不定詞 ⑨ It is … for [人]+[不定詞] 「[人]にとって~することは…だ」
▢ 不定詞 ⑨ It is … for [人]+[不定詞] 「[人]にとって~することは…だ」
・It is difficult for me
to swim 100 meters.
私にとって100メートル泳ぐことはむずかしい
訳:
[人]にとって「to 以下のことは」…です。
▢ ポイント
▢ [不定詞] の確認・復讐・説明 ⇒ コチラ
▢ It について
※ It は [形式主語](または仮主語)と呼ばれています。[形式主語]とは見た目が[主語]の形をしているだけで、
文章の[意味上の主語](または真主語)は to より後ろになります。
※ [形式主語](仮主語)と[意味上の主語] (真主語)は、学校や参考書の説明で使われる可能性があります。
聞いたときに何を言っているのかわかるようにしておきましょう。
※ It は [代名詞]ですが、前の文の何かを指してはいません。また It は訳しません。It の特殊な使い方の一つになります。
※ [代名詞] ⇒ コチラ
▢ [意味上の主語](真主語) …[不定詞]より後ろが意味上の主語になります([不定詞]より後ろのことを「to 以下」と言うこともあります)
⇒ 文を訳すのに[不定詞]より後ろを「~することは」と訳します。
▢ [意味上の主語]を一番前にもってきて[主語]にする書き換えすることができます。
ただし、英語では主語が長くなる「頭でっかち」は好まれません。[形式主語] It を使った形の方が一般的です。
※ 下記に2通りの「医者になることは難しい」を示します。
[形式主語を使って]・・It is difficult to become a doctor.
[形式主語を使わない]・To become a doctor is difficult.
▢ for [人] は、つける時と、つけない時があります。付けないと一般的な話になります。
・It is difficult to read this book. 「この本を読むのは難しいです」
・It is difficult for me to get up early. 「私にとって早起きは難しい」
※ get up 「起きる」⇔ go to bed 「寝る」
・
▢ 教科書の例
・It's difficult for me to swim 100 meters. ③ L-04
私にとって100メートル泳ぐことはむずかしい
・It's easy for me to swim 100 meters, it’s a lot of fun. ③ L-04
私にとって100メートルを泳ぐことは簡単です。とても楽しいです。
・"It will be difficult for her to live for more than one year," a doctor said to Sadako’s parents. ③ L-04
「彼女が1年以上生きることはむずかしいだろう」と一人の医師が禎子さんの両親に告げました。
※ difficult
(この形式の文ではよく登場します) ⇒ コチラ / more than ⇒ コチラ
▢ 他の
It の特殊な使いかた
●「天気・気温」「時間」「距離」などを表す時に使う It ⇒ コチラ
★ 他の[不定詞]関連のページ …不定詞にはいろいろな使い方があります。
▢ 不定詞 ① [to]+[動詞の原形]…まず形を覚えよう ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ② 名詞的用法 「~すること」① ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ③ 名詞的用法 「~すること」② ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ④ 形容詞的用法 [名詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑤ 副詞的用法「~するために」 ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑥ [疑問詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑦ want [人] to do / would like [人] to do 「[人]に~してもらいたい」 ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑧ ask/tell [人] to do 「「人」に~するようお願いする/言う」 ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑨ It is … for [人]+[不定詞] 「「人」にとって~することは…だ」 ⇒ 本ページ
▢ 不定詞 ⑩ too ~ to「あまりに~すぎて…できない」「…するには~すぎる」⇒ コチラ