単語帳
▢ 単語帳あれこれ [ご参考]
単語帳といってもいろいろな作り方があります。
① アルファベット順
② 習った順・出てきた順
③ 同じような意味の単語をまとめる
などが考えられます。
「単語を覚える」という意味では、③ の「同じような意味の単語をまとめる」が有効だと思われます。
① の場合は、以前記入した単語と、次に追加する単語の間にほとんど関係性やつながりがなく、
単語を追加する時に、以前追加した単語を見直すことはがあったとしても単語どうしにつながりがないため、思い出す時のヒントとしてはあまり使えません。
② の場合は、習った箇所が終わってしまうと見直しをすることはあまり考えられません。
③ の場合は、同じような意味の単語をまとめるため、どこに記入したらいいかを確認する時にまず過去に記入している単語を見直します。
そしてどこに記入するか決めた後に同じような意味の単語を見直すことができます。同じような意味の単語なので、思い出す時のヒントにもなることも十分あります。
単語を覚えるには、単語になるべく多く触れることが良い方法の一つです。③ は単語に触れる機会を増やす意味では優れていると思われます。
単語とその意味だけでなく、例文を最低1つは記入することをお勧めします。また、この単語帳では、学年をまたいで使い続けることができます。
単語を増やしていくうちに、最初に思っていたより、同じ分類の単語が増える場合も考えられるので、ページを自由に移動させたり、
追加できるルーズリーフのようなものがいいと思います。
③は、いいことばかりでもありません。最初から追加することを考えて記入するため、どうしても記入していない余白が多くなることが考えられます。
また、単語を追加している間に、決めた分類方法が満足できず、書き直したりすると時間がかかってしまいます。
絵を書いたりいろいろ凝りだすと時間を取られるため、ある程度のところで折り合いをつけることが必要だと思います。
凝りすぎると単語の記入や整理ばかりに時間を取られていることが考えられます。
単語帳を別に作るのではなく、教科書や参考書、過去問などの長い辺に、教科書などを延長するようなイメージで紙を張り付ける方法もあります。
そのページに出てきた単語の意味と例文を記入し、折り曲げておけば、単語を覚えているかどうか確認することができます。
忘れた時は、折り曲げておいた紙をひろげて確認することでミニテストのような形で使用することができます。
最初に紙を貼り付ける手間がかかる短所はありますが、ノートも兼用すれば、全てが1冊で済むという長所があります。
どのような単語帳をつくるかは、それぞれの必要性などによって選べばいいと思います。
ただ、最初から単語帳はこういう形しかないと思い込んでいるのと、いろいろな作り方があるのを知った上で選ぶのでは少しちがうのではないでしょうか。
※[注意] ここで述べるている単語帳とは、ノートやルーズリーフに自分で記入して作成するタイプの単語帳のことです。
暗記するために使用する手のひらに収まる小さい単語カードのことではありません。
また、本屋さんなどで市販されているあらかじめ作成された単語帳のことでもありません。
※ 暗記のために使用する手のひらサイズの単語カードは、表に英単語、裏に日本語で意味をかくような使い方が一般的だと思います。
このタイプの単語カードを使う時は注意が必要です。
このような使い方の場合、英単語と日本語が1対1の繋がりになり、ほぼ「丸暗記」のような覚え方になります。
[忘却曲線]のように時の流れに従って忘れてしまうことや、忘れてしまった時に思い出すための手がかりがほぼないことも理解した上で使いたいものです。
▢ 本ホームページ上の単語帳
※ 上記で説明している「③ 同じような意味の単語をまとめた単語帳」を本ホームページに作成しました。
下記の図のように、本ホームページ上部のプルダウンメニューから同じような意味をまとめた記事にアクセスができます。
例えば、上記の図の「見る」の項目をクリックすると、「見る」関連の単語・熟語のページが開きます。
単語・熟語の一覧から確認したいものをクリックすると、その説明ページが新たに開きます。
※ 上記の一覧から確認したい単語をクリックすると、説明のページが開きます。
▢ 下記は手書きの単語帳の一部です