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好きになることの大切さ

2021-02-13話題 (その他・英語に関係ないもの)

好きになることの大切さ
※ この記事が正しい前提で読まないようお願いします何かの考えるキッカケになれば幸いです
仕事をしていると、好まなくても他の人と関わらなければならない場合があります。
これは学校の部活動や委員会活動などでも同じことが言えると思います。
中学・高校生で働いていない場合でも、スーパーやコンビニで買い物をすれば、そこで働いている人の働きぶりを目にすることができます。
通路にオリコンが斜めに置かれているのを見て、「商品が取りづらいなぁ」とか「通路が通りづらいなぁ」…とか思ったことはないでしょうか。
※ オリコン…「折り畳みコンテナ」を短く言った語で、商品を入れて運ぶ箱のこと。商品が入っていない時は場所を取らないように折りたたむことが可能です。
レジでスキャンした商品を買い物かごに入れていくのに、思うように配置できず何回も商品をかごの中で置きなおしているレジ係の人をみて
「もう少し日頃から考えて仕事したら」とか、「そういう入れ方すると袋に詰める時に大変なんですけど…」みたいなことを心で言ってみたことはないでしょうか。
一緒に働いたり、一緒に働かないでもお店の店員さんのようにお客として観察してみると
働いている人は下記のような3種類の人に分類することが可能だと思います(もちろん別な分け方も可能です)。
①「指示されたことしかしない 」
②「指示されたこともしない」
③「自分で考え、指示されたこと以上のことをする」
一番多いのが、①の人で、その次に②の人、③の人に会うのはめったにない…というような感触を持っています。
二つの仕事」のところで書いていますが、人は必ずしも「自分の好きなこと」や「やりたい仕事」ができるわけではありません。
生活するために、好きでない仕事をしている人も少なからずいると思われます。
生活費を稼ぐための仕事だと、ついつい ① や ② のような仕事の仕方になる人も多いような感じがします。
サラリーマンの場合であれば、残業をしなければ1日8時間、週5日働くのが平均的な労働時間ではないでしょうか。
平日では1日の三分の一は仕事をしていることになります。
自分がやりたい仕事とは違っているかもしれません。生活費を得るために仕方なく仕事をしているのかもしれません。
その人たちの中には、自分が本当にやりたい仕事に就くために資格取得の勉強や、何かしらの努力している人もいると思います。
ただ、自分の持っているかなりの時間を仕事に使うのであれば、やりたい仕事と違ってはいても、
面倒な仕事などがあれば、仕事のやり方を工夫するなどしてその面倒くささを少しでも軽減しようとしたり、
仕事の中に自分なりの面白みを少しでも見出したりはできないものなのでしょうか。
自分がやりたい仕事や興味のある仕事に就けるのはそれほど簡単ではないと思います。
正直言えば「やりたくない仕事」の中にも面白みを見つけ少しでもその仕事を好きになろうと努力することが「人生の達人」に少しでも近づくコツだと思うのです。
どんな仕事も好きになろうと思っている人は、たとえコンビニのバイトでも、普通の人とは少し違った仕事の仕方をしているように思えます。
自分がしたい仕事に就いた人にも同じようなことが言えます。
希望してアイドルになった人がいるとします。念願はかないましたが、大人数のグループのアイドルの一員です。
全員が曲を歌ったりダンスしたりできる場合(曲)もありますが、メンバーの中から何人かが選抜される場合もあります。
選抜の場合は、残念ながら選抜メンバーに選ばれない人も現れます。
どう見ても、「あの人が選ばれないのはおかしい」と言うのはありえることだと思いますが、
選ぶ側と選ばれる側がいる以上ある程度仕方のないことだと思われます (「他人に決められる人生」を参照してみてください)。
選抜に選ばれたとしても、いわゆる「センター」と呼ばれる人もいます。最前列になれるメンバーの数は限られています。
ある人が一番後ろの3列目に選ばれたとしましょう。「最前列に入れるよう頑張ろう」と思い頑張る人もいるでしょう。
ここでも、頑張りが必ずしも報われるわけではないようです。アイドルには企業側の「お金を儲ける」という側面(都合)もあります。
一生懸命やっている人だけを前の方に配置できない理由も少なからずあるのだと思います。
努力しても希望するポジションに行けないと「言われたことしかしない」①のような人になってしまう危険性があります。
「振付の人が指示した通りにダンスしていると思うのだけど、あまり心を打たれるようなダンスじゃないな…」となるのもこれが原因になっている可能性があります。
一方、最後列でも、そのポジションに面白みを見出し「自分のできる精一杯のことをしよう」と考え行動している人もいます。
そういう人のダンスは、きっと見ている人の心を打つようなものになっているような気がします。また見ている人は見ているものです。

自分の希望する仕事ではないから、「お金のためと割り切って言われたことだけしよう」と思うのも一つの考えだと思います。
他方、自分の希望する仕事ではないけれど、「仕事の中に少しでも面白みを見つけて頑張ろう」と思うのも一つの考えだと思います。
どちらがいいかの結論は、出ないと思います。もし結論が出たとしても長い時間がかかるかもしれません。
「何年も同じ仕事してるのにあの人同じミスを繰り返しているな」という人もいます。何年か仕事をしている間にいろいろなことができるようになっている人もいます。
人それぞれの考えで、働いている人自身にとってどちらがいいかはよくわかりませんが、
「たとえ嫌な仕事でも面白みを見つけ工夫して仕事をしてくれる人」の方がその人の周りで働く人や、その人に関わりのある人にとっては、
確実にハッピーになれるような気がしてなりません。


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