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不定詞 [高校]

[中学][高校]
~するための [名詞] [工事中 … 完成するまで少々お待ちください]
 
   

 日本語の「~するための〇〇」を英語にするときに、どのような英語を使いますか
 
 
 ここでは「~するための [名詞]」を表すのに [動名詞] を使う方法と [不定詞] を使う方法を紹介します。
 
  [動名詞] を使う方法
   ㋐ [動名詞]+[名詞] という言い方の中には、[動名詞] に「~するための」という意味が含まれているものがあります。
    [動名詞]+[名詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
    ※ 同じ形に見えても sleeping baby などは「~するための」という意味の [動名詞] ではなく「~している」という意味なので注意が必要です。
 
    ・swimming pool: 「泳ぐための」「プール」⇒「水泳プール」
    ・camping car: 「キャンプするための」「自動車」⇒「キャンピング・カー」
    ・shopping bag: 「買い物するための」「バッグ」⇒「買い物袋」
    ・drinking water: 「飲むための」「水」⇒「飲料水」
    ・sleeping bag: 「寝るための」「袋」⇒「寝袋」
    ・baking powder: 「焼くための」「粉」⇒ 「ベーキングパウダー(ふくらし粉)」
    ・driving license [=driver’s license]: 「 運転するための」「免許」⇒「運転免許」
    ・voting rights: [高校]「投票するための」「権利」⇒「選挙権」… 詳しくはコチラ
 
   ㋑ ㋐ の言い方は、[前置詞] for を使い下記のように書き換えることができます。
    ※ [動名詞]+[名詞] の言い方は、日常的によく使われる決まった言い方が多いため
     「買い物袋」であれば、通常 bag for shopping より shopping bag と言った方が言いやすく自然です。
 
 
    ・swimming pool ⇒ pool for swimming
    ・camping car ⇒ car for camping
    ・shopping bag ⇒ bag for shopping
    ・drinking water ⇒ water for drinking
    ・sleeping bag ⇒ bag for sleeping
    ・baking powder ⇒ powder for baking
    ・driving license ⇒ license for driving
    ・voting rights ⇒ rights for voting
 
 
  [不定詞] を使う方法
    [名詞]+[不定詞] という言い方ができるものがあります。
   ただし、この用法に使える [名詞] はどんな [名詞] でもいいわけではなく特定の [名詞] なのです。
   不確かな場合は、そのような言い方ができるか辞書などで確認した方が安全です。
 
   たとえば「選挙権」は、[動名詞] を使い the voting right と言うこともできれば、
   [不定詞] を使い the right to vote という言い方もできます。
   同じように「投票所」 の voting place が place to vote と言えるかと思うと、[不定詞] を使った言い方はできないのです。
   これは、この形で使える [名詞] がどのような [名詞] でもいいわけではないからなのです。
   この形では、日常生活であちこちで見かける一般的な 本やペン、バスなどの [名詞] は使えないと考えるとわかりやすいかもしれません。
   例えば「英語を勉強するための本」は book to study English は正しくなく、文の中でこの表現を見かけたら、
   この [不定詞] は、「英語を勉強するために」と言う意味と考えたほうがいいのです ([不定詞]の副詞的用法)。
 
   この形で使える [名詞] の多くは抽象的なものが多いです。詳しくは下記のURL (外部サイトが開きます)を参照ください。
   「同格の研究」コチラ

 
   ※ ただし、この [名詞]+[不定詞] という形で使えるものの中には、下記のような物も含まれます。
 
    ・license to fish
     釣り免許
    ・license to hunt
     狩猟免許
    ・license to sell alcohol
     種類販売許可証
    ・place to drink water
     水飲み場
    ・place to play
     遊び場
    ・place to wash hands
     手洗い場
 
    ・water to drink
     (飲み水) と言えるが要注意
 
 
 
 
 
 
 

不定詞 [高校]

[高校]
 高校生向けの記事です。中学生の方はご注意ください
不定詞形容詞的用法 [超詳細説明[工事中 … 完成までに少々お時間いただきます]
  
    

 
 □ いきなり問題です。
 ・I have a book to study English. に使われている [不定詞] は、次のどの用法でしょうか?
  形容詞的用法: 「英語の勉強のための本」を1冊持っています。
  副詞詞的用法: 「英語の勉強のために」本を1冊持っています。
 
 □ 答えを言う前に [不定詞] の形容詞的用法を考えてみましょう。
  [不定詞] の形容詞的用法は、[不定詞] を [形容詞] のように使っている使い方(形容詞的用法)です。
 
 
 □ まず2点の内容を確認しておきたいと思います。
  ㋐ [不定詞]は to+[動詞]の原形という形をしています。
   [不定詞] の基本的な説明は ⇒ コチラ
  ㋑ [形容詞] は
    [名詞]を説明します
    [名詞] に情報をプラスします (情報を付け加えます)
     [形容詞] の基本的な説明は ⇒ コチラ
 
  それでは、「不定詞の形容詞的用法」の説明を始めます。
 ① [不定詞] の形容詞的用法 の形
  [名詞]+[不定詞] という形をしています。
    英文の中で [名詞]+[不定詞] を見つけたら「不定詞の形容詞的用法」が使われている可能性があると考えてみましょう。
    [名詞]+[不定詞] が必ず「不定詞形容詞的用法」とは限らないので注意が必要です。
 
   例えば、次の英文はどうでしょうか。
   ・I am happy to hear that.
    不定詞 to hear の前 が happy [形容詞] のため「形容詞的用法ではない」と判断できます。
    [名詞]+[不定詞] という形をしていなければ 「不定詞の形容詞的用法」 でないことは確かです。
     
    
   

 ② [不定詞] の形容詞的用法 の3つのパターン
   上の①で説明では、形容詞的用法でない場合はすぐにわかります。
   ただ、形だけでは形容詞的用法なのか、副詞詞的用法なのか判断が難しい時があります。
   例えば、次の英文はどうでしょうか。
   ・I went to the park to play tennis.
    形だけを見ると、 park to play のところが [名詞]+[不定詞] となっているため 形容詞的用法に見えますが、
    実は、「テニスをするために公園に行った」という副詞詞的用法なのです。
 
 
   形容詞的用法副詞詞的用法は、判断が難しい場合があります。
   そこで、形容詞的用法を [名詞]+[不定詞]の部分に注目して
   3つのパターンに分類して、その3つのどれかに当てはまるかどうかで形容詞的用法かどうか判断します。
 
  □ [不定詞] の形容詞的用法 の3つのパターン
    ㋐ [不定詞] の 直前の [名詞] が [動詞] の [主語] の場合
    ㋑ [不定詞] の 直前の [名詞] が [動詞] の [目的語] の場合
    [不定詞] と その直前の [名詞] が同格の関係にあるもの
 
 
 
 
 
 ㋐ [不定詞]に含まれる[動詞]は誰が行うかに注目
   [不定詞] の直前の [名詞] が[主語] の場合 ( [不定詞] の前の [名詞] が動作を行う人・物)
   ・ I have no friends to help me.
    ※ 上記の文で help する人は no friends です ⇒ no friends が [主語] で help が [動詞] という関係性があります。
    ・ No friends help me. という文が作れます
      ⇒ I have no friends to help me. は 「不定詞形容詞的用法」 と言えます。
 
   ・I went to the park to play tennis. は、上記のように[名詞] と [不定詞] を抜き出し
    The park plays tennis. という文を作ってみます。変な意味 (公園は通常テニスはしません)になるので、この使い方ではありません。
 
    
 
 
 ㋑ [不定詞]に含まれる[動詞]の目的語に注目
   [不定詞] に含まれる [動詞] の [目的語] が [不定詞]の 直前の [名詞] の場合
   ※ [不定詞] の [動詞] の [主語]は、文章の [動詞] (述語動詞) と同じ。
   ・ I have no friends to help.
    ※ 上記の文で help する人は I で、no friends を help します。
     ⇒ help の [目的語] が no friends という関係性があります。
      「何を」 help するのが no friends になります
      ・ I help no friends. という文が作れ、意味上も不自然ではないため
       ⇒ I have no friends to help. は 「不定詞形容詞的用法」 と言えます。

 
   ・ I want something to drink.
    ※ 上記の文で drink する人は I で、something を drink します。
     ⇒ drink の [目的語] が something という関係性があります。
      「何を」 drink するかが something になります
      ・ I drink something. という文が作れます。
       ⇒ I want something to drink. は 「不定詞の形容詞的用法形容詞的用法」 と言えます。
 
   ・I went to the park to play tennis. は、上記のように[名詞] と [不定詞] を抜き出し
   ・I play tennis the park. という文を作ると文法的に正しくない文になります。
    ※ I play tennis in the park. なら文法的に正しい文なので、元の文に in を加え
    ・ I went to the park to play tennis in. とすれば 「不定詞形容詞的用法」 と言えます。
     意味は「テニスをするための公園に行った」となります。
 
 
     
 
 
 
 ㋒ [不定詞] と その直前の [名詞] が同格の関係にあるもの
   ※ 同格とは、[名詞] と [名詞]相当句が並び、後ろの要素が前の要素を説明する関係のことです。
   ※ 同格として、後ろに [不定詞] が使えるものには次のような [名詞] があります。
    ability, attempt, chance, condition, decision, desire, duty, effort, order, opportunity,
    permission, place, plan, right, reason, request, suggestion, tendency, time, way, wish など
 
     ※ これらはどんな[名詞] でもいいわけでなく、特定の [名詞] になります。
       一覧をよく見ると、特定の [名詞] は、ほぼ抽象的な名詞であることがわかると思います。
     ※ 同格として、後ろに [不定詞] が使えるこれらの [名詞] の中には、一般的な[名詞] park や book, pen, paper などは含まれていません
       このことから、 I went to the park to play tennis. は 同格の 形容詞的用法ではないと言えます。
 
    

  □ それでは、[不定詞]が使われている下記の英文はどの用法なのでしょうか。
  ・I have a book to study English.
   形容詞的用法: 「英語の勉強のための本」を1冊持っています。
   ㋑ 副詞詞的用法: 「英語の勉強のために」本を1冊持っています。

   形だけ見ると a book to study English は [名詞]+[不定詞] という形をしているため、形容詞的用法である可能性はあります。
   形容詞的用法であれば、次の3つのパターンのどれかに当てはまるので、確認していきます、
 
    [不定詞] の形容詞的用法 の3つのパターン
     ㋐ [不定詞] の 直前の [名詞] が [動詞] の [主語] の場合
     ㋑ [不定詞] の 直前の [名詞] が [動詞] の [目的語] の場合
     ㋒ [不定詞] と その直前の [名詞] が同格の関係にあるもの
 
 
     ㋐ A book studies English. … 意味がおかしくなるのでこのパターンではありません。
     ㋑ I study English a book. … 文法的におかしな文で、意味もおかしいので、このパターンではありません。
     ㋒ a book to study English … a book が to study English が説明していると考えられなくはありませんが、
                    book は、同格として後ろに [不定詞] が置ける [名詞] ではないため、このパターンではありません
    このように、形容詞的用法の3つのパターンに当てはまらないため、形容詞的用法ではないのです。
 
     ※ ㋑ で I study English with a book. であれば、文法的にも、意味的にも問題ありません。前置詞を付け足し
     ・I have a book to study English with. であれば 形容詞的用法と言うことができます。
 
 
   よくある間違い・勘違い
     the right to vote (投票権) のような 同格で使われている不定詞を見て、
    the room to vote (投票室) も、誤って「正しい英語」なのではないかと考えてしまいます。
    [不定詞] の前ににはどのような [名詞] でも同格として使えると考えてしまうと間違えた見方をしてしまいます。
    実際は、同格の名詞として後ろに[不定詞]を置けるのは限られた名詞なのです。
 
    このように間違えた考えをしてしまうと、次の英文も「テニスをするための公園」と解釈できるではないか … と考える傾向があります。
    ・I went to the park to play tennis.
 
    また、次の英文も正しいように思えてしまいます。
    ・I have a lot of things to talk.
     ※ 正しくは、上の英文は、次のようになります。
    ・I have a lot of things to talk about.
 
    ・Do you have something to write?
     ※ 正しくは、上の英文は、次のようになります。
    ・Do you have something to write with? … ペンのような筆記用具がないか聞いています
    ・Do you have something to write on? … 紙のような書く物がないか聞いています
 
 
 
 

表現

[中学][高校][一般]
形を変えて、聞いた感じを変える ① I must go. と I must be going.
 
 [動詞] の形を変えて、聞いた感じや丁寧さを変えることがあります。
 
 進行形にすることにより、聞いた感じをカジュアルにしたり、明言している感じを和らげる効果があります。
  〇 たとえば、look forward to「~を楽しみにする」があります。
 
  下記の文は、ビジネスの会話ややり取りなど、フォーマルなやり取りや方ぐるしいやり取りで使われます。
  ・I look forward to seeing you again.
   またお会いするのを楽しみにしています。
 
  look forward to を進行形にして下記のようにすると、友達同士などのやり取りなど「よりカジュアルな響き」になります。
  I'm looking forward to seeing you again.
   ※ こちらの言い方は、親しい人の間のやり取りで、ビジネスやフォーマルな場合は避けた方がいいと思います。
   ※ I look forward to と I'm looking forward to の詳しい説明は ⇒ コチラ

・  

  〇 must「~をしなければならない」も、動詞の形により聞いた感じを変えることができます。
 
  I must go. が「行かなければなりません」のような感じに対して、
 
  I must be going. は「行かなきゃ」のような感じに聞こえると考えるとわかりやすいかもしれません。
 
   I must go. と I have to go. の違いの説明は ⇒ コチラ

・  

  〇 進行形にすることで「よりカジュアル」になる例

  ・I’m hoping the car will be fixed by Saturday.
   何とか土曜日までに車を修理してもらえればな…と思っています
 
  ・What time are you planning to arrive?
   何時に到着予定なん?
  
以前、マクドナルドのコマーシャルの最後に「I'm loving it. ♪」 という英語が使われていました。
love は状態を表す動詞なので、通常は進行形にすることはありません
I love it. と言うと固い響きがあるのに対して I'm loving it. ということにより、よりカジュアルでやわらかい感じを出したと思われます。
文法にこだわって、I love it. と言っていたら、コマーシャルの最後が固いイメージで終わっていたことでしょう。
 
  過去進行形にすると、効果の程度は一層強まります(カジュアルにする効果だったり、明言を避けるという効果)。
  ・[お店で] Were you looking for anything special?
   何か特別な物を探されていましたか
   ※ お客さんは今も何か探されていると思われますが、過去進行形を使うことで明言している感じをより和らげる効果があります。
  
  ・I was thinking – how about going to see the fireworks?
   考えてたんだけど … 花火見に行くってどうよ。
  

   進行形にすると丁寧な言い方になる場合があります ⇒ コチラ (準備中)
 

動名詞

[中学][高校]
practice [prǽktis]「(~することを)練習する
 ※「~することを」「練習する」と言う時「~すること」は [不定詞] ではなく [動名詞] を使います。
 practice は [動名詞] を好む [動詞] メラフェプスの 1つです … メラフェプスの詳しい説明は ⇒ コチラ
 practice の覚え方などは ⇒ コチラ
 
例文
practice the violin / practice playing the violin
 バイオリンの練習をする
practice playing tennis
 テニスの練習をする
practice painting
 絵をかく練習をす
practice reading
 読み方(朗読)の練習をする
 
   
 

未来完了

[高校]
未来完了形
 
: will+have+過去分詞
 
未来完了形は、未来の特定の時までに終わったり完了したりするだろうということを言う時に使われます
  [完了]「~してしまっているだろう」
  [経験]「~したことになるだろう」
  [継続]「ずっと~したことになるだろう」
 
   
 例文
 ・Next Sunday he will have been here for ten years.
  次の日曜日で彼は10年間ここにいることになる
 ・He will have been gone three years next July.
  来年の 7 月で 3年不在ということになる
 ・He will have finished the work by Friday.
  金曜日までにその仕事を終わらせているだろう
 ・She will have finished it by the time we get home.
  家に着くまでには彼女はそれをし終えているだろう
 ・Next year, I will have had this car for twelve years.
  来年で,この車を所有して12年になります
 

未来の表現

□「近い未来」… 未来を説明する時に使われる表現

英語で、未来のことを表現する方法は主に5つあります。
※ 未来を表す5つの方法の詳しい説明は ⇒ コチラ

 未来のことを説明する時に「近い未来」という言葉を使う人が多いのを感じます。
例えば「will より be going to はより『近い未来』の時に使われます」のような使われ方をしています。
未来のことを「近い未来」という言葉を使って説明しようとする人が思いのほか多いのと
この「近い未来」という言葉を使って説明すると妙に納得する人が多く不安を感じています。
中学生以外では、この「近い未来」という言葉を使う説明はやめるべき時期が来ているように考えています。

英語を学ぶ段階(英語のレベル)では「will と be going to はほぼ同じ」と説明をする時があります。
その段階で、生徒から2つの違いを聞かれた時に「 be going to はより『近い未来』」と説明する気持ちは少し理解ができます。

ただ、実際に使い訳をしようとした時に「近い未来」という表現は判断基準としては全く使えないのです。
まず近い未来」というのは、判断基準として使うには曖昧(あいまい)すぎる表現だということです。
「どの時点からが近い未来」と明確に説明できる人は誰もいないと思います。。
そ1か月先は「遠い未来」なのでしょうか? 明日なら「近い未来」なのでしょうか? それでは1週間は、どのぐらいの未来なのでしょうか?
実際は、そのような「どれぐらい先かという期間」では、どの未来の表現を使うかの判断基準にはならないのです。

どうして、「近い未来」信者がこれまで多いのかを考えた時に、一つの理由は「説明が楽」だということのように思えます。
それぞれの使い方を十分理解して長く説明しなくても「近い未来」という言葉を使って説明すれば簡単に終わってしまうのです。

おそらく、英語を学校で学んでいるだけだったり、受験で英語を使っているだけの段階の時は
近い未来」という言葉を使って覚えていても実害を感じる人は少ないかもしれません。

近い未来」という言葉で切り分けができると信じている人が、
実際に問題を感じるのは、英語を使って実際に使ってやり取りをする時ではないでしょうか。
間違えた使い方をしていても、ネイティブに「間違えている」とは普通指摘されることはありません。
問題を感じるのは、実際に未来のことを話そうとしたり Mail などで文章を作ろうとしている時に、
will なのか be going to なのか 現在進行形を使うのか考えた時に
「近い未来」という判断基準が全く役に立たない判断基準だということに初めて気がつくのではないでしょうか。
本気で、実用的な英語を学ぼうとしているのであれば、未来の表現を選ぶ時に「近い未来」を判断基準とするのはやめた方がいいのです。

□ 下記は、未来に関する記事です。「近い未来」という表現は使っていません。
未来を表す5つの方法の詳しい説明は ⇒ コチラ
willbe going to の使い分けの詳しい説明は ⇒ コチラ
□ 未来を表す現在進行形の詳しい説明は ⇒ コチラ
未来進行形の詳しい説明は ⇒ コチラ

 

不定詞 [高校]

[中学][高校]
なぜ誤った情報を信じる人が減らないのでしょうか … [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向

多くの人が「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」ということを信じています。
この情報が必ずしも正しくないことは、ある程度英語の実力・知識があるひとならわかっていることなのです。
なぜ正しくない情報を信じている人がなぜ多いのか、以前考えてみたことがあります。
[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」と考えるとうまく説明できることがあります。
その説明をして、黒板に「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」と書いたのかもしれません。
そして、口頭で「これが当てはまらないこともあるので注意するように」と付け足したとします。
聞いた人の中には、口頭の説明をノートに記入しない人も何人かいます。
あとから、ノートを見直したときにに「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」としか書いていません。
それで、このことが当てはまらないことがあることが抜けてしまった … というような感じなのかな…と思っていました。

最近、原因はどうやらそれだけではないことが分かってきました。
英語の質問をするサイトで、ある程度実力があると思われる方が「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」であると
言い切って説明をされていたのです。そして、そのことは、自分の説明が正しいことを言うために使われていたのです。
しかも、その説明の中には「当てはまらないこともある」というような但し書きのような文言はありませんでした。
驚かされるのは、それが一人ではなく複数の方がされていたということです。
その回答をされた方々は、それぞれある程度英語の実力もあると思われる方々で、一人の方はは英検1級で以前英語の教師もされていると
回答の中に記入されていました。その情報は「回答者自身は実力があり、回答は正しいです」アピールしているようなものです。
正しい回答(情報)であれば、問題ないと思うのですが、間違えている情報にそのような文言が書かれているのは厄介なものです。

「必ずしも[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向ではない」ということは
ある程度英語の実力・知識がある人なら当然認識されているものと思っていましたが、
どうやらその考え(希望)も正しくなかったようです。
ある程度英語の実力がある方の中には、英語を説明する中で
「 [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向である」と言い切ってしまっているのです。
これでは、正しい認識をされている方が「それは、必ずしも正しくない誤ったこと」と言い続けても
いつまでも誤った情報を信じている人が減らない原因の一つだと思われます。

正しくない情報が使われ続けている別な理由の一つは、何かを説明するときに、その(誤った)情報を出すことで説得力が増す効果があることもあるようです。
その時説明していることに当てはまれば、ほかの場合に当てはまらなくても「妙に説得力」が出てくるのも原因の一つのように思えます。

まとめ … 誤った情報を信じる人が減らない理由
〇 何かを説明するときに、それがその説明には当てはまる情報を出すことで、その説明に説得力が増す効果がある
・・ある程度英語の実力がある人が、自信をもって積極的に誤った情報を発信している
〇 その他

「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向 … とは限らない」の記事は ⇒ コチラ
※ 正しくないことを証明するには、間違えている例を1つでも示せばいいため、それほど難しいことではありません。


文法 (高校)

not が否定するのは 動詞 だけではない
 
 not をよく見かけるのは、[動詞] を否定する場合ではないででしょうか、
それは [動詞]に直接 not をつけ [動詞]+not という形ではありませんが、[be動詞] や [助動詞]、do / does / did に付いて[動詞]を打ち消す意味になります。
※ このサイトでは、do / does / did を [お助けマン] という呼び方をしていますコチラ
 
 not が使われる多くは [動詞] を否定するためですが、下記のような使われ方もあります。
 ・Ask Tom, not his wife.
  彼の妻ではなくて、トムに聞いて。
 ・Come early, but not before five.
  早く来て、でも5時前じゃないよ
 

カジュアルな言い方 / 硬い言い方

[中学][高校][一般]

I look forward toI am looking forward to



〇 教科書などで I look forward toI am looking forward to の両方を見かけて、
・・どのように使いわけるのか疑問に思った人もいるかもしれません。

イギリスの語学学校に通っていた時に聞いたのは、ビジネスなどのやり取りでは
I am looking forward to は使用しないで、 I look forward to を使うように教わりました。

I am looking forward to は、ビジネスやかしこまった時に使うのには適さないということになります。
逆に、 I look forward to  はビジネスなどで使われる為、親しい友達同士のやり取りで使うと
距離感を感じたりよそよそしい感じになるように思えます ⇒ 親しい友達には I am looking forward to を使いましょう

下記の文は、ある中学の教科書でホームステイでお世話になったお宅にお礼状の最後に書かれた文章として登場しています。
相手が友達ではなく、お世話になった人へのお礼状のため look forward to と進行形にしない方が無難です。
I look forward to seeing you again someday.

教科書(Here We Go!) の例
I am looking forward to seeing you. 2⃣ U-03
会うのを楽しみにしているよ

□ 下記は東京都立高校入試問題look forward to が使われている文を抜き出したものです。
  使われていた状況も簡単に追記しています。
※ 東京都立高校入試問題の長文問題でよくあるパターンは、高校生と外国から来た交換留学生のやり取りです。
・ 同級生・クラスメートの間柄(あいだがら)なので、やり取りは「友達同士の日常会話」であることが多いです。
※ 2022年には1回、2023年には5回登場していますが、全て I am looking forward to という形が使われています
東京都立高校入試問題では、look forward to を使って作文する問題は出題されませんlook forward to を見かけた時に意味が分かれば十分です。

2022年2月実施 東京都立高校入試問題
・・・[簡単な説明] Riku がクラスメートだった友達 Tony にあてた Mail の最後に書かれた文です。
・I’m looking forward to seeing you again.

2023年2月実施 東京都立高校入試問題
・・・[簡単な説明] 高校生の Hiroto の家にホームステイしている留学生 Mike が Hiroto に言った言葉です。
・I'm looking forward to having a good time.

・・・[簡単な説明] アメリカに帰国した Mike が Hiroto に送った Mail の文章の1文です。
・I'm looking forward to seeing you in Tokyo next spring.

・・・[簡単な説明] Hiroto がMike に送った返信のMailの文です。
・I'm looking forward to it.
・・・※ it は 来春会った時にいくつかの場所に遊びにいくこと

・・・[簡単な説明] 美術部の高校1年の同級生何人かとアメリカからの留学生のBobの美術教室での会話で Bobが言った文です。
・I'm looking forward to seeing your picture in the exhibition.

・・・[簡単な説明] Bobの日記に書かれた1文です。
・I'm looking forward to the exhibition.



迷わないために (言い方を決めておく) … この中でも look forward to の使い方を紹介しています ⇒ コチラ

文法

[中学][高校][一般]
未来を表す5つの方法

 未来を表す方法はいくつかあります。状況によって使い分けをしています。
 「近い未来」などという「あやふや」な言葉を判断基準にしないで、自信を持って使い分けられるようにしたいものです。

 1⃣ [現在形]
  ※[現在形] を未来の意味で使うのは、次の2つがあります。
   ㋐ 時刻表, 計画表, 予定表 に載っているようなことは、未来のことであっても[現在形]を使います
    ・Her train arrives at 11:30.
    ・(彼女の乗った) 列車は11時半に到着します。
 
   

   ㋑ 条件や時を示す従属節の中で … 未来のことであっても[現在形]を使います
     条件は「if などを使った文」時は 「when を『~の時』という意味で使った文」と考えてください。
     ※ よく間違えて will をつけたり「will はつけなくていいのか」と質問される人が多かったりする [現在形] の使い方になります。
    ・If it rains tomorrow, I will stay at home.
     明日雨なら家にいます
     ※ 明日のことを言っていますが、[現在形]にしています … If it will rain tomorrow と will は使いません
    ・We hope you will have time to visit us, when you come to Japan.
     来日の折は私たちのところに立ち寄ってくださる時間があることを希望します
     ※ 日本にやってくるのは未来のことですが、[現在形]にしています … when you will come to Japan と will は使いません
    [比較]
    ・I don’t know when she will come back to Japan.
     日彼女がいつ日本に戻ってくるかわからない
     when が「~の時」という意味[接続詞]ではなく、「いつ」という[疑問詞]として使われているため will が使われています
 
    
 
 2⃣ will
  will には主に次の2つの使い方があります。
   その場で決めたことを言う時
    ・I will take these shoes.
     この靴いただくわ
 
   

   未来についての情報を教える時 (予報や予言を含む)
    ・I will be 10 years old next month.
     来月10歳になります
 
   
 
   will be going to の詳しい説明は ⇒ コチラ
   will の他の使い方も含めた説明コチラ
 
 3⃣ be going to
  ※ be going to には主に次の2つの使い方があります。
   以前に決めた未来のことを言う時 (日本語では「~するつもり」「~する予定」になります)
    ・We are going to have a party this weekend. Can you come to the party?
     今週末パーティーをするつもりなんだけど、来ることできる?
 
   
 
   状況からみてほぼ確実に起こる未来を言う時
    ・It is going to start raining soon.
     雨がもうすぐ降り出すぞ
 

   
 
 4⃣ [現在進行形]
  ※ 未来を表す[現在進行形]は「チケットを購入する」など未来のことを既にアレンジした時に使います。
    特に予約などをしない場合でも、誰かに会う場合であれば、相手に都合を聞き日時などを決めて行くようにした場合も[現在進行形]を使います。
  ※ 未来を表す[現在進行形]を使う場合は、通常未来を表す言葉も一緒に使います … 例:next week (来週)
  ※ 未来を表す [現在進行形] は、今日の午後、明日、来月などでも使用します。
   例えば、仕事で出張が決まり、飛行機などのチケットを手配しているのであれば、数か月先のことでも [現在進行形]を使用します・
 
    ・I’m going to the concert next month.
     来月コンサートに行くんだ
 
   
 
   未来を表す[現在進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 5⃣ [未来進行形]
  ※ [未来進行形] には主に次の3つの使い方があります。
   未来で進行している事
    ・This time tomorrow, I’ll be sleeping in bed.
     明日の今頃はベッドで寝ているところだろうよ
 
   

   決まってる」又は「起こることが予期できる」事
    ・We will soon be arriving at Tokyo Station. … [事の成り行き上当然起こることが予期される未来の事柄]
     [電車内のアナウンス] まもなく東京駅に到着します
 
   

   決定したか不明な時
    Will you be staying in this evening?
     今晩、家にいますか [とても丁寧な質問]…「私はただ単にあなたの予定を知りたいだけ」をそれとなく言っています。
 
   

   [未来進行形] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 

文法 (高校)

[高校][一般]
 
日本語と英語で異なる感覚 [順次更新予定]
 日本語と英語で考え方や感覚が異なるため、日本語を英語にしようとした時に、混乱したり間違えた言い方をすることがあります。
 いくつかの表現は、最初から「日本語と英語で考え方が異なる」と思っていれば疑問に思ったり
 英語を日本語言い方に合わせようと考えることも少なくなるのではないでしょうか。
 
 ここでは、日本語と英語で感覚が異なると思われるものを紹介したいと思います(順次更新予定)。
 
 □「覚えてろよ(2023年10月13日)
  「水戸黄門」などの時代劇でよくあるシーンです。
  町の悪党が、娘さんに絡んでいるところに、ご老公一行が通りかかります。
  普通の娘さんが悪者に絡まれているようなので、ご老公がお供の助さん、格さんに助けるように言います。
  助さん、格さんにコテンパンにやられた悪党は、去り際に捨て台詞をいいます「覚えてろよ!」
  この台詞を英語ではなんというのでしょうか。
  以前、アメリカ人の英会話の先生に聞いたところ、次のような英語を教えてくれました。
  ・I’m gonna remember this!
  日本語に直すと、「(俺は)覚えているからな」なのです。
  日本語では、相手に対して覚えているように命令しています。それに対して
  英語では、自分がやられたことを覚えているからな…という言い方なのです。
 
    
 
 □「英語が通じなかった(2023年10月13日)
  海外で、英語で話したのに相手にキョトンとされたり、期待していることと違う対応をされた時に、
  自分が言ったことが相手に正確に伝わっていないことに気づきます。
  このような時に、日本語では「英語が通じなかった」といいますが、
  意味は「自分の言っていることを相手がわかってくれなかった」ということを言っています。
   一方、英語では次のように言います。
  ・I couldn’t make myself understood in English.
  これは「自分が理解されなかった」という意味になります。
  日本語では「相手が理解しなかった」のに対して、英語では「自分が理解されなかった」と異なった言い方になります。
   「英語が通じなかった」の詳しい説明は ⇒ コチラ

・   

 □「どちら様ですか(2023年12月19日)
   ・To whom am I speaking?
   ※ 英文をよく見てもらえばわかりますが、直訳は「私は誰に話しているのでしょうか」になります。
    この英文は「どちら様でしょうか」と訳されることが多いですが、日本語の意味は「誰が話しているのでしょうか」です。
    日本語では「誰が話している?」のに対して、英語では「(私は)誰に話している?」となります。
    詳しい説明は ⇒ コチラ

・   

 □「…でないと思う」「とは思わない(2023年10月13日)
  日本語では「彼は正しくないと思う」という言い方が好まれるのに対して、英語では「彼が正しいとは思わない」という言い方をします。
  ※ 英語は「思う」というのを否定するのに対して、日本語は「思う」でない方を否定します。
   詳しい説明は ⇒ コチラ
 
    

 □「医者に診てもらう」「医者に会う・医者を見る」(2023年12月29日)
  ※日本語では 「医者に診てもらう」と [受け身] の響きがある言い方をしますが、
   英語では see a doctor「医者に会う」と [受け身] の響きはありません。
   ・You should go to see a doctor.
    医者に診てもらいに行った方がいい
   詳しい説明は ⇒ コチラ
 

    

 □「買い物に行く」「スキーに行く(2024年04月07日)
  ※ 日本語では 「買い物行く」や「スキー行く」という言い方をします。 
   この日本語をもとに、英語の下記のように考える人がいますが、英語では言わない表現になります。
  × I went to shopping. [間違えた言い方]
   買い物に行く

  × I went to skiing. [間違えた言い方]
   スキーに行く
  英語では go to の後ろは [場所] がきます。go の後ろに -ing を使う場合は to はいらないのです。
・  ※ go +[動詞]の-ing形 ⇔ go to +[場所] の記事は ⇒ コチラ
 
    
 

 □ [前置詞]「~」「~」「~」「~から」という時 in を使う。(2023年12月15日)
   英語で使う [前置詞]が、日本語の感覚と異なることがよくあります。
   日本語の感覚と異なることに気を付ける必要があります。
   間違えても意味は通じると思いますが、きれいな英語を使おうとしたら徐々に直していく必要があります。

  ・The sun rises in the east.
   太陽は東から昇る
  ・The sun sinks in the west.
   太陽は西沈む
  ・She punched him in the face.
   彼女は彼の顔殴った
  ・a flap in the face
   くらわせた平手打ち
  ・We went skiing in Nagano last winter.
   私たちは昨年冬長野スキーに行った
  ・He went fishing in the river yesterday.
   昨日彼は釣りに行ったものだ
   go -ing の説明は ⇒ コチラ
 

不定詞 [高校]

[中学][高校]
surecertain「確信して」「きっと~する」
 ※ この記事は、高校生向けで、1⃣ のみ中学生向けの内容になります。
  いろいろなパターンと、誰がそう思っているかの違いがあるので、整理して覚えたいです。

sure [ʃúər][形容詞]「確信して, 自信があって」
certain [səːrtn][形容詞]「確信して, 確かな」
 certain には「いくらかの, ある程度の, 若干の, 多少の」などの意味もあります。

 1⃣ sure / certain + that [中学]
  thatとは that の後ろに[主語]+[動詞]と続くことを表しています。
  that 節の前の [主語] が確信する「人」で、that 節 が確認する「ことがら」です。
  that は省略することができます省略されている場合わかりづらくなるので注意が必要
  中学の教科書 Here We Go! では、この 1⃣ のみ登場します (certain は登場しません)。

・I’m sure [that] you like playing basketball now. 2⃣ U-02 … コチラ
   私は、あなたが今はバスケットボールをするのが好きだと確信しています
  ・I’m sure [that] you’ll like it.
   きっと気に入ってもらえると思います
  ・I am sure [that] it is true.
   確かにそれは本当だ
  ・I am certain that… / I feel certain that
   …は確かだと思う
  ・I am certain [that] I saw it.
   確かにそれを見た
  ・He felt certain that she would succeed.
   彼女は成功するだろうと彼は確信した
 
   
 
 
 2⃣ sure / certain + of + [動名詞] [高校]
  ※ [動名詞] は [動詞] の -ing形 … 詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
  [動名詞] の代わりに [名詞句] を」使うことも可能です。
  sure / certain + [動名詞] は、主語になっている人が確信がある人です (確信をもっているのは話し手ではありません)。
 
  He is sure of passing his exam. = He is sure [that] he will pass his exam.
   彼は試験に合格すると確信している
  I am sure of the fact.
   その事実を確信している
  He is certain of getting the treasure. = He is certain that he will get the treasure.
   彼はそのお宝を手に入れられると確信している
  I was certain of being elected as chairman. =I was certain [that] I would be elected …
   私は議長に選ばれるものと確信していた
  I am not certain of the fact.
   その事実はよくわからない
  He is certain of victory.
   彼は勝利を確信している
  He is certain of her recovery. =He is certain [that] she will recover.
   彼女がきっと回復するものと彼は信じている
 
   
 

 3⃣ sure / certain + to + [動詞の原形] [高校]
  ※ to + [動詞の原形] は [不定詞] と呼ばれています … 詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
  sure / certain + [不定詞] は、確信をもっているのは話し手 です。
  ・He is sure to come. = I am sure [that] he will come.
   彼はきっと来る (話し手が「彼はきっと来る」と思っている)
  ・You are sure to win. = I am sure [that] you will win.
   君は必ず勝つ
  ・Speak of the devil, and he is sure to appear.
   [諺(ことわざ)] うわさをすれば影がさす
   ※ [命令形], and …「~しなさい、そうすれば…」という形をしています。
  ・He is certain to be there. = I am certain [that] he is [or will be] there.]
   彼は必ずそこにいる / 彼は必ずそこに来る
  ・He is certain to pay in cash. = It is certain [that] he will pay in cash.
   彼が現金で払うのは間違いない
 
   
 
 
 4⃣ it is certain + that [高校]
  it is sure that という言い方はしないと覚えましょう。
    これは sure は主観的な確かさに重点が置かれ, certain は確固とした根拠を示しているためです
 
  It is certain that…
   …は確かだ
  It is certain [that] he tried.
   彼が努力したことは明らかだ
  It is certain [that] it happened.
   そのことがあったことは確実だ
  It is certain [that] he went there.
   彼がそこへ行ったのははっきりしている
 
   
 
surecertainly「わかった・了解・はい /かしこまりました」の記事は ⇒ コチラ
 

不定詞 [高校]

[高校]
□ [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向とは限らない

※ [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向 … と学校や塾などで教わっている場合があるようです。
  ただ、この考え(基準)は、ある英文では、当てはまるものの他の英文では当てはまらないことがあるので注意が必要です(確かな基準ではありません)。
  既に「 [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向 」と覚えてしまっている人は「全てには当てはまらない」という情報も追加しておいてください。
  そうでないと、当てはまらない英文に出くわした時に「どうしてだろう」… と考えたり調べたり無駄な時間を費やしてしまう可能性があります。
  実際に「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向と習ったのに、この英文は当てはまらない」とか
  「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向なので、この文章はおかしくないですか」などと質問される人が多いのです。
  この「 [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」というのは[不定詞]と[動名詞]の使い方の全て有効な判断基準ではないということは強調しておきます。
  この基準に必要以上に振り回されないよう気をつけたいものです。
 
   
 
 [不定詞]は未来志向、[動名詞詞]は過去志向 が示していることの説明
  文章の中に[述語動詞]と、[不定詞]もしくは[動名詞]のどちらかがある場合
  [述語動詞]と[不定詞]または[動名詞]の起こる順番を考えた時に、
  ・[不定詞] は[述語動詞]より後に起こる … 未来志向
  ・[動名詞] は[述語動詞]より前に起こる … 過去志向
   つまり、[述語動詞]より前なら過去、後なら未来と考えているのです。
   ※ [述語動詞] とは、文章の主となる[動詞]のことを言っています。
 
 ・I remembered to lock the door.
  忘れないでドアをロックした (覚えていて、そして鍵をした)
  ※ [述語動詞] rememberと [不定詞] の動詞 lock の順番は [述語動詞] remember ⇒ [不定詞] to lock
    この文では、[述語動詞]より[不定詞] の方がに起こるので、未来志向だと考えているのです。
 
   
 
 ・I remember locking the door.
  ドアをロックしたことを覚えている
  ※ [述語動詞] rememberと [動名詞] の動詞 lock の順番は [動名詞] locking ⇒ [述語動詞] remember
   この文では、[述語動詞]より[動名詞] の方がに起こるので、過去志向だと考えているのです。
 
   
 
 ■ [不定詞]は未来志向、[動名詞詞]は過去志向 ではない例
 
 ・I am happy to hear that.
  そう聞いてうれしいです
  ※ [述語動詞] am と [不定詞] の動詞 hear の順番は ① [不定詞] hear (that) ⇒ ② [述語動詞] am (happy)
   この文では、[述語動詞]より[不定詞] の方がに起こるので、未来志向ではないのです。
   ※ 同じ言い方をするなら、この例では [不定詞]は過去志向となってしまいます。
   [不定詞] の 副詞的用法コチラ



 ・I anticipated getting a letter from my uncle.
  おじさんから手紙が来ることは予測していた
  ※ [述語動詞] anticipated と [動名詞] の動詞 get の順番は ① [述語動詞] anticipated ⇒ ② [動名詞] getting (a letter) の順番になります。
   この文では、[述語動詞]より[動名詞] の方がに起こるので、過去志向ではないのです。
   ※ 同じ言い方をするなら、この例では [動名詞]は未来志向となってしまいます。
 
 ・Bob suggested waiting.
  ボブは待つことを提案した
  ※ [述語動詞] suggested と [動名詞] の動詞 wait の順番は ① [述語動詞] anticipated ⇒ ② [動名詞] waiting の順番になります。
   この文では、[述語動詞]より[動名詞] の方がに起こるので、過去志向ではないのです。
   ※ 同じ言い方をするなら、この例では [動名詞]は未来志向となってしまいます。
 
 ・I look forward to seeing you soon.
  すぐにお目にかかれることを楽しみにしております。
  ※ [述語動詞] look forward to と [動名詞] の動詞 see の順番は ① [述語動詞] look forward to ⇒ ② [動名詞] seeing の順番になります。
   この文では、[述語動詞]より[動名詞] の方がに起こるので、過去志向ではないのです。
   ※ 同じ言い方をするなら、この例では [動名詞]は未来志向となってしまいます。
 
□ 下記は、[不定詞]と[動名詞]両方取れる動詞の記事になります。
 「こちらでも「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」」というのが有効な判断基準かどうか自分自身で確認してみるといいかもしれません。
  ● [動詞]+[不定詞] / [動詞]+[動名詞] の両方 OK な動詞 (意味ほぼ同じ) ⇒  コチラ
 
  〇 [関連情報] [不定詞] の副詞的用法: to を and への置き換えコチラ
 
  〇 [関連情報] なぜ誤った情報を信じる人が減らないのでしょうか? (ご参考情報)コチラ
 

動名詞

▢「メガフェプス」 改め「メラフェプス」… [動名詞]が大好きな[動詞]
  後ろに[不定詞]ではなく[動名詞]がくる主な[動詞]の頭文字をとって並べたのが
  megafeps – メフェプス なのです。
 誰が言い始めたのか知りませんが、下記が誰でも知っているぐらい有名です。
 
▢ megafeps – メガフェプス
 m: mind ~ing(気にかける)
 e: enjoy ~ing(楽しむ)
 g: give up ~ing(諦める)
 a: avoid ~ing(避ける)
 f: finish ~ing(終わらせる)
 e: escape ~ing(逃れる)
 p: practice ~ing(練習する)
 s: stop ~ing(やめる)
 
 1回見たら忘れて、代わりに次のフェプスを覚えましょう
 ※ メガフェプス もそうですが、メラフェプスに意味はありません。
  響きよくて覚えやすいので多くの人に使われて来ているのだと思います。
 
・  
 
▢ megafeps – メガフェプス 改め melafepsフェプス
 ※ give up の代わりに look froward to が入っているのが「megafeps – メガフェプス」と異なる点です。
 give upup は [前置詞]です。[前置詞]の後ろは、[名詞]か[動名詞]しか来ません
  覚えるための一覧に入れて覚えなくても give up の後ろに [不定詞] がくることはありえないのです。
   [前置詞]+[動名詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 look forward to は、多くの人が間違えて、後ろに [動詞の原形]を使ってしまうのです。
   look forward toto は [不定詞] の to と勘違いする人が多いのです。give up の代わりに look forward to を入れない理由がないのです。

   m: mind ~ing(気にかける)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   e: enjoy ~ing(楽しむ)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   l: look forward to ~ing(楽しみにする)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   a: avoid ~ing(避ける)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   f: finish ~ing(終わらせる)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   e: escape ~ing(逃れる)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   p: practice ~ing(練習する)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
   s: stop ~ing(やめる)… 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 ※ 中学生は、最低青色になっている mind / enjoy / finish / stop の4つを覚えましょう。
  この中でも enjoy は、最重要単語です。
 ※ 東京都立高校入試では、look forward to が良く使われていますが、意味がわかればOKです。
   (look forward to は、問題文でメールなどのやり取りの最後に挨拶として使われているのがほとんどです)。
  東京都立高校入試では、look forward toを使って作文をする必要はありません。
 
・  
 
 ▢ melafeps – メラフェプス の例文
 
  A: Would you mind taking our picture?
    私たちの写真を撮っていただけますか
  B: No, not at all.
    はい
 ・I enjoyed working with them. 2⃣ Unit 6 (教科書)
  いっしょに作業するのが楽しかったです
 ・I am looking forward to seeing you. 2⃣ Unit 3 (教科書)
  会うのを楽しみにしているよ
 ・He could not avoid laughing.
  彼は笑い出さずにはいられなかった
 ・Did you finish packing? 2⃣ Unit 3 (教科書)
  荷造りは終わった?
 ・He narrowly escaped being killed.
  危うく死を免れた.
  escape は[不定詞]を取らず、[動名詞]をとるというだけで、
   [動名詞]を取る使いかたより escape from などを使う使い方の方が多いです。
 practice playing the violin
  バイオリンの練習をする
 practice playing tennis
  テニスの練習をする
 ・Will you please stop talking!
  話をやめてください
  stop は「~するのをやめる」という時に [動名詞] しかとることができません
    stop の後ろに [不定詞] が来ている文を見たことがあるかもしれませんが、
    これは「~するのをやめる」という使い方ではなく「~するために」という意味の [不定詞]です。
    stop の後ろの [不定詞] は「~するために」という意味です。
    ※「stop の後ろには [動名詞] も [不定詞] もとることができるが、意味が異なる」という説明をする場合があります。
      ただし、厳密に言うと stop がとるのは [動名詞] のみなのです。
      重要なのは分類などではなく、英文を読んだり聞いたりした時に意味がわかり、日本語を正しい英語にできればいいのです。
 
   

・  
 
 次に紹介するのが、高校生向けの「melafepsdaicon – メラフェプスダイコン」
 
 melafepsdaicon – メラフェプスダイコン
  m: mind ~ing(気にかける)
  e: enjoy ~ing(楽しむ)
  l: look forward to ~ing(楽しみにする)
  a: avoid ~ing(避ける)
  f: finish ~ing(終わらせる)
  e: escape ~ing(逃れる)
  p: practice ~ing(練習する)
  s: stop ~ing(やめる)
  d: deny ~ing(否定する)
  a: admit ~ing(認める)
  i: imagine ~ing(想像する)
  con: consider ~ing(熟考する)
 
    

不定詞

[中学][高校]
help+[]+[不定詞]「[人が]…するのを助ける」
 ※ [不定詞] の形は to+[動詞の原形] … 詳しくは ⇒ コチラ
 この help を使った形の [不定詞] では to をつけてもいいし、省略してもよいのです。
  … ということは、to が省略されることが多いのです
   to が省略された文章では、[動詞]が二つ使われていると思い、間違いではないかと感じる人が多いのです。
  ※ この to が省略された[不定詞]のことを「to なし [不定詞]」 と呼ばれることもあります[高校]
  文章の中に[]が含まれない形もあります(下記の例文参照ください)。
 help+[人]+withコチラ
 ※ この形は、中学教科書 Here We Go! 3⃣ Unit 01で登場します ⇒ コチラ

※ [人] の後ろにくるのは  [不定詞]です。[動名詞]は来ません。
  財布探すの手伝ってくれない?
 ・[] Can you help me [to] find my wallet? 
 ・[X] Can you help me finding wallet? … [動名詞]を使ったコチラの言い方はダメだよ。

例文
 ※ [注意] 下記の例文の中には、中学の教科書で出てこない単語や、
      これから学ぶ教科書の範囲で登場する単語も含まれることが考えられます。
 ※ [注意] 下記の例文の中には、[to] という書き方で、
      to を使っても使わなくてもいいことを示しています。
      to を使わないのも間違いでないことを覚えてください

・I helped her [to] lift the box.
 彼女が箱を持ち上げるのを手伝った
・Help me [to] lift it.
 私がそれを持ち上げるのを手伝ってくれ
・I helped my mother [to] do the dishes.
 母の食器洗いを手伝った
 do the dishes = wash the dishes詳しい説明は ⇒ コチラ
・It’s nice of you to help us [to] move today.
 今日は引越しを手伝ってくれてありがとうございました
・Go and help [to] wash the dishes.
 行って皿洗いのお手伝いをしなさい … Go and help wash the dishes. を見ても変だとは思わないで!
  ※ [人] が含まれない例文です。
・He helped [to] repair the car.
 彼は車の修理を手伝った
  ※ [人] が含まれない例文です … He helped repair the car. を見ても変だとは思わないで!
・I helped [to] change tires.
 タイヤの交換を手伝った
  ※ [人] が含まれない例文です … I helped change tires. を見ても変だとは思わないで!
 
   
 
不定詞詳しい説明は ⇒ コチラ
 
ask / tell [人] to do の詳しい説明は ⇒ コチラ
 

不定詞 [高校]

[高校]
▢ [動詞]+[不定詞] / [動詞]+[動名詞] の両方 OK な動詞 (意味ほぼ同じ)
 ※ 動詞と動詞を続ける時、動詞をそのまま二つ続けると、I like play tennis. 「私テニスする好きよ」…のように不自然な文章になります
 ※ そこで、自然な文章になるように後ろの動詞の形を変える必要があります。
 
 形を変えるパターンは動詞によって以下の4つがあります。
a) [動詞]+[不定詞] を好む動詞 ⇒ コチラ [準備中]
b) [動詞]+[動名詞] を好む動詞 ⇒ コチラ
c) [動詞]+[不定詞] / [動詞]+[動名詞] 両方 OK な動詞 (ほぼ同じ意味)本ページ
d) [動詞]+[不定詞] / [動詞]+[動名詞] 両方 OK な動詞 (異なる意味) … コチラ
 ※ [不定詞]の見直し・確認は ⇒ コチラ
 ※ [動名詞]の見直し・確認は ⇒ コチラ
 ※ 特にアメリカ英語の「くだけた会話」で、go や come などの特定の[動詞]の後に
  続けて[動詞]の原形が続く場合があります(この種の文を見かけた時だけ参照すればOKです) ⇒ コチラ
 
 ●[不定詞][動名詞] 両方OK(意味同じ)の[動詞]には「開始終了継続などを表す動詞」:
  start (始まる, 始める)/ begin (始まる, 始める)/ continue (継続する)
  startbegin の詳しい説明は ⇒ コチラ

例文
  ・Let’s start to run. / Let’s start running.
   さあ、走り始めましょう!
    ※ただし、ing の後に通常 -ing は使いません
      It’s starting to rain.
     X  It’s starting raining. … -ing が続くので、通常はこちらの言い方はしません。
       雨が降り出してきている
       英文中の It’s It has の短縮した形です。It is の短縮形ではありません。
 
   
 
  ・It began to rain. / It began raining.
   雨が降り始めました
    begin の後ろに[動名詞]を使うのはどちらかというと一般的ではありません
    begin が -ing形の場合、後ろは[不定詞]になります。
  
  ・He continued to read. / He continued reading.
   読み続けた
 
   
 
 ●[不定詞][動名詞] 両方OK(意味同じ)の[動詞]には「好き嫌いを表す動詞」:
  like (好き) / love (大好き) / hate (嫌い) / prefer (~を好む)
  like+不定詞 / like+動名詞コチラ
 
  例文
  ・I like to drive. / I like driving.
   ドライブが好きです
   like は、後ろに[不定詞][動名詞] が来る特別な使い方があります … 詳しくは ⇒ コチラ
  ・I prefer to read a book. / I prefer reading a book.
   本を読むのが好きです
  ・I hate to see you leave. / I hate seeing you leave.
   あなたがもうお発ちになるのは残念です
 
 ●[不定詞][動名詞] 両方OK(意味同じ): 全く意味の違いなし / ほとんど意味の違いなし
  intend (~するつもりである) / bother (わざわざ~する)
 
  例文
  ・John intends to buy a house. / John intends buying a house.
   ジョンは家を買うつもりだ
  ・Don’t bother to lock the door. / Don’t bother locking the door.
   わざわざドアに鍵をしなくていいですよ
   ※ bother は、通常否定文で「わざわざ…する」
 
   
 

不定詞 [高校]

[中学][高校]
like+[不定詞] / like+[動名詞]
 
▢ 
動詞 like の後ろには、[不定詞]も[動名詞]も使うことができます。
 中学生は(特に学校の授業で説明がない場合)、like の後ろは[不定詞]も[動名詞]も両方OKと覚えましょう
 ※ 下記で説明するように like の後ろに [不定詞]がくる場合と[動名詞]で意味が異なる場合があります。
 ※ [不定詞]の説明は ⇒ コチラ
 ※ [動名詞]の説明は ⇒ コチラ
 
 ▢ 一般に活動を楽しむこと」を言う時は、[不定詞]も[動名詞](特に英国英語)も使うことができます
  ピアノを弾くことが好きだ
  I like to play the piano.
  I like playing the piano.
 
   
 
 
   ※ [動名詞] 何かを1回楽しむことを言う時は like -ing を使います。
    ・I really liked playing the piano with him in the woods last week.
     先週、森の中で彼と一緒にピアノを弾くのが気に入った
 
 選択習慣を言う時は、like+[不定詞]を使います。
 ・I like to do the shopping early on Sunday afternoon.
  日曜の午後に買い物をするのが好きだ

 ・When I’m pouring tea, I like to put the milk in first.
  紅茶を注ぐ時、私は最初にミルクを入れておくのが好きだ
 
   

 ▢[不定詞] not like to には「しない方がいいと思う」という意味があります。
 ・Why didn’t you call me? – I didn’t like to wake you up.
  なんで電話してくれなかったの – 起こさない方がいいと思ったんだ
 
   

[動詞]+[不定詞] / [動詞]+[動名詞] の両方 OK な動詞 (意味ほぼ同じ)コチラ

 

文法 (高校)

[高校][一般]
[動詞の原形]で始まらない[命令文]
 
▢ まず、[命令文](命令形)の復習です。
 ※ [命令文](命令形) は [主語]がなく、[動詞の原形]で始まります。
 ※ [命令文](命令形) は「~しなさい」「~しないでね (~するな)」という日本語になります。
  [命令文](命令形) の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
▢ 実は、[命令文](命令形)の中には、[動詞の原形]ではなく、[主語]に見えるモノから始まる場合があります。
  この形を知らなかったり、見たことがないと、「文章が間違えているのではないか」とか
 「何が起こっているのか」などと考えて混乱してしまうことが考えられます。

・  

 〇 例えば、次の英文です。
  You be a prince.
 
  この英文を見た時に、多くの人は、
  ・「be とあるけど、are の間違いではないの?」とか
  ・「助動詞が抜けたり、付け忘れ? もしかしたら省略?」とか
  ・「もしかしたら仮定法が使われているの?」… と考えてしまうのではないでしょうか。
 
 You be a prince. の日本語訳は「王子様をやってね」とか「王子様演じてね」となります。
 
▢ 下記が説明になります。
 ▢ You が入っていますが、命令文になります … 命令文なので動詞の原形 be が使われています。
 命令形には通常主語がありませんが、[命令文]の中には、次のように[動詞]の前に[主語]のように見えるモノがくる場合があります。
 
 誰に言っているかはっきりさせるため[命令文]の前に名詞・代名詞を使うことができます
  Anne come here – everybody else stay where you are.
   アンはここに来て – 他のみんなはそこにいて
    ※ 普通の [主語]+[動詞]の文(現在形)であれば、動詞は comes / stays となります。
  Somebody answer the phone.
   誰か電話に出て
    ※ 普通の [主語]+[動詞]の文(現在形)であれば、動詞は answers となります。
 
・  

 
 説得や怒りを暗示しているのを強調する時に、[命令文]の前に You を使うことがあります。
  You just sit down and chill out for a while. (君はただ座って少しくつろぎなさい)
  You take your hands off me! (君の手を私から離さないか)
    ※ 上記の2つの英文では、[動詞]の原形も現在形も同じ形のため、普通の [主語]+[動詞]の文のようにとらえてしまう可能性があります
 
  
 

動詞 (高校)

[高校]
I heard Chloe call Jack. ⇔ I heard him called Jack.

単語
heard [həːrd] は hear [híər] の過去形・過去分詞形です。
call [kɔːl] call にはいくつかの意味があります。
※ ここでは「Aを Bと呼ぶ」「を呼ぶ」という意味で使われています。
call の詳しい説明は ⇒ コチラ
・Jack [dʒǽk]「ジャック (人の名前)」
・Chloe [klóui]「クロイ (人の名前)」
※ Jack / Chloe ともアメリカのTVドラマ 24(トゥエンティフォー)に登場する人物の名前です。
※ Chloe は辞書や 24 の字幕でも「クロエ」となっていますが、発音記号や実際に聞いた感じでは「クロイ」です。

▢ 見た目が似た二つの文があります。
㋐ I heard Chloe call Jack.
㋑ I heard him called Jack.

● 2つの文はどちらも正しいのでしょうか。
⇒ 両方とも正しい英文です。
● どちらも正しいとすると、どう違うのでしょうか。
⇒ 2つの文章は次のような意味になります。
・・㋐ I heard Chloe call Jack.
・・・ クロイがジャックを呼ぶのを聞いた
・・㋑ I heard him called Jack.
・・・ 彼がジャックと呼ばれるのを聞いた

説明
hear は[知覚動詞]と呼ばれています。
[知覚動詞]の説明は ⇒ コチラ
・・※ [知覚動詞]の後ろには [動詞の原形]と[動詞の-ing形]が来る形がよく知られていますが、㋑ は[過去分詞]が使われています。
・・・※ [知覚動詞]の後ろに来る [動詞の原形]と[動詞の-ing形] で意味が異なります … 詳しい説明は ⇒ コチラ

2つの文章をheard を除いた形にしてみます。
・・㋐ Chloe called Jack.
・・・ クロイがジャックを呼んだ
・・㋑ He was called Jack. [= Someone called him Jack.]
・・・ 彼はジャックと呼ばれた
・・・※ ㋑ の英文は「~された」という[受け身]の意味のため [過去分詞形]になっています。

● 聞いたことや何かが起こったことについて言う時 [知覚動詞]+[目的語]+[過去分詞] が使われます。
※ [知覚動詞]: hear / feel / see / watch など
※ feel+[目的語]の後は[再帰動名詞]がよく使われます。
※ [再帰動名詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
・・・I haven’t heard the song sung before.
・・・以前その歌が歌われるのを聞いたことがない
・I felt myself thrown forward.
・・前方に投げ飛ばされるのを感じた
・I heard Chloe call Jack. (能動的な意味)
クロイがジャックを呼ぶのを聞いた
・I heard him called Jack. (受動的な意味)
彼がジャックと呼ばれるのを聞いた

動詞

be動詞の be (原形) を使う場合をまとめてみました
 
be (原形)を使う場合
  [命令形]
  [助動詞]の後ろ
  [不定詞]
  [動詞A]+[動詞B]
  used to [動詞の原形]
 
  [命令形]
  [命令形]は、[主語]がなく [動詞]の原形で始ります。
  [命令形]の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
   Be kind to ole people. (お年寄りには親切にしなさい)
 
   
 
  [助動詞]の後ろ
  ※ [助動詞]の後ろは[動詞]の原形になります。
  [助動詞]の説明は ⇒ コチラ
 
   ・It will be cloudy tomorrow. (明日は曇りでしょう)
 
   
 
  [不定詞]
  ※ [不定詞]の形は to+[動詞の原形]
  [不定詞]の説明は ⇒ コチラ
 
   ・Ken has grown up to be an artist. (ケンは成長して画家になりました)
 
   
 
  [動詞A]+[動詞B]
  ※ [動詞]を2つ続けるときは、後ろの[動詞]の形を変える必要があります。
  ※ 後ろの形は[不定詞]か[動名詞]になります。どちらかは前の[動詞]によって決まります。
 
   ・I want to be an artist. (画家になりたい)
 
   
 
  used to [動詞の原形] [高校]
  ※ used to [動詞の原形]は「(以前)~したものだった」という意味になります。

   ・Ken used to be a fisherman. (ケンは以前漁師でした)
 
   
 
 

現在進行形

[中学][高校]
未来を表す[現在進行形]
 ※ 教科書 Here We Go! 3 では、この「未来を表す[進行形]」が使われています。
 
ポイント
 
 どういう場合に未来を表す[現在進行形]を使うのでしょうか?
  「既に手はずを整えたり、手配や準備を済ませた未来のことがら」に [現在進行形] を使います
   例えば、このような場合に 未来を表す[進行形]を使います。
  ・(映画・新幹線・飛行機などの) チケットを購入・予約した
  ・大会の参加申し込みをした
  ・以前から日程が決まっている行事・大会のメンバーに正式に選ばれた
  ・友人と何時に〇〇(場所)で会うと約束した場合
   など
 
 注意点: 通常 未来を表す言葉と一緒に[進行形]を使います
 
▢ パーティーを開くことを例に見てみましょう。
※ 下記のお話は、be going to の話から続いています 。
   will から be going to にるまでの話は ⇒ コチラ

〇 パーティをすることを決めましたが、ある程度の人が来ないとパーティは開けないので
 友達に来るかどうかの確認をしています。この時点では、まだ「開くつもり」なので be going to を使っています
 
・・・

〇 パーティに参加する人もある程度あつまり、場所も確保して
  パーティの時間と会費を決めて、いよいよパーティーを開くことができることになりました。
 この時点で、be going to (つもり) ⇒ [進行形](します) に変わります
 ・ We are having a party next Saturday.
 
・・・

〇 パーティに参加する人は、誰かから予定を聞かれた場合、[進行形]を使って答えることになります。
 ・ I’m going to a party next Saturday. (今度の土曜日パーティに行くんですよ)
  ※ am going to は「~するつもり」ではなく be going が go の [進行形]で、 to は「~へ」という[前置詞]になります。

・・・

▢ コンサートに行く例です
  コンサートによっては、チケットの入手はは抽選になるものもあるようです。
  下の例は、幸運にもチケットを入手して、友達に「コンサートに行くんだ」と話しています。
  既にチケットを入手しているのでwill でも be going to でもなく [進行形] を使います
 ・I’m going to the concert next month. (来月コンサートに行くんだ)

   
 
▢ 新婚旅行でハワイに行く例です
 結婚式場の予約が難しい場合があり、何カ月も前から結婚式の日にちを決めたり
 新婚旅行の日程まで決めたりします。
 既に申し込みをして日程や行先など決まっていれば、たとえ何カ月も前であっても [進行形]を使います。
 ・We’re going to Hawaii next June. (6月にハワイに行きます)
 
   
 
 ▢ [注意] [現在進行形]を未来の意味で使う時は、具体的な日にちなどと共に使うことが必要です。
 
 ▢ [注意] 決定した予定でも、非個人的なものについては進行形より will がよく使われます
 ・We're meeting Anne at 7:00. [個人的]
  私達は7時にアンに会います
 ・The princess will arrive at the airport at 9:00. She will meet the Prime Minister at 11:30. [非個人的]
  皇太子妃は9時に空港に到着されます。総理大臣と11時半に会われます
 
   
 
例文
 A: What are you doing on Saturday evening? (土曜日の夕方何するの)
 B: I'm going to the movie theatre. (映画館に行くんだ)
  ※ B は、Aの質問を受けて時を表す表現(on Saturday evening)を省略しています。
 A: What time is Anne arriving tomorrow? (アンは明日何時に到着するの)
 B: At 11.30. I'm meeting her at the airport. (10時半. 空港で会うんだ)
 ・I'm not working tomorrow, so we can go out somewhere.
  明日は仕事をしないの、私たちはどこか外出できるよ)
 ・Tom isn’t playing football on Saturday. He’s injured his leg.
  トムは土曜日はサッカーをしません。 足を怪我しているから
  ※これらの例では be going to を使うことも可能ですが、進行形の方がより自然ですす。
 
be going to の記事は ⇒ コチラ
未来進行形の記事は ⇒ コチラ

文法 (高校)

[高校]
ここで紹介する文章は、稀な例です。特に覚えたりする必要はありません。興味がなければ飛ばしてください

How much farther have we to go?「この先まだどのくらいありますか」

 ※ この文章をみておかしな文章だと思いませんか。この文章は辞書に載っている例文です。
  have が変な位置にあります。How much farther do we have to go? が正しい形ではないの? と不思議に思いませんか?
 
 have のある文を疑問文にする場合を考えてみます。
  ・You have a car.
  ・You have got a car. [have = have got]
   Do you have a car? … 質問のために Do を使っています。
   Have you a car? … Have を [主語] の前に持っていきます [フォーマルな英国英語のみ]
   Have you got a car? … Have を [主語] の前に持っていきます [会話や、カジュアルな文語]
 
 ▢ 別な辞書の例文です … この文を元に疑問文にした時を考えます。
  We have [a long way] to go. (長い道のりを行かねばならない) …「行くべき長い道のりがある」
   ■ 上記の文の a long way がわからず疑問文にしてみます (How long の代わりにHow much farther にしています)
   ・We have [a long way] to go.
   ・We have [How much father] to go.
    ※ 疑問文にするには、次の2つの方法があります。
   How much farther do we have to go?
    ※ この文だけ見ると、ほとんどの人は、疑問文にする前の文が ㋐ だと思ってしまうと考えられます。
     元の文が ㋑ だと思う人はほとんどいないのではないでしょうか。
    ㋐ We have to go [a long way]. …「私たちは長い道のりを行かなければならない」
    ㋑ We have [a long way] to go. …「私たちには行くべき長い道のりがある」
   How much farther have we to go?
    ※ 上記の文は、疑問文にするために have が[主語]の前に出ているということは、
     have to go とつながっているのではなくhave [How much farther] to go. という構造であることがわかります。
 
 How much farther have we to go? はおかしな文なのでしょうか?
  ※ 疑問文にするために、通常使われる do を使わず、have を [主語] の前に持ってきています ⇒ このため「おかしな文」と感じてしまいます
  ※ 通常使われる do を使わず、have を[主語]の前に持ってきている理由は、
    疑問文にする前は、have to go とつながっているのではなく
have [距離] to go という形をしていたと示すためであろうという結論とします。
   ※ この have の代わりに have got を使っても、疑問文に do を使った時と同様に、have to go とつながっているとも解釈されます。

・・・



不定詞 [高校]

[高校]
▢ The problem is easy to solve. ⇔ The problem is easy to be solved. その問題は解決が容易だ
 
 次の ㋐ と ㋑ の言い方はどちらが正しいのでしょうか (両方正しいのでしょうか / 両方とも間違い?) … 正解は 中ほどにあります。
  「その問題は解決が容易だ」
  The problem is easy to solve.
  The problem is easy to be solved.

 [形容詞]の中には、特別な構造の中で[不定詞]と一緒に使われるものがあります。
  この特別な構造の中では、節の[主語]が[不定詞]の[目的語]にもなっています
  上の説明は文法用語だらけでよくわからない? どういうこと?  … 下に説明しています
  この特別な構造で使われる[形容詞]には次のような ものがあります
  easy, hard, difficult, impossible, good, ready や enough やd too の後の[形容詞] など

 どういう構造になっているかの説明
  ・He’s easy to please.
   ※ please「を喜ばせる, 楽しませる」
   この文章は次のように言うことができます
  To please him is easy. / It is easy to please him.
   彼を喜ばせるのは簡単です
  ・He’s easy to please. では He が[主語]ですが、この[主語]が to please の[目的語] にもなっているのです。
   上の説明は He’s easy to please [him]. の 最後の him が省略されているようなイメージと思えばわかりやすいかもしれません。
   ですので、He’s easy to be pleased. とする必要はないのです。
   上の は間違いとなります。
 
 例文
 ・Japanese is difficult for Europeans to learn. (= It is difficult for Europeans to learn Japanese.)
  日本語はヨーロッパ人にとって学ぶのが難しい
 ・This berry is not good to eat.
  このベリーは食べられない
 ・You are nice to talk to.
 X You are nice to talk to you. … こちらは NG です。
  あなたは話し相手としてすてきな人だ
 ・His behavior is hard to understand.
  彼のすることはどうも納得できない
 
  
 
 
  

文法 (高校)

[高校] (一部 [中学])
▢ [重要]「~のようだsound / look / seem / appear
 順次更新予定です … 説明する項目が多く、全てを一度に記入することができませんでした。

  ● 下記は、実際の文で使われている例を示しています。

  ・Anne looks happy.
   アンは幸せのようだ
  ・This story may sound strange.
   この話は変に聞こえるかもしれない
  ・It seems like a good idea.
   それはいい考えのようだ
  ・He appears wise. / He appears to be wise. / It appears that he is wise.
   彼は賢そうだ
 
 
ポイント
 高校では覚えるポイントがいくつかあります。一度に覚えようとしないで、少しずつ覚えていけばOKです。
 

 1⃣「~のようだ」に使われる [動詞] は次の4つです。
   中学生は「~のようだ」は soundlook の2つを覚えましょう(両方とも Here We Go! の 1年で登場)。
  sound [sáund]「(…を聞いた時に) ~のようだ」U-03 Sounds fun.(楽しそうだね)で登場。
  look [lúk]「(見た目などによって) ~のようだ」 U-08 It looks wonderful! (すてき!) で登場。
  seem [síːm]「~のようだ」
  appear [əpíər]「~のようだ」
 
   
 
 2⃣ sound などの [動詞] の後には [副詞] はきません[形容詞] が来ます
   He appears wise. (彼は賢そうだ)
  × He appears wisely. … wisely は「賢く, 賢明に」という [副詞] です。
   下の[参考]の文を見ると正しいような感じがするかもしれませんが、文は 4⃣ で説明している構造をしています
   [参考] Snails move slowly. (カタツムリはのろのろ動く) … こちらの文は [主語]+[動詞]というシンプルな構造です。slowly は [副詞]。
    [形容詞]の説明は ⇒ コチラ
    [副詞]の説明は ⇒ コチラ

 3⃣ sound などの [動詞] の後に続く[品詞]によって2つの言い方があります。
  ※ 下記では[動詞]を代表して look を使っています。
  A [主語] look + [形容詞]
   ・You look happy. [(あなた)幸せそうね]
    That sounds fun. では「fun が [形容詞]のように使われている」ため like がついていません
      fun が[名詞]として使われ、Thats sounds like fun. という言い方もできます。
  B [主語] look+ like+[名詞]
    ・It looks like rain. [雨になりそうだ (雨のようだ)]
     ※ It は天気を表す it …「天気・気温」「時間」「距離」などを表す itコチラ
     ※ ここで使われる like は 下記の ㋑「~のような」という意味で使われています。
      ㋐ [動詞]「~が好きである, ~を好む」
      ㋑ [前置詞]「~に似た, ~のような」
       like の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 4⃣「~のようだ」として使われる sound / look / seem / appear は
   [主語]+[be動詞]+[補語] において、[be動詞] の置き換えと考えることが可能です。
 
  ・Anne is happy. (アンは幸せだ) や You are tired. (あなたは疲れている) は [主語] [be動詞] [補語] という形をしています。
   上記の is や are の 代わりに look(s)sound(s)seem(s)appear(s) に置き換えたのがこの項目で登場している動詞になります。
  ・Anne looks happy. / Anne sounds happy. / Anne seems happy. / Anne appears happy.
  ・You look tired. / You sound tired. / You seem tired. / You appear tired.
 
   [主語] [be動詞] [補語] の [be動詞] の 代わりにどんな動詞でも使えるわけではありません
    例えば plays を使って、 Anne plays happy. と言うことはできないのです。

・   
 
 5⃣ seemappear に関して
  ※ seem と appear は後ろに to be を付けることが可能です。
  後ろに[名詞(句)]が続く場合は、通常 to be を使います
  ・Yesterday I saw a woman who seemed to be a famous tennis player.
   昨日、有名なテニス選手のような女の人を見かけたよ
   主観的感情を表す時to be が抜け落ちることがあります(特に英国英語)。
  ・He seemed a good scientist. (He seemed to be a good scientist.)
   彼は立派な科学者であるように思われた。
   ※ to be や like がなく、seem の後にすぐに [名詞句] が続く場合、
    一見誤りのように見えますが to be が抜け落ちていると考えてください。
 
   
 
  ② 客観的事実(ほぼ事実だろうということ)について話す時は to be を付ける傾向があります。
   それに対して主観的印象について話す時は to be をつけない傾向があります。
   ・Tom seems to be sick. (トムは病気のようだ) … ほぼ事実だという時に to be を使います。
   ・Bob seems tired. (ボブは疲れているようだ) … これを言った人が感じたことを言っています。
 
   
 
  ③ seem には to be の be の代わりに他の[動詞]を使うことができます
   ・You seem to have no energy these days.
    このごろさっぱり元気が出ないようだ
 
  ④ seem to [動詞] を打消しにする場合。
   ほとんどの場合、don’t seem to / doesn’t seem to を使いますが、
    形式ばった言い方では seem not to という言い方も使われます。次の例で比べてみましょう
    あの噂は本当ではないらしい
    ・That rumor doesn’t seem to be true. … ほとんどの場合は、こちらの言い方をします。
    ・That rumor seems not to be true. … 形式ばっている場合は、こちらの言い方もします。
 
   
 
  ⑤ There seems to be / There appears to be (~があるらしい)という表現
   ※ 6⃣ の表現を使って It seems that there [be動詞] 等とも言えますが、こちらの表現もあることを覚えておきましょう。
   There seems to be no life on the moon. = It seems that there is no life on the moon.
    月には生物がいないらしい.
   ・There seems (to be) no need to tell him.
    彼に言う必要はなさそうだ
   ・There seems (to be) no room for doubt. = It seems that there is no room for doubt.
    疑いの余地がないようだ
 
   この表現は there is / there are「~がある」が大元にあり、それに seems / appears を加えて「~があるようだ」にした形だと考えてください。
    ですので、
    ・There seems to have something wrong with my car. という英文が正しいかどうかは、seems (to) を除いて
    ・There have something wrong with my car. が間違いであるとわかれば、seems が付いた文も間違いと判断できるわけです。
 
・   

  ⑥ seem like+[名詞(句)] という言い方も覚えましょう (to be とは関係ありません)。
   ※ ここで使われてりる like は「~のような.」という [前置詞]です … like の詳しい説明は ⇒ コチラ
    ※  [前置詞] の後には [名詞] もしくは [動名詞] が来ます。[前置詞] の説明は ⇒ コチラ 
   ・It seemed like a good plan
    (それは) いい案のように思えた
   ・His house seems like a rabbit hutch.
    彼の家はウサギ小屋のようだ  

 6⃣ It seems that / It appears that という言い方があります。
  ※ It は[形式主語]で、意味上の[主語]は that 以下 (that より後ろの部分) になります。
   この言い方は[主語1]+[動詞1]+that+[主語2][動詞2] という形をしています。
   下の例を見ればわかりますが、書き換えが可能です … ということは ⇒ 書き換え問題が定期試験で出題されやすいということです。
  ※ 一旦覚えてしまえば、It seems that / It appears that と言った後に好きな文章をつなげるだけなので気軽に使えると思います。
 
   ・It seems that there was a fire yesterday.
    昨日火事があったらしい
   ・It appears that he is right.= He appears right. = He appears to be right.
    彼が正しいようだ
 

 

動名詞

[高校]
[動名詞]を含む慣用的な表現
ここでは[動名詞]を含む慣用的な表現を紹介します。

There is no ~ing「~することはできな」
There is no accounting for tastes.
[ことわざ] 人の好みの理由を説明することはできない;蓼(たで)食う虫も好き好き
※ account for「説明する」
There is no denying his capability as a physician.
医師としての彼の能力は否定できない
There’s no mistaking what we must do.
何をすべきかは明らかである

It is no use [good] ~ing / There is no use (in) ~ing「~してもむだである」
It is no use crying over spilt milk.
[ことわざ] こぼれた牛乳のことで泣き悔やんでも無駄だ;覆水盆に返らず
※ 詳しい説明は ⇒ コチラ

besides ~ing / in addition to ~ing「~のうえに」
Besides advising him, I gave him some money.
彼に助言を与えただけでなく金も与えた
In addition to being a good teacher, she was a great scholar.
(=She was a great scholar as well as a good teacher.)
彼女はよい教師であるばかりでなく, 偉大な学者でもあった

be in the habit of ~ing「~する習慣である」
・My grandmother was in the habit of taking a walk in the morning.
祖母は朝散歩をする習慣があった
・He was in the habit of arriving early for work.
彼は早く来て仕事をする習慣があった

be on the point of ~ing「まさに~しようとしている」
・He was on the point of going.
出掛けようとしていた

worth ~ing / it is worth while ~ing / It is worth while to do「~する価値がある」
Is the book worth reading?
その本は読む価値がありますか
It isn’t worth while going there now.
今行くのは時間の無駄である
It is worth while visiting [to visit] the ruins.
その遺跡は訪れてみる価値がある
It was not worth while going [to go].
行くだけの価値がなかった

feel like ~ing「~したい気がする」
・I don’t feel like eating anything.
どうもあまり食べる気がしない
・I don’t feel like going out tonight.
今晩は外出する気になれない
・I feel like going out for a walk.
散歩に出かけたい気がする

look forward to ~ing「~するのを待ち望む」「~するのを楽しみにする」
※ to は[前置詞]です。[不定詞]の to と勘違いしやすいので注意が必要です。

・We are all looking forward to meeting you.
みんなお目にかかれる日を楽しみにしています

cannot help ~ing / cannot resist ~ing「~せざるをえない」
・I cannot help feeling pity for her.
彼女を同情せずにはいられない
・I cannot help being poor.
自分の貧乏はどうすることもできない
cannot resist smiling
微笑を禁じ得ない

It goes without saying that「~は言うまでもない」
※ without+[動名詞] の説明 ⇒ コチラ

It goes without saying that they will all join us.
彼らがみんな我々に加わるのは言うまでもない
It goes without saying that the theory is correct.
その説が正しいことは言をまたない

What do you say to ~ing / 「~してはどうですか」
※ to は[前置詞]です。[不定詞]の to と勘違いしやすいので注意が必要です。

What do you say to taking a rest?
どうですか一休みしませんか.
What do you say to taking a walk?
散歩はいかがですか

How about ~ing? / What about ~ing?「~してはどうですか」
How about giving me a chance to breathe?
一息つかせてくれたらどうなんだい
How about going for a walk?
散歩に行きませんか
What about going for a swim?
泳ぎに行ってはどうか

★ 他の[動名詞]関連のページ
▢ 動名詞 ① 動詞を名詞にした品詞 ⇒ コチラ
▢ 
動名詞 ② [前置詞]+[動名詞] ⇒ コチラ
▢ 動名詞 ③ [動詞]+[動名詞] ⇒ コチラ
▢ 動名詞 ④ [動名詞]+[名詞]「~するための」 ⇒ コチラ

 -ing がつく用法や単語 ⇒ コチラ


 

動名詞

[高校]
on+[動詞]-ing / in+[動詞]-ing
 ※ [前置詞] on や in は使い方がたくさんあるため、辞書で下記の使い方を見つけるのに少し苦労するかもしれません。

on+[動詞]-ing
 「…と同時に, …するとすぐ, …のすぐあとで;…すると」

On arriving at the door, he opened it soundlessly.
 = On his arrival at the door, he opened it soundlessly.
 = When he arrived at the door, he opened it soundlessly.
 ドアのところへ着くと, 彼は静かにドアをあけた
・Richard fell into a deep depression on hearing the news.
 リチャードはそのニュースを聞いてひどく落ち込んだ
 
▢ ON -ingするとすぐ
 

・ 
 
in+[動詞]-ing
 「〔…している〕ときに, …して」
 
・You should be careful in crossing the street.
 道路を渡るときは注意しなさい(注意するべきだ)
・She slipped in crossing the road.
 = She slipped while [she was] crossing the road.
 彼女は道路を横断するとき、足を滑らせた
 
IN -ing~するとき
 
・ 
 

[動名詞]を使った慣用的な表現 [高校] ⇒ コチラ
 

★ 他の[動名詞]関連のページ
▢ 動名詞 ① 動詞を名詞にした品詞 ① ⇒ 本ページ
▢ 
動名詞 ② [前置詞]+[動名詞] ⇒ コチラ
▢ 動名詞 ③ [動詞]+[動名詞] ⇒ コチラ
▢ 動名詞 ④ [動名詞]+[名詞]「~するための」 ⇒ コチラ

 ★ -ing がつく用法や単語 ⇒ コチラ

動名詞

[中学][高校]
▢ [動詞A]+[動詞B の-ing形] をまとめてみました
 [] ~ []のどのタイプになるかは、ほぼ [動詞A] によって決まります。 
 
[] [動詞A]+[動名詞]「~することが(を)…である」[中学][高校]
● 例: He enjoyed listening to stories at night. (夜には話を聞いて楽しみました)
 [動詞]を二つ続けることはできません[動詞A]+[動詞B]の場合は、後ろの[動詞B]の形を変えることが必要です。
 ※ [動詞B]の形は、[不定詞]にする方法と[動名詞] にする方法があります。
   [動詞B]がどのような形になるかは、[動詞A]によって4つのパターンがあります。
   a) [動詞A]+[不定詞] を好む
   b) [動詞A]+[動名詞] を好む
   c) [動詞A]+[不定詞] / [動詞A]+[動名詞] 両方 OK な動詞 (ほぼ同じ意味)
   d) [動詞A]+[不定詞] / [動詞A]+[動名詞] 両方 OK な動詞 (異なる意味)
    ※ [不定詞]の説明・復習は ⇒ コチラ
    ※ [動名詞]の説明・復習は ⇒ コチラ
 
 [動詞A] and [動詞B] の and の省略 [動詞が二つ続く例] ⇒ コチラ
 
[] go +-ing「~しに行く」[中学][高校]
● 例: I went shopping with a friend. (友達と一緒に買い物に行った)
 趣味などでどこかに出かける時に使います
 ※ go と -ing の間に単語が入る場合があります: go mountain climbing (山登りに行く)
 ※ go+-ing の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
[] do+[動詞]の ing形 …「~をする」… [2022年06月01日追加]
● 例: I went to town to do some shopping. (買い物をしに町へ出かけた)
● 例: I like listening to the radio when I’m doing the ironing. (アイロンがけをしている時にラジオを聞くのが好きです)
 ※ この表現にはいろいろ条件などがあります。詳しい説明は ⇒ コチラ
 go shopping と do the shopping の記事 ⇒ コチラ

 

[]「~しながら…する[高校]
● 例: He came running. (彼は走りながらやってきた)
 ※「~しながら…する」の詳しい説明は ⇒ コチラ
 ※ [動詞A] と [動詞B]の間に単語が入る場合があります。
 
[] need+ –ing「~することが必要」[高校]
● 例: This house needs repairing. (この家は修繕が必要だ)
 need to be [動詞B 過去分詞形] need [動詞B の -ing形]と書き換えができます ※ 記入漏れの「の[過去分詞形]」を追記しました(2021年09月28日)
 ※ この []で使える動詞Aは need 又は want です
 ※ need+ -ing の詳しい説明コチラ
 
 ▢ -ing がつく用法や単語のまとめコチラ

動名詞

[高校]
need / want + [動詞 –ing形]「~する必要がある」
 
need to be [過去分詞]need [動詞 –ing形] と言うことができます [特にイギリス英語]
 ※ need to be [過去分詞] の
   ・to be は [不定詞]、
   ・be [過去分詞] は [受け身] になります。
  なので、need to be [過去分詞] は ⇒ [不定詞]と[受け身]の合わせ技になります … 「~されることが必要だ」
  ※ [不定詞]「~すること」⇒ [不定詞]の名詞的用法 … 説明・復習は ⇒ コチラ
  ※ [受け身] の説明は ⇒ コチラ
  ・This machine needs to be repaired. … この機械は「修理されることが」「必要だ
  ・This machine needs repairing.… この機械は「修理することが」「必要だ
 
補足説明
 この表現で、まず押さえておきたいのが、This house needs to be repaired. の文で
 need の後に[不定詞]が来るのが基本の形だということです。
 ② 次に、その[不定詞]の代わりに repairing と[動名詞]を使って言うことがあるということです。
 ※ ここで repairing と表していますが、受け身の意味も含まれています。そして修理されるのは[主語]の This house になります。
   その下に書かれた The house needs being repaired. も正しい言い方のように、
   もしくは、このような言い方もあるように思えるかもしれませんが間違いなのです。
 
 ※ 別な見方をすれば、I need a pen. (私はペンが必要だ) の pen の代わりに、repairing を使って
  This house needs [repairing]. (この家は [修理] が必要だ) … と考えれば理解しやすいかもしれません。
  ※ I need a pen. でペンが必要なのは I (私)で、This house needs repairing. で [修理] が必要なのは This house になります。

 


 
 ▢ 例文
 ・This house needs to be repaired.
 ・This house needs repairing.
  この家は修繕が必要だ
 
 ・This chapter needs to be rewritten.
 ・This chapter needs rewriting.
  この章は書きなおさなければならない.
 
 ・This grass needs to be cut shorter.
 ・This grass needs cutting shorter.
  この芝はもっと短く刈る必要がある.
  ※ grass と glass ⇒ コチラ
 
 ・The present law needs to be modified.
 ・The present law needs modifying.
  現在の法律は修正する必要がある
  ※ present と pleasant ⇒ コチラ
  ※ law とlow ⇒ コチラ
 
 ・His performance needs to be polished.
 ・His performance needs polishing.
  彼の演技は磨きをかけなければいけない.
 
 ・This pencil needs to be sharpened.
 ・This pencil needs sharpening.
  この鉛筆は削る必要がある
 
 ・The roof needs to be repaired.
 ・The roof needs repairing.
  屋根は修繕が必要だ
 
 ● 2022年04月発売の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 」(英語名 Spider-man No Way Home)にも、両方の言い方が使われていました。
 ・Hey, I told you, I don’t need fixing. (言っただろう、(治すことは)必要ない)
 ・We don’t need to be fixed. [おれたちには(治すことが)必要ない]
 
 ● 2022年03月発売の映画「キングスマン:ファースト・エージェント 」(原題: The King’s Man)にも、need+-ing が使われていました。
  [Father]I shouldn’t have brought you here. We need to get home where I can protect you.
  [Son] I just protected you. I didn’t need protecting. (ボクは守ってもらわなくよかったんだ)

 

 
want to be [過去分詞] は want [動詞 –ing形] と言うことができます [特にイギリス英語]
 この場合の wantneed を意味しています … 形式ばらない英国英語。
  ・That dog wants a clean. (あの犬はきれいにする必要がある)
 
例文
 ・This coat wants to be cleaned. (= This coat needs to be cleaned. )
 ・This coat wants cleaning. (= This coat needs cleaning. )
  このコートは洗濯が必要だ。

▢ [補足説明] 特定の動詞の後ing形が「受け身」の意味を持つことがあります。 
 ※ [動詞A] to be [動詞B]の過去分詞形 = [動詞A]+[動詞B]の-ing形 となります( need の項目の説明と同じになります)
 ※ 特定の動詞とは、deserverequire などです。上記で説明した needwant も含まれます。
  deserve [dizəːrv]「値する」
  require [rikwáiər]「必要とする」
   ※ deserve, require とも高校で覚えたい単語です。
 ※ この使い方は、どちらかというとアメリカ英語よりイギリス英語でよく使われるようです。
 
▢ 例文
 ・His article deserves reading. = His article deserves to be read.
  彼の論文は読む価値がある
 ・Those children require looking after. = Those children require to be looked after.
  あの子供たちは世話をしてやる必要がある

□ []+ need / want / prefer / would like []+[動詞の過去分詞] … 2023年03月03日追記
 ※ ここで説明する内容は、前(ここより上の部分)で説明している内容と似ていますが異なっています。
  整理して考えないと混乱してしまう可能性があるので注意してください
 ここで説明する内容は、[主語] が []の場合です ⇔ 前に説明している内容は、[主語] が []の場合です。
  前の部分で説明している内容と、ここで説明している内容を例文を使って示します
   この家は修繕が必要だ
  This house needs to be repaired. … [前の部分で説明]
  This house needs repairing. … [前の部分で説明]
  We need this house repaired. … [ココで説明]
  We need this house to be repaired. … [ココで説明]
  We need this house repairing. … [ココで説明]
  We need to have this house repaired. … [別の記事で説明]
   ※ この文には[使役動詞] have が使われています … 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
□ 次の形の英文で「[人]が[物]が~されることが必要(need)」などと言うことができます。
 [人]+need/ want/ prefer / would like [物]+[動詞の過去分詞]
 
 to be: [動詞の過去分詞] の前に to be を追加することもできます
  ※ to be の アリ/ナシ はほぼ同じ意味と考えてください。
  ・Be careful when washing those cups! I don’t want them [to be] broken.
   そのコップ洗う時に気を付けてくれよ。割って欲しくないんだよね。
   ※ washing の代わりに when you wash と言うことも可能です … 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 need + -ing : 動詞が need の場合のみ、[過去分詞]の代わりに -ing 形を使うことができます
  ※ [過去分詞]の代わりに -ing形を使っても意味は同じです。
  ※ -ing形を使った場合、その前に to be を使うことはできません。
  ・I need this house repaired.
  ・I need this house repairing.
  X I need this house to be repairing. … この言い方はできません
 
 


現在分詞

[高校]
▢ [現在分詞]「~しながら…する
※ 下記の「1⃣2⃣3⃣」の項目に沿って説明していきます。
1⃣ 語順
※「~しながら」「…する」を英語にする場合: 日本語と英語では語順が逆になります
・・英語の語順は「…する」「~しながら」となります。
※ 語順に関しての説明は ⇒ コチラ
2⃣「~しながら」は [現在分詞] です ⇒ 形は [動詞] の-ing形 になります。
3⃣ 代表例:
・・それでは上記に注意して、例文「彼は走ってやって来た (走りながらやって来た)」を実際に作ってみます。
・・主語: He / 動詞: came /「走って (= 走りながら) [現在分詞]」: running
He came running. となります
・・※ 上記の文は、基本的な単語が3つなので代表例として 覚えてしまいましょう。 
・・※ 見慣れないうちは違和感があるかもしれませんが、
・・・ 同じような例をいくつか見たり、自分でも作文するうちに次第に違和感が薄れていくと思います。

例文
・He stood on the curbstone waiting for the light to change.
縁石の上に立って信号が変わるのを待っていた
・We sat around the kitchen table for hours eating brunch.
私たちは遅い朝食を食べながら何時間も台所のテーブルを囲んで座っていた
・Hachikō, the dog, stood patiently waiting for his master’s return.
ハチ公はじっと主人の帰りを待っていた
・Anne sat in the sun, reading a book.
アンは日なたに座り読書していた
・He sat reading a paper.
腰をおろして新聞を読んでいた
・They spent the whole night talking.
かれらは一晩語り明かした
・When I was young I’d listen to the radio waiting for my favorite songs.
若い頃お気に入りの歌を待ちながらラジオを聴いていたものでした (カーペンターズ Yesterday Once more)
※ I’d listen は I would listen の短縮形。過去の習慣を示す would の説明は ⇒ コチラ

補足説明
● この「~しながら」を表す現在分詞 [-ing形]は、[副詞]のような使われ方をしています。
<副詞の場合> Snails move slowly. (カタツムリはのろのろ動く) の文の slowly が[副詞] :
・・「のろのろ」が、[動詞]「動く」を説明しています。[副詞]の位置は動詞のすぐ後ろ
<現在分詞の場合> He came running. (彼は走りながらやって来た)の文の running が[現在分詞]:
・・「走りながら」が[動詞]「やって来た」を説明しています。[現在分詞] の位置は、動詞のすぐ後ろ。
※ [副詞] の主な働きの一つが動詞を説明…「〇〇のように□□する」の「〇〇のように」に当る部分]
※ [副詞]の説明 ⇒ コチラ

● go -ing形 と混同しないように整理して覚えましょう。
・・※ [現在分詞]を使って「~しながら…する」を表す場合、[動詞]と[現在分詞]の間に単語が入ることもありますが、
・・・ He came running. のように [動詞]と[現在分詞]が続くことがあります。その場合、go -ing形 と見た目が似ているので注意が必要です。
・・go -ing形 の復習・確認は ⇒ コチラ

不定詞 [高校]

[高校]
musthave to~しなければならない」の違い・使い分け
 ※ have to の発音 ⇒ [hǽftə/ hǽftu]
 ※ must …[助動詞] ⇒ コチラ
 ※ must の書き換えに関して ⇒ コチラ
 両方とも「何かする必要がある」と言う時に使われます
 どちらを使っても問題ないときもありますが、must と have to には違いがあり、これが重要なときがあります
 
must は「個人的個人的にそう思う時に使用: 個人的な感情(話し手が考える義務)を伝えるときにmust が使われます。
 ・You must do something. (何かしなければなりません) ⇒ 話し手が「必要だ」と思っている
 ・She’s a really nice person. You must meet her.
  彼女は本当に良い人だ。知り合いになったほうが良い
   話し手が、「知り合いになったほうが良い」と思っている
 ・I must go home now. The big game will start on TV at Seven.
  家に帰んなきゃ。7時からテレビで大事な試合が始まるんだ。
 
 must を「~しなければならない」と訳すと不自然な日本語になる時があるため、「~した方がいい」と訳す場合があります。
 ※ must と should と had better は意味がよく似ています。
 ※ meet「知り合いになる」⇒ コチラ
 
   

have to は「個人的… 規則などで仕方ないと思う時などに使用: 規則や、他の人からの義務の時に使われ、個人的感情には使われません。
 ・You have to do something. (何かしなければなりません) ⇒ 規則や状況の為
  ※ You must do something. の must を have to に置き換えただけですが、must と have to では、聞いた時の印象が異なります。
 ・You can’t turn right here. You have to turn left.
  ここでは右折できません。左折しなければならない ⇒ 交通ルールなので仕方がない
 ・My eyesight isn’t very good. I have to wear glasses for reading.
  視力がよくないので、読書にはメガネをかけなければならない
 ・I have to go home now to help my mom.
  お母ちゃんの手伝いに帰んなきゃなんないんだ。
 ・
   

 
 must と have to のどちらを使ったらいいか不確かな時、迷ったは、have to を使う方が安全です。