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単語の仕分け ①

2024-07-11英語の勉強方法

単語を分類しましょう!
 
 新しく出てきた単語を全て同じように覚えようとすると、知らないうちに負担が増え、不要な時間やエネルギーを使ってしまうことがあります。
意識して単語をいくつかに分類すると労力や負担が減る場合があります。
 
 例えば、
 ① 意味もわかり自分でも積極的に使う単語 (話す時や作文で使用)
 ② 見た時、聞いた時に意味がわかればいい単語 (自分では積極的に使わない、聞いた時や文章で見かけた時に意味が分かればいいもの)
 ③ 覚えない単語。出てきたら、その時には調べますが、覚えたり単語帳に追加する必要はありません。
 
 ③は特殊な単語で一生に数回しか出てこないようなものもこれに該当します。
  ただし、同じ特殊な単語でも自分の興味のあることや、自分の仕事関連や専門分野の場合は、③ではなく①や②の単語になる場合もありえます。
 同じ単語でも人によって当然異なった分類に属する場合もあるのです。
 
分類の別な見方
  上記の ①、②、③ は次のような見かたもできます。
 話す時や作文で使う単語。数はそれほど多くありません。
 話を聞いたり、文章を読んだ時に意味が分かればいい単語。数は ① に比べて圧倒的に多くなります
 ③ 同じ単語がまたどこかで出てきたら必要に応じて辞書などで調べれば十分な単語
  ※ この分類は、話すこと」と「聞き取りすること」にも関連しています。一般用に
   中学・高校生向けではなく一般向けに書いた記事ですが、興味があれば参照ください ⇒ コチラ
 
日本語の場合
 分類の仕方は、日本語の単語をどのように仕分けているか考えると参考になると思います。
既に多くの単語を知っていてそれらは既に無意識に分類されているのではないでしょうか。
自分でも使っている単語、聞けば意味がわかるもの (ただし自分で使ったことはない言葉)、
聞いた覚えはあるが意味はよくわからないもの…聞いた時は聞き流したり、必要に応じて調べたりすることもあるかもしれません。
新しく聞いた単語は、最初はそれほど関心がなく、意味もわからず気にも留めないかもしれません。
意味がわからない単語が多少含まれていても聞き流す能力があるのです。
同じ単語をいろいろな場面で何回か聞くようになると「少し重要かもしれない」という意識が出てきて、人に意味を聞いたり自分で調べたりするようなります。
その後は次第に聞かなくなり忘れ去られる場合もあれば、自分でも使うようになる場合、単語によって分類も変化していくのではないでしょうか。
「流行語」に当たる言葉がいい例かもしれません。最初に聞いたときは聞き流しているかもしれません。
周りの人が使うようになると自分でも会話の中に入れたりします。その後次第に使わなくなり、忘れ去られていくのです。
日本語の場合は、言葉を使うようになりやさしい単語から徐々に数を増やしていったと思うのですが、
英語の場合は、英語の勉強を始めた時から重要な単語もそうでない単語も同じように混在した形で登場してきます。
教科書の場合は、「よく使う重要な単語」などにも配慮されているのでしょうが、インターネットや映画に出てくる単語と接するときは特に日本語と違い、
少し意識を持って分類するようにした方がいいかもしれません。

大切なのは、新しく出てきた単語を全て覚えて、書くことができて使いこなすことは必要はないのです。

 出てきた単語を「② 見たり読んだりすれば意味が分かる単語」や「③ 覚えようとさえしない単語」にすることが意外と重要なのです。
bonjour 「ボンジュール(フランス語でこんにちはに当たる意味)」の単語が教科書に出てきますが、フランス語やフランスに興味がなければ、
「覚えない」または「みればボンジュール」とわかるぐらいでいいと思います。
その他、あまり聞いたことのないような地名も教科書に出てくる場合がありますが、興味がある場合を除き積極的に覚えないようにしていいと思います。
いつか使うかもしれない…と全ての単語を覚えようとするのではなく積極的に覚えないようにすることも重要になってきます。

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