日野 無料英語教室 ひあら (無料塾)では、
 経済的に苦しいご家庭の子供さんたちのために無料で英語をお教えいたします

 無料教室だから「やらないよりはまし」ではなく、高い確率で確実に英語の実力を上げることができます。

 ■ 新しい投稿は、上部の [HOME] ⇒ [新規投稿] をクリックしてください。

ことわざ

[高校][ことわざ]
The grass is always greener on the other side [of the fence]. 「隣の芝生はいつも青い」「他人のものはよく見える」
※ 垣根の向こうの芝生というものはいつも青い

 The grass 「芝というもの」 と理解するとわかりやすいかと思われます。
  The … 「~というもの」と訳すとしっくりくることがあります。

  grass [ɡrǽs]「草, 牧草, 芝生」
   grassglass の記事コチラ

 is [be動詞]「~です」「~だ」
  ※ 主語 の the grass は代名詞にすると it になるため、[be動詞] は is を使います。
  ※  [be動詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ

 always [ɔːlweiz]「いつも, 常に, どんなときでも, 必ず」
  always は頻度を表す[副詞]になります … 詳しくはコチラ

 greenergreen の 比較級です。

 on the other side

  on [前置詞]「の上の」

  the other side
   otherthe がついているので「その他」という意味になります … 詳しくはコチラ
   sides がついていないので、2つのうちの、もう一方という意味になります。

 of the fence
  of [前置詞]「~の」

  fence [féns]「柵(さく), 垣根, 囲い, フェンス」

・   

□ トランプ前アメリカ大統領が銃撃されていた時の英語
 ※ Take a look at what happened. … この言葉を言っている時に銃撃されました
 ※ You’re fired. … 演説している後ろにこの英文が書かれているのが見えました。バイデン大統領に対する英文です。
  「お前は首だ」という意味で書かれていますが「お前は撃たれる」とも解釈できます。皮肉なものだと思いました。
 

ことわざ

[高校][ことわざ]
You can’t have your cake and eat it too. You can’t eat your cake and have it too 「両立しないことはどちらかに決めねばならぬ」
 ※ 「食べた菓子は手には残らない, 一度に二つ良いことはない」 という訳にもなります。
 ※ 直訳は「ケーキを取っておきながら、それを食べることはできない」
    ケーキを食べることと、それを残しておくことは同時にできません … ケーキを食べるなら取っておくことはできないし、取っておくなら食べることはできないという意味になります。
 
 単語
  You can’t have
   ● You []「あなたは」
    ※ you は[主語] として使われています。[目的語] も同じ you という形をしています。
    ※ この英文の you は、具体的な誰かを指し示しているわけではなく、一般的な人のことを言っています。
      英語では、この You と同じ使い方をよくします。誰かと2人で話していても、この You を使います。必ずしも自分のことを言っているわけではありません。

   can’t は cannot の短縮形です。
    can [助動詞]「~できる」の説明は ⇒ コチラ

   have [hǽv]「持っている」

  your cake
   your [代名詞]「あなたの」
    ※ この your も特定の誰かを指示しているわけではありません。
   cake [kéik]「ケーキ」
    ※ 日本語では「ケーキ」ですが、英語の発音は、どちらかというと「ケイク」になります。

  ● and [接続詞]「~と」

  eat it too
   eat [íːt]「食べる」
   ● it [代名詞] … your cake のこと (it の前にある単数名詞を指示しています)
   ● too「~もまた」

 □ 接続詞 and
  and は同じ種類のモノをつなぎます。
  この文の場合、and の後が eat という [動詞] なので、and の前の [動詞] をつないでいます。
  英文を省略しなと、次のようになります。
  ・You can’t have your cake and you can’t eat it too.
   ※ 省略しないとくどい感じになるため、共通部分で後ろにある you can’t を省略します。

ことわざ

[高校][ことわざ]
Practice makes perfect.「習うより慣れよ」「練習を積めば完全になる」「継続は力なり」
※ 直訳は、「練習が完全を作る」 という意味になります。

 □ 単語
Practice [prǽktis]「練習, 訓練, けいこ」
makes
※ makes は make の三人称単数現在の s が付いたものです。
※ make [méik]「引き起こす, 生み出す, もたらす, の原因になる」
同じ作りのことわざに Haste makes waste. (急がば回れ, 慌てると無駄を生じる) があります。

perfect [pəːrfikt][形容詞]「完璧(かんぺき)な, 完全な」
※ perfect の[名詞] には「完了時制」などの意味しかありません。

 □ この諺を理解するこつ
「なんとなくこんな意味」と理解して、細かいところを追求しないことがいいと思います。
※ 細かい構成などを気にすると、調べるのに時間がかかり、それでもはっきりとした結論が得られない可能性が大きいです。
また、応用する機会がほとんどありません。

 □ 簡単な説明
㋐ まず、perfect は [形容詞] です。[主語] make [形容詞] という形は通常ではありえません。
[主語] make [目的語][補語] という形で [補語] の部分が perfect [形容詞] という解釈です。
make+[目的語][補語] の詳しい説明コチラ
そこで、[目的語]が省略されているという考えです。
・Practice makes [you] perfect. (練習があなたを完璧にする) の [you] の部分が省略と考えます

perfect が、「完璧, 完璧さ」[名詞] として扱われているという解釈をします。
・Practice makes perfect. (練習が完璧を作る)

※ 大阪教育大学教授であった小寺 茂明 氏が書かれた「英語のことわざの文法」にいくつかの解釈が書かれていますコチラ

ことわざ

[高校][ことわざ]
Every cloud has a silver lining. / There’s a silver lining to every cloud. 「苦あれば楽あり」「どんな不幸にも明るい面がある」
※ 直訳は、「すべての雲には銀の裏地がある」 という意味になります。
・ 「銀の裏地」というのは、太陽の日を受けて明るく輝いている雲の裏側のことを表しています。
・・地表からみると、黒い雲でも、裏側には光を受けて明るく輝く部分があるのです。
・・同じように、不幸にしか思えないことや暗くしか思えないことの裏には明るい部分が隠れているのです。

Every cloud
Every [évri]「ことごとくの. 一つ残らずの, 一人残らずの」
every には「全ての」という意味合いがありますが、その後に続く名詞は単数形にします。
毎日を every days とは言わず every day と単数形であることを覚えておけば、間違えて every clouds と間違えないと思います。

cloud [kláud]「雲」
※ 最近よく耳にする クラウド・ファンディング (cloud funding) にも、cloud が使われています。
※ cloud の -ou- の部分の発音は [áu][アウ]となります ⇒ コチラ

has [hǽz]「~を持っている / ~がある」
※ [主語] が[三単現 (三人称単数現在)] の場合、have でなく has を使います。
・・ [主語] は Every cloud で、代名詞にすると it なので、三人称・単数になります。
※「~がある / ~がいる」を表す3つの方法 … 詳しい説明は ⇒ コチラ

a silver lining
● a [冠詞]「一つの」
silver lining「雲の明るい縁」「絶望・不幸などのさなかの明るい希望」
silver [sílvər]「銀, 銀の」
lining [láiniŋ][名詞]「裏地」

ことわざ

[高校][ことわざ]
Don’t judge a book by its cover. / Don’t judge a book by the book’s cover. 「人を見かけで判断してはいけない」
 ※ 直訳は、「本をその表紙で判断してはいけない」 という意味になります。
 
  Don’t judge
   Don’t … 打消しの命令形の時に使われます。「~するな」「~しないで」という意味になります。
    [命令形]/[命令文] の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
   judge [dʒʌdʒ]「判断する」
 
  a book
   a [冠詞] …この文の場合、「ある…」 ぐらいの意味でとらえればいいと思います。
   book [búk]「本」
 
  by its cover
   by [bái[前置詞]「~によって」
    [前置詞] by の詳しい説明は ⇒ コチラ
   its [ɪts][代名詞]「その」
    ※ この文では「本の」という意味になります。
   cover [kʌvər][名詞]「カバー」
    ※ cover には [動詞]「…を覆う, かぶさる, 包む」という意味もあります。
 
    

ことわざ

[高校][ことわざ]
The early bird catches the worm.「早起きは三文の得」
 ※ 直訳は、「早起きの鳥は虫を捕る」になります … 速く起きた鳥は「虫を捕ることができる」というお得なことがあるという意味です。
 
 the early bird
 
  ● the 〇〇「~という〇〇」と訳すとしっくりくる場合があります
 
  early bird「早起きの人, (会などに)早めに来る人」という意味もあります。
   early [əːrli]「早朝の, 早起きの」
   bird [bəːrd]「鳥, 小鳥」
 
  catches
   catch に 三単現 の es がついています。
   ※ 主語が The early bird で、代名詞にすると it (三人称単数) なので、現在の場合は 三単現の s を付けます。
   catch の変化: catchcaught caught [kɔːt]
    aught の発音コチラ
 
   the worm
   worm [wəːrm]「虫」
    o につられて「ウーム」と発音しないように注意が必要。
     worm の発音は「ウーム」というより「ウーム」です。
     「wa-」[オ系] /「wo-」[ア系] の発音コチラ
    ※ カブトムシなどの昆虫は insect [ínsekt]

ことわざ

[高校][ことわざ]
A barking dog seldom bites. 「よくほえる犬はめったにかまない」「口だけのやつはたいしたことない」
 ※ Barking dogs seldom bite. とも言います。
 
 単語
  bark [báːrk]「ほえる, 鋭い声を出す」
   ・a dog barking at its own shadow on the water
    水に映った自分の影にほえる犬 … イソップ物語に登場する犬のこと?
    ※ 説明が長いので [barking at its own shadow] が後ろから [a dog] を説明しています。
    bark at の at は攻撃の at です … 詳しくはコチラ
 
   ● barking dogs「疲れて痛む足」という意味もあります … 辞書を見ると、barking dogs には、このような意味もあるようです。
 
  seldom [séldəm][副詞]「めったに…ない, まれに, たまに」
   ※ seldom は、不定頻度を表す[副詞]です。[動詞]の前が通常の位置になります … 詳しくは ⇒ コチラ
 
  ● bite [báit]「かむ, かみつく, かみ裂く」
 
    
 
 現在分詞
  A barking dogbarking は [現在分詞]と呼ばれています … [現在分詞] の説明コチラ
   ※ barking は [形容詞] のように dog を説明しています: barking [吠えている] ⇒ dog [犬]
    意味は「吠えている」と [進行形]の’ように訳します。
    学校で必ずといって例に出される sleeping baby 「寝ている赤ちゃん」と同じ使い方になります。
    一方 sleeping bagsleeping は「寝ている」という意味ではなく、「寝るための」という意味になります。
    sleeping bag の sleeping は [動名詞] と呼ばれています … [動名詞]+[名詞] の説明は ⇒ コチラ
    ※ 大切なのは、どちらが[動名詞]で、どちらが[現在分詞]かということより、同じような形をしている語句を見た時に意味が分かることです。
 
 三単現 [三人称単数現在]
   A barking dog seldom bites.
   この文のように[主語] と [動詞] の間に [副詞] が入ると、三単現の s を付け忘れる傾向にあります。
   英語を何年も学んでいるうちに、少しずつ [三単現] の s をつけることにも意識を向けていきましょう。
   ※ [三単現] の s を付け忘れても大きな問題になることはあまりありません。
    何年も英語を勉強している人でも、仕事で英語のMal を作る時にこの s を付け忘れたりするものです。
    つけるべきところに s をつけると、英語が美しく見えます (逆に言うと美しく見えるだけ …です)
 
   
 
□ 下記は英語とは関係ないですが、関連する記事になります。
吠えない犬
吠える犬

 

ことわざ

[高校][ことわざ]
When in Rome, do as the Romans do. 「郷に入っては郷に従え」
※ 丸暗記するのもいいですが、この諺にはいろいろな英語の要素が含まれています
せっかくなので、一緒に覚えてしまいましょう。
※ 日常会話では、話の流れで明らかにわかる場合は When in Rome, do as the Romans do. と最後まで言わなくても、
 後半を省略して When in Rome. と言う場合があります。
日本語で「郷に入っては郷に従え」と全て言わなくても「『郷に入っては…』だよね」と省略しても意味が通じるのと似ています。

単語
when [接続詞]「~の時」
・・[接続詞] when の説明は ⇒ コチラ
・Rome [róum]「ローマ」
・・発音に注意
・Roman [róumən]「ローマ人, ローマ市民」
do「~する」… 下記の説明の中の「5つの主な働き」の ②
・・※ ここで使われている2つの do は疑問文や否定文で登場する do とは違います。
・・do の超詳しい説明は ⇒ コチラ
as [接続詞] … do+[主語][動詞]で「のように, のとおりに, であるように」
・・※ as には、他に「~の時」(接続詞)、「~として」(前置詞)などの使い方があります。

[省略]
・When [you are] in Rome, do as the Romans do.
When の後に you are が省略されています … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・・ When [you are] in Rome は、「あなたがローマにいる時は」と訳します。
・・
[be動詞]+[場所を表す言葉]は「~がいる」「~がある」と訳すことができます … 詳しくは ⇒ コチラ
・※

[命令形]
Do as the Romans do. は [命令形]です … [命令形]は、[主語]がなくて[動詞]の原形で始ります。
[命令形]の超詳しい説明は ⇒ コチラ

[接続詞] as
「~のように」は次の言い方があります。
詳しい説明は ⇒ コチラ
・like+[名詞]
as+[主語][動詞] … [主語]が[動詞]のように
・・※ as+[名詞]は「~として」

日本語訳
1⃣ When [you are] in Rome は「(あなたが)ローマにいる時は」

2⃣ do as the Romans do は「ローマ人がするようにしなさい」

1⃣ と 2⃣ を合わせて、「ローマにいる時は、ローマ人がするようにしなさい」⇒「郷に入っては郷に従え」となります。

▢ 上記の説明を下記の絵にまとめてみました。


ことわざ

[高校][ことわざ]
It never rains but it pours. 「降れば必ずどしゃ降り, 二度あることは三度」
 
単語
 ・never [névə]「決して…しない」「一度も…しなかった」「…することは決してないだろう」
 ・rain [réin]「雨」「雨が降る」
 but [bʌt | bət]「しかし」「…を除いて,以外に(except)」
 pour [pɔːr]「注ぐ」「雨が激しく降る」
 
   
 
▢ 「天気・気温」「時間」「距離」などを表す時に使う It
 詳しい説明は ⇒ コチラ
 It never rains but it pours. に使われている 二つの it は両方とも、この「天気を表す it 」です

「…を除いて, 以外に(except)」を表す but
 ※ It never rains but it pours. に使われている but は「…を除いて, 以外に(except)」という意味で使われています
 
 例文
  ※ but が except と同じ意味だと考えれば少しはわかりやすいかもしれません。
    このタイプの but が使われた英文は慣れないと、なかなか理解できないと思います。
 ・I ate nothing but bread and butter.
  バターを塗ったパン以外何も食べなかった
 ・She thinks of nothing but making money.
  彼女は金もうけのことしか考えない
 ・If you think it through – we have no choice but to agree to his demands.
  よく考えてみると, 私たちは彼の要求に応じる他ない
 ・Yokohama is the largest city but one in Japan.
  =Yokohama is the second largest city in Japan.
  横浜は日本で2番目の大都市だ
 
日本語訳
 1⃣ It never rains. は「雨は決して降りません」となります。
  ※ [主語]と[動詞]の間に never などの [副詞] が入ると、rainss を付け忘れがちなので注意が必要です。
 
 2⃣ but it pours. は「雨が激しく降る以外」となります。
 
  1⃣ と 2⃣ の部分を合わせると「雨が激しく降る以外」「雨は降りません」
  ⇒「土砂降り(雨が激しく降る)以外は雨が降らない」と言うことは、
   「雨が降れば必ず土砂降り 」となります。
    ※ このことから、「不幸は重なるもの」という意味でも使われます。
 
   
 

ことわざ

[高校][ことわざ]
Look before you leap.「よく見てから飛べ, 転ばぬ先の杖(つえ)
※ この文章を丸暗記するのもいいですが、いろいろな要素が含まれているので英語を学ぶいい機会です。
※ この文は[主語]がなくて、[動詞]の原形で始まっているので [命令形]になります … 詳しい説明は ⇒ コチラ
※ 直訳は「飛ぶ前に見なさい」になります。



単語の説明
leap [íːp]「飛ぶ, 飛び跳ねる」
「飛ぶ, 飛び跳ねる」という意味では、jump が普通です。leap は主に文章で使われます
※ アニメ「時をかける少女」の英語のタイトルは「The Girl Who Leapt Through Time (時間を飛んだ少女)」です。
※ leap の説明 ⇒ コチラ

・・▢ 注意したい単語 (日本人が弱い L ⇔ R を入れ替えた単語です)
reap [ríːp]「<作物を> 刈る, 刈り取る」
・・・例文
・・reap the grain
・・・穀物を刈り入れる
・・reap the wheat in the field
・・・畑の小麦を刈り取る
・・・I reaped a heavy crop of wheat here last year.
・・・去年ここで麦をたくさん収穫した
・・・You reap what you sow.
・・・ [諺]「結果は努力次第だ」「まいた種は刈らねばならぬ, 自業自得」
※ 詳しい説明は ⇒ コチラ

・・● [接続詞] before [主語][動詞] は、「[主語]が[動詞]する前に」という意味 (と訳します)
・・・※ [接続詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
・・・※ 次のように書き換えすることができます。
・・・・ Look before you leap. ⇒ Look before leaping.
・・・・ ※ ちなみに、Look before leaping. の before は[前置詞]になります。
・・・・ が 重要なのはbefore が[接続詞]とか[前置詞]とかいう[品詞]ではなくて、before の後ろにどのようなものが来るかを知っていることです。
・・・・・  言い換えると、before が含まれる文を見た時に意味がわかり、日本語を英語にする時に正しく before が使えることが重要です。
・・・・ ※ この書き換えの詳しい説明は ⇒ コチラ


ことわざ

[高校][ことわざ]
You reap what you sow.結果は努力次第だ」「まいた種は刈らねばならぬ, 自業自得
 ※ この文章を丸暗記するのもいいですが、いろいろな要素が含まれているので英語を学ぶいい機会です。
 ※ 直訳は「あなたがまいたものを刈りとる」になります。2通りの解釈ができます。
 
単語の説明
 reap [ríːp]「<作物を> 刈る,刈り取る」
 ▢ 例文
reap the grain
  穀物を刈り入れる
reap the wheat in the field
  畑の小麦を刈り取る
・I reaped a heavy crop of wheat here last year.
  去年ここで麦をたくさん収穫した
 
  注意したい単語 (日本人が弱い L ⇔ R を入れ替えた単語です)
   leap [íːp]「飛ぶ, 飛び跳ねる」
    ※「飛ぶ, 飛び跳ねる」という意味では、jump が普通です。leap は文章で使われます
    ※ アニメ「時をかける少女」の英語のタイトルは「The Girl Who Leapt Through Time (時間を飛んだ少女)」です。
 
 what
 ※ この文章の中で、what は [疑問詞]ではなく、
  [関係代名詞]として使われています … whatthe thing(s) which と置き換えることができます
  [関係代名詞] what に慣れない間は、書き換えた方がわかりやすいです。
 ・ You reap what you sow. ⇒ You reap the things which you sow.
 
  
 
 sow [sóu]「<種を> まく」
 ▢ 例文
 sow seed in the ground / scatter seed in the ground
  土に種をまく
  ▢ sow とつづりが似た単語と発音
  saw [sɔː]「see の過去形」「のこぎり」
  so [sóu]「そう」「たいへん, とても」
 
  
 
 [補足説明]
 この諺を紹介するのは2021年12月に読んだSNSに関するネットの記事がキッカケになっています。
 その記事は次のようなものでした。1日SNSに1時間使っている人がいるとします。そのSNSに費やする時間を、別な人は英会話に使ってるとします。
 3年後には英会話を続けていた人はかなり英語の実力がついていて、SNSをしていた人との間にはかなりの実力差がついているでしょう…というような内容でした。
 その記事の中に「何かをまかなければ刈りとることができない」「刈りとりができるのはまいたものだけ」ということが書かれていました。
 「自分を高めるような何かを始めなければ、ひとりでに実力が上がることはない」「英語の勉強をしていないのに急に英語が上達することはない」ということでした。
 これを読んだ時に、この記事を書いた人は英語のことわざを知っていて、それを日本語で書いているのではないだろうかと言うことです。
 そこで、上記のことわざを紹介することにしたわけです。
 

ことわざ

[高校][ことわざ]
It is no use crying over spilt milk. 「覆水盆に返らず」「やってしまったことを悔やんでも無駄だ」
 ※ この文章を丸暗記するのもいいですが、いろいろな要素が含まれているので英語を学ぶいい機会です。

it … [形式主語]になります。
 ※ 普通の[代名詞]のように、前の文章などの指し示している語はありません。
 ※「それ」とは訳しません。
 ※ 文章の[意味上の主語]は、-ing 以降(から後ろ)になります
   この文章では「こぼれた牛乳を嘆くこと」が意味上の主語になります。
   [形式主語] でよく知られているものに It is … [不定詞] があります… 詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 
例文 (形式主語 it が使われ、-ingより後ろが意味上の主語の例文)

 It was nice seeing you.
  お会いできてうれしかったです
   ※ この文は通常、お別れの時に使います。
 It’s worth going to Nikko if you have the time. … [worth -ing は、高校では重要]
   時間があれば日光に行くのは価値があるよ)
 
 ※ 本文は、[形式主語] it が使われているので、次のように[意味上の主語]を前に出して次のように考えることができます。
 It is no use crying over spilt milk. は Crying over spilt milk is no use. だと考えることがきでます。

use [júːs][名詞]「(しばしば疑問文・否定文で) 助け, 利益, 効果, 役に立つこと, 有用」
 ※ use には [júːz][動詞]「使う」などの意味もあります
 ※ この文の no use で「利益にならない」「有用でない」というような意味になります。
 
cry over「嘆く(なげく)」
 ※ 詳しくは [熟語]の cry over を参照ください ⇒ コチラ
 
spilt milk
 ・ spill の [過去分詞形]+[名詞]という形をしています。
  ※ spill [spíl]「…をこぼす」
   ※ spill の変化: spill ⇒ spilled (又は spilt) ⇒ spilt
 ※ 同じ [過去分詞形]+[名詞] の例に、fried chicken (フライドチキン) があります … 詳しい説明・他の例は ⇒ コチラ