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Here We Go 1

[中学] Here We Go! 1⃣ Unit 1 (P30)
 
Nice to meet you.「はじめまして」
 ※ 教科書だけではなく、テレビドラマなどの中などでもよく聞くフレーズです。
   よく聞くフレーズのため、理屈は後回しにして、 Nice to meet you.「はじめまして」…と、とにかく覚えてしまいましょう
   Nice to meet you. に関する説明は下記を参照してください。
 
・・・

・・・

▢ Nice to meet you. の説明 (ポイント)
 ※ 日本語では「はじめまして」と訳すことが多いですが、直訳は「あなたに会えて nice (すてき)です」となります。
 Nice to meet you. は、出会った時に使います2回目以降に会う時は Nice to see you (again). を使いますコチラ 2⃣ U-01
 ※ 教科書に登場した時点(Here We Go! 1年 U-01)では、1⃣ 単語以外は特に覚える必要はありません
 ※ まだ習っていない項目でも、興味がある場合は参考にしてください。それ以外は、習うタイミングで参照すればOKです。
 
1⃣ 単語
 nice [náis]「楽しい, 感じのよい, 快い, 快適な, 魅力のある, かわいい, すてきな」
  ※ 「ナイス・バッティング」など、日本語でも、「ナイス」は使いますよね。
 
 to [míːt]
  ※ to には、「~に, ~へ」という [前置詞] の働きもありますが、
   ここでは to +[動詞の原形] で [不定詞] として使われています
   [不定詞] は Here We Go! 2⃣ U-02 から学習します。
 
 meet [míːt]「と知り合いになる」「~と会う」
  ※ meet の詳しい説明は ⇒ コチラ
  ※ meet の変化: meet ⇒ met ⇒ met
  ※ meet と meat は同じ発音です[同音異義語] … 詳しくは ⇒ コチラ
  ※ [高校] meet には「<要求・期待など> を満たす, かなえる」という意味もあります ⇒ コチラ
 
2⃣ 省略: Nice to meet you. の前には It is が省略されています。
 省略しない文は It is nice to meet you. となります。
 It is は短縮して It’s とも言うことができます。
 ※ it は [代名詞] と呼ばれています。通常、[代名詞]は前に出てきた何かを指し示していますが。
  It is nice to meet you. の It は[形式主語](見た目の主語)と呼ばれています … 詳しくは ⇒ コチラ
  ※ [代名詞] の詳しい説明は ⇒ コチラ

※ Niceの代わりに happy / glad / pleased などが使われる場合があります。
  Happy to meet you. / Glad to meet you. / Pleased meet you. の場合、
   省略されているのは It is ではなく、 I am [= I’m] になります。
  It is nice to meet you. が「あなたに会えて nice です」と言っているのに対して
  I am happy/glad/pleased to meet you. は「あなたに会えて(私は)うれしいです」と言っています。
   glad [ɡlǽd] / pleased [plíːzd] を使うと happy よりかしこまった表現になります。glad は Here We Go! 2年生で登場します。
   ※ また3つの単語の違いは、happy man とは言えますが、glad man や pleased man とは言いません
    [名詞]の前に置かない[形容詞]の詳しい説明は[形容詞]の項目にあります ⇒ コチラ

3⃣ [不定詞]: to+[動詞の原形]
 Nice to meet you. が教科書に登場した時点では[不定詞]の説明はありません[不定詞]を学習する時点で覚えればOKです。
 ※ Nice to meet you. の「to meet は、「なぜ Nice なのかを説明」しています ([形容詞]を説明)
 ※ Nice to meet you. で使われている[不定詞]の[副詞的用法]の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
4⃣「はじめまして」の別な言い方 How do you do?
 Nice to meet you. の他に How do you do? という言い方もあります。
 How do you do? と似た表現に How are you?What do you do? があります。
  英語を学び始めは、How do you do? / How are you? / What do you do? を混同してしやすいので注意が必要です。
  How do you do? / How are you? / What do you do? の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
・・・

Here We Go 1

中学英語 新教科書 Here We Go1 [ご参考]
 ※ 中学生向けの情報というより、英語を教える方向けの情報に近い内容になります。
 
 小学校で英語学習の必須化に伴い、中学の教科書も変更になりました。
小学校で英語を勉強している分、今までの NEW CROWNより新しい教科書の内容が高度になることが予想されました。
日野市の中学では、2021年04月に入学した新中学一年生から新しい Here We Go!という教科書を使い始めることになります。

▢ 今回少し時間を作り1年生の教科書 Here We Go! 1 を一気に最後まで読んでみました。その感想です
 〇 やはり前の教科書より内容が高度になっているようです。
 ・教科書に登場する単語は文字数が多い難しいものも含まれます: difficult / different / interesting / traditional / atmosphere
 ・熟語では「~を楽しみにする」look forward to や「~が得意である」be good at などが登場しています
 〇 文法的にも高度な内容を1年から学びます
 ・What などの[疑問詞]を使った疑問文
 ・[不定詞]や[動名詞]も1年から登場します。[不定詞]は[名詞的用法]や[副詞的用法]
  ※ Here We Go! 2 を読み始めました。[不定詞]や[動名詞] は項目としては 2年で学習するようです。
   [不定詞] が最初に出た時は、to+動詞の原形 という形は「~すること」と説明しています。
 ・[付加疑問文]も1年から登場します。
 ・「~もまた」は too, also, either が登場します(either は否定で使われます NEW CROWN では either ~ or … という使い方のみで登場)。
 NEW CROWNでは「~が得意である」という3つの言い方のうち一番英語らしい a good ~ player という表現が出てきませんでしたが、
 ・新しい教科書では1年で登場します。これは実際使う英語により近くなったと思われます。
 
 説明がより分かりやすくなっています
 ・I / my / me / mine といった人称代名詞の説明ですが、
  この教科書では [主語に使う形] [持ち主を表す形] [目的語になる形] [その人のものを表す形] という書き方がされていました。
  以前なら[主格][所有格][目的格]というような短い言葉(文法用語)が使われていたものです。
  文法用語や短くわかりずらい専門用語的な言葉の使用をさけ、多少文字数が多くなっても分かりやすい表現を使うようになっているのが伝わります。
  長い説明は、説明する側に負担になるかもしれませんが、これからは「教えやすさ」より「学びやすさ」がより重視されていくように思われます。
  ※ これからの英語の教科書では、このような表現にどんどん置き換わっていくものと思われます。良い方向に進んでいると思います。

  今までは、教科書に例えば [不定詞] が出てくると、[不定詞]という用語と、形、使い方などを一度に説明するような方法だったように思えます。
  この Here We Go!では、最初に[不定詞]が登場する1年では[不定詞]という言葉は出さないで、形と意味を説明しています。
  そして[不定詞]という項目は2年で改めて勉強するような形をとっています。「このようなやり方もあり」と考えだした人はすごいと思いました。
  教える側は使うことが決められている教科書が最初にあり、その教科書に教え方をどうしても合わせる方法をとらざるを得ません。
  教科書に[不定詞]が最初に登場すれば、[不定詞]という言葉もあわせて説明しなければならないように考えていましたが、必ずしもその必要は
  ないのです。このやり方は画期的かもしれません。もしかすると、こちらの方法の方がいい点が多いかもしれません。
  将来的には、to+[動詞の原形] や [動詞]の -ing形という説明だけで、[不定詞]や[動名詞]という文法用語も使わなくなる日が来るかもしれません。
  [不定詞]という文法用語を使うため、私の場合は、生徒さんが完全に理解していると思うまで、[不定詞]が出るたびに「[不定詞]って何?」とか
  「[不定詞]ってどんな形しているの」って確認をしているのです、最初から to+[動詞の原形] や [動詞]の -ing形という説明であれば
  最初から[不定詞]の形を理解しているかの確認もいらなくなるのです。
 
 ・Here We Go! 3 (3年の教科書) の[形容詞]・[副詞]の説明を見てみました。
  NEW CROWNで使われていた修飾」という言葉はなく、その代わりに[説明]という言葉が使われていました
  このことからも、日常使う言葉の中に同じような意味の代わりになる言葉があれば文法用語は使われなくなる方向で進んでいると思われます。
  (「詳細」という言葉が日本語にあるのに、わざわざ日本語の中で「ディテール」という言葉を使う方が多いのにも違和感を感じています)
  英語を学ぶ時に、新たに日本語の文法用語を覚えなければならないのはそれだけ勉強する人の負担になります。日常普通に使っている日本語だけで
  英語の説明ができたり、その説明が理解できるのであればそれにこしたことはないのです。
  英語を教える立場になった時に、自分が英語を学んだ時期・年・教科書によって、「修飾」という言葉のように教わる側が使わない言葉を
  使って説明してしまう可能性があるので注意が必要です。いろいろなことが変わっている可能性があります。多少追いつく努力が必要かもしれません。
  もし、自分が教える立場になった時になるべく簡単な言葉を使って説明することを意識したいものです。
   ※ 上のことは、英語を学ぶ人が説明が理解できなくて置いてきぼりにならないためには重要なことと考えます。
    専門家同士が専門用語を多用して会話するのとは、全く意味や状況が異なることをご理解ください。


Here We Go! 基礎単語編 [順次更新中]

Here We Go! 1 [公開]
Here We Go! 2 [公開]
Here We Go! 3 [公開]
 


 

NEW CROWN 2

多くの要素を含んでいるため、New Crown 2 の Lesson 8 の本文で出てきている次の英文を詳しく説明します。

It tells the world about the history of Cambodia and dangers of landmines.
・・訳: 地雷博物館はカンボジアの歴史と地雷の危険について世界に教えています。

単語
history [hístəri]「歴史」… NHKの番組「ファミリー・ヒストリー」など日本語でもおなじみかもしれません
・・※ family history「家族史, 家族歴」
Cambodia [kæmbóudiə]「カンボジア
・・※ 興味がある場合を除いて覚える必要はありません。必要になったら辞書で調べればいいです。
danger [déindʒər]「危険, 危難, 危機」
・・※ [参考] 3Kと3D [きつい・危険・きたない] ⇒ コチラ
landmine [lǽndmaın]「地雷
・・※「私のもの」を表す mine にも「地雷」や「鉱山」という意味があります。
・・・ minesweeper「(機雷を除去する)掃海艇(艦)」
・・・ 同じ名前のゲームがあります。パソコンの Windows に最初からインストールされていたことがあり遊んだ人もいるかもしれません。
・・
it
it は [代名詞]で、it より前にある一番近い単数の名詞のことを指して(言って)います。
・・・※ 人間なら [代名詞]は he / she / they になります。複数形のモノの場合は they になります。it なので単数形のモノになります。
・・本文での前の文は So I opened the Landmine Museum. (それで、私は地雷博物館を開きました)で、
・・一番近い単数の名詞は Landmine Museum (地雷博物館) です: it は Landmine Museum (地雷博物館) のことを言っています。
・・日本語では、[代名詞]はあまり使われないため、[代名詞]を「それは」などと、そのまま訳すと不自然に聞こえる場合は、
・・[代名詞]が指し指しているものを日本語にした方がいい場合があります。本文の訳も「それは」ではなく「地雷博物館は」と訳しています。
・・※ [代名詞] の詳しい説明・復讐は ⇒ コチラ

tell
tell は「~に言う」「~に教える」という意味で、tell の中に「~に」「~を」という意味が含まれています
・・tell の後ろには、通常 [人] が来ます。tell [人] で、「[人]に言う、伝える」「[人]に教える」
・・・※ 本文では It tells の後ろに the world が来ています「世界」「教えている (伝えている)」となります
・・※ tell の詳しい説明は ⇒ コチラ
・・※「教えるは teach だけでない」の記事は ⇒ コチラ
・・※ 本文での「教える」は学問ではなく情報を教えるという意味になります。
・・※ 本文では tells と「s」がついています。これは「三単現の s 」と呼ばれるものです … [三単現]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ

about
about は [前置詞] です。about には主に次の二つの意味があります。
・・※ 本文では、① の意味で使われています。
・・・ about の後ろが and でつながれているので「A と B について」という訳になります。and の説明は下にあります。
①「~について
・・[教科書の例]
・・・They learn about the island’ plants, fish and animals.
・・・島の植物や魚、動物について学びます。
②「およそ
・・[教科書の例]
・・・Only about two kilometers. ① L-09
・・・たった2キロです。
・・※ [前置詞]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ

of
・of は[前置詞]です。
・・※ [前置詞]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
・・A of B の訳は「BA」と訳します。
・・・・⇒ 本文の the history of Cambodia は「カンボジア歴史」、dangers of landmines は「地雷危険」と訳します。

and
and は [接続詞]です … [接続詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
・・and は、同じ種類のモノをつなぎます  … 例えば[名詞]と[名詞]、[動詞]と[動詞] … など
・・・ 文章が複雑になってきても、and の後ろを見て、and の前で同じ種類のモノを見つければ何と何がつながっているかわかります。
・・※ 本文では、「the history of Cambodia」と「dangers of landmines」をつないでいます ⇒「カンボジアの歴史」と「地雷の危険」
教科書の例
・Come and join us. ① L-05 [動詞]と[動詞]
・・私たちに加わりに来てみて。
・Peter turned and ran away. ② L-02 [動詞]と[動詞]
・・ピーターは向きを変えて逃げました。
・She just put him to bed, and made chamomile tea. ② L-02 [動詞]と[動詞]
・・彼女はただピーターをベッドに寝かせて、カモミール茶をいれました。
・On Mondays and Fridays. ① L-05 [名詞]と[名詞]
・・月曜日と金曜日だよ。
・There are many kinds of sushi, for example, nigirizushi, makizushi and chirashizushi. ② L-04 [名詞]と[名詞]
・・多くの種類のすし、たとえば、にぎりずし、巻きずし、ちらしずしがあります。
・・3つ以上のモノをつなぐ時は、andは最後のモノの前だけに使います
・・・ A and B and C and D と言う代わりに、英語では A, B, C and D と言います。

 

NEW CROWN 3

多くの要素を含んでいるため、New Crown 3 の Lesson 1の本文で出てきている次の英文を詳しく説明します。

Could you tell me how to get to the castle?
 訳: 城への行き方を教えていただけますか。
   ※「いただけませんか」という訳も見かけます。
    間違いではありませんが、「いただけませんか」と言うと、
    原文の英語が肯定の疑問文なのに対して、日本語訳が打消しの疑問文になるため、
    ここでは英語と日本語の言い方を合わせるために「いただけますか」にしています
   ※ [単語] castle [kǽsl]:「城」

Could you ~? は「お願い」をする時に使う表現になります。
 下記はお願いをする場合の言い方」の説明になります … 下記の3つも含め詳しい説明は ⇒ コチラ
 ※ could は can の過去形ですが、お願いをする場合の Could you~? に過去の意味はありません
 Could you~? は Can you~? より丁寧な言い方です
   ⇒ 「~していただけますか」と「~してくれますか」のような違いになると考えればわかりやすいと思います。
 道をたずねる場合、Would you~? / Will you~? は使えません (詳細は、詳しい説明を参照してください)
 
tell教える」※ 道をたずねる場合、「教える」に teach は使えません … 「教える」について詳しくは ⇒ コチラ
 ※ tell の後ろには、通常 [人] が来ます。tell [人] で、「[人]に言う、伝える」…tell の詳しい説明は ⇒ コチラ
 
how to get to は [疑問詞]+[不定詞]をいう形をしています ⇒ 詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
 ※ [疑問詞]+[不定詞] は、通常「いつ~するか」「どこで~するか」…などと訳します。
   [疑問詞]が how の場合は「~のし方」と訳す場合もあります (詳細は詳しい説明を参照ください)
 ※ how to get to の代わりに the way to を使って、
  ・Could you tell me the way to the castle? (城への道順を教えていただけますか) という言い方もできます。
 
get to: 「~に着く、到着する」
 「~に着く、到着する」は、次の3つの言い方ができます … 詳しくは ⇒ コチラ
   get to
   arrive at / arrive in
   reach ※ 高校で学びます
    get to が日常会話で一番使われます (get to は高校入試でも頻繁に出てきています)。
 
get togo to の違いを説明します。
 興味があったり、疑問に思っている時に参照してください。
 go to は「動き全体」を話すために使われます。
 get to は主に「動きの最後 … つまり到着」について考える時に使われます。
  ・ I go to school by bike and Anne goes on foot. I usually get there first.
   私は自転車通学で、アンは徒歩で通学しています。普通、私の方が最初に到着します。
    ※ Anne goes の後に to school が省略されています。get there には to が不要です。
     (there の中に to が含まれています) … 詳しくは ⇒ コチラ
  ・ I went to a meeting in Chiba yesterday. (昨日、千葉での会議に行きました)
  ・ I got to the meeting at about nine o’clock. (その会議に9時ぐらいに到着しました)
 get to は、しばしば「到着するのに多少の困難がある」ことをそれとなく言う時に使われます。
  ・ Can you tell me how to get to the station? (駅への生き方を教えてくれますか)