It tells the world about the history of Cambodia and dangers of landmines
多くの要素を含んでいるため、New Crown 2 の Lesson 8 の本文で出てきている次の英文を詳しく説明します。
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▢ It tells the world about the history of Cambodia and dangers of landmines.
・・訳: 地雷博物館はカンボジアの歴史と地雷の危険について世界に教えています。
▢ 単語
・・history [hístəri]「歴史」… NHKの番組「ファミリー・ヒストリー」など日本語でもおなじみかもしれません
・・※ family history「家族史, 家族歴」
・・Cambodia [kæmbóudiə]「カンボジア」
・・※ 興味がある場合を除いて覚える必要はありません。必要になったら辞書で調べればいいです。
・・danger [déindʒər]「危険, 危難, 危機」
・・※ [参考] 3Kと3D [きつい・危険・きたない] ⇒ コチラ
・・landmine [lǽndmaın]「地雷」
・・※「私のもの」を表す mine にも「地雷」や「鉱山」という意味があります。
・・・ minesweeper「(機雷を除去する)掃海艇(艦)」
・・・ 同じ名前のゲームがあります。パソコンの Windows に最初からインストールされていたことがあり遊んだ人もいるかもしれません。
・・
● it
・・it は [代名詞]で、it より前にある一番近い単数の名詞のことを指して(言って)います。
・・・※ 人間なら [代名詞]は he / she / they になります。複数形のモノの場合は they になります。it なので単数形のモノになります。
・・本文での前の文は So I opened the Landmine Museum. (それで、私は地雷博物館を開きました)で、
・・一番近い単数の名詞は Landmine Museum (地雷博物館) です: it は Landmine Museum (地雷博物館) のことを言っています。
・・日本語では、[代名詞]はあまり使われないため、[代名詞]を「それは」などと、そのまま訳すと不自然に聞こえる場合は、
・・[代名詞]が指し指しているものを日本語にした方がいい場合があります。本文の訳も「それは」ではなく「地雷博物館は」と訳しています。
・・※ [代名詞] の詳しい説明・復讐は ⇒ コチラ
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● tell
・ ・tell は「~に言う」「~に教える」という意味で、tell の中に「~に」「~を」という意味が含まれています。
・・※ tell の後ろには、通常 [人] が来ます。tell [人] で、「[人]に言う、伝える」「[人]に教える」
・・・※ 本文では It tells の後ろに the world が来ています「世界」「に教えている (伝えている)」となります
・・※ tell の詳しい説明は ⇒ コチラ
・・※「教えるは teach だけでない」の記事は ⇒ コチラ
・・※ 本文での「教える」は学問ではなく情報を教えるという意味になります。
・・※ 本文では tells と「s」がついています。これは「三単現の s 」と呼ばれるものです … [三単現]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
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● about
・ ・about は [前置詞] です。about には主に次の二つの意味があります。
・・※ 本文では、① の意味で使われています。
・・・ about の後ろが and でつながれているので「A と B について」という訳になります。and の説明は下にあります。
・①「~について」
・・[教科書の例]
・・・They learn about the island’ plants, fish and animals.
・・・島の植物や魚、動物について学びます。
・②「およそ、約」
・・[教科書の例]
・・・Only about two kilometers. ① L-09
・・・たった約2キロです。
・・※ [前置詞]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
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● of
・・of は[前置詞]です。
・・※ [前置詞]の詳しい説明・復習は ⇒ コチラ
・・※ A of B の訳は「B の A」と訳します。
・・・・⇒ 本文の the history of Cambodia は「カンボジアの歴史」、dangers of landmines は「地雷の危険」と訳します。
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and
・ ・and は [接続詞]です … [接続詞]の詳しい説明は ⇒ コチラ
・・※ and は、同じ種類のモノをつなぎます … 例えば[名詞]と[名詞]、[動詞]と[動詞] … など
・・・ 文章が複雑になってきても、and の後ろを見て、and の前で同じ種類のモノを見つければ何と何がつながっているかわかります。
・・※ 本文では、「the history of Cambodia」と「dangers of landmines」をつないでいます ⇒「カンボジアの歴史」と「地雷の危険」
・▢ 教科書の例
・・Come and join us. ① L-05 [動詞]と[動詞]
・・私たちに加わりに来てみて。
・・Peter turned and ran away. ② L-02 [動詞]と[動詞]
・・ピーターは向きを変えて逃げました。
・・She just put him to bed, and made chamomile tea. ② L-02 [動詞]と[動詞]
・・彼女はただピーターをベッドに寝かせて、カモミール茶をいれました。
・・On Mondays and Fridays. ① L-05 [名詞]と[名詞]
・・月曜日と金曜日だよ。
・・There are many kinds of sushi, for example, nigirizushi, makizushi and chirashizushi. ② L-04 [名詞]と[名詞]
・・多くの種類のすし、たとえば、にぎりずし、巻きずし、ちらしずしがあります。
・・※ 3つ以上のモノをつなぐ時は、andは最後のモノの前だけに使います。
・・・ A and B and C and D と言う代わりに、英語では A, B, C and D と言います。