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言葉は生き物

2021-08-08話題 (その他・英語に関係ないもの)

言葉は生き物
ら抜き言葉」ということを聞いたことはあるでしょうか。
「食べれる」「見れる」と言った言葉が「ら抜き言葉」と呼ばれています。
文法的には「食べられる」「見られる」というのが正しいらしいのですが、この「ら抜き言葉」を使っている人が多数派になってようなのです。
文法的に正しいかどうかは別にして、世の中で多くの人に使われている言葉が市民権を得て生き残っていくように思えます。
流行のようなものもあり「あれだけ使われていたのに…」という言葉が、何年か経つと誰にも使われていないようなことが起こります。
「同じもの」なのに呼び方が変わっていくものもあります。チョッキ ⇒ ベスト ⇒ ジレ などと年代によって呼び方が代わり、
ファッションにに疎い人にとっては「ついていけない」と感じることも多いのではないでしょうか。
時代背景による変化もあります。以前は圧倒的に女性が多い仕事には「看護婦」とか「保母」などの呼び方が使われていましたが、
男性でもこれらの仕事をする人が多くなるに従って「看護士」「保育士」などと呼ばれるようになってきました。
英語でも同じことが言えます。文法的に正しくない言い方でも、多くの人によって長い期間使われることによって「市民権」のようなものを得て使用が認められることもあります。
逆に以前に使われていた表現が使われなくなることもあります。以前は男性をイメージさせる言葉が含まれていた fireman / policeman / chairman などは
fire fighter / police officer /chairperson などの言い方に置き換わってきています。
また、英語を母国語としない沢山の人も英語を使っています。そしてその人たちの間だけで英語を使ってやり取りがなされることによって、
間違えた表現が修正されたり指摘されたりすることもなく多くの人によって長く使われることもあります。
これによって「文法的に正しくないが、一般的に使用されている」というような扱いになる表現が多くなることも予想されます。
言葉は生き物です。ゆっくりかもしれませんが、言葉が変わり続けていることは確かなのです。