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不定詞

tell [] to do: 「人」に~するよう言う [命令]
 
 to+[動詞]の原形 は [不定詞] と呼びます。この[不定詞]は「~することと訳します…[不定詞]の名詞的用法
 
  
tell [] to do の直訳は、「[人]に[~すること(不定詞)]を言う」 ⇒ 「[人]に~するよう言う」 (命令)となります。
   〇 関連情報:
    tell …「~を言う / 話す」⇒ コチラ
    tell …「教えるは teach だけではない」⇒ コチラ
    tell の変化 ⇒ コチラ

The teacher told Taro to wake up.
 先生は太郎起きるよう言いました
 
   
▢ 教科書の例
 
 ・Sawyer’s mother told him to go to school. ③ L-07
  ソーやの母親はソーヤに学校に行くよう言いました。
  [書き換え]
 ・Sawyer’s mother said to him, ”Go to school!”
   say/ speak / talk / tell の使い分け ⇒ コチラ
 
 
ask [] to do: 「人」に~するよう頼む [お願い]
 
  ask には「質問する、たずねる」という意味と「頼む、求める」という意味があり、この場合の ask は「頼む、求める
  ※ to + [動詞]の原形 は [不定詞] と呼びます。この[不定詞]は「~すること」と訳します…[不定詞]の名詞的用法
 
  
ask [] to do の直訳は、「[人]に[~すること(不定詞)]を頼む」 ⇒ 「[人]に~するよう頼む」 (お願い)となります。
 
 Taro asked Hanako to lend him some money.
  太郎は花子お金を貸すようお願いした
 
   
 
▢ 教科書の例 ※最初の4行を追加しました(2020年11月13日)
 
 ・He asked an engineer, “Please make a tail for Winter." [直接話法] ③ L-04
  彼は技師に「ウィンターに尾ひれを作ってあげてください」と頼みました。
   ※ tail と tale …[同音異義語] ⇒ コチラ
  [書き換え] 上の教科書文を ask [人] to do の形に書き換えてみます。
  ⇒ He asked an engineer to make a tail for Winter.  [間接話法]
 ・Raj asked a clerk to put a card in a present. ③ L-07
  ラージは店員にカードをプレゼントに入れるよう頼みました。
 ・At first, I asked my daughter to help me with the e-mail. ③ L-07
  最初のうちは、私は娘にEメールを読むのを手伝うように頼みました
  [書き換え()] I asked my daughter, “Will you help me with the e-mail?"
  ※ at first の説明 ⇒ コチラ
 ・I see. Could you ask him to call me?③ L-07 
  そうですか。ぼくに電話するように伝えていただけますか。
  ※ I see. ⇒ コチラ / Could you~? の詳しい説明 ⇒ コチラ / call ⇒ コチラ
 ・Jimmy asked her to marry him, and she accepted.③ L-07
  ジミーは彼女に結婚を申し込み、彼女は受け入れました。
 ・Could you ask him to call me? ③ 付録
  私に電話するよう伝えていただけますか。
  ※ Could you~? の詳しい説明 ⇒ コチラ

ポイント
  _ _(スピーチマーククオテーションマークと呼ばれています)を使った話法を[直接話法]と言います。
  誰かが言った言葉をそのまま使って他の人に伝える時に使います。英語の勉強を始めたばかりの人はこちらの方が使いやすいと感じると思います。
  例: [直接話法] My mother said to me, “Go to bed soon." 母が私に「早く寝なさい」と言いました。

  _ (スピーチマーク / クオテーションマーク)を使わない話法を[間接話法]と言います。
  例: [間接話法] My mother told me to go to bed soon. 母が私に早く寝るように言いました。
  誰かが言った言葉を自分の言葉に置き換えて他の人に伝える時に使います最初は間接話法の方が難しく感じると思います。
 
 〇 上記の二つの例のように[直接話法]と[間接話法]は言い換えることができます
  実際に言った言葉を聞いていない場合、[間接話法] ⇒ [直接話法] の言い換えは、実際に言った言葉を想像しなければなりません
  [間接話法] ⇒ [直接話法] の文は一つだけとは限りません
  ※「依頼の文」はこちらを参照、丁寧な度合いによっていろいろな言い方ができます ⇒ コチラ

他の[不定詞]関連のページ …不定詞にはいろいろな使い方があります。
 ▢ 不定詞 ① [to]+[動詞の原形]…まず形を覚えよう ⇒ コチラ
 ▢ 不定詞 ② 名詞的用法 「~すること」① ⇒ コチラ
 ▢ 不定詞 ③ 名詞的用法 「~すること」② ⇒ コチラ
 ▢ 不定詞 ④ 形容詞的用法 [名詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
 ▢ 不定詞 ⑤ 副詞的用法「~するために」 ⇒ コチラ
 ▢ 不定詞 ⑥ [疑問詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
 ▢ 不定詞 ⑦ want [人] to do / would like [人] to do 「[人]に~してもらいたい」 ⇒ コチラ
 ▢ 不定詞 ⑧ ask/tell [人] to do 「「人」に~するようお願いする/言う」 ⇒ 本ページ
 ▢ 不定詞 ⑨ It is … for [人]+[不定詞] 「「人」にとって~することは…だ」⇒ コチラ
 ▢ 不定詞 ⑩ too ~ to「あまりに~すぎて…できない」「…するには~すぎる」⇒ コチラ

単語

UVultra-violet (紫外線) の略号です。
夏になるとよく聞く言葉です。あわせて「UVケア」や「SPF (Sun Protection Factor) 」などの言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。

● violet [váiəlit]は「スミレ、スミレ色」 (violet ray は 「紫線」 )。
● ultra は日本語では「ウルトラ」という発音ですが、英語では[ʌltrə]「アルトラ」という発音になります。
「極端な, 過激な」というような意味になります。
※「ウルトラマン」も、「アルトラマン」の方が英語らしい発音なのかもしれません。
・・ ただ、「ウルトラマン」の活躍が日本国内であるうちは「ウルトラマン」でも特に問題ないように思えます。
※ ultra の 「u」の発音 ⇒ コチラ

不定詞


want [] to do / would like [] to do 「[人]に~してもらいたい」

▢ まずを考えてみましょう

● [主語] want to do / would like to do は、「[主語]が~したい」となります。
※ この中の want 又は would like の後に [] を入れたものががこの形となります。

● [主語] want [] to do / would like [] to do は、「[主語]が[]にしてもらいたい
※ to do は [不定詞]になります ⇒ 下に[不定詞]の関連ページのリンクがあります。不確かな人は確認しておきましょう。
※ おおもとになる want = would like (上の構文の詳しい説明はこの中にあります) ⇒ コチラ

▢ 下の絵をもとに説明しましょう。
一番上の文は
She would like to go to America. で「彼女は、(彼女自身が)アメリカに行きたいと思っています」という意味です。
・・次に、would liketo go の間に[]を入れたのが一番下の文になります(主語を She ⇒ They にしています)。
They would like him to go to America.
・・him がなければ、「彼らは (彼ら自身が)アメリカに行きたいと思っています」という意味ですが、him があるので
・・「[両親と思える] 彼らは (彼らの息子) にアメリカに行って欲しいと思っています」という意味になります。


※ 上記の絵は、説明のためだけに使っています。子供の年齢にもよりますが、アメリカに子供を一人だけで旅行させることはまずありえないことをご承知おきください。
・・ アメリカでは、子供が一人で家で留守番したり、車の中に一人残されることは「虐待扱い」となり保護者が逮捕される場合があります。

※[補足説明] 下記は「want = would like」の項目でも説明している内容になります。
・・ 主語が変わった時に、自然に聞こえるよう日本語訳を工夫する必要があります。
I would like to go to America. (私はアメリカに行きたい)
・・上の文の IShe に変更してみます。
She would like to go to America. (彼女はアメリカに行きたい)
・・日本語訳を、主語が I の時と同じようにすると不自然な日本語になります。
・・そこで「~したい」を「~したいと思っていま」や「~したがっています」と訳し
・・「彼女はアメリカに行きたいと思っています」「彼女はアメリカに行きたがっています」とすると自然に聞こえます。

教科書の例
・But my parents want me to be a doctor. ③ L07
でも両親は、ぼくに医者になってほしいと思っています。
・Kimie-san wanted the world to be more peaceful. ③ L07 ※この文は wanted の後に[人]の代わりに[物]がきています。
希己江さんは世界がもっと平和になってもらいたいと思っていました。※この文は wanted の後に[人]の代わりに[物]がきています。
※ want to / would like to の訳し方 (~したいと思っている) ⇒ コチラ

他の[不定詞]関連のページ …不定詞にはいろいろな使い方があります。
▢ 不定詞 ① [to]+[動詞の原形]…まず形を覚えよう ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ② 名詞的用法 「~すること」① ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ③ 名詞的用法 「~すること」② ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ④ 形容詞的用法 [名詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑤ 副詞的用法「~するために」 ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑥ [疑問詞]+[不定詞] ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑦ want [人] to do / would like [人] to do 「[人]に~してもらいたい」 ⇒ 本ページ
▢ 不定詞 ⑧ ask/tell [人] to do 「「人」に~するようお願いする/言う」 ⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑨ It is … for [人]+[不定詞] 「「人」にとって~することは…だ」⇒ コチラ
▢ 不定詞 ⑩ too ~ to「あまりに~すぎて…できない」「…するには~すぎる」⇒ コチラ

助動詞

※ [命令文] ⇒ コチラ
※ Will you~? ⇒ コチラ
※ Can you~? ⇒ コチラ

ポイント
 ● Open the window. は[命令形]になります。
  [命令形]の詳しい説明は ⇒ コチラ
 

 ● [命令文] の文の前または後ろに please をつけると少し丁寧になります
  ※ 確かに、please をつければ少し丁寧にはなりますが、命令文に please をつけただけではまだ響きがよくない時があります
  [命令文]に please を付けただけの文を使うと、場合によっては「上から目線」のような印象を与え、依頼を受けた側に「むっ」とされることがあります。

 

 ● 日本語も同じですが、疑問文の形の方がより丁寧な響きがします [~してください ⇒ ~してくれますか ⇒ ~してくれませんか]
 丁寧(ていねい)にお願いするのであれば「疑問文の形」が安全・無難(ぶなん)です。
  [日本語の例]「それを運んでください」⇒「それを運んでくれますか?」

 ● お願いするときは、日本語と同じで 長い文章であればあるほどより丁寧(ていねい)な表現になります。[~してくれますか ⇒ ~していただけますか]
  ただし、必要以上に長い文章を使うと、冗談、皮肉、嫌味(いやみ)のように聞こえる場合があり注意が必要です。
  例: (英語省略)「(親が子供に対して) そろそろゲームをやめていただけると大変ありがたいんですけど(嫌味、怒っている時など)」

 ● (高校で学びます。中学生は覚えなくていいです。)
  [命令文] の後ろに [付加疑問文]的に「, will you?」をつけて Open the window, will you? と言うこともできますが、この文も[命令文]になります。
 
 ● would / could は そもそも will / can の過去形ですが、依頼の文で使われる would や could には過去の意味はなく
   丁寧な表現にするために will / can より文字数が多い過去形を使っています

 ● Would you~?/ Could you~?より Would you please~? / Could you please~? の方が文章が長くなる分「より丁寧」な表現です。
  please は通常 you のすぐ後に置きます。

 ●「Will you~? / Would you~?」 と 「Can you~? / Could you~?」 の違いはなんでしょうか?
   Will you~? / Would you~? は依頼された人は、基本依頼を断れない場合に使われます。
  Can you~? / Could you~? は依頼された人は、断ることもできる場合に使われます。
   例えば、
  Will (Would) you read the textbook? [先生が生徒に対して]「教科書を読んでくれますか(いただけますか)」…通常、依頼は断れません。
  Can (Could) you tell me how to get to the station?「駅への行き方を教えてくれますか(いただけますか)」
    …行き方を知らなければ、教えてあげたくても教えてあげることはできません。
    ※ get to …「~に着く・到着する」⇒ コチラ
    ※ how to get to …[疑問視]+[不定詞] ⇒ コチラ
   どちらを使った方がいいか判断が難しい時は、Will you~? / Would you~? より Can you~? / Could you~? を使った方が安全[無難(ぶなん)]です。
   ※ プロポーズ(結婚の申し込み)をするときは、通常 Will you marry me? を使います
    (英米のTV番組・映画・記録映像などを見る限りでは、プロポーズの時には、必ずと言っていいくらいこの「決まったフレーズ」が使われます。
    まれにプロポーズが断られているのを見かけますが…。
    ※ Would you marry me? もまれに聞きますが、プロポーズする間柄では、通常対等なので Will you~? が一番使われるように思われます。

 ▢ 依頼をするのに「上記と異なるパターン」の下記のような、別な言い方もあります。
 I would like you to ~. 「あなたに~してもらいたい」… 詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ する人を指定したような言い方になっています。失礼に聞こえる場合もあるため注意が必要です。
  下記の例のように使われる場合によっては失礼に聞こえない場合もあります。
 ・ I would like you to come with me. (君にボクと一緒に来て欲しいんだ)
   … 転勤などが決まり、彼女に一緒に行って欲しいとお願いする場合などは使えるかと思います(彼女がお願いする逆の場合もあり)。
 ・I would like you to go to the US. (君にアメリカに行って欲しい) … 留学など推薦し、本人に伝える場合などは失礼にならないと思います。
  ※ 必ずしもお願いした人が実際に依頼されたことをしない場合もあるので注意が必要です(依頼した人が他の人にさらに依頼する場合もあります)
  ※ want = would like ⇒ コチラ
 
 I would like to have+[物]+[動詞の過去分詞]  高校で学びます。中学生は覚えなくていいです
  ※[使役動詞]を使って、「[物]を~して欲しい」と言うことができます (人が登場しないので無難な言い方で、ビジネス英語などでも使われます)。
  ※ 詳しい説明は ⇒ コチラ

▢ 助動詞一覧
 ・will ⇒ コチラ
 ・can ⇒ コチラ
 ・may ⇒ コチラ
 ・must ⇒ コチラ
 ・should ⇒ コチラ
 ・shall ⇒ コチラ
 ・be going to ⇒ コチラ
 ・be able to ⇒ コチラ

カジュアルな言い方 / 硬い言い方

surecertainly「わかった・了解・はい /かしこまりました」
 
返事で「はい、了解しました」「もちろん」「かしこまりました、承知しました」と言う時は、surecertainly を使うことができます。
 sure は友達同士の間などに使われ、よりカジュアルで、certainly は、どちらかというと硬い言い方(かしこまった言い方)になります。
 お店で、お客さんに対して「かしこまりました、承知しました」と言う時は、通常 certainly が使われます。
 会話では「依頼」⇒「返事」となるため、「依頼の文」も理解しておきましょう ⇒ コチラ
 
 ▢ sure [ʃúər / ʃɔː]「(返事で) はい, もちろん, いいとも」「確かな, 確実な」
  be sure (that) ~「~を確認している」スタディサプリのCMで 桐谷美玲さんが “I’m sure (that) you can do it."「(あなたが)できるって確信してるわ」と言っています
 
  教科書の例
  ・A: Can you help me? 「手伝ってくれる?」① L-07
  ・B: Sure. もちろん
   ※ この場合 Will you help me? が使えない場合があるのが分かりますか?★詳しくは「依頼の文」⇒ コチラ
    Can you~? の説明コチラ
 
  ・A: Your curry is delicious. May I have more? 君のカレーおいしいよ。もっと食べていい? ② L-05
  ・B: Sure. Just a moment. もちろん。ちょっと待って。
   May I~? の説明コチラ
 
  ・A: Could you give me some advice? 「アドバイスをしてくれないかな?」③ L-07
  ・B: Sure. What’s wrong? いいよ、どうしたの?
   ※ この場合 Would you~?が使えないのわかりますか?
   ※ 友達同士の会話の場合、Could you~?より Can you~? の方がいいのわかりますか?
   ※「アドバイスをしてくれないかな?」の日本語訳が正確でないのわかりますか。
   ※ Could you~? と Sureの丁寧さがマッチしていないのわかりますか?
    ★詳しくは依頼の文コチラ
 
  ・I am sure the guests will enjoy 'shodo’. ③ L-02
   私はきっと、ゲストが「書道」を楽しむだろうと思います。
  ・I’m sure he does. ③ L-07
   知っていると思います。
 
   

 ▢ certainly [səːrtnli]「[質問・依頼への返答として] もちろん, その通り, 承知しました」「確かに, はっきりと;自信をもって」
 

  教科書の例
  ・A: Would you put this card in the box?「箱にこのカードを入れていただけますか」③ L-04
  ・B: Certainly. かしこまりました。
   ※ この場合 Could you~? ではなく Would you~? でいいのがわかりますか。
   ※ Would you~? と Certainly の丁寧さがマッチしているのがわかりますか。
    ★詳しくは依頼の文コチラ
 
  ・E-mails are certainly convenient, but letters are special. ② L-07
   Eメールは確かに便利ですが、手紙は特別です。
  ・The photograph was certainly shocking, so were the photographer’s actions. ③ L-07
   写真は確かに衝撃的でしたが、写真家の行動も衝撃的でした。
 
   
 

 ▢ surecertain「確信して」「きっと~する」の詳しい説明は ⇒ コチラ

 ▢カジュアルな言い方」と「かしこまった言い方」の例 ⇒ コチラ

単語

grass [ɡrǽs / ɡráːs]「草、牧草、 芝生」
 ▢ 教科書の例
 ・Our ancestor first walked on two feet through the grass of Africa around 11:40 p.m. on December 31. ② 付録
  私たちの祖先は12月31日の午後11時40分頃に初めてアフリカの草原を日本足で歩行しました。

glass [ɡlǽs / ɡláːs]「ガラス」「グラス、コップ」
 ※ 日本語の「コップ」は glass。cup は日本語で「カップ」 cup の発音 ⇒ コチラ

 ▢ 単語の輪を広げよう
  〇 grass ski 「グラススキー (斜面に生えた芝などの上でするキャタピラーが付いスキー)」
  glasses (glassの複数形) [glǽsᶦəz]「眼鏡
  〇 glass fiber 「ガラス繊維、グラスファイバー」

単語

fanfun

 fan [fǽn]「扇, 扇子, うちわ」「(有名人・チームなどの) ファン

※ [ǽ] の発音 ⇒ コチラ

教科書の例
・For example, you can see a kimono and many Japanese fans. ③ L02
・・たとえば、着物や多くの日本の扇を見ることができます。
・I’ve been an Arashi fan since I was ten years old. ③ L03
・・10歳のときからずっと「嵐」のファンよ。
・I am a fan of his films. ③ L05
・・ぼくは彼の映画のファンです。

 fun [fʌn]「楽しみ, おもしろみ」
※ [ʌ] の発音 ⇒ コチラ
・・※ fun は、数えられない [名詞]です。「楽しい」という[形容詞]ではありません  (fun は、[名詞] ですが、[形容詞]のように使われる場合もあります)。
・・・「それは面白い」は、It is fun. [X It is a fun. は、よくある間違い、 …つい a をつけてしまいます]
※「楽しい」という英語には、merry / pleasant [plézənt] / happy / cheerful / delightful / enjoyable / joyful などがあります


教科書の例
・Sounds fun. 1⃣ U-03
楽しそうだね
・There are so many fun things to do here. 2⃣ U-04
・・ここにはおもしろいことがたくさんある
・・この文の中の fun は [形容詞] のように使われています
・Did you have fun last weekend? ① L09
・・週末は楽しんだ?
・It will be fun. ② L03
・・楽しいものになるでしょう。
・I had fun. ② L05
・・楽しんだわ。
・It’s easy for me to swim 100 meters, it’s a lot of fun. ③ L04
・・私にとって100メートルを泳ぐことは簡単です。とても楽しいです。
・・※ It is ~ to … ⇒ 不定詞
・・※ a lot of …「たくさんの」⇒ コチラ

単語

play [plé]「遊ぶ」「競技する」「<楽器・音楽が> 演奏される」
・Do you play the guitar? ① L03
あなたはギターをひくの?
・I play tennis. ① L05
私はテニスをします。

pray [préi]「祈る」
pray God to help
神に助けたまえと祈る

単語

rock [rɔk]「」「〖音楽〗ロック」「<人>を(精神的に)揺さぶる, 動揺させる」
欅坂46の「ガラスを割れ!」の一節に「♪ Rock You! 目の前のガラスを割れ~♪」というのがあり、「Rock You!」というところで盛り上がります(^^♪
Rock You! は、クィーンの楽曲 We Will Rock You から We Willを省略した形。I will see you. から I will を省略した See you!と同じ作り方です。
※ See you!の省略 ⇒ コチラ
・I like rock. ① L03
ぼくはロックが好きなんだ。
・It looks like a mountain, but it is actually a very big rock. ② L05
それは山のように見えますが、実際はとても大きな岩です。
※ look like ⇒ コチラ

lock [lɔk]「」「かぎを掛ける」
・Its door was closed, and one of the grandchildren was locked in it.
金庫のドアが閉まり、孫の一人が中に閉じ込められてしまったのです。
※ One of the grandchildren was locked in it. 直前の grandchildren (複数) につられて were と間違えてしまいがちですが、
主語は One (単数)なので was になることに注意が必要です(※ TOEICも含めて間違い探しなどで試験によく出されます)。

単語 (高校)

commit [kəmít]「<不法なこと・悪いこと>を犯す」「自殺する」「約束する(promise), 誓約する」「約束する(promise), 誓約する」
ライザップのCMで有名な「結果にコミットする」のコミットです。
「結果にコミットする」は、CMの中のフレーズでしかも日本のCMなので文章が正しいかどうかは気にしないでおき、
「コミット commit」という単語を覚えるいい機会ととらえましょう。

commitには「約束する, 誓約する」という意味もありますが、
どちらかと言うと「<不法なこと・悪いこと>を犯す」「自殺する」という意味で使われている方をよく見かけます。
「不法なこと」や「悪いこと」は do の代わりに commit を使うような感覚でしょうか。
自殺する」は commit suicide とも kill oneself とも言います。
・He killed himself. (彼は自殺した)

例文
・The woman was apparently trying to commit suicide.
その女性は自殺しようとしているようだった.
・My brother, as far as I know, committed no crime.
私の知っている限りでは, 兄は何も罪を犯していなかった
・He committed himself to going (to go).
行く約束をした。

単語

fallfellfeelfillfull
 ※ 見た目が似ている単語のため、まとめてみました。
 
fall [fɔːl]:「落ちる、倒れる」「秋、落下」
  ※ fall in love 「恋に落ちる」
  ※ fall の発音 ⇒ コチラ
  春夏秋冬 (fall) の説明コチラ
  fall「 倒れる, ひっくり返る, 転ぶ, 転倒する」コチラ
fell [fél]:「fall の過去形」
feel [fíːl]:「感じる」
  ※ feel の変化 ⇒ コチラ
fill [fíl]:「満ちる, 一杯になる」「を満たす, 一杯にする」
full [fúl]:「いっぱいの, 満ちた」「満腹した」
  ※ full・empty ⇒ コチラ

教科書の例
・He plays on the football team in the fall. ① L08
 彼は秋にはアメリカンフットボール部で活動します。
 on the football team [前置詞]は on になります。イギリス英語では in を使います。
・Humpty Dumpty had a great fall. ① L09
 ハンプティ・ダンプティは大変な落ち方をしました。
 
・Alice fell down the hole. ① L09
 アリスは穴に落ちていきました。
・I fell into a slump, got injured, and was not at my best. ③ L07
 私はスランプに陥り、けがをし、最もよい状態ではありませんでいした
 
・I feel relaxed when I look at it. ② L-05
 私はウルルを見ると、リラックスします。
 ※ when …[接続詞] ⇒ コチラ
・They feel letters are more personal than e-mails. ② L-07
 手紙を選んだ人たちは、手紙はEメールより個人的であると感じています。
・They say this is the best way to understand the person’s feelings. ② L-07
 電話を選んだ人たちが言うには、これは、その人の気持ちを理解するのにもっとも適した方法です。
 ※ to understand … [不定詞] ⇒ コチラ
・Characters’ faces clearly express their feelings. ③ L-02
 登場人物の顔は明確に彼らの気持ちを表しています。
 ※ express ⇒ コチラ
・Ms Brown, I don’t feel well. ③ L-02
 ブラウン先生、私、体調がよくないです。
 
・Soon that section filled up.③ L06
 すぐにその区域がいっぱいになった。
 
・It’s full of poison.
 それは毒でいっぱいだぞ。
・I’m full.
 お腹がいっぱいだ。

 

単語

□ empty [émpti]「からの, 中身のない」

full [fúl]「いっぱいの, 満ちた」「満腹した」
※[熟語] こちらも覚えましょう!「~でいっぱいだbe full of ~
※自動車についている燃料メータを見たことがありますか?いろいろなタイプがあると思いますが、下記の絵のような感じではないでしょうか。
※「おなかがいっぱい」は I’m full. と言いますが、「おなかがすいた」は I’m empty. ではなく I’m hungry. / I’m starving. (すごいお中がすいている)
hungryコチラ
※自動車についている燃料メータを見たことがありますか?いろいろなタイプがあると思いますが、下記の絵のような感じではないでしょうか。
メーターで「E」となっているのは Empty「空」のことです。「F」となっているのが Full 「満」のことです。
アルファベット順に(ABCDEFG…) E が「空」⇒ F が「満」となるのでわかりやすいかもしれません。
ちなみに得の中の中央下に書かれている FUEL [fjúəl] は「燃料」という意味になります。

教科書の例
But the pot is empty. ② L04
でもつぼがからっぽだ。
“Yes. You can," Zorba said to the empty sky. ② 付録
「そう、お前ならできる。」とゾルバはからっぽの空に向かって言いました。
The next morning he discovered it open and empty. ③ L07
その翌朝、彼はそれが開けれれ空になっているのを発見しました。

It’s full of poison. ② L04
それは毒でいっぱいだぞ。
・It is really full of poison? ② L04
本当に毒でいっぱいなのかな?
I’m full. ② L04
お腹がいっぱいだ。

fall と fell と fill と fullコチラ

カジュアルな言い方 / 硬い言い方

but [bʌt / bət]:「しかし, だが, けれども, ところが」
however [hauévər]:「しかしながら, けれども, それにもかかわらず」
 however は、硬い言い方(かしこまった言い方)で、ビジネスなどでよく使われます

 日本語では、同じ意味でも状況に応じて、硬い言い方(かしこまった言い方)とカジュアルな言い方を使い分けています。
 英語でも日本語と同じようにかしこまった言い方とカジュアルな言い方があります。
 教科書などで登場するのは別々かもしれませんが、一緒に覚えることにより「より理解が深まる」と思います。

教科書の例
But the pot is empty. ② L4
 でもつぼがからっぽだ
  ※ empty [émpti]「からの, 中身のない」⇔ full [fúl]「いっぱいの, 満ちた」⇒ コチラ
・It looks like a mountain, but it is actually a very big rock. ② L5
 それは山のように見えますが、実際はとても大きな岩です
  look likeコチラ / rock と lock ⇒ コチラ
・In conclusion, robots are not only cool but also useful. ② L6
 結論として、ロボットはただかっこいいだけでなく、また役にも立ちます
  in conclusion [熟語]「終わりに、 結論として (conclusion [kənklúːʒən]「結論」)」
  not onlybut also … [熟語]「ただ~だけでなくまた…」

However, some people climb the rock.
 しかし、岩に登る人もいます
However, it was not painted by a Japanese artist.
 しかしながら、それは日本の芸術家たちによってかかれたものではありません

▢「カジュアルな言い方」と「かしこまった言い方」の例コチラ

単語

問題です。
  「今週」「今月」「今年」「先週」「先月」「去年」「来週」「来月」「来年」は英語で何と言いますか
   ※ちなみに「英語」は in English と言います。
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 
 

答えです
 ※ 今(現在)が含まれている週・月・年には this を使います
  ・今週: this week
  ・今月: this month
  ・今年: this year
 前(過去)の週・月・年には last を使います
  ・先週: last week
  ・先月: last month
  ・先年: last year
 次(未来)の週・月・年には next を使います
  ・来週: next week
  ・来月: next month
  ・来年: next year

 
教科書の例
 ・I visited my grandmother last Sunday. ① L-09
  日曜日に祖母のことろに行きました
 ・Did you have fun last weekend? ① L-09
   週末楽しめましたか
 ・What did you do last Sunday? ① L-09
  日曜日何しましたか
  ・At nine last night, I was taking a bath. ② L-02
  昨晩9時、私は入浴していました
 ・What are you going to do this weekend? ② L-03
  今週末何をするつもりですか
 ・There’s a test next week. ② L-04
  来週テストがあるわ
 ・The day-at-work program is coming next month. ② L-06
   職場体験プログラムは来月に迫っているわ

▢ 上記のように this / last / next を使った場合は、通常 [前置詞] は使いません
 X I visited my grandmother in last week. ⇔ I visited my grandmother last week.
 X What are you going to do on next Friday? ⇔ What are you going to do next Friday?
  X We saw her in this morning. ⇔ We saw her this morning. (けさ彼女を見かけた)
 
 補足説明
  上記で初回した this / last / next の他に、one / every / each / some / any / all などの
  時の一般的な表現では、前に[前置詞] は使いません
 
 ・They expected war any day.
  彼らはいつ戦争が起こるかもしれないと思っていた
 ・stay up all night
  一晩中起きている
 

  

単語

シッティングバレー[ボール] (sitting volleyball) というスポーツを知っていますか?
 
 コートに座ったままするバレーボールです。パラリンピックの正式競技種目にもなっています。
ニュースやスポーツ番組で、このシッティングバレーボール (sitting volleyball)を取り上げていると少し悲しくなることがあります。
「シッティング」を日本語で発音すると、どうしてもsitting ではなく shitting と聞こえるのです
アナウンサーの人の発音を聞いても、やはり shitting と発音しています。
「座ってするバレー」ではなく、「うんこしているバレー」「うんこバレー」のように言っているのと同じになります。
国際的に決まった名前なのでしかたない部分もあるとは思うのですが、英語をそのままカタカナにするのではなく
「水球」や「卓球」のように、英語に該当するような日本語でもいいような感じがしています。

 ▢ sit [sít]:「座る, 座っている」
 ▢ shit [ʃít]:「大便, 糞(ふん), くそ」「排便する, くそをする」


 ▢ shitting [ʃítiŋ]:「嫌な,ひどい」「shitすること」

 

話題 (その他・英語に関係ないもの)

アンサング・シンデレラ Unsung Cinderella
 
  
石原さとみさん主演、フジテレビ系で放送中TVドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」の話題です。
 毎回引き込まれて涙しながら観ています
 (2020年8月現在)
 今回は、ドラマのことではなく、タイトルの中の英単語 「Unsung [ʌnsʌŋ アンサング」について少し説明します
 興味があれば別ですが、中学生は覚える必要はありません
 辞書で unsung を調べると、[形容詞]として出てきます。「 歌われない、歌にされない」「たたえられることのない」といった意味になります。
 unsung heroes and heroines: 「称えられることのない [無名の]功労者たち; 縁の下の力持ちたち」
 
 ドラマの内容を考えると、ドラマのタイトルの「アンサング」は「たたえられない、縁の下の」といった意味でしょうか。
 「unsingの過去分詞形」という説明がないので、unsing という単語を辞書で調べてみました。
 手持ちのいくつかの辞書には出てきませんでしたが、インターネットでは、いくつかのサイトが見つかりました。
 [接頭語] un + sing (歌う)… unsing ⇒ unsangunsung
  ※もともと unsung は「Fried Chicken 方式」で unsing という単語がもとになっていると考えられますが、
 unsingunsang は次第に使われなくなり unsung だけが生き残ったような感じがしています。
 unsingに関しては全く覚える必要がありません。何かの文章の中で見かけた場合は、インターネットなどで調べれば十分です。
 
 それにしても、石原さとみさんは、「アンナチュラル」(UNNATURAL DEATH) …2018年TBS系で放送のTVドラマ」にも
 出演され「アン」で始まる TVドラマ主演が続いてますね …(^^♪
  

単語の輪を広げよう
 unnatural [ʌn-nǽtʃərəl]「不自然な, 異常な、 異様な, 超自然的な」
  ※ natural の前についている un は[接頭語]と呼ばれ、natural ⇒ unnatural のように、単語の頭(前)に付けると反対の意味になったりします
   日本語では、同じようなものに「」などがあります(論理的 ⇔ 論理的 / 解決 ⇔ 解決 / 肯定 ⇔ 定 / 自然 ⇔ 自然)
  ※単語の後ろに付ける[接尾語]というのもあります。
   [接頭語]・[接尾語]コチラ
 ・look up a word in a dictionary「辞書で言葉を調べる」
 
   

なぞなぞ 笑い話

▢ なそなぞ(riddle)だよ
 ・Saturdays and Sundays are strong. Why?
    土曜日と日曜日は強い。なんで?

そんなこと急に言われても…。
それなら、少し考えてみてください。











[ヒント1] Saturdays と Sundays 以外の曜日は何と呼ばれている?
               少し考えてみてください












[ヒント2] strong の反対の単語は?
              少し考えてみてください












[ヒント3] [同音異語語]…発音が同じでつづりと意味が異なる語のこと
               少し考えてみてください












[答え]
 ・Because the other days are called “weekdays."
  その他の日は弱い日と呼ばれています」

[解説単語]
※ are called … [be動詞]+[動詞の過去分詞形] ⇒ [受け身] … [受け身]の詳しい説明は ⇒ コチラ
weekday (平日) と weak day (弱い日) をかけて、「その他の日は弱い日と呼ばれています」という意味になります。

because [bikɔːz]「なぜなら」「…だから, ゆえに」
the other / the othersthe が付くので日本語にも「その」をつけて、「その他」になります。
・・ another/ other / the other / others / the others を整理して覚えましょう(別途説明予定)。
weekday [wíːkdèɪ]「平日, 週日, ウイークデー」
※ weak [wíːk]「弱い,壊れやすい」⇔ strong [trɔːŋ, strɔŋ]「強い, 丈夫な, 頑丈な」




なぞなぞ 笑い話

ignore [iɡnɔːr]「を無視する」[ジョーク]
・・
下記は、Doctor (医者) と Patient (患者) のやり取りです。患者が Doctor! Doctor! で始まるのが定番のようです。
ジョークを通して ignore という単語を覚えましょう!

Patient: Doctor, Doctor, everybody ignores me.
Doctor: Next, please.

患者: 先生, 先生, みんな僕のことを無視するんです。
医者: 次の方どうぞ!

patient [péiʃənt]「(医者にかかっている)病人, 患者」「辛抱強い, 忍耐強い, 我慢強い」
ignore [iɡnɔːr]「<人・物・事> を(意図的に)無視する, 怠る, 知らないふりをする, 見ないふりをする」⇒ コチラ

everybody / everyone 「みんな」は大勢いるイメージですが単数扱いですhe や she と同じように扱います(三単現の s も必要です)
※ [三単現] ⇒ [人称][][] の詳しい説明は ⇒ コチラ
※ Everybody ignores me. の代わりに Everybody is always ignoring me. と言うことも可能です。
・・ [現在進行形]は「今~しているところです」という他にも、always (いつも)という単語を伴って不満を表すことができます。
・・ ・ She is always complaining.(彼女はいつも不満を言っている)
・・・不満を表す[現在進行形]の詳しい説明は ⇒ コチラ

単語

[中学][高校]
bumpdump

 ※ bump dump とも、(詳しくなくても)自動車に関して多少の知識があれば覚えられる単語です。

 bump と dumpu の部分の発音は [ʌ] (きれいな「ア」の発音)です ⇒ コチラ

 

 bump [bʌmp]「にドンとぶつかる ,衝突する」
  bumper 「(乗用車・トラックなどの) バンパー」で bump を覚えましょう
  bump into 「人にばったり出会う, でくわす」※ [人]と物理的にぶつかる時も bump into を使いま
   ・I bumped into an old friend. (旧友にばったり会った)
   ・She bumped into me. (彼女は私にぶつかった)
 
   
 

 dump [dʌmp]「<積み荷・中身を> あける, 降ろす;…をごみとして捨てる、<ごみなど>を捨てる
  dump には「捨てる」という意味があることから、環境問題(不法投棄)などで時々使われます覚えておくと高校入試の問題文に使われた時にラッキーです。
  
dump truck 「ダンプトラック, ダンプカー」で dump を覚えましょう
  dump には damp とい似た単語、truck には track という似た単語がありますdumptruck も何かを入れるために器の形をした「u」が必要です。
   damp [dǽmp] 「湿気のある,じめじめした」
    muggy [mʌɡi]「<大気・天候などが>じめじめする, うっとうしい, むす」が「u」で、
      dampa なので混乱するかもしれませんが、muggy は「むす-musu-」の「u」です。
   track [trǽk]「鉄道線路, 軌道, 〖スポーツ〗(競走用の)トラック」
    ※ 運動場のトラックは、ぐるっと回って一周するので「u」ではなく、「a」と覚えましょう
    dump nuclear waste illegally at sea (核廃棄物不法に海に投棄する) ※ waste [wéist]「廃棄物, ごみ」
 
   
 

★ 他の「似た単語」などの紹介 ⇒ コチラ

文法

[中学][高校]
明らかにわかるものは省略

 ファストフード、ファミリーレストランの「マクドナルド」や「デニーズ」、「ジョナサン」などが、
 日本語ではなく英語でどのように書かれているのか気を付けてまじまじと見たことはあるでしょうか。
 これらのつづりに特に興味のない人は正しく書いたり覚えようとしたりする必要は全くありません見てほしいのは最後の部分なのです。
 たぶん多くの人はこのようなつづりになっていることに気が付いていないのではないでしょうか。

 … はっきり覚えていない人は、ちょっと予想してみてください。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 正解は…

 ・マクドナルド ⇒ McDonald's
 ・デニーズ ⇒ Denny's
 ・ジョナサン ⇒ Jonathan's

 どうでしたか?
 下に写真を載せましたが、お店を見かける機会があったら確認してみてください

 最後の「’s」(アポストロフィー エス) の部分は何でしょうか
 実は、3つとも「’s」の後に「restaurant」という語が省略されているのです。略さないで書くと次のようになります
  ・マクドナルド ⇒ McDonald’s restaurant … マクドナルドのレストラン
  ・デニーズ ⇒ Denny’s restaurant … デニーのレストラン
  ・ジョナサン ⇒ Jonathan’s restaurant … ジョナサンのレストラン
   ※ restaurant [réstərənt]「料理店, 食堂, レストラン」
   ※「’s」は「~の」「~の所有する」というような意味になります。このように英語でも「明らかにわかるもの」は通常省略されるのです。
 
 ▢ 教科書の例 (NEW CROWN) ※ 中学の教科書でも出てきています
 
 ・Some Japanese habits are different from other countries'
  日本の習慣の中には、ほかの文化のものとは異なるものがあります。
  ※ habit: 習慣、くせ
  be different from: [重要熟語]「~と違っている」… 詳しくは ⇒ コチラ
  ※ countries’ の後ろに habits が省略されています。
   ※ テストを作成する人の立場に立つと「省略されている語(句)を書きなさい」… なんて出したいでしょ。
 

単語

difficultdifferent は基本的な単語のため、いろいろなところで何回も見かけることになり、自分でも使う必要が出てくる単語です。
 慣れてくればどちらがどちらの単語か迷うことはなくなりますが、最初のころは見た目が似ているため、迷うことがあると思います
 迷った時に、下の表のように発音の「ディフィルト意味の「むずしい真ん中の「」が同じことで英単語と意味の組み合わせてください。

 difficult [dífikʌlt]「難しい, 困難な」むずかしい
  ※ difficult と hard は[同義語 (同意語)]です。
   ※ 3Kと3D の記事 ⇒ コチラ

 different [dífərənt]「違った, 異なった」
  different の名詞形は difference [dífərəns]「違い, 差異」

   ・Spend the day and make a difference! 3⃣ U-05
    1日を使って変化をもたらしましょう!

   
 
 教科書の例
 ・Every class went to a different place . 1⃣ U-08
  それぞれのクラスが異なる場所に行きました。
 ・Why don’t we choose our favorite songs and scenes from different musicals? 2⃣ U-08
  違うミュージカルから私たちのお気に入りの歌とシーンを選ぶのはどうかな?
 ・My own culture is different from Japanese culture, but the truth is that the people are basically the same everywhere. 3⃣ U-07
  私自身の文かは日本の文かとは異なります。しかし、実は、どこでも人は基本的に同じなのです。
 
 熟語:
  ●[重要be different from 「~と違っている」

   ・Some Japanese habits are different from other countries’.
    日本の習慣の中には、ほかの文化のものとは異なるものがあります。
     habit: 習慣、くせ
     ※ countries’ = countries’ habits … 明らかにわかるものは省略 ⇒ コチラ
     ※ some+[名詞] ⇒ コチラ

    

 

単語

▢ L と R の発音は日本人が苦手とするところです。
L と R を間違えて発音すると、大変な意味になり失笑を買う場合もあります。
「日本人はお米を主食(常食)としています」という意味で、
L と R の発音を間違えて We Japanese live on lice. と言ってしまうと、日本人はシラミを食べていることになります
live on (高校で学びます): 生き続ける[延びる], ~だけの金で生計をやりくりして暮らす, ~を主食[常食]にする
※ 日本語で「我々日本人は」は、英語でも続けて We Japanese と言うことができます。
※ live on の別な例: He lives on a/his pension. 年金で暮らしている。 [pension: 年金 (高校で出てくると思います)]

rice [ráis]「米、米飯」
・rice ball「おにぎり」
・rice cake「もち」

louse [láus]「シラミ」⇒ [複数形] は lice [láis]
※ person ⇒ people のように、[複数形]になると大きく形が異なる[名詞]があります。louse ⇒ lice もその一つです。
同じ変化をする[名詞]に「ミッキーマウス」の mouseがあります。
mouse[máus] ⇒ [複数形] mice [máis」「ネズミ,ハツカネズミ」
ちなみに日本語だと同じ発音になってしまいますが、似た発音の mouth [máuѲ]「口」もついでに覚えましょう。

シラミについては「見たことも聞いたこともない」と言う人もいるかもしれません。衛生状態もよくなりシラミを実際に見ることもほとんどないと思います。
もしかすると戦時中の話を聞いたり読んだりしたりする時にシラミのことが出てくるかもしれません。
また、ごくまれにどこかの保育園などでシラミが集団発生したようなニュースを聞いたりすることがあるぐらいかもしれません。
シラミを実際に見たり聞いたりすることはほとんどなくりましたが、「虱潰し(しらみつぶし)」という言葉の中では知らず知らずのうちに「シラミ」という単語を使っています。

単語


※ 2021年08月27日 見やすくするため全体のレイアウトや表示を変えてみました。
お店の表示

▢ お店の前や店のドアに「営業中」「準備中」という表示を見たことがあると思います。

・・中には、英語で「OPEN」や「CLOSED」という表示にしているお店も見かけます。

● この英語の表示ですが、表示の前に「We’re」(= We are)という言葉が省略されています。
・・[主語]+[be動詞]が省略されることはよくあります
●「CLOSED」の代わりに「CLOSE」と表示されているのを見かけることがありますが、CLOSE」は誤りになります。

open [óupən]
[形容詞]「<店・銀行などが> 開いている, 営業中の」
[動詞]「を開ける, 開く」
・・※ [形容詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ
・お店の「省略していない表示」 We’re open. は「私どもは営業中です」となります。
・・※ この場合の open は[形容詞]となります。この open は名詞の前ではなく be 動詞の後ろに置かれるのが通常の使い方になります。
・・・(The store is open. と言っても、It is an open store. という言い方は通常しません)

close [klóuz]
[形容詞]「近い, 接近した」
[動詞]「<店・工場などを>(一日の仕事を終えて) 閉める」

closed [klóuz] [形容詞]「閉店の, 休業の」

・お店の「省略していない表示」 We’re closed. は「私どもは閉店しました」となります。
・・※ これは、次の3つのとらえ方ができます。
・・・ ① [動詞] close の[過去分詞形]で We’re closed. は[受け身]で「私どもは閉められています」⇒「閉店中」
・・ ・② closed は「閉店の, 休業の」という[形容詞] ⇒「私どもは閉店しています」
・・ ・③ closed は [動詞] close の[過去分詞形]で[形容詞]のようになったもの … Fried Chicken の項目参照 ⇒ コチラ
・・・・ ※ ③ のように考えれば、closed という[形容詞]を別に覚えなくても、[動詞] close の応用として使うことができます

・・そこで、「We’re close.」という表現に関してです。
・・be動詞の後ろに[動詞]の原形が続くことはありえないため、close は[形容詞]ということになります。
・・ところが、close の[形容詞]には「閉店の」という意味はないため、この表現は「私どもは近いです」というような意味になってしまうのです。


カジュアルな言い方 / 硬い言い方

catcharrest捕まえる逮捕する
 「捕まえる・逮捕する」という意味で、catchカジュアルな言い方で、arrest硬い言い方(かしこまった言い方)になります。
 日本語でも「容疑者が捕まった」という言い方と「容疑者が逮捕された」という言い方を使い分けています。
 2つの日本語を比べると、聞いた時の感じやイメージが違うのがわかると思います。ニュースなどでは「逮捕する」という言葉が好まれます。
 
 ▢ catch [kǽtʃ]「を(追いかけて)つかまえる, 捕獲する」
  ● catch の変化: catch ⇒ caught ⇒ caught [kɔːt]
  ※ catch する人や機械は、最後に-erをつけて catcher [kǽtʃər]「捕らえる人 / 捕らえる人器具」
   ⇒ クレーンゲームの「UFO キャッチャー」で catch が「~をつかまえる」という意味だというのは説明は不要ですよね。
   野球のキャッチャーもボールをとる人(捕まえる人)という意味です。
   ※UFOキャッチャー (正式名:UFO CATCHER)…株式会社セガが製造販売するクレーン・ゲームの名前(登録商標)

  ▢ 教科書の例
  ・He thought, “It’s Jimmy’s work. I’ll catch him no matter what." ③ L-07
   彼は、「これジミーの仕業だ。何が何でも彼を捕まえてやる」と思いました。

 ▢ arrest [ərést]「を逮捕する」「逮捕」…「アレ」下の絵を見て覚えましょう
  ▢ 教科書の例
  ・The police came and arrested her. ③ L-06
   警察がやって来て、彼女を逮捕したんだ。
  ・He heard of the arrest of Mrs Parks in Montgomery, Alabama. ③ L-06
   彼はアラバマ州モンゴメリーでのパークス婦人の逮捕のことを聞きました。
 
  

▢「カジュアルな言い方」と「かしこまった言い方」の例コチラ

単語

readlead を日本語にするとどちらも「リード」になります。
 

 両方とも[動詞]です。[動詞]の後ろに-er をつけると「~する人」「~する機械(道具)」などの意味になります。
 ※ [動詞] の説明は ⇒ コチラ
 2つの [動詞] に -er をつけると、readerleader となります。これらも日本語にすると同じ「リーダー」になります。
 日本語では「リード」「リーダー」をそれぞれの文章の中でどういう意味か判断しなければならないので余計大変かもしれません。
 read lead でどちらがどちらか迷ったら、下の絵を思いだしてください
 
   

 read [ríːd] 「<本・手紙など> を読む」「<外国語・符号・記号・身ぶりなどを> 読解する, 理解する, 読み取る」
   read の変化: read[ríːd] ⇒ read[réd] ⇒ read[réd]
   ※形は同じですが、[過去形][過去分詞形] の発音は、[red] になります… red (赤)と同じ発音です=[同音異義語]
   ※ read+er = reader [ríːdər] 「講読者; 読書する人」「読本, リーダー」「読み取り装置,リーダー」
   ※ 最近 card reader 「カード読み取り装置, カードリーダー」ってよく聞きませんか?
 
 教科書の例
  ・Meg is reading a book with a child. ① L-08
   メグは子どもといっしょに本を読んでいます。
  ・I read it many times when I was young. ② L-02 ※この read の発音は[red]です。
   私は若いときにその本を何度も読んだのよ。
   ※ when は[接続詞] … [接続詞]の詳しい説明は  ⇒ コチラ
 

 lead [líːd]
 ●[動詞]<人の> 道案内をする」「<人を>(行為・結果・状態に) 導く
   ※ lead の変化: lead[líːd] ⇒ led[léd] ⇒ led[léd]
    [過去形][過去分詞形]の ledの 発音 は lead (鉛: 記号 Pb)[léd]と同じです
   ※ lead+er = leader [líːdər] 「先導者, 指導者, リーダー」
    ※ leader (リーダー・導く人)から lead を覚えた方が覚えやすいかもしれません。
 
 ●[名詞]「(レース・競技などでの) 先頭・首位」
   lead には「(犬・馬をつないでおく)ひも, 引く綱( leash)」という意味もあります…犬を飼っている人は知っているかも。
 
 ●[形容詞]「最も重要な」
 
  教科書の例
  ・He led people of the city fighting for justice. ③ L-06
   彼は正義のためにたたかっている町の人々を先導しました。
 
  ・The hoses run fast. And in the lead… was the white horse. 2⃣ U-03
   馬たちはすばやくかけました。そして先頭にいたのは…白馬でした。
  ・There are two lead roles in this musical. 2⃣ U-08
   このミュージカルには2人の主人公がいます。
 
  

単語

rightlight

日本語では電灯の「ライト」も野球の右翼手「ライト」(イチローがよく守っていた守備位置)も同じ発音ですが、
英語はLとRの発音の違いがあり、Lと発音するかRと発音するかで全く違う単語になります。
※ right と light の「-ight」部分の発音 ⇒ コチラ

right [ráit]青色の日本語は教科書にでてきます。
※ [同音異義語][ráit] right と write ⇒ コチラ
正しいwrong [rɔŋ]「正しくない, 悪い」「具合が悪い: What’s wrong? どうかしたの? ③ L-2」
、右のleft [léft]「左、 左の」「leave の過去・過去分詞形」
権利重要な意味です。
直角の …数学で直角を「R」と表すのはここからきています(もしかしたら高校で出てくるのかな?)

・All right.「わかりました / いいですよ」
・on your right「あなたの右側に」
Right?「そうだよね?」…確認や、相手に同意を求めるために使う。短いので会話でよく使われます。
Right.「そのとおり」
・That’s right. はい、そうです。
・You’re right. そうですね。

教科書の例
・He lost his right arm in an accident when he was six. ③ L-01
彼は6歳のとき、事故で腕を失いました。
・Yes. You’ll see it on your right. そうです。 ③ L-01
にお城が見えるでしょう。
・All right. Shall I wrap it for you? ③ L-04
わかりました。包装しましょうか。
・Let’s fight for anyone’s right to take any seat on any bus. ③ L-06
だれもがどのバスのどの座席にも座れる権利を求めてたたかおう。

★ヘッドフォンやイヤフォンには普通「L」と「R」の記号が表示されています。どちらをどちらの耳に使いますか? 上のright の説明を読めば自然と答えがでてきます…よね。

right write [ráit] 「書く」とは[同音異義語]…発音が同じでつづりと意味が異なる語コチラ

light [láit] 青色の日本語は教科書にでてきます。

明り
※「明るい」は bright (下の教科書の例にも登場)
軽い (重さ など)
※「軽い食事」は light meal
・低カロリーの, 低脂肪の (◆商品名では、よく lite とつづります)
・火をつける…という意味もあります(高校) ⇒ lighter「ライター(火をつける道具)

教科書の例
・I was surprised at bright lights and big cities. ② L-08
明るいや大都会に驚きました。
・As the windmill turned, a small light began to shine. ③ L-07
風車が回ると、小さなが輝き始めました。

単語

▢ 1月~12月の覚え方をまとめました。
中学生の頃はニュースとか世の中の動きにあまり興味がない生徒もいて、「メイデー」や「ジューンブライド」などという言葉が必ずしも月を表す言葉に結びつかない場合もあります。そこで、なるべく見た目から判断できる方法を考えてみました。中には「メイデー」や「ジューンブライド」という言葉を知っている人もいると思いますので、記載だけはしておきます。高校入試の問題文の中に月が出てきた時は、解答と関連する場合があります。正しく書けなくてもぱっと見ただけで何月か理解する必要があります

※日本も以前は月を1月~12月ではなく睦月~師走のように呼んでいました。味がある呼び方だとは思いませんか。そう考えると英語の月の表し方にも味がある…かもしれません。

 

J から始まる月は3つあります。
そのうち Ja [ジャ]から始まるのが January だけです。ジャ1年を始めよう(1年の最初の月) ⇒ January は1月です
J から始まる残りの2つは JuneJuly です。2つの月は連続しています ⇒ 最後の文字 e と y が 6 と7 に見えることで判断します。ちなみにつづりの最後が母音なのはJune だけです。
June ⇒ 6月
July ⇒ 7月
※ちなみに、欧米では6月に結婚すると幸せになれると言われていて、
6月の花嫁… ジューンブライド(June Bride)という言葉があります。これを知っていれば June = 6月 と連想できます
日本では天候の関係もあって、6月より11月に結婚式を挙げる人が多いと聞いたことがあります。

F から始める月は February のみ
日本語で数字を数える時に「いち、に、さん、し…」とも言いますが「ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ…」という数え方もしますよね。
ふぅ」は 2 で、月で言うと 同じ から始まる2番目の月 February になります(ひとつ、たつ…の「」でもOK)。

M から始まる月は2つあります。
May (メイ)は「となりのトトロ」に出てくるメイサツキから5月と覚えてください。メイ(2文字)+サツキ(3文字)=5文字 ⇒ 5月でもいいですよ。ちなみに 5月1日は労働者の祭典、メーデー(May Day)があります。Mから始まる残りの March は、先頭の M を横倒しにすると 3 に見えるので 3月と覚えてください。
(March は 5文字、May は3文字なので、3月と5月は逆に思えるかもしれません。March はカタカナにしてマーチなら3文字)

4月は4月1日のエイプリルフール(April Fool)から April = 4月 と覚えてください。
年に一度のイベントなので中学でも話題になっていることを期待します。
「エイプリルフールなんで知らないよ」…という場合は、April の A が4に見えることから関連付けてください。
※ A から始まる月は8月もあるので、8月は確実に覚えてないと勘違いします。
8月は王選手がスト(ストライキ)する ⇒ 「オウがスト」と覚えてください。また 8 は無理やりAに見えます。
という漢字は縦棒を二ついれて 8に見えます(下の絵は王をむりやり8にしたところ)。それはそうと、最近「ストライキ」という言葉もあまり聞かない気がします。

 

▢残りの9月~12月は、一番先頭の文字「S」「O」「N」「D」から判断します。
この4文字は他の月の先頭では使われていません。
最後の4か月の月の数字とアルファベットが面白いぐらい重なっています。

▢ 興味がある人だけ読んでください。
● 1年は12か月あるのに、月によって日数が違うのはなぜでしょうか。7月と8月が長いのには理由があるようです。
7月のJuly は、ローマの将軍ユリウス(Julius )・シーザー(Caesar)にちなんで名づけられています。
8月のAugustはローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(Augustus)にちなんで名づけられています。
もし自分が皇帝だったらどうでしょう。国の中で一番権力があり、国の法律や世の中の決まりなど何でも自分の好きなように作ったり変えたりすることができます。
自分の誕生月が他の月より短かかったら「けしからん、一番長くしろ」と命じて、7月と8月は31日にすることができたと容易に想像できます。

● 高校で化学を学ぶと有機化学の時間にギリシャ語の数字も学ぶことにになると思います。
例えば、「3-エチル-2,9-ジメチル-4-プロピルドデカ」などと言います…なんだかよくわかりませんが、その読み方の中でギリシャ語の数字が使われているのです。
ギリシャ語で1~10は次のように言います。
1 モノ mono
2 ジ di
3 トリ tri
4 テトラ tetra
5 ペンタ penta
6 ヘキサ hexa
7 ヘプタ hepta
8 オクタ octa
9 ノナ nona
10 デカ deca
実は9月~12月はギリシャ語で「7番目」~「10番目」の月という意味なのです。
比べてみると…あれ、9月が「7番目」、10月が「8番目」、11月が「9番目」、12月が「10番目」の月ということになります。
実は、以前は一年が3月から始まっていたのです。だから9月が7番目の月で…12月が10番目の月だった…というわけです。一年は3月から始まっていたことについては、以前NHKの「チコちゃんに叱られる」で取り上げられていたように覚えています。
これらのギリシャ語の数字は英語にも入り込んでいます。
三輪車: tricycle / 三角形: triangle / (カメラ・望遠鏡などの)三脚: tripod / tetrapod は波消ブロック / 五角形: pentagon (Pentagon はアメリカの国防総省) …など

 

単語

put on「~を着る・~を身に着ける」
 ※ put on は「身に着けていなかった状態」 ⇒ 「身に着けた状態」に変化することを表しています
 ※ put on は衣類、靴、眼鏡、帽子などいろいろなものに使うことができます。
  日本語では身に着けるものによって「着る」「履く」「はめる」「かぶる」など別な[動詞]を使い分ける必要がありますが、
  英語は put on だけでOKです。この点英語は便利です。
 
   

wear [wέər][動詞] 「身に着けている」
 ※「~を身に着けている、~を着ている、~を履いている、~をかぶっている」という意味です。
 ※[重要] wear は「身に着けていない状態」⇒「身に着けている状態」への変化は表していません。 
  … 英語を勉強を始めたころは、put on「身に着ける」 の意味で誤って wear を使う場合が多いです。
  put onwear の関係は、go to bedsleep の関係に似ています ⇒ go to bed / sleep ⇒ コチラ
 wear には」という意味が含まれているので、「何」という語が必要です。
  ⇒ I wear. は「私は~着ている」という意味で「〇〇を」という言葉が無いので不完全な文になります(間違い)。
 wear は「着ている」状態を表し, put on は「着る」という1回の動作を示す.  従って, wear は瞬間的副詞[句, 節]と共に用いることはでません。
  ・ I put on [X wore] my tie at once. 私はすぐネクタイをしめた.ただし「身につけている」という一時的状態には be wearing を用いることもあります。

教科書の例
・Players wear special masks. ① L-07
 選手たちは特別なマスクを身につけています。
・You are wearing a coat and gloves. ② L-05
 コートを着て、手袋をしているね。
 ※ are wearing … [現在進行形] ⇒ コチラ

take off 「~を脱ぐ」「~を外す」
 ※ take off は、1年生の教科書 101ページ Word Bank「いろいろな動作」で登場しています(教科書の他のところでは出てきていないようです)
 ※ take off は衣類、靴、眼鏡、帽子などいろいろなものに使うことができます。英語では take off だけでOKです。
 ※「着る」「身に着ける」が put on なので、じゃ脱ぐ」はput onon を off にした put off [X]だとは考えないでください (よくある間違い)。
 ※[補足説明] put off に「脱ぐ」という意味もありますが、現代の英語で「脱ぐ」という意味で put off が使われることはまずありません
  別な言い方をすると「脱ぐ」を put off と覚えていてもあまり実用的ではないということになります。
   ⇒「脱ぐ」という意味では take off の方が一般的です
 put off 「延期する」⇒ コチラ


   
 
   
 

take off には 「(飛行機などが)離陸する」という意味もあります(高校で勉強する内容)。
 ロケットは lift off (種子島からロケットが打ち上げられるニュースを注意して聞いてみてください。
 日本で打ち上げているのに英語でもアナウンスしていますよ。打ちあがった瞬間に大きな声で「Lift Off!」と言っています。)

 

 ※この記事を参照にされる方が多いので、見やすくなるよう画像や文章の位置・配置、文章を少し変更してみました。 2020年11月22日

高校入試

単語力の重要さ

都立高校入試の英語の配点は次のようになっています(令和2年度)。
●リスニング20点 (選択16点 / 英文記入4点)
●作文12点
●長文問題68点

実際に英語を書く問題は100点満点中16点です。残りの84点は、英文を聞いたり読んだりして選択肢の中から選ぶ問題です。
これから言えることは、ミスのない完璧な英作文をすることより、決められた時間内に英語の内容を把握して
選択肢から正しい答えを選択する
ことが重要視されていることです。
選択肢の中から答えを選ぶ試験では、三単現の S やピリオドやクエスチョンを付け忘れたり、単語のつづりを間違えることを考える必要はありません。
このような細かいことは、本来重要なことができるようになり他のことにも気を配れる余裕が出てきてから注意すればいいことです。
高校入試問題もあるべき形に近づいてきたと考えることもできます

重要度は、①まず英語を聞いたり読んだりして内容を理解することができ、
②その次に多少ミスがあったとしても相手に言いたいことが伝わる文を作成すること、
③そして最後に細かいところまで注意ができればなお素晴らしい…という感じでしょうか。
試験のために勉強をしているわけではありませんが、実際に留学や仕事や日常の生活などで英語を使ったり、
外国人とやりとりをしたりする場合も重要度の順位は同じになると思います。

まず、英語を聞いたり読んだりして内容を理解することに関してです。
もちろん基本的な単語want to などの重要な表現は自分でも使えるようにしておく必要がありますが、
英語を聞いたり読んだりした時に言っていることや書かれていることがわかることが重要です。英文の意味を理解するためには単語力が大切になってきます。
リスニング中に「今の単語はなんという意味なんだろう」とか「聞いたことある単語だけどなんて意味だっけ」
ということが頭に浮かんできて集中が途切れると、その間にもリスニングは進んでしまい重要な部分を聞き逃してしまうこともありえます。
長文問題では、目では英文を読んでいるものの、頭の中では「あの単語なんだっけ」と考えていたりして内容が入ってこない場合も考えられます。
このように「覚えていない単語」や「意味があやふやな単語」が多い場合内容を理解するどころではありません
試験問題の中で習っていない単語や熟語は基本欄外に注釈があり意味が書かれています。習ってはいるが完全に忘れている単語はしょうがないですが、
厄介なのは「以前何回か見たことはあるのに、意味が出てきそうで出てこない単語や熟語など」です。
「あれ、なんだっけ」と気になると、ずっとそれを引きづったような状態になってしまう可能性があります。
このような単語が問題分の中にいくつもでてくるようだと、全体の意味をおおまかにでもつかむことも難しくなってきます。
逆に、単語の意味がだいたい分かっていれば仮に細かい文章の構成や文法的なことが分からなくても
言っていること・書かれていることがなんとなくわかる場合あります。

過去に出題された文章を読んでみて、自分の単語力を確認するのもいいと思います。
ある程度のまとまりの部分であれば入試問題の全問でなくてもいいです。
文章の意味は全く考えず、自分が分からない単語にどんどん印をつけていきます。
注釈がある単語や熟語は数えません。「全くわからない」「出てきた覚えはあるが意味がわからない」で別な印にした方がいいと思います。
「全くわからない」の中で、まだ習っていないものは削除します。
印をつけて単語力が自分で分かればいいですが、わからない場合は学校の先生や英語の実力のある人に
ざっとでもいいのでどんな感じか見てもらうのもいいと思います。
自分の単語力があまりないと思われる場合は単語を覚えることに少し余分に時間を割きましょう
その場合、丸暗記はおすすめしません。時間とともに忘れてしまうからです。
丸暗記は「見覚えがあるのに意味がはっきりしない単語」の数を増やすことになりかねません。
文章と一緒に覚えるか、忘れないような工夫をする必要があります。
「以前何回か見たことはあるのに、意味が出てきそうで出てこない単語や熟語など」は、
覚えようとしなかっかったか暗記で覚えようとした可能性があります
⇒ 工夫して別な方法で覚える必要がありそうです。高校に入ってもほとんどの場合は英語の授業があります。
「高校入試さえ乗り切ればいい」という勉強の方法だと結局は時間を無駄に使ってしまい
結局、自分がしたいことに使う時間を削らなければならないことさえ考えられます。

発音

▢ see と sea と she と アルファベットの c  の発音
 

▢  問題です。seeseashe と C の発音は同じでしょうか。違うでしょうか。違うとすればどう違いますか

 
 
 
 

▢ 答えです。seeseaC の発音が同じで、she だけ3つとは異なります。
 
 ※ あまり意識をしていないと区別して正しい発音ができないと思います。

 ▢ see [síː] 「…が見える[目に入る], 見る」
 ▢ sea [síː]「 海」
 ▢ C [síː]「英語アルファベットの第3字」
 ▢ she [ʃíː]「彼女は[が]」
 
  ※ [ʃíː]は日本語の「写真(シャン)の「」」です。
  ※ [síː] は[ʃíː]と違って、歯に息がぶつかった時に発生する「風切り音」のような音が少ない「きれいなシ」の音です。

   テレビで英会話学校のECCのコマーシャルの最後に「ECC」と言っていますが、この時の「C」の発音が英語の発音です。
   この[síː]は、意識的にしないと正しい発音ができないと思います。
   もし、答えがよくわからなかった人は、これを機会にこの二つの発音に意識してみましょう。

▢ おまけ
 英語の早口言葉 (Tongue Twister)
 She sells seashells by the seashore. The shells she sells are seashells, I’m sure.
 So if she sells seashells on the seashore, then I’m sure she sells seashore shells.