[ことわざ] It never rains but it pours.「降れば必ずどしゃ降り, 二度あることは三度」
[高校][ことわざ]
▢ It never rains but
it
pours. 「降れば必ずどしゃ降り, 二度あることは三度」
▢ 単語
・never [névə]「決して…しない」「一度も…しなかった」「…することは決してないだろう」
・rain [réin]「雨」「雨が降る」
・but [bʌt | bət]「しかし」「…を除いて, 以外に(except)」
・pour [pɔːr]「注ぐ」「雨が激しく降る」
▢ 「天気・気温」「時間」「距離」などを表す時に使う It
※ 詳しい説明は ⇒ コチラ
※ It never rains but it pours. に使われている 二つの it は両方とも、この「天気を表す it 」です
▢ 「…を除いて, 以外に(except)」を表す but
※ It never rains but it pours. に使われている but は「…を除いて, 以外に(except)」という意味で使われています。
▢ 例文
※ but が except と同じ意味だと考えれば少しはわかりやすいかもしれません。
このタイプの but が使われた英文は慣れないと、なかなか理解できないと思います。
・I ate nothing but bread and butter.
バターを塗ったパン以外何も食べなかった
・She thinks of nothing but making money.
彼女は金もうけのことしか考えない
・If you think it through – we have no choice but to agree to his demands.
よく考えてみると, 私たちは彼の要求に応じる他ない
・Yokohama is the largest city but one in Japan.
= Yokohama is the second largest city in Japan.
横浜は日本で2番目の大都市だ
▢ 日本語訳
1⃣ It never rains. は「雨は決して降りません」となります。
※ [主語]と[動詞]の間に never などの [副詞] が入ると、rains の s を付け忘れがちなので注意が必要です。
2⃣ but it pours. は「雨が激しく降る以外」となります。
1⃣ と 2⃣ の部分を合わせると「雨が激しく降る以外」「雨は降りません」
⇒「土砂降り(雨が激しく降る)以外は雨が降らない」と言うことは、
「雨が降れば必ず土砂降り 」となります。
※ このことから、「不幸は重なるもの」という意味でも使われます。