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「~のようだ」sound / look / seem / appear

2024-05-16文法 (高校)

[高校] (一部 [中学])
▢ [重要]「~のようだsound / look / seem / appear
 順次更新予定です … 説明する項目が多く、全てを一度に記入することができませんでした。

  ● 下記は、実際の文で使われている例を示しています。

  ・Anne looks happy.
   アンは幸せのようだ
  ・This story may sound strange.
   この話は変に聞こえるかもしれない
  ・It seems like a good idea.
   それはいい考えのようだ
  ・He appears wise. / He appears to be wise. / It appears that he is wise.
   彼は賢そうだ
 
 
ポイント
 高校では覚えるポイントがいくつかあります。一度に覚えようとしないで、少しずつ覚えていけばOKです。
 

 1⃣「~のようだ」に使われる [動詞] は次の4つです。
   中学生は「~のようだ」は soundlook の2つを覚えましょう(両方とも Here We Go! の 1年で登場)。
  sound [sáund]「(…を聞いた時に) ~のようだ」U-03 Sounds fun.(楽しそうだね)で登場。
  look [lúk]「(見た目などによって) ~のようだ」 U-08 It looks wonderful! (すてき!) で登場。
  seem [síːm]「~のようだ」
  appear [əpíər]「~のようだ」
 
   
 
 2⃣ sound などの [動詞] の後には [副詞] はきません[形容詞] が来ます
   He appears wise. (彼は賢そうだ)
  × He appears wisely. … wisely は「賢く, 賢明に」という [副詞] です。
   下の[参考]の文を見ると正しいような感じがするかもしれませんが、文は 4⃣ で説明している構造をしています
   [参考] Snails move slowly. (カタツムリはのろのろ動く) … こちらの文は [主語]+[動詞]というシンプルな構造です。slowly は [副詞]。
    [形容詞]の説明は ⇒ コチラ
    [副詞]の説明は ⇒ コチラ

 3⃣ sound などの [動詞] の後に続く[品詞]によって2つの言い方があります。
  ※ 下記では[動詞]を代表して look を使っています。
  A [主語] look + [形容詞]
   ・You look happy. [(あなた)幸せそうね]
    That sounds fun. では「fun が [形容詞]のように使われている」ため like がついていません
      fun が[名詞]として使われ、Thats sounds like fun. という言い方もできます。
  B [主語] look+ like+[名詞]
    ・It looks like rain. [雨になりそうだ (雨のようだ)]
     ※ It は天気を表す it …「天気・気温」「時間」「距離」などを表す itコチラ
     ※ ここで使われる like は 下記の ㋑「~のような」という意味で使われています。
      ㋐ [動詞]「~が好きである, ~を好む」
      ㋑ [前置詞]「~に似た, ~のような」
       like の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 4⃣「~のようだ」として使われる sound / look / seem / appear は
   [主語]+[be動詞]+[補語] において、[be動詞] の置き換えと考えることが可能です。
 
  ・Anne is happy. (アンは幸せだ) や You are tired. (あなたは疲れている) は [主語] [be動詞] [補語] という形をしています。
   上記の is や are の 代わりに look(s)sound(s)seem(s)appear(s) に置き換えたのがこの項目で登場している動詞になります。
  ・Anne looks happy. / Anne sounds happy. / Anne seems happy. / Anne appears happy.
  ・You look tired. / You sound tired. / You seem tired. / You appear tired.
 
   [主語] [be動詞] [補語] の [be動詞] の 代わりにどんな動詞でも使えるわけではありません
    例えば plays を使って、 Anne plays happy. と言うことはできないのです。

・   
 
 5⃣ seemappear に関して
  ※ seem と appear は後ろに to be を付けることが可能です。
  後ろに[名詞(句)]が続く場合は、通常 to be を使います
  ・Yesterday I saw a woman who seemed to be a famous tennis player.
   昨日、有名なテニス選手のような女の人を見かけたよ
   主観的感情を表す時to be が抜け落ちることがあります(特に英国英語)。
  ・He seemed a good scientist. (He seemed to be a good scientist.)
   彼は立派な科学者であるように思われた。
   ※ to be や like がなく、seem の後にすぐに [名詞句] が続く場合、
    一見誤りのように見えますが to be が抜け落ちていると考えてください。
 
   
 
  ② 客観的事実(ほぼ事実だろうということ)について話す時は to be を付ける傾向があります。
   それに対して主観的印象について話す時は to be をつけない傾向があります。
   ・Tom seems to be sick. (トムは病気のようだ) … ほぼ事実だという時に to be を使います。
   ・Bob seems tired. (ボブは疲れているようだ) … これを言った人が感じたことを言っています。
 
   
 
  ③ seem には to be の be の代わりに他の[動詞]を使うことができます
   ・You seem to have no energy these days.
    このごろさっぱり元気が出ないようだ
 
  ④ seem to [動詞] を打消しにする場合。
   ほとんどの場合、don’t seem to / doesn’t seem to を使いますが、
    形式ばった言い方では seem not to という言い方も使われます。次の例で比べてみましょう
    あの噂は本当ではないらしい
    ・That rumor doesn’t seem to be true. … ほとんどの場合は、こちらの言い方をします。
    ・That rumor seems not to be true. … 形式ばっている場合は、こちらの言い方もします。
 
   
 
  ⑤ There seems to be / There appears to be (~があるらしい)という表現
   ※ 6⃣ の表現を使って It seems that there [be動詞] 等とも言えますが、こちらの表現もあることを覚えておきましょう。
   There seems to be no life on the moon. = It seems that there is no life on the moon.
    月には生物がいないらしい.
   ・There seems (to be) no need to tell him.
    彼に言う必要はなさそうだ
   ・There seems (to be) no room for doubt. = It seems that there is no room for doubt.
    疑いの余地がないようだ
 
   この表現は there is / there are「~がある」が大元にあり、それに seems / appears を加えて「~があるようだ」にした形だと考えてください。
    ですので、
    ・There seems to have something wrong with my car. という英文が正しいかどうかは、seems (to) を除いて
    ・There have something wrong with my car. が間違いであるとわかれば、seems が付いた文も間違いと判断できるわけです。
 
・   

  ⑥ seem like+[名詞(句)] という言い方も覚えましょう (to be とは関係ありません)。
   ※ ここで使われてりる like は「~のような.」という [前置詞]です … like の詳しい説明は ⇒ コチラ
    ※  [前置詞] の後には [名詞] もしくは [動名詞] が来ます。[前置詞] の説明は ⇒ コチラ 
   ・It seemed like a good plan
    (それは) いい案のように思えた
   ・His house seems like a rabbit hutch.
    彼の家はウサギ小屋のようだ  

 6⃣ It seems that / It appears that という言い方があります。
  ※ It は[形式主語]で、意味上の[主語]は that 以下 (that より後ろの部分) になります。
   この言い方は[主語1]+[動詞1]+that+[主語2][動詞2] という形をしています。
   下の例を見ればわかりますが、書き換えが可能です … ということは ⇒ 書き換え問題が定期試験で出題されやすいということです。
  ※ 一旦覚えてしまえば、It seems that / It appears that と言った後に好きな文章をつなげるだけなので気軽に使えると思います。
 
   ・It seems that there was a fire yesterday.
    昨日火事があったらしい
   ・It appears that he is right.= He appears right. = He appears to be right.
    彼が正しいようだ