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カジュアルな言い方 / 硬い言い方

[中学][高校][一般]

I look forward toI am looking forward to



〇 教科書などで I look forward toI am looking forward to の両方を見かけて、
・・どのように使いわけるのか疑問に思った人もいるかもしれません。

イギリスの語学学校に通っていた時に聞いたのは、ビジネスなどのやり取りでは
I am looking forward to は使用しないで、 I look forward to を使うように教わりました。

I am looking forward to は、ビジネスやかしこまった時に使うのには適さないということになります。
逆に、 I look forward to  はビジネスなどで使われる為、親しい友達同士のやり取りで使うと
距離感を感じたりよそよそしい感じになるように思えます ⇒ 親しい友達には I am looking forward to を使いましょう

下記の文は、ある中学の教科書でホームステイでお世話になったお宅にお礼状の最後に書かれた文章として登場しています。
相手が友達ではなく、お世話になった人へのお礼状のため look forward to と進行形にしない方が無難です。
I look forward to seeing you again someday.

教科書(Here We Go!) の例
I am looking forward to seeing you. 2⃣ U-03
会うのを楽しみにしているよ

□ 下記は東京都立高校入試問題look forward to が使われている文を抜き出したものです。
  使われていた状況も簡単に追記しています。
※ 東京都立高校入試問題の長文問題でよくあるパターンは、高校生と外国から来た交換留学生のやり取りです。
・ 同級生・クラスメートの間柄(あいだがら)なので、やり取りは「友達同士の日常会話」であることが多いです。
※ 2022年には1回、2023年には5回登場していますが、全て I am looking forward to という形が使われています
東京都立高校入試問題では、look forward to を使って作文する問題は出題されませんlook forward to を見かけた時に意味が分かれば十分です。

2022年2月実施 東京都立高校入試問題
・・・[簡単な説明] Riku がクラスメートだった友達 Tony にあてた Mail の最後に書かれた文です。
・I’m looking forward to seeing you again.

2023年2月実施 東京都立高校入試問題
・・・[簡単な説明] 高校生の Hiroto の家にホームステイしている留学生 Mike が Hiroto に言った言葉です。
・I'm looking forward to having a good time.

・・・[簡単な説明] アメリカに帰国した Mike が Hiroto に送った Mail の文章の1文です。
・I'm looking forward to seeing you in Tokyo next spring.

・・・[簡単な説明] Hiroto がMike に送った返信のMailの文です。
・I'm looking forward to it.
・・・※ it は 来春会った時にいくつかの場所に遊びにいくこと

・・・[簡単な説明] 美術部の高校1年の同級生何人かとアメリカからの留学生のBobの美術教室での会話で Bobが言った文です。
・I'm looking forward to seeing your picture in the exhibition.

・・・[簡単な説明] Bobの日記に書かれた1文です。
・I'm looking forward to the exhibition.



迷わないために (言い方を決めておく) … この中でも look forward to の使い方を紹介しています ⇒ コチラ

現在進行形

[中学][高校]
未来を表す[現在進行形]
 ※ 教科書 Here We Go! 3 では、この「未来を表す[進行形]」が使われています。
 
ポイント
 
 どういう場合に未来を表す[現在進行形]を使うのでしょうか?
  「既に手はずを整えたり、手配や準備を済ませた未来のことがら」に [現在進行形] を使います
   例えば、このような場合に 未来を表す[進行形]を使います。
  ・(映画・新幹線・飛行機などの) チケットを購入・予約した
  ・大会の参加申し込みをした
  ・以前から日程が決まっている行事・大会のメンバーに正式に選ばれた
  ・友人と何時に〇〇(場所)で会うと約束した場合
   など
 
 注意点: 通常 未来を表す言葉と一緒に[進行形]を使います
 
▢ パーティーを開くことを例に見てみましょう。
※ 下記のお話は、be going to の話から続いています 。
   will から be going to にるまでの話は ⇒ コチラ

〇 パーティをすることを決めましたが、ある程度の人が来ないとパーティは開けないので
 友達に来るかどうかの確認をしています。この時点では、まだ「開くつもり」なので be going to を使っています
 
・・・

〇 パーティに参加する人もある程度あつまり、場所も確保して
  パーティの時間と会費を決めて、いよいよパーティーを開くことができることになりました。
 この時点で、be going to (つもり) ⇒ [進行形](します) に変わります
 ・ We are having a party next Saturday.
 
・・・

〇 パーティに参加する人は、誰かから予定を聞かれた場合、[進行形]を使って答えることになります。
 ・ I’m going to a party next Saturday. (今度の土曜日パーティに行くんですよ)
  ※ am going to は「~するつもり」ではなく be going が go の [進行形]で、 to は「~へ」という[前置詞]になります。

・・・

▢ コンサートに行く例です
  コンサートによっては、チケットの入手はは抽選になるものもあるようです。
  下の例は、幸運にもチケットを入手して、友達に「コンサートに行くんだ」と話しています。
  既にチケットを入手しているのでwill でも be going to でもなく [進行形] を使います
 ・I’m going to the concert next month. (来月コンサートに行くんだ)

   
 
▢ 新婚旅行でハワイに行く例です
 結婚式場の予約が難しい場合があり、何カ月も前から結婚式の日にちを決めたり
 新婚旅行の日程まで決めたりします。
 既に申し込みをして日程や行先など決まっていれば、たとえ何カ月も前であっても [進行形]を使います。
 ・We’re going to Hawaii next June. (6月にハワイに行きます)
 
   
 
 ▢ [注意] [現在進行形]を未来の意味で使う時は、具体的な日にちなどと共に使うことが必要です。
 
 ▢ [注意] 決定した予定でも、非個人的なものについては進行形より will がよく使われます
 ・We're meeting Anne at 7:00. [個人的]
  私達は7時にアンに会います
 ・The princess will arrive at the airport at 9:00. She will meet the Prime Minister at 11:30. [非個人的]
  皇太子妃は9時に空港に到着されます。総理大臣と11時半に会われます
 
   
 
例文
 A: What are you doing on Saturday evening? (土曜日の夕方何するの)
 B: I'm going to the movie theatre. (映画館に行くんだ)
  ※ B は、Aの質問を受けて時を表す表現(on Saturday evening)を省略しています。
 A: What time is Anne arriving tomorrow? (アンは明日何時に到着するの)
 B: At 11.30. I'm meeting her at the airport. (10時半. 空港で会うんだ)
 ・I'm not working tomorrow, so we can go out somewhere.
  明日は仕事をしないの、私たちはどこか外出できるよ)
 ・Tom isn’t playing football on Saturday. He’s injured his leg.
  トムは土曜日はサッカーをしません。 足を怪我しているから
  ※これらの例では be going to を使うことも可能ですが、進行形の方がより自然ですす。
 
be going to の記事は ⇒ コチラ
未来進行形の記事は ⇒ コチラ

現在進行形

[高校]
▢ [現在進行形] 繰り返し行われている迷惑に思っている行為
 ■ [現在進行形] の形は am/is/are +[動詞] の-ing形 ⇒ コチラ
   [現在進行形] は、通常「(今)~しているところです」という意味で使われますが、
   always を伴い繰り返し行われている迷惑に思っている行為に対しても[現在進行形]を使うことができます
 
 [状態を表す動詞] は、通常 [進行形]にすることはできません
  ただし、ここで紹介している [現在進行形] では [状態を表す動詞] も [進行形] にすることができます
 
   ・She is always wanting something new.
    彼女は常に何か新しいものを欲しがっている
 
[現在進行形]を使った例
 ● いつもドアを閉めない人に対して
  ・You are always leaving the door open.
   あなたはいつもドアを開けっ放しにしておくんだよね…
   ※ 「ドアを開けたままにする」というのは通常進行形にはなりません。
   
 

 ● いつも言い訳しているばかりしている人に対して
  ・You’re always making excuses.
   君はいつも言い訳ばかりしてるね
   ※ 必ずしもその時言い訳していなくても使えます。
 
   
 

 ● いつも冗談ばかり言っている彼…「まったく…」と思っています。
  ・He is always joking.
   彼はしょっちゅう冗談ばかり言っている
   ※ 必ずしもその時冗談を言っていなくても使えます。
 
   
 
 [現在進行形](高校)コチラ
 

現在進行形

[高校]
▢ [現在進行形] 以前に始まり、まだ終了していないことを言う時
※ [現在進行形] の形は am/is/are +[動詞] の-ing形 … [現在進行形]の基本 ⇒ コチラ
 [現在進行形] は、通常「(今)~しているところです」という意味で使われますが、
 以前に始まり、まだ終わっていないこと」であれば、たとえ話している時に必ずしもその動作をしていなくても[現在進行形] を使うことができます
[現在進行形]を使った例
● ケンとリサがカフェで話をしています。
 ケン: I’m reading an interesting book now. I’ll lend it to you when I’ve finished it.
 (今面白い本読んでるんだ。読み終えたら貸すよ)
 ※ 二人は会話しているので、当然ケンは本は読んでいませんが、
  二人が話しているより以前に本を読み始め、まだ本を読み終えていないので、[現在進行形]を使うことができます。
  「今、私と話してるじゃん。本読んでないじゃん」…なんて突っ込みをいれないでください。

※ lend は目的語を二つ取る動詞 ⇒ コチラ
※ 上記の例では 「~を」に当たる目的語が it のため、入れ替えはできません ( X I’ll lend you it …)
※ lend の反対語(反意語)は borrow ⇒ コチラ

● リサは、イギリスで働きたいと思っているので英語を学んでいます。
・Lisa wants to work in the UK, so she is learning English.
 ※ この話をしている時、必ずしも英語を勉強しているとは限りませんが、
  話をしている以前に英語の勉強を始め、まだ英語の勉強を続けているので、[現在進行形]を使うことができます。
  「今、俺と話してるやん。英語勉強してないやん」…なんて突っ込みをいれないでね。

※ want to「~したい」⇒ コチラ

●「(春から夏に向かって) 暑くなってきたね」という時は、
・It’s getting hot.
 これは、以前に暑くなり始め、まだ暑くなり続けているので、「現在進行形」を使っています。
 ※ 変化を示す get ⇒ コチラ