I’m glad to hear that. 「それを聞けてうれしいわ」
[中学] I’m glad to hear that. 2⃣ Unit 6 (P80)
▢ I’m
glad
to hear that. 「それを聞けてうれしいわ」
※ I’m glad to hear that. は定番の言い方です。日常会話でもよく使います。それほど長くありません。暗記してしまいましょう。
□ ポイント
1⃣ 単語・熟語
● I’m
※ I’m は I am を短縮した形になります。
● I [ái][代名詞]「私は」「私が」という意味です。[主語] になります。
※ I は文のどの場所で使っても、必ず大文字です。
● am [áːr] [be動詞] この文章では [am]+[動詞] の-ing形 で [現在進行形]を表しています。
※ am は、[主語] が I の時だけに使われる [be動詞] です。
※ [現在進行形] の詳しい説明は、下の2⃣を参照ください。
●[重要単語] glad [ɡlǽd][形容詞]「うれしい, 満足して」
※ glad は happy より少し形式ばった単語です。
※ [形容詞]には、[名詞]の前に置く使い方と、[be動詞]の後ろに置く使い方があります。
glad は、[be動詞]の後ろに置く使い方のみで、[名詞]の前に置く使い方はできません。
a happy man (幸せな男)とは言えても、a glad man とは言えません。
※ 2023年02月実施の東京都立高校入試問題の中に、glad という単語が8回登場しています。
glad と言う単語の意味が分からないと英文を理解するのに苦労する可能性が大です。
作文で glad を使う必要はありません( happy を使えばいいです)が、glad の意味は分かる必要があります。
● to
※ to には [前置詞] としての使い方と、[不定詞] としての使い方があります。
※ Sorry to hear that. の中では to hear で [不定詞] として使われています。
to hear that は「どうして glad (うれしい) なのか」の理由を示しています。
to hear that は [不定詞] の [副詞的用法]と言います … 詳しい説明は 3⃣ を参照してください。
●[重要] hear [híər]「を聞く, が聞こえる」
※「~を聞く」には、hear の他に、listen to があります … 詳しい説明は ⇒ コチラ
※ hear と here は、同じ発音です(同音異義語と言います) … 詳しい説明は ⇒ コチラ
● that [ðət][代名詞]「それ, あれ」
※ この場合、前の文章 I still have a fever. (まだ熱があるんだ) 全体を示しています。
2⃣ 省略
※ I’m glad to hear that. の I’m を省略して Glad to hear that. ということは可能です。
友達同士の特に日常会話では、わかりきっている語句を省略することがよくあります。
glad が少し形式ばった言い方です。また、本文では、生徒が話したことに対して先生が I’m glad to hear that. と言っています。
友達同士ではなく、授業の中の会話のため、省略しないで言った方が無難だと思います。
3⃣ 不定詞の副詞的用法 … 「不定詞の副詞的用法」は、この Unit 06 で学ぶ項目です ⇒ [重要項目]
※ 不定詞の副詞的用法は定期試験でも必ず出題されます(Unit 6がテスト範囲の場合は要注意です)。
〇 次の例文で、[不定詞] to here (that) は「どうしてうれしい」かといいう理由を表して [形容詞] glad を説明しています。
(なぜ glad かという理由を[不定詞]が表しています)
ここで、[不定詞]は「~して」と訳します。
A: Do you want to do it again?
またしたいですか
B: Yes
はい
A: I’m glad to hear that.
それを聞けてうれしいわ (それを聞いてお気の毒に思います) ※ that は前の文全部を指しています。
4⃣ 東京都立高校入試問題
2023年02月に実際された東京都立高校入試問題に、本文と同じ I’m glad to hear that. が下線が引かれた形で登場し、
下線部を問う問題として出題されています。
※ I’m glad to hear that. の that と Yumi is glad to hear that
~ の that は、全く違う意味/用法です。
※ この問題を解くには、that が指し示すモノを見つけることです。
指し示すモノは I’m glad to hear that. より決して後ろにはなく、直前、もしくは少し前にあります(やり取りの内容によります)。
[問] I’m glad to hear that. の内容を、次のように書き表すとすれば、[・・・・] の中に、次のどれを入れるのがよいか。
Yumi is glad to hear that [・・・・].
ア Shum had found what to do and is motivated
イ Shum cooked for his grandmother and enjoyed it.
ウ Shum can have a dinner made by his grandmother
エ Shum will think of something to make his parents happy