吠えない犬 [英国留学生活]
※ この記事を正しいという前提では読まないでください。
▢ 吠えない犬 [英国留学生活]
英国語学留学を終えて久しぶりに日本での生活を再開した時のことです。
道路を普通に歩いていたら、いきなり道路わきの家で飼われていた犬に吠えられたのです。
その家に侵入したり、侵入しようとしていたのなら吠えられるのもわかるのですが、その家の敷地でない一般の道路を普通に歩いただけで犬に吠えられたのです。
イギリスで生活していた時に犬に吠えられたことがなかったので、すごくビックリしたことを覚えています。
イギリスでは、犬のしつけ(トレーニング)がしっかりされているためか、普通に生活していて犬に吠えられることはまずありません。
日本は、十分なしつけやトレーニングもないまま衝動的に犬を飼いたいと思って飼い始める人も多いのではないでしょうか。
この記事を書きながら、「そういえば、最近犬に吠えられたことあったけ…」と考えてしまいました。
何年か前までは、近くの家で犬を飼っていたようで、その犬が夜中や早朝にずっと吠えていることがありました。
その音で何度も起こされてしまったことを思いだしました。
その犬も死んでしまったのか、最近は近所で犬が吠えているのを聞いていないような気がします。
また日本に戻ってからしばらくの間は犬に吠えられていたよう記憶もありますが、最近は吠えられた記憶がそれほどないのです。
最近の経験と言えば、仕事帰りに道路を歩いていたら、道路に面した家のサッシ越しに家の中から小型犬に吠えられたのを思いだしました。
サッシがあるので、襲われる心配はありません。またサッシ越しなので声もその分小さいのでへっちゃらでした。
考えてみると、犬を散歩している人はちょくちょく見かけるものの、家の外に犬小屋があり犬を飼っているのはあまり見かけなくなったように思えます。
一つには、小型犬や中型犬は外の犬小屋ではなく、家の中で飼っている人が増えたのではないでしょうか。
通勤やウォーキング中に、いろいろな家を観察しています。多くの新しく建った家の敷地はそれほど広くないのです。
車1台を駐車するのがギリギリのような家が多く、犬小屋を建てられる余裕のある家はあまりないような気がします。
隣りの家との間にスペースがほとんどなく、そのほとんどないスペースにエアコンの室外機や給湯器などが設置されているのを見かけたりします。
何とか設置はしたものの、故障したりしたら業者の人はどうやって修理するの…と疑問に思ってしまう家もたまに見かけます。
このような住宅環境では、犬を飼うには家の中で飼うしかないのかもしれません。
そして、家の中で飼われている犬は、家の外の道路を歩いている人に吠えることがない … こちが最近犬に吠えられない理由のように思えました。
▢ 吠える犬の記事は ⇒ コチラ