for / during / while 「~間」「~の間」「~している間に」
▢「~間」「~の間」「~している間に」を表す3つの英語 … 後ろに続くものが異なります。
・1⃣ for +[期間]
・2⃣ during +[名詞(句)]「~の間」 ※ during の後には「summer vacation (夏休み)」などイベントが続くことが多いです。
・3⃣ while +[主語]+[動詞] 「~している間に」
・・・※ [名詞句]は、[名詞]を含む2語以上のかたまり…と理解してください。例えば my stay 「(私の)滞在」(この場合の stay は[名詞])
・・・・「後ろにどのようなものが続くのか」をまとめて見てもらったので、次に一つずつ教科書の例を示しながら説明しましょう。
1⃣ for+[期間]「~間」
・▢ 教科書の例
・・※ 見てのとおり for は「現在完了形」の中で使われることが多いです。
・・※ [現在完了形] ⇒ コチラ
・・I have lived in this town for many years. ③ L-02
・・私はこの町に何年もの間ずっと住んでいます。
・・I bought this pen when I was ten, so I have used it for about four years. ③ L-02 ※when は[接続詞] ⇒ 最後で説明
・・私はこのペンを10歳の時に買ったので、およそ4年間使っいます。
・・Have you lived in this town for a long time? ③ L-02
・・あなたはこの町に長い間住んでいますか。
・・※ for の後に続くのは具体的な期間だけでなく、上の例の a long time (長い時間) などの少しあいまいな期間も続きます。
・・I have enjoyed it for
about four years. ③ L-02
・・4年ほど楽しんでいます。
・・※ about の位置について ① about for four years / ② for about four years どちらか迷うかもしれません。
・・・⇒ およそ4年」がひとまとまりで、「およそ4年 ⇒ の間」なので、②が正しい順序 (「4年間」⇒「およそ」ではありません)。
・・・最初は時間がかかっても考えて正しい方を選べたらOKです。
・・・ 何回かお目にかかれば「響きがいい(for about)」「響きが悪い(about for)」と正しい方を選ぶことができるようになります。
・・I have studied 'shodo’ for seven years. ③ L-02
・・私は「書道」を7年間学んできました。
2⃣ during+[名詞(句)]「~の間」
・・※ during は [前置詞] です。「[前置詞] の後ろには、[名詞] または [動名詞]を置くことができる」と書いてきましたが
・・・この during の後ろには [動名詞] を置くことができません。例えば「そこに滞在中」という意味で
・・・[X] during
staying there と言うことはできないのです。 ing 形の単語が二つ続くことが原因としてあるかもしれません。
・・・この場合は、[名詞]の stay を使って、during my stay there などと表現するか、while を使って表現することになります。
・・・while staying there
・・・※ while の後ろが staying と-ing 形にできるのは while の前の[主語]と staying の[主語]が同じ時です ⇒ コチラ
・
・▢ 教科書の例
・・What did you do during the spring vacation. ② L-01
・・春休みの間何をしましたか。
・・It changes its color during the day. ② L-05 ※ it は[代名詞]
・・ウルルは1日の間にその色を変えます。
・・※日本語では代名詞はあまり使わないので、英語で It と書かれていてもそれを指す言葉を使うのが自然な日本語になる場合が多いです。
・・Sawyer spent a lot of time with her, even during his school time. ③ L-04 ※ a lot of ⇒ コチラ
・・ソーヤーは、学校のある時間でさえ多くの時間ウィンターと過ごしました。
3⃣ while+[主語]+[動詞] 「~している間に」
・▢ 教科書の例
・・While he was waiting, he talked and whistled to the dolphin.
・・待っている間、ソーヤーはイルカに話しかけ、口笛で呼びかけました。
・・Remember, don’t touch the pot over there while I’m out.
・・覚えておけ、私の留守の間、そこのつぼに触ってはいけない。
・・※ Remember も don’t touch も[命令形] ⇒ コチラ
・・・ Remember は「覚えておけ」の他に「忘れるな」とも訳すことができます ⇒ コチラ
・・Please respect their culture and enjoy your stay while you are in Anangu land.
・・ アナング族の土地にいる間、彼らの文化を尊重し、滞在を楽しんでください。
・・While he was waiting, he talked and whistled to the dolphin.
・・ 待っている間、ソーヤーはイルカに話しかけ、口笛で呼びかけました。
・・※ 文の後半は略さないで書くと、he talked to the dolphin and he whistled to the dolphin. となります。このままだと聞いた感じがくどいので、
・・・ 省略できるものは(共通部分)省略 ⇒ he は主語なので前のは省略できず、後ろを省略し、to the dolphin は前を省略(後ろを省略すると文が途切れているようで不自然)
・・※ talk の詳しい説明 ⇒ コチラ
▢ [接続詞]の while
・ ※ [接続詞] ⇒ コチラ
・while+[主語]+[動詞] … while のように後ろに[主語]+[動詞]が続く品詞を[接続詞]と呼びます。教科書には略して[接]と書かれています。
・他の接続詞に
・when+[主語]+[動詞]「Sが~する時」
・that+[主語]+[動詞]「Sが~すること」
・as+[主語]+[動詞]「Sが~する時」「Sが~するように」
・などがあります。
・※上記では[主語]と書く代わりに「S」と書いています。
▢ 教科書の例
・When my mother came home, I was watching TV. ② L-02
・母が帰宅した時、私はTVを見ているところでした。
・※ come home は home の前にto は不要です ⇒ コチラ
・I feel relaxed when I look at it. ② L-05
・私はウルルを見ると、リラックスします。
・※ feel relaxed が「なんか変」と思った人は ⇒ コチラ
・We believe that they are very special.
・私たちは、小笠原諸島はとても特別なものだと思っています。
・As the chart shows, twenty of my classmates like e-mails the best. ② L-07
・図表が示すとおり、クラスメートのうち20人がEメールをもっとも好んでいます。
・Jimmy heard Susan’s voice as he walked toward the front door. ③ L-07
・ジミーが正面玄関に向かって歩いているとき、スーザンの声が聞こえました。
・※ 上の例文を見て気づいた人がいるかもしれませんが、when と as は文章の前半にきたり、後半にきたりします。
・・前半にくる時は、どこまでが when や as の文かを示すために最後に「、(コンマ)」を使います。・
・・後半にくる時は、when や as が前の文と後ろの文の目印になるので「、(コンマ)」は使いません。
・・…話言葉の時は「、(コンマ)」は見たり聞いたりできないので、少し間を開けます。
・・この使い方で、that が文章の前半にくることはありません。
・・そして[接続詞] that +[主語]+[動詞] の前は 通常 動詞が来ます。「~することを [動詞]だ」という意味になります。
・・※ コンマの説明 ⇒ コチラ
▢ when / as / that の他の使い方
・When は 疑問文で「いつ」という意味で使われます。
・・When do you play? ① L-05
・・きみはいつするの?
・as+[名詞]は「~として」という意味になります。
・・I am working as a volunteer at a hospital. ① L-08
・・私は病院でボランティアとして働いています。
・ちなみに、like+[名詞]は「~のような」という意味になります
・・We can eat local food like 'soki soba’.・
・・「ソーキそば」のような地元の食べ物を食べられます。・
・※ that は「あれ、あの」とい意味の他に、[関係代名詞]としても使われますが、
・・見分け方は[関係代名詞]の場合 that の前は必ず[名詞]が来ます。
・・[接続詞]の「~ということ」として使われる場合は、that の前は[動詞]になります。
・・※詳しくは [関係代名詞]のところで説明します。