A barking dog seldom bites. 「よくほえる犬はめったにかまない」
[高校][ことわざ]
□ A barking dog seldom bites. 「よくほえる犬はめったにかまない」「口だけのやつはたいしたことない」
※ Barking dogs seldom bite. とも言います。
□ 単語
● bark [báːrk]「ほえる, 鋭い声を出す」
・a dog barking at its own shadow on the water
水に映った自分の影にほえる犬 … イソップ物語に登場する犬のこと?
※ 説明が長いので [barking at its own shadow] が後ろから [a dog] を説明しています。
※ bark at の at は攻撃の at です … 詳しくは ⇒ コチラ
● barking dogs「疲れて痛む足」という意味もあります … 辞書を見ると、barking dogs には、このような意味もあるようです。
● seldom [séldəm][副詞]「めったに…ない, まれに, たまに」
※ seldom は、不定頻度を表す[副詞]です。[動詞]の前が通常の位置になります … 詳しくは ⇒ コチラ
● bite [báit]「かむ, かみつく, かみ裂く」
□ 現在分詞
● A barking dog の barking は [現在分詞]と呼ばれています … [現在分詞] の説明 ⇒ コチラ
※ barking は [形容詞] のように dog を説明しています: barking [吠えている] ⇒ dog [犬]
意味は「吠えている」と [進行形]の’ように訳します。
学校で必ずといって例に出される sleeping baby 「寝ている赤ちゃん」と同じ使い方になります。
一方 sleeping bag の sleeping は「寝ている」という意味ではなく、「寝るための」という意味になります。
sleeping bag の sleeping は [動名詞] と呼ばれています … [動名詞]+[名詞] の説明は ⇒ コチラ
※ 大切なのは、どちらが[動名詞]で、どちらが[現在分詞]かということより、同じような形をしている語句を見た時に意味が分かることです。
□ 三単現 [三人称単数現在]
・A barking dog seldom bites.
この文のように[主語] と [動詞] の間に [副詞] が入ると、三単現の s を付け忘れる傾向にあります。
英語を何年も学んでいるうちに、少しずつ [三単現] の s をつけることにも意識を向けていきましょう。
※ [三単現] の s を付け忘れても大きな問題になることはあまりありません。
何年も英語を勉強している人でも、仕事で英語のMal を作る時にこの s を付け忘れたりするものです。
つけるべきところに s をつけると、英語が美しく見えます (逆に言うと美しく見えるだけ …です)
□ 下記は英語とは関係ないですが、関連する記事になります。
● 吠えない犬
● 吠える犬