You can’t have your cake and eat it too.「両立しないことはどちらかに決めねばならぬ」
[高校][ことわざ]
□ You can’t
have your cake and
eat it too. You can’t eat your cake and have it too 「両立しないことはどちらかに決めねばならぬ」
※ 「食べた菓子は手には残らない, 一度に二つ良いことはない」 という訳にもなります。
※ 直訳は「ケーキを取っておきながら、それを食べることはできない」
ケーキを食べることと、それを残しておくことは同時にできません … ケーキを食べるなら取っておくことはできないし、取っておくなら食べることはできないという意味になります。
□ 単語
● You can’t
have
● You []「あなたは」
※ you は[主語] として使われています。[目的語] も同じ you という形をしています。
※ この英文の you は、具体的な誰かを指し示しているわけではなく、一般的な人のことを言っています。
英語では、この You と同じ使い方をよくします。誰かと2人で話していても、この You を使います。必ずしも自分のことを言っているわけではありません。
● can’t
は cannot の短縮形です。
※ can [助動詞]「~できる」の説明は ⇒ コチラ
● have [hǽv]「持っている」
● your cake
● your [代名詞]「あなたの」
※ この your も特定の誰かを指示しているわけではありません。
● cake [kéik]「ケーキ」
※ 日本語では「ケーキ」ですが、英語の発音は、どちらかというと「ケイク」になります。
● and [接続詞]「~と」
● eat it too
● eat [íːt]「食べる」
● it [代名詞] … your cake のこと (it の前にある単数名詞を指示しています)
● too「~もまた」
□ 接続詞 and
and は同じ種類のモノをつなぎます。
この文の場合、and の後が eat という [動詞] なので、and の前の [動詞] をつないでいます。
英文を省略しなと、次のようになります。
・You can’t have your cake and you can’t eat it too.
※ 省略しないとくどい感じになるため、共通部分で後ろにある you can’t を省略します。