自転車 [英国生活]
▢ 自転車 [英国生活]
・※ イギリス語学留学した時の生活の様子を思い出しながら紹介しています。
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● 購入と売却
・・イギリスで生活を始めてすぐ自転車を購入しました。
・ホームステイ先の人に近所の自転車屋に連れていってもらい、状態がいい中古のマウンテンバイクを100ポンド弱で購入しました。
・購入した中古のマウンテンバイクは、帰国する前に同じ語学学校の人に65ポンドで売ることができました。
・1992年当時、1ポンド220円ほどしたと記憶しています(2022年3月現在1ポンドは152円ほどのようです)。
・もう少し高く売ることもできたと思うのですが、十分自転車を使うことができたので元は取れたかな…という感じでした。
・自転車は、ゴルフ場に行ったり(ゴルフはイギリスで始めました)、少しはなれた商店が集まる地区に行ったりするのにはとても便利でした。
・映画館などのある Bournemouth 駅のある街の中心地には、たまにしか行かなかったのと、
・結構離れていたので中心地に行く時はだいたいバスで行っていました(片道およそ3ポンドでした)。
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● 自転車は車両
・・日本では、自転車は自動車というより歩行者に近い存在と思っている人も多いかもしれません。
・イギリスでは、自転車は自動車と同じ扱いになります。
・日本では、自転車も通行できる歩道が多くあります。自転車の通行が許可されていない歩道でも通行しているのを見かけるこがあります。
・日本にいるような感覚で、つい歩道を自転車で走ったことがありましたが、知らない人から歩道を自転車で走らないよう注意されたことがありました。
・日本でも、自転車で手信号を出すことを知っている人も多いと思いますが、
・実際に自転車に乗っている人が手信号を出している人を見かけることはほとんどありません。
・イギリスでは、自転車に乗って右折・左折をする時にみんな手信号を出します。
・イギリスでは自転車でもほとんどの交差点で右折ができます。私が住んでいた近辺では自転車で右折できない交差点はなかったような記憶があります。
・日本では、交差点を自転車で右折したい時は、まず信号を直進し、
・渡ったところで方向を変えて信号が変わるのを待って道路を渡る…というように二段階で右折するような形になると思います。
・イギリスでは、車と同じように手信号を出して右折車用のレーンに入り手信号を出しながら右折することができます。
・最初は自転車で右折をするのは怖い感じがしましたが、慣れてしまえば普通に右折することができました。
・日本で自転車を乘っている時に手信号を出すのは少し恥ずかしような気がするかもしれませんが、
・イギリスではみんなしていることなので特に恥ずかしく感じることはありませんでした。
・イギリスで自転車に乗る時はずっと手信号を出すのが習慣になっていたため、
・帰国してもしばらくの間は自転車に乗る時は手信号を控えめに出していました。
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● 盗難
・イギリスでは自転車の盗難が多いことでも知られていました。
・自転車に鍵をかけていないとすぐに盗まれてしまいます。
・実際、同じ学校に通う日本人の生徒が、鍵をかけないで駐輪し、ほんの少し目を離したすきに自転車を盗まれた…ということもありました。
・駐輪する時も、自転車は電柱やガードレールなどに固定する必要がありました。しかも鍵は一つだけでは不十分で複数使うのが普通のようでした。
・手で外せるタイプのサドルや車輪も盗まれてしまうことがあるようで、
・盗まれないように車輪を外して街中を持ち歩いている人を見かけることもありました。
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● ヘルメット … 2023年06月追記
・・日本では2023年04月から自転車に乗る時はヘルメットを着用するのが努力義務になりました。
・私がイギリスにいた1992年当時、イギリスでは自転車に乗る時にヘルメットをするのは、同じく「努力義務」だったように記憶しています。
・小さな子供はみんなヘルメットをしていたような気がします。大人でも自転車に乗る時にヘルメットをしている人を多く見かけました。
・ちなみにイギリスにいる間、私はヘルメットはしていませんでした。
・そう言えば、自転車を買った時に、ホームステイ先の人から交通ルールが書かれたハンドブックのようなものをもらったことを思い出しました。
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▢ 英単語
・bicycle [báisikl]「自転車」
・bike [báik]「チャリ」… くだけた会話では bicycle より bike が好まれます。
・※ 日本語で、バイクというとオートバイを意味する場合がありますが、英語の bike は通常、自転車のことです。
・・・mountain bike「マウンテンバイク」
・tricycle [tráisìkl]「三輪車」
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▢ 話題 [英国生活] ⇒ コチラ
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