[中学][高校]
□ 教科書は万能ではありません
・
・・中学で英語が苦手だった人に、中学で使用した教科書を使って復習を勧める方がいます。
・教科書の特徴をよく理解していないと、まったく的外れな助言になっている場合があり注意が必要です。
・
・□ 英語の教科書の説明
・・実際に教科書を見てもらえばわかるのですが、教科書の本文には英語が書かれていますが、
・・その英語に対する日本語訳は書かれていません。
・・これは、教科書があくまで学校の授業で使うことを前提として作られているためです。
・・授業では教科書を使いながら教師が黒板に書きながら説明します。
・・学校を休んだ時に、友達が授業の内容を書いて休んだ友達に届けてくれるのはこの理由からです
・・教師が説明している内容の中には黒板に書かれていないこともあります。
・・黒板に書かれた内容や教師が説明した内容をノートに書き留めて初めて成り立つのが教科書なのです。
・・ですので、黒板の内容や教師の説明をノートに書き留めていない場合、教科書は極めて不親切な英語の参考書なのです。
・
・・英語が苦手だった人は、授業をしっかり聞いて黒板に書かれたことや教師の説明をノートに書き留めていない場合が考えられます。
・苦手だったり好きでない教科は、授業をしっかり聞いていないどころか、授業と関係ないことをしていたり考えていたりしている場合もあります。
・その場合、不完全な教科書のみで勉強しようとすると、教科書に書かれている内容も日本語訳もわからないことが十分あります。
・
・・□ 復習に教科書を使っていい場合
・・・授業をしっかり聞いていて、ノートもちゃんとつけている場合は、上記の説明の状況とは異なってきます。
・・・教科書で登場している文章は、授業などで何回も見たり聞いたりしています。
・・・あらたに参考書などを購入して読み始める場合は、そこに登場する例文などを含めて始めてのものが多いはずです。
・・・そのような参考書を新たに使うより、慣れている教科書の方を読み直したりする方が優れているといえます。
・・・英単語にしても、単語を見たときに「□年生の教科書のあの文に使われていた」などと思いだせる場合もあると思います。
・・・学校では同じ教科書を使っているため、友達に質問しても、教科書の文を例に説明してくれるかもしれません。
・
・□ まとめ
・・英語の復習をするときに、学校で使った教科書を使うかどうかは、教科書のいい面と悪い面を理解したうえで判断する必要があります。
・・場合によっては、市販の参考書を使った方が利点が多いこともあります。
・
・・・
教科書は万能ではありません
なぜ誤った情報を信じる人が減らないのでしょうか … [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向
[中学][高校]
□ なぜ誤った情報を信じる人が減らないのでしょうか
… [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向
・
・・多くの人が「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」ということを信じています。
・この情報が必ずしも正しくないことは、ある程度英語の実力・知識があるひとならわかっていることなのです。
・なぜ正しくない情報を信じている人がなぜ多いのか、以前考えてみたことがあります。
・[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」と考えるとうまく説明できることがあります。
・その説明をして、黒板に「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」と書いたのかもしれません。
・そして、口頭で「これが当てはまらないこともあるので注意するように」と付け足したとします。
・聞いた人の中には、口頭の説明をノートに記入しない人も何人かいます。
・あとから、ノートを見直したときにに「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」としか書いていません。
・それで、このことが当てはまらないことがあることが抜けてしまった … というような感じなのかな…と思っていました。
・
・・最近、原因はどうやらそれだけではないことが分かってきました。
・英語の質問をするサイトで、ある程度実力があると思われる方が「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向」であると
・言い切って説明をされていたのです。そして、そのことは、自分の説明が正しいことを言うために使われていたのです。
・しかも、その説明の中には「当てはまらないこともある」というような但し書きのような文言はありませんでした。
・驚かされるのは、それが一人ではなく複数の方がされていたということです。
・その回答をされた方々は、それぞれある程度英語の実力もあると思われる方々で、一人の方はは英検1級で以前英語の教師もされていると
・回答の中に記入されていました。その情報は「回答者自身は実力があり、回答は正しいです」アピールしているようなものです。
・正しい回答(情報)であれば、問題ないと思うのですが、間違えている情報にそのような文言が書かれているのは厄介なものです。
・
・「必ずしも[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向ではない」ということは
・ある程度英語の実力・知識がある人なら当然認識されているものと思っていましたが、
・どうやらその考え(希望)も正しくなかったようです。
・ある程度英語の実力がある方の中には、英語を説明する中で
・「 [不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向である」と言い切ってしまっているのです。
・これでは、正しい認識をされている方が「それは、必ずしも正しくない誤ったこと」と言い続けても
・いつまでも誤った情報を信じている人が減らない原因の一つだと思われます。
・
・正しくない情報が使われ続けている別な理由の一つは、何かを説明するときに、その(誤った)情報を出すことで説得力が増す効果があることもあるようです。
・その時説明していることに当てはまれば、ほかの場合に当てはまらなくても「妙に説得力」が出てくるのも原因の一つのように思えます。
・
・□ まとめ … 誤った情報を信じる人が減らない理由
・・ 〇 何かを説明するときに、それがその説明には当てはまる情報を出すことで、その説明に説得力が増す効果がある。
・・ 〇 ある程度英語の実力がある人が、自信をもって積極的に誤った情報を発信している。
・
・〇 その他
・
・□ 「[不定詞]は未来志向、[動名詞]は過去志向 … とは限らない」の記事は ⇒ コチラ
・・※ 正しくないことを証明するには、間違えている例を1つでも示せばいいため、それほど難しいことではありません。
・
・
・
confine「とどめる, 限る, 限定する」
[高校]
▢ confine [kənfáin]「とどめる, 限る, 限定する」
▢ 例文
・Confine your efforts to finishing the book. / Confine yourself to finishing the book.
その本を書き上げることだけに努力を集中しなさい
・confine the discussion to the question at issue
討論を論争中の問題に限る
・confine a talk to ten minutes
話を 10分に限る
・She confined herself to yes and no.
「はい」と「いいえ」の一点張りで通した
・He confines himself to his room.
彼は部屋にひきこもっている
▢ 覚え方
・▢ キツネ(コンちゃん)と楽器でファーとできる人がインできる限定サークル
・
for some reason どういうわけか
[高校][一般]
▢ some の特殊な使い方 … for some reason どういうわけか
・
・〇 通常 some の後には複数形の名詞がくる印象がある人が多いと思います。
・・ 今回の some は、単数形の数えられる名詞をともなって
・・「ある…, 何か, どこか, いつか」という不明な人もしくは不明な物のことを言う時に使われます。
・・・・He’s living in some
town in Hokkaido.
・・・・北海道のある町に住んでいます
・
・〇 この some は、誰なのかや、何なのかにあまり興味がなかったり、
・・ その人や物のことをあまり考えていないことをそれとなく言う時に使われます。
・・・Anne’s gone to Canada to marry some
farmer or other.
・・・アンは農夫か何かと結婚するためにカナダへ行ってしまった
・
・・▢ この some を使った表現
・・・〇 by some
chance
・・ ・・何かの拍子で
・・・〇 for some
reason
・・・・ どういうわけか, 何かの理由で, ある理由で
・・・・・What he said worries me for some
reason.
・・・・・彼の言葉がなんとなく気がかりだ
・・・・
動詞を名詞として使う Have a look at this.
[高校][一般]
▢ 動詞を名詞として使う Have a look at this.
・Have a look at this.
これを見て下さい
動詞の中に look があります。上記の例文のように、この look を動詞ではなく名詞として使う場合があります。
このように動詞を名詞として使うことはとても一般的で、特にフォーマルではない(形式ばってない)場合によく聞いたり見かけたりします。
使われる名詞は動詞と同じ形がよく使われます。
※ これらの名詞は、have, take, give, make, go for といった用途が広い動詞と一緒に使われることが多いです。
・Let’s go for a drink.
一杯飲みに行こう
・Let’s have a try.
ひとつやってみようじゃないか
・Let’s take a walk in the park.
公園に散歩に行こう
・May I have a talk with you now?
今すぐ相談にのっていただけますか
・Yesterday I took a look at him at the station.
昨日駅で彼をちょっと見掛けた
・I made a wild guess of 3,000.
でたらめに 3万と推測した
▢ 肉体的な行動には 名詞 とともに go for が使われるのが一般的です
・They went for a walk despite the rain.
雨にもかかわらず散歩に出かけた
・I could use some exercise – let’s go for a swim.
少し運動しなくては.泳ぎに行こう
・What do you say to going for a drive?
ドライブはいかがですか
hope と wish
[高校][一般]
□ hope と wish
〇 hope は「実現可能なことを願うとき」に、wish は「現実と反することやかないそうにないことを願うとき」に使うと覚えている人も多いかもしれません。
これは wish が持っているいくつかの使い方の一つを表しているだけなので注意が必要です。wish には、実現可能なことを願う時にも使われる場合があります。
□ hope [hóup]「…を期待する,望む」
※ hope の発音は、どちらかというと [ホープ] というより [ホウプ] です。
※ hope には「希望, 望み」という[名詞]の意味もあります。
※ I hope の後に未来の意味を持った現在形を使うことがあります。
・I hope Sunday proves to be nice weather.
日曜日が晴れますように
・I hope you like it. (= I hope you will like it.)
気に入ってもらえるといいんですが
□ 例文
・I hope prices will not be increased; they are high enough as it is.
物価は高くなってもらいたくない,今で十分高いから
・Tom hoped to direct the conversation to a new channel.
トムは話題を新しい方向に持って行きたいと思った
・We hope this thing is cleared up very soon.
この件の早期解決を希望します
・I hope to see you again.
またお目にかかりたいものです
□ wish [wíʃ] [動詞]
※ wish には、下記の4つの ㋐・㋑・㋒・㋓ の代表的な使い方があります。
㋐ wish+[不定詞]「…したいと思う」
※ [不定詞]は to +[動詞の原形] … [不定詞] の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
・I wish to see the manager.
経営者にお会いしたいのですが
※ wish to は、want to do / would like to do よりかしこまった、丁寧な言い方です。
※ want to do / would like to do の詳しい説明 ⇒ コチラ
㋑ wish +[目的語]+[目的語] … I wish you a Merry Christmas. … 詳しい説明は ⇒ コチラ
・
㋒ wish +[that 節] 「…すればいいのだがと思う」「…であればいいのだがと思う」
※ that の後ろに[主語]+[動詞]と続くものを [that 節]と呼びます。
※ 仮定法の詳しい説明は ⇒ コチラ
㋓ wish +[主語]+ would … 残念な気持ちや迷惑なことを示しています。
・We wish the rain would stop. = We wish it would stop raining.
雨がやんでくれるよう願っている
・I wish you would stop smoking.
・I wish my pain would go away.
痛みがとれてくれるといいが
・I wish you would stop joking.
冗談もいい加減にしなさい
・I wish she wouldn’t complain so.
彼女があんなにぶつぶつ言わなければいいんだけど
debris デブリ
[一般]
▢ debris [dəbríː]「破壊の跡, (破壊物の)破片, 残骸(ざんがい)」
自分で使うことはなくて、ニュースなどで「デブリ」という言葉は聞いたことがあると思います。
よく聞くのが、福島第一原子力発電所のニュースでの「核燃料デブリ」と、宇宙ゴミ (スペースデブリ) のニュースではないでしょうか。
ゴミで思い浮かぶ英語と言ったら garbage, rubbish, junk, waste, trash, litter ですが、
そのようによく聞く単語などではなく、なぜ debris (デブリ) という馴染みのない単語が使われているのでしょうか。
英英辞典で debris を調べてみました。Longman Dictionary of Contemporary English の説明によると
「the pieces of something that are left after it has been destroyed in an accident, explosion etc」
日本語にすると「事故や爆発などで壊され後に残されたもの破片」となります。
普通のゴミと違って「事故や爆発などで残されたもの」が debris (デブリ) と呼ばれているようです。
▢ 例文
・a lot of debris after the explosion
爆発後の瓦礫の山
・in the debris of a nuclear explosion
核爆発の瓦礫の中で
・The debris will remain in space for tens, thousands or even millions of years.
残骸は何十年,何千年,ことによると何百万年もの間,宇宙空間にとどまることだろう
「~したかった」wanted to do 以外の言い方
[一般]
▢「~したかった」wanted to do 以外の言い方
「~したかった」を英語で何といいますか?
簡単、wanted to do でしょ … おそらくほとんどの人がこのように答えると思います。
実は wanted to do 以外の言い方があるのです。
▢ まず「~したい」は、want to do と would like to do という言い方があるのはいいでしょうか。
※ want to do = would like to do が不確かな人は ⇒ コチラ
▢ 次に want to do の過去形は wanted to do です。
それでは、would like to do の過去形は何でしょうか?
would は既に will の過去形なので、これ以上過去にすることはできません。
それでは would liked to do でしょうか。
would の後ろを過去形にしたいのですが、[助動詞] would の後ろは必ず[動詞]の原形なので liked とすることができません。
そこで、過去の意味合いで現在完了形のように have+過去分詞 にすることで過去の意味合いにすることができるのです。
「~したかった」は would
have liked
to
do となります。
▢ 例文
・I would
have liked
to see her.
彼女に会いたかったのだが(会えなかった)
・I would
have liked
to pluck out his eyes.
あいつの両目をえぐり取りたかったほどだ
・She would
have liked
to ask questions, but he had moved on to another topic.
彼女は質問をしたかったのだが、彼は別な話題に移ってしまった
・I would
have liked
to to hear more from the patient.
患者からもっと聞きたかったのだが
・He would
have loved
to come but he couldn’t get the time off.
彼は行きたかったのですが、休みが取れませんでした
restrict「制限する, 限定する, 限る, 縛りつける」
[高校]
▢ restrict [[ristríkt]「制限する, 限定する, 限る, 縛りつける」
・
・
▢ 例文
・restricted area
・⦅米軍⦆ 制限区域
・restrict freedom of speech
・言論の自由を制限する
・restrict oneself to…
・(自粛して) …に制限する, …だけにする
・He restricted himself to a few drinks.
・ごくわずかの酒を飲むにとどめた
・restrict the currency of bank notes
・紙幣の通用を制限する
・restrict a meaning
・意味を限定する
・She is restricted by time.
・彼女は時間に制限されている
・His doctor has restricted him to a light diet.
・医者が軽い食事だけにせよと言った
・
・
・
・
▢ 覚え方
・
・
・
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・▢「制限する」関係の単語・熟語 ⇒ コチラ
・
limit「に限界を設ける, 限界内にとどめる」
[高校]
▢ limit [límit]「に限界を設ける, 限界内にとどめる」
・
・
▢ 例文
・Please limit answers to 25 words.
・答えは25語以内にしてください
・Most of the girls limited themselves to a single glass of wine.
・大部分の女性はワイン1杯だけにした
・You must limit yourself to three cups of coffee a day.
・コーヒーは 1 日 3 杯に制限しなければならない
・We must limit expenditures.
・経費を切り詰めなければならない
・
・
▢ 覚え方
・
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・▢「制限する」関係の単語・熟語 ⇒ コチラ
・
「チコちゃんに叱られる」と英語
▢「チコちゃんに叱られる」と英語
世の中には、特に知らなくてもいいことがたくさんあります。
NHKの「チコちゃんに叱られる」で紹介される情報の中にも「勉強になる」と思えるものもあります。
一方で、知っていてもそれほど役に立たないものもあるように思えます。
英語においても、同じことが言えます。
理由や理屈を知っていると、応用がきく場合があります。
ただ、理由を知っても英語学習に対して役に立たないものも多いのです。
例えば、同じ単語なのに全く関係ないと思える意味を持つものがあります。
「発行する」という意味と「問題」という意味を持つ issue という単語があります。
「意味する」という意味と「意地の悪い」という意味を持つ mean という単語があります。
このような単語が、どうしてこのような意味を持つようになったのには、だいたい経緯や歴史などがあります。
それを調べると、もともとはラテン語だったりフランス語だったり英語以外の言語が元になっていたりします。
もとは〇〇というラテン語の〇〇という意味の単語と、
▢▢というフランス語の▢▢という別々の意味の単語が長い間に同じつづりになった
という歴史や理由があったとします。
疑問に思って質問サイトで質問をすると回答してくれる人がいるわけです。
その回答を聞いた時に、質問者の返信が「あ、そう」というのを見かけたことがあります。
不思議なものを見た時に疑問を持つのは自然なことです。
それらのことを調べたり人に聞くこと自体は悪いこととは思えません。
ただ、調べるにしても人に聞くにしても時間も労力も必要になってきます。
それらを全て調べて、答えがわかったとしても「あ、そう」で終わるものも多いと思われます。
全てを疑問に思って調べようとするより、そのものとして覚えた方がずっと合理的だということも多いと思うのです。
英語に関しては、特に単語の意味の成り立ちのようなことを調べることに、「あ、そう」と言うことが多い気がします。
英語学習に関しては「時間と労力を使ってまですることかどうか」を考えた方がいいように思えます。
「チコちゃんに叱られる」で紹介されている情報のほとんどが、それまで疑問に思ったり調べたりしてこなかったことなのです。
理由などを知らないでも、特に不便や不自由を感じないで生活してくることができたのです。
coup de grace「最後の一撃」
・[一般]
□ coup de grace [ku də ɡRɑːs] 「最後の一撃」「情けの一撃⦅死刑執行者が処刑者の苦しみを終わらせるために頭などに加える一撃⦆」
・※ 中学生・高校生は覚える必要はありません。
・・・覚えていても、入学試験や資格試験で使われることはないと思われます。
・・・(万が一問題文の中に使われていても注釈に意味が書かれているハズです)
・※ この表現は、イギリスの英会話学校に行っている時に同じクラスメートの日本人が、
・・ 英語でどう言ったらいいのか先生に質問し、教えてくれたのがこれだったのです。
・・いつか使えたらと機会をうかがっていましたが、その機会は今までてありませんでした。
・・そんな中、たままた観ていた映画「ジョン・ウィック4」の中で、次の文で使われていたので記事として書くこととしました。・
・※「ジョン・ウィック4」は、殺しのシーンが多く、中高生にはお勧めできません。
・
・・・As your sponsor, I claim le coup du grace.
・・・お前の後援者として、私が最後の一撃を加える … ぐらいの意味になります。
・
▢ 例文
・deliver the coup de grace to one’s fallen opponent
・倒れた相手にとどめの一撃を加える
・a finishing / stroke / blow a coup de grace
・とどめの一撃
・
・
・
・
・
cap「よりよいものを出す, …をしのぐ, …の上をいく」
[高校]
▢ cap [kǽp]「よりよいもの(冗談・逸話・引用句など)を出す, …をしのぐ, …の上をいく」
・
・
▢ 例文
・cap one joke with another
・冗談に応じてもっとうまい冗談を言う.
・He capped my story with an even funnier one.
・
・Cap that if you can!
・
・His car was stolen, his wife left him, and to cap it all (in addition to everything else) he has lost his job.
・
・
・
▢ 覚え方
・
・
・
・
・▢「発展する」関係の単語・熟語 ⇒ コチラ
・
・
evolve「発展する, 進化する」
[高校]
▢ evolve [ivɔlv]「発展する, 進化する, 徐々に現れる」「進化させる」
・
・
▢ 例文
・evolve a theory
・理論を発展させる
・evolve a theory [a plan]
・計画を発展させる
・Societies are evolved in function.
・社会の機能は進化していく
・Nature has evolved over billions of years.
・自然は何十億年にもわたって進化してきた
・evolve their tradition
・彼らの伝統を進化させる
・
▢ 覚え方
・「われらイボル部」「進化するぞ~」
・イボル部という部活動は、「胃」の絵が描かれている Tシャツを身に着け、手には「ボルト」を持ち常に進化する部のことである。
・
・・
・
▢ 単語の輪を広げよう
・〇 evolve の名詞形は evolution [èvəlúːʃən]「発展, 進展, 進化」
・〇 evolution とまぎらわし単語にrevolution [rèvəlúːʃən]「革命, 大変革, 改革」があります。
・
・▢「発展する」関係の単語・熟語 ⇒ コチラ
末尾が -minator の単語
[高校]
▢ 末尾が -minator の単語
・
・contaminator 汚染するもの
・denominator 分母
・discriminator 差別する人
・dominator 支配者
・eliminator 除去する人
・exterminator (害虫などの)駆除業者
・fulminator どなりつける人
・germinator 発芽させるもの
・illuminator 光を与える人
・inseminator (家畜などに)人工授精を施す人
・laminator ラミネータ
・nominator 指名者
・terminator 終結させる人
・
・・
confront「向かい合う, 直面する, 対面する」「立ちはだかる」
[高校]
▢ confront [kənfrʌnt]「向かい合う, 直面する, 対面する」「立ちはだかる」
・
・
▢ 例文
・Many difficulties confronted her.
・She was confronted with many difficulties.
・She was confronted by many obstacles.
・彼女は多くの障害に直面した
・My house confronts theirs.
・私の家は彼らの家と向かい合っている
・A lack of funds now confronts their company.
・今 彼らの会社は資金難に直面している
・They have been confronted with a severe food shortage.
・彼らは厳しい食糧不足に直面している
・
・
▢ 覚え方
・コン(キツネ)がホテルのフロントで直面する
・
・・
・
・▢「直面する」関係の単語・熟語 ⇒ コチラ
face「…に直面する ,向かい合う, 取り組む」
[高校]
▢ face [féis]「…に直面する ,向かい合う, 取り組む」
※ face には「顔」という意味もあります。
「…に直面する」という意味でもよく使われます。
▢ 例文
・He faced the possibility of death with complete calm.
少しも取り乱さず死の可能性に面と向かった
・face the facts
現実を直視する
・I will face the problem of dating the creation of the earth.
地球の誕生の年代を決める問題と取り組むつもりです
・She refused to face up to his problems.
彼女は問題に敢然と立ち向かおうとはしなかった
・face the overhang of foreign reprisals
外国からの報復の脅威に直面する
▢ 覚え方
顔のフェイスから覚えてくださいね
encounter「…に出会う, 出くわす, 遭遇する, …に立ち向かう」
[高校]
▢ encounter [enkáuntər]「…に出会う, 出くわす, 遭遇する, …に立ち向かう」
※ encounter は en+counter という形をしています
● counter [káuntər]「…に反対する, 逆らう」「反対の, 逆の」「カウンター, 勘定台」
▢ 例文
・encounter a new situation
新しい事態に直面する
・We encounter so many problems in our work.
この仕事で非常に多くの難問に行き当たる
・We encountered a serious setback when one members of the expedition were injured.
探検隊のメンバー1人が怪我をしたとき, 重大な支障に直面した
・encounter competition
競争に直面する
・encounter prejudice
偏見と直面する
▢ 覚え方
バーで出会った人が「縁(えん)に乾杯」… カウンターで出くわすキザな男(やつ)
・
▢「直面する」に関係する単語・熟語 ⇒ コチラ
brace「補強する, 支える」
[高校]
▢ brace [bréis]「補強する, 支える」「 (攻撃などに対して)備える,用意をする」
・※ Star Trek で、何かに衝突したり攻撃を受けたりする前に
・・ Brace for impact! という言葉がよく使われます。
・・※ Star Trek はアメリカの TVシリーズ。映画化もされています。
・
▢ 例文
・brace the roof with poles
・屋根を柱でしっかり支える
・brace a hand against the door
・ドアに手をついて体を支える
・He braced himself when the ship rolled.
・船が横揺れすると倒されないように足を踏ん張った
・brace weak points
・弱い箇所を補強する
・
▢ 覚え方
・無礼(ぶれい)っす
・
・
・
・
・
fortify「強化する, 抵抗力をつける, 耐久力をつける」
[高校]
▢ fortify [fɔːrtəfài]「強化する, 抵抗力をつける, 耐久力をつける」
・
・
▢ 例文
・a fortified town
・武装都市
・fortify a town against attack
・攻撃に備えて町の防備を固める.
・fortify a town against the enemy
・敵に備えて町の防備を固める.
・fortify oneself with a good breakfast
・よい朝食で体力をつける
・fortify a ship with additional timbers
・船材を添加して船を補強する
・bread fortified with vitamins
・ビタミン強化のパン
▢ 覚え方
・フォー(4杯の) ティー(お茶)で強化する … ファイ(なぜ)
・
・・
・
reinforce「補強する, 強化する, 補強する, 増強する」
[高校]
▢ reinforce [rìːinfɔːrs]「補強する, 強化する, 増強する」
・※ reinforce は rein + force
・・ 〇 rein [réin]「手綱」「制御」
・・ 〇 force [fɔːrs]「力, 体力, 強さ」
・
▢ 例文
・reinforce a wall
・壁を補強する
・reinforce the barriers with logs
・柵(さく)を丸太で補強する
・reinforce a supply
・供給をふやす
・reinforce one’s health
・健康を増進する
・reinforced concrete
・鉄筋コンクリート
・
▢ 覚え方
・
・くじ引き… リーイン フォース … 景品で家計を増強する
・
・・
・
strengthen「…を増強する, 強化する, 丈夫にする」
[高校]
▢ strengthen [stréŋkѲən]「…を増強する, 強固にする, 強化する, 丈夫にする」
・※ strengthen は strong [strɔːŋ]「強い」 の名詞形 strength [stréŋkѲ]「力, 強さ, 力強さ, 体力」の
・・ 末尾に en を付けた形をしています [strength ⇒ strengthen]。
・
▢ 例文
・strengthen a bridge
・橋を補強する
・strengthen the bonds of unity
・団結のきずなを強める
・Like your body, your memory can be strengthened through exercise.
・肉体と同じように記憶も練習によって強化できる
・The exercise strengthened my abdominal muscles.
・その運動は私の腹筋を強くした
・The wind strengthened.
・風が強まった
・strengthen one’s body
・体を丈夫にする
・
▢ 覚え方
・ストレスで、ングスン … 風邪の菌が増強
・
・・
・
catch up with と catch up on
[高校]
□ catch up
with と catch up
on
▢ catch up with
<人・車・国など> に追いつく
・Work hard to catch up with the class.
級友たちに追いつくため一生懸命勉強しなさい
・I will catch up with you on the midway.
途中であなたに追いつきます
▢ catch up on
<仕事・勉強などの> 遅れを取り戻す, <睡眠などの> 不足を取り戻す, <流行などに> 遅れずについて行く
・I must catch up on my sleeping.
睡眠不足を取りもどさねばならない
・He sat at his desk and caught up on paperwork.
彼は机に向かって座るとたまっていた書類を片付けた.
・I caught up on all my homework last night.
私は昨夜宿題をすべて仕上げた
・I’ve got a lot of work to catch up on.
仕事がだいぶ遅れているので取り戻さなくてはならない
・
まぎらわしい単語 ㉔ flash / flush
[高校]
▢ まぎらわしい単語 ㉔ flash / flush
・
・▢ flash [flǽʃ]「きらめき, 閃光」「フラッシュ(ライト), フラッシュ撮影写真」
・
・・〇 flashback「〖映画・テレビ・文学〗 フラッシュバック」
・・〇 flash back「〈映画・記憶などが〉過去(の場面)に一瞬戻る」
・
・・▢ 例文
・・・・a flash of lightning
・・・・稲光
・・・・I’ll be back in a flash.
・・・・すぐに帰ります
・・・・Lightning flashed in the sky.
・・・・稲妻が空に走った
・・・・The lake flashed with the setting sun.
・・・・湖面が夕日にきらきら輝いていた
・・・・a flash‐memory device
・・・・フラッシュメモリー素子
・
・
・
・
・▢ flush [flʌʃ]
・・[名詞]「顔の赤み, 上気, 紅潮, 赤面(blush)」
・・[動詞]「どっと流す,ざーっとかける」「赤くさせる,紅潮させる」
・
・・〇 Royal flush in spades「スペードのロイヤルフラッシュ (トランプ)」sun.
・・・・湖面が夕日にきらきら輝いていた
・
・・・・sun.
・
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・・▢ 例文
・・・・A little flush came into her cheeks.
・・・・彼女のほおに心持ち赤みがさした
・・・・flush the toilet
・・・・トイレの水を流す
・・・・flush into rage
・・・・顔を紅潮させて怒る
・・・・The toilet won’t
flush.
・・・・トイレの水が流れない
・・・・・※ won’t は「拒絶」を示しています … 詳しくは ⇒ コチラ
・・・・flush with joy
・・・・喜びで顔が紅潮する
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誰なのかを言う時に使う it
[高校][一般]
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□ 誰なのかを言う時に使う it
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・[代名詞] it は [モノ] に使われ、[人] には使われない印象を持っている人も多いかと思います。
・ここで紹介するのは、[人] に使う it です。
・it は him 又は her などが誰なのかを言う時に使われます。
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・□ 例文
・・[A] Who’s that over there?
・・・ 向うにいる人だれ?
・・[B] It’s Jack Bauer.
・・・ ジャック・バウワーだよ
・・・※ He’s Jack Bauer. とは言いません。
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・・・・
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・・ ・Hello. It’s Michelle Dessler. [電話]
・・・もしもし、ミシェル・デスラーです。
・・・※ I’m Michelle Dessler. とは言いません。
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・・・It’s your sister who plays tennis, isn’t it?
・・・テニスしするの君のお姉さんだよね。
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拒絶 を表す won’t / wouldn’t
[高校][一般]
▢ 拒絶 を表す won’t / wouldn’t
※ 助動詞 will [基本] の詳しい説明は ⇒ コチラ
▢ will not や won’t は、拒絶する時や、「拒絶について話す時」に使われます。
※ would not や wouldn’t は、will not / won’t の過去と考えてください。
※ will not や won’t は無生物主語にも使われます。
・The door won’t open.
ドアはどうしても開かない
・The engine won’t start.
エンジンがかからない
※ will not や won’t は refuse to を使って置き換えることができます。
※ 主語が無生物の場合は、refuse to を使うと擬人法的な使い方になります。
・The door won’t open. = The door refuses to open.
・The engine won’t start. = The engine refuse to start.
▢ 他の例文
・The patient won’t eat. = The patient refuses to eat.
病人は嫌がってものを食べない
・I don’t care what you say, I won’t do it.
あなたがなんと言おうとかまわない、私はしないから
・There was something wrong with the car and it wouldn’t start.
何かの故障で車が動かなくなった
want と won’t
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▢ want と won’t
・※ 文書の場合は区別がくきますが、発音が似ているのでリスニングの時にどちらが使われたか判断するのが難しいも00のの一つです。
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・▢ 東京都立高校入試の場合は、won’tは出ないと考えてください。
・・※ 2023年02月に行われた入試試験では won’t は、長文問題・リスニング問題共に使われていません。
・・※ 都立高校の入試問題の場合は、英語の実力を確認するためのもので、
・・・ いわゆる「ひっかけ問題」のような問題は出題されないと考えてください。
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・・▢ want [wánt | wɔːnt | wɔnt]「欲しい」
・・・※ want と would like の説明は ⇒ コチラ
・・・※ want にはいくつかの発音があります。want の発音は
・・・・㋐ 母音と n の発音が続く
・・・・㋑「オー」と伸ばす発音
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・・▢ won’t
[wóunt] will not の短縮形
・・・※ will の詳しい説明は ⇒ コチラ
・・・※ won’t の発音は「オウ」と「ウ」が入る発音。
・・・※ won’t / wouldn’t の説明は ⇒ コチラ
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義務を表す shall
[高校][一般]
▢ 義務を表す shall
※ 現代英語に置いて shall は次の2つを覚えていけほぼ十分と言えます。
特に自分で shall を使う場合は、この傾向が高くなります。
・Shall we ~ ? 「(一緒に) ~しましょうか」
・Shall I ~ ? 「(あなたの代わりに私が) ~しましょうか」
※ 詳しい説明は ⇒ コチラ
▢ ただし、契約書や規則、法律上の書類、手順書などを読んだり英訳したりする場合は、義務を現す shall も使うことがあります。
● shall の訳:「 ~である、~すべきである、~とする、~するものとする、~のこと」
※ この shall は「~することとする」「~することになっている」と訳せば、ほとんどの文は理解することができます。
● 義務を表す shall を使った例文
※この種の考えを表現するのに一般的な語法では、will/ must / should が好まれます
[人が主語となった場合]
・Passengers shall be permitted to board at regular bus stops.
乗客は正規のバス停留所で乗るものとする)
・Persons under 20 shall not be employed in nightwork.
20歳未満の人を夜勤に雇用してはならない
・The regulations require that all students shall attend at least two thirds of the lectures.
規則では学生は講義の少なくとも3分の2に出席しなければならない)/
・All visitors shall observe posted regulations.
来訪者はすべて掲示された規則を守ること
[物が主語となった場合]
・Essays shall be judged upon the basis that….
論文は…という点を考慮の上審査することになっている
・Election to membership shall be affected by the General Committee by ballot-two objections to exclude.
会員選挙は委員総会の席上投票によって行なわれる, ただし 2 人の反対投票があった場合には落選のこと
・The following statement shall be made on the face of the invoice.
送り状[明細記入請求書]の文面には次の文言を記載すべし
・The management of the Society’s affairs shall be vested in a Council consisting of….
本協会の業務処理は…からなる評議員会に委任する
I gotta go. 「もう行かなきゃいけないんだ」
▢ I gotta go. 「もう行かなきゃいけないんだ」
2023年12月に大谷翔平さんがNFLラムズ―セインツ戦を観戦の際に、サインを断る時に言った言葉です。
サインを求める声に限りなく応じることはできないので、どうしてもどこかで断る必要がでてきます。
今回、その断る時に使った表現が I gotta go.
のようなのです。
「この言い方は結構英語喋れる」ということで話題になったようです。
▢ ポイント
I gotta go. は 「もう行かなきゃいけないんだ」という意味になります。
どうして、この英文がこの意味になるかを理解するにはいくつかのポイントがあります。
● 置き換え ①
〇 have = have got
have を have got ということがあります。
※ イギリス英語では、特に会話では have の代わりに have got を使うことがよくあります。
・ I have got a car. = I have a car.
車を持っています
※ 会話でよく使われるので、通常は短縮して I’ve got a car. と言います。
● 置き換え ②
〇 have to = have got to
have to を have got to ということがあります。
※ have = have got なので、have to = have got to となります。
・I have got to go now. = I have to go now.
行かなければなりません
※ 会話では通常短縮して I’ve got to go now. と言います。
● 省略
特にアメリカ英語の会話では 、have を省略して言います。
・I have got to go now. ⇒ I got to go now.
● 実際の聞こえ方
got to を速くいうと、gotta という感じに聞こえます。
・I got to go now. ⇒ I gotta go now.
※ これは、あくまでも会話の中での話です。
通常、Mail や 手紙などで gotta を使うことはありません。
ただし、実際に話した言葉を文章で表す時に I got to go now. を
実際に聞こえた響き(ひびき)に近づけるために、I gotta go. と書くことがあるのです。
特殊な at の使い方 (祝日・週末)
[高校][一般]
□ 特殊な at の使い方 (時間)
□ 祝日・休日
※ 下記の祝日全体について話す時は at が使われます。
・Christmas (クリスマス) / New Year (新年ス)/ Easter (復活祭)/ Thanksgiving (感謝祭)
・I’ve never been to London, but I’m going there at Christmas.
ロンドンへは行ったことがないがクリスマスに行きます
・I’m going home at the New Year.
正月には帰省します
※ ただし、上記の祝日・休日でも、全体ではなくその中の1日について話す時は on が使われます。
・I’m going to have to stay at home and study on Christmas day.
クリスマスには家にいて勉強しなくちゃならないんだ
・What are you doing on Easter Monday?
復活祭の翌日は何をするの
□ weekend (週末)
※ イギリスでは weekend (週末)には at を使います。アメリカでは on を使います。
・What did you do at the weekend?
週末何したの?
□ [前置詞] at の説明は ⇒ コチラ