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話題 [英国生活]

※ この記事は英語とは関係ありません正しいという前提で読まないようお願いします
 
英国での幼稚園の運動会
 
  私が英国にいた時、休みの日に近所を友達と散歩していた時のことです。
 たまたま、幼稚園の近くを通りかかったときのことです。
 なんと運動会が行われていたのです。
 幼稚園の外で、友達といっしょに運動会の様子を少し見てみることにしました。
 その運動会を見て、日本の運動会と明らかに違っていることに気がつきました
 
  日本で、運動会というと、何日も前から練習や準備を重ねて運動会当日を迎えるのが普通ではないでしょうか。
  たまたま見かけた英国の幼稚園の運動会では、幼稚園の先生のように見える人が忙しく動きまわっていました。
 その様子からして、事前の準備とか練習などした感じはなく、その場で説明をしながら運動会を行っていたのです。
 日本の運動会のように「みんなで何かを揃えて行う」感じはなく、いろいろなことがバラバラだったのです。
 それを見て、日本で当たり前のように行われている「運動会の練習や準備」は本当に必要なのだろうかと思ってしまいました。
 行進にしても応援合戦にしても揃っていた方がきれいに見えます。ただ時間をかけてきれいに揃って見せる必要はあるのでしょうか。
 参加している子供たちが楽しければ、それはそれでいいのではないでしょうか
 最低、幼稚園の運動会では楽しければ、それでいいような感じがしてなりません。
 事前練習をしなければ、その時間を他のことに使うことができます。
 事前準備をしないことにより、いいことはいくつもあるように思えます。
 
 ※ 英国全土の幼稚園やその他の学校の運動会を全て見たわけではありません。
  英国の全ての運動会がこのように行われているとは考えないようお願いいたします。
 
  
 

話題 [英国生活]

※ この記事を正しいという前提では読まないようお願いします
・ この記事は、特定の時期にイギリスの特定の家族にホームステイしていた時のことが書かれています。
・ 
病院クリニック [英国生活]
・ 
・ イギリス滞在中に風邪をひいてしまったことがありました。
語学学校も休み、ひたすら寝ているような生活をしていました。
しばらくしてもなかなかよくならないので、それを見かねてか
ランドレディーが町医者のような個人経営のようなクリニックに連れて行ってくれました。
医者の質問にいくつか答え、口を大きく開いてのどの奥を見てもらったような記憶があります。
そこで処方箋を作ってもらい薬局に行き薬をもらいました。
抗生物質だったように覚えています。受け取ったときに水をたくさん飲むように言われたように思います。
どうしてそういわれたか、飲んだ次の日に理由がわかりました。
朝、トイレに行ったのですがすごい便秘なのです。
それまで便秘とは無縁のような生活をしていたため、その日は大変な思いをしました。
後から思うと、便秘の原因はおそらく、抗生物質により腸内の細菌なども死んでしまったからなのでは…と推測しました。
・ 何日もなかなか風邪が治らず大変な思いをしていたのに、薬を飲むと、それがうそのようにすっかり治ってしまいました。
クリニックで診察してもらい薬局で薬ももらったのに、それらはすべて無料だったのでさらに驚きました
私がイギリス国民だったら無料なのも理解できるのですが、よその国からやってきた語学学校の生徒なのに無料だったのです。
医者で診察した時も、特にパスポートを見せたわけでも語学学校の生徒である証明書なども見せた記憶もないのです。
外国で病気や怪我をすると心細くなったりすることもあります。
その時は、なかなか治らなかったので辛かったのですが、今思うといい経験だったような気がします。
・ 
現在も同じように無料かどうかはよくわかりません
・ 

話題 (その他・英語に関係ないもの)

 この記事は英語と直接関係ありません。また、正しいことを前提で読まないようお願いします

jaywalk 自分の身は自分で守る [英国生活]
 
 イギリスでは、信号に関係なく、車が来ていない時に道路を横断する歩行者をよく見かけます
万が一車にはねられても「自己責任」ということになってしまいます。
このような行為が良いかか悪いかは別として、信号に関係なく道路を渡るためには近づいてくる車に十分気をつける必要があります。
 
 日本では、堂々とこのようなことをしている人を見かけない気がします。
言い換えると、日本では「青信号で渡る」「赤信号では渡らない」と言うことが浸透しています。
イギリスでは道路を渡る時は、信号が何色であろうとも「車によく注意してから渡る」とも言えます。
逆に日本では「青信号であれば車に注意しないで渡る」人があまりにも多いように感じています。
 
 最近日本で、ブレーキとアクセルを踏み間違えるなどして車が暴走して歩行者をはねて死亡させたり怪我をさせる事故のニュースをときどき耳にします。
もし、イギリスのように信号に関係なく車に注意するという意識があったら、事態は少し変わっていたのではないか思うことがありす。
日本でも多くの人に「青信号でも車に注意する」という意識が少しでもあれば
事故に巻き込まれずにすんだのではなかったのか … と残念になることがあります。
青信号で横断歩道を渡っていた時に自動車にはねられた場合、悪いのは明らかに暴走してくる車です。
ただ事故になったときに車に比べて歩行者の方が怪我をしたり亡くなったりする可能性が圧倒的に高いのです。
 
 
▢ 関連ご参考情報
 交通規則や信号を無視して道路を横断することを英語で jaywalk と言います。
 イギリスでは、歩行者は信号を無視して道路を横断しても違法ではないようです(不確かな情報です)。
 違法でないのであれば、信号を無視して道路を渡っても、そもそも jaywalkとは言わないのかもしれません。
 
   

話題 [英国生活]

この記事を正しいという前提では読まないでください

エッセイ [英国生活]

イギリスの語学学校に通っていて作文の宿題が出されることが時々ありました。
例えば、自分の好きな映画の宣伝を書くというようなものもありました。
宿題の作文を書くのに、学校から帰宅してからずっと調べては文を作り、書き直す…というような作業を繰り返し
何とか1つの課題(作文)を完成するのに最初のうちは8時間ほどかかったことを覚えています。
何ページもある大作ではなく、ルーズリーフに1行おきに英文を書いて半ページぐらいの超少作でした。
私がイギリスに行った当時は、辞書と言えば紙の辞書です。
世の中に電子辞書を使っている人もいたかもしれませんが、当時は一般的ではなく、語学学校で使っている人はいなかったと記憶しています。
作文の宿題が出た時は、自分が言いたいことをまず日本語で考え、知らない単語を和英辞典で調べ
例文や正しい使い方の確認を英和辞典を使って行い自分の言いたい文に近づけていく…というような作業を行っていました。
電子辞書や、インターネットで手軽に調べられる時代とは違い、英文を1行作るにも時間がかかっていたと思います。

学校で勉強を続け、途中からケンブリッジ英検を受験するコースに入りました。
ケンブリッジ英検(当時の First Certificate)には1時間20分ほどで、エッセイを2つ作る問題がありました。
1つのエッセイを40分ほどで完成しなければなりません。しかも辞書を使うことはできません
語学留学を始めたころに一つの英作文をするのに8時間ほどかかっていたのに、
ケンブリッジ英検を受けるころには、1つの作文(エッセイ)を40分ほどで書けるまでになっていました
もしかしたら、現在のケンブリッジ英検の出題内容と多少異なるかもしれません。
私が受験した当時は、確か5つのタイトルのうち好きなものを2つ選んでエッセイを書いた記憶があります。
書く内容によっては、自分がよく知っている分野や得意な分野もあれば、そうでない分野もあります。
その点複数のお題から選択できるのは、画期的だと思いました。
仮に、作文のタイトルが最初から決められたいたら、得意だったりよく知っている分野だったらいいですが、
苦手だったりよく知らない分野のことだと「お手上げ」になってしまう可能性さえあります。



話題 [英国生活]

この記事を正しいという前提では読まないでください

季節によって変わる語学学校の雰囲気 [英国生活]

私が、イギリスで語学の勉強を始めたのが、1992年03月のことでした。
イギリスはまだ寒かったのを覚えています。その時は、日本から春休みを利用して大学生が何人かやってきていました。
学校全体でもそれほど生徒の数は多くありませんでした。落ち着いた感じで英語の勉強をすることができました。
夏休みに、2週間休みを取り電車でイギリス旅行をしてきました。
旅行から帰ってきて、まず驚いたのが学校の雰囲気です。
たった2週間しか学校を離れていなかったのに、戻ってくると学校の雰囲気がガラッと変わっていたのです。
ヨーロッパじゅうから十代の高校生と思われる人が沢山やってきていたのです。
クラスに入っても、知らない人の方が多いくらいでした。
学校の生徒が多くなっているので当然賑やかになっていました。
クラスの数も増え、別な建物も使われるようになっていました。
そこは、以前教会として使われていたような雰囲気の建物で、使われなくなったのか語学学校で買い取ったようでした。
中は少し迷路のようになっていて、先生たちは rabbit warren (ウサギの繁殖地, 迷路のような裏町)と呼んでいました。
若い人が増えたため、良い言い方をすれば「活気あふれる」悪い言い方をすれば「落ち着かない」雰囲気でした
新しく増えた若い人たちは、夏休みだけ滞在するようで、勉強をしに来たというより半分遊びに来ているような感じで、
授業が終わるとすぐに遊びに行っていたようでした。
そんな雰囲気だと、人によっては「勉強する気分ではない」と感じる人もいたと思います。
私は、ある特定の1年しか滞在していませんでしたが、語学の勉強を目的に行くのであれば、夏休みの期間は避けた方がいいかもしれません。


話題 [英国生活]

ワイト島 (Isle of Wight) への自転車旅行 [英国生活] … Pay It Forward
※ イギリス語学留学した時の生活の様子を思い出しながら紹介しています。

● Bournemouth 近くにある Isle of Wight 島に行くことに
どういう経緯で行くことになったかは思いだせないのですが、
いつも一緒に行動している3人で近くにある Isle of Wight 島に行くことになりました。
島へは、対岸の駅まで列車で行き、そこからフェリーで島に渡ります。
島での移動は自転車ですることにしました。
3人のうち私ともう一人は中古で購入した自転車を持っていました。
もう一人分の自転車がないため、ホームステイしている家の知り合いから自転車を借りてもらいました。
借りてもらった自転車が子供用のようで、大人が乗るには少し小さい感じがしていました。

トラブル発生 … Pay It Forward
列車には自転車を載せるスペースがあり、自転車を解体などしないでそのまま対岸の駅まで行くことができました。
フェリーで島に渡り、いよいよ1泊2日の旅行の始まりです。
天気もよく、自転車で走りはじめました。島に渡り出発からそれほどの距離を走っていない時のことです。
子供用の自転車のタイヤがパンクしてしまったのです。
修理用の道具なども持ち合わせていません。旅行も始まったばかりで1台でも自転車がないと旅行は続けられません。
3人旅行で、1人だけ帰宅してもらうわけにもいきません。中止して帰ることにしようか … と途方に暮れていました。
困っていることが雰囲気でわかったのだと思います、私たちのところに 自転車に乗っている50歳代ぐらいの夫婦と思われる二人がやってきました
その時、どんな会話をしたかは覚えていないのですが、3人で自転車旅行に来てパンクして困っていることを説明してのだと思います。
旦那さんと思われる人がタイヤを見て何やらメモを取ったと思ったら、少し待つように言い残して、そのままどこかに行ってしまいました。
しばらく待っていると、その夫婦が戻ってきました。なんと二人は新しいタイヤを持って帰ってくれたのです。
どうやら、近くの自転車屋さんを探し、パンクした自転車のタイヤと同じサイズのタイヤを買ってきてくれていたのです。
その夫婦は、手慣れたようにタイヤの交換もしてくれました。
お礼を言い、その夫婦にタイヤの代金を払わせて欲しいと何度も伝えたのですが、ぜんぜん受け取ろうとしませんでした。
その夫婦が言うには、もし同じように誰かが困っているのを見かけたら、今度は私たちがその人を助けるように言われました。

自転車旅行再開
自転車旅行は、具体的な計画を立てないものでした。初日は、暗くなってきたのでB&Bと呼ばれる宿を見つけ止まりました。
次の日は、それほど天気は良くありませんでしたが、3台の自転車はパンクや他の問題もなく2日間の旅行を終えて無事帰ってくることができました。
あれ以来、日本に戻ってからも、時々この時のことを思い出します。
その時受けた親切を、はたして他の人にしてあげることはできたているのでしょうか。


・・

 

話題 [英国生活]

この記事は英語とは関係ありません

[英国生活]

海がない地域に住んでいる人の中には、海にあこがれる人がいると思います。
生まれてから高校卒業まで山の中で育だった私自身は、特に海が好きというわけではありませんでした。
どちらかと言うと、海は「磯のかおり」というのでしょうか「生臭い」ようなにおいがあるようで苦手でした。

私が選んだボーンマスというところは、イギリスの南にあり海に面した都市です。
私がホームステイしていた家のリビングからは海が見えるくらい近くに住んでいました。
ボーンマスを選び、実際に住んでみるまでの唯一の気がかりが、私の苦手な「磯のかおり」でした。
その気がかりは、住んでみてすぐになくなりました
私がそれまでに訪れた日本の多くの港や海はその「磯のかおり」があったのですが、ボーンマスではそれが全くしませんでした。
海に対してのイメージが変わり、ボーンマスの海が好きになりました。
ただ、イギリス自体が高緯度にあり、私がいた年は夏でもそれほど暑くなりませんでした。
日本から泳ぐ準備はして行ったものの、結局1度も泳ぐことなく帰ってきました。
ボーンマスは、海岸にはビーチハウスが立ち並び夏は多くの人が訪れる場所でした。
イギリスの中では比較的暖かいためか老人ホームのような施設もありました。
そこに住んでいる年輩の人たちには、英語があまりできない外国からきた私たちのような留学生も
いい話相手だったようで時々話しかけらえることもありました。
海岸もきれいで、景色のいい場所もたくさんありました。
若い人にとってはロンドンのような都会の方が魅力的なのかもしれませんが、
私にとってボーンマスは、苦手な「磯のかおり」もせず、とてもいいところでした。



話題 [英国生活]

※ この記事は直接英語とは関係ありません

海外からの同居人 [英国生活]

10か月間イギリスでホームステイをしていると、同じ家にホームステイにやってくる人も何人かいました。
他にホームステイをする人がいてもいなくても、家にいる多くの時間は自分の部屋で過ごしていました。
ホームステイ先の家族用のリビングルームとは別に生徒用のリビングルームがありました。
そこには、テレビもあり自由に観ることもできました。
私がそのリビングルームを利用するのは、時々テレビを観る時と、気分転換で宿題などをそこでする時ぐらいでした。
そのため、他にホームステイをしている人がいても、話したりするのは食事の時ぐらいでした。
今考えれば、せっかくの英語を使う機会だったのにもったいないことをしたのかもしれません。

陽気なスペイン人 (男性)
私がホームステイを始めてすぐぐらいにやってしました。
イギリスの大学に通っているスペイン人で、春休みを利用してケンブリッジ英検の勉強をするためにやってきていました。
語学学校に通ってはいなかったので、自分で英語の勉強をしていたようでした。
一緒に滞在した中で、一番話したかもしれません。と、言っても相手から話しかけてくることが多かったように思えます。
外国語を学ぶ人の「あるある」かもしれませんが、Fから始まる4文字の単語をよく使い、そしてそれらを私に教えてくれました。
2週間ほどの短い期間滞在して、すぐに大学に戻っていきました。
ちなみに彼が勉強していたのは、ケンブリッジ英検で一番難しい Proficiency というレベルでした。

英語が苦手なタイ人 (男性)
10台後半と思えるタイから来た人でした。英語は初心者レベルでした。
食事をしている時に、ホストファミリーから何かを質問されてやり取りをしていた時に、タイ語の考え方が
タイ語の考え方が日本語と同じなのをしりました。
たとえば、トマトが好きかどうか聞かれた時に「好きじゃない」と答えたとします。
それに対して、「え、好きじゃないの」と質問された時に、英語では、好きでなければ、どのタイプの質問をされても No と言いいます。
それに対して、日本語もタイ語も「好きじゃないの」と聞かれた時に「Yes」と答えてしまうのです。

ホストファミリーが全員留守にする週末の夜が1回だけありました。その時家にいるのはホームステイしている生徒だけです。
その晩、私は日本人の友達をよんで焼きそばを作って食べたりしました。
みんな同じように考えるようで、タイの彼はタイの留学生を5・6人呼んでリビングでワイワイやっていました。
彼らが帰った後に、リビングのゴミ箱の中にいっぱいゴミが捨ててあり、外のゴミ箱に私が捨てに行きました。
そのゴミの中になぜかサンダルが1足あり、すごい臭かったことを今でも覚えています。

問題起こした日本人 (女性)
彼女は何日滞在したのか覚えていない…というくらい短い滞在でした。
土曜日だったと思うのですが、いつものように朝食を食べに行くと、
その彼女と、その家にはホームステイしていないトルコの男のひとが一緒に食事をしていたのです。
おそらく、その男の人は一晩家に泊まって、朝一緒に食事をしていたと思われました。
非常識な行動に、その彼女に「あまりに非常識な行動ではないか」と直接言ったのを覚えています。
ホームステイ先の人も怒っていてすぐに出ていくように伝えたようでした。
荷物をまとめてスーツケースを引きながら去っていく後ろ姿だけが印象に残っています。

一緒に花火を見に行けなかったフランス人 (女性)
花火大会があるというので、ホストファミリーに勧められ、
夕食後にフランス人の人と一緒に花火がよく見える場所に行くことになりました。
その場所に行く途中、道路に「車にひかれたと思われる猫」がぐったりとして横になっていました。
まだ死んではいなかったのですが、ほぼ死にそうなくらいに弱っていました。
花火どころではなくなり、その猫を道路のわきの草の生えているところに寝かせ、しばらく一緒にいてやりました。
一緒にいるだけで、他に何もしてあげることができませんでした。
結局、そのまま花火を見に行くこともできず、しばらくしてから猫はそのまま置いて帰ることになりまいした。
帰ってから、ホストファミリーには、彼女からその日起きたことを話していました。
ずっと彼女が「かわいそうな猫」と繰り返していたのを覚えています。


話題 [英国生活]

※ この記事を正しいという前提では読まないでください。

短期滞在長期滞在 (英国語学留学)

私はイギリスのボーンマスというところに10カ月滞在しました。
その間に、いろいろな人と出会いました。出会ってはわかれるの繰り返しで、最後は自分の去る時が来ました。
滞在期間が短い人は、春休みや夏休みなどを利用して1カ月ぐらいから、長い人は数か月から1年以上と人によって様々でした。
春休みや夏休みを利用してくる人の滞在期間は1カ月ほどのようでした。
その人達の中には、短期留学というより海外旅行の延長できているような人たちもいたと思います。
その人たちの行動を観察して、その行動を一言で表すと「積極的でした。
滞在期間が短いので、いろんなことに挑戦しようという感じの人が多かったような印象がします。
学校の授業が終わってからも、少し離れた街に出かけて古着やいろいろなモノを見たり買ったりしていたようです。
毎週土曜日に語学学校が主催のExcursion と呼ばれるバスを使って比較的安い料金で行ける遠足のような行事には毎回参加していたようです。
毎週1回夜に学校で行われたビデオの日は参加して、ビデオが終わるとそのまま近くのFamily Pub と呼ばれるパブにみんなで行っていました。
金曜日の夜には、少し離れたところにある Malt & Hops というパブに行っていました。
その二つのパブは、私が行くまえから語学学校の伝統のように行くパブが決まっていたのです。

短期留学の人と違って長めに滞在していた人は、それほどせかせか行動することはなかったように思えます。
「いつでも行ける」「いつでもできる」という考えもあったと思うですが、
毎日のように、あちこちに出かけたり、いろいろ買っていたら「お金がいくらあっても足りない」というのもあったと思います。
授業が終わったら、近くのカフェで会話しながら昼食をとり、その後はそのままホームステイ先に帰る人が多かったように思えます。
それぞれのホームステイ先で何を何をしていたかは、よくわかりませんが、
私の場合は、宿題をしたり、その日の授業で新しく出てきた単語を単語帳に追加するよう作業をしていたと思います。
Excursion という遠足は1回は参加してみましたが、慌てて観光地に行き短い時間滞在してすぐ帰ってくるような感じだったのでそれ以降は参加しませんでした。
このように、同じ場所にある語学学校に通っていても、短期滞在の人と長期の滞在の人とでは毎日の過ごし方が異なっていたように思えます。



話題 [英国生活]

※ [英国生活]に関連した記事です。ご参考程度に考えていただけたらと思います。

語学学校 (その1)

学校選びから登校初日まで
私の場合は、まず語学留学先をイギリスに決め、イギリスの語学学校をさがしました。
現在のようにスマホやパソコンでいろいろ情報を集められる時代ではなかったので
旅行ガイドの「地球の歩き方」の「イギリス留学編」を買い、場所やコース、料金などを調べて Scanbrit School of English という学校に決めました。
※ 現在。学校の名前が Scanbrit School of English Studies に変わっているようです … ホームページは ⇒ コチラ (外部のサイトに繋がります)
Mailやインターネットが一般的でない時代のため、学校を決めた後、手紙で申し込みをしました。
返信がきて、予約金の金額や振込先、ホームステイ先の情報が書かれていたように思います。
予約金は、確か50ポンドだったように思えます。銀行で振り込んだ時に手数料が想像以上に高くて驚いた記憶があります。
ホームステイ先にも手紙を書きました。送る前に語学学校の先生に添削してもらいました。
イギリス人は日本人の名前に馴染みがないためだと思うのですが、ホームステイ先を訪れるまで、女の子が来るものだと思っていたようでした。

登校の初日は月曜日でした。クラス分けのテストがあっただけで終わりました。
その語学学校では毎週のように新しい生徒が入ってきて、月曜日は同じようにクラス分けのテストがありました。
学校に通い始めてしばらくした時に、語学学校に通いたい時は、特に日本で申し込みしなくてもいいように思えてきました。
行きたい学校を決めて、場所を調べていきなり訪ねていけばいいのです。
そこで、学校に通いたい旨を伝えればどうすればいいか教えてくれると思うのです。
ただ、直接交渉するので少しは英語が話せる必要があるのと、夏休みなどの混雑する時期は断られる可能性もあるかもしれません。
ただし、語学学校もビジネスで行われているため、よほどのことがない限りは断られることはないように思えます。

語学留学を取り扱っている代行業者を使われる方もいると思います。
代行業者を通した方が、いろいろ面倒な手続きなどもしないで済むのが良い点なのだと思います。
ただ、そのような業者を通さずに直接申し込んだ方が業者に手数料などを払う必要がないためその分安くできるはずです。
少しでもも費用を安く抑えることができれば、その分滞在期間を長くすることも可能かと思います。
今回、通っていた語学学校をインターネットで調べていて、驚いたことがありました。
私が通っていた時の費用は、10か月の滞在で学費やホームステイ費用や、他の費用も全て込みで200万円ほどでした。
今回、同じ学校の学費(ホームステイ代金含む)を見ると, 12週間以上で割引があっても週833ポンドになります。
1か月では日本円で60万円になります(1ポンド=180円計算)。これでは、同じ200万円の予算でも3か月強しか滞在できないのです。
※ 現在の滞在費用が高くなっているのは、円安の為ではありません (当時の交換レートは 1ポンドがおよそ220円でした)。
恐らく、イギリスの物価が上がっているのが要因の一つと思います。ただ同じようにイギリスの平均所得も上がっていると考えられます。
現在のイギリスの滞在費が非常に高く思えるのは、日本の給与水準が全く高くなっていないことの裏返しのように思えてなりません。





話題 [英国生活]

この記事を正しいという前提では読まないでください
 
吠えない犬 [英国留学生活]
 
 英国語学留学を終えて久しぶりに日本での生活を再開した時のことです。
道路を普通に歩いていたら、いきなり道路わきの家で飼われていた犬に吠えられたのです。
その家に侵入したり、侵入しようとしていたのなら吠えられるのもわかるのですが、その家の敷地でない一般の道路を普通に歩いただけで犬に吠えられたのです。
イギリスで生活していた時に犬に吠えられたことがなかったので、すごくビックリしたことを覚えています。
イギリスでは、犬のしつけ(トレーニング)がしっかりされているためか、普通に生活していて犬に吠えられることはまずありません。
日本は、十分なしつけやトレーニングもないまま衝動的に犬を飼いたいと思って飼い始める人も多いのではないでしょうか
 
 この記事を書きながら、「そういえば、最近犬に吠えられたことあったけ…」と考えてしまいました。
何年か前までは、近くの家で犬を飼っていたようで、その犬が夜中や早朝にずっと吠えていることがありました。
その音で何度も起こされてしまったことを思いだしました。
その犬も死んでしまったのか、最近は近所で犬が吠えているのを聞いていないような気がします。
また日本に戻ってからしばらくの間は犬に吠えられていたよう記憶もありますが、最近は吠えられた記憶がそれほどないのです。
最近の経験と言えば、仕事帰りに道路を歩いていたら、道路に面した家のサッシ越しに家の中から小型犬に吠えられたのを思いだしました。
サッシがあるので、襲われる心配はありません。またサッシ越しなので声もその分小さいのでへっちゃらでした。
考えてみると、犬を散歩している人はちょくちょく見かけるものの、家の外に犬小屋があり犬を飼っているのはあまり見かけなくなったように思えます
一つには、小型犬や中型犬は外の犬小屋ではなく、家の中で飼っている人が増えたのではないでしょうか
通勤やウォーキング中に、いろいろな家を観察しています。多くの新しく建った家の敷地はそれほど広くないのです。
車1台を駐車するのがギリギリのような家が多く、犬小屋を建てられる余裕のある家はあまりないような気がします。
隣りの家との間にスペースがほとんどなく、そのほとんどないスペースにエアコンの室外機や給湯器などが設置されているのを見かけたりします。
何とか設置はしたものの、故障したりしたら業者の人はどうやって修理するの…と疑問に思ってしまう家もたまに見かけます。
このような住宅環境では、犬を飼うには家の中で飼うしかないのかもしれません
そして、家の中で飼われている犬は、家の外の道路を歩いている人に吠えることがない … こちが最近犬に吠えられない理由のように思えました。
 

 
吠える犬の記事は ⇒ コチラ

話題 [英国生活]

※ この記事を正しいという前提では読まないでください
・ この記事は、特定の時期にイギリスの特定の家族にホームステイしていた時のことが書かれています。
・  全てのイギリスの家庭で当てはまることではありません
・ 
食器洗い (英国語学留学)

イギリスのホームステイ先には、キッチンに組み込まれた食洗器がありました。
私がその家でホームステイを始めた時、その食洗器がちょうど故障していました。
夕飯が終わると、全員で食器を洗うのが日課でした。
まず、洗い桶に水と洗剤をいれて、その水で食器を洗いました。
そのままだと、食器に洗剤の泡がまだ付いたままです。
日本だと、流水などでついた泡をすすぐ行程がはいりますが、
その家庭では。泡が付いた状態のまま食器を渡され、布巾で直接泡ごとついた水をふき取り完了です。
最初にその様子を見た時は、「えっ、ゆすがないの?」と驚きました。
その家だけのことかと思っていたのですが、カフェで同じ学校に通う日本人に聞いたところ、
その家庭でも同じことを行っていると聞いて、話が盛り上がったことを思い出します。
そのうち故障していた食洗器が修理され、みんなで食器を洗うこともなくなりました。

ホームステイの勧め」でも書きましたが、その家にはマグカップが20個以上あったと思います。
マグカップは食器棚につけられたフックに吊り下げられていました。
日本では、恐らく自分専用のマグカップが一つあり、必要に応じて洗って使うような感じだと思います。
そのホームステイ先では、朝紅茶を飲む時にマグカップを使うと、飲み終えるとそのまま食洗器に入れます。
別に何か飲む時は、新しいマグカップを使い、飲み終えたらそのマグカップを食洗器に入れるのです。
そのようなマグカップの使い方をしているので、家族とホームステイしている生徒が何人かいたら、やはりマグカップはたくさん必要なわけです。
食洗器は、日本でよく見かける流し台の上に置く小さなものではなく大容量のものです。
その中に入れる食器類は少なくても多くても、かかる時間や洗剤の量などは同じかほとんど同じなのではないでしょうか。
だったら、食器類はどんどん使っていっぺんに洗ってしまうのは合理的のように思えます。
食器棚の中で使われないでずっと置かれているより、頻繁に使って頻繁に現れるほうが清潔な状態が保たれているかもしれません。
大きな食洗器があることの便利さとそれが故障したことで日本人とは違う食器の洗い方に触れることができました

話題 [英国生活]

この記事を正しいという前提では読まないようお願いします
この記事は、特定の時期にイギリスの特定の家族にホームステイしていた時のことが書かれています。
・ 全てのイギリスの家庭で当てはまることではありません

ホームステイの勧め (英国語学留学)
私は、イギリス滞在の最初から最後までイギリスの家庭にホームステイしました。
同じ学校に通っている生徒のほとんどは、ホームステイしていたように思えます。
ただ、同じクラスメートの中には、フラットと呼ばれるアパートを借りている人もいました。
ホームステイと言っても、私のようにイギリスの家庭の場合もあれば、
他の国から移住してきた家庭にホームステイしていた人もいました。
いろいろ話を聞いていると、やはりその国の家庭にホームステイするのが一番良いように思えました。
英語の勉強だけでなく、その国の人たちがしている生活を味わうことができるのが一つの理由です。
たとえば、私のホームステイ先では、朝食・夕食とイギリスの一般家庭で飲んでいる紅茶を毎日飲んでいました。
イギリスの家庭でないところにホームステイしていた人に聞いたら、イギリスの紅茶は飲んでいなかったようでした。
日本に戻ってからもイギリスの一般家庭で飲まれているものを楽しんでいますが、イギリスで飲んでいなかった人は
その紅茶を送ってあげても、特に美味しいとか懐かしいとか思わないようなのです。

他にも、私のホームステイ先は…
牛乳配達の人が毎日ビンの牛乳を3本配達してくれていました。
キャップの色で中身を判断するようなのですが、1つはあっさり目の味で、もう一つは濃い味のモノでした。
食料は、毎日買い物に行かないで、毎週土曜日にまとめ買いをしていました。
マグカップが数十個あり台所の棚にフックで掛けてありました。使ったらすぐに洗うことはなく、どんどん食洗器に入れていきます。
また何か飲み物を飲む時は、使っていないマグカップを使い、使ったらまた食洗器に入れます。
食洗器のタイマーで夜の間に食器を洗い、乾いている食器やマグカップを朝取り出して元の場所に置いていくのです。
朝食べる食パンは週末買ってきた一斤の食パンがすぐに冷凍され、それをトースターで焼いて食べます。
曜日によって夕飯のメニューが決まっていました。金曜日はフィッシュ&チップスの日でした。
ペットの猫を飼っていました。夜になると毎日家から追い出して、朝になるとドアの前で待っている猫を家に入れていました。
風邪が全然よくならなかった時は、開業医のようなところに連れていってくれ、
処方された薬を薬局にもらうまで付き合ってくれました。

このように、ホームステイをすると現地の家庭と同じモノを食べたり体験したり、
現地の人たちがどのような生活をしているか知ることができます。
日本では外国から来た交換留学生などを日本の家庭が受け入れると、観光地などで連れて行ってくれたりしているようですが、
私のホームステイ先では、ボランティアではなくお金をもらって何人もの生徒を受け入れていたため、
ホームステイしている人をどこかに連れて行ってくれるということは全くありませんでした。
ただ土日は、特に干渉されることもなく自分の好きなように全く自由に過ごすことができました。
2週間ほど夫婦でスペインに休暇で行くことがありました。その間はおじいちゃんとおばあちゃんが私たちの面倒をみるために来てくれていました。
旦那さんは、二重窓の工事関係の仕事をしているようでした。フィッシュ& チップスが好きで、金曜日はすぐ目の前にあるパブに飲みにいくのが習慣でした。
もしフラット(アパート)に住んでいたら、ただ場所がイギリスに代わっただけで、
日本のアパートに住んでいた時とほぼ変わらないような感じで生活していただろうと想像しています

もしそうだったらイギリスの生活をあまり知らないでイギリスの生活を終えて帰国していたと思います。

話題 [英国生活]

□ イギリス (語学留学)
※ [英国生活]に関連した記事です。ご参考程度に考えていただけたらと思います


語学留学と言うと、イギリスの他にもアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどが考えられます。
最近では、お手頃な料金からアジアの国も人気があるようです。
私の場合は、下記のような理由からイギリスを選びました。
・移動に鉄道が使える
・一般の人が銃を所持できるアメリカより安全というイメージがあった
・通っていた日本の英会話学校で、同じクラスの人が大学生の夏休みにイギリスに短期留学をしていた
・語学留学をする前に働いていた会社でイギリス向けの製品の開発に携わっていて、出張でイギリスにも1回訪れたことがあった。

イギリスの中では、イギリス留学の学校を紹介していた「地球の歩き方」という雑誌を読んで南部のボーンマスという都市を選びました。
海沿いに位置する街でした。日本では、海の近くに行くと「磯の香」がしますが、そのボーンマスでは、その「磯の香」のような海のにおいは不思議としませんでした。
「磯の香」があまり好きではなかったので、個人的にはうれしい誤算でした。
夏にはビーチハウスという小さい小屋が貸し出されて、海水浴客でにぎわうようなところでした。
ただ、ボーンマスは夏でもそれほど暑くなく、イギリスに滞在している間に結局海に入ることは一度もありませんでした。


話題 [英国生活]


□ イギリスの銀行
[英国生活]に関連した記事です。ご参考程度に考えていただけたらと思います

おそらく同じ学校に行っている日本人に勧められたように思うのですが、イギリスで生活を始めて比較的早い時期にイギリスの銀行に口座を開きました。
口座を開いたのは LLOYDS BANK (ロイズ銀行)という銀行でした。
たしか、もっていたほとんどのトラベラーズチェックを換金して9000ポンドほどを普通預金に預けたように覚えています。
※ 当時、1ポンドが220~240円ほどだったので、9000ポンドは200万円弱の金額になります。
仕事はしていないので、最初に預金して以降預金したことはありませんでした。授業料や生活費が必要なので預けたお金が少しずつ減っていきました。
イギリスの銀行を使ってみて驚いた点が2つありました
一つ目は、利子が結構もらえたことです。利子は年に1回などではなく、毎月もらうことができました。
最初は、その利子が40ポンド(1万円弱)を超えていました。預金額がだんだん少なるなったのでもらえる利子はそれに伴って減っていきましたが、
収入がないので結構たすかりました。そして銀行の収支明細はホームステイ先に毎月送られてきました。
ただ、日本の預金通帳のようなものはなかったように思えます。
※ 1992年当時は、日本でも金利が高く定期で預けていれば年6パーセントぐらいの利子が付いたように記憶しています。
二つ目に驚いたことは、銀行のATMが夜中の1時間を除いて、いつでも利用することができたことです。しかも手数料はゼロでした。
いつも使っていたATMは、パブの近くにあり、パブで飲んだ後に現金を引き出していました。
日本のATMとは少しイメージが異なり、アメリカ映画などで見かけるようなビルの壁に穴をあけて埋め込んだような感じのものでした。
同じ学校に行っている日本人の中には銀行の小切手帳を持っている人もいて、使い方も説明してくれました。
2023年04月に引っ越しをしたのですが、その時にイギリスの銀行からの当時の通知を見つけました。
その中には、海外から勉強できている人には特別に税金が免除されている…というような内容のことが書かれていました。
その通知のことも全く覚えていなかったのですが、英語で書かれた内容を辞書などで調べたりしないで全て理解できたので、
英語の実力は上がっているようでした。

私がイギリスにいた時からずいぶん経ってしまいました。イギリスや世界の情勢も大きく変わり、
現在のイギリスの銀行の事情も当時とはかなり変わっていることも考えらることは追加しておきたいと思います。


話題 [英国生活]

本記事は、[英国生活]の一部として紹介しています
この記事は正しいという前提で読まないようお願いいたします

語学留学前から勉強しましょう

「2・3年も語学留学すれば英語がペラペラになる」と思っているようでしたら、少し考えを変えた方がいいもしれません。
出発前の英語の実力にもよりますが、現地で英語漬けの生活を送ったとしても数年で英語をマスターするのはまず無理と考えた方がいいです。
留学先では「日本人とは絶対に話さないぞ」と決めて出発しても、結局留学先で日本人と日本語で話してしまう人が多いようです。
留学先をどこにしても日本人が多いということもあります。
また人間は楽な方向に進んでしまう傾向があるようです。考えていることが思うように伝わらないことは意外とストレスになるものです。
最初のうちは頑張っていても、うまく意思が伝わらない英語を使うより、日本人と日本語で話したほうがストレスもなくずっと楽で楽しいのです。
また、留学先で日本人を避けて生活するここは必ずしもいいことばかりとは言い切れないように思います。
日本では出会ったことのないようなタイプの面白い日本人と出会うこともありえます。
日本に戻ってから、留学先で出会った人たちと次第に会わなくなることもあるかもしれません。
だた、一緒に話したり遊んだりしたことは、身に着けた英語力より財産になるかもしれません。
一方で、他の国の人も含め、どのような人と出会うかは全くの「運」という要素が多分にあります。
たまたま、面白い人や運命的な人と出会うこともあれば、そうでないこともあります。
出発前に思っていたほど英語の勉強が十分できないことは、頭の隅に置いていた方がいいかもしれません。
特に夏休みの期間は、短期留学で高校生のような若い人たちがたくさんやってきます。
彼らも教室ではちゃんと英語を学びますが、学校を出たら「夏休みモード」です。みんなが遊んでいる雰囲気の中、勉強を頑張るのは意外と大変かもしれません。
そんな中、留学先で、より実りある充実した生活を送りたいのであれば、出発までにできるだけ英語の勉強をすることが重要になります。
「行ってから勉強すればいいや」ではなく、「行く前から勉強する」ことが大切だと思います。
英語の勉強が目的ではなく、海外での生活体験が目的だとしても、少しでも英語の実力をつけて出発すれば現地でより楽しめると思います。
語学留学しようと決めた時から、もう語学留学は始まっている … ぐらいに考えた方がいいかもしれません。
出発前に勉強した英語は、荷物にならない便利なツールになります。
ゲームをしながら便利グッズを集めるのではなく、ゲームを始める前に便利グッズを持っていた方が、よりゲームは楽しめるのです。

話題 (その他・英語に関係ないもの)

 この記事は英語と直接関係ありませんご参考程度に読んでいただけたらと思います。
 
スーパーでの買い物 Express Lane
 
 スーパーで買い物をしてお会計をする時に、日本ではレジごとに並んで列を作るのが一般的ではないでしょうか。
どのレジの列に並ぶかで、会計を終えるまでの時間が大きく変わる場合があります。
自分の前に会計する人が、小銭を出すのに時間をかけていたり、
タイミング悪くレシートの用紙切れなったり…早く会計できない理由はいろいろあります。
その理由の中に、自分の買い物は数点なのに、前に並んでいる人が、
いくつかの満杯の買い物カゴを会計している…ということもあるのではないでしょうか。
そのような場に出くわした時によく思い出すのがイギリスに語学留学していた時に
大きなスーパーでよく見かけた「Express Lane」というシステムです。
 Express Lane は、買い物が数点の場合にだけ使用することができる専用のレジでした。
大きなスーパーでは、一週間分の食品などをまとめて購入する人も多く、
そのような人の後ろに並んだら、自分が数点しか買わないでもかなり待たされることになります。
そんな時に、この Express Lane を使えば早く買い物を終えることができるのです。
私がイギリスにいたのは1992年のことです。それからずいぶん年月が経ちますが、
これまで日本でこの Express Lane のようなシステムを見たことがないのは残念でもあり、驚きでもあります
 
 Express Lane について補足説明
  ・Express には「表現する」という意味もありますが、「急行, 速達」という意味もあります。
   Express Lane は、文字通り急いで会計ができるレーンという意味のようです。
  ・Express Lane の呼び方はは、お店や国によっても異なるかもしれません。
  ・この Express Lane は、私が見た限りでは、どのスーパーでもだいたい一番端に位置していました。
  ・Express Lane を使える買い物の点数はお店ごとに決めているようです。
   私がよく行っていたスーパーでは Express Lane を使えるのは買い物点数が5点までだったように記憶しています。
   ※ インターネットで Express Lane の写真を検索してみると、次のような表示が見つかりました。
     ※ 私が記憶していた数より、いずれの写真の表示の数も多くなっていました。
      ・12 items or fewer
      ・15 items or less
      ・about 15 items
      ・15 item limit
 
 関連英単語
 ・スーパー:  supermarket
 ・レジ:    checkout / checkout counter
 ・店員:    shop assistant
 ・買い物カゴ: basket
 ・レシート:  receipt
 ・商品:    item
 
 ・In large supermarkets, certain checkout lanes will be designated “N Items or Less".
  These “Express Lanes" allow customers with small orders to avoid a long wait in line behind those who are purchasing many items.

話題 [英国生活]

リーディング
[英国生活]に関連した記事です。ご参考程度に考えていただけたらと思います。

これは、イギリスの語学学校で勉強していた時のことです。
その語学学校では、いろいろな勉強をしましが、テキストを使って勉強することもありました。
その時は、なぜか上級クラスに入っていました。そのクラスの日本人は私だけでした。
テキストにある読み物を読み、その内容について先生が質問し生徒が答えるような内容だったように記憶しています。
A4で1ページほどの読み物を、先生から読み始めるように指示があり、しばらくして読むのをやめるように言われました。
読むのをやめるように言われた時に、私以外の生徒は読み物を全て読み終えていたのに、私は半分も読めていませんでした。
読みながら意味を把握するには集中力が必要です。前の日の晩にビールなど飲んでいると集中力が十分でないことに気がつきました。
その時から、ビデオの日の後と金曜日にみんなでパブに飲みに行く2日間を除きお酒は飲まないようにしました。
前の日にお酒を飲んでなく集中できていても、長文を読むといつも同じように、みんなが読み終えた時に自分は半分しか読めていないことが続きました。
なぜ、こんなに読むのが遅いのでしょうか。
一つには母国語でアルファベットに近い言葉を使っているかどうかの違いがあると思います。
それと、ヨーロッパで使われているドイツ語やスペイン語などと英単語は発音は違うもののつづりと意味が似ているものが多くあると思います。
ヨーロッパや南米の人が英語の長文を読んだ時に、正しい発音はできなくても意味はある程度理解できるのではないでしょうか。
読むことに関しては日本人とヨーロッパ人は最初から差があるように思えました。
その上級クラスで頑張ってみましたが、ついていくのがやっとだったため、お願いして中級コースに移動させてもらいました。
中級クラスに移動してからは精神的に楽になり、楽しく勉強できるようになりました。

英語の長文を読むことは、日本人にとって大変なことです。
ただ、今自分が英文を読んでいる倍以上のスピードで読まないとヨーロッパ人と同じ時間で読めないのです。
試験ではしばしば英語の長文を限られた時間で読むことが要求されます。
長文を読むのは大変ですが、練習と勉強を続けることでその能力を伸ばすこともできることは追加しておきたいです。

話題 [英国生活]

本記事は、[英国生活]の一部として紹介しています。
本記事は、英語とは直接関係ありません

珈琲紅茶テトリー?


あなたは珈琲党ですか、紅茶党ですか? それともどちらでもないですか?

私自身、以前は珈琲を好んで飲んでいました … ファストフード店、ファミレスなどを含めて、紅茶は年に数えるほどしか飲んでいなかったと思います。
イギリスで、ホームステイをしながらの生活を始めると、朝と夜はホームステイ先で食事の時に紅茶を飲みます。
そして、昼食はほとんど近くのカフェで食べていたのですが、コーヒーは紅茶と比べると割高のためどうしても紅茶を注文してしまいました。
いつも行っていたカフェのメニューで、紅茶はカップとマグが選択できました。こちらもマグで注文した方が割安なのでいつも Mag of Tea と注文していました。
紅茶を注文すると、もれなく最初からミルクが入ったミルクティーが出てきます。砂糖を入れるかどうかは好みになります。
そのカフェで日本人同士で話している時に「イギリスで飲む紅茶は日本で飲む紅茶と味が違わない?」という話になりました。
使っている水が違うのか、ミルクが違うのか…と日本とイギリスの紅茶の味が違う原因を探し始めました。
その会話の中で、イギリスのマクドナルドで飲む紅茶は日本の紅茶と同じ味だということで意見が合いました。
やはり、日本とイギリスでは使っている茶葉が違うようなのです。
ホームステイ先では「テトリー」という名前の紅茶を飲んでいました。
日本で飲む紅茶とイギリスの紅茶を区別するために、紅茶とテトリーは別に言うことにしました。

イギリスで一般家庭で飲まれている主な紅茶のブランドには、この「テトリー」の他に「PG ティップス」と「タイフー」というものがあります。
飲み比べると味が微妙に違いますが、日本の紅茶と比べるとこの3つはみんな同じような味のように思えます。
これらの紅茶は最近では、Amazon や楽天でも購入することができるようになりましたが、一時は日本で入手するのが難しい時があり、
見かけると次にいつ買えるのかわからないため大量購入したこともありました。イギリス人の方と結婚された日本の方が
イギリスで運営しているインターネットの店舗を見つけ、その店舗で暫く紅茶を購入をしていたこともありました。

日本で飲む紅茶と、これらのイギリスの紅茶の違いは、飲みやすさのように思えます。
珈琲でも紅茶でも、毎日ずっと同じものを飲んでいると「飽き」のようなもの出てきて、ときどき別な飲み物を飲みたくなったりしないでしょうか。
同じ、珈琲を飲むにしてもたまには違う種類の豆を買ったり、違うメーカーの珈琲を飲んだりすることもあるのではないでしょうか。
ところが、このイギリスの紅茶に関しては、毎日飲んでいてもなぜか「飽き」が来ないのです。
ここ何年も「珈琲は飲まない日があっても紅茶を飲まない日はない」というぐらい毎日紅茶を飲んでいるのです。
紅茶を飲む時はミルク(牛乳)が必要になってきます。これらのイギリスの紅茶はどうもミルクティーで飲むことを前提に作られているようなのです。
ミルク(牛乳)なしで、ストレートティーなどで飲むと全くおいしくないのです。
このため、紅茶を飲むようになってからは牛乳の消費量が増えました。おそらく以前は年間1リットルも飲んでいなかったのではないでしょうか。
ところが最近は、紅茶に牛乳を入れることもあり、週2~3リットル以上の牛乳を消費するようになりました。

1年間ほどのイギリスでの生活ですが、それ以降の生活に大きく影響を受けたことの一つが、私の場合はこのイギリスの紅茶なのです。


話題 [英国生活]

本記事は、[英国生活]の一部として紹介しています
本記事は、英語とは直接関係ありません

文房具
日本の文房具は独自の進化をしているようです。日本には、外国にはない使いやすく便利な文房具が沢山あります。
ただ、そのことが日本で普通に手に入っていたものが海外では見つからない、手に入らないということになってしまいます。

下敷き
イギリスに下敷きを持って行かなかったため現地で購入することにしました。
文房具屋でいろいろ探してみましたがそれらしいものが見当たりません。
ホストファミリーに、下敷きなるものが欲しいと説明しても理解してもらえませんでした。
いろいろ調べるうちに、欧米では「下敷き」というものが存在しないことがわかりました。
日本人からすると「下敷きなしでどうするの?」と思ってしまいます。
下敷きを使わないで文字などを書くと、その裏面に書いた文字が反対側に写ってしまいます。
どうも、欧米では学校でも鉛筆やシャープペンというものを使わないでボールペンを使うらしいのです。
ボールペンで書いた文字は乾いてしまえば、反対側に写ることはなさそうです。
「下敷き」を使わないので、ノートにボールペンで書くと書いた部分は質圧で当然へこみます。
ノートはデコボコした感じになりますが、日本人と違ってあまり細かいことは気にしないようなのです。
結局、下敷きが手に入らないのでボードにクリップが付いているクリップボードを下敷き替わりにすることにして購入しました。
その購入したクリップボードには「KOKUYO」と「MADE IN JAPAN」の文字が入っていました。
※ 欧米には「下敷き」というモノが存在しないため、「下敷き」という英単語も存在しません



消せるボールペン
イギリスで受験したケンブリッジ英検にはエッセイを書くのテスト(writing)があります。
内容は140-190語のエッセイを2つ書く(確か45分間)というものでした。
試験の条件に、筆記具は鉛筆ではなくボールペンを使用しなければなりませんでした
ボールペンを使うのは、小さいころからボールペンを当たりまえのように使っている文化があるのだと思います。
書き間違えは、二重線で消して修正するようなことができますが、大きく変更する場合は大変です。
ボールペンを使って作文を書くことに慣れていない日本人は、書いた文書を修正したい時はどうするのでしょうか。
修正液を使っている人もいました。私は、消せるボールペンがあるという情報を聞いて
文房具屋さんでその消せるボールペンを手に入れました。キャップの部分に砂消しゴムのような消しゴムがついていて
それでこすると、普通のボールペンより簡単に書いた文字を消すことができました。
消せるボールペン「フリクション」は、今では多くの人に普通に知られていますが、その消せるボールペンをイギリスで手に入れたのは
「フリクション」が登場する何年も前の1992年のことでした。ちなみにそのキャップには「ITALY」の文字がありました。
・・※ ネット情報によれば、フリクションは2006年にヨーロッパで先行発売を開始、翌年2007年に日本で販売開始されたそうです。

ルーズリーフ
私は英語の勉強用にA4サイズのルーズリーフを愛用していました。ページを自由に増やしたり移動できるのでとても便利です。
A4サイズのルーズリーフには穴が30個開いています。
そのルーズリーフを使っていると、外国人のクラスメートからその穴の多さに驚かれました。
欧米でよく使われているルーズリーフは穴が2つか3つのタイプで、
日本のように穴が28個とか30個開いたタイプのルーズリーフは見かけることがありませんでした。
現地で調達できないので、足りなくなってきた時に日本から送ってもらったように記憶しています。
イギリス語学留学で、単語帳を作り始めましたが帰国するまでにその単語帳はバインダーで6冊ほどになりました。
本ホームページで「単語帳」を紹介していますが、この「単語帳」の多くの部分は、イギリスで作成したものを元に作成しています。






話題 [英国生活] ⇒ コチラ

話題 [英国生活]

スイスでのスキー
[英国生活]に関連した記事です(英語とは全く関係がありません)。
・ 興味がある内容でしたらご参考程度に読んでいただけたらと思います。
・ 備忘録もかねて書いているため、興味のない人には全く面白くない内容と思います
[注意] 下記は1992年の体験を2022年に書き留めたものになります。

自分の好きなものは最初に食べるタイプですか。それとも残しておいて最後に食べるタイプでしょうか
私はどちらかというと後者なのですが、スイスでのスキーと英国語学留学は、結果的においしいものを最初に食べてしまう形になってしまいました。

スイスでのスキー
スキーに行く国はスイスを決めていたのですが、スイスのどこのスキー場にするかはあれこれ検討しました。
今のようにインターネットで調べれば欲しい情報が出てくるような世の中ではなかったので、スキー雑誌や本などから3か所に絞り込みました。
下の 1⃣ の ツェルマット (Zermatt) と 3⃣ の グリンデルヴァルト (Grindelwald) のエリアは日本でも有名な観光地です。
2⃣ の サースフェー (Saas Fee) のエリアは、日本ではあまり知られていないと思われます。マイナーな場所もいいかと選びました。
1⃣ と 3⃣ は、広大でいくつかのエリアに分かれています。1⃣ と 3⃣ の中に、そのエリアを代表する名前を記載していますが
その名前が必ずしもそのエリアを代表する名前でない場合もありますのでご了承願います

・最初のスキー場の宿だけは、英会話学校のスイス人の先生に日本から電話予約してもらいました。残りの2か所の宿は現地で探すことにして出かけました。
・3か所で宿泊した宿は全て朝食だけついたB&B (Bed &Breakfast) タイプで、昼食はスキー場で、夕飯は近くのレストランでとりました。
・宿のシャワーは、1フランコインを入れると、お湯が数分間自動で出て止まるものでした。その時間で体を洗って流さないと、もう1フラン必要に
・・なるため、急いで体を洗う必要があり、石鹸やシャンプーを流し終えた残りすくない時間は体を温める貴重な時間でした。
リフト券は、鉄道・ロープウェイ・ゴンドラ・リフトに乗ることができるものを複数日券(3日券や6日券など)を購入しました。
・・日本と違って1週間より長い券もあったような記憶があります。長い期間のリフト券の購入には添付用の写真が必要でした。
・ロープウェイなどが動き出す前のまだ暗いうちに駅に行き、一番乗りで動き出すのを待っていました。
・リフトに外国人と乗り合わせ、話しかけられることもよくありました。
・・リフトに乗ってから降りるまでの短い間なのでいつも同じような会話の内容になってしまいました。
・ 「どこから来たのか」「職業は何か」… など毎回同じような質問をされ、
・ 「仕事を辞めてきた」「友達を誘ったけど誰も来なかった」など答えていました。
・日本では乗ったことのないTバーリフトにも乗りました。Tバーリフトは緩斜面だけにあるイメージがありましたが
・・ かなりの急斜面を上るものもありました。雪の上を滑って上がるので高所恐怖症の人にはいいかもしれません。
・スキー場のパンフレットの写真に「何十年前に撮ったの?」と聞きたくなる古いスキーウエアを着たスキーヤーが写った写真がありました。
・・実際に、スキーをしてみると最新のスキーウエアを着た人もいるのですが、すごい昔のウエアを着ている人もいました。
・・おそらく写真が古いのではなく、実際に古いウエアを着て滑っている人もいるんだなと思いました。
・・日本では、スキーをする人自体が若い人がほとんどで、その人たちは、最新又は比較的最近のウエアを着ています。
スイスでは子供からかなり年配の人まであらゆる世代の人がスキーを楽しんでいました
・・日本ではスキー・スノーボードは若者のスポーツのようなイメージがあります。
・・日本では若い時はスキーをしていますが、結婚して子供が生まれるとスキーをしなくなってしまう人が多いような感じがしています。
・・また、以前の日本は生活するのも大変でスキーどころではなかったと思います。その人たちが、少し経済的に余裕ができたからと
・・いって、スキーを始めようか…という気にはならないのも日本のスキー場に年配の人が少ない理由の一つかもしれません。
ヨーロッパと日本人のレジャーの違いのようなものを感じました。


1⃣ ツェルマット Zermatt (マッターホルン) … 8日間
広大なスキーエリアで、大きく分けて4つのエリアがあります。全てを1日で滑るのは不可能です。
下記の地図で見える3つのエリアと、右端にあるマッターホルンの左側から向こう側に滑り降りると
チェルヴィニア (Cervinia) というイタリアのスキーエリアがあります。
このスキーエリアは。当初6日間の滞在の予定だったのが2日伸ばして、合計8日間滞在しました。

このスキー場でルツェルンの日本食レストランでシェフをされていた二人の日本人に出会いました。
帰国する直前に、その方の家に遊びに行き、そこでフランスで開催されていたオリンピックの滑降競技をTVで観戦しました。
この滑降のコースは非常に難コースで面白いレースでした… この時のDVDがどこかで売っていないかと時々ネットで検索しています。
ちなみに、スイスで滞在した時、部屋にTVはなく、そこで観たTVがスイス滞在中で唯一見たTV番組でした。スイスには
スキーを滑ることを満喫するためだけに行っていたので、次の日に備え夜も早く寝ていたため特にTVを観たいとも思いませんでした。

クライン・マターホルン Kl Matterhorn (標高 3,883m富士山より高い場所にロープウェイで行くことができます)
ロープウェイを3つ乗り継いで終点まで行きます。終点の駅を降りて数分ほど歩けば頂上付近まで行くことができます。
・・終点から麓の駅までは16キロの長いコースがあります。1日の最後に滑った初日は疲労のため一気に降りきるのがきつかったのを覚えています。
・・あと2回挑戦した時は、朝一番で一気に滑り降りました。頂上から少し降りたところに「こがないと止まってしまう緩斜面」があり、
・・麓付近も緩やかであまりスピードは出ませんでしたが、他の斜面は自分のスピードで滑ることができました。
・・誰も前に滑っていないコースをロープウェイに乗っている人たちの視線を感じながら風を切って滑るのは気持ちがいいものでした。
・・(16キロを、1日目23分、2日目21分で滑り降りてきました: 緩斜面を除けば、時速60キロほどのスピードで滑っていたと思います)
・・頂上まで行ったうち1日は、頂上付近がとても寒く、温度計がマイナス20度を指していました。
・・この時、スイスで初めて予備のジャケットとフェイスマスクを使いました(それ以降は使うことがありませんでした)。
・・長いコースを滑るのは、朝と帰りの1日2回で、それ以外は上の方で面白そうなコースを繰り返し滑っていました。
・・初日に頂上まで登って行く時は、ロープウェイの中から景色を見ながら、想像を超えてあまりにも広大なスキー場のため
・・一刻も早く滑りたいという気持ちや、感動やその他のもろもろな感情が混じりあい、胸が張り裂けそうな感覚だったことを思い出します。
・・人生で、あのような感情を味わったのはあの時だけだったような気がしています。

ゴルナーグラート gornergrat / シュトックホルン Stockhorn (標高 2,190m)
ズンネッガ Sunnegga (標高 2,288m) … 外部リンク ⇒ コチラ
・・下記の地図の左側2つのスキーエリアになります。
・・シュトックホルンはゴルナーグラート鉄道で登り、ゴンドラに乗り換えます。
・・シュトックホルンも、ズンネッガもスキーコースとしては地図の右側が日当りが良く温かいのに対して、
・・左側が日陰で寒く、圧雪していない新雪のような斜面もありました。下まで降りると長めの迂回コースが続くような感じでした。
・・※ 下の写真のような景色が楽しめます。マッターホルンは少し離れたところから見る方がきれいかもしれません。




● Zermatt ゲレンデ地図 (外部のリンクに移動します) ⇒ コチラ


チェルヴィニア Cervinia (イタリア)
・・
コチラも広いスキーエリアです。麓に近いところでは、比較的緩斜面で何軒もの民家のすぐ近くを滑っていきました。
・・麓のレストランでカルボナーラを食べたのを覚えています(味はあまり記憶にないので普通においしかったのでしょう)
・・皮製品も有名な地域のようで、革製品のお土産を買ったように記憶しています。
・・手帳を確認したら2日間滑っていました。1日は視界があまりよくなかった記憶があります。
・・マッターホルンの形はイタリア側よりスイス側からの眺めの方がカッコよく見えます。
・・パスポートを身に着けていきましたが、パスポートの提示を求められることはありませんでした。

● Cervinia ゲレンデ地図 (外部のリンクに移動します) ⇒ コチラ
※ スイス側から見た時にマッターホルンの裏側(イタリア側)になります。


2⃣ サースフェー Saas Fee … 3日間

2⃣ の地図上の左にあるザース アルマゲル (SAAS ALMAGELL)が、スイスの国民的スターのアルペン選手
ピルミン・ツルブリッゲンの故郷だというのも 2⃣ の場所を選択したる理由の一つになっています。
ここのスキーエリアで、日本人ぽい人は一人しか見かけなかった記憶があります。
麓に降りるコースの下の方で石がゴロゴロしている部分があり、スキーはずっと上の方のコースを繰り返し滑っていました。
スキーエリアの上の方は氷河の上にコースがあり、クレバスがコース上にありました。最初は注意のためにポールで囲われていましたが
しばらくして雪上車でそのクレバスを埋める作業をしていました。
泊まっていたホテルで3日目に出されたコーヒーかミルクの中に薬品のようなものが入っていたようで、コーヒーを飲んですぐに
のどが痛くなりました。すぐにコーヒーは代えてもらったのですが、その日はのどが痛くてのど飴をずっと舐めていました。
清算の時に、3泊の料金が2泊分になっていたので、この件で割り引いてくれたと思いました。
このスキーエリアに滞在中の夕飯でロスティ(Rosti)というスイスのじゃがいもの郷土料理を2日続けて食べました。
シンプルなものはレトルトの形でAmazonなどで販売しています。フライパンで焦げ目がつくまで両面焼くだけです。
日本に戻ってきて、ま変わったものも扱っているスーパーでたまたま見かけ購入して数回食べました(そのお店は閉店してしまいました)。

● Saas Fee ゲレンデ地図 (外部のリンクに移動します) ⇒ コチラ


3⃣ ウェンゲン Wengen (グリンデルワルト / ユングフラウ) … 9日間

シルトホルン Schilthornbahn (標高 2,970m)
・地図上では、深い谷を挟んだ一番のエリアになります。
・頂上に007の映画で登場した回転レストランがあります(そこで食事をしたか記どうか憶があやふやです)。
上から下まで21キロほどの長いコースがありますが、コースのほとんどは真っすぐ滑るだけの緩斜面で楽しくなかったため
その長いコースは1回滑っただけでした。
・・上の方は新雪が残っているコースもありました。スキーがうまいチームがそこを滑った時に、少しライバル心を出して
・・少し後ろから滑りました。ほとんどは、同じコースを繰り返し滑っていました。

クライネ・シャイデック Kleine Scheidegg (標高 2,016m) … アイガー北壁の真下
・地図上の真んのエリアです。
・左側の麓にああるグリンデルワルドから、(当時…現在は不明)ヨーロッパ最長のゴンドラ(6000メートル強)がありました。
途中駅があり、そこでも乗り降りができました。下から乗っている人はそこでおりなければ乗り換えなしに一番上に行けました。
上から一気に下にすべろうとすると途中で石がでている箇所があったため、上の石が出ていないコースを繰り返し滑っていました。
・滞在中にグリンデルワルドでアルペンスキーのワールドカップが開催されました。以前はほとんどの選手の名前がわかりましたが、
滞在していた当時、知っている選手がほとんどいなかったため、特に観戦しませんでした。
ワールドカップが終わった後も、木でつくられた小屋のようなレースのスタートハウスは残っていたので、
カメラのセルフタイマー機能を使って、ジャンピングスタートしているところを記念に撮りました。
・滞在中、雨に降られた日が1日ありました。この日はスキーはあきらめグリンデルワルドまで列車で行き、買い物や
・・絵葉書を書くなどして過ごしました。
・右側に行くコースには、ワールドカップで有名なラバホーンという滑降のコースがあります。時速100キロほどのスピードで
ジャンプしながら通過する急斜面があります。実際に行ってみると、想像以上の急斜面で、一般スキーヤーが小回りして滑るので
こぶが多くあり、滑りずらかったのを覚えています。
・列車の線路沿いにもコースがありました。ゴンドラやリフト以外にも列車でコースの上に行くこともできます。
線路沿いのコースにトイレの建物があり、1回使いました。売店などに隣接しているわけではなく、トイレの設備だけあります。
スイスでは、3000メートルを超える山の上のトイレも水洗らしいのですが、そのトイレも水洗で、
驚くことに暖房も入っていてお湯も出ました。日本では、高尾山などに行っても水洗でないトイレも多く見かけます。
それに対して、スイスの水洗式トイレの普及率は90%後半らしいのです

フィルスト First (標高 2,167m)
・地図上ののエリアです。
・上から滑ってくると、麓近くでは緩斜面になり、民家や小屋の近くを滑っていくことになります。
その時にアイガー北壁なども見えるので、絵葉書でよく見かける景色の中を滑っていくことができます。
・このスキーエリアも上から下まで一気に滑ることはできましたが、下の方が緩斜面で楽しくないなどの理由で
・上の方のコースを繰り返す滑っていました。宿が真ん中のスキーエリアの右側だったので、宿に戻るには一旦
麓まで降りて、再度ゴンドラで登る必要がありました。麓まで滑ってからゴンドラの駅に行くのに結構な距離を歩いたような
記憶があります。スイスは環境破壊をあまりしないようにリフトなどが作られているため、スキーヤーには多少不便なことも
あると聞いた覚えがあります。スイスは景色を楽しみながらスキーをするには最高のところですが、
スキーだけを純粋に目いっぱい楽しみたいひとには、フランスの大きいスキー場の方が向いているかもしれません。
知らんけど… (フランスの大きいスキー場には行ったことがないので、あくまで想像です)

● Wengen ゲレンデ地図 (外部のリンクに移動します) ⇒ コチラ



▢ スイスに行く前のスキー
● アルペン競技
・・生まれ育ったのが、海抜1000メートル近い山の中で、近くにスキー場があり幼いころからスキーを楽しんでいました。
高校の時にアルペンの競技を本格的に始めました。競技人生をトータルで考えると練習は一人ですることの方が多かったように思います。
自分でポールを運んでセッティングしコースを作り何本も滑っていました。競技の練習は好きで特に苦とも感じず、
やり続けることができたのでスキー大会で、入賞や優勝できるようになりました。
高校でスキー部に入る前は、競技の練習もできなく、出場する大会も大切な練習の一部でした。
ある大会での出来事です。何回か転倒して、起き上がりまだレースを続けようとしていた時に、
コースの横にいた旗門員が「まだ続けるの?」とボソッと独り言を言うのが聞こえました。それぐらい最初はひどい技量でした。

何かを一人だけですることは、勉強で言う「独学」のようなものです。スキーをそのような形で一人でしていて気づいたことがあります。
「独学」のような形で何かするのは、何かに気づくのに非常に時間がかかるということです。
「あっ、そういうことだったのか」… もっと早く気づいていたら、もう少し早くからいい成績が残せたのに…と思うこともありました。
理論などをよく理解しているコーチのような人が言葉でわかりやすく説明してくれていたら結果などが違っていたかもしれません。
スポーツは身体の感覚が重要です。練習を繰り返すことによって「身体に覚えこませる」ような一面もあります。
ただ、多くの(天才的でない)人にとっては、理屈を理解して意識して練習するのと
そうでないのでは結果が全然違ってくるように思えてなりません

・スキーに関して、誇れると思っていたことがあります。
それは、競技の練習ではなくスキー場のゲレンデで普通に滑っている時は、スキー場の中で一番距離を滑っているのではないかということでした。
・リフトが動きだす前から行って動き出すのを待ち、リフトの運行が終わるまで滑りました。

リフトやゴンドラから降りるとすぐに滑り出しリフトやゴンドラ乗り場まで基本ノンストップで滑っていました。
昼食はおにぎりなどを、ゴンドラやリフトの上で食べることが多く、時間が許す限り滑っていたような気がします。
当時はスキーブームで、土日はリフト待ちに長い列ができました。30分ほど並んで数分で滑り降りてくる…というような感じでした。
・スキーは冬の数か月だけできるスポーツです。しかもその数か月のうちスキーができるのは休みの日だけです。
仕事が忙しく土曜日も出勤していた時は、土曜日の夜行列車でスキー場に向かいました。朝の早い時間に到着するので駅で時間を調節し
数キロある道のりを歩いてスキー場まで向かい、午後3時ぐらいまで滑って特急で帰ってくるようなことが何回もありました。
・東京に住み始めて、私がホームゲレンデとしていた長野県の岩岳スキー場では、3月に入ると午前中はアイスバーンでいい練習になっても

午後になると気温が上がり重いべた雪に変わりました。このような雪質の中で何日か滑っていてもあまり練習にならないばかりか楽しくありませんでした。
雪質の良い1月に1日滑るのは、3月のべた雪で滑る1週間分にもまさると考えていました。3月に入ると、スキーシーズンも終わりだな…という感じでした。


帰国後のスキー
帰国後は、コンビニでバイトをしながら英語の勉強を続けていました。
収入は、生活していくのにギリギリでした。スキーはお金のかかるスポーツの一つです。以前のようにスキーができるわけもありません。
それでも帰国後の数年間は、友達やバイト仲間の車で近場のスキー場に日帰りで連れていってもらい、年に1回はなんとかスキーができていました。
次第に、そういった機会もなくなり、何年もスキーをしない年が続きました。
そのうち、20年ほど使い続けてきたスキー靴が「加水分解」で、少し触れたでけでボロボロ割れて、インナーブーツだけが残りました。
それからしばらく経ち、冬に帰省することがありました。友達からスキー板とブーツを借りて久しぶりにスキーをしました。
スキーウエアではなく、普通の服装の上から上下のレインウエア(カッパ)を着てのスキーでした。
以前は 203cm の長い回転用のスキーを使っていましたが、170cm ほどの人生初のカービングスキーです。
回りやすさなどはそれほど感じませんでしたが、スキーが短いため、スピードを出して真っすぐ滑るとスキー板が左右に暴れる感じで不安定さを感じました。
それが、今のところ最後のスキーになりました。
あれだけスキーが好きな自分が、まさかスキーをしない年があり、それが何年も続くとは想像さえしていませんでした。
自分の好きなことを先にしてしまったので、しかたのないことと納得しています。
納得できている理由の一つには、スイスで長いコースなどを目いっぱいしたこともあるように思っています。
このままスキーを全くしないことも考えられますが、できればもう一回ぐらいスキーができたら…と思っています。
ちなみに、今でも時々スキーをしている夢をみることがあります。
目が覚めた時に、実際にスキーをしていた時と同じ感触が身体に残っているのは不思議なものです。

話題 [英国生活]

仕事を辞めてイギリス語学留学へ
[英国生活]に関連した記事です。ご参考程度に考えていただけたらと思います。

イギリスに行く前は非常に仕事が忙しく、朝5時に起きて6時から仕事を始め、夜11時まで働くような生活を続けていました。
そんな中、同じ課の先輩と同僚が関係のない別な事故で2週続けて亡くなってしまいました。
仕事だけしかしていないような生活で、身近な二人が亡くなったことで、何のために生きているんだろうとますます考えるようになり、
仕事を辞めてやりたいことをやってみることにしました。
定年で仕事を辞めたらやってみたいと思っていたスイスでのスキーと海外生活を、早めに実現することにししたのです。
仕事を辞めようと決めてからは、海外に行くことを支えに、きつい仕事も耐えられたような気がしています。
土曜日も毎週休日出勤していましたが、土曜日は8時過ぎから仕事を始めていたため、平日よりのんびり出かけることができました。
駅前にあるミスタードーナッツに立ち寄り朝食代わりのドーナツを食べ、コーヒーを飲みながら英語の勉強を少しすることができました。
ずっと忙しい生活を続ける中で、土曜日のミスタードーナッツは、少し「のんびりと過ごせる感じ」のひと時でした。
日曜日は、トラブルで仕事をした日もありましたが、基本仕事をしなくていい曜日だったため
日曜日も授業をしている英会話のNOVAに入学し、イギリスに行く直前までに購入したチケットを使い切るようにレッスンを受けました。
これは、語学留学までにどれだけ英語を勉強したかで語学留学が有意義になるかどうかが決まると考えていたからです。

語学留学先の国は、アメリカ、オーストラリア…など、いろいろな選択肢があると思います。
・・そんな中、私がイギリスを選んだのにはいくつか理由がありました。
・車の運転がペーパードライバーだったため、アメリカより鉄道が有効に使えるイギリスの方がいいかと考えました。
・仕事でイギリス向け製品を担当していました。出張でイギリスにも1回行っていたので親近感があったというのも理由の一つです。
・・(イギリスに行く前は、イギリスというと暗いイメージがありましたが、実際に行ってみるとそうでもありませんでした)
・英会話学校で同じクラスだった人が大学の夏休みを利用して語学留学していたのがイギリスというのも多少影響しています。

ちなみに、英会話学校は、NOVAより先に初めていた別な英会話学校にも通っていました。
こちらは「自由な時間ができたので英会話でも始めるか」…と軽い気持ちで始め、通っていた学校です。
仕事が忙しい時でも、水曜日は残業が禁止されていたため、その英会話学校の水曜日のクラスに通っていました。
水曜日は基本残業が禁止されていましたが、忙しい時は申請をして残業をする日もあり、
そんな時は英会話のクラスは休まざるをえませんでした。
今、あの時と同じように仕事をしようと思っても、おそらく身体がついていかないと思います。

私が辞めた会社ですが、私が辞めて少したってから、留学などの理由で休むことができる休職制度ができたような話を聞きました。
詳細はよく知りませんが、以前であれば、ある程度の期間を語学留学などしたいと希望すれば仕事を辞めるしかありませんでした。
仕事を辞めないで海外留学などをして、終わった後にまた同じ会社に戻れるのは選択肢も増えていいことだと思いました。



英語表現
・ペーパードライバー: paper driver は和製英語です。Sunday driver という表現が代用されることがあります。
・・・・・・・・・・・全く運転しないのなら、I have a driver’s license/driving license, but I do not drive. と説明します。
・・・・・・・・・・・※ driver’s license … アメリカ英語 / driving license …英国英語
・留学: study abroad / go abroad to study
・・・・※ どこで勉強するか具体的な国が決まっているなら、
・I am going to go to the UK to study English.
・I am going to study English in the UK. などと言うことも可能です。

▢ 話題 [英国生活] ⇒ コチラ

話題 [英国生活]

本記事は、[英国生活]の一部として紹介しています

TOEIC (トーイック) 英検受験の勧め
※ TOEICはトーイックと読みます。英語の試験の一つで、合格・不合格ではなく点数で結果が出ます(990点満点)。
※ TOEICに関して詳しく知りたい場合は(外部のリンクに移動します) ⇒ コチラ

語学留学と言っても、人それぞれ目的はいろいろだと思います。
学校の夏休みや春休みなどに、海外旅行を兼ねて語学学校に通うという人もいるかと思います。
この場合、英語の勉強というより、海外の生活を経験するのが主な目的のように思えます。
半年以上の期間で、英語の実力を上げるために語学留学するのを考えているのであれば、出発する前にこの TOEIC 英検を受験することをお勧めします
語学留学を終えて帰国した時に、「確かに英語は一生懸命勉強はしたけれど、どれぐらい英語の実力が上がったのかわからない」…
というようなことを思う人は少なくないと思います。
語学留学する前に TOEICを受験し、帰国した後に TOEIC を再度受験してみれば、上がった点数が語学留学で身につけた実力ということになります。
TOEICは自分の英語の実力を知ることができるテストです。頑張って勉強すればその分点数は上がり、あまり勉強していなければ前回と点数はほぼ同じです。
点数がかなり下がった場合は、覚えていたことを忘れてしまっているということになると思ってください。
・・私の場合は、語学留学に行く前にこのテストの存在を知らなかったので、受験できませんでした。
語学留学前に受けていたらどれぐらい実力が上がったか客観的に知ることができたのに…と少し残念な思いをしました。
帰国した後に、このテストの存在を知ってから何回も受験しました。英語の勉強を続けているうちは TOEICの点数も上がり続けるものです。
※ [注意事項] 努力量と成績や結果が必ずしも比例しない時があります … 詳しくは ⇒ コチラ



▢ 話題 [英国生活] ⇒ コチラ

話題 [英国生活]

自転車 [英国生活]
※ イギリス語学留学した時の生活の様子を思い出しながら紹介しています。

購入と売却
・・イギリスで生活を始めてすぐ自転車を購入しました。
ホームステイ先の人に近所の自転車屋に連れていってもらい、状態がいい中古のマウンテンバイクを100ポンド弱で購入しました。
購入した中古のマウンテンバイクは、帰国する前に同じ語学学校の人に65ポンドで売ることができました。
1992年当時、1ポンド220円ほどしたと記憶しています(2022年3月現在1ポンドは152円ほどのようです)。
もう少し高く売ることもできたと思うのですが、十分自転車を使うことができたので元は取れたかな…という感じでした。
自転車は、ゴルフ場に行ったり(ゴルフはイギリスで始めました)、少しはなれた商店が集まる地区に行ったりするのにはとても便利でした。
映画館などのある Bournemouth 駅のある街の中心地には、たまにしか行かなかったのと、
結構離れていたので中心地に行く時はだいたいバスで行っていました(片道およそ3ポンドでした)

自転車は車両
日本では、自転車は自動車というより歩行者に近い存在と思っている人も多いかもしれません。
イギリスでは、自転車は自動車と同じ扱いになります
日本では、自転車も通行できる歩道が多くあります。自転車の通行が許可されていない歩道でも通行しているのを見かけるこがあります。
日本にいるような感覚で、つい歩道を自転車で走ったことがありましたが、知らない人から歩道を自転車で走らないよう注意されたことがありました
日本でも、自転車で手信号を出すことを知っている人も多いと思いますが、
実際に自転車に乗っている人が手信号を出している人を見かけることはほとんどありません。
イギリスでは、自転車に乗って右折・左折をする時にみんな手信号を出します
イギリスでは自転車でもほとんどの交差点で右折ができます。私が住んでいた近辺では自転車で右折できない交差点はなかったような記憶があります。
日本では、交差点を自転車で右折したい時は、まず信号を直進し、
渡ったところで方向を変えて信号が変わるのを待って道路を渡る…というように二段階で右折するような形になると思います。
イギリスでは、車と同じように手信号を出して右折車用のレーンに入り手信号を出しながら右折することができます。
最初は自転車で右折をするのは怖い感じがしましたが、慣れてしまえば普通に右折することができました。
日本で自転車を乘っている時に手信号を出すのは少し恥ずかしような気がするかもしれませんが、
イギリスではみんなしていることなので特に恥ずかしく感じることはありませんでした。
イギリスで自転車に乗る時はずっと手信号を出すのが習慣になっていたため、
帰国してもしばらくの間は自転車に乗る時は手信号を控えめに出していました。



盗難
イギリスでは自転車の盗難が多いことでも知られていました。
自転車に鍵をかけていないとすぐに盗まれてしまいます
実際、同じ学校に通う日本人の生徒が、鍵をかけないで駐輪し、ほんの少し目を離したすきに自転車を盗まれた…ということもありました。
駐輪する時も、自転車は電柱やガードレールなどに固定する必要がありました。しかも鍵は一つだけでは不十分で複数使うのが普通のようでした。
手で外せるタイプのサドルや車輪も盗まれてしまうことがあるようで、
盗まれないように車輪を外して街中を持ち歩いている人を見かけることもありました。
・・
ヘルメット … 2023年06月追記
日本では2023年04月から自転車に乗る時はヘルメットを着用するのが努力義務になりました。
私がイギリスにいた1992年当時、イギリスでは自転車に乗る時にヘルメットをするのは、同じく「努力義務」だったように記憶しています。
小さな子供はみんなヘルメットをしていたような気がします。大人でも自転車に乗る時にヘルメットをしている人を多く見かけました。
ちなみにイギリスにいる間、私はヘルメットはしていませんでした。
そう言えば、自転車を買った時に、ホームステイ先の人から交通ルールが書かれたハンドブックのようなものをもらったことを思い出しました。

英単語
bicycle [báisikl]「自転車」
bike [báik]「チャリ」… くだけた会話では bicycle より bike が好まれます。
※ 日本語で、バイクというとオートバイを意味する場合がありますが、英語の bike は通常、自転車のことです。
・・mountain bike「マウンテンバイク」
tricycle [tráisìkl]「三輪車」

▢ 話題 [英国生活] ⇒ コチラ