「洋画を字幕なしで観ること」を英語の勉強の目的にすること
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□「洋画を字幕なしで観ること」を英語の勉強の目的にすること
2025年7月6日 TBS系の「日曜日の初耳学」で東進ハイスクール人気英語講師の武藤一也さんという方が講義をされていました。
武藤一也さんは、英検1級・TOEIC990点(満点)に加え、ケンブリッジ大学が認定する英語で英語を教える
超難関資格「ケンブリッジCELTA」の合格者の中で上位5%に当たる “PASS A” を持つ英語講師らしいです(番組ホームページより)。
その番組の中で、ご本人は英語の映画を観て理解できるのは70~80%と言われていました。
映画の中では、スラングや省略、砕けた言い方などあり、字幕なしで映画を理解しようとすると
英語力の他に、映画の背景やその映画以外のことなど知らないと理解できない場合もあると説明されていました。
英語の実力者の方でも、映画を字幕なしで観ることは難しいようです。
映画を字幕なしで観ることを目標にされると、達成するのはかなり厳しいかも … というようなことを言われていました
字幕なしで映画を理解しづらい例としては、映画の会話の中で、よく知られたテレビ番組のタイトルを少し変えて使ったりすることがあります。
日本では有名なテレビ番組でもアメリカで知っている人があまりいなかったりするように、
アメリカでは有名な番組でも、日本ではあまり知られていない場合もよくあります。
アメリカ人であれば、その番組名を聞けば何を言いたいか分かっても、番組を知らない日本人が見ると
英語の実力があったとしても、何を言っているかさっぱりわからないことがあるのです。
「洋画を字幕なしで観ることを目標」にされること自体は悪いことではないと思います。
また、洋画を観て英語を勉強することも悪いことではありません。
ただ、洋画を字幕なしで観ることを目標にし、実現しようとするとかなりの努力が必要なことは覚悟しておく必要がありそうです。
※ 講義をされた方は、かなりの実力者だったので、80~90%ぐらいのもう少し高い数字を出されると思っていましたが、
謙遜か私の予想よ・り低い数字だったので驚いたのを覚えています