[高校] ▢ tap と bug「盗聴」「盗聴する」 ※ スパイ映画などを観ると、よく聞く単語になります。 ▢ tap [tǽp]「盗聴, 傍受, 盗聴器」「盗聴する、傍受する」 ※ tap には、他に「(水道・ガスなどの) 蛇口」などの意味もあります。 いざ「水道水」を英語で言おうとすると何と言っていいか出てこないと思いますが、tap water と言います ▢ 例文 ・put a tap on the suspect’s telephone 容疑者の電話を盗聴する ・tap a telephone (wire) 電話を盗聴する ・put taps on a home telephone 家庭用の電話に盗聴器を仕掛ける
[高校] ▢ overhear と eavesdrop 「立ち聞きする」 ▢ overhear [òuvərhíər]「<会話など>をふと耳にする」「(偶然) 聞いてしまう」 ※ overhear は、意識してというより「偶然会話などを聞いてしまう」という意味になります。 ▢ 例文 ・I overheard her talking about him. ・私は彼女が彼のことについて話しているのをふと耳にした. ※ overhear+[人]+[動詞の -ing形] ⇒ hear+[人]+[動詞の -ing形]と同じです ⇒ コチラ ・I overheard him saying so. ・彼がそう言っているところを偶然に聞いた. ・I overheard a conversation in a bus between three young girls. ・バスの中で若い 3人の女性の会話をふと耳にした
[高校] ▢ simper [símpər]「 にたにた笑う, 間のぬけた(作り)笑いを浮べる」 ・・The maid lowered her chin and simpered. ・・そのお手伝いはアゴを下げてにたにた笑った ・・Lucy simpered at him as she spoke. ・・ルーシーは話ながら彼に間の抜けた笑いを浮かべた
[高校] ▢ chuckle [tʃʌkl]「 (おかしくて)くすくす笑う, (満足そうに)含み笑いをする, 独り笑いする」 ・・They chuckled at the child’s efforts to walk. ・・その子が懸命に歩こうとしているのを見て面白がった ・・She just chuckled. ・・ただくすくす笑っただけだった
[高校] ▢ giggle [ɡíɡl]「くすくす笑う」 ・・The children giggled. ・・子供たちはくすくす笑った ・・She giggles at everything. ・・何を見てもくすくす笑う ・・Stop giggling like a child! ・・子供のようにくすくす笑うのはやめろ
[高校] ▢ smirk [sməːrk]「にやにや [にたにた] 笑う」 ・He smirks at me whenever he sees me.「彼は私を見るといつもにやにやする」 ・He smirked at her.「彼女ににたにた笑いかけた」 ※ smirk at [人]「[人を見て] にたにた笑う」 ※ [前置詞] at ⇒ コチラ
[高校] ▢ grin [ɡrín]「(歯を見せて)明るくにこやかに笑う」 ・・The dog grinned at her. ・・犬は彼女に歯をむいてうなった ・・She grinned at me, her eyes sparkling. ・・彼女は瞳を輝かせて私ににこっと笑いかけた ・・※ grin at [人]「[人]に笑いかける」 ・・※ [前置詞] at ⇒ コチラ
▢ 教科書の例 ・Jimmy looked at Susan and smiled sadly. ③ L-07 ・ジミーはスーザンを見て、悲しげにほほえみました。
▢ 他の例 ・The baby smiled at me. ・赤ちゃんが私を見てにっこり笑った. ・※「[人]に微笑む」は smile at [人] ・※ [前置詞] at ⇒ コチラ ・He smiled to himself. ・彼はひとりほほえんだ ・He walked along the street smiling to himself. ・ひとりほほえみながら通りを歩いた ・※ smile to oneself「ほくそえむ,ひとりで笑う」 ・※「独り言を言う」の speak to oneself と同じイメージです。 ・※ oneself … [再帰代名詞] ⇒ コチラ
[高校] ▢ stretch [strétʃ]「<ゴムなどを>引っ張る」「<体・手足・翼などを>いっぱいに伸ばす」 ▢ stretch の例文 ・stretch a rubber band ・ゴムバンドを引っ張って伸ばす ・stretch a pair of leather gloves ・(指に合うように)革手袋を引っ張って広げる
▢ 教科書の例 ・He ran into a hole in the ground and disappeared. ① L-09 ・彼は地面の穴の中へと走って行って見えなくなりました。 ・During the summer and fall, a great continent appeared and disappeared. ② 付録 ・夏と秋の間、大きな大陸が現れては消えていきました。 ・※ during…「~の間」 ⇒ コチラ ・Why did they disappear? ② 付録 ・なぜ彼らは絶滅したのでしょう。 ・※ why … [疑問詞] ⇒ コチラ ・I am very shy and quiet, but once on the court, the shyness disappears. ③ L-07 ・私はとても内気で物静かですが、いったんコートに立つとその内気さは消えうせます。
▢ drag の例文 ・drag a table over to the door ・テーブルを戸口まで引きずる. ・I was dragged to the party. ・パーティーに引っ張り出された ・I dragged my reluctant son to the dentist. ・私はいやがる息子を歯医者に引きずって行った ・※ reluctant [rilʌktənt]「気乗りしない, 気の進まない, しぶしぶの」 ⇔ willing ・※ reluctant / willing は、高校で覚えたい単語です。
▢ 単語の輪を広げよう ● drug [drʌɡ]「薬, 薬品, 薬剤, 薬物」 ※ drug の u の発音[ʌ] ⇒ コチラ ※ drug は ドラッグストアの drug です ・ ▢ 引く関連の単語・熟語 ⇒ コチラ
▢ 教科書の例 ・They thought Japanese never laughed. 彼らは、日本人は決して笑わないと思っていました。 ※ thought は think の過去形: 変化 ⇒ コチラ / thought の発音 ⇒ コチラ ・To continue spreading laughter all over the world. 引き続き世界中に笑いを広げていくことです。 ※ laughter は laugh の名詞形 ※ continue ⇒ コチラ ※ all over the world「世界中」= around the world
[ 高校 ] ▢ put off「延期する, 遅らせる」 ※ put off には、他の意味もあります。 ※ 「脱ぐ」はput off ではなく take off です。…「身に着ける」が put on なので「脱ぐ」を put off と勘違いしやすいです⇒ コチラ ▢ put off の例 ・Never put off till tomorrow what you can do today. (<諺> 今日できることを明日に延ばすな)すな) ※till = until「~までずっと」⇔ by「~までに」 / what = the things which ・The game was put off due to the rain. (試合は雨のため延期された) ※ due to = because of ▢ 覚え方 「延期する」のは、もともと予定していた日を少し離れた日(off)に置く(put)といイメージでしょうか … イラストとイメージで覚えてください
▢ 単語の輪を広げよう ① ※「脱ぐ」は take off、「延期する」は put off、「中止する」は call off = cancel ● takeoff「中止する」 ・Could you take off your shoes before you come in? 靴を脱いでから入っていただけませんか ● calloff「中止する」 ・The baseball game was called off because of rain. (野球試合は雨のために中止された) ※ putoff は「延期する」、put out は「(火を)消す(= extinguish)」 ● put out「(火を)消す」… 覚え方など ⇒ コチラ ・Fire fighters were able to put out the fire in an hour. 消防士たちは1時間で火事を消し止めることができました ※ was able to = managed to / in an hour の in は「~したら、~後に」
▢ 単語の輪を広げよう ② 「…を延期する」関連の単語です ● postpone [poustpóun]「…を延期する」 ・We postponed our meeting for a week. (集会を 1 週間延期した) ・Let’s postpone our meeting until next Thursday. (会議を来週木曜日まで延期しましょう) ・The match had to be postponed. (試合は延期しなければならなかった) ● delay[diléi]「…を延期する」「遅らせる」 ・The mail was delayed by the heavy snows. (郵便物は大雪のため遅れた) ・We were delayed by the heavy traffic. (交通渋滞に巻き込まれて遅れた) ・
▢ 教科書の例 ・After Sadako died, it was difficult for her friends to accept her death. ③ L-04 ・禎子さんが亡くなったあと、彼女の死を受け入れることは彼女の友人たちにとって困難でした。 ・※ after+[主語]+[動詞] …[接続詞] ⇒ コチラ ・※ it is … for [人] to ~ ⇒ コチラ ・※ die [動詞] ⇔ death [名詞] ※ death の ea の発音 ⇒ コチラ ・Jimmy asked her to marry him, and she accepted. ③ L-07 ・ジミーは彼女に結婚を申し込み、彼女は受け入れました。
● [前置詞]「~を」は、いる? / いらない? 「何かを聞く」時、 ・hear の中には「~を」が含まれているので[前置詞]は不要です。 ・listen には「聞く」と言う意味しかないので、「~を」に当たる[前置詞]の to が必要になります。 ★ 下記の例を観れば hear と listen の違いが分かりやすいかと思います。 ・I heard them talking, but I didn’t really listen to their conversation. 私は彼らが話しているのが聞こえたが、彼らの会話を聞いていたわけではなかった)。 ※ conversation: 「会話」 ※ hear [人/物]+[動詞の –ing形] 「~しているのが聞こえる」⇒ コチラ ・Listen carefully, please. – Could you speak louder? I can’t hear you very well. (注意して聞いてください。-もう少し大きな声で話してくださいますか。なんと言っているかあまり良く聞こえません) ※ hear / listen to+[人] …「[人]の言うことを聞く」⇒ コチラ ・I didn’t hear the phone because I was listening to the radio. 私はラジオを聞いていたので電話が聞こえませんでした ※ the つける / つけない? 「ラジオを聴く」は listen to the radio と the が必要です。 「TVを観る」は watch TV と TVの前に the はつけません。 ※ [冠詞] と呼ばれる a /an / the を正しく使うことはは英文法の中でも難しいものの一つです … 詳しくは ⇒ コチラ
▢ 単語の輪を広げよう ● 意識して行う動詞に look at (~を見る)/ watch (~を観る)/ listen to (~を聞く) ● 意識しないで行う動詞には、see (~が目にはいる)/ hear (~が聞こえる)等があります。 ▢ 例文: ・He looked up at the sky and saw a plane flying. (空に目を向けると飛行機の飛んでいるのが目に入った) ・She tried not to listen, but she heard. (聞くまいとしたが聞こえてしまった) ※「~を見る」look at / see / watch の使い分け⇒ コチラ
▢ 「~を見る」look at / see / watch □ look at / see / watch には「~を見る(観る)」という意味があります。 ● 「(~を)見る」の look / see / watch は [動詞] という[品詞]に分類されます。 ※ [動詞] の説明 ⇒ コチラ ▢ ポイント 1 「~を」は含まれているの? [動詞] には、その中に「~を」という意味が含まれているものと、含まれていないものがあります。 ● look / see / watch の中で 「~を」という意味が含まれている[動詞] : see / watch 「~を」という意味が含まれていない[動詞] : look ※ look には「~を」が含まれていないので、「~を見る」と言う時は、「~を」に当たる[前置詞] at をつける必要があります。 ただ単に、「見て!」という時は Look! でいいですが、 「あの鳥を見て!」という時は、Lookat the (that) bird! と 「~を」にあたる at が必要になります。 ※ see / watch には「~を」いう意味が含まれているので、 I watched. というと「私は、を観た」という意味・響きになり、不自然になります ⇒ watch の後ろに「何(を)」という言葉が必要になります。 「でも、 I see. とか言う英語をよく聞くよ」と気づいた人はすごいです。確かに、I see. という言い方はありますが、 この場合の see は「を見る」という意味ではなく、理解する(= understand) という意味で使っています。 ・I see. = 「わかりました。なるほど」③ L-02 look at / see / watch は基本的な[動詞] のため頻繁に見かけるとになります。 見かけるたびに少し意識するぐらいで、「at がいるのかどうか」は分かるようになると思います。
▢ ポイント 2 [look at / see / watch の違い・使い分け] ■ 次の3つの文の意味の違いは何でしょう。 ・Tom looked at the bird. ・Anne saw the bird. ・My father watched the bird. ※ 3つとも過去の文です。 ※ look と watch は[規則動詞] … 説明は コチラ ※ see は[不規則動詞] (see ⇒ saw ⇒ seen ) … 説明は コチラ
●上の例文に物語を作るとするとこんな感じでしょうか。 Mika が飼っていた珍しい黄色のインコが逃げてしまいました。Tom と Anne が公園を一緒に歩いていると、 その逃げたて来たと思われる黄色いインコを Anne が見かけました (Anne saw a bird)。 Anne は指を指してその鳥のことを Tom に教えてあげました(それで Tom はその鳥を見ました Tom looked atthe bird)。 少しすると、その鳥は川の方に飛んでいってしまいました。 河原ではちょうど私の父が趣味のバードウォッチングをしていて、そこに公園の方から黄色い鳥が飛んできて近くの木にとまりました。 父はその珍しい鳥を観察しました(watched)とさ。 おなじ「見た」ですが、それぞれの人がその状況が違うので、こんな感じで3つの動詞を使いわけます。 めでたし、めでたし。
※ただし、movie (映画)を観る時は、see も watch も両方使います。 「映画を観る」と言う時に使う see と watch の使い分けはありますが、 中学では『「映画を観る」時は see も watchも両方使える』ぐらいに覚えてください。 実際、教科書でも映画を観る時は see と watch の両方の単語が使われています。 下のScreen shot は、映画「天気の子」のレビュー(感想)です(アメリカのAmazonより拝借)。see も watch も使われています。 違いについては、高校の分類で紹介するつもりです(意外に複雑で、ネイティブの人でも使い分けていたとしても説明できる人は少ないかもしれません)。 ▢ 教科書の例 ・I saw a movie. (私は映画を観た) ① L09 ・I’m going to see a movie. (私は映画を観るつもりだ) ② L03 ・When I was a child, I liked to watch movies about robots. (子供の時、私はロボットの映画を観るのが好きでした) ② L06 ・I’m going to watch a movie. (私は映画を観るつもりだ) ③ L07 ※ be going to は will とほぼ同じ。「~するつもり」 実際にはwill と be going to は使い分けています。中学では詳しく勉強しないので、興味がある人は ⇒ コチラ
※ the つける / つけない? 「TVを観る」は watch TV と TVの前に the はつけません。「ラジオを聴く」は listen to the radio と the が必要です。 [冠詞] a /an / the は英文法の中でも難しいものの一つです。適切な[冠詞]を選ぶのが難しいものもありますが、 「TVを観る」「ラジオを聴く」のように決まっているものもあります。 一つずつ覚えていきましょう。全てことに理由があると思いますが、「TVを観る」「ラジオを聴く」に the が必要・不必要については、 興味があれば調べてみるのもいいかもしれません。 ラジオやTVが世の中に登場した当時にまでさかのぼらないとわからないかもしれません。 ただこの場合は理屈で覚えるより、watch TV / listen to the radio と覚えてしまった方が合理的だと思われます。 また、the を間違えてつけても、付け忘れても大きな問題にならないことが多いので、少しずつ覚えて行けばいいです。 ※ [冠詞](高校)… 興味があれば ⇒ コチラ
・ ▢ 単語の輪を広げよう ● look look には 大切な熟語 ( look+[前置詞]など) がいくつかあります(例: look for …「を探す」)。 熟語は知らないと全く意味が分からない場合があります。 たとえば、take という単語も up という単語も知っていても take up という熟語の意味は分かりません。 (ちなみに take up という熟語は教科書では出てきません) ※ take up … 興味があれば ⇒ コチラ ※look を含む熟語は少し力を入れて覚えましょう。 ※ look を含む熟語 ⇒ コチラ ● see さて、see と sea と she の発音は同じでしょうか。違うでしょうか。 違うとすれば、どう違いますか? see と sea と she の発音 ⇒ コチラ ● see には「を見る」という意味の他に「~に会う」という意味があります。 「会う」という意味の別な単語に meet があります。 また、meet と同じ発音の meat の意味は何でしょう? [同音異義語] see と meet の違いは何でしょう (※meat の意味も同じ記事に記載しています) ⇒ コチラ ● [興味があれば] see と see の過去形をつないだ seesaw [síːsɔː] って何? ※答えは、このページの一番下 ● watch [wɔtʃ][ウォッチ]: 「a」につられて「ワッチ」と発音しないでね! ※「wa-」[オ系] /「wo-」[ア系] の発音 ⇒ コチラ ● watch には他に、「腕時計(名詞)」という意味もあります。 ※ちなみに「掛け時計・置時計」は clock [klɔk]
※[あくまでもご参考情報]
中学では(興味のある場合以外は)[自動詞]・[他動詞]については覚えなくてもいいです
「~を」が入っている動詞を[他動詞]、入っていないものを[自動詞]と呼ぶことがありますが、「look は[自動詞]」という覚え方はしない方がいいです。 高校で紛らわしい[動詞]を勉強しますが、その場合でも、「raise は他動詞」というような覚え方はしないで、必要な場合は、簡単な例文で覚えてください。 個々の単語と[自動詞][他動詞]を結びつける必要がない理由を次の「たとえ」で説明します。最初に「see は[不規則動詞]」とは覚えません。 変化を see ⇒ saw ⇒ seen と覚えていきます。これは、主な[動詞]に関してはそれぞれの変化を覚える必要があるからです。 忘れた場合は、辞書や教科書の一覧などで確認します。その時も、個々の[動詞]と規則・不規則という言葉をつないで覚えることはしません。 see が[不規則動詞]だということを知っていても、その変化を覚えていなければ、あまり意味がありません。 逆に[動詞]がどういう変化をするのか知っていれば、もし誰かに聞かれたとしても、その変化を教えてあげればいいだけです。 [自動詞]や[他動詞]も、これによく似ています。授業や参考書などで[自動詞]や[他動詞]の説明があった場合に、何を言っているのか理解する必要はあります。 ただ個々の単語を[自動詞]や[他動詞]という言葉とつなげて覚える必要はありません。 それよりも、完全な文でなくてもいいので、簡単な例文、例えば The sun rises. (太陽が昇る) / Raise your hand! (手をあげて) のよう例文で覚えたほうが実際に役に立ちます。 ・