なぜ誤った情報を信じる人が減らないのでしょうか … [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向
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□ なぜ誤った情報を信じる人が減らないのでしょうか
… [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向
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・・多くの人が「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」ということを信じています。
・この情報が必ずしも正しくないことは、ある程度英語の実力・知識があるひとならわかっていることなのです。
・なぜ正しくない情報を信じている人がなぜ多いのか、以前考えてみたことがあります。
・[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」と考えるとうまく説明できることがあります。
・その説明をして、黒板に「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」と書いたのかもしれません。
・そして、口頭で「これが当てはまらないこともあるので注意するように」と付け足したとします。
・聞いた人の中には、口頭の説明をノートに記入しない人も何人かいます。
・あとから、ノートを見直したときにに「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」としか書いていません。
・それで、このことが当てはまらないことがあることが抜けてしまった … というような感じなのかな…と思っていました。
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・・最近、原因はどうやらそれだけではないことが分かってきました。
・英語の質問をするサイトで、ある程度実力があると思われる方が「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」であると
・言い切って説明をされていたのです。そして、そのことは、自分の説明が正しいことを言うために使われていたのです。
・しかも、その説明の中には「当てはまらないこともある」というような但し書きのような文言はありませんでした。
・驚かされるのは、それが一人ではなく複数の方がされていたということです。
・その回答をされた方々は、それぞれある程度英語の実力もあると思われる方々で、一人の方はは英検1級で以前英語の教師もされていると
・回答の中に記入されていました。その情報は「回答者自身は実力があり、回答は正しいです」アピールしているようなものです。
・正しい回答(情報)であれば、問題ないと思うのですが、間違えている情報にそのような文言が書かれているのは厄介なものです。
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・「必ずしも[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向ではない」ということは
・ある程度英語の実力・知識がある人なら当然認識されているものと思っていましたが、
・どうやらその考え(希望)も正しくなかったようです。
・ある程度英語の実力がある方の中には、英語を説明する中で
・「 [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向である」と言い切ってしまっているのです。
・これでは、正しい認識をされている方が「それは、必ずしも正しくない誤ったこと」と言い続けても
・いつまでも誤った情報を信じている人が減らない原因の一つだと思われます。
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・正しくない情報が使われ続けている別な理由の一つは、何かを説明するときに、その(誤った)情報を出すことで説得力が増す効果があることもあるようです。
・その時説明していることに当てはまれば、ほかの場合に当てはまらなくても「妙に説得力」が出てくるのも原因の一つのように思えます。
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・□ まとめ … 誤った情報を信じる人が減らない理由
・・ 〇 何かを説明するときに、それがその説明には当てはまる情報を出すことで、その説明に説得力が増す効果がある。
・・ 〇 ある程度英語の実力がある人が、自信をもって積極的に誤った情報を発信している。
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・〇 その他
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・□ 「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向 … とは限らない」の記事は ⇒ コチラ
・・※ 正しくないことを証明するには、間違えている例を1つでも示せばいいため、それほど難しいことではありません。
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