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エッセイ [英国生活]

話題 [英国生活]

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エッセイ [英国生活]

イギリスの語学学校に通っていて作文の宿題が出されることが時々ありました。
例えば、自分の好きな映画の宣伝を書くというようなものもありました。
宿題の作文を書くのに、学校から帰宅してからずっと調べては文を作り、書き直す…というような作業を繰り返し
何とか1つの課題(作文)を完成するのに最初のうちは8時間ほどかかったことを覚えています。
何ページもある大作ではなく、ルーズリーフに1行おきに英文を書いて半ページぐらいの超少作でした。
私がイギリスに行った当時は、辞書と言えば紙の辞書です。
世の中に電子辞書を使っている人もいたかもしれませんが、当時は一般的ではなく、語学学校で使っている人はいなかったと記憶しています。
作文の宿題が出た時は、自分が言いたいことをまず日本語で考え、知らない単語を和英辞典で調べ
例文や正しい使い方の確認を英和辞典を使って行い自分の言いたい文に近づけていく…というような作業を行っていました。
電子辞書や、インターネットで手軽に調べられる時代とは違い、英文を1行作るにも時間がかかっていたと思います。

学校で勉強を続け、途中からケンブリッジ英検を受験するコースに入りました。
ケンブリッジ英検(当時の First Certificate)には1時間20分ほどで、エッセイを2つ作る問題がありました。
1つのエッセイを40分ほどで完成しなければなりません。しかも辞書を使うことはできません
語学留学を始めたころに一つの英作文をするのに8時間ほどかかっていたのに、
ケンブリッジ英検を受けるころには、1つの作文(エッセイ)を40分ほどで書けるまでになっていました
もしかしたら、現在のケンブリッジ英検の出題内容と多少異なるかもしれません。
私が受験した当時は、確か5つのタイトルのうち好きなものを2つ選んでエッセイを書いた記憶があります。
書く内容によっては、自分がよく知っている分野や得意な分野もあれば、そうでない分野もあります。
その点複数のお題から選択できるのは、画期的だと思いました。
仮に、作文のタイトルが最初から決められたいたら、得意だったりよく知っている分野だったらいいですが、
苦手だったりよく知らない分野のことだと「お手上げ」になってしまう可能性さえあります。