「~を言う/話す」を表す s と t から始まる動詞 4つ
「~を言う/~を話す」を表す
S から始まる[動詞] 2つ、T から始まる[動詞] 2つ
● S : say / speak
● T : talk / tell
☆4つとも基本的な[動詞]なので、整理をして覚えましょう。
▢ say :
・※ say の変化 ⇒ コチラ
・“Hello!“ / “Good Morning!“ 等と言えるのは say のみです。
・※ tell は指示や通知の意味の時だけ可能
・・"My name is Alice," she said. ① L-09
・・「私の名前はアリスです」と彼女は言いました。
・・※上記の say の代わりに speak / talk / tell を使うことはできません。
・・Say ”cheese!” 「はい、チーズ」…(写真を撮るときに)「皆さん, 笑って」
・・(Cheese という口の形が笑っているように見えるため)
・[こぼれ話]
・外国人を含むスタッフ全員で打ち上げの記念撮影をすることになりました。カメラマンが「せ~の」と言うと、ある外国人のスタッフが ”No ~!”
・なぜ「No」なのか、理由を聞くと「Noと言えと言ったじゃないか」とのこと…「せ~の」が Say “No." に聞こえたらしいのです。
▢ speak :
・※ speak の変化 ⇒ コチラ
・〇 talk が「会話的」なイメージがあるのに対して、
・〇 speak は「一方的」なイメージがあります。
・・※ talk … talk show トークショー
・・※ speak … speech contest スピーチコンテスト
・〇 speak to [人] は「人と話す」時の他に、「[人]に話しかける」時ににも使われます
・・「[人]と話す」は speak to / with [人]
・・・Can I speak to Raj, please? ① L-07
・・・ラージくんをお願いできますか。
・・・※電話で「〇〇さんをお願いできますか」「〇〇さんに代わってもらえますか」
・・・・という言い方を覚えていないとすぐ英語が出てこないので注意が必要です。
・・・・「代わる」という意味で、間違えて change など使わないでください。
・・・・最近は一人にスマホ1台の時代になりつつあるので、この英語を使うのは仕事についてからということになるのかもしれません。
・※「日本語を話しますか」「日本語を話せますか」「日本語を話すことができますか」をそれぞれ英語で言うと ⇒ コチラ
・※ speak を[名詞]にした形「スピーチ」は speech とつづりが違うので注意
・※ speak に-er をつけると 「話し手」とか「スピーカー」という意味の speaker になります
▢ tell :
※※ tell の変化 ⇒ コチラ
・tell のみ [人]「に言う/話す」の「~に」がtell の中に含まれています。
・・⇒ tell [人] と 「~に」にあたる [前置詞] は不要です。
・・※ 逆に言うと通常は tell の後に[人]が必要です。
・・※ 他の3つの語 (say / speak / talk)は、「[人]に言う・話す」という時は、
・say to [人], speak to / with [人], talk to / with [人] と、[人]の前に前置詞が必要です。
・・※ 通常、tell の後には[人]が必要ですが、[人]が省略可能なのは下記の場合です。
・tell a story (物語を語る) / tell a lie (嘘を言う) / tell a joke (冗談を言う)/tell the truth (真実を言う) … などど
・・※ lie … まぎらわしい単語 ⇒ コチラ
・・・You must tell the truth. (本当のことを話さなければならない)
・・・He told a very funny joke.(とてもおかしい冗談を言った)
・・・To tell (you) the truth …(実を言えば) ※ それぞれの単語の最初の文字だけとると「TTTT」となります(覚えるヒントになるかも?)。
・〇 tell には、「~に話す」とい意味の他に「~に教える」という意味があります ⇒ コチラ
▢ talk :
・〇 talk は、「くだけた会話」でよく使われます。
・・When she walked into the room, everybody stopped talking.
・・彼女が部屋に入っていった時、みんな話をするのをやめた
・「[人]と話す」は talk to / with [人]
・・I talked with many people. ① L-09
・・私はたくさんの人々と話しました。
・・I’m going to talk about sports. ② L-07
・・私はスポーツについてお話します(話すつもりです)
・・※ be going to ⇒ コチラ
・[ご参考情報] talk は、くだけた講演をする時によく使われ、speak は形式ばった講演や説教などをする時に使われます。
・・[talk と speak
の比較]…ご参考です。中学生は全く覚える必要はありません。
・・・This is Suzuki Taro, who’s going to talk to us about gardening.
・・・こちらは私たちにガーデニングについて話してくださる鈴木太郎さんです。
・・・This is Professor Kate Johnson, who is going to speak on recent developments in low-temperature physics.
・・・こちらは低温医療における最近の発展について話してくださるケート・ジョンソン教授です