▢ sleep と go to bed の使い分け ・● sleep は「眠る、睡眠をとる」という意味で、「起きている状態」⇒ 「眠っている状態」への変化は表していません。 ・● 「寝る」(起きている状態から眠る状態に移る) ことは go to bed と言います。 ・・※ sleep と go to bed の関係は wear と put on の関係に似ています。wear / put on ⇒ コチラ ・・※布団を使って寝ていても、「寝る」という時は go to futon ではなく、go to bed と言います。 ・
・
・ ▢ 教科書の例 ・To save money, William and his family went to bed when it got dark. ③ L-07 ・お金を節約するために、ウィリアムと彼の家族は日が落ちたら寝ました。 ・※ To save money … [不定詞]の副詞的用法「~するために」⇒ コチラ ・※ 例文中の when it got dark のit は、「天気・気温」「時間」「距離」を表す時の it で ⇒ コチラ ・※ when「~の時」…[接続詞] ⇒ コチラ ・※ got は変化を表す get ⇒ コチラ ・I was sleeping. ② L-02 ・私は寝ていました。 ・※ was sleeping …[過去進行形] ⇒ コチラ ・
▢ get up「起きる」 ※ 教科書には出てきませんが「目が覚める」は wake up です。 ・● wake up は「目を覚ます」ことだけを言っていて、必ずしも布団やベッドから起き出さなくても使うことができます。 ・● get up は「目が覚めて ⇒ (次の行動をするために)起き上がる」ことを言いいます。 ・※ wake up と get up の違いがわかる例文 ・・I woke up at five, but I didn’t get up until an hour later. ・・5時に目が覚めたが、1時間後まで起きなかった ・・※ until「~(する)まで(ずっと)」② L-03 ・
・ ▢ 教科書の例 ・ What time do you get up, Yuki? (ユキ、何時に起きているの) ① L-06 ・I get up at six. (6時に起きます) ・
▢ 単語の輪を広げよう ●「モーニングコール」は和製英語です。英語で は wake-up call と言います。 ・※ ホテルを舞台とした韓国映画「ハッピーニューイヤー」の中でも、宿泊客の人がモーニングコールを依頼するシーンが出てきます。 ・・ 韓国でも、日本と同じように「モーニングコール」と言うようです。 ・ ● 「起きる」は get up ⇔「[人]を起こす」は get [人] up ・※get up の間に[人]を入れるだけなので、ついでに覚えましょう。 ・・Get me up at six tomorrow morning. ・・あすの朝 6 時に起こしてください ・
▢ such as 「~のような」「例えば~」(Here We Go! の内容を受け、2022年01月14日に改訂しました) ※ such as は like や for example のように使われます。 ・ ・such as は、日野市で使用している教科書のNEW CROWN の中では登場しませんが、 ・新しく採用された教科書 Here We Go! の中では、ざっと確認できただけで6回ほど登場します。 ・※ 新しい Here We Go! を使い始める前から都立高校入試問題の中に注釈なしで使われていました。 ・ (八王子で使用されたいた ONE WORLD などの教科書で使われていたのが影響していたのかもしれません) ・・※ 都立入試問題の中の「注釈」について : ・・・ 通常、習っていない単語や熟語が入試問題で使われるときは、注釈として欄外に意味が書かれているのが普通です。 ・・・ 平成31年度、令和2年度の試験問題の中には使用されていませんでした。 ・・・ (学校で習っていない such as が問題文の中に注釈ないで使われているというクレームがあったのでしょうか) ・ ・中学生のうちは、自分で作成する英作文の中に積極的に such as を使う必要はありませんが、 ・入試問題も含めて、文章の中に such as が出てきたときに意味がわかるようにしておきたいものです。 ・ ・将来英語を使う仕事についたら特にですが、such as は一旦覚えたら、ずっと使うことができお得です。 ・ ● 都立高校入試問題の出題例 (教科書の例は八王子使用の教科書の例) ・※ 教科書 Here We Go! で such as が使用されている例を紹介することを予定しています。
▢「ついに, やっと, ようやく, とうとう」を表す3つの言い方 3つの言い方とも「最後」を表す語 final / last / end が含まれています。
▢ finally [fáinəli] ※ finally には「ついに、とうとう」と言う意味の他に「最後に」という意味があります。 これは、「最初に…」「二番目に」…「最後に」と順番に話す時などに使われます。 ・Finally, I want to talk with Japanese-Brazilians. ③ L-05 最後に、ぼくは日経ブラジル人の方々と話しをしてみたいです。
▢ at last ※ last には「最後の」という意味と「最近の」「この前の」という意味があります。 last week「先週」/ last month「先月」/ last year「去年」⇒ コチラ ※ at がつく熟語 ⇒ コチラ
▢ in the end ※教科書には登場しません ⇒ 高校で学びます [ご参考] Don’t worry; it will come out all right in the end. (心配するな, 最後はうまくいくから)
▢ 教科書の例 ・Finally his dream came true. ③ L-01 ついに、彼の夢は実現しました。 ※ come true 「本当になる、実現する」 ・Finally they changed the law. ③ L-06 ついに彼らは法律を変えたのです。 ※ law [lɔː]「法律」 / low [lóu] 「低い」 ※ raw [rɔː]「生の」/ row [róu]「列」「こぐ」⇒ コチラ ・Finally his windmill was ready. ③ L-07 ついに彼の風車の準備ができました。 ・At last Peter arrived at his home. ② L-02 ついにピーターは家に着きました。 ※ arrive at ⇒ コチラ ・At last I got to the baby. ② L-08 ついに、私は赤ちゃんのところに着きました。 ※ get to ⇒ コチラ ・His family had electricity at last. ③ L-07 彼の家族はついに電気を手に入れたのでした。 ・“I’ve got him at last," he thought. ③ L-07 彼は、「とうとう見つけたぞ」と思いました。
▢ at で始まる主な熟語に次の4つがあります。 ※ 高校では他の熟語も学びます。 ● at first (最初のうちは) ● at last (ついに/とうとう) ● at least (少なくとも) ● at once (すぐに)
▢ 教科書の例 ▢ at first (最初のうちは) ※「(まず)最初に」と順番を言う時には at first は使いません [First / First of all などを使います]。 ・At first, I asked my daughter to help me with the e-mail. ③ L-07 最初のうちは、私は娘にEメールを読むのを手伝うように頼みました。 ・At first this looks like a good thing. ③ L-07 はじめは、これはよいことのように見えます。 ※ look like ⇒ コチラ
▢ at last (ついに/とうとう) ※「ついに、とうとう」を表す3つの言い方 ⇒ コチラ ・At last Peter arrived at his home. ② L-02 ついにピーターは家に着きました。 ・At last I got to the baby. ② L-08 ついに、私は赤ちゃんのところに着きました。 ・His family had electricity at last. ③ L-07 彼の家族はついに電気を手に入れたのでした。 ・"I’ve got him at last," he thought. ③ L-07 彼は、「とうとう見つけたぞ」と思いました。 ※ arrive at = get to 「~に着く、到着する」⇒ コチラ ・ ▢ at least (少なくとも) ※ least は little の最上級形 ・At least 130,000 people died by the end of the year. ③ L-04 少なくとも13万人の人々がその年の終わりまでに亡くなりました。 ※ by 「~までに」⇔ until 「~まで(ずっと)」
▢at once(すぐに) ・Visitors to Beppu will understand that at once. ② L-08 別府を訪れた人は、すぐに理解するでしょう。
▢ at で始まる他の熟語の例 (高校で学びます) ※ 中学では覚えなくてもOKです。
● at large (逃走中で) ● at best (せいぜい/よくても) ● at most (せいぜい/多くて) ● at random (でたらめに/ でまかせに)
▢ 「~に着く」「~に到着する」を表す3つの言い方 1⃣ arriveat / arrivein 2⃣ get to 3⃣ reach [ríːtʃ] ▢ ポイント ●arrive の覚え方 ⇒ コチラ ● 黒色の単語 reach は NEWCROWNには出てきませんでしたが、 Here We Go! には登場します。 ●get to は3つの言い方で一番カジュアル (くだけた言い方 / かしこまっていない言い方 / 日常会話などでよく使われます) ⇒ 都立高校入試問題などを見ると、get to は、友達同士の会話文の中でよく見かけます。 ▢ 2023年度(2023年02月実施)の都立高校入試問題ではリスニング問題の質問の中で get to が使われています。 ※ get to を聞いた時に、意味が分からないと、残りの部分を集中して聞き取れない可能性もあります。 ※ リスニングの対話の中では get here という形で出てきています。 ▢ 下記は都立高校入試問題より抜粋 ・Misa got information about how to getthere and explained it to Ellen. ミサはそこへの行き方についての情報を手に入れ、それをエレンに説明しました。 ※ 後ろの get there が「そこに着く」「そこに行く」という意味で使われています。 ※ there など「~へ」が含まれる語と一緒に使うと「~へ」にあたる to が省かれるので、見慣れていない人は注意が必要です。 ※ explain「説明する」⇒ コチラ ※ go to と get to の違いの説明は ⇒ コチラ
●1⃣ 2⃣ 3⃣の3つの言い方には「~に」という意味が含まれています。 [前置詞] at / in がない arrive の意味は「着く」「到着する」で「~に」が入っていません。 He arrived. 「彼は到着した」とは言えますが、 He reached. 「彼は~に到着した」は不完全なので、reached の後に場所などが必要です。 ※ reach の中に「~に」という意味が含まれているため、He reached.は「彼は~に着いた」という意味になります。 ● それでは「~へ」「~に」が含まれている here [ここに/ここへ] などと一緒に使う時はどうしましょうか? here などには「~へ」「~に」が含まれているので動詞の後ろにある at などの[前置詞]は不要です。 次の例で [前置詞] が使われていないことを確認してみてください。 ※ 「~に」「~へ」「~で」は含まれる? ⇒ コチラ ▢ 例文 ・I arrivedhere two years ago. (私はここに2年前に来た) ・I arrivedhome at six. (6 時に帰宅した) ・He told me how to getthere. (私にそこへの行き方を教えてくれた) ・gethome from work (会社から帰宅する) ※gethome は「家に着く」で「家を手に入れる」という意味ではないので注意が必要です。 ●arriveat と arrivein の違い ・arriveat … 狭い場所に到着する場合、例えば日野駅: Anne arrivedat Hino Station. ・arrivein … 広い場所に到着する場合、例えば東京: Tom arrivedin Tokyo. ※新幹線で到着する時のことを考えると東京と言っても広いので、東京に入った時点で「東京に着いた」と言うことができます。 ※ いろいろな状況を考えると arrive at の方がよく使われます。
・ ▢ 教科書の例 ・At last Peter arrivedat his home. ② L-02 ついにピーターは家に着きました。 ※ at last「ついに、とうとう」 ⇒ コチラ ・Well, how can I get to Ikuta Shrine? ② L-01 あの、生田神社にはどう行けばいいですか。 ・When I got to the village, the field was silent. ② L-08 私が村に着くと、野原は静かでした。 ※ when …「~の時」[接続詞] ⇒ コチラ ・At last I got to the baby. ② L-08 ついに、私は赤ちゃんのところに着きました。 ※ at last「ついに、とうとう」 ⇒ コチラ ・Excuse me. Could you tell me how to get to the castle? ③ L-01 すみません。お城への行き方を教えていただけませんか。 ※ Could you~?「~していただけますか」…[依頼文] ⇒ コチラ・ ・ It reached Mars in 2018. 3⃣ U-04 2018年に火星に到着しました。 ※ It は Insight (インサイト) という名前のロボットのことです。 ▢ 単語の輪を広げよう (reach) ● REACH という歯ブラシがあります…歯ブラシが奥歯まで「届く」という意味で名付けたようです。 家にない場合は、無理に買う必要はありませんが、お店に立ち寄った時に確認してみましょう。 近くのお店で見かけない時は、少し大きめのディスカウントショップならあるかもしれません。
● reach [ríːtʃ] の発音。下線部が同じ発音の単語を集めました。 ▢ each [íːtʃ] 「それぞれの」 each other ⇒ [重要熟語]「お互い(を、に)」 ▢ beach [bíːtʃ]「砂浜」 ▢ peach [píːtʃ] 「モモ」 ▢ search [səːrtʃ]「調べる, 調査する」 ・We must help each other. 「私たちはお互いに助け合わなければならい」③ L-01
・look for「~を探す」 ・look forward to「~を楽しみに待つ」「~を楽しみにする」 ・look after [高校]「世話をする」… 詳しくは ⇒ コチラ ・look up / look into [高校]「調べる」… 詳しくは ⇒ コチラ ・look up to [高校]「仰ぎ見る, 尊敬する」… 詳しくは ⇒ コチラ ・look down on [高校]「軽蔑する, 見下す, ばかにする」… 詳しくは ⇒ コチラ ・look over [高校]「~にざっと目を通す」[準備中] ・look back on [高校]「~を回想する」[準備中] ・look like「~のように見える」(教科書末尾の[単語の意味]に記載) ・look at「~を見る」(教科書末尾の[単語の意味]に記載) … コチラ
※ちなみに、「〇〇回」の言い方は 1回 : once [wʌns] ※once には「かつて」という意味もあります 2回 : twice [twáis] ※TWICE は、2015年に韓国で結成された多国籍のアイドルグループ 3回 : three times 4回 : four times ※3回以上はの言い方は ▢▢ times ・▢「調べる」関係の単語・熟語 ⇒ コチラ
▢ 教科書の例 ・When Peter was looking for parsley, he saw Mr McGregor. ② L-02 ピーターがパセリを探しているとき、彼はマクレガーさんを見ました。 ・look for a job ③ L-07 仕事を探す
▢単語の輪を広げよう 「探す」 ⇒ 「見つからない」⇒「あれ、見つからないなぁ」 ⇒ 「あっ、やっと 見つかった」 「やっと、とうとう」: at last / in the end / finally … 詳しい説明は ⇒ コチラ 「見つける」: find [fáind] ⇒ 過去 found [fáund] ⇒ 過去分詞 found ※ find は 重要単語です。look for が出てきたら、合わせて find も思い出すようにしましょう。また、find の過去・過去分詞系の found とともに覚えましょう。
▢ look forward to +[名詞] または [動名詞]「~を楽しみに待つ」「~を楽しみにする」 ※ look forward to の後ろには [名詞] 又は [動名詞] が来ます。 look forward to の to を[不定詞]と間違える場合が多いので注意が必要です。 ※ [不定詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ ※ [動名詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
「~を楽しみに待つ」「~を楽しみにする」 … は下のようなイメージでしょうか。 ① look forward は「前を」「見る」。どういう「前」かと言うと時間的な前 … つまり「未来」 のことです。 ⇒ 「楽しみにする」というのは「未来を見る」こと。 ② 何に対して楽しみかは 「to ▢▢」で示します ③ look forward to ▢▢ で「▢▢を楽しみにする」 ※ サッカーなどで FW (forward フォワード) と呼ばれるポジションは一番前(相手のゴールに近いところ)にいてゴールすることを期待される選手です。
▢ 教科書の例 ・I look forward to your e-mail. 私はみなさんのEメールを楽しみにしています。 ・So I look forward toworking at your shop. だから、あなたのお店で働くことを楽しみにしております。
▢ 補足説明 ① look forward to は、手紙や Mail のやり取りや挨拶の最後に使われる定番の熟語です。 ⇒ 都立高校入試の問題文によく使われています。回答に記入するというより、問題文の中でよく見かける表現です。 自分で使わなくても look forward to を見かけたら、最低「楽しみにする」を思いだしましょう!
② look forward to を進行形にすることも可能です。 ※ 進行形にすると友達とのやりとりなど少し砕けた感じになります。ビジネスの文書などで進行形を使うことはまずありません。 ・I look forward to ~ ・I am looking forward to ~
③ look forward to の to は[前置詞]です ⇒ [前置詞]の後ろは[名詞]または[動名詞]がきます。 [名詞]が来る例 : I look forward to the party. パーティを楽しみにしています [動名詞]が来る例 : I am looking forward toseeing you soon. すぐに君に会えるのを楽しみにしています
▢ 「~を見る」look at / see / watch □ look at / see / watch には「~を見る(観る)」という意味があります。 ● 「(~を)見る」の look / see / watch は [動詞] という[品詞]に分類されます。 ※ [動詞] の説明 ⇒ コチラ ▢ ポイント 1 「~を」は含まれているの? [動詞] には、その中に「~を」という意味が含まれているものと、含まれていないものがあります。 ● look / see / watch の中で 「~を」という意味が含まれている[動詞] : see / watch 「~を」という意味が含まれていない[動詞] : look ※ look には「~を」が含まれていないので、「~を見る」と言う時は、「~を」に当たる[前置詞] at をつける必要があります。 ただ単に、「見て!」という時は Look! でいいですが、 「あの鳥を見て!」という時は、Lookat the (that) bird! と 「~を」にあたる at が必要になります。 ※ see / watch には「~を」いう意味が含まれているので、 I watched. というと「私は、を観た」という意味・響きになり、不自然になります ⇒ watch の後ろに「何(を)」という言葉が必要になります。 「でも、 I see. とか言う英語をよく聞くよ」と気づいた人はすごいです。確かに、I see. という言い方はありますが、 この場合の see は「を見る」という意味ではなく、理解する(= understand) という意味で使っています。 ・I see. = 「わかりました。なるほど」③ L-02 look at / see / watch は基本的な[動詞] のため頻繁に見かけるとになります。 見かけるたびに少し意識するぐらいで、「at がいるのかどうか」は分かるようになると思います。
▢ ポイント 2 [look at / see / watch の違い・使い分け] ■ 次の3つの文の意味の違いは何でしょう。 ・Tom looked at the bird. ・Anne saw the bird. ・My father watched the bird. ※ 3つとも過去の文です。 ※ look と watch は[規則動詞] … 説明は コチラ ※ see は[不規則動詞] (see ⇒ saw ⇒ seen ) … 説明は コチラ
●上の例文に物語を作るとするとこんな感じでしょうか。 Mika が飼っていた珍しい黄色のインコが逃げてしまいました。Tom と Anne が公園を一緒に歩いていると、 その逃げたて来たと思われる黄色いインコを Anne が見かけました (Anne saw a bird)。 Anne は指を指してその鳥のことを Tom に教えてあげました(それで Tom はその鳥を見ました Tom looked atthe bird)。 少しすると、その鳥は川の方に飛んでいってしまいました。 河原ではちょうど私の父が趣味のバードウォッチングをしていて、そこに公園の方から黄色い鳥が飛んできて近くの木にとまりました。 父はその珍しい鳥を観察しました(watched)とさ。 おなじ「見た」ですが、それぞれの人がその状況が違うので、こんな感じで3つの動詞を使いわけます。 めでたし、めでたし。
※ただし、movie (映画)を観る時は、see も watch も両方使います。 「映画を観る」と言う時に使う see と watch の使い分けはありますが、 中学では『「映画を観る」時は see も watchも両方使える』ぐらいに覚えてください。 実際、教科書でも映画を観る時は see と watch の両方の単語が使われています。 下のScreen shot は、映画「天気の子」のレビュー(感想)です(アメリカのAmazonより拝借)。see も watch も使われています。 違いについては、高校の分類で紹介するつもりです(意外に複雑で、ネイティブの人でも使い分けていたとしても説明できる人は少ないかもしれません)。 ▢ 教科書の例 ・I saw a movie. (私は映画を観た) ① L09 ・I’m going to see a movie. (私は映画を観るつもりだ) ② L03 ・When I was a child, I liked to watch movies about robots. (子供の時、私はロボットの映画を観るのが好きでした) ② L06 ・I’m going to watch a movie. (私は映画を観るつもりだ) ③ L07 ※ be going to は will とほぼ同じ。「~するつもり」 実際にはwill と be going to は使い分けています。中学では詳しく勉強しないので、興味がある人は ⇒ コチラ
※ the つける / つけない? 「TVを観る」は watch TV と TVの前に the はつけません。「ラジオを聴く」は listen to the radio と the が必要です。 [冠詞] a /an / the は英文法の中でも難しいものの一つです。適切な[冠詞]を選ぶのが難しいものもありますが、 「TVを観る」「ラジオを聴く」のように決まっているものもあります。 一つずつ覚えていきましょう。全てことに理由があると思いますが、「TVを観る」「ラジオを聴く」に the が必要・不必要については、 興味があれば調べてみるのもいいかもしれません。 ラジオやTVが世の中に登場した当時にまでさかのぼらないとわからないかもしれません。 ただこの場合は理屈で覚えるより、watch TV / listen to the radio と覚えてしまった方が合理的だと思われます。 また、the を間違えてつけても、付け忘れても大きな問題にならないことが多いので、少しずつ覚えて行けばいいです。 ※ [冠詞](高校)… 興味があれば ⇒ コチラ
・ ▢ 単語の輪を広げよう ● look look には 大切な熟語 ( look+[前置詞]など) がいくつかあります(例: look for …「を探す」)。 熟語は知らないと全く意味が分からない場合があります。 たとえば、take という単語も up という単語も知っていても take up という熟語の意味は分かりません。 (ちなみに take up という熟語は教科書では出てきません) ※ take up … 興味があれば ⇒ コチラ ※look を含む熟語は少し力を入れて覚えましょう。 ※ look を含む熟語 ⇒ コチラ ● see さて、see と sea と she の発音は同じでしょうか。違うでしょうか。 違うとすれば、どう違いますか? see と sea と she の発音 ⇒ コチラ ● see には「を見る」という意味の他に「~に会う」という意味があります。 「会う」という意味の別な単語に meet があります。 また、meet と同じ発音の meat の意味は何でしょう? [同音異義語] see と meet の違いは何でしょう (※meat の意味も同じ記事に記載しています) ⇒ コチラ ● [興味があれば] see と see の過去形をつないだ seesaw [síːsɔː] って何? ※答えは、このページの一番下 ● watch [wɔtʃ][ウォッチ]: 「a」につられて「ワッチ」と発音しないでね! ※「wa-」[オ系] /「wo-」[ア系] の発音 ⇒ コチラ ● watch には他に、「腕時計(名詞)」という意味もあります。 ※ちなみに「掛け時計・置時計」は clock [klɔk]
※[あくまでもご参考情報]
中学では(興味のある場合以外は)[自動詞]・[他動詞]については覚えなくてもいいです
「~を」が入っている動詞を[他動詞]、入っていないものを[自動詞]と呼ぶことがありますが、「look は[自動詞]」という覚え方はしない方がいいです。 高校で紛らわしい[動詞]を勉強しますが、その場合でも、「raise は他動詞」というような覚え方はしないで、必要な場合は、簡単な例文で覚えてください。 個々の単語と[自動詞][他動詞]を結びつける必要がない理由を次の「たとえ」で説明します。最初に「see は[不規則動詞]」とは覚えません。 変化を see ⇒ saw ⇒ seen と覚えていきます。これは、主な[動詞]に関してはそれぞれの変化を覚える必要があるからです。 忘れた場合は、辞書や教科書の一覧などで確認します。その時も、個々の[動詞]と規則・不規則という言葉をつないで覚えることはしません。 see が[不規則動詞]だということを知っていても、その変化を覚えていなければ、あまり意味がありません。 逆に[動詞]がどういう変化をするのか知っていれば、もし誰かに聞かれたとしても、その変化を教えてあげればいいだけです。 [自動詞]や[他動詞]も、これによく似ています。授業や参考書などで[自動詞]や[他動詞]の説明があった場合に、何を言っているのか理解する必要はあります。 ただ個々の単語を[自動詞]や[他動詞]という言葉とつなげて覚える必要はありません。 それよりも、完全な文でなくてもいいので、簡単な例文、例えば The sun rises. (太陽が昇る) / Raise your hand! (手をあげて) のよう例文で覚えたほうが実際に役に立ちます。 ・
▢「~に」「~へ」「~で」が含まれている単語 例: here / there / where / abroad [əbrɔːd] ③ L-07 / home など
▢ 説明 ①「駅に行きなさい」という[命令文]を作ってみましょう。 Go the station. と言うと、go…「行く」、station…「駅」なので「駅行きなさい」 という意味になります。 意味はわかるので、何も言わないよりいいです。ただ「~に」「~へ」という言葉が 入っていないので不自然なヒビキです。 そこで、「~に」「~へ」に当たる単語 to を加え、Go to the station. にすると「駅に行きなさい」…と自然な英語に聞こえるようになります。 ※ to は[前置詞(ぜんちし)]という仲間になります … 前置詞の詳しい説明 ⇒ コチラ [前置詞]という用語はよく使う言葉なので、ぜひ覚えておきたいです。 ※ ここでは the について何も説明しないで使っていますが、別途説明することにします ⇒ コチラ
② 上の説明で station は「駅」という意味で、その中に「~に」「~へ」という意味は含まれていません。 一方、英単語の中には「~に」「~へ」が含まれているものがあります。 たとえば、here「ここに/ここへ」 / there「そこに/そこへ」 / where「どこに/どこへ」 / abroad「海外に/海外へ」/ home「家に/家へ」などです。 「ここに来なさい」は英語では Come here. になります。 here の中に「~に」「~へ」という意味が含まれているからです。 Come tohere. と言うと「ここへへ来なさい」と「へ」が2回入り、不自然なヒビキになります。(Come to here. … 意外と言いがちな間違いです) これらの単語には to にあたる「~に」「~へ」という意味が含まれていますが、「~から」にあたる from などの意味は入っていません。 ⇒ 「その駅はここから遠くない」は The station is not far from here. となります。 ※ to 以外の[前置詞]は必要となります。 ● 他の例文 「(それを)家に持って帰ろう」は Let’s take it home. [① L-04] と to は不要。 「どこへ行ったの?」は Wheredid you go? (where に to が含まれているので to は不要 … [NG] Where did you go to?) 「どの国に行ったの?」は What countries did you go to? (country に to は含まれていないので to が必要になります)
▢ 教科書の例
▢ Stay home. / Stay at home. について。 ※Stay home. の記事 ⇒ コチラ home の中には、「~に」「~へ」にあたる to と「~で」にあたる at が含まれていると考えれば 「おうちにいよう」は Stay home. となります。 home の中に「~で」に当たる at が含まれていないと考えれば「 おうちにいよう」は Stay at home. となります。 ※「Stay at home. は主に英国で使われている」という情報を見かけることもありますが、英国でも Stay home. は使われます。 どちらを使うかはその時の状況によるように思えます。Stay safe. と一緒に使うのであれば、ヒビキの関係で Stay home. の方が好まれて使われるように思えます。 英語では(英語でも)、ヒビキというのが重要視されているように思えます ⇒ コチラ[準備中]
▢ 見た目が似ている単語 though / through / thought 見た目が似ている3つの単語です。微妙につづりが違うだけなので、パッと見た時に同じように見えます。 高校入試の長文問題などで見間違えると、文章の意味が全くつかめないこともありえます。 「似た単語があり注意が必要」であることは最低覚えておきたいものです。
▢ though [ðóu] : 「だけれども, だが」 … 意味は but や however や althoughと同じです。 ※ but や however とは、文章で使う場所が異なります(下記資料参照) ●[比較] though と but を使った文の比較 … それぞれの位置に注目してください。 「彼はひどく疲れていたが、仕事をつづけた」 ・Though he was very tired, he kept working. ・He was very tired, but he kept working. ※ tired …-ed形の[形容詞] ⇒ コチラ ※ keep -ing = keep on -ing = go on -ing「~し続ける」(教科書には keep -ing のみ登場)
▢ through [Ѳrúː] : 「…を通り抜けて, …を貫いて, …を通して」 ※ 日本語でも「ドライブスルー drive-through」「シースルー see through」 「スルーパス through pass」「既読スルー」など 「スルー(through)」が使われています。
▢ 教科書での例 ※[注意] though は3年生の後半で勉強するので、理解が不十分なまま高校入試に入る可能性があります。 ・Though I could not speak much English, I never stopped trying to talk with the coaches. ③ L-07 英語はあまり話せませんでしたが、コーチと話そうとすることは決してやめませんでした。(錦織圭の話) ・I passed through the field. ② L-08 私は野原を進んで行きました。 ・I thought that all children lived like this. ② L-08 私は、子供たちはみんなこのように生きるのだと考えていました。。
※ [下記の表の補足説明] though のカタカナの発音は「ゾウ」になります。下記の絵で意味を覚えてください。
※ NHKの「ちこちゃんに叱られる」を観る時は、英語のタイトルも注意して観てください。 英語のタイトル: Don’t sleep through life! … 人生を通して寝るんじゃない! って意味になります。
▢ 教科書 でのhoweverの例 ・However, some people climb the rock. ② L-05 しかし、岩に登る人もいます。 ・However, it was not painted by a Japanese artist. ③ L-02 しかしながら、それは日本の芸術家たちによってかかれたものではありません。