・ ・ ・ [中学][高校][一般] ・ ▢ 書き換え [03] no = not any ・ ・学校の定期試験などで下記のようにカッコに穴埋めをするような問題をしたことはないでしょうか ・ ・〇 問題: 次の2つの文がほぼ同じ意味になるように、カッコに適切な語をしれなさい ・・I have no friends. ・・I (・・・・) have (・・・・) friends. ・ ・・答えは下記になります ・・I have no friends. ・・I (don't) have (any) friends. ・ ・・※ 実際の会話には、カッコはありません。言いたい内容などによって適切な言い方を選ぶことになります。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
書き換え [03] no = not any
書き換え [02] 選挙権
[高校]
▢ 書き換え [02] 選挙権
・「選挙権」は、下記の3通りの方法で表現できます。
・
・① voting right
・② right for voting
・③ right to vote
・
・・① [動名詞]+[名詞] という形をしています。
・・・※ [動名詞]+[名詞] は「~するための[名詞]」という意味になります。
・・・・ ※ [動名詞]+[名詞] の説明は ⇒ コチラ
・
・・② [名詞] for [動名詞] という形をしています。
・・・※ 上記 ① の [動名詞]+[名詞] を「~するための」という for を使って書き換えたものになります。
・
・・③ [名詞]+[不定詞] という形をしています。
・・・※ この [不定詞] は [形容詞的用法] になります … [不定詞] が前の [名詞] を説明 (情報をプラス)しています。
・・・※ [名詞]+[不定詞] は [形容詞的用法] の3つのタイプのうち [同格] になります。
・・・・
[同格] の [形容詞的用法] で使える [名詞]は限られています (どの [名詞] ででも [同格] で使えるわけではありません)
・・・・※ [不定詞] の [形容詞的用法] の説明は ⇒ コチラ
・・・・※ [不定詞] の [形容詞的用法][同格] の説明は ⇒ コチラ
・
・・□ 注意事項
・・・「選挙権」を例に、上記の ①・②・③ の言い方ができることを説明しました。
・・・ただ、①・②・③ の全ての言い方が一般的な言い方かどうかとは別になります。
・・・実は、② の right for voting という言い方は一般的ではないのです。
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・・□ 例文
・・・・Everyone over a certain age has the right to vote.
・・・・ある一定の年齢以上の人はみな投票する権利がある
・・・・Women fought for the right to vote.
・・・・女性たちは投票権を求めて闘った
・・・・She forfeited his voting rights.
・・・・彼は投票権を喪失した
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書き換え [01] 私の姉はテニス部です
[中学][高校]
▢ 書き換え [01] 私の姉はテニス部です
「私の姉はテニス部です」は厳密に言うと次のようになります。
・「私の姉はテニス部にいます」
・「私の姉はテニス部に入っています」
・「私の姉はテニス部員です」
・「私の姉はテニス部に所属しています」
※ 日本語では「きょうだい」のことを言う時に「姉」とか「妹」など、年上か年下かを意識した言い方をします。
一方、英語では、どちらが年上か年下かは通常言いません。「姉」でも「妹」でも my sister でいいのです。
英語を日本語にする場合は、前後関係で年上か年下かを判断するか、わからない場合は適当に「姉」「妹」をするしかありません。
● 次の3つの英語を紹介します。
㋐ My sister is in the tennis club.
姉はテニス部にいます / 姉はテニス部に入っています・
※ この文では [be動詞]+[場所を表す表現]が使われています … 詳しくは ⇒ コチラ
この表現では [前置詞] in が使われます … 覚え方など詳しくは ⇒ コチラ
㋑ My sister is a member of the tennis club.
姉はテニス部テニス部員です。
※ 中学教科書 Here We Go! では下記の文で member という単語が登場します。
・You should become a member of the broadcasting club. 2⃣ Unit 05 (Page69)
(あなたは)放送部員になるべきです。
㋒ My sister belongs to the tennis club.
姉はテニス部に所属しています。
※ belong という単語は、中学教科書 Here We Go! では登場しません。
最近の中学の教科書は、日常会話が中心の内容になっています。
belong は、日常会話で使われるというより、少し硬い表現と言えます。
日常会話では ㋐ の表現が一番ナチュラルだと思います。
※ 英会話では、言いやすい、覚えやすい表現を1つ覚えておけば十分です。
いつも使うのが同じ表現で、たまには違う言い方をしたい時は他の言い方も覚えましょう。
※ 複数の言い方ができる良いこともあります。
まず、同じ意味のことを複数の言い方ができれば表現の幅が広がります。
学校の勉強では、英語で複数の言い方ができるということは、定期テストで書き換え問題に出題されやすいということです。
※ 東京都立高校の入試問題について。
・ 書き換え問題はありません。
・ また belong という単語は習っていないので問題文の中ででてくるのは ㋐ 又は ㋑ になります。
・ 長文問題やリスニング問題で ㋐ ㋑ の表現が出てきたら意味がわかればOKです。
・ 作文では、㋐ または ㋑ の言い方ができれば Okです。
※「私の姉はテニス部です」を英語にする時に、日本語をそのまま英語にして次のような英文にしないよう注意しましょう。
・My sister is the tennis club.
・英文は「私の姉 = テニス部」という意味になります。