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「チコちゃんに叱られる」と英語

2024-06-10英語の勉強方法,英語の勉強方法(高校)

「チコちゃんに叱られる」と英語
  世の中には、特に知らなくてもいいことがたくさんあります。
 NHKの「チコちゃんに叱られる」で紹介される情報の中にも「勉強になる」と思えるものもあります。
 一方で、知っていてもそれほど役に立たないものもあるように思えます。
 
  英語においても、同じことが言えます。
 理由や理屈を知っていると、応用がきく場合があります。
 ただ、理由を知っても英語学習に対して役に立たないものも多いのです。
 例えば、同じ単語なのに全く関係ないと思える意味を持つものがあります。
 「発行する」という意味と「問題」という意味を持つ issue という単語があります。
 「意味する」という意味と「意地の悪い」という意味を持つ mean という単語があります。
 このような単語が、どうしてこのような意味を持つようになったのには、だいたい経緯や歴史などがあります。
 それを調べると、もともとはラテン語だったりフランス語だったり英語以外の言語が元になっていたりします。
 もとは〇〇というラテン語の〇〇という意味の単語と、
 ▢▢というフランス語の▢▢という別々の意味の単語が長い間に同じつづりになった
 という歴史や理由があったとします。
 疑問に思って質問サイトで質問をすると回答してくれる人がいるわけです。
 その回答を聞いた時に、質問者の返信が「あ、そう」というのを見かけたことがあります。
 
  不思議なものを見た時に疑問を持つのは自然なことです。
 それらのことを調べたり人に聞くこと自体は悪いこととは思えません。
 ただ、調べるにしても人に聞くにしても時間も労力も必要になってきます。
 それらを全て調べて、答えがわかったとしても「あ、そう」で終わるものも多いと思われます。
 全てを疑問に思って調べようとするより、そのものとして覚えた方がずっと合理的だということも多いと思うのです。
 英語に関しては、特に単語の意味の成り立ちのようなことを調べることに、「あ、そう」と言うことが多い気がします。
 英語学習に関しては「時間と労力を使ってまですることかどうか」を考えた方がいいように思えます。
 チコちゃんに叱られる」で紹介されている情報のほとんどが、それまで疑問に思ったり調べたりしてこなかったことなのです。
 理由などを知らないでも、特に不便や不自由を感じないで生活してくることができたのです。