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熟語

▢「ついに, やっと, ようやく, とうとう」を表す3つの言い方
  3つの言い方とも「最後」を表す語 final / last / end が含まれています
 
finally [fáinəli]
 ※ finally には「ついに、とうとう」と言う意味の他に「最後に」という意味があります。
 これは、「最初に…」「二番目に」…「最後に」と順番に話す時などに使われます。
 ・Finally, I want to talk with Japanese-Brazilians. ③ L-05
  最後に、ぼくは日経ブラジル人の方々と話しをしてみたいです。

at last
 ※ last には「最後の」という意味と「最近の」「この前の」という意味があります。
  last week「先週」/ last month「先月」/ last year「去年」⇒ コチラ
 ※ at がつく熟語 ⇒ コチラ

in the end
 ※教科書には登場しません ⇒ 高校で学びます
 [ご参考] Don’t worry; it will come out all right in the end. (心配するな, 最後はうまくいくから)

 ▢ 教科書の例
 ・Finally his dream came true. ③ L-01
  ついに、彼の夢は実現しました。
  ※ come true 「本当になる、実現する」
 ・Finally they changed the law. ③ L-06
  ついに彼らは法律を変えたのです。
  ※ law [lɔː]「法律」 / low [lóu] 「低い」
   raw [rɔː]「生の」/ row [róu]「列」「こぐ」⇒ コチラ
 ・Finally his windmill was ready. ③ L-07
  ついに彼の風車の準備ができました。
 ・At last Peter arrived at his home. ② L-02
  ついにピーターは家に着きました。
  ※ arrive at ⇒ コチラ
 ・At last I got to the baby. ② L-08
  ついに、私は赤ちゃんのところに着きました。
  ※ get to ⇒ コチラ
 ・His family had electricity at last. ③ L-07
  彼の家族はついに電気を手に入れたのでした。
 ・“I’ve got him at last," he thought. ③ L-07
  彼は、「とうとう見つけたぞ」と思いました。

 

熟語

▢ at で始まる主な熟語に次の4つがあります。
※ 高校では他の熟語も学びます。
at first (最初のうちは)
at last (ついに/とうとう)
at least (少なくとも)
at once (すぐに)

教科書の例
at first (最初のうちは)
※「(まず)最初に」と順番を言う時には at first は使いません [First / First of all などを使います]。
At first, I asked my daughter to help me with the e-mail. ③ L-07
最初のうちは、私は娘にEメールを読むのを手伝うように頼みました。
At first this looks like a good thing. ③ L-07
はじめは、これはよいことのように見えます。
※ look like ⇒ コチラ

at last (ついに/とうとう)
※「ついに、とうとう」を表す3つの言い方 ⇒ コチラ
At last Peter arrived at his home. ② L-02
ついにピーターは家に着きました。
At last I got to the baby. ② L-08
ついに、私は赤ちゃんのところに着きました。
・His family had electricity at last. ③ L-07
彼の家族はついに電気を手に入れたのでした。
・"I’ve got him at last," he thought. ③ L-07
彼は、「とうとう見つけたぞ」と思いました。
※ arrive at = get to 「~に着く、到着する」⇒ コチラ

at least (少なくとも)
※ least は little の最上級形
・At least 130,000 people died by the end of the year. ③ L-04
少なくとも13万人の人々がその年の終わりまでに亡くなりました。
※ by 「~までに」⇔ until 「~まで(ずっと)」

 at once (すぐに) 
・Visitors to Beppu will understand that at once. ② L-08
別府を訪れた人は、すぐに理解するでしょう。

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at で始まる他の熟語の例 (高校で学びます)
中学では覚えなくてもOKです

at large (逃走中で)
at best (せいぜい/よくても)
at most (せいぜい/多くて)
at random (でたらめに/ でまかせに)

単語

「~に着く」「~に到着する」を表す3つの言い方
1⃣ arrive at / arrive in
2⃣ get to
3⃣ reach [ríːtʃ]
 
ポイント
  arrive の覚え方 ⇒ コチラ
  黒色の単語 reach は NEWCROWNには出てきませんでしたが、 Here We Go! には登場します。
  get to は3つの言い方で一番カジュアル (くだけた言い方 / かしこまっていない言い方 / 日常会話などでよく使われます)
   都立高校入試問題などを見ると、get to は、友達同士の会話文の中でよく見かけます
  ▢ 2023年度(2023年02月実施)の都立高校入試問題ではリスニング問題の質問の中で get to が使われています。
   ※ get to を聞いた時に、意味が分からないと、残りの部分を集中して聞き取れない可能性もあります。
   ※ リスニングの対話の中では get here という形で出てきています。
  ▢ 下記は都立高校入試問題より抜粋
   ・Misa got information about how to get there and explained it to Ellen.
    ミサはそこへの行き方についての情報を手に入れ、それをエレンに説明しました。
    ※ 後ろの get there が「そこに着く」「そこに行く」という意味で使われています。
    there など「~」が含まれる語と一緒に使うと「~」にあたる to が省かれるので、見慣れていない人は注意が必要です。
    ※ explain「説明する」⇒ コチラ
  go to と get to の違いの説明は ⇒ コチラ
 

  1⃣ 2⃣ 3⃣の3つの言い方には「~」という意味が含まれています
   [前置詞] at / in がない arrive の意味は「着く」「到着する」~に」が入っていません
   He arrived. 「彼は到着した」とは言えますが、
   He reached. 「彼は~到着した」は不完全なので、reached の後に場所などが必要です。
   reach の中に「~に」という意味が含まれているため、He reached.は「彼は~着いた」という意味になります。
  それでは「~へ」「~に」が含まれている here [ここに/ここへ] などと一緒に使う時はどうしましょうか?
   here などには「~へ」「~に」が含まれているので動詞の後ろにある at などの[前置詞]は不要です。
   次の例で [前置詞] が使われていないことを確認してみてください。
   ※ 「~に」「~へ」「~で」は含まれる? ⇒ コチラ
  例文
  ・I arrived here two years ago. (私はここに2年前に来た)
  ・I arrived home at six. (6 時に帰宅した)
  ・He told me how to get there. (私にそこへの行き方を教えてくれた)
  get home from work (会社から帰宅する)
   get home は「家に着く」で「家を手に入れる」という意味ではないので注意が必要です。
 
  arrive atarrive in の違い
  arrive at … 狭い場所に到着する場合、例えば日野駅: Anne arrived at Hino Station.
  ・arrive in … 広い場所に到着する場合、例えば東京: Tom arrived in Tokyo.
   ※新幹線で到着する時のことを考えると東京と言っても広いので、東京に入った時点で「東京に着いた」と言うことができます。
   ※ いろいろな状況を考えると arrive at の方がよく使われます。
 

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教科書の例
・At last Peter arrivedat his home. ② L-02
 ついにピーターは家に着きました。
 ※ at last「ついに、とうとう」 ⇒ コチラ
・Well, how can I get to Ikuta Shrine? ② L-01
 あの、生田神社にはどう行けばいいですか。
・When I got to the village, the field was silent. ② L-08
 私が村に着くと、野原は静かでした。
 ※ when …「~の時」[接続詞] ⇒ コチラ
・At last I got to the baby. ② L-08
 ついに、私は赤ちゃんのところに着きました。
 ※ at last「ついに、とうとう」 ⇒ コチラ
・Excuse me. Could you tell me how to get to the castle? ③ L-01
 すみません。お城への行き方を教えていただけませんか。
 ※ Could you~?「~していただけますか」…[依頼文] ⇒ コチラ
・ It reached Mars in 2018. 3⃣ U-04
 2018年に火星に到着しました。
 ※ It は Insight (インサイト) という名前のロボットのことです。

 
単語の輪を広げよう (reach)
 REACH という歯ブラシがあります…歯ブラシが奥歯まで「届く」という意味で名付けたようです。
  家にない場合は、無理に買う必要はありませんが、お店に立ち寄った時に確認してみましょう。
  近くのお店で見かけない時は、少し大きめのディスカウントショップならあるかもしれません。

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reach [ríːtʃ] の発音。下線部が同じ発音の単語を集めました。
 ▢ each [íːtʃ] 「それぞれの」 each other ⇒ [重要熟語]「お互い(を、に)」
 ▢ beach [bíːtʃ]「砂浜」
 ▢ peach [píːtʃ] 「モモ」
 ▢ search [səːrtʃ]「調べる, 調査する」
 ・We must help each other. 「私たちはお互いに助け合わなければならい」③ L-01

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熟語

 2021年07月15日に本パージを全面改訂しました。
look を含む熟語
 ※ ここでは下記の熟語を紹介しまています。
  青色の熟語はこのページに説明があります。茶色の熟語は、リンク先を参照ください(主に単語帳の項目に説明があります)
 
 look for「~を探す
 look forward to「~を楽しみに待つ」「~を楽しみにする
 look after [高校]「世話をする」… 詳しくは ⇒ コチラ
 look up / look into [高校]「調べる」… 詳しくは ⇒ コチラ
 look up to [高校]「仰ぎ見る, 尊敬する」… 詳しくは ⇒ コチラ
 look down on [高校]「軽蔑する, 見下す, ばかにする」… 詳しくは ⇒ コチラ
 look over [高校]「~にざっと目を通す」[準備中]
 look back on [高校]「~を回想する」[準備中]
 look like「~のように見える」(教科書末尾の[単語の意味]に記載)
 look at「~を見る(教科書末尾の[単語の意味]に記載)コチラ
 
look for「~を探す
 
探す」時は、いろんなところを4回ぐらい見るものです。
  見る … look  / 4 … four ⇒ for look for で「探す

 ※ちなみに、「〇〇回」の言い方
  1回 : once [wʌns] ※once には「かつて」という意味もあります
  2回 : twice [twáis] ※TWICE は、2015年に韓国で結成された多国籍のアイドルグループ
  3回 : three times
  4回 : four times
     ※3回以上はの言い方は ▢▢ times
 
 「調べる」関係の単語・熟語 ⇒ コチラ
 
 教科書の例
 ・When Peter was looking for parsley, he saw Mr McGregor. ② L-02
  ピーターがパセリを探しているとき、彼はマクレガーさんを見ました。
 look for a job ③ L-07
  仕事を探す
 
  単語の輪を広げよう
  「探す」 ⇒ 「見つからない」⇒「あれ、見つからないなぁ」 ⇒ 「あっ、やっと 見つかった」
  やっととうとう」: at last / in the end / finally … 詳しい説明は ⇒ コチラ
  見つける」: find [fáind] ⇒ 過去 found [fáund] ⇒ 過去分詞 found
   find は 重要単語です。look for が出てきたら、合わせて find も思い出すようにしましょう。また、find の過去・過去分詞系の found とともに覚えましょう
 
look forward to +[名詞] または [動名詞]「~を楽しみに待つ」「~を楽しみにする」
 look forward to の後ろには [名詞] 又は [動名詞] が来ます。
  look forward to の to を[不定詞]と間違える場合が多いので注意が必要です。
  ※ [不定詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ [動名詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
 「~を楽しみに待つ」「~を楽しみにする」 … は下のようなイメージでしょうか。
 ① look forward は「前を」「見る」。どういう「前」かと言うと時間的な … つまり「未来」 のことです。
   ⇒ 「楽しみにする」というのは「未来を見る」こと。
 ② 何に対して楽しみかは 「to ▢▢」で示します
 ③ look forward to ▢▢ で「▢▢を楽しみにする」
  ※ サッカーなどで FW (forward フォワード) と呼ばれるポジションは一番(相手のゴールに近いところ)にいてゴールすることを期待される選手です。

 教科書の例
 ・I look forward to your e-mail.
  私はみなさんのEメールを楽しみにしています。
 ・So I look forward to working at your shop.
  だから、あなたのお店で働くことを楽しみにしております。
 
 補足説明
  look forward to は、手紙や Mail のやり取りや挨拶の最後に使われる定番の熟語です。
    ⇒ 都立高校入試の問題文によく使われています。回答に記入するというより、問題文の中でよく見かける表現です。
      自分で使わなくても look forward to を見かけたら、最低「楽しみにする」を思いだしましょう!
 
  ② look forward to を進行形にすることも可能です。
   ※ 進行形にすると友達とのやりとりなど少し砕けた感じになります。ビジネスの文書などで進行形を使うことはまずありません。
  ・I look forward to ~
  ・I am looking forward to ~
 
  ③ look forward toto は[前置詞]です ⇒ [前置詞]の後ろは[名詞]または[動名詞]がきます。
   [名詞]が来る例 : I look forward to the party.
           パーティを楽しみにしています
   [動名詞]が来る例 : I am looking forward to seeing you soon.
            すぐに君に会えるのを楽しみにしています
 
look at「~を見る」 
※ 熟語ではないと思うのですが、教科書の最後の「単語の意味」の欄に載っていたため、一応紹介しておきます。
  詳しい説明は別な項目でしています ⇒ コチラ
 
look like + [名詞] 「~のように見える
 熟語ではないと思うのですが、教科書の最後の「単語の意味」の欄に載っていたため、いちおう紹介・説明いたします。
 look には、①「見る」とい意味がありますが、
  ここでは、 ②「~に見える」という意味で使わわれています。
 like には
  ①「~が好き」[動詞]という意味と、
  ②「~のような」[前置詞]という意味があります。
   look like の like は、上の② の意味で使われています。
   like は、[前置詞] (名詞の前に置く品詞) なので、その後には[名詞]が来ます。
 
 ※ 実は「~に見える」と言う言い方には2通りあります。
  上で紹介している
  A : look like + [名詞]
  B : look + [形容詞] です。

    ※ A は上で説明している形になります
    ※ 二つの形を例文などで覚えておきましょう。
 
   A : He looks like a hero. 「彼はヒーローのように見える」

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   B : She looks happy. 「彼女はうれしそうだ」「彼女は幸せそうだ」
    ※この文の look は 「be 動詞と置き換えできる 動詞」の仲間になります。
     She is happy. 「彼女は幸せです」⇔ She = happy
    「be 動詞と置き換えできる 動詞」⇒ コチラ [準備中]

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 ●下記は教科書に出てくる [動詞]+[形容詞] / [動詞] like [名詞] の例

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単語

▢ 「~を見るlook at / see / watch
□ look at / see / watch には「~を見る(観る)」という意味があります。
 ● 「(~を)見る」の look / see / watch は [動詞] という[品詞]に分類されます。
  ※ [動詞] の説明 ⇒ コチラ
ポイント 1」は含まれているの?
 [動詞] には、その中に「」という意味が含まれているものと、含まれていないものがあります。
 look / see / watch の中で
  「~」という意味が含まれている[動詞] : see / watch
  「~」という意味が含まれていない[動詞] : look
  look には「~を」が含まれていないので、「~を見る」と言う時は、「~」に当たる[前置詞] at をつける必要があります。
   ただ単に、「見て!」という時は Look! でいいですが、
   「あの鳥を見て!」という時は、Look at the (that) bird! と 「~を」にあたる at が必要になります。
  see / watch には「~を」いう意味が含まれているので、
   I watched. というと「私は、観た」という意味・響きになり、不自然になります ⇒ watch の後ろに「何(を)」という言葉が必要になります。
   「でも、 I see. とか言う英語をよく聞くよ」と気づいた人はすごいです。確かに、I see. という言い方はありますが、
   この場合の see は「を見る」という意味ではなく、理解する(= understand) という意味で使っています
   I see. = 「わかりました。なるほど」③ L-02
   look at / see / watch は基本的な[動詞] のため頻繁に見かけるとになります。
   見かけるたびに少し意識するぐらいで、「at がいるのかどうか」は分かるようになると思います。

ポイント 2 [look at / see / watch違い使い分け]
 次の3つの文の意味の違いは何でしょう
  ・Tom looked at the bird.
  ・Anne saw the bird.
  ・My father watched the bird.
   ※ 3つとも過去の文です。
   lookwatch は[規則動詞] … 説明は コチラ
   see は[不規則動詞] (see ⇒ saw ⇒ seen ) … 説明は コチラ

  
 
違いを簡単にまとめてみました

   lookwatch は「意識して見る」時に使い、
  see は、無意識というか、自然に視界に入ってきて見えるような時に使います。
  〇 同じ「意識して見るでも」 look は短い時間watchは長い時間見る時に使われます(bird watching バードウォッチング)。
   スポーツ観戦やTVなどは watch を使います。
 
 上の例文に物語を作るとするとこんな感じでしょうか。

 ●上の例文に物語を作るとするとこんな感じでしょうか。
   Mika が飼っていた珍しい黄色のインコが逃げてしまいました。Tom と Anne が公園を一緒に歩いていると、
  その逃げたて来たと思われる黄色いインコを Anne が見かけました (Anne saw a bird)。
  Anne は指を指してその鳥のことを Tom に教えてあげました(それで Tom はその鳥を見ました Tom looked at the bird)。
  少しすると、その鳥は川の方に飛んでいってしまいました。
  河原ではちょうど私の父が趣味のバードウォッチングをしていて、そこに公園の方から黄色い鳥が飛んできて近くの木にとまりました。
  父はその珍しい鳥を観察しました(watched)とさ。
  おなじ「見た」ですが、それぞれの人がその状況が違うので、こんな感じで3つの動詞を使いわけます。
  めでたし、めでたし。
 
  

 ※ただし、movie (映画)を観る時は、seewatch も両方使います
 「映画を観る」と言う時に使う seewatch の使い分けはありますが、
 中学では『「映画を観る」時は seewatchも両方使える』ぐらいに覚えてください
 実際、教科書でも映画を観る時は see と watch の両方の単語が使われています。
 下のScreen shot は、映画「天気の子」のレビュー(感想)です(アメリカのAmazonより拝借)。see も watch も使われています。
 違いについては、高校の分類で紹介するつもりです(意外に複雑で、ネイティブの人でも使い分けていたとしても説明できる人は少ないかもしれません)。
 
教科書の例
 ・I saw a movie. (私は映画を観た) ① L09
 ・I’m going to see a movie. (私は映画を観るつもりだ) ② L03
 ・When I was a child, I liked to watch movies about robots. (子供の時、私はロボットの映画を観るのが好きでした) ② L06
 ・I’m going to watch a movie. (私は映画を観るつもりだ) ③ L07
  ※ be going to は will とほぼ同じ。「~するつもり」
   実際にはwill と be going to は使い分けています。中学では詳しく勉強しないので、興味がある人は ⇒ コチラ

the つける / つけない?
 「TVを観る」は watch TV と TVの前に the はつけません。「ラジオを聴く」は listen to the radio と the が必要です。
 [冠詞] a /an / the は英文法の中でも難しいものの一つです。適切な[冠詞]を選ぶのが難しいものもありますが、
 「TVを観る」「ラジオを聴く」のように決まっているものもあります。
 一つずつ覚えていきましょう。全てことに理由があると思いますが、「TVを観る」「ラジオを聴く」に the が必要・不必要については、
 興味があれば調べてみるのもいいかもしれません。
 ラジオやTVが世の中に登場した当時にまでさかのぼらないとわからないかもしれません。
 ただこの場合は理屈で覚えるより、watch TV / listen to the radio と覚えてしまった方が合理的だと思われます。
 また、the を間違えてつけても、付け忘れても大きな問題にならないことが多いので、少しずつ覚えて行けばいいです。

  ※ [冠詞](高校)… 興味があれば ⇒ コチラ

  

単語の輪を広げよう

 look
  look には 大切な熟語 ( look+[前置詞]など) がいくつかあります(例: look for …「を探す」)。
  熟語は知らないと全く意味が分からない場合があります。
  たとえば、take という単語も up という単語も知っていても take up という熟語の意味は分かりません。
  (ちなみに take up という熟語は教科書では出てきません)
  ※ take up … 興味があれば ⇒ コチラ
  look を含む熟語は少し力を入れて覚えましょう。
   ※ look を含む熟語コチラ
 see
  さて、see と sea と she の発音は同じでしょうか。違うでしょうか。
  違うとすれば、どう違いますか?
  see と sea と she の発音 ⇒ コチラ
  see には「を見る」という意味の他に「~に会う」という意味があります。
  「会う」という意味の別な単語に meet があります。
  また、meet と同じ発音の meat の意味は何でしょう? [同音異義語]
  see と meet の違いは何でしょう (※meat の意味も同じ記事に記載しています) ⇒ コチラ
 ● [興味があれば] see と see の過去形をつないだ seesaw [síːsɔː] って何?
  ※答えは、このページの一番下
 watch [wɔtʃ][ウォッチ]: a」につられて「ワッチ」と発音しないでね!
  ※「wa-」[オ系] /「wo-」[ア系] の発音 ⇒ コチラ
 watch には他に、「腕時計(名詞)」という意味もあります。
  ※ちなみに「掛け時計・置時計」は clock [klɔk]
  

  ※[あくまでもご参考情報]

 中学では(興味のある場合以外は)[自動詞]・[他動詞]については覚えなくてもいいです

「~を」が入っている動詞を[他動詞]、入っていないものを[自動詞]と呼ぶことがありますが、「look は[自動詞]」という覚え方はしない方がいいです。
高校で紛らわしい[動詞]を勉強しますが、その場合でも、「raise は他動詞」というような覚え方はしないで、必要な場合は、簡単な例文で覚えてください。
個々の単語と[自動詞][他動詞]を結びつける必要がない理由を次の「たとえ」で説明します。最初に「see は[不規則動詞]」とは覚えません。
変化を see ⇒ saw ⇒ seen と覚えていきます。これは、主な[動詞]に関してはそれぞれの変化を覚える必要があるからです。
忘れた場合は、辞書や教科書の一覧などで確認します。その時も、個々の[動詞]と規則・不規則という言葉をつないで覚えることはしません。
see が[不規則動詞]だということを知っていても、その変化を覚えていなければ、あまり意味がありません。
逆に[動詞]がどういう変化をするのか知っていれば、もし誰かに聞かれたとしても、その変化を教えてあげればいいだけです。
[自動詞]や[他動詞]も、これによく似ています。授業や参考書などで[自動詞]や[他動詞]の説明があった場合に、何を言っているのか理解する必要はあります。
ただ個々の単語を[自動詞]や[他動詞]という言葉とつなげて覚える必要はありません。
それよりも、完全な文でなくてもいいので、簡単な例文、例えば The sun rises. (太陽が昇る) / Raise your hand! (手をあげて) のよう例文で覚えたほうが実際に役に立ちます。

  

 <答え>

 seesaw [síːsɔː] 「シーソー」…発音のままじゃん!
 
「見る」関係の単語・熟語[高校]コチラ

副詞

「~に」「~へ」「~で」が含まれている単語
 例: here / there / where / abroad [əbrɔːd] ③ L-07 / home など 

説明
 ①「駅に行きなさい」という[命令文]を作ってみましょう。
  Go the station. と言うと、go…「行く」、station…「駅」なので「駅行きなさい」 という意味になります。
  意味はわかるので、何も言わないよりいいです。ただ「~に」「~へ」という言葉が 入っていないので不自然なヒビキです。
  そこで、「~に」「~へ」に当たる単語 to を加え、Go to the station. にすると「駅行きなさい」…と自然な英語に聞こえるようになります。
  to は[前置詞(ぜんちし)]という仲間になります … 前置詞の詳しい説明 ⇒ コチラ
  [前置詞]という用語はよく使う言葉なので、ぜひ覚えておきたいです。
  ※ ここでは the について何も説明しないで使っていますが、別途説明することにします ⇒ コチラ
 
  
 
 ② 上の説明で station は「駅」という意味で、その中に「~に」「~へ」という意味は含まれていません。
  一方、英単語の中には「~に」「~へ」が含まれているものがあります
  たとえば、here「ここ/ここ / there「そこ/そこ / where「どこ/どこ  / abroad「海外/海外/ home「家/家などです。
  「ここに来なさい」は英語では Come here. になります。
  here の中に「~に」「~へ」という意味が含まれているからです。
  Come to here. と言うと「ここへ来なさい」と」が2回入り、不自然なヒビキになります。(Come to here. … 意外と言いがちな間違いです)
  これらの単語には to にあたる「~に」「~へ」という意味が含まれていますが、「~から」にあたる from などの意味は入っていません
   ⇒ 「その駅はここから遠くない」は The station is not far from here. となります。
    ※ to 以外の[前置詞]は必要となります。
  ● 他の例文   「(それを)家に持って帰ろう」は Let’s take it home. [① L-04] と to は不要。
  「どこへ行ったの?」は Where did you go? (where に to が含まれているので to は不要 … [NG] Where did you go to?)
  「どの国に行ったの?」は What countries did you go to? (country に to は含まれていないので to が必要になります)
 
  
 
教科書の例

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Stay home. / Stay at home. について。
  ※Stay home. の記事 ⇒ コチラ
  home の中には、「~に」「~へ」にあたる to と「~で」にあたる at が含まれていると考えれば 「おうちにいよう」は Stay home. となります。
  home の中に「~で」に当たる at が含まれていないと考えれば「  おうちにいよう」は Stay at home. となります。 
   ※「Stay at home.  は主に英国で使われている」という情報を見かけることもありますが、英国でも Stay home. は使われます。
    どちらを使うかはその時の状況によるように思えます。Stay safe. と一緒に使うのであれば、ヒビキの関係で Stay home. の方が好まれて使われるように思えます。
    英語では(英語でも)、ヒビキというのが重要視されているように思えます ⇒ コチラ[準備中]

▢「~に」「~へ」が含まれるこれらの単語は[副詞]と呼ばれています 
 ※[副詞]にはいろいろな種類があり、使い方もさまざまです … 詳しくは コチラ
 ここで紹介している here などの単語を学校の授業や参考書などで[副詞]として説明することがあるため、[副詞]という扱いであることを紹介しておきます。
 (実際、辞書で調べると[副詞]の記号がついています)
 授業などで、これらの単語にういて[副詞]という説明があった時は、『「~に」「~へ」が含まれる単語 』と考えてください。
 「here は副詞なので前置詞の to は不要だぞ」…というような文法用語をいくつも使った言い方はわかりずらいためこのホームページでは使わないようにしています。
 ●あくまで余談です: 
 悲しいことに、世の中には文法用語を多用して、私が読んでも何を言いたいのか よく理解できない説明をされる方もいらっしゃいます。
 英語を勉強しているほとんどの人は 言語学者ではありません。文法用語の使用はなるべく少なくし、簡単な言い方で説明する方が多くの人にとってわかりやすいのではないかと考えています。
 とは言っても、学校の授業や参考書などである程度の文法用語が使われている以上、何も説明しないで避けて通るわけにもいかないのが現実です。 
 文法や文法用語の中には勉強する人のために使われているというより、教えやすいから…というような理由で使われているのではないかと疑わざるを得ないものもあります。
 文法用語を使うことが、教わる側が十分理解していることを前提に成り立っている場合、教わる側が説明を十分理解できていないことがあることには注意したいものです。
 教わる側が十分理解していないと思われる場合は、初めて学んだことではなくても、最初に説明するような形になるのは必要なことだと思っています。

参考情報
 つづりに関して   場所を表す単語 here / there / where にはすべて「here」 のつづりが含まれています。
 「聞こえる」という意味の hear と、場所を示す here は[同音異義語(どうおんいぎご)] と呼ばれています (発音が同じで、つづりと意味の違う単語のことです)。。
 同音異義語は、直接関係のない単語と単語をつなぎ、知っている単語の数を増やすのに有効なため、このブログでも時々紹介します。
 「知っている単語数」を増やすには、いろいろな単語に多く触れることが 良い方法です。「聞こえる」の hear には耳を表す ear のつづりが 含まれています。
 「聞こえるのヒアはどんなつづりだっけ」…というときに役に立つかもしれません。右と左の耳は近いので「近い」を表す near にも「耳」を表す ear が含まれています。

 [同音異義語] ⇒ コチラ

単語 (高校)

 ▢ 見た目が似ている単語 though / through / thought
 見た目が似ている3つの単語です。微妙につづりが違うだけなので、パッと見た時に同じように見えます
 高校入試の長文問題などで見間違えると、文章の意味が全くつかめないこともありえます。
 似た単語があり注意が必要」であることは最低覚えておきたいものです。
 
though [ðóu] : 「だけれども, だが」 … 意味は buthoweveralthoughと同じです。
 buthowever とは、文章で使う場所が異なります(下記資料参照)
 ●[比較] thoughbut を使った文の比較 … それぞれの位置に注目してください。
 彼はひどく疲れていたが、仕事をつづけた

 Though he was very tired, he kept working.
 ・He was very tired, but he kept working.
  ※ tired …-ed形の[形容詞] ⇒ コチラ
  keep -ing = keep on -ing = go on -ing「~し続ける」(教科書には keep -ing のみ登場)
 
through [Ѳrúː] : 「…を通り抜けて, …を貫いて, …を通して」
 ※ 日本語でも「ドライブスルー drive-through」「シースルー see through」
  「スルーパス through pass」「既読スルー」など 「スルー(through)」が使われています。
 
thought [Ѳɔːt] : think「思う」 の過去・過去分詞形
 ※ think の変化 ⇒ コチラ

 教科書での例
  ※[注意] though は3年生の後半で勉強するので、理解が不十分なまま高校入試に入る可能性があります。
 Though I could not speak much English, I never stopped trying to talk with the coaches. ③ L-07
  英語はあまり話せませんでしたが、コーチと話そうとすることは決してやめませんでした。(錦織圭の話)
 ・I passed through the field. ② L-08
  私は野原を進んで行きました。
 ・I thought that all children lived like this. ② L-08
  私は、子供たちはみんなこのように生きるのだと考えていました。。
 
※ [下記の表の補足説明] though のカタカナの発音は「ゾウ」になります。下記の絵で意味を覚えてください。

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※ NHKの「ちこちゃんに叱られる」を観る時は、英語のタイトルも注意して観てください。
  英語のタイトル: Don’t sleep through life! … 人生を通して寝るんじゃない! って意味になります。

単語の輪を広げよう
●「だけれども, だが」という意味での buthowever の違い
 however の方がかしこまった言い方。ビジネスなどで使われます ⇒ コチラ
 Sure. [了解] と Certainly. [かしこまりました] の関係に似ています ⇒ コチラ
 友達どうしには Sure. でいいですが、店員がお客さんに対しては、 Sure. よりCertainly. の方が使われます。
 
教科書 での however の例
However, some people climb the rock. ② L-05
 しかし、岩に登る人もいます。
However, it was not painted by a Japanese artist. ③ L-02
 しかしながら、それは日本の芸術家たちによってかかれたものではありません。

高校入試

▢ EX から始まる混同しやすい単語 explain / express / experience
 
explain: 説明する
 個別説明ページコチラ
 
express : 表現する、言いあらわす
 個別説明ページコチラ
 
experience: 経験経験する
 個別説明ページコチラ
 
 この3つの単語は、都立の高校入試の長文問題に必ず登場する三きょうだいです (中三の L2 までに教科書に登場)。
 この3つの単語は、高校入試では最低、書けなくてもいいので問題の中で見かけた意味がわかるようにしましょう。
 似ている単語の意味と取り違えたりすると文章を読んでいて首をかしげることにもなり、無駄な時間が過ぎていくかもしれないので注意が必要です。
 
下記の一覧に関する補足説明です
 ※ 一番上の枠にある planeplain は[同音異義語]…発音が同じで、つづりと意味が違う単語 ⇒ コチラ
 ※ 絵は planeplainplan の違いについて説明しています (explain)
 experience は絞り出した覚え方なのでお許しを <m(__)m>

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