[ことわざ] You reap what you sow.「結果は努力次第だ」「自業自得」
[高校][ことわざ]
▢ You reap what you sow.「結果は努力次第だ」「まいた種は刈らねばならぬ, 自業自得」
※ この文章を丸暗記するのもいいですが、いろいろな要素が含まれているので英語を学ぶいい機会です。
※ 直訳は「あなたがまいたものを刈りとる」になります。2通りの解釈ができます。
▢ 単語の説明
● reap [ríːp]「<作物を> 刈る,刈り取る」
▢ 例文
・reap the grain
穀物を刈り入れる
・reap the wheat in the field
畑の小麦を刈り取る
・I reaped a heavy crop of wheat here last year.
去年ここで麦をたくさん収穫した
▢ 注意したい単語 (日本人が弱い L ⇔ R を入れ替えた単語です)
● leap [íːp]「飛ぶ, 飛び跳ねる」
※「飛ぶ, 飛び跳ねる」という意味では、jump が普通です。leap は文章で使われます
※ アニメ「時をかける少女」の英語のタイトルは「The Girl Who Leapt Through Time (時間を飛んだ少女)」です。
● what
※ この文章の中で、what は [疑問詞]ではなく、
[関係代名詞]として使われています … what ⇒ the thing(s) which と置き換えることができます。
[関係代名詞] what に慣れない間は、書き換えた方がわかりやすいです。
・ You reap what you sow. ⇒ You reap the things which you sow.
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● sow [sóu]「<種を> まく」
▢ 例文
・sow seed in the ground / scatter seed in the ground
土に種をまく
▢ sow とつづりが似た単語と発音
● saw [sɔː]「see の過去形」「のこぎり」
● so [sóu]「そう」「たいへん, とても」
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[補足説明]
この諺を紹介するのは2021年12月に読んだSNSに関するネットの記事がキッカケになっています。
その記事は次のようなものでした。1日SNSに1時間使っている人がいるとします。そのSNSに費やする時間を、別な人は英会話に使ってるとします。
3年後には英会話を続けていた人はかなり英語の実力がついていて、SNSをしていた人との間にはかなりの実力差がついているでしょう…というような内容でした。
その記事の中に「何かをまかなければ刈りとることができない」「刈りとりができるのはまいたものだけ」ということが書かれていました。
「自分を高めるような何かを始めなければ、ひとりでに実力が上がることはない」「英語の勉強をしていないのに急に英語が上達することはない」ということでした。
これを読んだ時に、この記事を書いた人は英語のことわざを知っていて、それを日本語で書いているのではないだろうかと言うことです。
そこで、上記のことわざを紹介することにしたわけです。