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話すことと聞き取り

2021-11-11話題 (その他・英語に関係ないもの)

[一般]
話すことと聞き取りすることは別のことです

※ この記事は「英語を始めましょう」の一部の情報として書いています。

「話すこと」と「聞き取りすること」は分けて考えましょう
多くの人はあまり意識していないかもしれませんが、英語を聞き取ることと、英語を話すことは別のことになります。
当たり前すぎて、「空いた口が塞がらない」と言っている人もいそうです。
別な言い方をすれば、違うことがわかっていても違いを意識している人は少ないと思われます。

・・インターネットなどで「英語は〇〇語で話せます」というような言葉(興味を引き付ける言葉)を時々見かけます。
それでは、同じ〇〇語で英語は聞き取れるのでしょうか
これは「英語を話すのと英語を聞きとるのはどちらが難しいか」にも関係しています。
英語を勉強している人で「英語を話すことは難しい」とか「英語を聞き取ることは難しい」と感じている人はいても、どちらがより大変かを考えてみた人は少ないかもしれません。
どちらかが難しいかだけ考えれば、聞き取りすることほど話すことは難しくないのです。
極端な話になりますが、自分が話そうと思えば相手が話そうとするのを遮って、言いたいことを好きに話せばいいのです。
また、同じことを言うにはいろいろな言い方があり、さまざまなことにさまざまな言い方があります。
ただ、話すにはいろいろな言い方を全て覚えなくても、その中からそれぞれ一つずつ覚えればいいのです。
単語についても同じことが言えます。同じ意味の単語がいくかあっても使う単語はその中から一つ覚えておけばいいのです。

・・聞き取りは。話すようにはいきません。相手は自分が知らない単語や言い方を使ってくる可能性があります。
また相手は、アナウンサーや英会話の教師のように聞き取りやすい発音とスピードで話してくれるわけでもありません。
相手が話した中に不明な単語があっても、聞き取る方法を知っていればある程度対応はできます。
ただ、相手の話した一文の中にいくつもの不明な単語があった場合、全てをいちいち説明してもらっていては会話にはなりません。
同じ内容のことが書かれたものであれば意味がわかっても、訛りのあるアクセントで離された場合は、聞き取りも難しくなります。
英語を聞き取るために必要な単語や熟語の数は、話す場合に比べて圧倒的に多くなります
これは、単語の仕分けのところでも書いていますが、聞き取りに必要な単語や熟語は必ずしも自分が使いこなせている必要はありません。
聞いた時になんとなくでも意味が分かればいいのです。
・・話すために使う単語や熟語は、ある程度使いこなす必要がありますが、聞き取りに必要な単語や熟語はそこまでは必要ではありません。
文法も同じことが言えます。話すためにはある程度使いこなす必要がありますが、聞くためには聞いた時に意味が理解できる程度でいいのです。
単語や熟語、それに文法という面で考えても、話すことと聞き取りをすることは別のことなのです。



・・インターネットの広告で見かける「〇〇語で英語は話せる」というのが仮に正しくて、限られた英単語の数だけで英語が話せたとしましょう。
ただし、その限られた英単語数だけでは英語を聞き取るためには、十分ではないことは気を付けたいものです。