyoto.
京都に行ってきたところです
※ been を使っています。[主語] の I (私) は、話している場所にいます(京都にはいません)。
※ 上の文で Kyoto の部分が there など「~に」が含まれている場合は、[前置詞] to は不要になります。
[現在完了形][完了] I have lost my bag. 「カバン失くしちゃった」
[中学][高校]
▢ [現在完了形][完了] I have lost my bag. 「カバン失くしちゃった」
▢ まず形を覚えましょう
[現在完了形] は have+[過去分詞] / has+[過去分詞] という形をしています。
※ [過去分詞] は [動詞]の[過去分詞]の意味です。
▢ [現在完了形] の [疑問文] と [否定文]
● [現在完了形] の文を [疑問文] にするには、have や has を [主語] の前に移動します。
● [現在完了形] の文を [否定文](打ち消し)にするには have や has に not をつけます。
下記の ㋑ [経験] を表す [現在完了形] の場合は、not をつける代わりに never を使う場合があります。
▢ [現在完了形] 3つの使い方 (3つの種類)
[現在完了形] には次の3つの使い方があります。
㋐ [完了]「~したところです」「~しちゃった」
※ よく just (ちょうど) / already (すでに) / yet (まだ) などの単語と一緒に使われます。
㋑ [経験]「~したことがあります」
※ よく ever (今までに) / never (まだ一度も…ない) / once (1回), twice (2回), □ times (□回)
㋒ [継続]「~依頼ずっと…しています」「~の間ずっと…しています」
※ よく for (…の間) / since (…依頼ずっと) / How long ~? (どれぐらい長く)
▢ ㋐[現在完了形][完了] … ここで詳しく説明する項目になります。
※ よく just (ちょうど) / already (すでに) / yet (まだ) などの単語と一緒に使われます。
※ [完了] は、新しい情報を伝える時によく使われます … ニュース番組でよく使われます。
※「~しちゃった」という日本語が英語の感覚とぴったりくる場合があります。
〇 例えば、次の文を例にして説明をします。
・I have lost my bag.
カバン失くしちゃった
※ この英文を言った理由ですが
まず「カバンを失くした」という新しい情報を伝えています。
これを伝えることにより、「誰か私のカバン見かけていない」とか「どうしよう」のようなことも一緒に伝えています。
日本語の「カバン失くしちゃった」と聞いた時に、どう感じるかで想像がつくかと思います。
※ この英文を普通の[過去形]で I lost my bag. と言うと、聞いた人の反応は
「へ~、そうなんだ」とか「それで、それ見つかったの」などが予想されます。
[前置詞] in …「~の中に」だけじゃない in
[中学][高校]
[工事中] … とりあえず公開しますが、内容が多いため、順次追加や修正など行っていきますのでご注意願います。
▢ [前置詞] in
…「~の中に」だけじゃない働き者の in
※ [前置詞] の説明 ⇒ コチラ
▢ 場所関係 … 「~の中に」/ at より広い場所を指し示す場合 / 日本語と異なるイメージ
① 物理的に「~の中で」という時に使われます
・There is a chilled watermelon in the fridge.
冷蔵庫の中に冷えたスイカがあるよ。
※「~がいる / ~がある」を表す3つの言い方 ⇒ コチラ
・
② at より広い場所を指し示す場合に使われる in
※ at は、ポイントを示し、in はより広い範囲を示しています。
※ [前置詞] at の説明は ⇒ コチラ
・He lives in Hino city.
彼は日野市に住んでるよ
・I arrived in Paris just on the day of her departure.
彼女が出発する日にパリに着いた
※ かなり大きな場所に到着する時は in を使います。通常、arrive の後に使われるのは at … 詳しくは ⇒ コチラ
・She arrived at the station.
彼女は駅に到着した
② 日本語のイメージと異なる in の使い方
※ 日本語と英語で異なる感覚の記事は ⇒ コチラ
・The sun rises in the east.
太陽は東から昇る
・The sun sinks in the west.
太陽は西に沈む
・She punched him in the face.
彼女は彼の顔を殴った
・a flap in the face
顔にくらわせた平手打ち
・We went skiing in Nagano last winter.
私たちは昨年冬長野へスキーに行った
・He went fishing in the river yesterday.
彼は昨日川へ釣りに行ったものだ
※ go -ing の説明は ⇒ コチラ
▢ 時間関係
① 1日の単位より長い期間のことを言う時
・In Nagano, it is very cold in the winter.
長野では冬はとても寒い
※ しかしながら、1日の単位より短い場合でも in を使う場合があります
午前中: in the morning / 午後: in the afternoon ⇔ 夜に at night
※ this などを使う場合は[前置詞] は使いません … 詳しくは ⇒ コチラ
・I didn’t have breakfast this morning.
今朝は朝食を食べなかった
※ in this mooring とは言いません。
※ 決まった言い方もあるので、深く考えず覚えてしまいましょう。
過去(に): in the past / 将来: in the future … どちらも the をつけた形で覚えましょう
② 「[ある期間]たったら」「~後に」という意味で使われる in
※ この in の使い方は、慣れるまで違和感がある場合があります。
・I’ll be back in a few minutes.
すぐ戻ってきます
※ この in a few minutes は「2・3分したら」「2・3分後に」という意味になります。
※ I’ll の will は、ただ単に未来の情報を与えるために使われていると考えてください。
・I’m planning to get married in a few weeks.
あと数週間で結婚の予定です / 数週間後に結婚の予定です
③「~する時」を表す in
〇 [高校] in+[動詞]-ing / on+[動詞]-ing ⇒ コチラ
▢ その他
① [言語]で … in+[言語] と言う形で「[言語]を使って」と、手段を表します。
・speak in English
英語で話す
※「英語を話す」は speak English
② 「~を着て, ~を身に着けて」を表す in
③ 所属を示す in
〇 in the club と on the team [Here We Go! 1⃣ U-02] ⇒ コチラ
④「~に対して, ~を」
・believe in God
神を信じる
⑤ 「~のふうに, ~で」
・in a great hurry
非常に急いで
⑥ 車などに乗り込む時に使う in
▢ その他熟語・慣用表現の中で
〇 in the end「とうとう, ついに」 … 詳しくは ⇒ コチラ
※「月末に」は at the end を使いましょう。
〇 in addition「その上, さらに加えて」(besides, what is more, on top of that)
〇 in any case「どんな場合でも, どうであろうと, どのみち,ともかく」
〇 in case「万一に備えて, 用心に, もしもということがあるから」
〇 in time 「間に合って」
〇 in conclusion「終わりに臨んで, 最後に, 要するに」
〇 in fact「実際, 実際は, 事実上, 事実上は, 事実は」
〇 in front of「…の前に, の正面に」
〇 in general「般に, 概して, 普通」
〇 in most case「たいていの場合に」
〇 in my opinion「私の意見では」
〇 in my view「わたしの考えでは」
〇 in other words「言い換えれば, すなわち」
〇 in particular「特に, とりわけ」
〇 in short「要約すれば, 要するに, 手短に言えば」
〇 in spite of「にもかかわらず」
what はいつも「何」とは限らない
[中学][高校]
▢ what はいつも「何」とは限らない。
・
・[疑問詞]の what の意味は「何」と習っていると思います。
それなのに what が日本語で「何」とならない場合がある… というのはどういうことなのでしょうか。
・
・次の英文と日本語を見てください。
・What makes you happy?
・どんなときにうれしい気持ちになりますか
・
・what は「何」ではなく、「いつ」という日本語になっています。
・どうしてこのような日本語になるのでしょうか。又は日本語訳が間違えているのでしょうか。
・※ ちなみに、what が [主語] の場合は、三人称単数扱いとなります ⇒ コチラ
・
・▢ これは、[主語]に注目して考えると、わかるかもしれません。
・・
英語の [主語] は What です。
・・ 日本語で、同じようにこの What を[主語]にして訳すと「何があなたをうれしい気持ちにさせますか?」となります。
・・ 一方「どんなときにうれしい気持ちになりますか」では、省略されていますが [主語]は「あなた」です。
・・・※ 自然な日本語にするため、意図的に「あなた」は省略しています。
・
・▢ What のように、人以外のモノが[主語]になることを[無生物主語]と呼んでいます。
・・ 日本語では、人ではない無生物を主語にすることはあまりないため、英語を日本語にする時、人を主語にして訳すことが多いのです。
・
・▢ 英語を日本語にする時に、「あなた」を [主語] にして、What を「何」と訳そうとすると次のようにどうしても不自然な日本語になります。
・・「(あなたは) 何にうれしい気持ちになりますか」
・・ この日本語を聞いた時に、一瞬考えて「何を聞かれているのだろう」「どう答えたらいいのだろう」と思わないでしょうか。
・・ そこで、最初の日本語のように What を「いつ」のようにして「どんなときにうれしい気持ちになりますか」という日本語になっているのです。
・
・・・
・
・▢「What make □□」の英文で、what の訳が日本語で「何」でない例文になります。
・・What makes your product better?
・・おたくの製品はどのようにすぐれているのですか?
・
・・What makes you special?
・・どうして君だけが特別なんだ … what が why のように訳されています
・
・・What makes you think so?
・・どうしてそう思うの … what が why のように訳されています
・
・・What made you do it?
・・何でそんなことをしたのですか … what が why のように訳されています
・
・
・
東京都立高校入試 英語 リスニング編
□ 東京都立高校入試 英語 リスニング編
□ どのような問題が出されるかと、それに対する対策を紹介します。
※ 対策は絶対的なものではありません。十分に実力を出すためには自分なりに工夫することが必要かと思います。
〇 問題は 問題A と 問題B の二つに分かれています
問題A
英語の対話を聞き、英語の質問に対して答えを選ぶ問題です。全部で3問あります。
※ 2023年度(2023年02月実施)では、
対話は全て二人の会話でした。対話は全て、男性と女性でした。
対話なので、名前を言わないと誰と誰が話しているのかわかりません。対話の中には必ず Hi,〇〇. Hi, □□ と相手に名前を呼び掛けています。
※ 都立の高校入試の問題では、受験者を混乱させようという意図はなく、会話している二人は必ず男性と女性の会話になっているハズです。
質問は、全て
Why / What / How など[疑問詞]から始まるものでした。
質問には、対話をしていた人の名前が入っています。
問題は、男性と女性のやり取りですが、質問は男性の質問だから男性が、女性の質問だから女性がしていません。
※ 2022年度(2022年02月実施)では、
同じく二人の対話で一緒に何かをすることを決めるという内容が含まれていました。
その対話に対する質問は、二人が決めた内容に関することでした ⇒ 未来の質問。
問題B
英語を聞き、1問目は答えを選択肢、2問目は英語を記入する問題です。
※ 2022年度(2022年02月実施)及び2023年度(2023年02月実施)では、
対話ではなく、英語でのスピーチでした。いずれも大勢の人に対して一人の人が話しています。
質問は全て [疑問詞] から始まるものでした。
□ ポイント
① 問題用紙の余白にメモをとることは可能です(開始時に説明があります)。
※ メモを取ると、メモを書いている間は英語が集中して聞き取れない可能性があります。
メモを取る場合は、できるだけ簡単にとりましょう。
※ メモは、できるだけ簡単に時間を取られないようにしましょう。
例えば、Tom であれば、「ト」でも「T」でもいいです。
登場人物が Jane [ジェーン] という人の場合、英語で書こうとすると、
つづりが不確かなどの理由で無駄に時間がとられることが予想されます。
最初から「人の名前はカタカナ1文字」などと決めておけば迷わずにすみます。
また、下記の ② で説明しているように、名前は全く気にしなくていい場合もあります。
・
② 選択する解答が、問題を聞く時の大きなヒントになっている場合があります。
※ 試験によっては、選択する解答も音声で流れる場合もありますが、
都立入試のリスニングの場合、ラッキーなことに選択する解答は問題用紙に書かれています。これを利用した方が有利です。
※ 英語が聞こえてくる前に、解答をチラッとでも確認しましょう。
〇 回答は ㋐ He や She などで始まっているタイプと、㋑ そうでないタイプがあります。
㋐ 解答がHe や She で始まっている場合
・回答が He で始まっていれば、対話文の男性が話している部分に最大限集中しましょう。
・回答が She で始まっていれば、対話文の女性が話している部分に最大限集中しましょう。
※ 対話文の中で誰と誰が会話しているかはもう知る必要はありません(名前は不要)。
リスニングは男性か女性かだけに集中しましょう。
※ 英語の質問の中にも名前が含まれていますが、名前を聞き取る必要はありません。
㋑ 解答がHe や She で始まっていない場合
・Because や To [不定詞] で始まっている場合
⇒ 質問は Why (なぜ) で始まっています。
英語の質問で Why の後に続く「誰」と「何」に集中しましょう。
※ Why を使った疑問文と、その答え方 の詳しい説明は ⇒ コチラ
・解答が何について書かれているか次のように簡単につかみましょう。
⇒ いつ(時間・時) / どこで(場所) / 誰が / 何を / 方法
何について解答しているかわかれば、それに注意してリスニングすればいいのです。
Why を使った疑問文と、その答え方
[中学][高校]
▢ Why を使った疑問文と、その答え方
▢ why [hwái|wái]「なぜ, どうして, なんのために」
▢ [疑問詞]の why は、主に下記の2つの使い方があります。
㋐ why は理由を聞く時に使われます。
㋑ why は勧誘・提案・意見・同意を表す場合にも使われます。
A: You shouldn’t smoke here.
ここではタバコをすってはいけない
B: Why not?
どうしていけないの(いいじゃないか
A: Let’s go to see the movie.
映画を観に行こう
B: Why not?
よし、行こう
▢ ㋐ の why を使って理由を聞く質問に対して、回答方法は次の2つの方法があります。
※ この2つの回答方法があることはしっかり覚えておきましょう。
実際の英会話でも入試問題を解く場合も重要になってくる場合があります。
① Because を使う方法
② To [不定詞]
を使う方法
[Because を使った例]
A: Why
do you study English?
なんで君は英語勉強しているの
B: Because I want to see movies without subtitles.
映画を字幕なしで観たいからさ
[To
不定詞 を使った例]
A: Why
did you go to the park yesterday?
映日なんで公園にいったの
B: To play tennis.
テニスをするためさ
・
過去問題集をするうえでの注意点 (2024年02月に受験される方)
▢ 過去問題集をするうえでの注意点
(2024年02月に受験される方)
・
・実際の高校入試を受ける前に、過去に出題された問題を何回か解いてみる人も多いのではないでしょうか。
2024年02月に東京都立高校の入学試験を受ける人への英語の問題の注意点になります。
昨年度(2023年02月実施)の英語の高校入試問題までは、前の英語の教科書で勉強した中学生が受験していました。
・2024年02月に実施される英語問題では、小学生で正式に英語を学ぶようになり勉強をしてきた中学3年生が初めて受験します。
受験生は、難しくなった教科書を使ってきた初めての中学生になります。
小学校から正式に英語を勉強し、難しくなった中学の教科書を使った生徒が受ける高校入試の英語の問題は、当然それまでより難しくなることが予想されます。
2023年度までの過去問題を使って、感覚をつかんだつもりになっていると、実際の問題は思っていた以上に難しく感じる可能性があります。
英語の入試問題は予想している以上に難しいことを想定して、実際の高校入試の英語の問題に挑んだほうがいいようです。
・
・
s が付くのは [三単現] だけではない! … 複数形の s もお忘れなく
・
□ s が付くのは [三単現] だけではない!
… 複数形の s もお忘れなく。
・I have two books. … 三人称単数ではないのに、book に s が付くのはなぜですか?
確かに、I は [三人称] ではありません。なぜ books と s がついているのでしょうか。
答えは、books の s は [三単現] の s ではなく、複数形の s
だからです。
理解している人にとっては「なぜこのような質問をするの」と思うかもしれません。
ただ、このような疑問を持つ生徒さんは少なからずいるのです。
このように[複数形] と [三単現] の s を混同していまう原因の一つとして考えられるのは、
学校で [複数形] や [三単現] の説明をする時には、そのことしか説明しないからだと思われます。
[複数形] を説明する時は「将来勉強する [三単現] という時も s がつく」と言うことを言わないのだと思います。
また、[三単現] を勉強する時に「[複数形] にも s をつけるのは覚えているよね」のような説明はないのだと思います。
ここで、[複数形] と [三単現] の s について簡単に説明したいと思います。
□ ポイント ①
[複数形] の s をつけるのは [名詞] です。
[三単現] の s をつけるのは [動詞] です。
※ [三単現] は [三人称・単数・現在] を短縮した言葉です。 [三人称単数現在]は長いので[三単現]という言葉が使われます。
[三単現] が何を意味しているかを覚えておきましょう。
また、 [三人称・単数・現在] の全てがそろった時だけ s をつけることも覚えておきましょう。
□ ポイント ② … 実は、[複数形]や[三単現]は多くの時間を使うほど重要ではないのです。
[複数形] や [三単現] の s を付け忘れると、とんでもないミスをしたかのように言う人がいますが、実は違います。
[複数形] や [三単現] の s を付け忘れても、ほとんどの場合は大きな問題にはなりません。意味も伝わります。
※ 日本語には、[複数形]に s をつけたり、[三単現]に s をつけるようなことはありません。それでもちゃんと意思疎通できているのです。
例えば、正しく s をつけた場合と、付け忘れた場合を比べてみます。
[複数形]
私は本を2冊持っています
〇 I have two books.
X I have two book.
※ 忘れて s をつけなくても意味はわかります。
[三単現]
アンは毎日本を読みます。
〇 Anne reads books every day.
X Anne read books every day.
※ 忘れて s をつけなくても every day という言葉があるので意味が分かります。。
Anne read books. の場合、read の過去形も read なので「s を付けないと過去形と間違えるではないか」という人がいるかもしれません。
確かに、Anne read books. という文だけを読んだ時は、そのようなことが起きるかもしれません。
ただ、会話で、過去のことであれば read は red (赤)と同じ発音なので、発音からも判断することができます。
また日常生活は複数の文のやり取りで成り立っています。前後関係がなく、英文1文だけ登場することはまずありません。
しかも、過去であれば yesterday と言った単語、習慣であれば every day と言った表現と一緒に使うのことが多いので、
英語が過去なのが現在なのか他の言葉からも判断できるのです。
□ ポイント ③ … これからの英語は細かいミスは気にしない方向になってきています。
東京都立高校入試問題では、s を付け忘れを厳しくチェックするような問題は出題されません。
長文を読んでだいたいの意味を理解して、選択肢の中から正しいものを選ぶ形式が問題(配点)の大部分を占めます。
試験問題を見ても、細かいところのミスは重要視していないことがわかります。
以前は、高校の入学試験で[三単現]の s を付け忘れるとマイナス1点されていたので「学校の授業や定期試験でも指摘せざるをえなかった」という事情がありました。
このように高校入試試験の出題方式も変わってきているため、中学でも本当は細かいミスを注意しなくてもいいようになってきているハズなのです。
中学の定期試験でも、細かいところのミスは重要視しないようにする時がきています。
1問3点の作文で、s を付け忘れると、マイナス1点されたりします。s の付け忘れは、それほど重大なミスではないことに気が付くべき時です。
中学校でも細かいことを気にしなくなれば、「I have two books. … 三人称単数ではないのに、book に s が付くのはなぜですか?」という質問をする人も少なるなるかもしれません。
至急!中一英語。I play tennis on Mondays.
という文章が教科書にありました。三人称単数?でないのに日にちにsがつくのはなぜですか?教えてください!
take a bath 「ひと風呂浴びる」
・ご参考程度に読んでいただけたらと思います。
・
□ take a bath 「ひと風呂浴びる」
・
・私の場合は「風呂に入る」「シャワーを浴びる」の英語言い方は、理屈を考えるというよりそのまま覚えました。
bath / shower はそのままで、[動詞]は take を使うことを知れば覚えるのにそれほど苦労しませんでした。
・
・世の中には、take a bath が、どうして「a」なのか … と理由を知りたいと思う人が少なからずいるようです。
おそらく、どうして a なのか理由はあるのでしょうが、その理由を知ることで数段覚えやすくなるとか、他に応用がきくということでもなさそうです。
・
・日本語でも、同じように理由がわからないけれど使っていることがあるようです。
日本語では「風呂に入る」ことを「ひと風呂あびる」と言うことがあります。
この「ひと風呂」は「一回風呂にはいること。 一度入浴して汗を流すこと」のようです。
「ひと風呂」の「ひと」は、英語の take a bath の a に該当するようです。
日本語でも「二風呂あびる」と言う言い方をしないように、英語でも take two bathes という言い方はしないようです。
これで少しは、英語がすんなり入ってくるでしょうか。
・
・
・take a bath「入浴する」「風呂に入る」
・take a shower だと「シャワーを浴びる」
・
・
・
I look forward to と I am looking forward to
[中学][高校][一般]
・
▢ I look forward to と I am looking forward to
・
・・・
・
・〇 教科書などで I look forward to と I am looking forward to の両方を見かけて、
・・どのように使いわけるのか疑問に思った人もいるかもしれません。
・
・イギリスの語学学校に通っていた時に聞いたのは、ビジネスなどのやり取りでは
・I am looking forward to は使用しないで、 I look forward to を使うように教わりました。
・
・I am looking forward to は、ビジネスやかしこまった時に使うのには適さないということになります。
・逆に、 I look forward to はビジネスなどで使われる為、親しい友達同士のやり取りで使うと
・距離感を感じたりよそよそしい感じになるように思えます ⇒ 親しい友達には I am looking forward to を使いましょう。
・
・下記の文は、ある中学の教科書でホームステイでお世話になったお宅にお礼状の最後に書かれた文章として登場しています。
・相手が友達ではなく、お世話になった人へのお礼状のため look forward to と進行形にしない方が無難です。
・・I look forward to seeing you again someday.
・
・□ 教科書(Here We Go!) の例
・・I am looking forward to seeing you. 2⃣ U-03
・・会うのを楽しみにしているよ
・
・□ 下記は東京都立高校入試問題で look forward to が使われている文を抜き出したものです。
・・ 使われていた状況も簡単に追記しています。
・・※ 東京都立高校入試問題の長文問題でよくあるパターンは、高校生と外国から来た交換留学生のやり取りです。
・・・ 同級生・クラスメートの間柄(あいだがら)なので、やり取りは「友達同士の日常会話」であることが多いです。
・・※ 2022年には1回、2023年には5回登場していますが、全て I am looking forward to という形が使われています。
・・※ 東京都立高校入試問題では、look forward to を使って作文する問題は出題されません。look forward to を見かけた時に意味が分かれば十分です。
・・● 2022年2月実施 東京都立高校入試問題
・・・[簡単な説明] Riku がクラスメートだった友達 Tony にあてた Mail の最後に書かれた文です。
・・・I’m looking forward to seeing you again.
・
・・● 2023年2月実施 東京都立高校入試問題
・・・[簡単な説明] 高校生の Hiroto の家にホームステイしている留学生 Mike が Hiroto に言った言葉です。
・・・I'm looking forward
to having a good time.
・
・・・[簡単な説明] アメリカに帰国した Mike が Hiroto に送った Mail の文章の1文です。
・・・I'm looking forward
to seeing you in Tokyo next spring.
・
・・・[簡単な説明] Hiroto がMike に送った返信のMailの文です。
・・・I'm looking forward
to it.
・・・※ it は 来春会った時にいくつかの場所に遊びにいくこと
・・・[簡単な説明] 美術部の高校1年の同級生何人かとアメリカからの留学生のBobの美術教室での会話で Bobが言った文です。
・・・I'm looking forward
to seeing your picture in the exhibition.
・
・・・[簡単な説明] Bobの日記に書かれた1文です。
・・・I'm looking forward
to the exhibition.
・
・
・
・□ 迷わないために (言い方を決めておく) … この中でも look forward to の使い方を紹介しています ⇒ コチラ
・
未来を表す5つの方法
[中学][高校][一般]
□ 未来を表す5つの方法
未来を表す方法はいくつかあります。状況によって使い分けをしています。
「近い未来」などという「あやふや」な言葉を判断基準にしないで、自信を持って使い分けられるようにしたいものです。
1⃣ [現在形]
※[現在形] を未来の意味で使うのは、次の2つがあります。
㋐ 時刻表, 計画表, 予定表 に載っているようなことは、未来のことであっても[現在形]を使います。
・Her train arrives at 11:30.
・(彼女の乗った) 列車は11時半に到着します。
㋑ 条件や時を示す従属節の中で … 未来のことであっても[現在形]を使います。
※ 条件は「if などを使った文」、時は 「when を『~の時』という意味で使った文」と考えてください。
※ よく間違えて will をつけたり「will はつけなくていいのか」と質問される人が多かったりする [現在形] の使い方になります。
・If it rains tomorrow, I will stay at home.
明日雨なら家にいます
※ 明日のことを言っていますが、[現在形]にしています … If it will
rain tomorrow と will は使いません。
・We hope you will have time to visit us, when you come to Japan.
来日の折は私たちのところに立ち寄ってくださる時間があることを希望します
※ 日本にやってくるのは未来のことですが、[現在形]にしています … when you will come to Japan と will は使いません。
[比較]
・I don’t know when she will come back to Japan.
日彼女がいつ日本に戻ってくるかわからない
※ when が「~の時」という意味[接続詞]ではなく、「いつ」という[疑問詞]として使われているため will が使われています。
・
2⃣ will
※ will
には主に次の2つの使い方があります。
㋐ その場で決めたことを言う時
・I will take these shoes.
この靴いただくわ
㋑ 未来についての情報を教える時 (予報や予言を含む)
・I will be 10 years old next month.
来月10歳になります
※ will
と be going to の詳しい説明は ⇒ コチラ
※ will の他の使い方も含めた説明 ⇒ コチラ
3⃣ be going to
※ be going to には主に次の2つの使い方があります。
㋐ 以前に決めた未来のことを言う時 (日本語では「~するつもり」「~する予定」になります)
・We are going to have a party this weekend. Can you come to the party?
今週末パーティーをするつもりなんだけど、来ることできる?
㋑ 状況からみてほぼ確実に起こる未来を言う時
・It is going to start raining soon.
雨がもうすぐ降り出すぞ
4⃣ [現在進行形]
※ 未来を表す[現在進行形]は「チケットを購入する」など未来のことを既にアレンジした時に使います。
特に予約などをしない場合でも、誰かに会う場合であれば、相手に都合を聞き日時などを決めて行くようにした場合も[現在進行形]を使います。
※ 未来を表す[現在進行形]を使う場合は、通常未来を表す言葉も一緒に使います … 例:next week (来週)
※ 未来を表す [現在進行形] は、今日の午後、明日、来月などでも使用します。
例えば、仕事で出張が決まり、飛行機などのチケットを手配しているのであれば、数か月先のことでも [現在進行形]を使用します・
・I’m going to the concert next month.
来月コンサートに行くんだ
※ 未来を表す[現在進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
5⃣ [未来進行形]
※ [未来進行形] には主に次の3つの使い方があります。
㋐ 未来で進行している事柄
・This time tomorrow, I’ll be sleeping in bed.
明日の今頃はベッドで寝ているところだろうよ
㋑「決まってる」又は「起こることが予期できる」事柄
・We will soon be arriving at Tokyo Station. … [事の成り行き上当然起こることが予期される未来の事柄]
[電車内のアナウンス] まもなく東京駅に到着します
㋒ 決定したか不明な時
・Will you be staying in this evening?
今晩、家にいますか [とても丁寧な質問]…「私はただ単にあなたの予定を知りたいだけ」をそれとなく言っています。
※ [未来進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
I couldn’t make myself understood in English. 私の英語は通じなかった
[高校]
▢ I couldn’t make
myself
understood
in English. 私の英語は通じなかった
▢ ポイント
※ この1文にはいろいろな英語の要素が含まれています。
英文を丸暗記することもいいですが、せっかくなので、この文と一緒に含まれる英語の要素も覚えましょう。
※ make oneself understood が [熟語] として扱われている辞書もあります。[熟語]として覚えてもいいです。
1⃣ 日本語と英語の「考え方の違い」を意識しましょう。
※ [日本語] と [英語] では、考え方・感覚が異なります。[英語]の考え方を理解すると英文も理解しやすいと思います。
※ 日本とと英語で異なる感覚の記事は ⇒ コチラ
[日本語] 話している相手に理解してもらえなかった ⇒「相手が理解しない」と考えます。
※ 日本語では、このように考えるため「私の英語は通じなかった」を英語にする場合に、
・I couldn’t make them understand in English. や
・I couldn’t make myself understand in English. などと言いがちです。
[英語] 自分が理解してもらえなかった ⇒「自分が理解されない」と考えます。
2⃣ couldn’t … not が付く時は was not able to とは言わず couldn’t でいいのです。
※ could と was able to / were able to は使い分けられています。
ただ、これらを否定にした形では使い分ける必要がありません。
過去の特定の状況 (1回きりの出来事)でも couldn’t を使えばいいです。
※ 実際 I couldn’t make myself understood in English. は過去の特定の状況でも使えます。
・I wasn’t able to make myself understood in English. とは言わなくていい(言わない)のです。
※ be able to の詳しい説明は ⇒ コチラ
3⃣ myself [再帰代名詞]
※ myself / yourself など-self が付く単語は、[主語] と [目的語] が同じ時に使われます。
※ [再帰代名詞] oneself の詳しい説明は ⇒ コチラ
※ I couldn’t make myself understood. の文では、[主語] の I と [目的語] が同じ人物なので myself を使っています。
4⃣ make [人]+[過去分詞]
※ make [人]+□□ は次の3つを例文とともに覚えましょう。
㋐ make [人]+[形容詞]
・She made me happy.
彼女は私を幸せにした
㋑ make [人]+[動詞]の[原形]
・He made me laugh.
彼は私を笑わせた
㋒ make [人]+[動詞]の[過去分詞] … このページ
・I couldn’t make myself understood in English.
私の英語は通じなかった (私は英語で私自身を理解してもらうことができなかった)
※ make [人][動詞]の[過去分詞]は「[人] を [動詞]させる」と言う [受け身] の意味になります。
※ I couldn’t make myself understood. で myself は [目的語]、understood は [補語]となります 。
この場合、I am understood. (私は[私の言うことが]理解される)という関係が成り立ちます。・
※ [目的語][補語]の説明は ⇒ コチラ
※ make A+B 「AをBにする」の詳しい説明は ⇒ コチラ
5⃣ understand+[人] …「[人]の言うことを理解する」
※ I don’t understand you. は、通常「あなたのことが理解できない」ではなく「あなたの言うことが理解できない」という意味になります。
※ understand+[人] の詳しい説明は ⇒ コチラ
6⃣「英語で」を表す[前置詞] in
※ 英語を話すは、I speak English. ですが、「英語で話す」は I speak in English. となります
7⃣ I couldn’t make myself understood. の意味
・I … 私は
・couldn’t … できなかった
・make myself understood … 私自身を理解させる / 私自身を理解してもらう
⇒ 私は、私自身を理解してもらうことができなかった
・・・
enough timeという意味 で使われる the time
[高校]
▢ enough timeという意味 で使われる the time
次の ① と ② で time の前に the が付く時とつかない時があります。どうしてでしょうか
① I’m busy today. I don’t have time to watch TV.
② No matter how busy I am next week. I’ll find the time to see you.
※ 通常 time は、不可算名詞で無冠詞で使われることが多いようです(a long time など特定の表現では可算名詞)。
▢ time に the
を付け「the time」で」「enough time」という意味で使うことができ、その場合 the はよく省略されます。
※ 上記の ① の場合も I don’t have [the] time to watch TV. と言えると思われます。
※ 上記の ② の場合も I’ll find time to see you. と言えると思われます。
※ 次は辞書で見つけた①②と逆の例文です
・I didn’t have the
time to read all those books. … 新英和大辞典
その本を全部読む時間がなかった
・Have I got the [enough] time to catch the train? … 新英和大辞典
列車に間に合うだろうか
・I haven’t the time to bother with such things. … 新英和大辞典
そんな事にかまけている暇なんかない
・I’d like to go, but I don’t have (the) time.… 新編英和活用大辞典
行きたいけど時間[暇]がありません
・I’ll try to find time to do it over the weekend.… ロングマン英和辞典
週末にこれをする時間を見つけるようにしよう
・I will manage to find the time to see her.… プログレッシブ和英中辞典
彼女に会うためには万障繰り合わせる
□ a が付いたりつかなかったりする time ⇒ コチラ
付加疑問文
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▢ 付加疑問文 (質問の文)
・▢ 付加疑問文の形: 普通の文(平常文)の後に、コンマと2つの要素を付け加えて疑問文にしています。
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・▢ 付加疑問文の日本語訳:「~だよね」「~じゃないよね」…などと、相手に確認したり、同意を得たりする時に使います。
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・※ 付加疑問文を会話の中で使うのは意外と難しいです。
・・ 付加疑問文を日常会話の中で使えるようになったら「英語の実力がある程度ついた」と考える目安になります。
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・▢ 付加疑問文の形: 本文の後に。コンマと2つの要素を付け足します。
・・● 2つの要素を作る時の注意点 (守るべきルール)
・・・● [前の要素]を打消しにする時は、必ず短縮形にします。
・・・・※ 付加疑問文では am not の短縮形 ain’t [éint] を使う必要があります。
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・・・● [後ろの要素]は必ず代名詞にします。
・・・・※ [代名詞] の説明は ⇒ コチラ
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・・・▢[前の部分(前の要素)]: 本文を疑問文にする時に、本文の中に [主語] の前に出す語が含まれている場合は、その語を使います。
・・・・・・・・・・ただし、 本文が肯定文の時(否定文でない時)は、[前の部分]は否定の形にします。本文が否定文の時は、[前の部分]は否定でない形にします。
・・・・・・・・・・しかも、否定の形にする時は、必ず短縮形にしなければなりません (つまり is not ではなく isn’t にする必要があります)。
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・・・・・● Shohei is a good baseball player. を疑問文にする場合は、is を [主語] の前に持って行きます。
・・・・・・ ⇒ [付加疑問文] にする場合は、その is を[前の部分(前の要素)]に使います。
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・・・・・● Shohei plays baseball. を疑問文にする場合は、[お助けマン] does を [主語] の前に置きます。
・・・・・・ ⇒ [付加疑問文] にする場合は、その does を [前の部分(前の要素)] に使います。に使います。
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・・・▢[後の部分(後の要素)]: [主語]が[代名詞]でない場合は、必ず[代名詞]にする必要があります。
・・・・・・・・・・例えば [主語] が Taro であれば、② は he にします。[主語]が Hanako であれば she にします。
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[同音異義語] stakeと steak
[中学][高校]
▢ [同音異義語] stakeと steak
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・▢ stake [stéik]「杭((くい), 棒」「テークス競走」
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・▢ 例文
・・hammer a stake in
・・ハンマーで杭(くい)を打ち込む
・・ marked off the limits of our lot with stakes.
・・杭(くい)で我々の地所の境界を仕切った
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・▢ steak [stéik]「ステーキ」
・・※ steak の発音は、「ステーキ」というより[ステーク]です。
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・▢ 例文
・・a steak done medium rare
・・中程度の生焼きに調理した
・・I prefer my steak well done.
・・ビフテキはよく焼いたのがいい
・・He likes his steak rare.
・・ステーキは生焼けが好きだ
・・salmon steak
・・サーモンステーキ
・・Hamburg steak
・・ハンバーグステーキ
・・a tender steak
・・柔らかいステーキ
・・Who else ordered steak?
・・ほかにステーキを注文したのは誰ですか
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[同音異義語] brake と break
[中学][高校]
▢ [同音異義語] brake と break
▢ brake [bréik]「制動機, 歯止め, ブレーキ」「ブレーキをかける」
※日本語では「ブレーキ」と書きますが、英語の発音は「ブレイク」の方が近いです。
※ -ake [éikl] で終わる単語 ⇒ コチラ
▢ 例文
・He applied the brakes and skidded to a stop.
彼はブレーキをかけてスリップしながら止まった
・The brake refused to act.
ブレーキがどうしても利かなかった
・apply the brake(s) / put on the brake(s)
ブレーキをかける
・take off the brake(s)
ブレーキをゆるめる
・The brakes are on.
ブレーキはかかっている
▢ break [bréikl]「割る, ばらばらにする, 粉々にする」
※ break は[不規則動詞]: break ⇒ broke [bróuk] ⇒ broken [bróukən]
▢ 例文
・Don’t break your concentration.
注意を集中し続けなさい
・break jail /break prison
脱獄する
・break a contract
契約を破棄する
・She broke her promise.
彼女は約束を破った
・The glass broke on the floor.
コップが床に落ちて割れた
・
-ake で終わる単語を集めてみました
[中学][高校]
□ -ake で終わる単語を集めてみました
※ -ake の発音は [éik]「エイク」です。
● bake [béik]「焼く,焼いて料理する」
● cake [kéik]「ケーキ, 洋菓子」
● make [méik]「作る, 作成する」
● fake [féik]「偽物, 偽造品」
● lake [léik]「湖, 湖水, 池, 沼」
● rake [réik]「熊手, 草かき, レーキ」
● sake [séik]「目的, ため」
● take [téik]「取る」「持っていく」
● wake [wéik]「目が覚める, 起きる」
● awake [əwéik]「目を覚ます, 眠りから覚める, 起きる」
● brake [bréik]「制動機, ブレーキ」
※ break [bréik]「ばらばらにする, 粉々にする」
● shake [ʃéik]「揺れる, 揺れ動く, 振動する」「振り動か」
● snake [snéik]「ヘビ」
● stake [stéik]「杭(くい), 棒」「賭け競馬, ステークス競走」
※ steak [stéik]「ステーキ」
● mistake [mistéik]「誤り, 間違い, 失策, 手違い」
● earthquake [ɚːѲkwèɪk]「地震」
● quake [kwéik]「揺れる, ゆらゆら動く, 震動する」「震える,おののく」
● flake [fléik]「薄片, 破片, 断片」
※ corn flake [kᴐːʳnfleɪk]「コーンフレーク」
● overtake [òUvɚtéɪk]「に追いつく = catch up with」
● pancake [pǽnkèɪk]「パンケーキ, ホットケーキ」
● slake [sléik]「<のどの渇き・飢え・欲望などを>いやす, 満たす」
● undertake [ʌndərtéik]「引き受ける, 請け負う」
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