日野 無料英語教室 ひあら (無料塾)では、
 経済的に苦しいご家庭の子供さんたちのために無料で英語をお教えいたします

 無料教室だから「やらないよりはまし」ではなく、高い確率で確実に英語の実力を上げることができます。

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前置詞

▢ [前置詞] by
 [前置詞]の説明は ⇒ コチラ
 
▢ [行為をする人・理由]「~によって、~による[中学]
 この by は[受け身]でよく使われます[受け身] の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
 ・The film was directed by a famous Indian director. ② L-08
  その映画は有名なインド人の監督によって監督されたんだ
 
▢ [手段方法]「~によって、~[中学][高校]
 ・Ken passed the exam by studying hard.
  ケンは一所懸命勉強することで試験に合格した
  ※「~することによって」と by の後ろに [動詞] を置く場合は、[動名詞]を使ってください (詳しくは [前置詞] で説明しています)
 
 ●「電車で」と交通手段を言う時、 train などの [手段・方法] の前には、 / an / the などの[冠詞]は使いません
  ※ a / an / the などの[冠詞]の詳しい説明(一部高校の内容が含まれます)は ⇒ コチラ
 by train「電車で」
 by bus「バスで」
 by car「自動車で」
 by bike「自転車で」
 by ship「船で」
 by plane「飛行機で」
  ※「徒歩で」は on foot と言います
   ※ by walking と言うこともできます … これは Ken passed the exam by studying hard. と同じ方式です
 by mail「郵便で」
 by e-mail / by email「電子メールで」
 by phone「電話で」
 
    
 

▢ [時間]「~までに, ~までには[中学][高校]
 bytill / until は間違いやすいので注意が必要です
 ・ Come back home by five o’clock.
  5時までにかえって来なさい (5時を超えなければ OKです)
 ・Yesterday I studied until five o’clock.
  昨日、5時まで(ずっと)勉強しました。
 ・Wake me up at five o’clock. [参考]
 ・5時に起こしてね
  [前置詞] at の詳しい説明は ⇒ コチラ

   
 
▢ [場所]「~のそばに, ~のそばの」
[中学][高校]
  ※ 似た単語に near「~の近くに」がありますが、by の方が near より「より近い」です。
    (私は) 学校の近くに住んでいます。
   ・ I live by the school. … 学校が見えるような距離になります
   ・ I live near the school. … 学校より数キロ離れていても near が使えます
  ※「に近い」near / by / close to / next to ⇒ コチラ
 
▢ [程度差異]「…だけ,…の差で[高校]
 ・Tom is taller than his sister by two inches.
  [=Tom is two inches taller than his sister.]
  彼は妹より2インチ背が高い
 ・reduce by half
  半分だけ減らす
 ・miss the train by three minutes
  3分のところで汽車に乗り遅れる
 ・We lost the game by two points.
  私たちは2点差で試合に負けました
 
▢ [単位連続]「 …単位で,…ぎめで;…ずつ,…に連続して」[中学][高校]
 ・piece by piece
  1個ずつ
 ・little by little
  少しずつ
 ・one by one
  1人[1つ]ずつ
 ・step by step
  1歩ずつ
 ・drop by drop
  1滴ずつ, ぽたりぽたりと
 ・day by day
  日に日に
 
▢ [乗除寸法]「…で(掛けて, 割って), (縦・横・長さ・幅が)…の」[高校]
 ・a room 8 feet by 10 feet
  幅8フィート, 長さ10フィートの部屋
 ・Multiply 19 by 92.
  19に92を掛けよ
 ・Divide 100 by 3.
  100を3で割れ.

 

前置詞

▢ a から始まる[前置詞] along / across / around
 ※ ここでは a から始まる[前置詞] along / across / around を紹介します。
 ※ 前置詞の説明は ⇒ コチラ
 
along [əlɔːŋ | əlɔŋ]「(道・川などに)沿って, …沿いに
 a に「長い」という意味の long を付けた単語です。along の意味も「長い」に関連しています

 教科書の例
 ・Sawyer was riding his bike along the beach. ③ L-04
  ソーヤーは自転車に乗って海岸を走っていました。
 
across [əkrɔːs| əkrɔs]「横切って, 横断して」
 a に「横断する, 渡る」という意味の cross を付けた単語です。across の意味も「横断する, 渡る」に関連しています
 ※「道路を渡る」は、次のように2通りで言うことができます
  ・ cross the road
  ・ go across the road

 教科書の例
 ・They hurry across the beach and go into the sea. ② L-03
  カメは浜を急いで横切り、海へ入っていってしまいます。
 ・Now English is used across the country. ② L-08
  今や、英語は国の至るところで使われています。
 ・At that time, I came across Mr. Gray’s words. ③ L-01
  そのとき、グレイ選手の言葉をふと見つけました。
  come across [熟語]「~と偶然出会う, ~をふと見つける」
 ・Get you message across ③ L-07
  「メッセージを伝えよう」
 ・Then your message will get across. ③ L-07
  そうすれば、あなたのメッセージは相手に伝わるでしょう。
 
around [əráund]「…の周りに[を]
 a に「横断する, 渡る」という意味の round を付けた単語です。around の意味も「丸い物, 環」に関連しています
 round [ráund]「丸い物, 球, 球体, 環」
 ※ around には about と同じ「, およそ」という意味もあります
  ※ 日本語でも around thirty を「アラサー」と言ったりしますね

 教科書の例
 ・It’s around noon. ① L-06
  そろそろ正午だわ。
 ・They deeply respect the rock and everything around it. ② L-05
  彼らは岩とその周りにあるすべてのものを深く敬っています。
 ・You can walk around an old Roman bath. ② L-08
  古代ローマの古い浴場の周りを歩くことができます。
 ・I was born around 1973. ② L-08
  1973年頃に生まれました。
 ・The picture shocked people around the world. ③ L-07
  その写真は世界中の人々に衝撃を与えました。
  ※ all over the world / around the world …「世界中」
 
 = along / across / around の3つに加え「おまけ」で[副詞]の away を紹介します
away [əwéi] [副詞]「離れて, 去って, 出かけて」
 a に「道, 通り道」という意味の way を付けた単語です。away の意味も「道, 通り道」に関連しています

 教科書の例
 ・Peter turned and ran away. ② L-02
  ピーターは向きを変えて逃げました。
  run awayコチラ
 ・Lucky said and flew away. ② 付録
  ラッキーはそう言って飛び去って行きました。
 ・But the photographer took a photograph instead of helping her right away. ③ L-07
  それなのに写真家は彼女をすぐに助けるのではなく、写真をとったのです。
  right away は「すぐに」という熟語です
 ・"And the safe company is many hours away." ③ L-07
  「それに、金庫の会社は数時間もかか場所にある」

関係代名詞

関係代名詞を含む文章の訳し方
次の手順に沿って訳してみましょう

[関係代名詞]を見つけます
※ 関係代名詞が省略されている場合があります … 詳しい説明は ⇒ コチラ
[動詞]を2つ見つけます … 重要です
[関係代名詞]が使われている文章には必ず[動詞]が2つあります。
※ [関係代名詞]の後ろにある[動詞 B]は、あくまで説明で使われる[動詞]です
③ 残った[動詞 A]が文章の[動詞]です ⇒ この[動詞]の前までを「~は」「~が」と訳します。
※ [主語]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
④ [関係代名詞]が含まれる部分を訳します。
※ 1[関係代名詞]より後ろの部分 ⇒ 2[先行詞] という順番に訳します
⑤ 残った部分があれば、それも訳し、順番などを変えるなどして日本語らしくなるよう整えれば完成です。

具体的な例文をもとに上記の内容を説明します。
※ 関係代名詞が入った文章は、㋐ [主語]の中に[関係代名詞]が使われていない場合と、㋑ [主語]の中に[関係題名脚]が使われている場合です。
Mt white is a teacher who comes from Australia.
・・※ こちらは[主語]の中に[関係代名詞]が使われていない例文になります。

① [関係代名詞]を見つけます。この文章の場合は who になります。

② 次に[動詞]を2つ見つけ、〇で囲みます。この文章の場合は、iscomes になります。

③ 2つの[動詞]のうち、
・・[関係代名詞]の後ろにある[動詞 B] comes は説明のために使われる[動詞]です。
・・残りの [動詞 A] is がこの文章の[動詞]になります(述語動詞と呼ばれる場合があります)。
・・・※ [動詞 A] is の前の部分を「~は」「~が」と訳します。例文の場合は「ホワイト先生は」と訳します。

④ is の後ろを訳します。[関係代名詞]のすぐ前にある[先行詞] a teacher を [関係代名詞]の後ろから説明します。
・・「先生」+(どういう先生かの説明)「オーストラリアから来ている」⇒「オーストラリア出身の先生」
・・・※ [関係代名詞]の直前にある[名詞]のことを[先行詞]と呼んでいます。授業の説明で使われることもあるので名前と意味を覚えておきましょう。
・・・・・ 例文では、 [先行詞] は a teacher になります。

⑤ 文章をつないで整理して訳します。
・・「ホワイト先生は (Mr White)」「です (is)」「オーストラリア出身の先生 (a teacher who comes from Australia)」
・・文章を整えて日本文が完成です:「ホワイト先生はオーストラリア出身の先生です」
・・
Many Japanese people who wanted a better future left Japan.
・・※ 3年の教科書 NEW CROWN Lesson5 の本文から「About 100 years ago, (約100年前に)」を削除した文になります。
・・※ こちらは[主語]の中に[関係代名詞]が使われている例文になります。
・・・単語 (この例文で使われている単語の簡単な説明です)
・・・・・want:「欲しい」
・・・・・better: good の比較級「より良い」
・・・・・※ [比較級]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
・・・・・future [fjúːtʃər]: 「未来, 将来」
・・・・・left: 「leave (出発する, 去る, 離れる) の過去形」「右」

① [関係代名詞]を見つけます。この文章の場合は who になります。

② 次に[動詞]を2つ見つけ、〇で囲みます。この文章の場合は、wantedleft になります。

③ 2つの[動詞]のうち、
・・[関係代名詞]の後ろにある[動詞 B] wanted は説明のために使われる[動詞]です。
・・・※ left も[関係代名詞]の後ろにありますが、説明に使われる[動詞]は[関係代名詞]に一番近い[動詞]だけです。
・・残りの [動詞 A] left がこの文章の[動詞]になります。
・・・※ [動詞 A] left の前の部分(=[主語])を「~は」「~が」と訳します。例文の場合は、[主語]の中に[関係代名詞]が使われています。

④ left の前を訳します。[関係代名詞]のすぐ前にある[先行詞] Many Japanese people を [関係代名詞]の後ろから説明します。
・・※ left の前の部分が全てが[主語]となります。
・・※ many と Japanese は people を説明しています ([形容詞])。Many Japanese people はひとまとまりになります。
・・・「多くの日本の人々」+(どういう人々かの説明)「より良い将来を望んだ」⇒「より良い将来を望んだ多くの日本の人々

⑤ left より後ろの部分を訳します。
・・「日本をあとにしました (= 日本を離れました)」

⑥ 主語の部分の訳と left より後ろの部分をつないで整理すれば完成です。
・・「より良い将来を望んだ多くの日本の人々が」「日本をあとにしました」⇒ 「より良い将来を望んだ多くの日本の人々が日本をあとにしました」

▢ [関係代名詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ

助動詞

must「~しなければならない」の書き換え (書き換えに関しては、下記の 2⃣で詳しく説明しています)
 
 1⃣「must の書き換え」の説明の前に、まず must の基本を確認しておきましょう
  ※ must [mʌst] は [助動詞] の仲間です。[助動詞] must の簡単なまとめは ⇒ コチラ
  A: must には、①「~しなければならない」という意味と、②「~にちがいない」という意味があります。
   ここで説明する内容は、①「~しなければならない」という意味に関連してです。
    「~にちがいない」の詳しい説明は ⇒ コチラ
 

  B: musthave to は「ほぼ同じ」、同じように使うことができます (中学生はこの覚え方でOKです)
   ※ must と have to は、実は微妙に使い方が異なります ⇒ コチラ (高校生 / 実際に使う必要がある場合)
   ※ he, she, Anne などと一緒に have to を使う時(三単現の場合) は、have to ではなく has to を使います。
    ※ have to の発音は [hǽftu]です。
    ※ has to の発音は少し注意が必要です [həz tu]ではなく、[hǽstu] (濁らない発音) となります。
    三単現 (人称・数・在) の確認・復習は ⇒ コチラ

  C: must には過去形がありません
   「~しなければならなかった」と過去の意味を表すには、have to を過去にした had to を使います

  D: must, have to (has to) の打消し
   ※ もともと同じ意味の must と have to を否定(打消し)にすると意味が異なってくるので注意が必要です。
   must を打消しにすると must not 「~してはいけない」(強い禁止)
   have to を打消しにすると don’t have to「~する必要はない
   (has to を打消しにすると doesn’t have to)
   ※ [高校] must not には短縮形があります mustn’t [mʌsnt] ※ 発音注意

 2⃣ must の置き換え
 musthave to / has to の書き換え
 ・ I must go home soon. ⇔ I have to go home soon.
  「(私は)すぐ家に帰らなければなりません」
 ・ Anne must study hard. ⇔ Anne has to study hard.
  「アンは一生懸命勉強しなければならない」

 must と [命令形]の書き換え
  ※ [命令形] ⇒ コチラ
  ※ [命令形]は、通常聞き手(読み手)に言っています。あなた(あなた方)以外には使えません。
 ・You must stay home today. ⇔ [命令形] Stay home today.
  「今日は家にいなさい」

 must notDon’tを使った[命令形]
 ・ You must not swim here. ⇔ [命令形] Don’t swim here.
  「ここで泳いではいけません」

 don’t have toIt is not necessary [形式主語] を使った文 [中学][高校]
 ・You don’t have to help me today. ⇔ It’s not necessary for you to help me today.
  「今日は(私を)手伝わなくてもいいよ」
  ※ 形式主語の確認・復習 ⇒ コチラ

書き換え問題に関して [ご参考]
 ※ 書き換えができることを知っていれば表現の幅が増えます。
 ※ 書き換え問題が出るのは学校の定期試験が考えられます(表現の幅を広げるための意識付けととらえてください)。
   実際に英語を話したりする場面では、「(__)内に適語を入れよ」的な書き換え問題は出てきません。
   ⇒ 話す時に、カッコがあるわけではなく、I must go home. なのか I have to go home. なのか、状況に応じて適切なものを選らばなければなりません。
 ※ 都立高校入試で書き換え問題が出題されることはありません。
  ※ 都立入試では、文章を読んだり聞いたりして大まかに内容を理解し正しい答えを選択する能力が重要視されています。
   「三単現の s を付け忘れていないか」「クエスチョンマークを付け忘れていないか」など細かいところの正確さは以前ほど問われていないのです。
   これは正しい流れのように思えます。勉強を始めたころは細かいミスは気にせず、まず使ってみて、意志疎通をすることの方が重要なのです。
   高校入試の出題形式によって、学校での教え方も変わってきます。高校入試で細かい点までチェックされるのであれば、
   どうしても学校でも細かいミスを注意するようにならざるをえません。
   通常、人は重要なところができるようなってきてから、細かいところにまで目を向けられる余裕がでてくるようになるものです。
   「最初から細かいところまで気を付けなければならない以前の方法」が変わってきているのが都立の高校入試問題からも感じられます。

 
 You must not cheat in the exams. 「カンニングをしてはいけません」

 

接続詞

 [中学][高校] [中学]を追加しました(2024年02月24日)
 ※ 2024年度(令和6年度) 東京都立高校入試問題の問題文の中の4つの文に使われていました
 ・

▢ [接続詞]+[主語の省略]+[動詞]の -ing形
 [説明] 上のタイトルだけみたただけでは、何のことかわかりずらいかもしれません。文章にすると次のようになります。
  下の「文章の構成を表した数式のような文章」で
   [接続詞] 前と後ろの[主語]が同一の場合 [接続詞]の後ろの[主語]を省略し、[接続詞]+[動詞]-ing[形]とすることができます
      ※ [動詞]の主語が何かを意識することがとても重要なことがあります ⇒ コチラ
   [主語]+[動詞1] [接続詞] [主語]+[動詞2] [主語]+[動詞1] [接続詞] [動詞2] –ing
      ※ 上記の[接続詞]のところには、when, while, before, after を使うことができます。
 
   上記の説明を読んでも、まだピンとこないかもしれませんので例文で確認してみましょう。
   [例文] 長い道のりを歩いて大変疲れている。
    [省略なし] I am very tired after I took a long walk.
          [ after のすぐ後ろの I を削除し、took ⇒ taking とします]
    [省略アリ] I am very tired after taking a long walk.
    ※ After を前に持ってきた文も可能です。
     [省略なし] After I took a long walk, I am very tired.
     [省略アリ] After taking a long walk, I am very tired.
 
    

 [接続詞] の前と後ろで[主語]が一致しない場合は、省略することはできません
   [省略なし] I went to bed before my mother came back home. (母が帰宅する前に私は寝ました)
   [省略ダメ] I went to bed before coming back home. (私は帰宅前に寝ました)
   ※ [省略ダメ] の文は文法的には誤りではありませんが、上の文と同じ意味にはなりません
    これは、この種の[主語]が省略された文章を聞いたり、読んだりした時に
     coming を行った[人]は went の [人]と同一と考えてしまうからです。
     [省略ダメ] の文の意味は「私は帰宅前に寝ました」というよくわからない意味の文章になっています。


 ※ [接続詞]の確認・復習は ⇒ コチラ
 
 ▢ 例文
 ・Be cautious when crossing the road. (道路を横断するときは用心しなさい)
  = Be cautious when you cross the road.
 ・You should stop the habit of watching television while eating.(食事をしながらテレビを見る癖はやめなさい)
  = You should stop the habit of watching television while you eat.
  ※ for / during / while「~の間」⇒ コチラ
 ・Brush your teeth before going to bed.(就寝前に歯を磨きなさい)
  = Brush your teeth before you go to bed.
 ・After doing my homework, I went to bed. (宿題を済ませてから寝た)
  After I did my homework, I went to bed.

 ▢ -ing がつく用法や単語をまとめてみました ⇒ コチラ
 
  ※ [ご参考] この記事で説明しているのは、文法的に [分詞構文] と呼ばれています。
   学校の授業や教科書、参考書で[分詞構文]という言葉が使われることがあるため名前を紹介しておきます。
   [分詞構文]という言葉自体は、説明の時に使われるので「覚えておいた方がいい」というぐらいのものですです。
    文法用語を覚えるより、この記事の内容と関わる必要が出てきた時に次のことの方が重要になってきます。
   ① 英文の意味がわかる。
   ② 英文を作る時に、どういう時に[主語]が省略できるかがわかる (どういう時に[主語]を省略してはいけないか理解している)。
   ③ 日本語から[主語]を省略した英文を作成できる (実際に海外などと英文でやり取りする時も使う場合があります)。
    実際にこの記事の内容が、[分詞構文]なのか[動名詞]なのか他の何かなのか、よくわかっていなくても上記の重要な①②③はできます。

   ※ 文法用語は、勉強している側(教わる側)が用語と内容を理解していれば説明が楽になり時間短縮になるという一面(良い面)がありますが、
     勉強している側(教わる側)が用語をよく理解していない場合、何を説明されているのかわからず、
     授業や英語がよく理解できな生徒を作ってしまう原因のひとつとも考えられます
(悪い面)。
    また、[分詞構文]という用語も含めて、文法用語の多くは日常生活で使われることはありません。
    実際に学習する内容より、文法用語を説明の中で使うことで「英語をより難しく感じさせてしまう」という悪い面もあると思われます。
    必要以上に文法用語を使わなくなってきていることは、新しく使われるようになった教科書 Here We Go! を1年~3年まで通して読んでみればわかることかと思われます。
    この傾向は、長く観察していけばより顕著になっていくことと思われます。

副詞

[中学][高校]
▢ [副詞] E: 場所を表すもの: here / there / home / abroad など
※ [副詞] ⇒ コチラ
※「~へ / ~に」が含まれる ⇒ コチラ
▢ 場所を表す[副詞]の位置
・・※ 位置の説明の中で、[最初]・[]・[最後] という言葉が出てきますが、具体的な位置の説明は コチラ を参照ください。
・・〇 通常は[最後]の位置になります
・・・・Come and sit here. (ここに来て座りなさい)
・・〇 [副詞]が[最初] にくる場合があります [高校]
・・・※ Here や there が最初に来ることがしばしばあります。
・・・・その場合、Here / There is, Here comes, There goes の語順に注意が必要です。
・・・※ [代名詞]の[主語]はhere や there のすぐ後ろに来ます
・・・・Here comes your bus. (バスがきたよ)
・・・・・[X Here your bus comes. … 間違いです]
・・・・Here it comes. ⇔ Here comes your bus.
・・・・・[X Here comes it. … 間違いです]
・・・・There she is. (彼女はあそこだ)
・・・・・[X There is she. … 間違いです]

教科書の例
・Then turtles will be here with us and our children. ② L-03
そうすれば、カメは私たち、そして私たちの子どもたちとともに、ここにいてくれるでしょう。
・You will need a guide to visit here. ② 付録
ここには訪れるにはガイドが必要です。
・He knows every street there. ① L-06
彼はそこのすべての通りを知っています。
・What are you going to do there? ② L-04
そこで何をするつもりなの?
・I went there to learn about new ways of nursing. ② L-06
看護の新しいやり方を学ぶためにそこに行ったのです。
・I’d like to study abroad. ③ L-07
私は留学したいです。
・Oh. Let’s take it home.
おお! 家に持って帰ろう。
・Have they left home yet?
彼らはもう家を出ましたか。
・At last Peter arrived at his home.
ついにピーターは家に着きました。
※ at his home の home は[副詞]ではなく[名詞]になります。

 

副詞

[中学][高校]
▢ [副詞] F: 時間を表すもの: today / early / soon / every week / in June など
※ [副詞] ⇒ コチラ
▢ 時間を表す[副詞]の位置
・・※ 位置の説明の中で、[最初]・[]・[最後] という言葉が出てきますが、具体的な位置の説明は コチラ を参照ください。
・・〇 通常は、[最後]の位置
・・〇 [副詞]が主要な関心事でない場合は、[最初] の位置も一般的
・・・I’m going to Tokyo today. (今日東京に行きます)
・・・She has a new hairstyle every week. (毎週彼女は新しい髪形にする)
・・Today I’m going to Tokyo. (今日、東京に行きます)
・・In June we went to Osaka. (6月に大阪に行った)

教科書の例
Today I went to a museum. ② L-01
今日、ぼくは博物館に行った。
Today young French people experience Japanese art in new ways. ③ L-02
今日、若いフランス人たちは、新しい方法で日本の芸術を経験しています。
・How are you today? ① L-05
今日は調子はいかがですか。
・Our school had its sports day today. ① L-09
今日は私たちの学校で運動会がありました。
・The rock gives the Anangu power even today. ② L-05
その岩は現在でも、アナング族に力を与えます。
・I saw you in the library yesterday. ② L-02
昨日、図書館であたなを見かけたわ。
・This is the letter that I received yesterday. ③ 付録
これは、私が昨日受け取った手紙です。
・There’s a test next week. ② L-04
来週テストがあるわ。
・I’m going to leave soon. ① L-06
もうすぐ行かなきゃ。
・The Master will return soon. ② L-03
和尚はもうすぐ帰ってこられる。
・I hope that I will visit Australia soon. ② L-04
私はオーストラリアをまもなく訪れることを願っています。
・I got up early to catch the train.
列車に間に合うように早く起きた

副詞

[中学][高校]
▢ [副詞] D: 確実性を示すもの: maybe / perhaps / probably / definitely / certainly など
※ [副詞] ⇒ コチラ
確実性を表す[副詞]の位置
・・※ 位置の説明の中で、[最初]・[]・[最後] という言葉が出てきますが、具体的な位置の説明は コチラ を参照ください。
・・MaybePerhaps (たぶん,おそらく) は通常 [最初]の位置
・・〇 他の確実性を示す副詞 (probably/ definitely/ certainly etc.) は [] の位置
・・・Maybe I’m right and maybe I’m wrong. (私は正しいかもしれないし、間違えているかもしれない)
・・・Perhaps her train is late. (たぶん彼女の乗った列車は遅れている)
・・・・He probably thinks you don’t like him. (彼はたぶんあなたが彼のことを好きでないと思っている)
・・・・It will certainly rain this evening. (夕方きっと雨が降るだろう)
・・・・There is clearly something wrong. (明らかに何かが間違えていることがある)
・・・・The train has obviously been delayed. (その列車は明らかに遅れている)
・・・・He probably thinks you don’t like him. (彼はおそらく君が彼のことを好いていないと思っているよ)

maybe [méibi]「ことによると, ひょっとしたら, たぶん, おそらく」

certainly [səːrtnli]「確かなことには, 疑いなく, きっと」
※ [質問・依頼への返答として]「もちろん, その通り, 承知しました」⇒ コチラ

perhaps [pərhǽps][高校]「たぶん, おそらく, …かもしれない」

probably [prábəbli][高校]「たぶん, おそらく, たいてい, おおかた」

definitely [défənitli][高校]「明確に, 決定的に, はっきりと, 全く, 断然」

教科書の例
Maybe you know where to find examples of French culture in Japan. ③ L-02
たぶん日本のこどでフランスの文化をを見るけることができるか、皆さんはご存知でしょう。
・E-mails are certainly convenient, but letters are special. ② L-07
Eメールは確かに便利ですが、手紙は特別です。
・The photograph was certainly shocking, so were the photographer’s actions. ③ L-07
写真は確かに衝撃的でしたが、写真家の行動も衝撃的でした。

副詞

[中学][高校]
▢ [副詞] C: 頻度を表すもの: always / usually / often / sometimes / never など
 ※ [副詞] ⇒ コチラ
 ▢ 頻度を表す[副詞]の位置
  位置の説明の中で、[最初]・[]・[最後] という言葉が出てきますが、具体的な位置の説明コチラ を参照ください。
  位置は「」が一般的です。
 
   
 
  〇 ただし、usually / normally / often / frequently / sometimes / occasionally に関しては最初」の位置も可能です。
   Sometimes I think I’d like to live somewhere else. (時々私はどこか他のところに住みたいと思う)
   Usually I get up early. (普通私は早起きだ)
   ・I always / never get up early. (X Always/Never I get up early.) (私はいつも早起きする) / 決して早起きしない)
   ・We usually go to Scotland in August. (私は普通8月にスコットランドに行く)
   ・It sometimes gets very windy here. (ここでは時々とても風が強い)
   ・I have never seen a whale. (鯨を見たことがない)
   ・I’m seldom late for work. (めったに仕事に遅れない)
   ・My boss is often bad-tempered. (私の上司はよく不機嫌だ)
  〇 [高校][副詞]が主な関心事の場合は「最後」の位置も可能 です (「中」の位置がより一般的)
   ・I go there occasionally. (私はしばしばそこに行く)
   ・We see her quite often. (私達はしょっちゅう彼女に会う)
   ・I get very depressed sometimes. (私は時々着飾る)
 

 ▢ always [ɔːlweiz]「いつも, 常に, 必ず
 
 ▢ usually [júːʒuəli]「普通は, たいてい, いつもは
 
 ▢ often [ɔːfən / ɔftən]「しばしば, ひんぱんに, ちょくちょく, たびたび

 
 ▢ sometimes [sʌmtàimz]「ときどき, 時折, 時たま, 時には」
 
 ▢ never [névər]「決して…しない」「これまで一度も…したことがない」

教科書の例
 ※ 教科書の例は、ほとんどが[]の位置、一部[最初]の位置になります。
・We always practice on Tuesdays and Thursdays. ① L05
 私たちはいつも火曜日と木曜日に練習しているわ。
・She tried to fly many times, but always failed. ② 付録
 彼女は何度も飛ぼうとしましたが、いつも失敗しました。
 ※ try to fly … try+[不定詞] ⇒ コチラ
・He, and we, should always help people in need. ③ L07
 彼も、そして私たちも、どんなときでも、困っている人がいる人々を助けるべきなのです。
  ※ should「~するべき」[助動詞] ⇒ コチラ
Usually in the music room. ① L-05
 たいてい音楽室よ。
・I usually use e-mails. ② L-07
 ふつうはEメールを使っているよ。
・I usually speak it with my family at home. ② L-08
 ぼくはふだん、家では家族とそれを話します。
・It is a famous festival which takes place every year, usually in February. ③ L-05
 それは、毎年、ふつう2月に行われる有名なお祭りです。
  ※ take place [熟語]「行われる, 開催される」
・She often plays at festivals. ① L06
 彼女はお祭りでしばしば演奏します。
・She often tells interesting stories. ① L08
 彼女はたびたびおもしろい話をします。
  ※ tell a story「話をする」⇒ コチラ
・I often bought manga when I was your age. ② L07
 あなたの年齢だった時に私はよくマンガを買いました。
  ※ when「~の時」… [接続詞] ⇒ コチラ
・Communications were often difficult. ③ L07
 コミュニケーションが難しかったこともよくありました。
・So he often moved from place to place. ③ L07
 だから彼はしばしばあちこちに移動しました。
・I sometimes cook it for my family. ① L03
 私は時々家族のためにそれを料理します。
  ※ cook … [目的語]を2つ取る動詞 ⇒ コチラ
・People sometimes take pictures. ② L03
 人々は写真をときどき撮ります。
Sometimes it looks red and sometimes it looks purple. ② L05
 あるときには赤く見え、またあるときは紫に見えます。
  ※ look+[形容詞]「~のように見える」⇒ コチラ
・So sometimes I have to explain Japanese habits like this. ③ L03
 だから、このような習慣について、ときどき説明をしなければなりません。
  ※ have to「~しなけれならない」⇒ コチラ
・So I sometimes make presentations at international conferences. ③ L07
 そのため、私はときどき、国際学会で発表をします。
・One day their mother said, “When you go outside, never go into Mr McGregor’s garden.
 ある日、お母さんウサギは言いました。「外にいくときは、マグレガーさんの畑には絶対に入ってはいけませんよ。
  ※ when「~の時」… [接続詞] ⇒ コチラ
・A winner never quits.
 勝者は決してあきらめない
・He never quit.
 彼は決してあきらめませんでした。
  ※ quit は過去形も quit … 意味が過去形だとわかるのは、[三単現]の s がついてないため
・I have never eaten octopus.
 今まで一度もタコを食べたことはありません。
  ※ [現在完了形]と一緒に使われる never … [現在完了形] ⇒ コチラ
・If you have never seen one, here are some points to remember.
 もし一度もなければ、いくつか覚えておくことがあります。
  ※ points to remember …[名詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
・When I was in school, I thought I would never use English.
 学生だったころは、私は英語を絶対に使うことはないだろうと思っていました。
  ※ when「~の時」… [接続詞] ⇒ コチラ
・Every day William worked in the fields with his father, but he never gave up learning.
 ウィリアムは、毎日、父といっしょに畑仕事をしましたが、学ぶことを決してあきらめはしませんでした。
  ※ give up「~をあきらめる」※ up … [前置詞] の後は[名詞] 又は [動名詞]
・Tennis was never just a game to me, ever when I was a child.
 子どものころでさえ、私にとってテニスは単なるゲームではありませんでした。
  ※ when「~の時」… [接続詞] ⇒ コチラ
・Though I could not speak much English, I never stopped trying to talk with the coaches.
 英語はあまり話せませんでしたが、コーチと話そうとすることは決してやめませんでした。
  ※ stop trying ⇒ コチラ
・I was never afraid of making mistakes in English.
 私は英語で間違えることを決して恐れませんでした。
  ※ afraid ⇒ コチラ

頻度を表す一覧表
 ※ 赤文字の単語は教科書(Here We Go! に登場します)
 ※左の〇〇% はあくまで目安の頻度です


 

前置詞

▢ [前置詞] at
※ [前置詞] ⇒ コチラ
一見きっちりしているけど、実はあやふやな at
at six「6時に」で、きっちり6時を指しているので、at はきっちりしていてブレがないのかと思いきや
at night「夜に」とちょっと広めな時間を指していたり、at the shop「店で」や at school「学校で」のように、少し漠然とした場所を指す時があります。

時間関係
at 〇〇「〇〇時
・・※ 「〇〇時」というのは下記のようなイメージです。
・・・Let’s meet at Tokyo Station at six o’clock.
・・6時に東京駅でいっしょになろう
・・6時ちょうどに矢印があります。実は、この矢印「A」と「T」でできていて AT になっているんですよ。
・・・at が「きっちりしている」のはここからわかると思います。
・・・※「6時に」は at six o’clock とも言えますが、わかりきっている語句は通常省略するので at six でも問題ありません。

at that time「その時は、当時は」
・・※ this は場所や時間的に近いことを言う時、that は場所や時間的に遠いことをいう時に使います。
・・at that time は、の that は現在からみて遠い時間のことを言っているので、日本語では「その時は、当時は」となります。
at night「夜間に、夜に」
・・※「夜に」の「に」は、少し広い幅を持っていますが、at を使います。


● 祝日・休日 … (2023年12月21日追加) 詳しくはコチラ
※ 下記の祝日全体について話す時は at が使われます
・・Christmas (クリスマス) / New Year (新年ス)/ Easter (復活祭)/ Thanksgiving (感謝祭)
・I’ve never been to London, but I’m going there at Christmas.
ロンドンへは行ったことがないがクリスマスに行きます
・I’m going home at the New Year.
正月には帰省します

※ ただし、上記の祝日・休日でも、全体ではなくその中の1日について話す時は on が使われます
・I’m going to have to stay at home and study on Christmas day.
クリスマスには家にいて勉強しなくちゃならないんだ
・What are you doing on Easter Monday?
復活祭の翌日は何をするの

● weekend (週末) … (2023年12月21日追加)
※ イギリスでは weekend (週末)には at を使います。アメリカでは on を使います。
・What did you do at the weekend
週末何したの?

ポイント

● 日本語では「6時」も「21世紀」も同じ「」を使いますが、英語では「~に」にあたる[前置詞]を使い分けています
大まかに言うと、短い時間の場合は at を、少し長くなって「日にち」になると on を、それ以上になると in を使います
しかしながら、「午前中に」「午後に」「夕方に」は in the morning / in the afternoon / in the evening と in を使います
※「月曜日に」の「に」は、Monday の中に含まれている on になります。曜日の代わりに日にちを使うこともできます。
・ 月曜日も22日も同じ長さなので、「22日に」は、on 22nd となります。
※「冬に」の「に」は Winter の中に含まれてりう in になります。当然、同様の長さの「春に」「夏に」「秋に」も in を使います。
※ 日にちを表現するには、普通の数字ではなく、「〇番目」を表す[序数]を使います。
※ 通常「22日」は twenty-second より22nd という書き方が好まれます。


教科書の例
・Yuki gets up at six. ① L-06
・・ユキは6時に起床します。
・She eats breakfast at seven. ① L-06
・・彼女は7時に朝食を食べます。
・What were you doing at that time, Koji? ② L-02
・・ コージ、その時君は何をしていたんだい。
・This brings us to the present, 11:59 at night. ② 付録
このようにして私たちは、つまり夜の11時59分にいます。
・The islands have clear and dark skies at night. ② 付録
小笠原諸島の夜空は暗くて澄んでいます。
・He enjoyed listening to stories at night. ③ L-07
・・ 夜には話を聞いて楽しみました。
・They could stay up at night to work, study and play. ③ L-07
・・ 仕事をしたり、勉強をしたり、遊んだりするために、彼らは夜起きていられるようになったのです。
・Two months later, again at night, the baby turtles are born and crawl to the ocean. ② 付録
・・2か月後、ふたたび夜に赤ちゃんガメが生まれ、海へとはっていきます。
・This meant he couldn’t study at night. ③ L-07
・・このため、ウィリアムは夜には勉強することができませんでした。

場所関係 … 「おおざっぱ」な場所を示しています。多くの例文を見れば、at が持っている「だいたい」というイメージが持てるのではないでしょうか。
at school「学校で」
at work「仕事で」
・・※「学校で」at school は、生徒として使っています。先生、保護者などの人が「学校で」と言う場合は、at the school となります。
・・※「学校で」と同じように、「仕事で」at work は、仕事をしている人の立場で言っています。。
・・※ 日本語では「会社に行く」という言い方をする時がありますが、日本語では「仕事に行く」go to work になります。go to work も at work も work の前に the はつけません。
・・・ go to school / at school のように、go to work も at work も work の前に the はつけません ⇒ 冠詞[高校] ⇒ コチラ
・・※「6時に」での at six の at は「きっちり」していますが、場所を表す at は少し「あいまい」 です。「学校で」と言っても、教室、音楽教室、校庭や体育館までで
・・・「学校で」と言っても、教室、音楽教室、校庭や体育館まで含まれ、特定の場所を言わずに広い意味で学校という場所を表しています… どちらかと言うと「あやふやな at」 です。
at home「家で」
・・※「家に/家へ」という時は、[置詞] to は不要です… 詳しくは ⇒ コチラ
at the door「玄関で」

at the bus stop「バス停で」
・・※ 「玄関で」at the door も、「きっちり」とした場所を表しているというより、(家の中・外を含め)ドアの付近が玄関を表しています… どちらかと言うと「あやふやな at」 です。
・・※「バス停で」 at the bus stop も「きっちり」としたバス停の標識があるところを言っているというより、バス停の標識の付近を表しています。
・・・  … どちらかと言うと「あやふやな at」 です。
・・※ 「お店で」at the shop という時も、おおざっぱなお店を示しています。

教科書の例
・I play it at school every day. ① L-03
・・ぼくは毎日学校でサッカーをします。
・She often plays at festivals. ① L-06
・・彼女はお祭りでしばしば演奏します。
・Let’s eat at that shop. ① L-06
・・あのお店で食べようよ。
・I am working as a volunteer at a hospital. ① L-08
・・私は病院でボランティアとして働いています。
・Send some pictures of your classmates at Midori Junior High School.
・・緑中学校のみなさんのクラスメートの写真を何枚か送ってください。
・I just got back from my first day at school. ① L-09
・・私は学校でのはじめての日から帰ってきたばかりです。
・We studied the history of the city at the museum. ① L-09
・・ぼくたちは博物館で町の歴史を勉強しました。
・Get off at Sannomiya Station. ② L-01
・・三宮駅で降りてください。
・Earth Festival at Midori Public Hall. ② L-03
・・アースフェスティバル 場所: 緑公会堂
・You know, you can make sushi at home. ② L-04
・・家でもおすしを作ることができるんだよ。
・You can easily make some sushi at home. ② L-04
・・いくらかのすしは家で簡単に作ることができます
・I will work at your shop to participate in the day-at-work program. ② L-06
・・私は、職場体験プログラムに参加するためにあなたのお店で働く予定です。
・So I look forward to working at your shop. ② L-06
・・※ look forward to …「…を楽しみにする」
・・だから、あなたのお店で働くことを楽しみにしております。
・I usually speak it with my family at home. ② L-08
・・ぼくはふだん、家では家族とそれを話します。
・I speak it at school. ② L-08
・・ぼくは学校でそれを話します。
・The turtles spend their lives at sea. ② 付録
・・彼らは海で生活しています。
・Well, go down this street and turn left at the bank. ③ 付録
・・え~と、この通りをまっすぐ行って、銀行を左に曲がってください。
・Turn left at the bank. ③ L-01
・・銀行を左に曲がるんですね。
・If you do, please contact me at my blog. ③ L-02
もしご存知なら、私のブログに投稿してください。
・His mother was busy at work. ③ L-04
・・彼のお母さんは仕事で忙しくしていました。
・He was not doing well at school. ③ L-04
・・彼の学校の成績はよくありませんでした。
・The people at the hospital said, “She needs a name. Let’s call her Winter." ③ L-04
・・病院の人たちは「彼女には名前が必要だ。彼女をウィンターと呼ぼう。」と言いました。
・His new friends at the hospital cheered him. ③ L-04
・・病院での彼の新しい友達も彼に声援を送りました。
・The schoolyard is the place where I like the best at school. ③ L-05
・・校庭は私が学校で一番好きな場所です。
・The gym is the place that I like the best at school. ③ L-05
・・体育館は私が学校で一番好きな場所です。
・My father works at a bank in Osaka. ③ L-06
・・父は大阪の銀行で働いています。
・So I sometimes make presentations at international conferences.③ L-07
・・そのため、私はときどき、国際学会で発表をします。
・Officer Ben Price was standing at the door. ③ L-07
・・玄関にはベン・ブライス警官が立っていました。
・In this way, I found success at the sport I like very much. ③ L-07
・・そのようにして、私は大好きなスポーツでの成功を手にしました。

動詞関係
loot at「~を見る」
・・※ look at / see / watch の使い分け ⇒ コチラ
・・※ look at の at はピンポイント(きっちりした目標物があります)
throw ▢▢ at
・・※ throw の変化 ⇒ コチラ
・・throw ▢▢ at と throw ▢▢ to の違い[高校] ⇒ コチラ
be surprised at「~に驚く」
point at 「(指などで)(…の)位置[場所,方向,方角]を示す」

教科書の例
Look at this flower. ① L-04
・・この花を見て。
・One team throws the ball at a goal. ① L-07
・・一方のチームがゴールに向かってボールを投げます。
Look at the next picture. ① L-08
・・次の写真を見てください。
Look at the last picture. ① L-08
・・最後の写真を見てください。
・The White Rabbit looked at his watch and said, “I’m late. I’m late." ① L-09
・・その白うさぎは彼の時計を見て言いました。「遅れる。遅れる」と。
・Your friends will like looking at them. ② L-04
・・あなたの友達は、それらを見るのがすきでしょう。
・I feel relaxed when I look at it. ② L-05
・・私はウルルを見ると、リラックスします。
・Let’s look at their reasons. ② L-07
・・その理由を見てみましょう。
Look at this graph. ② L-07
このブラフを見てください。
Look at the photo. ② L-08
・・この写真を見てください。
・I was surprised at bright lights and big cities. ② L-08
・・明るい光や大都会に驚きました。
・A small white head looked back at him. “Mommy."
・・小さな白い頭が彼を振り返りました。「ママ。」
Loot at this. ③ L-01
・・これを見てください。
Look at these men drinking water. ③ L-06
・・水と飲んでいるこれらの男性たちを見て。
・She pointed at the safe. ③ L-07
・・彼女は金庫を指していました。
・Jimmy looked at Susan and smiled sadly. ③ L-07
・・ジミーはスーザンを見て、悲しげにほほえみました。
・Officer Ben Price looked at the cases. ③ L-07
・・ベン・プライス警官は、これらの事件を調べました。

熟語関係
● at で始まる熟語 ⇒ コチラ
be good at「~が得意」⇒ コチラ
at last「ついに、とうとう」⇒ コチラ
at least「最低、以上」 ⇒ コチラ
at once「すぐに」
not at all「少しも~でない」

教科書の例
・She is good at kendo. ① L-02
・・ 彼女は剣道が上手です。
・In addition to those, at least 30 other languages are spoken in India. ② L-08
それらに加えて、インドでは少なくとも他に30の言語が話されています。
・His family had electricity at last. ③ L-07
・・彼の家族はついに電気を手に入れたのでした。
・"I’ve get him at last," he thought. ③ L-07
・・彼は「とうとう見つけたぞ」と思いました。
・"Well," Jimmy said to him, “You caught me at last. Let’s go." ③ L-07
「さて」とジミーは彼に言いました。「ついに僕を捕まえましたね。行きましょう。」
・I don’t like it at all." ① L-09
・・そんな歌は少しも好きではありません。
At last Peter arrived at his home. ② L-02
・・ ついにピーターは家に着きました。
・In a phone call, you can hear the voice of the person at the other end of the line. ② L-07
・・電話では、もう一方の電話口で相手の人の声を聞くことができます。
・Visitors to Beppu will understand that at once. ② L-08
・・ 別府を訪れた人は、すぐに理解するでしょう。
・Let’s work together for the future – a world without landmines, a world at peace. ② L-08
・・未来のために一緒に取り組みましょう – 地雷のない世界、平和な世界のために。
・I fell into a slump, got injured, and was not at my best. ③ L-07
・・ 私はスランプに陥り、けがをし、最もよい状態ではありませんでいした.

 

前置詞

aslike
 as と like には、いろいろな使い方があります。整理して覚えておきましょう。
 ※説明で登場する[前置詞]と[接続詞]に関しては下記を参照ください。
  [前置詞]の説明は ⇒ コチラ
  ※ [前置詞] の後ろは通常 [名詞] 又は [動名詞]が来ます。
 
[接続詞]の説明は ⇒ コチラ
  ※ [接続詞] の後ろは通常 [主語]+[動詞]と続きます
 

like

 ●[動詞]「~が好き、~を好む」
 ●[前置詞]「~のように
 ・This house is like a hospital.「この家は病院のようだ」
  …この家は、病院ではないが、家族全員が風邪をひいて寝込んでいるため、病院のようだ

as
 ●[前置詞]「~として」」
 ・This house was used as a hospital during the war.「この家は戦時中病院として使われていた」
  … 病院として建てられたわけではないが、大きい家だったので病院として使われていた
 ●[接続詞のように
 ●[接続詞]「~の時」… [接続詞] when のように使います。この記事では省略します。

like と as の使い方をまとめてみました

look / feel / sound / appear の後ろは、
 [形容詞]のパターンと
 like+[名詞]のパターンがあります。
 sound / look / seem / appear の
詳しい説明は ⇒ コチラ

 [補足説明] look を使って下記の英文を作る時、後ろに名詞がくる時は like が必要になります。
 「彼は幸せそうだ」は He looks happy. (happy は[形容詞]なので look は不要)
 「彼は映画スターのようだ」は He looks like a movie star. (movie star は[名詞] なので like が必要)

 ▢ 教科書の例

助動詞

□ ずっと[準備中]の状態だった be going to の資料を作成しました  ⇒ コチラ
will と be going to の使い分けなど説明しています。中学生は 「will と be going to はほぼ同じ」という覚え方でもOKです。
ただ、実際日常生活や仕事で英語を使う場合は、will と be going to の使い分けはぜひ覚えておいた方がいいことの一つです。
「使い分け」の例もいくつか示していますので、少しは理解の手助けになるのではないかと思っています。
学校では、高校受験だったり大学受験が勉強する大きな目的になっていることもあり、使い分けは曖昧になっている部分だと思います。
※ 未来を表す表現は will と be going to だけではありません。
「未来を表す進行形」と「未来進行形」の資料もいずれ高校生の項目に追加したいと考えています(時期未定)。
「未来を表す進行形」の説明は ⇒ コチラ (2023年02月14日追加)
「未来進行形」の説明は ⇒  コチラ (2023年01月11日追加)

▢ [全くの余談になります] 資料作成が遅れた理由についての言い訳です
他の資料もそうですが、文章だけでは単調になってしまうのと、覚えやすくするためにも資料の中にイラストを使っています。
ほとんどのイラストはインターネットで無料で使用できるものを使わせていただいておりますが、
be going to の説明に使うしっくりとしたイラストがなかなか見つからなかったのがすぐに資料を作成できなかった理由の一つです。
今回、液晶ペンタブレット(略して「液タブ」)なるものとイラスト作成のアプリを使って初めてPCでイラストを作成して使用しました。
個人の紙の単語帳(紙)にはよくイラストは描いていました。どうしても手作りのイラストが必要な場合は、
紙にイラストを描きスキャナーで読み取る方法を使っていましたが、期待するほどきれいにできませんでした。
「液タブ」とアプリは数か月前に購入して使いだしていたのですが、「液タブ」は紙に描くのにかなり近い感触があるものの、
ある程度納得いくレベルになるにはそれなりの練習が必要で、アプリも説明書を片手に試行錯誤しながら使用していたこともあり
予定していたより遅れてしまいました。
アプリにはいろいろな機能があるようなのですが、全然使いこなせていないのが現状です。
語学学習もそうですが、PCでイラストを作成するのも、よく知っている人に教えてもらえば、使い方もわかりやすく説明してもらえ、
わからないところも質問できて、より短い時間でもっと上達できているのではないかと思っています。
独学は大変」だということイラストを描きながら実感しています。
2020年11月05日

コジツケ

behind [biháind]「~の後ろに、~の後ろの」「~の背後に

覚え方
・・「あく」をしている人「の後ろにはい上がる女の人…井戸(いんど)から
・・「あくはい上がる井戸

教科書の例
・Do you know the woman behind him? ① L-05
あなたは吉田先生の後ろにいる女性を知っていますか。
For example, I wanted to tell them the thinking behind my serve. ③ L-07
たとえば、サーブの背後にある自分の考えをコーチに話したかったのです。
※ For example「たとえば」
※ want to 動詞 ⇒ コチラ
※ tell ⇒ コチラ
・His life as a safebreaker was behind him. ③ L-07
金庫破りとしての彼の人生は、過去のものとなりました。
※ as「~として」⇒ コチラ

コジツケ

become [bikʌm]「…になる」
※ become の –o– の発音 ⇒ コチラ
become の変化コチラ
変化を表す get / becomeコチラ

覚え方
・・眠くなる ⇒ 「あく」が出る ⇒ 腕をかむ…寝てしまわないように。

教科書の例
・When I was a child, I was forced to become a soldier. ② L-08
子どもの時、私は兵士になるように強制されました。
※ when …[接続詞] ⇒ コチラ
・For these reasons, manga has become very popular in the last few decades. ③ L-02
こうした理由で、マンガはここ数十年間で大変な人気になりました。
※ has become …[現在完了形] ⇒ コチラ
※ last ⇒ コチラ
・It became the story of Peter Rabbit.② L-02
その手紙がビーターラビットの物語になりました。
・The Ogasawara Islands became a World Heritage Site in 2011. ② L-03
小笠原諸島は、2011年に世界遺産となりました。
・He became a professional baseball player. ③ L-01
彼はプロ野球選手になったのです。
・We became 'one’, and we won the match. ③ L-01
私たちは「一つ」になり、試合に勝ちました。
※ won の発音 ⇒ コチラ
About a month after the sports day, Sadako suddenly became sick. ③ L-04
運動会の約1か月後、禎子さんは突然病気になりました。
・When she was in elementary school, she became sick. ③ L-04
小学生のとき、彼女は病気になった。
※ when …[接続詞] ⇒ コチラ
・Winter’s tail became very bad. ③ L-04
ウィンターの尾ひれの状態はとても悪化しました。
※ tail と tale は [同音異義語] ⇒ コチラ
・With these words, she became a hero to many people both in Africa and around the world. ③ L-07
これらのことばで、彼はアフリカと世界中の両方で、多くの人々にとってのヒーローになりました。
※ around the world = all over the world「世界中で、世界中の」
・After I won a tournament for the first time, the pressure became intense. ③ L-07
トーナメントで初めて優勝したあとは、プレッシャーは強烈なものになりました。
※ after …[接続詞] ⇒ コチラ
・He became friends with the woman, Susan Adams. ③ L-07
彼は、スーザン・アダムズという名のあの女性と親しくなりました。

代名詞


It の特殊な使い方

It は [代名詞] と呼ばれています。 [代名詞]の使い方: 普通は文章や会話の中で 最初に(例えば)「リンゴ」が登場して、
 その次は「リンゴ」と言う代わりに [代名詞]「それ」を使います。これが [代名詞] の普通の使い方になります。
 ということは、文章や会話の中で最初にいきなり[代名詞]が登場するのはおかしなことなのです。
 次に説明するのが、この「おかしなこと」の一つになります。
 ※ [代名詞] ⇒ コチラ

 
  
 
天気気温」「時間」「距離」などを表す時は、主語に It を使います
 これらの場合は、文章や会話の最初でも it を使います[代名詞] it の特殊な使い方になります。
 ※ [主語]は通常「~は」とか「~が」と訳しますが、この場合の [主語] の It は訳す必要がありません「それ」という意味もありません
 ※ [主語] ⇒ コチラ
 
例文:
 It rained last night. (昨夜雨が降った)
 It is six o’clock. (6時です)
 
  

教科書の例
 It's around noon. (そろそろ正午だわ) ① L-06
  ※ around「~の周りを」「~ごろ、~ぐらい = about」
 It will be hot tomorrow. (明日は暑くなるわ) ② L-03
  ※ warm / hot / cool / cold の説明は ⇒ コチラ
 It will not be hot tomorrow. (明日は暑くならないわ) ② L-03
 It'll be sunny on Tuesday. (火曜日は晴れるわ) ② L-03
 ・Yes. It'll be very hot. (ええ、とても暑くなるわ) ② L-03
 It's almost noon. (もう少しでお昼だわ) ② L-03
  ※ almost 「ほとんど、おおかた、もう少しで」
 
  

▢ 他の It の特殊な使いかた
 It の後に [不定詞] が続く場合コチラ
 
■ 下のイラストの説明
 英語では、最初は Shingo (慎吾)と言っても、通常、その次は He (彼) と[代名詞]を使います
 ・This is Shingo.「こちらは慎吾さんです」

 ・He is a good tennis player.「彼はテニスがうまいんですよ」
 
  
 
■ 下のイラストの説明
 [代名詞] は通常、最初に言った言葉を置き換えています(例: Shingo ⇒ He)。
 ただし、「天気・気温」「時間」「距離」などのことを言う時は、置き換えはしないで [代名詞] it を使います。

 It is five now.「今, 5時だ」… It は前に言った何かを指し示しているわけではないんです。

  
 

助動詞

※ [命令文] ⇒ コチラ
※ Will you~? ⇒ コチラ
※ Can you~? ⇒ コチラ

ポイント
 ● Open the window. は[命令形]になります。
  [命令形]の詳しい説明は ⇒ コチラ
 

 ● [命令文] の文の前または後ろに please をつけると少し丁寧になります
  ※ 確かに、please をつければ少し丁寧にはなりますが、命令文に please をつけただけではまだ響きがよくない時があります
  [命令文]に please を付けただけの文を使うと、場合によっては「上から目線」のような印象を与え、依頼を受けた側に「むっ」とされることがあります。

 

 ● 日本語も同じですが、疑問文の形の方がより丁寧な響きがします [~してください ⇒ ~してくれますか ⇒ ~してくれませんか]
 丁寧(ていねい)にお願いするのであれば「疑問文の形」が安全・無難(ぶなん)です。
  [日本語の例]「それを運んでください」⇒「それを運んでくれますか?」

 ● お願いするときは、日本語と同じで 長い文章であればあるほどより丁寧(ていねい)な表現になります。[~してくれますか ⇒ ~していただけますか]
  ただし、必要以上に長い文章を使うと、冗談、皮肉、嫌味(いやみ)のように聞こえる場合があり注意が必要です。
  例: (英語省略)「(親が子供に対して) そろそろゲームをやめていただけると大変ありがたいんですけど(嫌味、怒っている時など)」

 ● (高校で学びます。中学生は覚えなくていいです。)
  [命令文] の後ろに [付加疑問文]的に「, will you?」をつけて Open the window, will you? と言うこともできますが、この文も[命令文]になります。
 
 ● would / could は そもそも will / can の過去形ですが、依頼の文で使われる would や could には過去の意味はなく
   丁寧な表現にするために will / can より文字数が多い過去形を使っています

 ● Would you~?/ Could you~?より Would you please~? / Could you please~? の方が文章が長くなる分「より丁寧」な表現です。
  please は通常 you のすぐ後に置きます。

 ●「Will you~? / Would you~?」 と 「Can you~? / Could you~?」 の違いはなんでしょうか?
   Will you~? / Would you~? は依頼された人は、基本依頼を断れない場合に使われます。
  Can you~? / Could you~? は依頼された人は、断ることもできる場合に使われます。
   例えば、
  Will (Would) you read the textbook? [先生が生徒に対して]「教科書を読んでくれますか(いただけますか)」…通常、依頼は断れません。
  Can (Could) you tell me how to get to the station?「駅への行き方を教えてくれますか(いただけますか)」
    …行き方を知らなければ、教えてあげたくても教えてあげることはできません。
    ※ get to …「~に着く・到着する」⇒ コチラ
    ※ how to get to …[疑問視]+[不定詞] ⇒ コチラ
   どちらを使った方がいいか判断が難しい時は、Will you~? / Would you~? より Can you~? / Could you~? を使った方が安全[無難(ぶなん)]です。
   ※ プロポーズ(結婚の申し込み)をするときは、通常 Will you marry me? を使います
    (英米のTV番組・映画・記録映像などを見る限りでは、プロポーズの時には、必ずと言っていいくらいこの「決まったフレーズ」が使われます。
    まれにプロポーズが断られているのを見かけますが…。
    ※ Would you marry me? もまれに聞きますが、プロポーズする間柄では、通常対等なので Will you~? が一番使われるように思われます。

 ▢ 依頼をするのに「上記と異なるパターン」の下記のような、別な言い方もあります。
 I would like you to ~. 「あなたに~してもらいたい」… 詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ する人を指定したような言い方になっています。失礼に聞こえる場合もあるため注意が必要です。
  下記の例のように使われる場合によっては失礼に聞こえない場合もあります。
 ・ I would like you to come with me. (君にボクと一緒に来て欲しいんだ)
   … 転勤などが決まり、彼女に一緒に行って欲しいとお願いする場合などは使えるかと思います(彼女がお願いする逆の場合もあり)。
 ・I would like you to go to the US. (君にアメリカに行って欲しい) … 留学など推薦し、本人に伝える場合などは失礼にならないと思います。
  ※ 必ずしもお願いした人が実際に依頼されたことをしない場合もあるので注意が必要です(依頼した人が他の人にさらに依頼する場合もあります)
  ※ want = would like ⇒ コチラ
 
 I would like to have+[物]+[動詞の過去分詞]  高校で学びます。中学生は覚えなくていいです
  ※[使役動詞]を使って、「[物]を~して欲しい」と言うことができます (人が登場しないので無難な言い方で、ビジネス英語などでも使われます)。
  ※ 詳しい説明は ⇒ コチラ

▢ 助動詞一覧
 ・will ⇒ コチラ
 ・can ⇒ コチラ
 ・may ⇒ コチラ
 ・must ⇒ コチラ
 ・should ⇒ コチラ
 ・shall ⇒ コチラ
 ・be going to ⇒ コチラ
 ・be able to ⇒ コチラ

副詞

「~に」「~へ」「~で」が含まれている単語
 例: here / there / where / abroad [əbrɔːd] ③ L-07 / home など 

説明
 ①「駅に行きなさい」という[命令文]を作ってみましょう。
  Go the station. と言うと、go…「行く」、station…「駅」なので「駅行きなさい」 という意味になります。
  意味はわかるので、何も言わないよりいいです。ただ「~に」「~へ」という言葉が 入っていないので不自然なヒビキです。
  そこで、「~に」「~へ」に当たる単語 to を加え、Go to the station. にすると「駅行きなさい」…と自然な英語に聞こえるようになります。
  to は[前置詞(ぜんちし)]という仲間になります … 前置詞の詳しい説明 ⇒ コチラ
  [前置詞]という用語はよく使う言葉なので、ぜひ覚えておきたいです。
  ※ ここでは the について何も説明しないで使っていますが、別途説明することにします ⇒ コチラ
 
  
 
 ② 上の説明で station は「駅」という意味で、その中に「~に」「~へ」という意味は含まれていません。
  一方、英単語の中には「~に」「~へ」が含まれているものがあります
  たとえば、here「ここ/ここ / there「そこ/そこ / where「どこ/どこ  / abroad「海外/海外/ home「家/家などです。
  「ここに来なさい」は英語では Come here. になります。
  here の中に「~に」「~へ」という意味が含まれているからです。
  Come to here. と言うと「ここへ来なさい」と」が2回入り、不自然なヒビキになります。(Come to here. … 意外と言いがちな間違いです)
  これらの単語には to にあたる「~に」「~へ」という意味が含まれていますが、「~から」にあたる from などの意味は入っていません
   ⇒ 「その駅はここから遠くない」は The station is not far from here. となります。
    ※ to 以外の[前置詞]は必要となります。
  ● 他の例文   「(それを)家に持って帰ろう」は Let’s take it home. [① L-04] と to は不要。
  「どこへ行ったの?」は Where did you go? (where に to が含まれているので to は不要 … [NG] Where did you go to?)
  「どの国に行ったの?」は What countries did you go to? (country に to は含まれていないので to が必要になります)
 
  
 
教科書の例

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Stay home. / Stay at home. について。
  ※Stay home. の記事 ⇒ コチラ
  home の中には、「~に」「~へ」にあたる to と「~で」にあたる at が含まれていると考えれば 「おうちにいよう」は Stay home. となります。
  home の中に「~で」に当たる at が含まれていないと考えれば「  おうちにいよう」は Stay at home. となります。 
   ※「Stay at home.  は主に英国で使われている」という情報を見かけることもありますが、英国でも Stay home. は使われます。
    どちらを使うかはその時の状況によるように思えます。Stay safe. と一緒に使うのであれば、ヒビキの関係で Stay home. の方が好まれて使われるように思えます。
    英語では(英語でも)、ヒビキというのが重要視されているように思えます ⇒ コチラ[準備中]

▢「~に」「~へ」が含まれるこれらの単語は[副詞]と呼ばれています 
 ※[副詞]にはいろいろな種類があり、使い方もさまざまです … 詳しくは コチラ
 ここで紹介している here などの単語を学校の授業や参考書などで[副詞]として説明することがあるため、[副詞]という扱いであることを紹介しておきます。
 (実際、辞書で調べると[副詞]の記号がついています)
 授業などで、これらの単語にういて[副詞]という説明があった時は、『「~に」「~へ」が含まれる単語 』と考えてください。
 「here は副詞なので前置詞の to は不要だぞ」…というような文法用語をいくつも使った言い方はわかりずらいためこのホームページでは使わないようにしています。
 ●あくまで余談です: 
 悲しいことに、世の中には文法用語を多用して、私が読んでも何を言いたいのか よく理解できない説明をされる方もいらっしゃいます。
 英語を勉強しているほとんどの人は 言語学者ではありません。文法用語の使用はなるべく少なくし、簡単な言い方で説明する方が多くの人にとってわかりやすいのではないかと考えています。
 とは言っても、学校の授業や参考書などである程度の文法用語が使われている以上、何も説明しないで避けて通るわけにもいかないのが現実です。 
 文法や文法用語の中には勉強する人のために使われているというより、教えやすいから…というような理由で使われているのではないかと疑わざるを得ないものもあります。
 文法用語を使うことが、教わる側が十分理解していることを前提に成り立っている場合、教わる側が説明を十分理解できていないことがあることには注意したいものです。
 教わる側が十分理解していないと思われる場合は、初めて学んだことではなくても、最初に説明するような形になるのは必要なことだと思っています。

参考情報
 つづりに関して   場所を表す単語 here / there / where にはすべて「here」 のつづりが含まれています。
 「聞こえる」という意味の hear と、場所を示す here は[同音異義語(どうおんいぎご)] と呼ばれています (発音が同じで、つづりと意味の違う単語のことです)。。
 同音異義語は、直接関係のない単語と単語をつなぎ、知っている単語の数を増やすのに有効なため、このブログでも時々紹介します。
 「知っている単語数」を増やすには、いろいろな単語に多く触れることが 良い方法です。「聞こえる」の hear には耳を表す ear のつづりが 含まれています。
 「聞こえるのヒアはどんなつづりだっけ」…というときに役に立つかもしれません。右と左の耳は近いので「近い」を表す near にも「耳」を表す ear が含まれています。

 [同音異義語] ⇒ コチラ