[前置詞] at
▢ [前置詞] at
※ [前置詞] ⇒ コチラ
※ 一見きっちりしているけど、実はあやふやな at
at six「6時に」で、きっちり6時を指しているので、at はきっちりしていてブレがないのかと思いきや
at night「夜に」とちょっと広めな時間を指していたり、at the shop「店で」や at school「学校で」のように、少し漠然とした場所を指す時があります。
▢ 時間関係
● at 〇〇「〇〇時に」
※ 「〇〇時に」というのは下記のようなイメージです。
・Let’s meet at Tokyo Station at six o’clock.
6時に東京駅でいっしょになろう
6時ちょうどに矢印があります。実は、この矢印「A」と「T」でできていて AT になっているんですよ。
at が「きっちりしている」のはここからわかると思います。
※「6時に」は at six o’clock とも言えますが、わかりきっている語句は通常省略するので at six でも問題ありません。

● at that time「その時は、当時は」」
※ this は場所や時間的に近いことを言う時、that は場所や時間的に遠いことをいう時に使います。
at that time は、の that は現在からみて遠い時間のことを言っているので、日本語では「その時は、当時は」となります。
● at night「夜間に、夜に」
※「夜に」の「に」は、少し広い幅を持っていますが、at を使います。

・
● 祝日・休日 … (2023年12月21日追加) … 詳しくは ⇒ コチラ
※ 下記の祝日全体について話す時は at が使われます。
Christmas (クリスマス) / New Year (新年ス)/ Easter (復活祭)/ Thanksgiving (感謝祭)
・I’ve never been to London, but I’m going there at Christmas.
ロンドンへは行ったことがないがクリスマスに行きます
・I’m going home at the New Year.
正月には帰省します
※ ただし、上記の祝日・休日でも、全体ではなくその中の1日について話す時は on が使われます。
・I’m going to have to stay at home and study on Christmas day.
クリスマスには家にいて勉強しなくちゃならないんだ
・What are you doing on Easter Monday?
復活祭の翌日は何をするの
● weekend (週末) … (2023年12月21日追加)
※ イギリスでは weekend (週末)には at を使います。アメリカでは on を使います。
・What did you do at the weekend
週末何したの?
▢ ポイント
● 日本語では「6時に」も「21世紀に」も同じ「に」を使いますが、英語では「~に」にあたる[前置詞]を使い分けています。
※ 大まかに言うと、短い時間の場合は at を、少し長くなって「日にち」になると on を、それ以上になると in を使います
※ しかしながら、「午前中に」「午後に」「夕方に」は in the morning / in the afternoon / in the evening と in を使います。
※「月曜日に」の「に」は、Monday の中に含まれている on になります。曜日の代わりに日にちを使うこともできます。
月曜日も22日も同じ長さなので、「22日に」は、on 22nd となります。
※「冬に」の「に」は Winter の中に含まれてりう in になります。当然、同様の長さの「春に」「夏に」「秋に」も in を使います。
※ 日にちを表現するには、普通の数字ではなく、「〇番目」を表す[序数]を使います。
※ 通常「22日」は twenty-second より22nd という書き方が好まれます。

▢ 教科書の例
・Yuki gets up at six. ① L-06
ユキは6時に起床します。
・She eats breakfast at seven. ① L-06
彼女は7時に朝食を食べます。
・What were you doing at that time, Koji? ② L-02
コージ、その時君は何をしていたんだい。
・This brings us to the present, 11:59 at night. ② 付録
このようにして私たちは、つまり夜の11時59分にいます。
・The islands have clear and dark skies at night. ② 付録
小笠原諸島の夜空は暗くて澄んでいます。
・He enjoyed listening to stories at night. ③ L-07
夜には話を聞いて楽しみました。
・They could stay up at night to work, study and play. ③ L-07
仕事をしたり、勉強をしたり、遊んだりするために、彼らは夜起きていられるようになったのです。
・Two months later, again at night, the baby turtles are born and crawl to the ocean. ② 付録
2か月後、ふたたび夜に赤ちゃんガメが生まれ、海へとはっていきます。
・This meant he couldn’t study at night. ③ L-07
このため、ウィリアムは夜には勉強することができませんでした。
▢ 場所関係 … 「おおざっぱ」な場所を示しています。多くの例文を見れば、at が持っている「だいたい」というイメージが持てるのではないでしょうか。
● at school「学校で」
● at work「仕事で」
※「学校で」at school は、生徒として使っています。先生、保護者などの人が「学校で」と言う場合は、at the school となります。
※「学校で」と同じように、「仕事で」at work は、仕事をしている人の立場で言っています。。
※ 日本語では「会社に行く」という言い方をする時がありますが、日本語では「仕事に行く」go to work になります。go to work も at work も work の前に the はつけません。
go to school / at school のように、go to work も at work も work の前に the はつけません ⇒ 冠詞[高校] ⇒ コチラ
※「6時に」での at six の at は「きっちり」していますが、場所を表す at は少し「あいまい」 です。「学校で」と言っても、教室、音楽教室、校庭や体育館までで
「学校で」と言っても、教室、音楽教室、校庭や体育館まで含まれ、特定の場所を言わずに広い意味で学校という場所を表しています… どちらかと言うと「あやふやな at」 です。
● at home「家で」
※「家に/家へ」という時は、[置詞] to は不要です… 詳しくは ⇒ コチラ
● at the door「玄関で」

● at the bus stop「バス停で」
※ 「玄関で」at the door も、「きっちり」とした場所を表しているというより、(家の中・外を含め)ドアの付近が玄関を表しています… どちらかと言うと「あやふやな at」 です。
※「バス停で」 at the bus stop も「きっちり」としたバス停の標識があるところを言っているというより、バス停の標識の付近を表しています。
… どちらかと言うと「あやふやな at」 です。
※ 「お店で」at the shop という時も、おおざっぱなお店を示しています。
▢ 教科書の例
・I play it at school every day. ① L-03
ぼくは毎日学校でサッカーをします。
・She often plays at festivals. ① L-06
彼女はお祭りでしばしば演奏します。
・Let’s eat at that shop. ① L-06
あのお店で食べようよ。
・I am working as a volunteer at a hospital. ① L-08
私は病院でボランティアとして働いています。
・Send some pictures of your classmates at Midori Junior High School.
緑中学校のみなさんのクラスメートの写真を何枚か送ってください。
・I just got back from my first day at school. ① L-09
私は学校でのはじめての日から帰ってきたばかりです。
・We studied the history of the city at the museum. ① L-09
ぼくたちは博物館で町の歴史を勉強しました。
・Get off at Sannomiya Station. ② L-01
三宮駅で降りてください。
・Earth Festival at Midori Public Hall. ② L-03
アースフェスティバル 場所: 緑公会堂
・You know, you can make sushi at home. ② L-04
家でもおすしを作ることができるんだよ。
・You can easily make some sushi at home. ② L-04
いくらかのすしは家で簡単に作ることができます
・I will work at your shop to participate in the day-at-work program. ② L-06
私は、職場体験プログラムに参加するためにあなたのお店で働く予定です。
・So I look forward to working at your shop. ② L-06
※ look forward to …「…を楽しみにする」
だから、あなたのお店で働くことを楽しみにしております。
・I usually speak it with my family at home. ② L-08
ぼくはふだん、家では家族とそれを話します。
・I speak it at school. ② L-08
ぼくは学校でそれを話します。
・The turtles spend their lives at sea. ② 付録
彼らは海で生活しています。
・Well, go down this street and turn left at the bank. ③ 付録
え~と、この通りをまっすぐ行って、銀行を左に曲がってください。
・Turn left at the bank. ③ L-01
銀行を左に曲がるんですね。
・If you do, please contact me at my blog. ③ L-02
もしご存知なら、私のブログに投稿してください。
・His mother was busy at work. ③ L-04
彼のお母さんは仕事で忙しくしていました。
・He was not doing well at school. ③ L-04
彼の学校の成績はよくありませんでした。
・The people at the hospital said, “She needs a name. Let’s call her Winter." ③ L-04
病院の人たちは「彼女には名前が必要だ。彼女をウィンターと呼ぼう。」と言いました。
・His new friends at the hospital cheered him. ③ L-04
病院での彼の新しい友達も彼に声援を送りました。
・The schoolyard is the place where I like the best at school. ③ L-05
校庭は私が学校で一番好きな場所です。
・The gym is the place that I like the best at school. ③ L-05
体育館は私が学校で一番好きな場所です。
・My father works at a bank in Osaka. ③ L-06
父は大阪の銀行で働いています。
・So I sometimes make presentations at international conferences.③ L-07
そのため、私はときどき、国際学会で発表をします。
・Officer Ben Price was standing at the door. ③ L-07
玄関にはベン・ブライス警官が立っていました。
・In this way, I found success at the sport I like very much. ③ L-07
そのようにして、私は大好きなスポーツでの成功を手にしました。
▢
動詞関係
● loot at「~を見る」
※ look at / see / watch の使い分け ⇒ コチラ
※ look at の at はピンポイント(きっちりした目標物があります)
● throw ▢▢ at
※ throw の変化 ⇒ コチラ
※ throw ▢▢ at と throw ▢▢ to の違い[高校] ⇒ コチラ
● be surprised at「~に驚く」
● point at 「(指などで)(…の)位置[場所,方向,方角]を示す」

▢ 教科書の例
・Look at this flower. ① L-04
この花を見て。
・One team throws the ball at a goal. ① L-07
一方のチームがゴールに向かってボールを投げます。
・Look at the next picture. ① L-08
次の写真を見てください。
・Look at the last picture. ① L-08
最後の写真を見てください。
・The White Rabbit looked at his watch and said, “I’m late. I’m late." ① L-09
その白うさぎは彼の時計を見て言いました。「遅れる。遅れる」と。
・Your friends will like looking at them. ② L-04
あなたの友達は、それらを見るのがすきでしょう。
・I feel relaxed when I look at it. ② L-05
私はウルルを見ると、リラックスします。
・Let’s look at their reasons. ② L-07
その理由を見てみましょう。
・Look at this graph. ② L-07
このブラフを見てください。
・Look at the photo. ② L-08
この写真を見てください。
・I was surprised at bright lights and big cities. ② L-08
明るい光や大都会に驚きました。
・A small white head looked back at him. “Mommy."
小さな白い頭が彼を振り返りました。「ママ。」
・Loot at this. ③ L-01
これを見てください。
・Look at these men drinking water. ③ L-06
水と飲んでいるこれらの男性たちを見て。
・She pointed at the safe. ③ L-07
彼女は金庫を指していました。
・Jimmy looked at Susan and smiled sadly. ③ L-07
ジミーはスーザンを見て、悲しげにほほえみました。
・Officer Ben Price looked at the cases. ③ L-07
ベン・プライス警官は、これらの事件を調べました。
▢ 熟語関係
● at で始まる熟語 ⇒ コチラ
● be good at「~が得意」⇒ コチラ
● at last「ついに、とうとう」⇒ コチラ
● at least「最低、以上」 ⇒ コチラ
● at once「すぐに」
● not at all「少しも~でない」
▢ 教科書の例
・She is good at kendo. ① L-02
彼女は剣道が上手です。
・In addition to those, at least 30 other languages are spoken in India. ② L-08
それらに加えて、インドでは少なくとも他に30の言語が話されています。
・His family had electricity at last. ③ L-07
彼の家族はついに電気を手に入れたのでした。
・"I’ve get him at last," he thought. ③ L-07
彼は「とうとう見つけたぞ」と思いました。
・"Well," Jimmy said to him, “You caught me at last. Let’s go." ③ L-07
「さて」とジミーは彼に言いました。「ついに僕を捕まえましたね。行きましょう。」
・I don’t like it at all." ① L-09
そんな歌は少しも好きではありません。
・At last Peter arrived at his home. ② L-02
ついにピーターは家に着きました。
・In a phone call, you can hear the voice of the person at the other end of the line. ② L-07
電話では、もう一方の電話口で相手の人の声を聞くことができます。
・Visitors to Beppu will understand that at once. ② L-08
別府を訪れた人は、すぐに理解するでしょう。
・Let’s work together for the future – a world without landmines, a world at peace. ② L-08
未来のために一緒に取り組みましょう – 地雷のない世界、平和な世界のために。
・I fell into a slump, got injured, and was not at my best. ③ L-07
私はスランプに陥り、けがをし、最もよい状態ではありませんでいした.