[接続詞]+[主語の省略]+[動詞]の -ing形 [高校]
[中学][高校] … [中学]を追加しました(2024年02月24日)
※ 2024年度(令和6年度) 東京都立高校入試問題の問題文の中の4つの文に使われていました。
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▢ [接続詞]+[主語の省略]+[動詞]の -ing形
[説明] 上のタイトルだけみたただけでは、何のことかわかりずらいかもしれません。文章にすると次のようになります。
下の「文章の構成を表した数式のような文章」で
[接続詞] の前と後ろの[主語]が同一の場合、
[接続詞]の後ろの[主語]を省略し、[接続詞]+[動詞]-ing[形]とすることができます。
※ [動詞]の主語が何かを意識することがとても重要なことがあります ⇒ コチラ
[主語]+[動詞1] [接続詞] [主語]+[動詞2] ⇒
[主語]+[動詞1] [接続詞] [動詞2] –ing
※ 上記の[接続詞]のところには、when, while, before, after を使うことができます。
上記の説明を読んでも、まだピンとこないかもしれませんので例文で確認してみましょう。
[例文] 長い道のりを歩いて大変疲れている。
[省略なし] I am very tired after
I took a long walk.
[ after のすぐ後ろの I を削除し、took ⇒ taking とします]
[省略アリ] I am very tired after
taking a long walk.
※ After を前に持ってきた文も可能です。
[省略なし] After
I took a long walk, I am very tired.
[省略アリ] After
taking a long walk, I am very tired.
※ [接続詞] の前と後ろで[主語]が一致しない場合は、省略することはできません。
[省略なし] I went to bed before my mother came back home. (母が帰宅する前に私は寝ました)
[省略ダメ] I went to bed before coming back home. (私は帰宅前に寝ました)
※ [省略ダメ] の文は文法的には誤りではありませんが、上の文と同じ意味にはなりません。
これは、この種の[主語]が省略された文章を聞いたり、読んだりした時に、
coming を行った[人]は went の [人]と同一と考えてしまうからです。
[省略ダメ] の文の意味は「私は帰宅前に寝ました」というよくわからない意味の文章になっています。

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※ [接続詞]の確認・復習は ⇒ コチラ
▢ 例文
・Be cautious when crossing the road. (道路を横断するときは用心しなさい)
= Be cautious when you cross the road.
・You should stop the habit of watching television while eating.(食事をしながらテレビを見る癖はやめなさい)
= You should stop the habit of watching television while you eat.
※ for / during / while「~の間」⇒ コチラ
・Brush your teeth before going to bed.(就寝前に歯を磨きなさい)
= Brush your teeth before you go to bed.
・After doing my homework, I went to bed. (宿題を済ませてから寝た)
= After I did my homework, I went to bed.

▢ -ing がつく用法や単語をまとめてみました ⇒ コチラ
※ [ご参考] この記事で説明しているのは、文法的に [分詞構文] と呼ばれています。
学校の授業や教科書、参考書で[分詞構文]という言葉が使われることがあるため名前を紹介しておきます。
[分詞構文]という言葉自体は、説明の時に使われるので「覚えておいた方がいい」というぐらいのものですです。
文法用語を覚えるより、この記事の内容と関わる必要が出てきた時に次のことの方が重要になってきます。
① 英文の意味がわかる。
② 英文を作る時に、どういう時に[主語]が省略できるかがわかる (どういう時に[主語]を省略してはいけないか理解している)。
③ 日本語から[主語]を省略した英文を作成できる (実際に海外などと英文でやり取りする時も使う場合があります)。
実際にこの記事の内容が、[分詞構文]なのか[動名詞]なのか他の何かなのか、よくわかっていなくても上記の重要な①②③はできます。
※ 文法用語は、勉強している側(教わる側)が用語と内容を理解していれば説明が楽になり時間短縮になるという一面(良い面)がありますが、
勉強している側(教わる側)が用語をよく理解していない場合、何を説明されているのかわからず、
授業や英語がよく理解できな生徒を作ってしまう原因のひとつとも考えられます(悪い面)。
また、[分詞構文]という用語も含めて、文法用語の多くは日常生活で使われることはありません。
実際に学習する内容より、文法用語を説明の中で使うことで「英語をより難しく感じさせてしまう」という悪い面もあると思われます。
必要以上に文法用語を使わなくなってきていることは、新しく使われるようになった教科書 Here We Go! を1年~3年まで通して読んでみればわかることかと思われます。
この傾向は、長く観察していけばより顕著になっていくことと思われます。